JP4374940B2 - 同期信号処理回路 - Google Patents

同期信号処理回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4374940B2
JP4374940B2 JP2003283761A JP2003283761A JP4374940B2 JP 4374940 B2 JP4374940 B2 JP 4374940B2 JP 2003283761 A JP2003283761 A JP 2003283761A JP 2003283761 A JP2003283761 A JP 2003283761A JP 4374940 B2 JP4374940 B2 JP 4374940B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
synchronization signal
discrimination
discrimination pattern
vertical synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003283761A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005051678A (ja
Inventor
敏夫 若原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003283761A priority Critical patent/JP4374940B2/ja
Publication of JP2005051678A publication Critical patent/JP2005051678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4374940B2 publication Critical patent/JP4374940B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Synchronizing For Television (AREA)

Description

本発明は、プラズマディスプレイ等のデジタル表示装置における同期信号処理回路に関するものである。
近年、プラズマディスプレイ等のデジタル表示デバイスを用いた装置が注目されており、高精細化やマルチスキャン等、様々な水平周波数、垂直周波数の映像信号を受像できるようにすることが進められている。
このような装置での同期信号処理は、垂直同期信号を基準にして水平同期信号をカウントすることで映像やオンスクリーン表示(OSD)の位置を決めており、水平同期信号と垂直同期信号の位相に対しては常に一定の位相関係にしておき、水平同期信号の取りこぼし等によるカウントエラーを起こさないようにする必要がある。
公知の文献はないが、図4は従来の同期処理回路のブロック図を示したものである。図4において、垂直同期信号位相検出手段1により水平同期信号の前縁と垂直同期信号の前縁との位相を検出し、検出結果が位相判別手段2に入力される。判別パターン発生手段3では、図5のように水平同期信号の1周期について、位相に対して領域を分割した判別パターンを発生させる。領域の分割については、水平同期信号の前縁を基準に、1/4周期の位置と3/4周期の位置で分割を行う。これは入力信号がインターレス方式の場合におけるフィールド判別で用いる領域分割と同様である。位相判別手段2では、前記判別パターン発生手段3で発生させた判別パターンに対し、前記検出された位相が領域のどこに属するかを判別する。
垂直同期信号出力手段4は、前記分割された領域に対応して垂直同期の位相を切り替えて出力する。図5で(1)の領域と判別された場合には、次の水平同期信号Bの前縁と同位相で、また(2)の領域と判別された場合には、次の水平同期信号Bの前縁より1/2周期後の位相で、垂直同期信号を出力する。インターレス信号の場合にはフィールド毎に交番して領域が変わるため、垂直同期信号出力はこれに対応してフィールド毎に1/2周期、位相が変化して出力される(例えば特許文献1参照)。
しかし、このような同期信号処理回路においては、入力されたビデオ信号に対応する垂直同期信号の位相が位相判別手段2で設けた領域の境界付近にあった場合には、垂直同期信号のジッタ等により、判別結果が(1)と(2)のどちらの領域にもなることで垂直同期出力の位相が不安定となり、前記水平同期信号のカウントエラーによる映像の垂直揺れ等、後段の回路を誤動作させてしまうという課題があった。
特開平10−307562号公報
本発明はこのような課題を解決し、垂直同期信号の位相がどの位相にあっても、ジッタ等の影響がなく位相の安定した垂直同期信号を出力できるようにすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明の同期信号処理回路は、入力されたビデオ信号の水平同期信号に対する垂直同期信号の位相を検出する垂直同期信号位相検出手段と、この垂直同期信号位相検出手段により検出された前記垂直同期信号の位相を判別するために少なくとも2つ以上の判別パターンを発生する判別パターン発生手段と、前記判別パターンを切り替える判別パターン切替手段と、前記垂直同期信号位相検出手段により検出された垂直同期信号位相について前記判別パターン切替手段からの判別パターンを用いて位相を判別する位相判別手段と、この位相判別手段での判別結果に応じて出力する垂直同期信号の開始位置を決定する垂直同期信号出力手段とを備えたものである。
本発明によれば、水平同期信号に対する垂直同期信号の位相を検出する判別パターンを2つ以上持ち、また判別パターンの切り替えを判別パターン境界の検出に基づいて行い、判別パターンによって判別した位相に対応して垂直同期信号を出力することにより、垂直同期信号の位相およびジッタに対して、常に安定した位相の垂直同期信号を発生させるという効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の発明は、入力されたビデオ信号の水平同期信号に対する垂直同期信号の位相を検出する垂直同期信号位相検出手段と、この垂直同期信号位相検出手段により検出された前記垂直同期信号の位相を判別するために少なくとも2つ以上の判別パターンを発生する判別パターン発生手段と、前記判別パターンを切り替える判別パターン切替手段と、前記垂直同期信号位相検出手段により検出された垂直同期信号位相について前記判別パターン切替手段からの判別パターンを用いて位相を判別する位相判別手段と、この位相判別手段での判別結果に応じて出力する垂直同期信号の開始位置を決定する垂直同期信号出力手段とを備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1において、判別パターン切替手段は、選択された判別パターンに対して、垂直同期信号の位相が判別パターンの判別領域に対する境界にあることを検出して判別パターンを切り替えるように構成したものである。請求項3に記載の発明は、請求項1において、判別パターン発生手段は、水平同期信号の1周期を位相に対して複数の領域に分割した判別パターンを発生させるものであり、位相判別手段は、垂直同期信号位相検出手段によって検出された位相が前記判別パターンに対してどの領域に属するのかを判別するものであることを特徴とする。さらに、請求項4に記載の発明は、請求項3において、判別パターン発生手段は、分割された領域として水平同期信号の1/2周期の幅を持つ2つの領域から構成され、互いに分割の位相が異なる判別パターンを発生するものであることを特徴とする。
以下、本発明の一実施の形態による同期信号処理回路について、図1〜図3を用いて説明する。
図1に本発明の一実施の形態による同期信号処理回路のブロック図を示し、図2に図1の垂直同期信号出力手段における位相判別の一例を示している。また、図3に図1の判別パターン切替手段における垂直同期信号の位相に対する判別の境界検出の一例を示している。
図1において、垂直同期信号位相検出手段11は、入力されたビデオ信号に対応する水平同期信号および垂直同期信号に基づいて、入力されたビデオ信号の水平同期信号に対する垂直同期信号の位相を検出する。判別パターン発生手段12、13は、前記垂直同期信号位相検出手段11により検出された前記垂直同期信号の位相を判別するための判別パターンを出力するもので、少なくとも2つ以上(図示のものは2つ)設けられる。判別パターン切替手段14は、前記判別パターン発生手段12、13から出力される判別パターンを切り替えるもので、この判別パターン切替手段14は判別パターン領域境界検出手段15と判別パターン切替部16により構成されている。
位相判別手段17は、前記垂直同期信号位相検出手段11により検出された垂直同期信号位相について前記判別パターン切替手段14からの判別パターンを用いて位相を判別する。垂直同期信号出力手段18は、位相判別手段17での判別結果に応じて、出力する垂直同期信号の開始位置を決定する。
また、前記位相判別手段17で判別される領域について、図2のように領域を分割する位相に対して、異なる位相で領域分割した判別パターンを2つ以上設ける。各判別パターンは、共に1/2周期幅の領域に2分割されたものであり、互いに分割される位相が異なる。位相判別手段17では前記判別パターンの1つを用いて位相判別を行う。各判別パターン間の分割位相の差は、垂直同期信号のジッタや温度による変動等による位相変化の量から決定した値となる。
また、前記判別パターン切替手段14は、境界付近を判別するための判別パターン領域境界検出手段15を有しており、現在選択されている判別パターンに対し、その境界判別用の信号を発生させ、垂直同期信号の位相が判別領域の境界付近にある場合、判別パターンを切り替えることで、位相を境界から離し、ジッタ等による誤判別を防止する。図3に境界判別用信号の一例を示しており、前記判別パターンの境界前後に一定の時間幅を設け、その範囲内に垂直同期信号がある場合に、判別パターン(1)から判別パターン(2)に判別パターンを切り替える。境界前後の時間幅は、前記各判別パターン間の位相差と同様に、垂直同期信号のジッタや温度による変動等による位相変化の量から決定した値となる。通常、時間幅は判別パターン間の境界位相差の1/2未満である。
このような同期信号処理回路においては、判別パターン発生手段12、13で発生する判別パターンを判別パターン切替手段14により切り替え、しかも判別パターン境界の検出に基づいて判別パターンの切り替えを行い、判別パターンによって判別した位相に対応して垂直同期信号を出力することにより、垂直同期信号の位相およびジッタに対して、常に安定した位相の垂直同期信号を発生させることができる。
以上のような同期信号処理回路をプラズマディスプレイ装置に具備させることにより、垂直同期信号の位相およびジッタに対して、常に安定した位相の垂直同期信号を発生させることができ、様々な水平周波数、垂直周波数の映像信号を受像できる。
本発明の一実施の形態による同期信号処理回路のブロック図 図1の同期信号処理回路における位相判別の一例を示す波形図 図1の同期信号処理回路における判別パターン領域境界検出の一例を示す波形図 従来の同期信号処理回路のブロック図 図4の同期信号処理回路における位相判別の一例を示す波形図
符号の説明
11 垂直同期信号位相検出手段
12、13 判別パターン発生手段
14 判別パターン切替手段
15 判別パターン領域境界検出手段
16 判別パターン切替部
17 位相判別手段
18 垂直同期信号出力手段

Claims (4)

  1. 入力されたビデオ信号の水平同期信号に対する垂直同期信号の位相を検出する垂直同期信号位相検出手段と、この垂直同期信号位相検出手段により検出された前記垂直同期信号の位相を判別するために少なくとも2つ以上の判別パターンを発生する判別パターン発生手段と、前記判別パターンを切り替える判別パターン切替手段と、前記垂直同期信号位相検出手段により検出された垂直同期信号位相について前記判別パターン切替手段からの判別パターンを用いて位相を判別する位相判別手段と、この位相判別手段での判別結果に応じて出力する垂直同期信号の開始位置を決定する垂直同期信号出力手段とを備えたことを特徴とする同期信号処理回路。
  2. 判別パターン切替手段は、選択された判別パターンに対して、垂直同期信号の位相が判別パターンの判別領域に対する境界にあることを検出して判別パターンを切り替えるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の同期信号処理回路。
  3. 判別パターン発生手段は、水平同期信号の1周期を位相に対して複数の領域に分割した判別パターンを発生させるものであり、位相判別手段は、垂直同期信号位相検出手段によって検出された位相が前記判別パターンに対してどの領域に属するのかを判別するものであることを特徴とする請求項1に記載の同期信号処理回路。
  4. 判別パターン発生手段は、分割された領域として水平同期信号の1/2周期の幅を持つ2つの領域から構成され、互いに分割の位相が異なる判別パターンを発生するものであることを特徴とする請求項3に記載の同期信号処理回路。
JP2003283761A 2003-07-31 2003-07-31 同期信号処理回路 Expired - Fee Related JP4374940B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003283761A JP4374940B2 (ja) 2003-07-31 2003-07-31 同期信号処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003283761A JP4374940B2 (ja) 2003-07-31 2003-07-31 同期信号処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005051678A JP2005051678A (ja) 2005-02-24
JP4374940B2 true JP4374940B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=34268548

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003283761A Expired - Fee Related JP4374940B2 (ja) 2003-07-31 2003-07-31 同期信号処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4374940B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005051678A (ja) 2005-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20090031842A (ko) 신호 처리 디바이스
US20020140472A1 (en) Semiconductor device
CA2328951C (en) Image signal processing device
JP4374940B2 (ja) 同期信号処理回路
JP3555372B2 (ja) 同期処理回路
WO2009122702A1 (ja) 垂直同期制御装置
US6222590B1 (en) Phase-locked loop circuit
JP3997914B2 (ja) 水平同期信号分離回路及び水平同期信号分離装置
JP3876794B2 (ja) 垂直同期信号処理回路
JPS61172484A (ja) ビデオフイ−ルドデコ−ダ
JP3063091B2 (ja) 垂直同期分離回路
JP3906788B2 (ja) 映像信号処理回路
US6563545B1 (en) Synchronous processing circuit
JPH08202329A (ja) ディスプレイ表示装置
KR0126776B1 (ko) 영상장치의 동기신호 발생기
JP3632541B2 (ja) 同期処理回路
JP3629651B2 (ja) フィールド判別回路
JP2006261839A (ja) 映像信号処理回路及びそれを備えた映像表示装置
JP4032540B2 (ja) テレビジョン受像機のタイミング信号発生装置
JP3541628B2 (ja) スーパーインポーズ装置
KR200245562Y1 (ko) 중첩된영상신호의수평동기보정장치
JP3819359B2 (ja) マルチシンク型表示装置
JP3439369B2 (ja) Pll回路
KR970004640A (ko) 액정 프로젝터의 동기 신호 처리 회로
JP2013098635A (ja) バーストクロック発生回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060602

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees