JP4367788B2 - 電力線通信品質評価方法と電力線通信システム - Google Patents

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Description

この発明は、電源に接続され電子機器に電力を供給する電力線を用いて、各電子機器間での通信を行う電力線通信の通信品質評価方法と電力線通信システムに関する。
従来、屋内に敷設された電力線を伝送媒体として利用する電力線通信システムが知られている。電力線通信の場合、既設の電力線を使用するため、電子機器間の通信用専用線を設ける必要がない。そのため、新たにネットワーク機器などを導入する場合や、通信機器の配置を移動する場合にも配線の追加や変更が必要ないものである。従来の屋内商用電力線を使用して電力線通信を行うシステムでは、交流電源に接続された電力線に専用のPLC(Power Line Communication)装置を接続し、このPLC装置を介して、電力線に重畳された通信信号の授受を行っていた。
電力線通信は、図3に示すように、電力線1に接続されたコンピュータ等の複数の通信機器のノード2,3間で信号を授受している。電力線通信は、電力を送る配線である電力線1を利用してコンピュータ等の複数の通信機器のノード2,3間で通信しているため、信号にノイズが混ざりやすく、通信品質が問題であった。従って、送信側のノード2は、複数回の送信後に受信確認信号ACKを得ることが多い。また、図4に示すように、電力線通信においては、送信するデータ量、即ちパケットの長さが長いほど、送信を失敗する確率が高く、再送を繰り返しやすい。
ここで、通信品質を評価する指標として、スループット(throughput)と称される指数がある。スループットとは、通信路について、プロトコルのオーバーヘッドなどを除いた、正味の通信速度(bps)で表されるもので、電力線通信のみならず、種々の通信品質の評価に利用されている。
スループットを測定するには、電力線1に接続されたコンピュータ等の複数の通信機器のノード2,3間において、一方のノード2からデータを送信し他方のノード3がそのデータを受信した旨の受信確認信号(ACK)を送信する。そして、データを送信した一方のノード2で、送信から受信までの時間と送信したデータ量をパラメータとしてスループットを計算している。
その他、電力線通信の伝送路の品質評価方法としては、特許文献1に開示されているように、通信機器間で複数の通信方式によりテストパターンを送信し、電力線を含む通信の通信品質を測定しているものがある。また、特許文献2に開示されているように、伝送路のS/N比を測定して通信品質を評価するものもある。さらに、特許文献3に開示されているように、交流の電力線にビーコン信号を重畳して、伝送路の通信品質を評価する通信方式も提案されている。
特開2001−136173号公報 特開2004−23311号公報 特開2007−37154号公報
上記従来の技術の通信品質評価方法は、通信品質を簡易に測定できるものではなく、各従来技術の場合それぞれ特別の装置やプログラムを必要としている。また、今日のデータ通信においては、高周波化により複数のノード間で測定タイミングを合わせることは極めて難しく、ネットワーク内の複数のノード間で、リアルタイムで通信品質を共有することは難しいものである。また、一方のノードでの評価結果を他のノードへ送信することは可能であるが、別途送信プログラム等を必要とし、システムが複雑になるものである。
この発明は、上記背景技術に鑑みて成されたもので、電力線通信において簡易に通信品質を評価することができ、評価結果を複数のノードで簡単に共有可能な電力線通信品質評価方法と電力線通信システムを提供することを目的とする。
この発明は、電力線を介して信号を通信する電力線通信の通信品質評価方法であって、一方のノードからデータを送信し、その際前記データの何回目の送信かを示す情報を添付して送信し、他方のノードが前記一方のノードからのデータを受信してその受信確認信号を送信する際に、前記送信回数と前記送信されたデータ量を示す情報を合わせて送信し、前記電力線通信を行うネットワークの各ノードでは、前記受信確認信号の前記送信回数とデータ量を受信して、前記データ量を前記送信回数で割った値を基にして、その電力線通信の通信品質を評価する電力線通信品質評価方法である。
またこの発明は、電力線を介して信号を通信するネットワークの電力線通信システムであって、電力線に接続された複数のノードから成り、一方のノードからデータを送信し、その際前記データの何回目の送信かを示す情報を添付して送信し、前記電力線に接続された各ノードは、前記一方のノードからのデータを受信してその受信確認信号を送信する受信確認信号回路と送信回路を備え、この受信確認信号回路は、前記受信確認信号を送信する際に前記送信回数と前記送信されたデータ量を示す情報を合わせて送信し、前記電力線通信を行う各ノードでは、前記受信確認信号の前記送信回数とデータ量を受信して前記データ量を前記送信回数で割った値を基にして、その電力線通信の通信品質を評価する通信品質評価回路を備えた電力線通信電力線通信システムである。
この発明の電力線通信評価方法と電力線通信システムによれば、簡単に電力線通信の通信品質を評価することができ、簡単な装置で、ネットワークに接続された各通信機器間でその評価結果を共有することができる。
以下、この発明の電力線通信品質評価方法と電力線通信システムの一実施形態について、図1、図2を基にして説明する。この実施形態の電力線通信システムは、例えば交流の商用電力線10を介して信号を通信するもので、電力線10に接続された複数のコンピュータや電子機器等のノード12,14,16,18から成るネットワークが形成されている。
この電力線通信システムの各ノード12,14,16,18は、図2に示すように、電力線通信に用いるPLC装置20を備えている。各PLC装置20には、電力線10に乗せられた信号を受信する受信回路22と、電力線10へそのコンピュータのCPU等からの信号を送信する送信回路24を備えている。さらに、PLC装置20には、受信回路22が受信した信号が何回目の送信かを示すデータと、受信した信号のデータ量(パケット長)を認識する通信品質評価回路26を備えている。通信品質評価回路26は、後述するように評価結果を、受信確認信号回路28からの受信確認信号ACKとともに送信回路24へ送る。
ここで、この発明の通信品質評価方法の考え方について説明する。電力線通信は一般に伝送路の品質が悪く、送信に失敗しやすいことから、再送回数が多くなりがちである。また、送信に際して、1回当たりのパケット長が長い(データ量が多い)ほど、伝送に失敗する可能性も高く、再送になりやすいものである。これより、データ量と送信回数が通信品質のパラメータとして用いることができることが分かる。この発明では、この点に着目して、送信するデータの送信回数nとデータ量Lを基にして、データ量Lを送信回数nで割ったL/nの値により通信品質を評価するものである。
この実施形態の電力線通信品質評価方法は、図1に示すように、例えばノード12からデータをノード14へ送信し、その際、データの送信回数の情報も添付して送信する。データの送信回数は、そのデータの再送回数でも良い。受信する側のノード14は、ノード12からのデータを受信して、その受信確認信号ACKを送信する。その際に、送信回数nと送信されたデータ量Lを示す情報を合わせて送信する。
電力線通信を行う各ノード12,16,18では、受信確認信号ACKとともに送信回数nとデータ量Lを受信して、通信品質評価回路26でデータ量Lを送信回数nで割って、その電力線通信の通信品質を求める。ここで求める通信品質は、L/nそのものの値でも良いが、複数の段階に分けた指標でも良い。この受信確認信号ACKは、そのネットワーク内の他のノード12,16,18で受信されるので、通信を行ったノード12,14以外のノード16,18もそのときの通信状態を、各ノード16,18内の通信品質評価回路26で求めることができる。
この実施形態の電力線通信品質評価方法と電力線通信システムによれば、受信確認信号ACKに送信回数(再送回数)を追加するだけで、簡単にそのネットワーク内の各ノード12,14,16,18は、そのときの通信状態をおおよそ把握し評価することができる。これにより、例えば、ネットワーク内の通信品質の善し悪しにより、送信データの圧縮率を変えたり、その他送信データのボリュームを可変にした通信が可能となる。これにより、通信の失敗によるデータの欠落を無くし、通信状態が悪い場合も、情報が完全に欠落せずにおおよその情報が届くようにネットワークを構築することができる。
なお、この発明の電力線通信システムは上記実施形態に限定されるものではなく、種々の電力線通信システムに利用可能なものであり、直流電力線においても利用可能である。
この発明の一実施形態の電力線通信システムの電力線通信品質評価方法を示す模式図である。 この実施形態の電力線通信システムのPLC装置を示す概略ブロック図である。 従来の電力線通信システムを示す模式図である。 従来の電力線通信システムにおけるデータ量の違いによる通信を示す模式図である。
符号の説明
10 電力線
12,14,16,18 ノード
20 PLC装置
22 受信回路
24 送信回路
26 通信品質評価回路
28 受信確認信号回路

Claims (2)

  1. 電力線を介して信号を通信する電力線通信の通信品質評価方法において、一方のノードからデータを送信し、その際前記データの何回目の送信かを示す情報を添付して送信し、他方のノードが前記一方のノードからのデータを受信してその受信確認信号を送信する際に、前記送信回数と前記送信されたデータ量を示す情報を合わせて送信し、前記電力線通信を行うネットワークの各ノードでは、前記受信確認信号の前記送信回数とデータ量を受信して、前記データ量を前記送信回数で割った値を基にして、その電力線通信の通信品質を評価することを特徴とする電力線通信品質評価方法。
  2. 電力線を介して信号を通信するネットワークの電力線通信システムにおいて、電力線に接続された複数のノードから成り、一方のノードからデータを送信し、その際前記データの何回目の送信かを示す情報を添付して送信し、前記電力線に接続された各ノードは、前記一方のノードからのデータを受信してその受信確認信号を送信する受信確認信号回路と送信回路を備え、この受信確認信号回路は、前記受信確認信号を送信する際に前記送信回数と前記送信されたデータ量を示す情報を合わせて送信し、前記電力線通信を行う各ノードでは、前記受信確認信号の前記送信回数とデータ量を受信して前記データ量を前記送信回数で割った値を基にして、その電力線通信の通信品質を評価する通信品質評価回路を備えたことを特徴とする電力線通信電力線通信システム。

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