JP4373843B2 - アキシャル型斜板式ピストンポンプ - Google Patents

アキシャル型斜板式ピストンポンプ Download PDF

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Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械の油圧源として好適なアキシャル型斜板式ピストンポンプに関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この特許文献1には、高圧側油溝と低圧側油溝とを有し、押しのけ容積を決める斜板と、この斜板を揺動可能に保持する円筒面を有するクレードルと、高圧側油溝及び低圧側油溝を介して斜板とクレードルとの当接面に潤滑油を供給する油供給系統とが示されている。
この特許文献1には示されていないが、従来、上述の油供給系統として、自己圧を導く油路と、自己圧を減圧する絞り手段とを有するものが知られている。以下に、このような油供給系統を備えたアキシャル型斜板式ピストンポンプについて、図5,6に基づいて説明する。
図5は従来のアキシャル型斜板式ピストンポンプを示す縦断面図、図6は図5に示す従来技術の要部構成を示す模式図である。
これらの図5,6に示す従来技術は、ケーシング本体1が、フロントケーシング2とリアケーシング3とから成り、このケーシング本体1内に駆動軸4が収納されている。この駆動軸4は、フロントケーシング2に設けたフロント軸受け5と、リアケーシング3に設けたリア軸受け6とによって回転自在に支持されている。また、駆動軸4には、周方向に複数のシリンダを有するロータ7が駆動軸4の回転方向に一体的に装着されており、このロータ7に形成されるシリンダ内のそれぞれには、ピストン8が摺動自在に収容されている。このロータ7は、リアケーシング3に固定された弁板9に摺接するようになっている。リアケーシング3及び弁板9には、吸い込みポート10と吐き出しポート11が形成されている。
ピストン8のそれぞれの端部にはシュー12が取り付けられ、このシュー12は、押しのけ容積を決める斜板13に取り付けたカムプレート23に摺接するようになっている。斜板13には、高荷重が作用する高圧側油溝13aと、低荷重が作用する低圧側油溝13bとが形成されている。この斜板13は、フロントケーシング2に固定された凹状円筒面を有するクレードル14に揺動可能に保持されている。このクレードル14に対向する斜板13の面はクレードル14の凹状円筒面に適合する凸状円筒面に形成されている。
また、斜板13には、アーム部15が取り付けられ、このアーム部15の先端に形成される突起部15aにサーボプレート16が挿入されている。このサーボプレート16は、サーボピストン17に形成された凹部に嵌着されている。
上述したクレードル14には、斜板13の高圧側油溝13aに連通する油路31と、低圧側油溝13bに連通する油路34とが形成されている。上述の高圧側油溝13aに連通する油路31は、吐き出しポート11に連通し自己圧を導く油路30に接続されており、低圧側油溝13bに連通する油路34は、吐き出しポート11に連通し自己圧を導く油路33に接続されている。油路30中には、自己圧を減圧する絞り32が備えられ、油路33中にも自己圧を減圧する絞り35が備えられている。
図6に示す25は、図5に示したアキシャル型斜板式ピストンポンプである。この図6に示すように、従来技術においては、油路30と油路31と油路30中に設けた独立部品である絞り32とを含み、高圧側油溝13aに自己圧を減圧して導く第1油供給系統と、油路33と油路34と油路33中に設けた独立部品である絞り35とを含み、低圧側油溝13bに自己圧を減圧して導く第2油供給系統とによって、斜板13とクレードル14との当接面に潤滑油を導く油供給系統が構成されている。
これらの図5,6に示す従来技術は、サーボピストン17が図5の紙面と直交する方向に移動することにより、サーボプレート16が一体的に移動し、これに伴ってアーム部15を介して斜板13が図5の中心軸36を中心にして図5の紙面と直交する方向に揺動する。これにより斜板13の傾転角が変わり、その傾転角に応じた押しのけ容積となる。
また、吐き出しポート11の自己圧が油路30中の絞り32によって減圧されて、油路31を介して斜板13の高圧側油溝13aに導かれると共に、上述の自己圧が油路33中の絞り35によって減圧されて、油路34を介して斜板13の低圧側油溝13bに導かれる。これらの高圧側油溝13a、及び低圧側油溝13bにそれぞれ導かれた油によって、斜板13とクレードル14の当接面、すなわち円筒面が潤滑される。なお、絞り32,35は、斜板13とクレードル14の当接面に高圧の自己圧が直接に供給されてしまうことによる油の漏れ流量を少なくするために、すなわち油の漏れ流量によるポンプ効率の低下を抑えるために設けられている。
特開2003−3951公報
上述した特許文献1に示されるようなアキシャル型斜板式ピストンポンプに一般的に備えられる図5,6に示す従来技術では、自己圧を減圧して斜板13の高圧側油溝13a及び低圧側油溝13bに導く油供給系統が、油路30,31、及び絞り32を含む第1油供給系統と、油路33,34、及び絞り35を含む第2油供給系統とから成っていることから、すなわち油供給系統が2系統から成っていることから、構成が複雑で、製作工数が多くなり、部品数、例えば独立部品である絞りの数も多くなっている。このために、製作費が高くなる問題がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、1系統に形成した油供給系統によって斜板の高圧側油溝と低圧側油溝の双方に自己圧を減圧した油を供給できるアキシャル型斜板式ピストンポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、高圧側油溝と低圧側油溝とを有する斜板と、この斜板を揺動可能に保持するクレードルと、上記高圧側油溝及び上記低圧側油溝を介して上記斜板と上記クレードルとの当接面に潤滑油を供給する油供給系統とを備え、この油供給系統が、自己圧を導く油路と、自己圧を減圧する絞り手段とを含み、自己圧を減圧した油を上記斜板の上記高圧側油溝及び上記低圧側油溝に導くようにしたアキシャル型斜板式ピストンポンプにおいて、上記絞り手段が、上記低圧側油溝と、上記クレードルに形成され上記低圧側油溝に連通する第1油路との境界部に位置し、上記第1油路の通路面積よりも小さい開口面積に設定した通路部を含むと共に、上記油供給系統が、上記第1油路と上記高圧側油溝とを連通させる第2油路を含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、自己圧が減圧されて高圧側油溝に供給された油が第2油路を介して第1油路に導かれ、この第1油路と低圧側油溝との境界部に形成された絞り手段を構成する通路部で絞られて減圧され、低圧側油溝に供給される。したがって、減圧された自己圧を、斜板の高圧側油溝に導く油路と、高圧側油溝に連通する第2油路と、この第2油溝に連通する第1油路と、この第1油路と斜板の低圧側油溝との境界部に設けられ、絞り手段を構成する通路部とによって、1系統から成る油供給系統が構成され、この1系統に形成された油供給系統によって斜板の高圧側油溝と低圧側油溝の双方に自己圧を減圧した油を供給できる。これにより、油供給系統の構成が簡単になり、製作工数を低減でき、上述の通路部に相当する独立部品である絞り、すなわち低圧側油溝用の絞りを削減できる。
また本発明は、上記発明において、上記油供給系統が、吐き出しポートに連通し、自己圧を上述の油路を形成する第3油路と、上記クレードルに形成され、上記第3油路と上記高圧側油溝に連通する第4油路とを含み、上記絞り手段が、上記第3油路に備えられ、独立部品を形成する絞りを含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、自己圧が第3油路中の絞りによって減圧されて、第4油路を介して高圧側油溝に供給される。
また本発明は、上記発明において、上記油供給系統が、吐き出しポートに連通し、自己圧を導く上述の油路を形成する第3油路と、上記クレードルに形成され、上記第3油路と上記高圧側油溝に連通する第4油路とを含み、上記絞り手段が、上記高圧側油溝と上記第4油路との境界部に形成され、上記第4油路の通路面積よりも小さい開口面積に設定した通路部を含むことを特徴としている。
このように構成した本発明は、第3油路及び第4油路に導かれた自己圧が、第4油路と高圧側油溝との境界部に形成された通路部で絞られて減圧され、高圧側油溝に供給される。したがって、絞り手段を構成する通路部が2つとなって、独立部品を形成する高圧側油溝用の絞りも削減できる。
本発明は、斜板に形成される低圧側油溝と、この低圧側油溝に連通する第1油路との境界部に、絞り手段を構成する通路部を設けると共に、第1油路と高圧側油溝とを連通させる第2油路を備えたことから、高圧側油溝部分と低圧側油溝部分とが第2油路、第1油路、及び通路部を介して連通し、1系統に形成した油供給系統によって斜板の高圧側油溝と低圧側油溝の双方に自己圧を減圧した油を供給でき、従来に比べて構成が簡単で製作工数を低減でき、独立部品である低圧側油溝用の絞りを削減できる。これらによって、従来におけるよりも製作費を安くすることができる。
また、自己圧を導く第3油路に連通する第4油路と、斜板に形成される高圧側油溝との境界部に、絞り手段を構成する通路部を設けるように構成すれば、独立部品である高圧側油溝用の絞りも削減でき、さらに製作費を安くすることができる。
以下,本発明に係るアキシャル型斜板式ピストンポンプを実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るアキシャル型斜板式ピストンポンプの一実施形態を示す縦断面図、図2は図1に示す一実施形態に備えられる斜板とクレードルとの関係を示す斜視図、図3は図1に示す一実施形態の要部構成を示す模式図である。
これらの図1〜3に示す本実施形態は、建設機械例えば油圧ショベルに備えられるものである。図1〜3において、前述した図5,6に示すものと同等のものは同じ符号で示してある。
前述と説明が重複するが、本実施形態も図1,2に示すように、フロントケーシング2とリアケーシング3とから成るケーシング本体1を備え、このケーシング本体1内に駆動軸4を収納させてある。駆動軸4を回転自在に支持するフロント軸受け5、リア軸受け6を、フロントケーシング2、リアケーシング3のそれぞれに備えている。駆動軸4には、複数のシリンダを有するロータ7を回転方向に一体的に装着させてあり、ロータ7のシリンダ内のそれぞれに、ピストン8を摺動自在に収容させてある。リアケーシング3にはロータ7が摺接する弁板9を固定してあり、リアケーシング3及び弁板9に、吸い込みポート10と吐き出しポート11とを形成してある。
それぞれのピストン8の一方の端部に、押しのけ容積を決める斜板13に取り付けたカムプレート23に摺接するシュー12を取り付けてある。斜板13は、高荷重が作用する高圧側油溝13aと、低荷重が作用する低圧側油溝13bとを有する。また、斜板13を摺動可能に保持し、フロントケーシング2に固定されるクレードル14を備えており、斜板13に対向するクレードル14の面は凹状円筒面に形成してあり、クレードル14に対向する斜板13の面は、上述の凹状円筒面に適合する凸状円筒面に形成してある。
また、斜板13に例えば一体に取り付けられるアーム部15と、このアーム部15の先端に形成される突起部15aに挿入されるサーボプレート16とを備え、このサーボプレート16をサーボピストン17に形成された凹部に嵌着させてある。
本実施形態は特に、斜板13の低圧側油溝13bと、クレードル14に形成され低圧側油溝13bに連通する第1油路20との境界部に位置し、絞り手段に含まれる通路部20aを備えると共に、上述の第1油路20と斜板13の高圧側油溝13aとを連通させる第2油路21を備えている。上述の通路部20aは低圧側油溝13b用の絞り機能を有する。
また、上述の吐き出しポート11に連通する第3油路18と、クレードル14に形成され、第3油路18と高圧側油溝13aとに連通する第4油路19とを備え、第3油路18には、絞り手段に含まれ独立部品を形成する絞り22を備えている。上述した第2油路21は、第4油路19を介して高圧側油溝13aに連通させてある。
上述した通路部20a、第1油路20、第2油路21、第3油路18、絞り22、及び第4油路19によって、自己圧を減圧して斜板13の高圧側油溝13a、及び低圧側油溝13bの双方に導く油供給系統が構成されている。また、上述した第1油路20、第2油路21、第3油路18、第4油路19はキリ穴によって形成してある。さらに、斜板13の低圧側油溝13bとクレードル14の第1油路20との境界部に形成され、絞り手段に含まれる上述の通路部20aは、図3に示すように、第1油路20の一部を低圧側油溝13bの周縁の斜板13部分によって塞ぐことにより形成してある。
このように構成した本実施形態にあっても、前述した図5,6に示した従来技術と同様に、図1に示すサーボピストン17が図1の紙面と直交する方向に移動することにより、サーボプレート16が一体的に移動し、これに伴ってアーム部15を介して斜板13が図1の中心軸24を中心にして図1の紙面と直交する方向に揺動する。これにより、斜板13の傾転角が変わり、その傾転角に応じた押しのけ容積となる。
このように斜板13が保持されている状態において、例えば駆動軸4が回転すると、一体にロータ7が回転し、吸い込みポート10から吸い込まれた低圧の油がロータ7に収容されたピストン8の摺動によって高圧となり、吐き出しポート11から吐き出される。この吐き出しポート11からの吐出油が、例えば油圧ショベルであれば、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダ、走行モータ、旋回モータ等の各種の油圧アクチュエータの駆動に活用される。
また、吐き出しポート11の自己圧が第3油路18中の絞り22によって減圧されて、第4油路19を介して斜板13の高圧側油溝13aに導かれ、この高圧側油溝13aに所定の圧力に減圧された油が供給される。また、第4油路19に導かれた油が第2油路21、第1油路20を介して、この第1油路20と低圧側油溝13bとの境界部に位置する通路部20aに導かれ、この通路部20aで絞られて、さらに低い所定の圧力に減圧された油が低圧側油溝13bに供給される。これらの高圧側油溝13a、及び低圧側油溝13bにそれぞれ導かれた油によって、斜板13とクレードル14の当接面、すなわち円筒面が潤滑される。これにより、斜板13の円滑な動きを行なわせることができる。
上述した第3油路18中に設けた独立部品を形成する絞り22と、第1油路20と低圧側油溝13bの境界部に位置する絞り機能を有する通路部20とによって、高圧側油溝13a、低圧側油溝13bのそれぞれに供給される油の圧力が自己圧に比べて低くなるように抑えられる。これにより、斜板13とクレードル14との当接面からの油の漏れ流量が少なくなり、このような油の漏れ流量によるポンプ効率の低下が抑えられる。
また特に本実施形態は、第3油路18中の絞り22によって自己圧が減圧された油が導かれる第4油路19に、第2油路21を連通させてあることから、これらの第3油路18、絞り22、第4油路19、第2油路21、第1油路20、及び通路部20aによって、1系統から成る油供給系統が構成されている。すなわち、吐き出しポート11と、低圧側油溝13bとを直接に接続する油路を設けることのない1系統に形成した油供給系統が構成されている。この1系統に形成した油供給系統によって斜板13の高圧側油溝13aと低圧側油溝13bの双方に自己圧を減圧した油を供給することができる。これによって、油供給系統の構成が簡単になり、製作工数を低減でき、通路部20aに相当する絞り、すなわち低圧側油溝13b用の独立部品である絞りを削減できる。これらにより本実施形態は、製作費を安くすることができる。
図4は本発明の他の実施形態の要部構成を示す模式図である。この図4に示す他の実施形態は、吐き出しポート11に連通する第3油路18中に独立部品を形成する絞りを備えておらず、斜板13の高圧側油溝13aと、クレードル14に形成され高圧側油溝13aに連通する第4油路19との境界部に、第4油路19の通路面積よりも小さい開口面積に設定した絞り手段に含まれる通路部19aを備えた構成にしてある。その他の構成は、前述した図1〜3に示した実施形態と同等である。
上述の斜板13の高圧側油溝13aとクレードル14の第4油路19との境界部に形成される通路部19aも、前述した実施形態における通路部20aと同様に、第4油路19の一部を高圧側油溝13aの周縁の斜板13部分によって塞ぐことにより形成してある。
このように構成した他の実施形態は、吐き出しポート11の自己圧が第3油路18、第4油路19を介して通路部19aに導かれ、この通路部19aで減圧されて斜板13の高圧側油溝13aに導かれ、この高圧側油溝13aに所定の圧力に減圧された油が供給される。また前述した実施形態におけるのと同様に、第4油路19に導かれた油が第2油路21、第1油路20を介して、この第1油路20と低圧側油溝13bとの境界部に位置する通路部20aに導かれ、この通路部20aで絞られ、さらに低い所定の圧力に減圧された油が低圧側油溝13bに供給される。
上述の他の実施形態によれば、前述した図1〜3に示した実施形態と同様の作用効果が得られる他に、独立部品である高圧側油溝用の絞り、すなわち前述した図1,2に示す絞り22も削減でき、さらに製作費を安くすることができる。
本発明に係るアキシャル型斜板式ピストンポンプの一実施形態を示す縦断面図である。 図1に示す一実施形態に備えられる斜板とクレードルとの関係を示す斜視図である。 図1に示す一実施形態の要部構成を示す模式図である。 本発明の他の実施形態の要部構成を示す模式図である。 従来のアキシャル型斜板式ピストンポンプを示す縦断面図である。 図5に示す従来技術の要部構成を示す模式図である。
符号の説明
1 ケーシング本体
2 フロントケーシング
3 リアケーシング
4 駆動軸
5 フロント軸受け
6 リア軸受け
7 ロータ
8 ピストン
9 弁板
10 吸い込みポート
11 吐き出しポート
12 シュー
13 斜板
13a 高圧側油溝
13b 低圧側油溝
14 クレードル
15 アーム部
15a 突起部
16 サーボプレート
17 サーボピストン
18 第3油路
19 第4油路
19a 通路部(絞り手段)
20 第1油路
20a 通路部(絞り手段)
21 第2油路
22 絞り(絞り手段)
23 カムプレート
24 中心軸

Claims (3)

  1. 高圧側油溝と低圧側油溝とを有する斜板と、この斜板を揺動可能に保持するクレードルと、上記高圧側油溝及び上記低圧側油溝を介して上記斜板と上記クレードルとの当接面に潤滑油を供給する油供給系統とを備え、
    この油供給系統が、自己圧を導く油路と、自己圧を減圧する絞り手段とを含み、自己圧を減圧した油を上記斜板の上記高圧側油溝及び上記低圧側油溝に導くようにしたアキシャル型斜板式ピストンポンプにおいて、
    上記絞り手段が、上記低圧側油溝と、上記クレードルに形成され上記低圧側油溝に連通する第1油路との境界部に位置し、上記第1油路の通路面積よりも小さい開口面積に設定した通路部を含むと共に、
    上記油供給系統が、上記第1油路と上記高圧側油溝とを連通させる第2油路を含むことを特徴とするアキシャル型斜板式ピストンポンプ。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記油供給系統が、吐き出しポートに連通し、自己圧を導く上記油路を形成する第3油路と、上記クレードルに形成され、上記第3油路と上記高圧側油溝に連通する第4油路とを含み、
    上記絞り手段が、上記第3油路に備えられ、独立部品を形成する絞りを含むことを特徴とするアキシャル型斜板式ピストンポンプ。
  3. 上記請求項1記載の発明において、
    上記油供給系統が、吐き出しポートに連通し、上記自己圧を導く油路を形成する第3油路と、上記クレードルに形成され、上記第3油路と上記高圧側油溝に連通する第4油路とを含み、
    上記絞り手段が、上記高圧側油溝と上記第4油路との境界部に形成され、上記第4油路の通路面積よりも小さい開口面積に設定した通路部を含むことを特徴とするアキシャル型斜板式ピストンポンプ。
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