JP4377993B2 - 色処理方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、色空間圧縮処理の結果を定量的に明らかにするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりカラープリンタのプリンタドライバ等において、カラーマッチング等の処理を行なう際には、色再現領域の違いにより色空間圧縮を行なっている。これは例えばモニタの色が違っている場合等において、広い領域から狭い領域へ空間的に容積を縮めたマッピングを行なうものである。色空間圧縮技術を利用することで、異なるカラーデバイス間でのカラーマッチング処理が容易になった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した色空間圧縮というのは、一言で圧縮といってもこれは概念的にその容積が縮まるというだけであって、処理の結果どれだけ圧縮するのということが定量的に明らかに示されていない。この為に色空間圧縮処理においてその圧縮率を可変とした場合にその体積値の変化率を示すことが出来なかった。
【0004】
本発明は、色空間圧縮処理結果を定量的に明らかにできるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は複数のサンプル色データに対して色空間圧縮処理を行ない、知覚均等色空間における前記色空間圧縮処理されたサンプル色データに基づき多面体を生成し、前記生成された多面体を複数の四面体に分割し、該分割された四面体の各々の体積を求め加算することにより、前記生成された多面体の体積を求め、前記色空間圧縮処理前の色再現領域の体積と、前記色空間圧縮処理後の色再現領域の体積を示す前記生成された多面体の体積とに基づき、前記色空間圧縮処理の色空間圧縮率を求めることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第一の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明に係わる好適な実施形態について詳説する。
【0010】
図1は圧縮率が可変となる色空間圧縮処理において、色空間圧縮処理後の圧縮率を求める処理について概説した概略ブロック図である。ここでは入力信号がRGBで定義されるカラーデバイスの色変換(補正)処理として色空間圧縮処理を用いた場合について説明する。
【0011】
より具体的な例としてはRGB24ビットで構成されるフルカラーデータをモニタ上に表示し、これをRGB24ビットを入力とするラープリンタで忠実に色再現するように、色空間圧縮処理によってモニタ上の色データを色補正する場合が挙げられる。図中、まず最初に可変パラメータd12を決定する。該可変パラメータd12は正規化(0.0〜1.0)された独立変数で処理ブロックp21における色空間圧縮率を制御する。ここでは、変数の値が0.0の時に圧縮率が最も低く、数値が高くなるにつれて圧縮率が高くなり、1.0の時に最も圧縮率が高くなるよう構成する。可変パラメータd12と処理ブロックp21の処理を設定した後に、データブロックd11で示されるRGBのサンプルデータ列125点を該処理ブロックp21へ入力し、その出力値としてデータブロックd13の補正RGBデータ列を得る。
【0012】
データブロックd13を得た後に、処理ブロックp22では、該125点のデータ全てを知覚均等色空間等の色空間座標にプロットし、該プロット点全てを内包する凸型の多面体を求め、各面を形成する三角形のポリゴンデータd14を得る。このポリゴンデータの生成方法は図2の概略フローチャートと共に後述する。
【0013】
生成されたポリゴンデータd14は、処理ブロックp23に入力され体積計算が行なわれる。体積を計算する方法としては、例えば図3で示されるように多面体を複数の四面体へ分割した後、個々の四面体の体積を求めこれを加算することで体積値データを求めることが出来る。
【0014】
処理ブロックp24では、処理ブロックp23で求めた色空間圧縮後の色再現領域の体積値を予め計算しておいた色空間圧縮前の色再現領域の体積値で割ることで空間圧縮率データd15を求める。
【0015】
このようにして可変パラメータd12に応じた、圧縮率を求めることが可能となり、パラメータを変化させた際の体積値の変化が対応づけられることになる。ここで、可変パラメータを示す変数をa、圧縮率を示す変数をVとすると、Vはaの従属変数とみることが出来る。これらの関係は一意であるので、aからVへの関数fを定義し、V=f(a)とする。また、関数fの逆変数をgとすると、a=g(V)となり、所望の圧縮率Vを実現する可変パラメータaの値を求めることが出来る。
【0016】
図2は、図1における処理ブロックp22の処理を概説した概略フローチャートである。まず、最初に処理ステップS11において初期化処理が行なわれ、ここで最初の三角形の探索を行なう。最初の三角形は空間上に点在する点列の最大値又は最小値等の極点近傍付近で探索する。次にステップS12において探索対象辺を再編成し、次に探索対象となる辺を登録してゆく。ステップS13では、前記ステップS12において登録された辺を順に調べることで、検索が終了か否かの判断を行なう。検索が終了していない場合はステップS14に進み、検索対象辺のアドレスへアクセスし、登録された辺の座標データ等を取り出す。ステップS15では、取り出された座標データ等を基に、検索対象辺からの新たな三角形の派生が可能か検証し、新頂点候補を探索する。次にステップS16において新頂点候補が既に登録されたものと重複しないか等を判定した後に、新たな登録対象であった場合にはステップS17において追加登録を行なう。このようにして順次探索を行なうことで、各三角形から隣接する新たな三角形を派生させ、これを登録することでポリゴンデータの生成が可能となる。
【0017】
図4は、本実施形態の色補正システムを概説した概略ブロック図である。本システムではドキュメントを構成する要素を三つの属性(文字、図形、画像)で大別し、各々独立の色補正処理が施されるよう構成する。図で示されるように設定を変更する場合には対象属性選択手段413によって対象となる属性を選択、入力値処理手段412及び表示処理手段415へ対象属性を指定する。入力手段411では設定する圧縮率Vが必要に応じて変更され、これを入力処理手段412へ渡す。新たに圧縮率Vを設定した場合は、対象属性選択手段413で指定されている属性に応じてレジスタ417に登録されている圧縮率を変更する。レジスタ417に登録されている圧縮率は適時、パラメータ算出関数418へ渡り可変パラメータ変数群(At,Ag,Ai)を更新する。可変パラメータ変数群は色変換方法生成処理419へ適時入力され、色変換処理メソッドを再構築する。色変換処理ソメッドの変更は、例えばLUTデータの各要素を適宜変更するものを用いて、与えられた可変パラメータに応じた色変換処理の変更を実現する。色変換方法生成処理419で生成された各々の色変換処理ソメッドは、合成処理420によって、結合され一つのデータ構造体としてまとめられ表示処理415、及びドキュメント色変換処理432へ渡される。
【0018】
ドキュメント色変換処理432は色修正対象のカラードキュメント431を上記設定によって適切な色変換を行ない色修正対象のカラードキュメント433を生成する。
【0019】
表示処理415は、操作者が選択された属性に対応した圧縮率を画面で確認する為に、例えばサーフェイスモデルによって多面体を生成し、表示手段416を用いて描画を行なう。
【0020】
以上述べたようにシステムが構成されるが、各設定値はシステム自身が起動した際に初期化処理が行なわれる。例えば圧縮率V等の値はデフォルト値がレジスタ417へ設定されている。利用者は必要に応じて設定を変更することで、色変換対象のカラードキュメントを所望の特性で、色変換することが可能である。
【0021】
図5は上述の本システムにおける設定画面を示した例であって、グラフィックスウィンドウ画面に複数表示可能なホストシステムにおける設定ウィンドウ501につて図示している。図中、オプションボタン511、512、513は3つの状態のうちいずれか一つのみ選択可能であり、常に排他的な選択がなされるように構成されている。図5ではボタン512が選択されており、ドキュメント内の図形属性に対する変更が指定可能な状態となっている。この時、図形属性に対する色空間圧縮の変更はシステムによって50%から100%の間で可能であることがスクロールバー531で示されている。上記オプションボタンを変更した場合、例えばボタン531を選択した場合はスクロールバー531が適宜変更されるよう構成されている。いずれにしてもスクロールバー531で示される範囲において色空間圧縮率は変更可能である。これを変更するには変更窓532において数字を入力すれば良い。また、設定された色空間圧縮率に応じて表示窓521では、色変換前の色再現領域523と、色変換後の色再現領域524が合成されて表示されるよう構成されている。
【0022】
(第二の実施形態)
次に図6を用いて第二の実施形態の説明を行なう。第二の実施形態は第一の実施形態と重複する点が多くあるので、主に相違点についてのみ説明を行なう。
【0023】
第一の実施形態と同様に、ここでは入力信号がRGBで定義されるカラーデバイスの色変換処理として色空間圧縮処理を用いた場合について説明する。より具体的な例としてはRGB24ビットで構成されるフルカラーデータをモニタ上に表示し、これをRGB24ビットを入力とするカラープリンタで忠実に色再現するように、色空間圧縮処理によってモニタ上の色データを色補正する場合を考える。
【0024】
本実施形態では、可変パラメータaを設定し色空間圧縮率を制御する際に、3×9の行列演算の各要素項を変更することでこれを実現する。3×9の行列では27項のパラメータが存在するので各々に対応したaに対する関数27個を用意する。3×9の行列変換項がaに応じて変化することで色空間圧縮率も可変となる。さらに、色再現領域を示すポリゴンデータの生成は、色空間座標にプロットした結果を基に手作業で近似多面体を作成するような構成にする。ここでは色空間座標にプロットする点の数を729点(=9×9×9)用意し、より精細なモデルを提供する。より精度を高くする為により多くのサンプルを適宜追加出来るよう可変的な構成とする。
【0025】
このようにして近似的な多面体を構成した後に、その体積の計算を図6で示されるような微小平面における面積の積分によって求める。また、システムを構成する際には図4で示されるように、文字、図形、画像といった分類に応じた色補正ではなくて、ドキュメント内部の特定の単位、例えば、ロゴとかマークとか背景図形やパターンなどといったそれぞれ独立して編集出来るオブジェクト毎に、設定する構成を提供する。
【0026】
以上のように本実施形態では色補正対象のカラードキュメントを構成する様々なオブジェクトに対して、より細かな設定を利用者が自由に設定することができる。
【0027】
(第三の実施形態)
次に図7を用いて第三の実施形態の説明を行なう。第三の実施形態は第一の実施形態と重複する点が多くあるので、主に相違点についてのみ説明を行なう。
【0028】
第一の実施形態と同様に、ここでは入力信号がRGBで定義されるカラーデバイスの色変換処理として色空間圧縮処理を用いた場合について説明する。より具体的な例としてはRGB24ビットで構成されるフルカラーデータをモニタ上に表示し、これをRGB24ビットを入力とするカラープリンタで忠実に色再現するように、色空間圧縮処理によってモニタ上の色データを色補正する場合を考える。
【0029】
既に述べた実施形態によると色空間圧縮率は体積の変化であって、実際の色処理の変化と感覚的なズレが大きいという問題点が存在する。そこで本実施形態では、指数関数やLOG関数等の非線形な関数を適宜用いてより人間の感覚的に合うような補正を行なう。
【0030】
本実施形態では非線形関数処理として、2.1乗の処理を行なう。ここで圧縮率Vが50%、75%、100%と変化する例をあげると、これに対する1/2.1乗の数字、感覚量Pは、71.9%、87.2%、100%となる。これらのことから逆関数における定義域を適当に定める。例えばここでは定義域を72%から100%とする。感覚量Pの変化72%、80%、90%、100%、各々に対応する圧縮率Vの変化は、50.2%、62.6%、80.2%、100%となる。利用者は72%から、100%の間で感覚量Pを設定または入力し、非線形関数処理によってこれを2.1乗し、圧縮率Vを求め、これを後段の処理に受け渡すよう構成する。
【0031】
図7は、本実施形態の色補正システムを概説した概略ブロック図である。
【0032】
本システムはドキュメントの全てまたは一部をカラービットマップ画像として展開、保持するような画像システムであって、その際に該画像を特定ブロック(例えば8×8の矩形ブロック)に分割し、適時周波数変換を行ない各ブロックの周波数に応じて分類を施すよう構成されている。本実施形態では、各々の画像ブロック周波数に応じた色補正パラメータを変更出来るよう構成する。図で示されるように設定を変更する場合には周波数選択手段713によって対象となる周波数を選択、入力値処理手段712及び表示処理手段715へ対象周波数を指定する。
【0033】
入力手段711では設定する感覚量Pが適宜変更され、これを非線形関数処理714を用いて、体積値Vを求め、これをレジスタ717に登録する。レジスタ717に登録されている体積値は圧縮率として、適時、パラメータ算出関数718へ渡り可変パラメータ変数群(V1…Vn)を更新する。可変パラメータ変数群は色変換方法生成処理719へ適時入力され、色変換処理メソッドを再構築する。色変換処理ソメッドの変更は、例えばLUTデータの各要素を適宜変更するものを用いて、与えられた可変パラメータに応じた色変換処理の変更を実現する。色変換方法生成処理719で生成された各々の色変換処理ソメッドは、合成処理720によって、結合され一つのデータ構造体としてまとめられ表示処理715、またはドキュメント色変換処理732へ渡される。ドキュメント色変換処理732は色修正対象のカラードキュメント731を上記設定によって適切な色変換を行ない色修正対象のカラードキュメント733を生成する。表示処理715は、操作者が選択された属性に対応した圧縮率を画面で確認する為に、例えばサーフェイスモデルによって多面体を生成し、表示手段716を用いて描画を行なう。以上述べたようにシステムが構成されるが、各設定値はシステム自身が起動した際に初期化処理が行なわれる。例えば圧縮率V等の値はデフォルト値がレジスタ717ヘ設定されている。利用者は必要に応じて設定する変更することで、色変換対象のカラードキュメントを所望の特性で、色変換することが可能である。
【0034】
(上述の実施形態の変形例)
以上述べた以外にも以下のような変更を施した実施形態が考えられる。
【0035】
1.多面体を構成する面は、図2のようなアルゴリズムで生成しなくても良い。適当に点列を定めて面を構成しても良い。
【0036】
2.多面体を構成する面は全て三角でなくても良い。例えば五角形と三角形の組み合わせなどでもよい。また、これらを生成する方法によって本発明が限定されるものではない。
【0037】
3.図4で示されるシステムにおいて、合成処理420が存在しなくても良い。各々の属性に応じた色変換処理が必要に応じて適宜実行されるように構成されていれば同じ効果を提供することが出来る。
【0038】
4.図5の設定画面では、設定された色空間圧縮率に応じて表示窓521に、色変換前後の色再現領域が表示されるがこの表示形態をさらに拡張して利用者の便宜を計っても良い。例えば、回転、拡大縮小、半透明処理による重ね合わせ等を用いてより詳細に表示出来るよう工夫しても良い。
【0039】
5.図7の周波数選択の代わりに、画像ブロックにおける各色成分毎のヒストグラム等であっても構わない。また、画像ブロック等の小単位領域による分割ではなくて、サブバンド符号化等のように画像全体の周波数成分毎に同様の設定を行なっても良い。
【0040】
6.ドキュメントに対する色の設定を図5で示されるような設定画面を用いることなくこれを実行しても良い。例えばこれら設定を予めデフォルト設定としてドキュメントのタグ情報等に登録したり、システムのデフォルト処理としてこれを実装しても良い。また、必要があればこれらのデフォルト値を変更する特別なプログラムを用意し適宜変更する。
【0041】
以上述べた他にも様々な実施形態が考えられるが実質的に、ドキュメントを構成する要素をある単位で分類した時に、各々に最適な色空間圧縮又は色変換処理を設定することが可能で、且つこれを必要に応じて適宜処理することが出来るような構成を実現すれば本発明と同様な効果を提供することが出来る。
【0042】
以上述べた、実施形態によれば以下の様な効果を得ることができる。
【0043】
従来より色空間圧縮は、概念的にその容積が縮まるというだけで処理の結果どれだけ圧縮されるのか定量的に明らかに示されていなかった。この為に色空間圧縮処理においてその圧縮率を可変とした場合にその体積値の変化率すら示すことが出来なかった。本実施形態では、色再現領域を多面体で構成し、その体積を幾何学的に計算することでカラーデバイスが各々固有に持つ色再現領域を定量的に扱うことが可能となった。同様にして、カラーデバイス等が持つ色再現領域が色空間圧縮アルゴリズムによって写像された後の体積も求めることが可能であって、更には圧縮比率を定量的に求めることも出来る。これらの技術を用いて、従来まで固定的に扱っていた色空間圧縮処理を体積的な変化率に基づいた定量的な尺度で調整出来るようになった。また、これらの調整手段をカラードキュメントを構成する要素に応じて適宜設定できるようにすることにより、利用者はカラードキュメントの色補正にあたって、より細かくより精細に所望する特性の通り自由に色特性を設定することができる。
【0044】
(他の実施形態)
また前述した実施形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0045】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0046】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0047】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼動しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0048】
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、本発明は、色空間圧縮処理結果を色空間圧縮率を用いて定量的に明らかにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】可変パラメータと圧縮率の対応を求める処理について概説した概略ブロック図。
【図2】多面体を構成するポリゴンデータを生成する処理を説明した概略フローチャート。
【図3】多面体の体積値を四面体の分割により計算する様子を示した概念図。
【図4】ドキュメント属性に応じて色空間圧縮率を変更するシステムを概説した概略ブロック図。
【図5】ドキュメント属性に応じて色空間圧縮率を変更する様子を示した設定画面の例。
【図6】多面体の体積を平面に分割し微小体積の和により求める様子を示した概念図。
【図7】ドキュメント画像の周波数成分に応じて色空間圧縮率を変更するシステムについて概説した概略ブロック図。

Claims (3)

  1. 複数のサンプル色データに対して色空間圧縮処理を行ない、
    知覚均等色空間における前記色空間圧縮処理されたサンプル色データに基づき、該色空間圧縮処理後の色再現領域を示す多面体を生成し、
    前記生成された多面体を複数の四面体に分割し、該分割された四面体の各々の体積を求め加算することにより、前記生成された多面体の体積を求め、
    前記色空間圧縮処理前の色再現領域の体積と、前記色空間圧縮処理後の色再現領域の体積を示す前記生成された多面体の体積とに基づき、前記色空間圧縮処理の色空間圧縮率を求めることを特徴とする色処理方法。
  2. 複数のサンプル色データに対して色空間圧縮処理を行なう色空間圧縮処理手段と、
    知覚均等色空間における前記色空間圧縮処理されたサンプル色データに基づき多面体を生成する多面体生成手段と、
    前記生成された多面体を複数の四面体に分割し、該分割された四面体の各々の体積を求め加算することにより、前記生成された多面体の体積を求める手段と、
    前記色空間圧縮処理前の色再現領域の体積と、前記色空間圧縮処理後の色再現領域の体積を示す前記生成された多面体の体積とに基づき、前記色空間圧縮処理の色空間圧縮率を求める手段とを有することを特徴とする色処理装置。
  3. 請求項1に記載の色処理方法をコンピュータを用いて実現するためのプログラムが、コンピュータが読み取り可能に記録された記録媒体。
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