JP4365694B2 - データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。 - Google Patents

データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。 Download PDF

Info

Publication number
JP4365694B2
JP4365694B2 JP2004035188A JP2004035188A JP4365694B2 JP 4365694 B2 JP4365694 B2 JP 4365694B2 JP 2004035188 A JP2004035188 A JP 2004035188A JP 2004035188 A JP2004035188 A JP 2004035188A JP 4365694 B2 JP4365694 B2 JP 4365694B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
command
time
telemetry
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004035188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005227085A (ja
Inventor
善弘 加藤
修造 縄田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004035188A priority Critical patent/JP4365694B2/ja
Publication of JP2005227085A publication Critical patent/JP2005227085A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4365694B2 publication Critical patent/JP4365694B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Description

本発明は、連続的に変化する検出データと操作内容とを1つの画面に重畳表示するデータのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体に関する。
従来、ロケット等の移動体および関連機器から送られてくる多数のテレメトリデータ(温度、圧力等の連続的に変化する時系列データ)は、テレメトリ取得装置にて収集され、選択されたテレメトリデータについて表示画面にグラフ表示される。一方、操作卓等での操作(コマンド)信号は、単発的なデータであり、上記のテレメトリデータと同一時間上で重畳表示されていなかった。そして、テレメトリデータ(時系列データ)とコマンドデータ(単発データ)とが同一時間軸上で表示されていないため、コマンドに対する応答特性、コマンドのタイミングの妥当性等を同一画面で確認、評価することができず、別途確認、評価する必要があるという問題がある。
なお、プロセスデータのような時間的にその値が変化する複数のデータ(時系列データ)について、座標軸を一致させて自動的に重畳表示させる方法が提案されている。(例えば特許文献1)
しかしながら、特許文献1に記載のものでは、画面に重畳表示されるデータは、同じ種類の時系列データのみであり、連続的に変化する時系列データと一時的な単発データとを重畳表示されたものではない。
特開2000−122776号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、連続的に変化するテレメトリデータ(時系列データ)と、コマンドデータ(単発データ)とを同一画面上にリアルタイムで重畳表示する移動体および関連機器のリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び重畳表示プログラムが記憶された記憶媒体を提供することを課題とする。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、特許請求の範囲に記載された各発明は、データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体として、それぞれ以下の(1)〜(3)に述べる各手段を採用したものである。
(1)本発明の第1の手段にかかるコンピュータは、計測された最新のデータを書き込むと共に所定時間経過した過去のデータは削除されるテレメトリデータメモリと、操作指令及び該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータメモリと、上記テレメトリデータメモリに記憶されたデータに基づき画面表示グラフを作成するテレメトリデータ表示手段と、上記コマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成するコマンドデータ表示手段と、上記画面表示グラフと上記コマンドラインとを重畳表示する手段とを備え、上記コマンドデータ表示手段は、上記コマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記コマンドラインを作成した後は、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するものであることを特徴とする。
(2)本発明の第2の手段にかかる記憶媒体は、コンピュータを、計測された最新のデータを書き込むと共に所定時間経過した過去のデータは削除されるテレメトリデータメモリに記憶されたデータに基づき画面表示グラフを作成するテレメトリデータ表示手段として機能させるためのテレメトリデータ表示プログラムと、操作指令及び該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成し、その後、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するコマンドデータ表示手段として機能させるためのコマンドデータ表示プログラムと記憶ていることを特徴とする。
(3)本発明の第3の手段にかかる移動体および関連機器のデータのリアルタイム重畳表示装置は、移動体および関連機器から送信された遠隔計測データを所定期間記憶するテレメトリデータベースサーバと、基準時間を発信する時刻発生装置と、上記移動体および関連機器に対する操作指令を発信すると共に、該操作指令の内容と上記時刻発生装置から発信された基準時刻に基づく操作指令の発信時刻とを発信する複数の操作卓と、上記複数の各操作卓から発信された該操作指令の内容と該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータベースサーバと、上記テレメトリデータサーバから最新の遠隔計測データを受信し且つ上記コマンドデータベースサーバから最新の該操作指令の内容と該操作指令の発信時刻とを受信する複数の端末とを備えると共に、該端末は、計測された最新のデータが書き込まれると共に所定時間経過した過去のデータが削除されるテレメトリデータメモリと、操作指令及び該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータメモリと、上記テレメトリデータメモリに記憶されたデータに基づき画面表示グラフを作成するテレメトリデータ表示手段と、上記コマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成し、その後、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するコマンドデータ表示手段と、上記画面表示グラフと上記マークとを重畳表示する手段とを有していることを特徴とする。
特許請求の範囲に記載の各請求項に係る発明は、上記の(1)〜(3)に記載の各手段を採用しているので、それぞれ以下のような効果を有する。
(1)請求項1に係る発明は上記第1の手段を採用しているので、連続的に変化するテレメトリデータ(時系列データ)と、コマンドデータ(単発データ)とを同一画面上にリアルタイムで重畳表示することができる。
(2)請求項2に係る発明は上記第2の手段を採用しているので、汎用なパーソナルコンピュータに記憶媒体に記憶されているプログラムをインストールすることにより、簡単に連続的に変化するテレメトリデータ(時系列データ)と、コマンドデータ(単発データ)とを同一画面上にリアルタイムで重畳表示することができる。
(3)請求項3に係る発明は上記第3の手段を採用しているので、移動体および関連機器からの計測データ及び操作卓からの該操作指令との関係を容易に表示画面上で確認できる。
上記に加えて、請求項1〜3に係る発明は、画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成し、その後、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するようにしており、新たな表示位置の計算は行われない。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の図面に基き説明する。図1は、本発明の実施の形態に係るリアルタイム重畳表示方法が採用されたシステムの全体構成図である。図2は、本発明の実施の形態に係る操作卓における処理フローチャートである。図3は、本発明の実施の形態に係るコマンドデータベースサーバにおける処理フローチャート、図4は、本発明の実施の形態に係るデータ中継サーバにおける処理フローチャートである。
図5は、本発明の実施の形態に係る各端末の表示画面の重畳方法を示す図、図6は、本発明の実施の形態に係る各端末の演算処理ブロック図、図7は、本発明の実施の形態に係る各端末のテレメトリデータの処理フローチャート、図8は、本発明の実施の形態に係る各端末のコマンドデータの処理方法を示す説明図、図9は、本発明の実施の形態に係る各端末のコマンドデータの処理フローチャートである。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る管制、監視システムは、ロケット1等の移動体からの多数の最新の遠隔計測データ(テレメトリデータ)を受信するダウンレンジ局3、管制センター2内に設置されてロケット1からの多数のテレメトリデータ、および射点設備1a等の関連機器からの多数の最新の遠隔計測データ(テレメトリデータ)を時系列的に記憶するテレメトリデータベースサーバ4、時刻発生装置5、複数の操作卓6(6a、6b、6c)、操作卓6での操作内容及び発信時刻を記憶するコマンドデータベースサーバ8、及び、管制センター2外に設置されて各種のデータを中継する複数のデータ中継サーバ7a、7b、及びデータ中継サーバ7a、又はデータ中継サーバ7bに各々接続されてテレメトリデータ及びコマンドデータを閲覧できる本社に設置された複数の端末9(9a、9b、9c)、及び製造会社等に設置された複数の端末10(10a、10b、10c)により構成されている。なお、データ中継サーバ7a、7b及び複数の端末9、10は上記以外の任意の場所に追加設置可能である。
次に、それぞれの装置につき詳細に説明する。先ず、ロケット(移動体)1内の刻々と連続的に変化する最新の温度、圧力等の各種の遠隔計測データ及びデータ識別記号(テレメトリデータ、又は時系列データ)は、無線にて地上のダウンレンジ局3に送信される。
ダウンレンジ局3では、受信した各種のテレメトリデータ(データ識別記号、及び最新計測値)を、管制センター2内のテレメトリデータベースサーバ4に送信する。また、射点設備(関連機器)1aからは、その設備内の燃料、冷却水の供給系統のバルブ開閉信号、配管の温度、圧力、流量計測信号等の各種の遠隔計測データ及びデータ識別記号(テレメトリデータ、又は時系列データ)が、テレメトリデータベースサーバ4に送信される。
(1)テレメトリデータベースサーバ4
テレメトリデータベースサーバ(時系列データベースサーバ)4では、ロケット(移動体)1からのダウンレンジ局3を介した各種の最新のテレメトリデータ、及び射点設備(関連機器)1aからの各種の最新のテレメトリデータを、時刻発生装置5から送信された基準時刻に同期させて、各種のテレメトリデータを時系列的にメモリに記憶する。
個々の記憶されたテレメトリデータは、データ識別記号、データの種類、名称、管制開始時刻からデータを累積した全期間の計測データにより構成されている。
そして、後述する個々のデータ中継サーバ7a、7bから、テレメトリデータ送信の要求があった場合には、要求されたもののテレメトリデータ(データ識別記号、最新の測定値)を送信する。なお、時刻発生装置5では、基準時刻を作成し、管制センター2、射場等の全ての機器に対し時刻を発信している。
(2)操作卓6
各々の操作卓6では、ロケット1の各々に分担された操作内容に関する操作指令(コマンド)信号を発信する。このコマンド信号はデータ識別記号と共に、図示略の操作制御装置を介して、或いはその他の手段により、ロケット1に送信される。
発信されたコマンド信号は、時刻発生装置5から受信した基準時刻に基づくコマンド発信時刻、データ識別記号、と共に、操作卓内のハードディスクに出力、或いはプリンタに出力される。更に、各々の操作卓6a、6b、6cは、コマンドデータに付き、データ識別記号(例えば、CMD1、CMD2、・・・)と、コマンドの種類(例えば、弁開、弁閉、・・・)と、発信時刻(○年○月○時○分○秒)とを、コマンドデータベースサーバ8に対してプログラム間データ通信により送信する。
即ち、図2に示すように、管制開始後、各々の操作卓6a、6b、6cでは、コマンドをロケット1に発信したか否かを判断する(ステップ01)。コマンドが発信された場合には、どのコマンドが実行(発信)されたのか、そのコマンドの種類(例えば、弁開、弁閉、・・・)を判別する(ステップS02)。また、同時に、データ識別記号(例えば、CMD1、CMD2、・・・)も取得する。一方、時刻発生装置5からの基準時刻に基づき、コマンドの発信時刻を取得する(ステップS03)。そして、データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻からなるデータ(以下、ログデータという)をハードディスク等のファイルに出力する(ステップS04)。
次に、コマンドデータベースサーバ8がオンラインされているか否かを判断する(ステップS05)。オンラインされていれば、コマンドデータベースサーバ8に、ログデータ(単発データ)をプログラム間データ通信により送信する(ステップS06)。そして、その操作卓6a、6b、6cが停止するか否かを判断し(ステップS07)、停止するのであれば終了し、停止しないのであれば始め(ステップS10)に戻り、次のコマンドが実行されるまで待機する。
(3)コマンドデータベースサーバ8
コマンドデータベースサーバ(単発データベースサーバ)8では、複数の操作卓6a、6b、6cからの最新のログデータを受信し、管制開始から現時点迄の受信した全てのログデータを記録する。即ち、図3(a)に示すように、先ず、ログデータを受信したか否かを判断する(ステップS10)。
受信しておれば、そのログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)をメモリに追加記録する(ステップ11)。そして、停止するか否かを判断し(ステップS12)、停止しないのであれば始め(ステップS10)に戻り、次のコマンドが受信されるまで待機する。
これと並行して、図3(b)に図示のように、いずれかのデータ中継サーバ7a、7bから、ログデータ送信の要求があったか否かを判断する(ステップS13)。ログデータの要求があった場合、要求されたログデータを抽出する。そして、要求されたログデータについて、操作卓6から所定の時間(計算サイクル)以内(例えば 過去0.5秒)に送信されたログデータがあるか否かを判断し(ステップS15)、否であれば応答しない。
そして、ログデータを所定の時間(例えば 過去0.5秒)以内に受信したログデータがあれば、要求のあった各データ中継サーバ7a、7bに対し、要求されたログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)をプログラム間データ通信により送信する(ステップS16)。そして、停止するか否かを判断し(ステップS16)、停止するのであれば終了し、停止しないのであれば始め(ステップS13)に戻り、次の要求があるまで待機する。
(4)データ中継サーバ7
データ中継サーバ7a又は7bでは、端末9a、9b、9c(又は10a、10b、10c)から要求された1個又は複数のテレメトリデータ及びログデータにつき、テレメトリデータ(データ識別記号、及び最新計測値)をテレメトリデータベースサーバ4から入手し、ログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)をコマンドデータベースサーバ8から入手し、端末9a、9b、9c(又は10a、10b、10c)に送信転送する。
即ち、図4に示すように、先ず、テレメトリデータベースサーバがオンラインとなっているか否かを判断する(ステップS20)。オンラインとなっていた場合、端末9、10からテレメトリデータの送信の要求があったか否かを判断する(ステップS21)。
送信の要求があった場合、テレメトリデータベースサーバ4に、テレメトリデータの送信要求(データ識別記号を発信)を行う(ステップS22)。そして、テレメトリデータベースサーバ4から送信されてきたテレメトリデータ(データ識別記号、最新の測定値)を受信し(ステップS23)、要求依頼のあった各端末9、10にプログラム間データ通信により転送する(ステップS24)。
更に、コマンドデータベースサーバ8がオンラインか否かを判断する(ステップS25)。オンラインとなっていた場合、端末9、10からログデータの送信要求があったか否かを判断する(ステップS26)。
要求があったのであれば、端末9、10から送信要求があったログデータを、コマンドデータベースサーバ8に要求(データ識別記号を発信)し、送信されてくれば、ログデータを受信し(ステップS27)、その受信したログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)を要求のあった端末9、10に転送する(ステップS28)。そして、その停止するか否かを判断し(ステップS29)、停止するのであれば終了し、停止しないのであれば始め(ステップS20)に戻る。
(5)端末9、10
各端末9(9a、9b、9c)、10(10a、10b、10c)では、データ中継サーバ7a、7bを中継して、テレメトリデータベースサーバ4から送信されてきた各種のテレメトリデータ(データ識別記号、及び最新計測値)、及びコマンドデータベースサーバから送信されてきた各種のログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)を基に、表示画面を作成し表示する。
先ず、図5に基づき、各端末9、10に表示される画面につき説明する。表示画面は、図5に示すレイヤーA21、レイヤーB22、レイヤーC23の3個の画面が各々作成され、これら3個の画面が重畳されて重畳表示画面20が作成される。
レイヤーA21では、ログデータに関するコマンドリストが表示されるコマンドリスト表示画像24aと、応答特性或いはタイミングの妥当性等を確認したいコマンド(ペンライト、マウス、キーボード等より入力)を識別するマークが表示される表示要求チェック画像24bと、操作卓6から送信されたログデータにより作成されたコマンドの内容が文字表示されるコマンド内容表示画像24cとが作成される。なお、コマンドリスト表示画像24aの各コマンド名と、表示要求チェック画像24bの識別マークとは、コマンド毎に色分けされている。
レイヤーB22では、テレメトリデータベースサーバ4より送信された複数のテレメトリデータにより作成された複数のグラフの画像25a、25bが表示される。 また、図示を省略しているが、各グラフの上部には、各々グラフの名称、グラフの最大値、最小値、単位等が表示される。
なお、図5ではグラフの画像は2個の場合を示しているがこれに限定されるものではなく、例えば2列5行の合計10個のグラフの画像を作成、表示することも可能である。
このグラフの右端は、常時、現在の時刻における値が示され、左端は所定の時間前(例えば100秒前)の過去の値が示されている。
レイヤーC23では、操作卓6から送信された各コマンドの発信時刻に対応する位置(右端を現在の時刻として)に、縦のライン状の複数のコマンド発生時刻表示を示すコマンドライン26a、26b、26cが作成表示される。このラインは、上述のグラフの画像25a、25bにまたがったものとなっている。また、この各コマンド発生時刻表示画像26a、26b、26cは、上述の色分けされたコマンド毎の色と一致している。
各端末9、10は汎用のパーソナルコンピュータを使用することができる。
図6に示すように、各レイヤーA、C及びレイヤーBは、各々個別のプログラムにて作成されるようになっている。即ち、CD−ROM等の記録媒体33に、テレメトリ表示プログラム及びコマンド表示プログラムが書き込まれている。
そして、各端末9、10に上述のプログラムが書き込まれたCD−ROM33を挿入し、テレメトリ表示プログラム34a及びコマンド表示プログラム37aをハードディスク38にインストールしておく。そして、この2個のプログラムを起動すると、ハードディスク38内のテレメトリ表示プログラム34a及びコマンド表示プログラム37aはメモリ30にロードされる。
(5−1)テレメトリデータの表示
インストールされたメモリ30内のテレメトリ表示プログラム34bにより、図7に示す処理が行われる。テレメトリ表示プログラム34bを起動する(ステップS30)。なお、テレメトリ表示プログラムには、各データ識別記号に対応する各種の情報(データ識別記号、各々グラフの名称、グラフの最大値、最小値、単位、グラフの色、その他色々なテキストデータ)が、標準としてセットされている。
また、同プログラムには、端末起動時に最初に表示されるテレメトリデータの種類がセットされている。そして、周期的(例えば、0.5秒毎)に、データ中継サーバ7a、7bを介してテレメトリデータベースサーバ4に対して、複数のテレメトリデータの送信要求(データ識別記号を発信)をする(ステップS31)。
テレメトリデータベースサーバ4から、希望するテレメトリデータ(データ識別記号、最新の測定値)を受信し(ステップS32)、テレメトリデータメモリ39に追加保存する(ステップS33)。保存された各テレメトリデータに基づき、テレメトリ表示プログラム34bにより、図5、図7に示すレイヤーBが作成され(ステップS34)、画像用メモリ31に記憶された後、表示装置32に表示される(ステップS35)。
次に、要求するテレメトリデータを設定変更されているか否かを判断し(ステップS36)、変更されていれば設定し直す(ステップS37)。そして、周期的(例えば、0.5秒毎)に、データ中継サーバ7a、7bを介してテレメトリデータベースサーバ4に対して、変更した複数のテレメトリデータの送信要求(データ識別記号を発信)をする(ステップS38)。テレメトリデータベースサーバ4から、変更したテレメトリデータ(データ識別記号、最新の測定値)を受信し(ステップS39)、テレメトリデータメモリ39の先頭に保存する(ステップS40)。既にテレメトリデータメモリ39に保存されていた過去のデータは一個ずつずらし、古いテレメトリデータ(例えば100秒前)を削除する(ステップS41)。
そして、更新されたテレメトリデータメモリ39のデータ、及びプログラムにセットされている各データ識別記号に対応する各種の情報(データ識別記号、各々グラフの名称、グラフの最大値、最小値、単位、グラフの色、その他色々なテキストデータ)に基づき、レイヤーB22が作成され、画像用メモリ31に記憶された後、表示装置32に表示される(ステップS42)。その後、停止するか否かを判断し(ステップS43)、継続するのであれば、ステップS36に戻る。
(5−2)ログデータの表示
テレメトリデータの作成表示と並行して、インストールされたメモリ30のコマンド表示プログラム37bにより、レイヤーA、Cの作成が行われる。その原理を図8により説明する。コマンド表示プログラム37bにより、ログデータメモリ40に記録されていた各々のログデータの時刻tの表示内容を計算し表示イメージを作成する。その結果を画像用メモリ31に記憶し、表示装置32に、レイヤーC23aにコマンドライン26a、26b、26cが表示される。
次の、処理ステップにおいては、新たに再度表示内容を計算するのではなく、時間の変化分座標をずらした表示イメージを作成する。その結果を画像用メモリ31に記憶し、表示装置32に、レイヤーC23bに、図8の中央段に示すように、左に移動したコマンドライン26a、26b、26cが表示される。同様にして、次の処理ステップにより、更に、図8の三段目に示すように、左に更に移動したコマンドライン26b、26cが表示される。なお、図8の三段目のものにおいては、最も古いコマンドライン26aは一定時間(例えば100秒)を経過しているため、削除されている。
具体的には、図9に示す処理が行われる。先ず、コマンド表示プログラム37bを起動する(ステップS50)。なお、コマンド表示プログラムにも、各データ識別記号に対応する各種の情報(データ名、ラインの色、色々なテキストデータ、等)、コマンド名一覧表等が、標準としてセットされている。
周期的(例えば、0.5秒毎)に、テレメトリデータ表示機能の現在時刻を取得する(ステップS51)。そして、レイヤーAを作成し(ステップS52)、レイヤーCを作成する(ステップS53)。なお、初期状態においては、コマンドラインは表示されない。
次に、レイヤーAにコマンド名一覧のコマンドリスト表示画像24aを表示する(ステップS54)。表示するコマンドを設定(又は変更)されたか否かを判断する(ステップS55)。設定(又は変更)されていれば、表示コマンドを設定し(ステップS56)、レイヤーAにコマンド名一覧を表示する(ステップS54)。
次に、コマンドライン表示のためにコマンドリスト表示画像24aに表示されたコマンドを選択(クリック)したか否かを判断する(ステップS57)。否の場合、次に、選択済みのコマンドがあるか否かを判断する(ステップS58)。選択済みコマンドがある場合、各ログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)中の発信時刻が、レイヤーBの表示範囲内(100秒以内)か判断する(ステップS59)。否であれば、コマンドラインは表示せず(ステップS60)、ステップ72に進む。
ステップ59において範囲内の場合は、レイヤーCにコマンドラインを表示する(ステップS61)。この時、表示位置を、上述のごとく差分時間ずらし、新たな表示位置の計算は行わない。その後、ステップ72に進む。
ステップS57に戻り、コマンドを選択した場合、選択するコマンドは選択済みか否か判断する(ステップS62)。否の場合、データ中継サーバ7a、7bを介してコマンドデータベースサーバ8に対して、希望するログデータの送信要求をする(ステップS63)。コマンドデータベースサーバ8から、要求したログデータ(データ識別記号、コマンドの種類及び発信時刻)からの送信があれば、それを受信し(ステップS64)、ログデータメモリ40に保存する。
そして、レイヤーAの表示要求チェック画像24bに、コマンド選択マークを表示する(ステップS65)。レイヤーAのコマンド内容表示画像24cに、送信されてきたコマンドデータ及びコマンド表示プログラム中のデータを基に、コマンド実行時刻、色々なテキストデータ等の情報を表示する(ステップS66)。次に、コマンドラインの表示位置を計算する(ステップS67)。そして、レイヤーCにコマンドライン26a、26b、26cを、全てのテレメトリグラフにまたがって表示する(ステップS68)。
ステップ62に戻り、選択済みのコマンドにつき再度クリックされた場合、コマンドラインの表示は不要と判断し、レイヤーAの表示要求チェック画像24bのコマンド選択マークを、非表示(削除)する(ステップS69)。レイヤーAのコマンド内容表示画像24cのコマンド実行時刻、パラメータ等の情報も、非表示(削除)する(ステップS70)。そして、レイヤーCのコマンドライン26a(又は26b、26c)も、非表示とする(ステップS71)。
そして、最後に、停止するか否かを判断し(ステップS72)、停止しないのであれば、ステップS55に戻る。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことはいうまでもない。例えば、端末とテレメトリデータベースサーバ4及びコマンドデータベース8との通信においてインターネットを使用する場合、テレメトリ表示プログラム及びコマンドデータプログラムが記憶されたCD−ROM等の記憶媒体と、暗証番号データを割り当てることにより、汎用パーソナルコンピュータを利用して表示することができる。また、端末9、10に表示されるレイヤーC23のコマンドデータ(単発データ)の表示は、グラフおよび図形を利用して表示することができる。
本発明の実施の形態に係るリアルタイム重畳表示方法が採用されたシステムの全体構成図である。 本発明の実施の形態に係る操作卓における処理フローチャートである。 本発明の実施の形態に係るコマンドデータベースサーバにおける処理フローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ中継サーバにおける処理フローチャートである。 本発明の実施の形態に係る各端末の表示画面の重畳方法を示す図である。 本発明の実施の形態に係る各端末の演算処理ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る各端末のテレメトリデータの処理フローチャートである。 本発明の実施の形態に係る各端末のコマンドデータの処理方法を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る各端末のコマンドデータの処理フローチャートである。
符号の説明
1 ロケット
2 管制センター
3 ダウンレンジ局
4 テレメトリデータベースサーバ
5 時刻発生装置
6a、6b、6c 操作卓
7a、7b データ中継サーバ
8 コマンドデータベースサーバ
9、9a、9b、9c、10、10a、10b、10c 端末
20 表示画面
21 レイヤーA
22 レイヤーB
23 レイヤーC
24a コマンドリスト表示画像
24b 表示要求チェック画像
24c コマンド内容表示画像
25a、25b 時系列画像
26a、26b、26c コマンドライン
30 メモリ
31 画像用メモリ
32 表示装置
33 記録媒体
34a、34b テレメトリ表示プログラム
37a、37b コマンド表示プログラム
38 ハードディスク
39 テレメトリデータメモリ
40 ログデータメモリ

Claims (3)

  1. 計測された最新のデータを書き込むと共に所定時間経過した過去のデータは削除されるテレメトリデータメモリと、操作指令及び該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータメモリと、上記テレメトリデータメモリに記憶されたデータに基づき画面表示グラフを作成するテレメトリデータ表示手段と、上記コマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成するコマンドデータ表示手段と、上記画面表示グラフと上記コマンドラインとを重畳表示する手段とを備え、上記コマンドデータ表示手段は、上記コマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記コマンドラインを作成した後は、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するものであることを特徴とするコンピュータ。
  2. コンピュータを、計測された最新のデータを書き込むと共に所定時間経過した過去のデータは削除されるテレメトリデータメモリに記憶されたデータに基づき画面表示グラフを作成するテレメトリデータ表示手段として機能させるためのテレメトリデータ表示プログラムと、操作指令及び該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成し、その後、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するコマンドデータ表示手段として機能させるためのコマンドデータ表示プログラムと記憶コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  3. 移動体および関連機器から送信された遠隔計測データを所定期間記憶するテレメトリデータベースサーバと、基準時間を発信する時刻発生装置と、上記移動体および関連機器に対する操作指令を発信すると共に、該操作指令の内容と上記時刻発生装置から発信された基準時刻に基づく操作指令の発信時刻とを発信する複数の操作卓と、上記複数の各操作卓から発信された該操作指令の内容と該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータベースサーバと、上記テレメトリデータサーバから最新の遠隔計測データを受信し且つ上記コマンドデータベースサーバから最新の該操作指令の内容と該操作指令の発信時刻とを受信する複数の端末とを備えると共に、該端末は、計測された最新のデータが書き込まれると共に所定時間経過した過去のデータが削除されるテレメトリデータメモリと、操作指令及び該操作指令の発信時刻とを記憶するコマンドデータメモリと、上記テレメトリデータメモリに記憶されたデータに基づき画面表示グラフを作成するテレメトリデータ表示手段と、上記コマンドデータメモリに記憶されたデータに基づき上記画面表示グラフの時刻に対応する位置にコマンドラインを作成し、その後、時間の変化分座標をずらして上記コマンドラインの表示イメージを作成するコマンドデータ表示手段と、上記画面表示グラフと上記マークとを重畳表示する手段とを有していることを特徴とする移動体および関連機器のデータのリアルタイム重畳表示装置。
JP2004035188A 2004-02-12 2004-02-12 データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。 Expired - Fee Related JP4365694B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004035188A JP4365694B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004035188A JP4365694B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005227085A JP2005227085A (ja) 2005-08-25
JP4365694B2 true JP4365694B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=35001921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004035188A Expired - Fee Related JP4365694B2 (ja) 2004-02-12 2004-02-12 データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4365694B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100023201A1 (en) * 2008-07-24 2010-01-28 David Scott Kinney Method and apparatus for obtaining vehicle data
JP6340169B2 (ja) * 2012-07-26 2018-06-06 ピーアンドダブリューソリューションズ株式会社 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP7151636B2 (ja) * 2019-06-14 2022-10-12 東芝三菱電機産業システム株式会社 データ収集装置
CN112994804B (zh) * 2021-05-13 2021-08-17 星河动力(北京)空间科技有限公司 火箭遥测数据的处理方法、装置、电子设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005227085A (ja) 2005-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107306286B (zh) 离线考勤的处理方法及装置
JP6926218B2 (ja) ニューラルネットワークを使用する強化学習のための行動選択
US11244265B2 (en) Maintenance operation support device, maintenance operation support method, and non-transitory computer readable storage medium
TWI525549B (zh) 機器維護伺服器及機器維護系統
JP2018073368A (ja) 巡回点検システム、巡回点検装置、巡回点検方法、プログラム、および記録媒体
CN109542529A (zh) 基于函数名称的埋点方法、装置、计算机设备及存储介质
JP4365694B2 (ja) データのリアルタイム重畳表示装置、それに使用されるコンピュータ及び記憶媒体。
WO2015060844A1 (en) Tracking a status of a process
US9336615B2 (en) Plant information display method and display apparatus
US20230316945A1 (en) System and method for vr training
CN105405081A (zh) 记录学习进度以提供接续学习的***及其方法
US20230316946A1 (en) System and method for vr training
CN105338051B (zh) 一种数据同步方法及设备
CN106354841A (zh) 推荐算法的测试方法及装置
US10476990B2 (en) Game recap push advertisements
WO2014048851A2 (en) A method and a system to surveil applications of online services
KR102560501B1 (ko) 증강현실과 결합된 보드게임을 전자장치에서 수행하는 방법 및 이 방법을 수행하는 전자장치
JP5156775B2 (ja) プラント監視・制御装置およびその保守支援方法
JP4663375B2 (ja) プラント点検システム、プラント点検方法、およびプラント点検プログラム
JP7173741B2 (ja) 作業支援装置
US20090137322A1 (en) Method for storing data associated with a video game
CN112988190B (zh) 应用上线方法、装置、计算机设备和存储介质
KR101457028B1 (ko) 원격검침 시스템 및 그의 원격검침 방법
CN109523648A (zh) 一种自动打卡方法及装置、存储介质、终端
CN111932042B (zh) 自适应排程方法、设备及计算机存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090107

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090804

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090821

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120828

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130828

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees