JP4366965B2 - 携帯端末装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯端末装置に係り、特に傷擦れ防止構造を備えた折り畳み型の携帯端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来の携帯端末装置の一例の外観斜視図を示す。同図において、折り畳み型携帯電話機10は、大略直方体状の下側筐体部21と上側筐体部22の各一端部がヒンジ部23により回動自在に結合されており、図のように開状態では、各種のキー24やマイク25などが設けられた下側筐体部21の上面部と、表示窓部26やレシーバ27などが設けられた上側筐体部22の下面部とが所定角度間隔離間されて使用可能状態となり、不使用状態では、上記の下側筐体部21の上面部と上側筐体部22の下面部とが対向密接した閉状態となる。従って、折り畳み型携帯電話機10は、下側筐体部21の上面部と上側筐体部22の下面部とが、図6にIで示す開閉範囲で開閉される。
【0003】
この折り畳み型携帯電話機10は、近年携帯電話機の主流となって折り、そのヒンジ部23は、図6に示すように下側筐体部21と上側筐体部22の1方向に可動する構造(開閉運動)になっており、下側筐体部21に形成された複数個の突起(凸)28と、上側筐体部22に設けられた通常ゴム等の弾性をもつ部品29とを、閉状態時に対向密接するように配置して相対する表面とのクリアランスを確保することにより、閉状態時の下側筐体部21の上面部と上側筐体部22の下面部の表面傷付きを防止している。
【0004】
また、図7、図8及び図9は従来の携帯端末装置の第2の実施の形態の半開状態、全開状態及び閉状態の外観斜視図を示す。この従来の携帯端末装置は、カメラ付き携帯電話機30で、大略直方体状の下側筐体部31と上側筐体部32の各一端部がヒンジ部33により回動自在に結合されており、図7に示す半開状態では、下側筐体部31と上側筐体部32とがほぼ90度の角度開いた状態とされて、矢印IIで示すように、ヒンジ部38を中心にして上側筐体部32が回転可能とされている。
【0005】
下側筐体部31の上面部には、各種のキー34やマイク35などが設けられ、上側筐体部32の下面部には、表示窓部36、レシーバ37、上面部にはカメラ(図示せず)などが設けられており、図8の全開状態と同様に使用可能状態である。
【0006】
また、図8に示す全開状態では、携帯電話機30は、下側筐体部31と上側筐体部32とが矢印IIIで示すように、ヒンジ部33を中心としてほぼ180度開いた状態とされ、この状態でヒンジ部38を中心にして上側筐体部32が矢印IVで示すように回転可能とされている。更に、携帯電話機30の不使用状態では、図9に示すように、上記の下側筐体部21の上面部と上側筐体部22の下面部とが対向密接した閉状態とされ、この状態で矢印Vで示すように回転可能状態とされる。このように、この従来の携帯端末装置である携帯電話機30は、2方向以上に可動するヒンジ部33及び38が配置され、折り畳み型携帯電話機20と同様に、閉状態時に対向密接するように配置した複数の突起39と弾性部品40により、閉状態時の傷付き(擦れ)を防止する構造になっている。
【0007】
更に、本体操作部を覆う蓋体を回動して開くことにより、本体操作部を表出して使用するように構成された携帯電話機において、本体操作部の前面から突出する弾性材からなる操作部キースイッチと一体に形成されたクッションを、蓋体と本体操作部との閉合部分に突出させて、閉状態時に蓋体がクッションに接触するようにして閉状態時の傷付きを防止するようにした携帯端末装置も従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−275191号公報(第1−2頁)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、図6及び特許文献1に記載の従来の携帯端末装置は、いずれも開状態と閉状態のいずれしかなく、その傷付き防止のための構造は図7〜図9に示した従来の携帯端末装置のような2方向以上に回転又は開閉可能な携帯端末装置には適用できない。
【0010】
一方、図7〜図9に示した従来の携帯端末装置のような2方向以上に回転又は開閉可能な携帯端末装置では、図9に示す様に折り畳んだ閉状態において、矢印Vで示す方向に回転運動をさせた際、複数の突起39と弾性部品40が相対的に接触していない場合、突起39が上側筐体部32の下面部上を擦ってしまい、この状態においては相対する表面の適切なクリアランスが確保できず、操作部のキー34と表示窓部36のアクリル部材も擦れあい、各々部品が傷付くという問題がある。
【0011】
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、閉状態にある上側筐体部と下側筐体部との密接対向表面部の回転又は開閉時の擦れによる各表面の傷付きを防止し得る構造を備えた2方向以上に回転又は開閉可能な折り畳み型の携帯端末装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、第1の発明は、少なくとも表示窓部が下面部表面に設けられた上側筐体部と、少なくともキー操作部が上面部表面に設けられた下側筐体部の各一側端部同士が、第1及び第2のヒンジ部により2方向以上に回動自在に結合され、第1のヒンジ部により上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが対向密接する閉状態又は上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが任意の角度に離間する開状態とされ、第2のヒンジ部により上側筐体部と下側筐体部とを、上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向に回転可能とした構成の携帯端末装置であって、上側筐体部及び下側筐体部のうち一方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ他方の筐体部側に突出するように設けられた2つの突起部と、上側筐体部及び下側筐体部のうち他方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ形成された2つの切り欠き部とを設け、閉状態時に、突起部と切り欠き部とが密接係合して、第2のヒンジ部による上側筐体部と下側筐体部との、上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向への回転運動を阻止することを特徴とする。
【0013】
この発明では、閉状態時の第2のヒンジ部による上側筐体部と下側筐体部との、上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向への回転運動を阻止することができるため、表示窓部とキー操作部とが接触した状態で回転して擦れることを防止できる。
【0015】
また、上記の目的を達成するため、第の発明は、上側筐体部及び下側筐体部のうち一方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ他方の筐体部側に突出するように設けられた2つの突起部と、2つの突起部の間の一方の筐体部の先端部に形成された曲面形状の第1の曲斜面と、上側筐体部及び下側筐体部のうち他方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ形成された2つの切り欠き部と、2つの切り欠き部の間の他方の筐体部の先端部に形成された、第1の曲斜面とほぼ同じ曲率半径の曲面形状の第2の曲斜面とを設け、閉状態時に、突起部及び第1の曲斜面と切り欠き部及び第2の曲斜面とが密接係合して、第2のヒンジ部による上側筐体部と下側筐体部との、上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向への回転運動を阻止することを特徴とする。
【0017】
ここで、第1又は第2の発明の2つの突起部は、一方の筐体部と一体的に形成されていてもよいし、一方の筐体部と別部品で形成されていてもよい。一体的に形成されている場合は製造が簡単であり、別部品で構成した場合は、デザイン的な制約を緩和することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯電話装置の第1の実施の形態の開状態と閉状態の側面図、平面図等を示す図、図2は本発明になる携帯電話装置の第1の実施の形態の閉状態時の外観斜視図を示す。各図中、同一構成部分には同一符号を付してある。
【0019】
図1(A)及び(B)は、本発明になる携帯電話装置の一実施の形態である折り畳み型携帯電話機1の開状態時の側面図及び平面図で、携帯電話機1は上側筐体部2と下側筐体部3の各一側端部がヒンジ部4により開閉自在に結合されており、かつ、ヒンジ部5により水平方向に回転自在に結合されている。すなわち、上側筐体部2と下側筐体部3は、上側筐体部2の下面部と下側筐体部3の上面部とがヒンジ部4により互いに対向密接する閉状態又は任意角度に離間する開状態とされ、上側筐体部2の下面部と下側筐体部3の上面部とがヒンジ部5により互いに平行な方向(水平方向)に回転可能とされている。
【0020】
上側筐体部2には、図1(B)に示すように、キー表示その他の表示を行う表示窓部6などが下面部に配置されると共に、ヒンジ部4及び5と反対側端部(先端部)の左右角部に切り欠き部7が形成されている。表示窓部6は、透明な材料(例えばアクリル材)であり、上側筐体部2の内部に実装された液晶表示素子(LCD)を保護している。また、上側筐体部2の先端部の切り欠き部7は、上側筐体部2と下側筐体部3を、図1(C)〜(E)及び図2に示すように比較的に適正な位置で閉状態にした際、下側筐体部3の突起部9を避ける位置に対向するように形成されている。
【0021】
下側筐体部3には、図1(B)に示すように、その上面部に各種のキーからなるキー操作部8やマイク11が配置されると共に、ヒンジ部4及び5と反対側端部(先端部)の左右角部に、図1(A)に示すように、開状態時の上側筐体部2の下面部の高さ位置程度の高さの突起部9がそれぞれ形成されている。キー操作部8を構成する各キーは、操作性(押し易さ)を考慮し、下側筐体部3の上面部表面より若干高く形成されている。
【0022】
また、下側筐体部3の先端部中央には、キー操作部8を構成する各キーの高さより若干高い高さの直方体状の弾性部品(例えばゴム)10が設けられており、この弾性部品10が、図1(C)の側面図、同図(D)の平面図及び同図(E)の正面図に示す閉状態において、上側筐体部2の下面部表面と接触することで、下側筐体部3とのクリアランスを確保している。更に、図2に示すように、閉状態において、突起部9は切り欠き部7と密接係合状態になり、回転用ヒンジ部5を軸に上側筐体部2が矢印VI方向に回転可動する動きを阻止している。
【0023】
以上の構成とすることにより、本実施の形態によれば、閉状態の回転時に上側筐体部2の下面部表面と下側筐体部3の上面部表面や、表示窓部6とキー操作部8が接触することなく傷付き、擦れなどを防止することができる。
【0024】
なお、閉状態において、上側筐体部2を矢印VI方向へ回転させるためには、開閉用ヒンジ部4を軸として突起部9に接触しない位置まで上側筐体部2を開方向に可動しなければならない。また、突起部9の形状や高さは、上側筐体部2を回転させた時に上側筐体部2の下面部表面と下側筐体部3の上面部表面や、表示窓部6とキー操作部8が擦れ合わなければ特に限定しない。
【0025】
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明になる携帯電話装置の第2の実施の形態の開状態と閉状態の側面図、平面図等を示す図、図4は本発明になる携帯電話装置の第2の実施の形態の閉状態時の外観斜視図を示す。各図中、図1及び図2と同一構成部分には同一符号を付してある。図3(A)及び(B)は、本発明になる携帯電話装置の第2の実施の形態である折り畳み型携帯電話機14の開状態時の側面図及び平面図で、携帯電話機14は上側筐体部15と下側筐体部16の各一側端部がヒンジ部4により開閉自在に結合されており、かつ、ヒンジ部5に回転自在に結合されている。
【0026】
上側筐体部15には、図3(B)に示すように、透明な材料による表示窓部6などが下面部に配置されると共に、ヒンジ部4及び5と反対側端部(先端部)の左右角部に切り欠き部7が形成されており、切り欠き部7が上側筐体部15と下側筐体部16を、図3(C)〜(E)及び図4に示すように比較的に適正な位置で閉状態にした際、下側筐体部16の突起部9を避ける位置に対向するように形成されている点は、前記図1及び図2に示した実施の形態と同様であるが、2つの切り欠き部7の間の先端部が表示窓部6の形成側表面(下面部表面)側に凸の曲斜面17で形成されている点が前記図1及び図2に示した実施の形態と異なる。
【0027】
一方、下側筐体部16には、図3(B)に示すように、キー操作部8やマイク11が配置されると共に、ヒンジ部4及び5と反対側端部(先端部)の左右角部に、図3(A)に示すように、開状態時の上側筐体部15の下面部の高さ位置程度の高さの突起部9がそれぞれ形成されている点は、前記図1及び図2に示した実施の形態と同様であるが、2つの突起部9の間の先端部がキー操作部8の形成側表面(上面部表面)側に凹の曲斜面18で形成されている点が前記図1及び図2に示した実施の形態と異なる。ここで、上記の曲斜面17と18は、図3(E)及び図4に示すように、互いに曲率半径がほぼ同じ同心円の円弧の一部を形成しており、閉状態のときには殆ど隙間無く対向するように形成されている。
【0028】
上記の構成とすることにより、本実施の形態では図3(C)〜(E)及び図4に示した閉状態においては、上側筐体部15を図4の矢印VII方向へ回転させる場合は、曲斜面18に沿って突起部9を乗り越えて行われるため、円滑な回転運動をすることができる。
【0029】
従って、本実施の形態によれば、この閉状態の回転時には、上側筐体部15の下面部と下側筐体部16の弾性部品10が接触している時の最低限のクリアランスも確保して回転運動をするため、上側筐体部15の下面部表面と下側筐体部16の上面部表面や、表示窓部6とキー操作部8が接触することがなく、よって傷付き、擦れなどを防止することができる。また、本実施の形態は、第1の実施の形態に比べて、上側筐体部15の先端部と下側筐体部16の先端部が曲斜面17、18を有しているため外観デザインが優れている。なお、突起部9の高さや曲斜面17、18の形状は、上側筐体部15を回転させた時に表示窓部6とキー操作部8が擦れ合わなければ特に限定しない。
【0030】
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は本発明になる携帯電話装置の第3の実施の形態の閉状態時の外観斜視図を示す。同図中、図1及び図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。上記の図1及び図2に示した実施の形態では、突起部9が側筐体部と一体的に形成されていたのに対し、図5に示す実施の形態の折り畳み型携帯電話機は、突起部19が上側筐体部2a及び下側筐体部3とは別部品で構成されている点に特徴がある。
【0031】
この実施の形態では、突起部19が上側筐体部2a及び下側筐体部3とは別部品で構成されているため、デザイン制約の緩和効果を期待できる。すなわち、例えば、突起部19を上側筐体部2aや下側筐体部3と異なる色彩で構成したり、着信時に光らせる着信サインの構成とすることができる。
【0032】
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えばカメラ部は設けられていてもいなくても、どちらでも本発明を適用できる。また、第1の実施の形態では、突起部9と弾性部品10を設けているが、突起部9だけでも閉状態の回転時に上側筐体部2の下面部表面と下側筐体部3の上面部表面や、表示窓部6とキー操作部8が接触することなく傷付き、擦れなどを防止することができる(弾性部品10は必ずしも設けなくてもよい)。
【0033】
また、以上の実施の形態では、突起部9、19を側筐体部3、16に設けているが、側筐体部に設けるようにしてもよい(この場合は、切り欠き部7は側筐体部に設ける必要がある。)。同様に、弾性部品10は、上側筐体部2、2a、15に設けてもよい。更に、第2の実施の形態の突起部9を筐体部と別部品で構成することもできる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、閉状態時の第2のヒンジ部による上側筐体部と下側筐体部との、上側筐体部の下面部と下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向(水平方向)への回転運動を阻止することにより、表示窓部とキー操作部とが接触した状態で回転して擦れることを防止するようにしたため、閉状態での回転による表示窓部やキー操作部などの擦れによる傷付きを防止することができる。
【0035】
また、本発明によれば、閉状態時には、一方の筐体部に設けられた2つの突起部及びそれらの間の第1の曲斜面と、他方の筐体部に設けられた2つの切り欠き部及びそれらの間の第2の曲斜面とが密接係合して、上側筐体部と下側筐体部との相対的な水平方向の回転運動を阻止するようにしたため、外観デザインに優れた構成により、閉状態での回転による表示窓部やキー操作部などの擦れによる傷付きを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第1の実施の形態の開状態と閉状態の側面図、平面図等を示す図である。
【図2】本発明装置の第1の実施の形態の閉状態時の外観斜視図である。
【図3】本発明装置の第2の実施の形態の開状態と閉状態の側面図、平面図等を示す図である。
【図4】本発明装置の第2の実施の形態の閉状態時の外観斜視図である。
【図5】本発明装置の第3の実施の形態の閉状態時の外観斜視図である。
【図6】従来装置の一例の開状態時の外観斜視図である。
【図7】従来装置の他の例の半開状態時の外観斜視図である。
【図8】従来装置の一例の全開状態時の外観斜視図である。
【図9】従来装置の一例の閉状態時の外観斜視図である。
【符号の説明】
1、14 折り畳み型携帯電話機
2、2a、15 上側筐体部
3、16 下側筐体部
4 開閉用ヒンジ部
5 回転用ヒンジ部
6 表示窓部
7 切り欠き部
8 キー操作部
9、19 突起部
10 弾性部品
17、18 曲斜面

Claims (4)

  1. 少なくとも表示窓部が下面部表面に設けられた上側筐体部と、少なくともキー操作部が上面部表面に設けられた下側筐体部の各一側端部同士が、第1及び第2のヒンジ部により2方向以上に回動自在に結合され、前記第1のヒンジ部により前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが対向密接する閉状態又は前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが任意の角度に離間する開状態とされ、前記第2のヒンジ部により前記上側筐体部と前記下側筐体部とを、前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向に回転可能とした構成の携帯端末装置であって、
    前記上側筐体部及び前記下側筐体部のうち一方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ他方の筐体部側に突出するように設けられた2つの突起部と、
    前記上側筐体部及び前記下側筐体部のうち他方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ形成された2つの切り欠き部と
    を設け、前記閉状態時に、前記突起部と前記切り欠き部とが密接係合して、前記第2のヒンジ部による前記上側筐体部と前記下側筐体部との、前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向への回転運動を阻止することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 少なくとも表示窓部が下面部表面に設けられた上側筐体部と、少なくともキー操作部が上面部表面に設けられた下側筐体部の各一側端部同士が、第1及び第2のヒンジ部により2方向以上に回動自在に結合され、前記第1のヒンジ部により前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが対向密接する閉状態又は前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが任意の角度に離間する開状態とされ、前記第2のヒンジ部により前記上側筐体部と前記下側筐体部とを、前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向に回転可能とした構成の携帯端末装置であって、
    前記上側筐体部及び前記下側筐体部のうち一方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ他方の筐体部側に突出するように設けられた2つの突起部と、
    該2つの突起部の間の前記一方の筐体部の先端部に形成された曲面形状の第1の曲斜面と、前記上側筐体部及び前記下側筐体部のうち他方の筐体部の先端部の左右両端にそれぞれ形成された2つの切り欠き部と、
    前記2つの切り欠き部の間の前記他方の筐体部の先端部に形成された、前記第1の曲斜面とほぼ同じ曲率半径の曲面形状の第2の曲斜面と
    を設け、前記閉状態時に、前記突起部及び前記第1の曲斜面と前記切り欠き部及び前記第2の曲斜面とが密接係合して、前記第2のヒンジ部による前記上側筐体部と前記下側筐体部との、前記上側筐体部の下面部と前記下側筐体部の上面部とが互いに平行な方向への回転運動を阻止することを特徴とする携帯端末装置。
  3. 前記2つの突起部は、前記一方の筐体部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 前記2つの突起部は、前記一方の筐体部と別部品で形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末装置。
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