JP4377475B2 - 薄形電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄形電池に係り、さらに詳しくは複数個のユニットセルを積層形に内蔵し、高容量化を図った薄形電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯形の電話機やテレビカメラなどの電源としては、小形、軽量、薄形化や大容量、高電圧化などが求められており、正極層、ポリマ−電解質層および負極層を重ね合わせたユニットセル(積層体)、もしくはこのようなユニットセル複数個の積層体を、シート状(薄形)に一体化した構成の電池要素部(電極ないし発電要素)を備えた厚さ 0.5mm程度のリチウム非水溶媒電池も知られている(たとえば米国特許第 5,296,318号明細書)。
【0003】
図3(a) は透視平面的に、また、図3(b) は(a) のA-A 線に沿って拡大して断面的に、従来の薄形電池の要部構成例を示したものである。図3(a) ,(b) において、1は電解液を担持するシート状セパレーター、2は前記シート状セパレーター1の一主面に積層・配置されたリチウム含有金属酸化物を活物質とし、かつ正極集電体を有するシート状正極、3は前記シート状セパレーター1の他主面に積層・配置されたリチウム金属もしくはリチウムを吸蔵・放出する炭素質材を活物質とし、かつ負極集電体を有するシート状負極である。
【0004】
ここで、シート状セパレーター1は、電解質保持性のポリマー、たとえばヘキサフロロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体などのポリマ−電解質系である。また、シート状の正極2は、リチウムを含む金属酸化物などの活物質、電解質保持性ポリマーおよび正極集電体で構成されており、さらに、シート状の負極は、たとえばリチウムイオンを吸蔵・放出する活物質、電解質保持性ポリマーをおよび負極集電体で構成されている。
【0005】
なお、シート状正極2は、正極集電体(たとえばルミニウムの箔、パンチドメタル、エキスバンドメタル)2aの突出・延設部2bに、アルミニウム箔片の一端を溶接・接続して正電極端子4が、また、シート状負極3は、負極集電体(たとえば銅の箔、パンチドメタル、エキスバンドメタル)3aの突出・延設部3bに、銅箔片の一端を溶接・接続して負電極端子5がそれぞれ配設されている。そして、これら各シート状電極2,3およびシート状セパレーター1は、積層体化してユニットセル6を形成している。
【0006】
また、7,8は、前記シート状電極2,3およびシート状セパレーター1の積層体から成るユニットセル6を液密ないし気密に封装する外装樹脂フィルムである。そして、電池容量を高める場合は、前記ユニットセル6の複数個を積層的に組み込み、かつ正・負両極集電体2a,3aの突出・延設部2b,3bに接続して成る正・負両電極端子4,5を一括的に、液密ないし気密に封止・導出しながら、外装樹脂フィルム7,8で形成する封装体外に導出されている。
【0007】
なお、この種の軽量、フレキシブルな薄形電池の製造は、前記シート状正極2、シート状セパレータ(ポリマー−電解質系)1およびシート状負極3を積層状に組み合わせて成る複数個のユニットセル4を用意する。次いで、それら複数個のユニットセル4を、各集電体2a,3aの突出・延設部2b,3bに、対応する電極端子片4,5を位置合わせ・溶接する。その後、両面側に外装樹脂フィルム7,8を積層・配置(1枚の樹脂フィルムを折り曲げ、両主面を包むように)し、集電体2a,3aに接続する各電極端子4,5を集合(積層)的に外部に導出しながら、前記外装樹脂フィルム7,8の周縁部7a,8a同士を熱溶着、もしくは接着剤層を介して気密に接合・一体化させ封装している。
【0008】
さらに、上記ユニットセル6の構成において、たとえばシート状正極2、シート状セパレータ1、シート状負極3、シート状負極3、シート状セパレータ1、シート状正極2のように、同じ極性のシート状電極(ここでは負極3)を積層すると、シート状セパレーター1を1枚省略することになるので、その分を薄形化できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の薄形電池の場合、次のような不都合がある。すなわち、複数個のユニットセル6の積層体を電池要素として内蔵する薄形電池においては、ユニットセル6の各集電体2a,3aの突出・延設部2b,3bに、それぞれ一端を溶接などで接続した電極端子4,5を集合(集束)的に封止・導出されている。換言すると、ユニットセル6ごとに、集電体2a,3aの突出・延設部2b,3bに対して、機械的および電気的に接合・延設した両電極端子4,5は、同じ極性の集電体2a,3aの突出・延設部2b,3b同士、あるいは同じ極性の集電体2a,3aの突出・延設部2b,3b同士を単純に重ねた状態(集合化した状態)で、外装樹脂フィルム7,8の封止部から封止・導出されている。
【0010】
ところで、前記両電極端子4,5の封止・導出においては、小形化を図るために外装樹脂フィルム7,8の溶着・接合封止部を小さく設定すると、両電極端子4,5を集合的に封止・導出する部分から液漏れなどを招来し易い傾向がある。また、外装樹脂フィルム7,8の溶着・接合封止に要する面積を比較的大きく採ると、その分、薄形電池のコンパクト化が損なわれるか、あるいは電池容量の低減となるなどの問題がある。
【0011】
さらに、前記構成の場合は、ユニットセル6を形成する各電極シート2,3ごとに、集電体2a,3aの突出・延設部2b,3bに対し、電極端子4,5を溶接などで接合し、電極端子を延設した構成を採っているため、電池の落下などで外部衝撃を受けたとき、前記電極端子4,5の接合離脱を発生する恐れがある。すなわち、電極端子4,5やその周辺部に外力が加わったとき、集電体に対する電極端子4,5の接続離脱などの発生が懸念される。
【0012】
そして、このような懸念は、各集電体2a,3aの突出・延設部2b,3bに対する電極端子4,5の接続数の多さ、および上記外装樹脂フィルム7,8における電極端子4,5の液密・封止、導出の問題もあって、薄形電池の信頼性などにも影響する。
【0013】
本発明は、このような事情に対処してなされたもので、よりコンパクト化もしくは高容量化、および接続の信頼性向上が図られた薄形電池の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、正極活物質を付着担持し、かつ端子部を突設させた正極集電体を有するシート状正極、およびこのシート状正極主面にイオン伝導性を有するシート状セパレーターを介して積層・配置された負極活物質を付着担持し、かつ端子部を突設させた負極集電体を有するシート状負極から成るユニットセルの複数個を積層した電池要素部と、
前記電池要素部を一体的、かつ液密に封装する外装樹脂フィルムと、
前記外装樹脂フィルム外に封止・導出された電池要素部の外部接続用正・負端子とを有する薄形電池であって、
前記外部接続用正・負端子は、ユニットセル中の1個の正極集電体の端子部および負極集電体の端子部の各延設部で兼ねられ、この延設端子に他のユニットセルの正極集電体の端子部および負極集電体の端子部を同じ極性同士で接続・一体化してあることを特徴とする薄形電池である。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1記載の薄形電池において、外装樹脂フィルムによる液密な封装が、外装樹脂フィルム端縁部同士の熱融着で行われていることを特徴とする。
【0016】
請求項1〜2の発明において、正極集電体は、たとえばアルミニウム箔、アルミニウム製メッシュ、アルミニウム製エキスバンドメタル、アルミニウム製パンチメタルなどであり、この正極集電体は端子部を突設・具備している。ここで、端子部は正極集電体の延設部で、かつ正極活物質が未(不)塗布な領域で形成されている。そして、複数個のユニットセル中の一正極集電体の延設部が、外部接続用端子部を成し、他の正極集電体の延設部は、その先端部を外部接続用端子部を成す一正極集電体の延設部に溶接などにより接合・一体化されている。つまり、この発明においては、各正極集電体にアルミニウム箔片などを溶接する構成を採らないで、正極集電体の一部を突設・延設し、この部分を外部接続用端子部の形成に利用している。
【0017】
一方、負極集電体は、銅箔、銅製エキスバンドメタル、銅製パンチメタルなどであり、この負極集電体も端子部を突設・具備している。ここで、負極集電体の端子部は負極集電体の延設部で、かつ負極活物質が未(不)塗布な領域で形成されている。そして、複数個のユニットセル中の一負極集電体の延設部が、外部接続用端子部を成し、他の負極集電体の延設部は、その先端部を外部接続用端子部を成す一負極集電体の延設部に溶接などにより接合・一体化されている。つまり、この発明においては、各負極集電体にアルミニウム箔片などを溶接する構成を採らないで、負極集電体の一部を突設・延設し、この部分を外部接続用端子部の形成に利用している。
【0018】
なお、上記一集電体の延設部が成す外部接続用端子部に対し、他の集電体の延設部を接合・一体化する位置は、一般的に、外装フィルムによる封止部の内側
(内装形)であるが、外装フィルムによる封止に一部が封止される構成としてもよい。
【0019】
請求項1〜2の発明において、正極集電体が付着担持する正極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵・放出するリチウム含有金属酸化物、たとえばリチウムマンガン複合酸化物、リチウム含有コバルト酸化物、リチウム含有ニッケルコバルト酸化物、リチウムを含む非晶質五酸化バナジウムや、二酸化マンガン、カルコゲン化合物などが挙げられる。
【0020】
また、負極集電体が付着担持する負極活物質は、リチウムイオンを吸蔵・放出するもので、たとえばビスフェノール樹脂、ポリアクリロニトリル、セルローズなどの焼成物、コークスやピッチの焼成物が挙げられ、これらは天然もしくは人口グラファイト、カーボンブラック、アセチレンブラック,ケッチェンブラック、ニッケル粉末、ニッケル粉末などを含有した形態を採ってもよい。
【0021】
さらに、上記シート状の正極および負極の間に介挿配置されたセパレーターに、含浸・担持されてイオン伝導体を形成する電解液は、たとえばエチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、メチルエチルカーボネートなどの非水溶媒に、過塩素酸リチウム、六フッ化リン酸リチウム、ホウ四フッ化リチウム、六フッ化ヒ素リチウム、トリフルオロメタンスルホン酸リチウムなどを 0.2〜 2mol/ l程度に溶解させたものが挙げられる。ここで、セパレーターの機能をする電解質保持性のポリマ−電解質系としては、たとえばヘキサフロロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体などのポリマーが挙げられる。
【0022】
請求項1〜2の発明において、積層配置された複数個のユニットセル、すなわち電池要素部を一体的に封装する外装樹脂フィルムとしては、厚さ0.02〜 0.5mm程度のポリエチレン樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム、薄いアルミニウム箔などを内層した多層形のポリエチレン樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルム、あるいは被封着面に溶着性樹脂層を設けた多層形のポリエチレン樹脂フィルム、ポリプロピレン樹脂フィルムなどが挙げられる。
【0023】
そして、外装樹脂フィルムによる液密な封装は、電池要素部の両面側に位置決め配置した外装樹脂フィルムの端縁部同士を加熱やビーム照射などで、熱融着させることが容易な手段といえるが、熱融着の代りに接着剤を介挿させて行ってもよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、図1および図2(a) ,(b) を参照して実施例を説明する。
【0025】
図1は、実施例に係る薄型電池の要部構成を拡大して示す断面図である。図1において、2は正極活物質を付着担持し正極集電体2aを有するシート状正極、3は前記シート状正極2の主面にイオン伝導性を有するシート状セパレーター1を介して積層・配置された負極活物質を付着担持した負極集電体3aを有するシート状負極であり、この積層形がユニットセル6を構成している。
【0026】
ここで、シート状正極2は、正極活物質を付着担持する集電体2aの一部が、露出したまま突出・延設2bされており、シート状正極2のうちの一つの集電体2aの突出・延設2b′が長く設定されて、そのまま正極端子4を構成する。すなわち、前記ユニットセル6のうち、いずれか1個のユニットセル6′の集電体2a′の突出・延設2b′を正極端子4とする一方、ユニットセル6′以外の他のユニットセル6の集電体2aの突出・延設2bを、前記正極端子4に溶接などで接合した構成と成っている。
【0027】
同様に、シート状負極3の場合も、負極活物質を付着担持する集電体3aの一部が、露出したまま突出・延設3bされており、シート状負極3のうちの一つの集電体3a′の突出・延設2b′が長く設定されて、そのまま負極端子5を構成する。すなわち、前記ユニットセル6のうち、いずれか1個のユニットセル6の集電体3a′の突出・延設3b′を負極端子5とする一方、ユニットセル4′以外の他のユニットセル4の集電体2aの突出・延設2bを、前記負極端子5に溶接などで接合した構成と成っている。
【0028】
また、7,8は前記ユニットセル6の積層体を位置合わせした状態で、その端縁部7a,8aを熱融着によって一体的、かつ液密に封装する折り曲げられた外装樹脂フィルムである。
【0029】
次に、図2(a) ,(b) を参照して、上記構成の薄型電池の製造・組み立て例を説明する。
【0030】
シート状正極の作製
ビニリデンフロライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(商品名; KYNAR2801,エルファトケム社製)粉末をアセトンに溶解した後、このアセントン溶液に、ジブチルフタレートおよびリチウム含有コバルト酸化物( LiCoO2 )を添加混合して正極用ペーストを調製した。次に、予め用意しておいたアルミニウム製ラスメタルから成る多孔質集電体の一端部に未塗工部を残しながら、ナイフコーターを用いて、前記正極用ペーストを塗工し、乾燥空気で乾燥を行った。
【0031】
その後、正極用ペースト塗工部分の外形寸法60×30mm、未塗工分の寸法長さ30mm、幅 5mmに裁断し、図2 (a)に平面的に要部構成を平面的に示すような、両面に電解液未含浸正極層を有する一方、端子部2bと成る未塗工部分が突設(延設)されたシート状正極2を作製した。なお、このシート状正極2の作製工程で、未塗工分を 5mm、幅 5mm残して裁断した他は、おなじ寸法として、図2 (b)に平面的に要部構成を平面的に示すような、集電体2a′の突出・延設2b′(未塗工分)の先端がそのまま正極端子4となるシート状正極2を作製した。
【0032】
シート状負極の作製
ビニリデンフロライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(商品名; KYNAR2801,エルファトケム社製)粉末をアセトンに溶解した後、このアセントン溶液に、ジブチルフタレートおよびメソフューズピッチ系炭素繊維(ペトカ社製)を添加混合して負極用ペーストを調製した。次に、予め用意しておいた銅製ラスメタルから成る多孔質集電体の一端部に未塗工部を残しながら、ナイフコーターを用いて、前記負極用ペーストを塗工して、乾燥空気で乾燥を行った。
【0033】
その後、負極用ペースト塗工部分の外形寸法62×32mm、未塗工部分の寸法長さ30mm、幅 5mmに裁断し、両面に電解液未含浸負極層を有する一方、端子部3bと成る未塗工部分が突設(延設)されたシート状負極3を作製した。なお、このシート状負極3の作製工程で、未塗工分を 5mm、幅 5mm残して裁断した他は、同じ寸法として、集電体3a′の突出・延設2b′(未塗工分)の先端がそのまま負極端子5となるシート状負極3を作製した。つまり、上記図2 (a), (b)に示した場合と同様のシート状負極3を得た。
【0034】
固体ポリマー電解質素材の作製
ビニリデンフロライド−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(商品名; KYNAR2801,エルファトケム社製)粉末をアセトンに溶解した後、このアセントン溶液に、ジブチルフタレートを添加混合して電解質用ペーストを調製した。次に、予め用意しておいた平滑なガラス板面に塗工し、乾燥空気で乾燥を行った。その後、ガラス板から剥がして外形寸法62×32mmに裁断し、電解液未含浸固体ポリマー電解質素材1を作製した。
【0035】
非電解液の調製
体積比 1: 1のエチレンカーボネートおよびジメチルカーボネート混合溶媒
(非水溶媒)に、LiPF6 (電解質)を1mol/lの割合で溶解させ、非電解液を調製した。
【0036】
上記作製したシート状負極3の両主面側に、固体ポリマー電解質素材1およびシート状正極2を順次、位置決め積層した後、 130℃に加熱した剛性ローラ間を通過させ、加熱加圧してユニットセル6を作製した。その後、電池要素部をメタノール中に浸漬し、シート状正極2、シート状負極3および固体ポリマー電解質素材1中のジブチルフタレートを溶出・除去し、多孔質構造化させた。
【0037】
次いで、前記多孔質構造化させた3個のユニットセル6を、同じ極性の集電体2aもしくは3a、2bもしくは3bの突出・延設同士がほぼ同位置に位置する用に積層し、電極端子4,5を成す集電体2a′もしくは3a′の突出・延設2b′もしくは3b′に、他の集電体2aもしくは3aの突出・延設2bもしくは3bをそれぞれ溶接などにより、機械的および電気的に接合する。
【0038】
一方、予め用意しておいた、アイオノマー樹脂フィルム、アルミニウム箔およびポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを積層・一体化して成る厚さ 0.1mm,外形寸法 150×55mmの外装樹脂フィルムを、アイオノマー樹脂フィルムを内側とし、長辺方向の中央部で折り曲げ(折り返し)幅方向の2辺をそれぞれ幅10mmに亘って熱融着させ、一端が開口する外装本体を作製した。
【0039】
上記外装本体内に、前記ユニットセル6の積層体(電池要素部)をその一端が開口部から電極端子4,5の先端部が延出するように収納配置し、さらに、前記非水電解液を注入した。この非水電解液注入後、外装本体の開口部(電極端子4,5延出・導出部)を幅10mmに亘って熱融着させ、ユニットセル6の積層体を気密に封装するとともに、電極端子4,5を気密に導出させて成る3層セル厚さ 1mm,外形寸法75×55mmの3層セル薄型電池を作製した。
【0040】
上記構成において、ユニットセル6中の一個シート状正極2の集電体2a′、一個シート状負極3の集電体3a′を長めに突出・延設2b′,3b′させ、これを正極端子3、負極端子4と兼用する代りに、電極端子4,5として厚さ 0.1mm,外形寸法10×30mmのアルミニウム箔片や銅箔片を、各集電体2a,3aの突出・延設2b,3bに超音波溶接し、電極端子4,5を気密に導出させた他は、同様の条件で薄型電池を作製した(比較例)。なお、比較例の場合、電極端子3,4を成すアルミニウム箔片、銅箔片が応力などにより損傷するのを防止するため、長く設定されるため、外形寸法を同じにすると、電池要素の外形寸法が小さくなる。
【0041】
上記薄型電池の作製・組み立て条件でそれぞれ作製した、実施例に係る薄型電池 100個、および比較例に係る薄型電池 100個について、高さ 100cmの位置からコンクリート面上に落下し、電極端子導出部の機械的な強度、電気的な接続の信頼性などを試験評価したところ、いずれとも実施例に係る薄形電池の方がすぐれていた。なお、同じ外形寸法で、大きな電池容量を確保できることは、いわゆる体積効率の向上ともなる。
【0042】
上記実施例においては、シート状正極2、シート状セパレータ1、シート状負極3、シート状セパレータ1、シート状正極2、シート状セパレータ1およびシート状負極3を積層したユニットセル6を内蔵した構成を示したが、たとえばシート状正極2、シート状セパレータ1、シート状負極3、シート状負極3、シート状セパレータ1およびシート状正極2のように、同じ極性のシート状電極(ここでは負極3)を対向・積層したユニットセル6を内蔵した構成としてもよい。この場合は、シート状セパレーター1を省略することになるので、薄形化できるし、また、シート状電極間の短絡発生の恐れも低減する。
【0043】
本発明は、上記実施例に限定されるものでなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲でいろいろの変形を採ることができる。たとえば、電池要素の構成において、シート状正極、固体ポリマー電解質素材(セパレータシート)、およびシート状負極の対に設定してもよいし、また、ユニットセル数は3個以外の複数を積層した構成を採ることもできる。さらに、外装樹脂フィルムも例示以外の多層型あるいは単層型でもよく、端縁部の封装・封止も接着剤などによって行ってもよい。
【0044】
【発明の効果】
請求項1〜2の発明によれば、薄型電池の正・負の両電極端子は、ユニットセルを構成するシート状正極およびシート状負極中のいずれか1個の正極集電体および負極電極集電体の延設部が兼ねている。したがって、たとえば電極端子に外方に引っ張られる力が掛かった場合でも、ユニットセル側との電気的な接続が離脱するなどの恐れも解消し、信頼性の高い電気的および機械的な接続(接合)が確保される。
【0045】
また、電池要素部を封装する外装フィルムから電極端子を液密・導出する場合も、電極端子の薄形化や液密・封止部の形状単純化などに伴って、気密な溶着封止も可能となるので、全体的な電池のコンパクト化および高性能化した薄形電池が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る薄型電池の要部構成を拡大して示す断面図。
【図2】実施例に係るの薄型電池の構成に使用するシート状正極(負極)の構成を示す上面図。
【図3】 (a) は従来の薄型電池の要部構成を示す上面図、(b) は(a) のA-A 線に沿った拡大断面図。
【符号の説明】
1……シート状セパレーター
2……シート状の正極
2a,2a′……集電体
2b,2b′……集電体の突出・延設部
3……シート状の負極
3a,3a′……集電体
3b,3b′……集電体の突出・延設部
4……正極端子
5……負極端子
6……ユニットセル
7,8……外装樹脂フィルム
7a,8a……外装樹脂フィルム端縁部(封止部)

Claims (2)

  1. 正極活物質を付着担持し、かつ端子部を突設させた正極集電体を有するシート状正極、およびこのシート状正極主面にイオン伝導性を有するシート状セパレーターを介して積層・配置された負極活物質を付着担持し、かつ端子部を突設させた負極集電体を有するシート状負極から成るユニットセルの複数個を積層した電池要素部と、
    前記電池要素部を一体的、かつ液密に封装する外装樹脂フィルムと、
    前記外装樹脂フィルム外に封止・導出された電池要素部の接続用正・負端子とを有する薄形電池であって、
    前記外部接続用正・負端子は、ユニットセル中の1個の正極集電体端子部および負極集電体端子部の各延設部で兼ねられ、この延設端子部に他のユニットセルの正極集電体の端子部および負極集電体の端子部を同じ極性同士で接続・一体化してあることを特徴とする薄形電池。
  2. 外装樹脂フィルムによる液密な封装が、外装樹脂フィルム端縁部同士の熱融着で行われていることを特徴とする請求項1記載の薄形電池。
JP10660399A 1999-04-14 1999-04-14 薄形電池 Expired - Fee Related JP4377475B2 (ja)

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