JP4371918B2 - プレゼンス情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク上での通信サービスを利用する使用者の状況または行動を示すプレゼンス情報を取り扱うプレゼンス情報処理装置及び方法に関する。
インターネット等のネットワーク上で簡易なインスタントメッセージ等をリアルタイムに送受信可能なメッセンジャーシステム等の通信サービスが普及している。このような通信サービスでは、使用者の端末には登録している複数のメンバーの状況または行動を示す状態情報(以下、プレゼンス情報という)が表示され、これらのプレゼンス情報は随時更新される。プレゼンス情報としては、例えば、ネットワークへの接続状態が「オン」、「オフ」、「在席中」、「多忙」などがある。
また、このようなプレゼンス情報を取り扱うプレゼンスアプリケーションを用いて、業務等に応用することも行われている。例えば、会議中である者に電話でコンタクトを取ると、当該会議の効率的な進行を妨害することとなる。また、相手が多忙でないときであっても電子メールにて対応してしまうことにより、業務のスピードアップ化を妨げるおそれがある。これに対し、プレゼンスアプリケーションを用いれば、ある使用者が「在席中」であることを確認してから電話をかける、又は、ある使用者が「多忙」である場合には、電話ではなく電子メールにて連絡を取るなど、対象となる使用者のプレゼンス情報に応じてコンタクト方法を変えることによって、円滑なコミュニケーションを行うことができる。
さらに、近年、携帯電話等の移動通信端末の普及により、インターネットやLANに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)だけでなく、移動通信端末を用いたモバイル環境においてもプレゼンスアプリケーションを利用するための技術が知られている。携帯電話等の使用者は、事前に登録したメンバーからのメッセージやキャラクターの表情(各メンバーをキャラクターで表示する場合)等を確認することによって、電話をかけなくても相手の状況を知ることができる。したがって、相手の状況に応じて電話を差し控えたり電子メールで連絡したりすることができるため、円滑なコミュニケーションを行うことができる。
また、携帯電話等の通信端末が有するスケジュール情報に関連したユーザの状況又は行動を示すプレゼンス情報を送出することによって、ユーザによる特別な操作なく、当該ユーザを含むメンバーのプレゼンスを更新することができるプレゼンス更新装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、使用者の移動履歴データを蓄積し、行動の頻出パターン(Frequent Pattern)を抽出し、移動履歴日付や時刻といったユーザ行動時の付帯情報より、ユーザの移動先を予測する手法が知られている(非特許文献1)。これによれば、スケジュール情報が入力されていなくても、ユーザの行動を予測することができる。
しかしながら、従来の方法によるプレゼンス情報の表示では、例えば「会議中」と表示している場合、プレゼンス閲覧者はこの「会議中」を見ることにより、顧客と会議中であるのか、上司と会議中なのか、部下と会議中であるのか、あるいは、懇親会のようなインフォーマルな会合であるのかがわからないので、「会議中」と表示される場合であっても、連絡を取ろうとする者は、忙しさや重要性といった状態情報がわからない。このため、連絡を取りたい相手が部下と会議中である場合でも電話によって連絡を取ることを控えてしまったり、或いは、顧客と会議中であるような重要な場合に社内会議と予想して不用意に電話をかけて会議の進行を妨げ、顧客に迷惑をかけてしまうおそれもある。
また、各使用者が自ら忙しさ等の情報を入力して、プレゼンス閲覧者が連絡方法の判定に用いることも考えられるが、この場合は使用者による煩雑な入力が必要となり、かえって業務効率が悪くなるおそれがある。
また、連絡を取りたい相手のプレゼンス情報が「電話連絡可能」であったとしても、連絡相手の周辺の騒音が大きいために、音声通話が実質的に不可能な場合がある。また、連絡相手が美術館等の電話連絡を控えた方がよい場所にいる場合であっても、忙しくないためにプレゼンス情報が「電話連絡可能」となっていると、電話で連絡をしてしまい、連絡を受けた相手が周辺に迷惑をかけてしまうこともある。
特開2004−64647号公報 吉岡元貴、他2名、「行動のFrequent Patternを用いたクラスタリングによる予測手法」、情報処理学会第66回全国大会
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、使用者自身の状態だけでなく、周辺人物の属性情報、使用者の行動予測、周辺騒音レベルなどを用いて、プレゼンス情報に反映することのできるプレゼンス情報処理装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明は、第1に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、前記通信端末の周辺に存在する人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶手段と、前記属性情報に基づき周辺人物の属性を判定し、周辺人物の属性をプレゼンスとして決定するプレゼンス決定手段と、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、を備えるプレゼンス情報処理装置を提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、周辺人物の属性情報を用いてプレゼンスに反映することができ、プレゼンス情報を用いて円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第2に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、前記通信端末の周辺に存在する人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶手段と、前記属性情報に基づき周辺人物の属性を判定し、周辺人物の属性により前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定手段と、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、を備えるプレゼンス情報処理装置を提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、周辺人物の属性情報を用いてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法を決定することができ、適切な連絡方法を選択することで円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第3に、上記のプレゼンス情報処理装置であって、前記使用者のスケジュールを管理するスケジュール管理手段を備え、前記プレゼンス決定手段は、前記使用者のスケジュール情報及び前記周辺人物の属性情報に基づいて前記プレゼンスを決定するものを提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、使用者のスケジュール及び周辺人物の属性情報を用いてプレゼンスに反映することができ、プレゼンス情報を用いて円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第4に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、前記使用者の行動履歴を記憶する行動履歴記憶手段と、前記通信端末の位置を測定する位置測定手段と、前記使用者の行動履歴及び前記測定された位置情報に基づいて前記使用者の状況又は行動を予測する行動予測手段と、前記予測された使用者の状況又は行動をプレゼンスとして決定するプレゼンス決定手段と、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、を備えるプレゼンス情報処理装置を提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、使用者の行動履歴及び位置によって使用者の状況又は行動を予測し、この予測結果を用いてプレゼンスに反映することができ、プレゼンス情報を用いて円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第5に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、前記使用者の行動履歴を記憶する行動履歴記憶手段と、前記通信端末の位置を測定する位置測定手段と、前記使用者の行動履歴及び前記測定された位置情報に基づいて前記使用者の状況又は行動を予測する行動予測手段と、前記予測された使用者の状況又は行動により前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定手段と、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、を備えるプレゼンス情報処理装置を提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、使用者の状況又は行動の予測結果を用いてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法を決定することができ、適切な連絡方法を選択することで円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第6に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、前記通信端末の周辺の騒音レベルを測定する騒音レベル測定手段と、前記周辺の騒音レベルをプレゼンスとして決定するプレゼンス決定手段と、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、を備えるプレゼンス情報処理装置を提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、使用者の周辺の騒音レベルを用いてプレゼンスに反映することができ、プレゼンス情報を用いて円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第7に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、前記通信端末の周辺の騒音レベルを測定する騒音レベル測定手段と、前記周辺の騒音レベルにより前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定手段と、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、を備えるプレゼンス情報処理装置を提供する。
この構成により、使用者自身の状態だけでなく、使用者の周辺の騒音レベルを用いてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法を決定することができ、適切な連絡方法を選択することで円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第8に、上記のプレゼンス情報処理装置であって、前記プレゼンス決定手段は、前記周辺の騒音レベルが所定の範囲内にあるかどうかにより前記プレゼンスを決定するものを提供する。
この構成により、周辺の騒音レベルが所定の範囲内にあるかどうかによって適切なプレゼンスを決定することができる。
本発明は、第9に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理方法であって、前記通信端末の周辺に存在する人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶ステップと、前記属性情報に基づき周辺人物の属性を判定し、周辺人物の属性により前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定ステップと、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新ステップと、を有するプレゼンス情報処理方法を提供する。
この手順により、使用者自身の状態だけでなく、周辺人物の属性情報を用いてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法を決定することができ、適切な連絡方法を選択することで円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第10に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理方法であって、前記使用者の行動履歴を記憶する行動履歴記憶ステップと、前記通信端末の位置を測定する位置測定ステップと、前記使用者の行動履歴及び前記測定された位置情報に基づいて前記使用者の状況又は行動を予測する行動予測ステップと、前記予測された使用者の状況又は行動により前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定ステップと、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新ステップと、を有するプレゼンス情報処理方法を提供する。
この手順により、使用者自身の状態だけでなく、使用者の状況又は行動の予測結果を用いてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法を決定することができ、適切な連絡方法を選択することで円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明は、第11に、通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理方法であって、前記通信端末の周辺の騒音レベルを測定する騒音レベル測定ステップと、前記周辺の騒音レベルにより前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定ステップと、前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新ステップと、を有するプレゼンス情報処理方法を提供する。
この手順により、使用者自身の状態だけでなく、使用者の周辺の騒音レベルを用いてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法を決定することができ、適切な連絡方法を選択することで円滑なコミュニケーションを行うことが可能となる。
本発明によれば、使用者自身の状態だけでなく、周辺人物の属性情報、使用者の行動予測、周辺騒音レベルなどを用いて、プレゼンス情報に反映することのできるプレゼンス情報処理装置及び方法を提供できる。
本実施形態では、ある特定の使用者が会議に参加している場合などに、この使用者に対して連絡を取るために他の場所にいるプレゼンス閲覧者が当該使用者のプレゼンス情報を参照して連絡方法を決定する場合の例を示す。
まず、本発明の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置を適用する通信システムについて説明する。図1は本実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図である。
この通信システムは、本実施形態において連絡対象となる使用者によって使用され、プレゼンス情報処理装置を備えた通信端末111と、前記使用者を除く周辺人物が使用する通信端末112,113と、前記使用者に連絡を取りたいプレゼンス閲覧者が使用する通信端末114とを備える。また、使用者及びその周辺の通信端末111,112,113をネットワークへ接続するためのアクセスポイント121と、プレゼンス閲覧者の通信端末114をネットワークへ接続するためのアクセスポイント122と、プレゼンス情報を管理するプレゼンスサーバ140と、これらのアクセスポイント121,122、プレゼンスサーバ140が接続されるインターネット等のネットワーク130とを備える。
通信端末111,112,113,114は、Bluetooth や赤外線通信などによる端末間の通信機能、及びアクセスポイント121,122と無線接続を行うための無線LANや移動体通信等による無線通信機能を備えた携帯電話機や携帯情報端末(PDA)等であって、ネットワーク130を介してプレゼンス情報を送受信するものである。また、プレゼンスサーバ140は、通信端末111〜114のそれぞれの使用者によって登録されたメンバーの情報、各メンバーのプレゼンス情報等を記憶するものである。
なお、「プレゼンス情報」とは、通信端末111〜114を使っている使用者の状況または行動等を示す情報である。例えば、通信端末111がネットワークに接続されてプレゼンスサーバ140のサービスを受けているかどうかを示す「オンライン(online)」、「オフライン(offline)」といった情報、使用者の状況や行動等を示す「会議」、「商品開発会議」といった情報、デフォルトとして設定可能な「通信可(Available)」、「通信不可(Don't Disturb)」、「楽しい(Happy)」、「悲しい(Sad)」といった情報(デフォルトステータス)等が用いられる。
各使用者の通信端末111〜114において設定される当該使用者のプレゼンス情報は、ネットワーク130を介してプレゼンスサーバ140に送られて保持される。プレゼンス閲覧者の通信端末114では、連絡対象の使用者が事前に登録したメンバーである場合、その使用者のプレゼンス情報は、プレゼンスサーバ140から、あるいは当該使用者の通信端末111からネットワーク130を介して提供される。したがって、プレゼンス閲覧者は自分の通信端末114を見れば、通信端末111を使用している使用者がどのような状況かを確認することができる。
以下、本実施形態に係る通信システムにおいて設けられるプレゼンス情報処理装置の実施形態について詳細に説明する。ここでは、連絡対象となる使用者が使用している通信端末111、すなわち連絡対象のプレゼンス情報の設定、更新及び出力を行う通信端末におけるプレゼンス情報処理装置の例を示す。
(第1の実施形態)
第1の実施形態のプレゼンス情報処理装置は、使用者の周辺にいる周辺人物の属性情報を用い、この周辺人物属性情報を考慮してプレゼンスを決定し、連絡方法等のプレゼンス情報を更新する例である。
図2は本発明の第1の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置の構成を示すブロック図である。プレゼンス情報処理装置200は、通信手段である通信部201と、通信端末の周辺にいる周辺人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶部202と、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部203と、プレゼンス情報の処理を行うプレゼンス管理部204と、スケジュール管理部208とを備えて構成される。
通信部201は、Bluetooth や赤外線通信などによる端末間の通信機能と、アクセスポイント121,122と無線接続を行ってネットワーク130を介してサーバや他の端末と通信するための無線LANや移動体通信等による無線通信機能とを有している。図では1つのブロックで記載しているが、複数の通信部からなる構成であってもよい。この通信部201により、周辺の通信端末112,113などと情報交換を行ったり、ネットワーク130を介してプレゼンスサーバ140との間でプレゼンス情報の送受信を行うことが可能である。
周辺人物属性情報記憶部202は、周辺人物属性情報として、端末間通信により取得した周辺人物の氏名、組織名、役職、電話番号、電子メールアドレス等のような属性情報を記憶するものである。周辺人物属性情報の取得は、公知の電子名刺交換方式によって会議前あるいは会議中に更新するものとする。例えば、会議参加者が、予め通信端末111,112,113にプロファイル情報(電子名刺)をそれぞれ保持し、Bluetooth や赤外線通信などによって名刺交換を端末間で行う方式が知られている。
スケジュール管理部208は、当該通信端末111の使用者のスケジュール情報を記憶し、当該使用者に関するスケジュールを管理するものである。
プレゼンス情報記憶部203は、当該通信端末111の使用者の状況または行動を示す最新のプレゼンス情報を記憶するものである。なお、プレゼンス情報記憶部203には、通信端末111に設定された使用者を含む登録メンバーのプレゼンス情報を記憶するようにしてもよい。
プレゼンス管理部204は、周辺人物属性判定部205、プレゼンス決定部206、プレゼンス更新部207を有して構成される。このプレゼンス管理部204は、プレゼンス情報記憶部203に記憶されているプレゼンス情報の更新を行ったり、通信部201に対してプレゼンス情報の送信を指示したり、プレゼンスサーバ140を介して他の通信端末から送られてきたプレゼンス情報をプレゼンス情報記憶部203に保存したりするものである。
周辺人物属性判定部205は、周辺人物属性情報記憶部202に記憶されている当該通信端末の周辺に存在する人物の所属、役職、年齢、性別その他の属性情報を判定する。プレゼンス決定部206は、周辺人物属性判定部205で判定された周辺人物の属性に応じて使用者のプレゼンスを決定する。プレゼンス更新部207は、プレゼンス決定部206で決定されたプレゼンスに基づいてプレゼンス情報の更新を行う。
次に、第1の実施形態におけるプレゼンス情報処理装置の動作について説明する。図3は第1の実施形態におけるプレゼンス更新動作の手順を示すフローチャートである。
通信部201は、Bluetooth や赤外線通信などによる端末間通信によって、通信範囲にある通信端末と通信を行い、その通信端末を使用している他の使用者の属性情報を取得する。そして、取得した属性情報を周辺人物属性情報として周辺人物属性情報記憶部202に記憶する。新たな通信端末が通信範囲に進入した場合は、その通信端末と端末間通信を行って周辺人物属性情報を取得して更新する。
プレゼンス管理部204の周辺人物属性判定部205は、周辺人物属性情報記憶部202に記憶されている周辺人物属性情報を参照し、周辺人物属性情報が更新されたかどうかを判断する(ステップS301)。ここで、周辺人物属性情報が更新されていない場合は、更新されるまで待機する。一方、周辺人物属性情報が更新された場合は、更新された周辺人物属性情報の内容を判定する。ここでは、周辺人物属性情報において、社外など自己の所属している組織外の人物の情報が含まれるかどうか、すなわち周辺にいる通信端末の使用者に組織外の人物が含まれるかを判断する(ステップS302)。
ステップS302において、周辺人物属性情報に組織外の人物の情報が含まれる場合、プレゼンス決定部206は、当該通信端末111の使用者自身(プレゼンス閲覧者から見ると連絡対象の使用者)への連絡方法を電子メールに設定するようプレゼンスを決定する(ステップS303)。そして、プレゼンス更新部207は、決定された連絡方法に基づきプレゼンス情報を更新し、プレゼンス情報記憶部203に記憶する(ステップS304)。
また、ステップS302において、周辺人物属性情報に組織外の人物の情報が含まれていない場合、周辺人物属性判定部205は、当該通信端末111の使用者の周囲にいる人物は組織内の人物だけであるとみなして、さらに周辺人物の肩書きは使用者自身より上であるかを判断する(ステップS305)。ここで、周辺人物属性判定部205は周辺人物属性情報から役職の情報を抽出し、使用者の役職と比較する。
ステップS305において、周辺人物の肩書きが使用者自身より上である場合、プレゼンス決定部206は、上記組織外の人物の情報が含まれる場合と同様に、当該通信端末111の使用者自身への連絡方法を電子メールに設定するようプレゼンスを決定する(ステップS303)。そして、プレゼンス更新部207は、決定された連絡方法に基づきプレゼンス情報を更新し、プレゼンス情報記憶部203に記憶する(ステップS304)。
また、ステップS305において、周辺人物の肩書きが使用者自身より同じか下である場合、プレゼンス決定部206は、当該通信端末111の使用者自身への連絡方法を電話に設定することを決定する(ステップS306)。そして、プレゼンス更新部207は、決定された連絡方法に基づきプレゼンス情報を更新し、プレゼンス情報記憶部203に記憶する(ステップS304)。
ここで、通信端末111の使用者と周辺人物の肩書きの上下を判断する方法の一例を示す。図4は周辺人物属性情報における役職情報の例を示す図である。図4のように、周辺人物属性情報の役職情報として、役職名に対応する1〜5の役職レベルを設定し、端末の使用者や周辺人物に関する役職レベルの値をそれぞれ決定して記憶しておく、例えば、通信端末111の使用者が「一般社員」である場合は、役職レベルは「1」となる。また、この使用者の周辺人物の役職が「CEO」と「部長」である場合は、役職レベルはそれぞれ「5」、「4」となる。この役職レベルの大小を比較することによって肩書きの上下を判断できる。上記の例の場合、周辺人物の肩書きが使用者自身の肩書きよりもいずれも上であると判断され、この場合は当該使用者に対する連絡方法が「電子メール」に設定される。
このように、本実施形態では、周辺人物属性情報に応じて、連絡対象の通信端末111の使用者に関する状況等を判定し、この使用者に対して連絡を行う際の連絡方法を設定して、連絡方法を含むプレゼンス情報を更新するようにする。ここでは、連絡対象の使用者の周辺人物に組織外の人物が含まれているか、及び周辺人物の肩書きが使用者よりも上であるかを判断することで、状況に応じた適切な連絡方法を設定することが可能である。
通信端末111において更新されたプレゼンス情報は、周辺の通信端末111,112,113、プレゼンスサーバ140、プレゼンス閲覧者が使用する通信端末114などに転送され、利用可能となる。プレゼンス閲覧者の通信端末114では、表示部の表示画面中に連絡対象の使用者等に関するプレゼンス情報が表示される。例えば、「使用者名:○○○、連絡方法:電子メール」などが表示される。
次に、プレゼンス情報の連絡方法に「電話」が含まれない場合において、プレゼンス情報閲覧者が通信端末111の使用者へ電話をかけた場合の動作について説明する。通信端末111の使用者は、このようなプレゼンス情報に設定された連絡方法以外の方法で連絡があった場合に備えて、応答方法を予め設定しておくことができる。使用者は、連絡方法に「電話」が含まれない場合に電話には応答しないことを明確化するために、「電話拒否」と表示するようにプレゼンス情報に設定できる。また、電話に応答しなかった場合に何度も使用者に電話をかけることがないように、当該使用者がかけなおすことを明確化するために、「後ほど連絡します」といった表示を行うようにも設定できる。また、電話をかけても直接応答せず、予め設定した転送先(自宅、秘書その他の番号)に転送される設定を行っている場合は、その旨を併せて表示することも可能である。
なお、上記実施形態では、周辺人物属性情報として、組織外の人物の有無及び周辺人物の役職に応じて連絡方法を決定する例について説明したが、これに限定されるものではなく、会社名や大学名といった組織名を含む周辺人物の所属情報を用いてもよく、周辺人物の所属に応じて、重要な顧客等に対しては「電話」の連絡をしないようにプレゼンス情報を設定することも可能である。また、部署名、年齢、性別などの周辺人物属性情報を用いてもよい。また、肩書きの上下を判断する際に、連絡対象の使用者と周辺人物との間だけでなく、使用者へ連絡を発信するプレゼンス閲覧者と周辺人物との間で上下を判断して連絡方法を決定してもよい。また、組織外の人物の全体参加者に対する割合や、組織内の人物の役職が上の者の割合が所定の値に達するか否かなどで連絡方法を決定するようにしてもよい。また、組織としては、会社に限らず、大学その他のあらゆる組織に適用可能である。
また、周辺人物属性情報は、連絡方法の決定に用いるだけでなく、周辺人物属性情報の役職情報等を直接プレゼンス情報として設定し、プレゼンス閲覧者が役職情報を含む周辺人物属性情報を閲覧できるようにしてもよい。
また、プレゼンス情報の更新は、周辺人物属性情報だけでなく、スケジュール管理部208における使用者のスケジュール情報及び周辺人物属性情報に基づいて連絡方法等のプレゼンスを決定するようにしてもよい。
また、プレゼンス情報の表示については、連絡方法を「電子メール」、「電話」のような文字情報で表示して指定するものに限らず、キャラクタの色やアイコンなどの図形を周辺人物属性情報に応じて変更することにより、一目で連絡方法がわかるようにしたり、重要度を想起させてプレゼンス閲覧者が連絡方法を決定する際の判断基準となるようにすることも可能である。
また、上記実施形態では、周辺人物属性情報を取得する手段として、Bluetooth や赤外線通信などを用いる公知の電子名刺交換方式によって端末間で情報交換を行う例を示したが、無線LANを用いるアクセスポイントを介した通信等、有線又は無線を問わず種々の通信手段を用いて周辺人物属性情報を交換することも可能である。
さらに、上記実施形態では、公知の電子名刺交換方式を用いて、予め参加者の通信端末に記憶された周辺人物属性情報を交換したり、更新する例について説明したが、これに限定されるものではなく、周辺人物属性情報を取得する他の例として以下の2つの方法などを用いることもできる。
第1の例として、会議管理や入館の管理を行うサーバで会議参加者の人物属性情報を管理し、この管理サーバより周辺人物属性情報を取得するようにしてもよい。すなわち、管理サーバにおいて、会議室の予約に対応させて、会議室の参加者の氏名、役職及び電話番号等の登録をあらかじめ行っておく。プレゼンス閲覧者は、GPSなどにより連絡対象者の通信端末から通知された位置を元に会議が行われている会議室を特定し、管理サーバにアクセスして当該会議室の予約情報として登録されている人物属性情報を周辺人物属性情報として入手することができる。
第2の例として、会議参加者全員にRFタグが設けられた入館バッチを付けさせて、このRFタグの情報を用いるようにしてもよい。このようにすることにより、使用者の通信端末が会議前又は定期的に近隣の会議参加者の入館バッチをスキャンすることで会議参加者のRFタグ情報を取得することができる。取得したRFタグ情報に含まれるRFタグ識別子を用いて、当該会議を管理する管理サーバからRFタグ識別子に対応する参加者の人物属性情報を取得したり、RFタグ情報自身に当該参加者の人物属性情報を含んだりしておくことで、これらの人物属性情報を周辺人物属性情報として取得することができる。
このように第1の実施形態のプレゼンス情報処理装置によれば、プレゼンス管理部において、使用者自身の状態だけでなく周辺人物の属性情報を用いて当該使用者のプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法等を設定してプレゼンス情報を更新し、他の通信端末等に表示することができる。これにより、使用者による特別の操作なく、適切な連絡方法等のプレゼンス情報を提示することができ、通信端末を介してプレゼンス情報を伝送して各使用者の状況を把握し、電話や電子メール等の通信を行うシステムにおいて、円滑なコミュニケーションを図ることが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態のプレゼンス情報処理装置は、使用者の行動履歴及び使用者の位置の情報を用いて使用者の行動を予測し、使用者の行動予測の結果に基づいてプレゼンスを決定し、連絡方法等のプレゼンス情報を更新する例である。
図5は本発明の第2の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置の構成を示すブロック図である。プレゼンス情報処理装置500は、通信部201と、当該通信端末の使用者の行動履歴を記憶する行動履歴記憶部501と、当該通信端末の位置を測定する位置測定部502と、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部203と、プレゼンス情報の処理を行うプレゼンス管理部504とを備えて構成される。なお、図2に示した第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
行動履歴記憶部501は、当該通信端末111の使用者に関する行動履歴の情報を記憶するものである。位置測定部502は、GPS受信部などから構成され、当該通信端末111の位置、すなわちこの通信端末111の使用者の位置を測定するものである。
プレゼンス管理部504は、行動予測部505、プレゼンス決定部506、プレゼンス更新部507を有して構成される。行動予測部505は、行動履歴記憶部501に記憶されている使用者の行動履歴情報と位置測定部502により測定された位置情報とに基づいて、使用者の状況又は行動を予測する。プレゼンス決定部506は、行動予測部505で予測された使用者の状況又は行動に応じて使用者のプレゼンスを決定する。プレゼンス更新部507は、プレゼンス決定部506で決定されたプレゼンスに基づいてプレゼンス情報の更新を行う。
次に、第2の実施形態におけるプレゼンス情報処理装置の動作について説明する。ここではプレゼンス管理部504の動作を中心にいくつかの例を示す。
第1例として、行動予測部505において、行動履歴記憶部501に記憶されている使用者の行動履歴情報と位置測定部502により測定された使用者の位置情報とに基づき、使用者の行動が「所長と会議」と予測され、使用者は役職のない「社員」であるものとする。この場合、「所長と会議」は組織内の業務上のイベントであり、かつ、参加者は「所長」であるため、連絡対象の使用者よりも高い役職の者である。したがって、この会議中に不測の電話によって会議が妨害され、所長に失礼になることのないように、当該使用者への連絡方法を「電子メール」と決定し、プレゼンス情報を更新する。
第2例として、行動予測部505において、使用者の行動が「同僚とパーティ」と予測されたとする。この場合、「パーティ」は業務外のイベントであり、かつ、参加者は「同僚」すなわち、当該使用者と同一又はほぼ同じと考えられるので、連絡方法を「電話」と決定し、プレゼンス情報を更新する。これにより、緊急の業務上の連絡がある場合に電子メールではなく電話を選択することで、業務のスピードアップ化を図ることができる。
なお、連絡方法を決定する際に、連絡対象の使用者の行動として予測されるイベントの参加者とこの使用者との肩書きの上下を判断するだけでなく、使用者へ連絡を発信するプレゼンス閲覧者とイベント参加者との間で上下を判断して連絡方法を決定してもよい。
また、使用者の状況又は行動の予測結果は、連絡方法の決定に用いるだけでなく、この行動予測結果を直接プレゼンス情報として設定し、プレゼンス閲覧者が行動予測情報を閲覧できるようにしてもよい。
このように第2の実施形態のプレゼンス情報処理装置によれば、プレゼンス管理部において、行動予測部によって連絡対象の使用者の状況又は行動を予測することで、使用者による特別の操作なく、使用者の行動予測に基づいてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法等を設定してプレゼンス情報を更新し、他の通信端末等に表示することができる。これにより、使用者による特別の操作なく、適切な連絡方法等のプレゼンス情報を提示することができ、通信端末を介してプレゼンス情報を伝送して各使用者の状況を把握し、電話や電子メール等の通信を行うシステムにおいて、円滑なコミュニケーションを図ることが可能となる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態のプレゼンス情報処理装置は、使用者の周辺の騒音レベルを測定し、周辺の騒音レベルの測定結果に基づいてプレゼンスを決定し、連絡方法等のプレゼンス情報を更新する例である。
図6は本発明の第3の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置の構成を示すブロック図である。プレゼンス情報処理装置600は、通信部201と、騒音レベル測定部601と、プレゼンス情報を記憶するプレゼンス情報記憶部203と、プレゼンス情報の処理を行うプレゼンス管理部604とを備えて構成される。なお、図2に示した第1の実施形態と同様の構成要素については同一符号を付して説明を省略する。
騒音レベル測定部601は、マイク及びレベル測定器等を有して構成され、当該通信端末の周囲の騒音レベルを測定するものである。プレゼンス管理部604は、プレゼンス決定部606、プレゼンス更新部607を有して構成される。プレゼンス決定部606は、騒音レベル測定部601で測定された周辺の騒音レベルに応じて使用者のプレゼンスを決定する。プレゼンス更新部607は、プレゼンス決定部606で決定されたプレゼンスに基づいてプレゼンス情報の更新を行う。
次に、第3の実施形態におけるプレゼンス情報処理装置の動作について説明する。図7は第3の実施形態におけるプレゼンス更新動作の手順を示すフローチャートである。
騒音レベル測定部601は、当該通信端末の周辺の騒音レベルを測定する。プレゼンス決定部606は、騒音レベル測定部601によって測定された周辺の騒音レベルが所定の範囲内にあるかどうか、ここでは40dB以下かつ12dB以上であるかを判断する(ステップS702)。
ここで、周辺の騒音レベルが40dB以下かつ12dB以上である場合、プレゼンス決定部606は、当該通信端末111の使用者自身への連絡方法を電話に設定するようプレゼンスを決定する(ステップS703)。一方、周辺の騒音レベルが上記範囲以外の場合、プレゼンス決定部606は、当該通信端末111の使用者自身への連絡方法を電子メールに設定するようプレゼンスを決定する(ステップS704)。
ここで、測定された通信端末周辺の騒音レベルが所定の値(ここでは40dB)よりも大きい場合は、周囲が騒がしくて音声通話が困難な環境に使用者が置かれていると考えられるため、連絡方法を電子メールに決定する。また、通信端末周辺の騒音レベルが所定の値(ここでは12dB)より小さい場合は、周囲が静かな環境で会議中であったり美術館などにいる状態が予測され、電話すべきでない環境にある可能性が高いと考えられるため、連絡方法を電話ではなく、電子メールと決定する。
そして、プレゼンス更新部607は、決定された連絡方法に基づきプレゼンス情報を更新し、プレゼンス情報記憶部203に記憶する(ステップS705)。
なお、上記実施形態では、騒音レベルを判定する所定の範囲として「40dB以上または12dB以下の範囲」を用いた場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、任意の範囲を所定の範囲としてもよい。
また、通信端末周辺の騒音レベル情報は、連絡方法の決定に用いるだけでなく、この騒音レベル等による環境を直接プレゼンス情報として設定し、プレゼンス閲覧者が周囲環境情報を閲覧できるようにしてもよい。
このように第3の実施形態のプレゼンス情報処理装置によれば、プレゼンス管理部において、測定された通信端末周辺の騒音レベルを判定することで、周囲の騒音レベルに基づいてプレゼンスに反映し、使用者への連絡方法等を設定してプレゼンス情報を更新し、他の通信端末等に表示することができる。これにより、使用者による特別の操作なく、適切な連絡方法等のプレゼンス情報を提示することができ、通信端末を介してプレゼンス情報を伝送して各使用者の状況を把握し、電話や電子メール等の通信を行うシステムにおいて、円滑なコミュニケーションを図ることが可能となる。
本発明は、使用者自身の状態だけでなく、周辺人物の属性情報、使用者の行動予測、周辺騒音レベルなどを用いて、プレゼンス情報に反映することが可能となる効果を有し、ネットワーク上での通信サービスを利用する使用者の状況または行動を示すプレゼンス情報を取り扱うプレゼンス情報処理装置及びプレゼンス情報処理方法等に有用である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略構成を示す図 本発明の第1の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置の構成を示すブロック図 第1の実施形態におけるプレゼンス更新動作の手順を示すフローチャート 周辺人物属性情報における役職情報の例を示す図 本発明の第2の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置の構成を示すブロック図 本発明の第3の実施形態に係るプレゼンス情報処理装置の構成を示すブロック図 第3の実施形態におけるプレゼンス更新動作の手順を示すフローチャート
符号の説明
111,112,113,114 通信端末
121,122 アクセスポイント
130 ネットワーク
140 プレゼンスサーバ
200,500,600 プレゼンス情報処理装置
201 通信部
202 人物属性情報記憶部
203 プレゼンス情報記憶部
204,504,604 プレゼンス管理部
205 周辺人物属性判定部
206,506,606 プレゼンス決定部
207,507,607 プレゼンス更新部
501 行動履歴記憶部
502 位置測定部
505 行動予測部
601 騒音レベル測定部

Claims (4)

  1. 通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、
    前記通信端末の周辺に存在する人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶手段と、
    前記属性情報に基づき周辺人物の属性を判定し、周辺人物の属性をプレゼンスとして決定するプレゼンス決定手段と、
    前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、
    を備えるプレゼンス情報処理装置。
  2. 通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理装置であって、
    前記通信端末の周辺に存在する人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶手段と、
    前記属性情報に基づき周辺人物の属性を判定し、周辺人物の属性により前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定手段と、
    前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新手段と、
    を備えるプレゼンス情報処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のプレゼンス情報処理装置であって、
    前記使用者のスケジュールを管理するスケジュール管理手段を備え、
    前記プレゼンス決定手段は、前記使用者のスケジュール情報及び前記周辺人物の属性情報に基づいて前記プレゼンスを決定するプレゼンス情報処理装置。
  4. 通信端末を使用する使用者の状況又は行動を示すプレゼンス情報を処理するプレゼンス情報処理方法であって、
    前記通信端末の周辺に存在する人物の属性情報を記憶する周辺人物属性情報記憶ステップと、
    前記属性情報に基づき周辺人物の属性を判定し、周辺人物の属性により前記使用者への連絡方法を決定してプレゼンスとするプレゼンス決定ステップと、
    前記決定されたプレゼンスに基づきプレゼンス情報を更新するプレゼンス更新ステップと、
    を有するプレゼンス情報処理方法。
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