JP4364351B2 - 染毛剤容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、酸化染毛剤、半永久染毛料、毛髪脱色剤等の染毛剤を収容するための染毛剤容器に関するものである。詳しくは、第1剤と第2剤とからなる二剤式染毛剤を収容するための染毛剤容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、第1剤と第2剤とからなる二剤式の薬品又は化粧品を、第1剤と第2剤とが接触しないように一つの容器内に保存するための容器としては、特開平8−164954号公報に開示されたチューブ容器が知られている。このチューブ容器は、アウターチューブの内部に2本のインナーチューブを配設した構成となっており、各インナーチューブに第1剤と第2剤とがそれぞれ封入されている。そして、アウターチューブを押圧することによって第1剤と第2剤を同時に絞り出して使用することができるようになっている。
【0003】
一方、酸化染毛剤、半永久染毛料、毛髪脱色剤等の二剤式染毛剤は、少なくとも染料又はアルカリ剤が配合された第1剤と、少なくとも過酸化水素が配合された第2剤とからなる。この第1剤と第2剤はそれぞれ別々の容器で保存され、使用直前に混合して使用されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、二剤式の薬品又は化粧品として二剤式染毛剤を特開平8−164954号公報に開示されたチューブ容器に適用した場合には、二剤式染毛剤の第1剤を安定して保存することができないという問題があった。これは、第1剤を封入したインナーチューブにおいて、インナーチューブの材質によっては第1剤中の染料やアルカリ剤がインナーチューブを透過して外に漏出するおそれがあるためである。
【0005】
この発明は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、二剤式染毛剤の第1剤の保存安定性を向上させることができる染毛剤容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明の染毛剤容器は、少なくとも染料又はアルカリ剤が配合された第1剤と、少なくとも過酸化水素が配合された第2剤とからなる二剤式染毛剤を収容するための染毛剤容器であって、
前記第1剤を収容する第1包装体と、前記第2剤を収容する第2包装体と、第1包装体と第2包装体を収容する第3包装体とを備え、第1包装体を染料又はアルカリ剤の透過を防ぐ材料によって形成し、第3包装体には、第3包装体の外部から内部への空気の流入を許容し、内部から外部への空気の流出を阻止する逆止弁を設け、かつ第3包装体を押圧することにより、第3包装体の吐出口から第1剤と第2剤が吐出されるように構成し、前記第1包装体を少なくともアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜を含む積層体によって形成し、
前記第2包装体を樹脂フィルムからなる外層と、樹脂フィルムからなる内層と、前記外層と前記内層との間に設けられるアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜とからなる積層体によって形成し、前記外層と前記アルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜とを連通した貫通孔により前記第2包装体の一部を前記内層の単層構造とすることで前記第2包装体の一部を前記第2包装体の内部から外部へ酸素を透過する酸素透過部として構成したことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明の染毛剤容器は、請求項1に記載の発明において、前記第1包装体と第2包装体を、第3包装体に対して分離可能に構成したことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、この発明の第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
【0009】
図1及び図2に示すように、染毛剤容器11は、第1包装体12と第2包装体13が第3包装体14の内部に収容された構成となっている。
第1包装体12と第2包装体13は偏平袋状に形成され、第1包装体12には二剤式染毛剤の第1剤が収容され、第2包装体13には二剤式染毛剤の第2剤が収容されている。また、第1包装体12と第2包装体13の一側縁には、それぞれ円筒状のノズル15が突設されている。このノズル15の外周面には、図3に示すように、その周方向に延びる凹条16が形成されている。そして、第1包装体12と第2包装体13にそれぞれ収容された第1剤と第2剤は、ノズル15からそれぞれ外方へ吐出されるようになっている。
【0010】
二剤式染毛剤としては、酸化染毛剤、半永久染毛料、毛髪脱色剤等が挙げられる。酸化染毛剤の場合、第1剤には酸化染料中間体や直接染料といった染料のほか、アルカリ剤等が配合され、第2剤には酸化剤としての過酸化水素のほか、安定剤、pH調整剤等が配合されている。半永久染毛料の場合には、第1剤は前記酸化染毛剤の第1剤から酸化染料中間体を除いた、直接染料のみを染料として配合したものが使用され、第2剤は前記酸化染毛剤の第2剤と同成分のものが使用される。また、毛髪脱色剤の場合には、第1剤は前記酸化染毛剤の第1剤から染料を除いたものが使用され、第2剤は前記酸化染毛剤の第2剤と同成分のものが使用される。
【0011】
第1包装体12と第2包装体13は、図4(a)に示すような積層体としてのシート材17によって形成されている。このシート材17は、アルミニウムフィルム18の両面に樹脂フィルム19a,19bを接合してなる三層構造をなしている。
【0012】
また、図1及び図2に示すように、第2包装体13には、その外表面側に開口する酸素透過部としての凹部20が少なくとも一つ形成されている。この凹部20は、図4(b)に示すように、外層側の樹脂フィルム19aとアルミニウムフィルム18とにそれぞれ形成された貫通孔21が連通することによって構成されている。このため、シート材17は、この凹部20の位置では内層側の樹脂フィルム19bのみからなる単層構造となっており、この凹部20において酸素を透過することができるようになっている。
【0013】
前記アルミニウムフィルム18の厚みは5〜20μmが好ましい。この厚みが5μmよりも薄いと第1剤に配合される染料やアルカリ剤の透過を十分防ぐことができない。一方、20μmよりも厚いとシート材17が厚くなりすぎて、第1及び第2包装体12,13から中身を吐出させるのが容易でなくなる。
【0014】
前記各樹脂フィルム19a,19bは、単層又は二層以上に形成されている。樹脂フィルム19a,19bの各層を形成する合成樹脂としては、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物(EVOH)、ポリアクリロニトリル、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ナイロン等が挙げられ、これらのうちのいずれかが単独で又は二種以上を混合して使用される。これらのうち、内層側の樹脂フィルム19bを形成する合成樹脂としては、第1剤及び第2剤の液性の点からPET、MDPE、LDPE、LLDPEが好ましく、その中でも染料の透過を防ぐという点からPETがより好ましい。
【0015】
図1及び図2に示すように、第3包装体14は、チューブ容器22とチューブ容器22の一端の吐出口23を閉鎖するためのキャップ24とから構成されている。
【0016】
チューブ容器22の一端には円柱状の柱状突起25が設けられている。この柱状突起25には軸線方向に延びる一対の取付孔26が貫通形成され、その先端がそれぞれ第1剤と第2剤を吐出する吐出口23となっている。図3に示すように、各取付孔26の内周面にはその周方向に延びる凸条27が形成されている。そして、第1包装体12と第2包装体13のノズル15が柱状突起25の基端側から各取付孔26に挿入され、ノズル15の凹条16と取付孔26の凸条27とが互いに嵌合することによって第1包装体12と第2包装体13がチューブ容器22の内部に収容固定されている。
【0017】
また、柱状突起25の外周面には雄ねじ28が螺刻されている。そして、この雄ねじ28と前記キャップ24の内周面に螺刻された図示しない雌ねじとの間の螺合関係によってキャップ24が柱状突起25に着脱可能に取付けられ、これによりチューブ容器22の吐出口23が閉鎖されている。
【0018】
さらに、図3に示すように、柱状突起25には逆止弁29が設けられている。この逆止弁29は、柱状突起25の基端に貫設された通気孔30と、その通気孔30の内端に形成された薄板状の弁体31とから構成されている。弁体31は、図3に実線で示す通気孔30を閉鎖する位置と、図3に二点鎖線で示す通気孔30を開放する位置との間を移動可能に形成されている。
【0019】
チューブ容器22は、可撓性を有する合成樹脂により単層構造又は二層以上の積層構造に構成されている。チューブ容器22を形成する可撓性を有する合成樹脂としては、前述したシート材17の樹脂フィルム19a,19bの各層を形成する合成樹脂が挙げられ、これらのうちのいずれかが単独で又は二種以上を混合して使用される。また、チューブ容器22は透明又は半透明状に形成するのが好ましい。
【0020】
次に、二剤式染毛剤の第1剤及び第2剤について詳細に説明する。
酸化染毛剤の第1剤に配合される酸化染料中間体としては、フェニレンジアミン類、アミノフェノール類、トルイレンジアミン類、アミノニトロフェノール類、ジフェニルアミン類、ジアミノフェニルアミン類、N−フェニルフェニレンジアミン類、ジアミノピリジン類等及びそれらの塩類から選ばれた少なくとも一種が使用される。塩類としては塩酸塩、硫酸塩、酢酸塩等が挙げられる。これらの中でもパラフェニレンジアミン、パラトルイレンジアミン、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−パラフェニレンジアミン、N−フェニル−パラフェニレンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルアミン、2−クロロパラフェニレンジアミン、N,N−ジメチルパラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、2,6−ジクロロパラフェニレンジアミン、パラアミノフェニルスルファミン酸及びそれらの塩類が染毛力の点から好ましい。
【0021】
酸化染料中間体の配合量は、第1剤の全重量に対して0.01〜15重量%が好ましく、0.01重量%よりも少ないと十分な染毛効果が得られず、15重量%を超えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらには0.1〜10重量%が特に好ましく、0.1重量%以上配合することにより、より優れた染毛効果が得られる。一方、10重量%を超えた場合は染毛効果の上昇は少なくなる。
【0022】
また、レゾルシン、ピロガロール、カテコール、メタアミノフェノール、メタフェニレンジアミン、オルトアミノフェノール、2,4−ジアミノフェノール、1,2,4−ベンゼントリオール、トルエン−3,4−ジアミン、トルエン−2,4−ジアミン、ハイドロキノン、α−ナフトール、2,6−ジアミノピリジン、1,5−ジヒドロキシナフタレン、5−アミノオルトクレゾール、ジフェニルアミン、パラメチルアミノフェノール、フロログルシン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、没食子酸、タンニン酸、没食子酸エチル、没食子酸メチル、没食子酸プロピル、五倍子、5−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−2−メチルフェノール等及びそれらの塩から選ばれた少なくとも一種を第1剤に配合してもよい。
【0023】
その配合量は0.01〜10重量%が好ましく、0.01重量%よりも少ないと十分な染色性が得られず、10重量%を超えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらには0.1〜5重量%が特に好ましく、0.1重量%以上配合することにより、より優れた染色性が得られる。一方、5重量%を超えた場合は染色性の上昇は少なくなる。その他、「医薬部外品原料規格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載されたものを適宜配合してもよい。
【0024】
第1剤に配合される直接染料としては、4−ニトロ−o−フェニレンジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、ピクラミン酸、1−アミノ−4−メチルアントラキノン、1,4−ジアミノアントラキノン、2−アミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロフェノール、ピクリン酸及びそれらの塩、並びに、「医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令」(昭和41年告示、厚生省)により定められた酸性染料である、赤色2号、赤色3号、赤色102号、赤色104号の(1)、赤色105号の(1)、赤色106号、赤色201号、赤色227号、赤色230号の(1)、赤色230号の(2)、赤色231号、赤色232号、赤色401号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色506号、黄色4号、黄色5号、黄色202号の(1)、黄色202号の(2)、黄色203号、黄色402号、黄色403号の(1)、黄色406号、黄色407号、だいだい色205号、だいだい色207号、だいだい色402号、緑色3号、緑色204号、緑色205号、緑色401号、緑色402号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色202号、青色203号、青色205号、かっ色201号、黒色401号等から選ばれた少なくとも一種が使用される。そして、この直接染料を配合することにより、染め上がり及び染色性に、より優れた効果が得られる。
【0025】
直接染料の配合量は0.001〜10重量%が好ましく、0.001重量%よりも少ないと十分な染め上がり及び染色性が得られず、10重量%を超えても、その効果は変わらず経済的ではない。さらには、0.01〜5重量%が特に好ましく、0.01重量%以上配合することにより、より優れた染め上がり及び染色性が得られる。一方、5重量%を超えた場合は染め上がり及び染色性の上昇は少なくなる。
【0026】
第1剤に配合されるアルカリ剤としては、アンモニア、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、イソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオールから選ばれる1種又は2種以上が用いられる。第1剤のpHはpH8〜11に調整される。
【0027】
第2剤に配合される過酸化水素の配合量は、第2剤の全重量に対して0.1〜9重量%が好ましく、0.1重量%よりも少ないと良好な染毛結果あるいはブリーチ結果が得られず、9重量%を超えると毛髪の損傷のおそれがある。さらには、2.0〜6.0重量%が特に好ましく、2.0重量%以上配合することにより、優れた染毛力あるいはブリーチ効果が得られる。一方、6.0重量%以下にすることにより毛髪の損傷のおそれがより少なくなる。
【0028】
第2剤に配合される安定剤としては、例えば、フェナセチン、EDTA、8−ヒドロキシキノリン、アセトアニリド、ピロリン酸ナトリウム、バルビツール酸、尿酸、タンニン酸、パラベン等から選ばれた少なくとも一種が使用される。
【0029】
第2剤に配合されるpH調整剤としては、例えば、リン酸、クエン酸、硫酸、酢酸、乳酸、酒石酸等が使用され、第2剤のpHは2〜6、好ましくは3〜5に調整される。
【0030】
また、第1剤と第2剤の粘度は、1000〜100000cpsの範囲が好ましく、5000〜50000cpsの範囲がさらに好ましい。この粘度が1000cps未満であると、ブラシ等にとったときに垂れ落ちるおそれがあり好ましくない。一方、100000cpsを超えると、第1及び第2包装体12,13からそれぞれ吐出させるのが困難となるとともに、延びが悪く、髪への付着性も悪いため髪全体に均一に塗布することが困難となる。
【0031】
さらに、第1剤と第2剤を同量ずつ混合することが望ましい二剤式染毛剤の場合には、第1剤と第2剤の粘度の比は、1:5〜5:1の範囲が好ましく、1:2〜2:1の範囲がさらに好ましい。この比が1:5〜5:1の範囲外の場合には、チューブ容器22を押圧して第1包装体12と第2包装体13から同時に第1剤と第2剤を吐出させたときに、粘度の低い方がより多く吐出されるため、第1剤と第2剤で吐出される量が大きく異なってしまう。従って、それらを混合した染毛剤を髪に塗布しても期待する染毛効果を得ることができない。
【0032】
次に、前記のように構成された染毛剤容器11の作用を説明する。
さて、二剤式染毛剤の第1剤と第2剤をそれぞれ第1包装体12と第2包装体13に収容した状態で保存しているとき、第1包装体12においては、第1剤中の染料やアルカリ剤が内側から徐々にシート材17に浸透し、外部に漏出しようとする。しかし、染料やアルカリ剤はアルミニウムフィルム18を透過することができないため、第1包装体12の表面までは浸透することができず、よって第1剤中の染料やアルカリ剤の量が保存時に減少するおそれはない。特に、アルカリ剤の中でも揮発性アルカリのアンモニアはシート材17を透過しやすいため、アルミニウムフィルム18による透過防止効果は高い。
【0033】
また、第2包装体13においては、第2剤中の過酸化水素が少しずつ分解されて酸素が発生することにより、徐々に内圧が上昇する。しかし、一定の圧力に達すると凹部20から酸素が外部に排出されるため、第2包装体13が保存時に膨張するおそれはない。
【0034】
染毛剤容器11に収容された二剤式染毛剤を使用する場合には、まずチューブ容器22のキャップ24を外し、チューブ容器22を押圧して潰す。すると、チューブ容器22の内部が加圧され、第1包装体12と第2包装体13が収縮される。その結果、各包装体12,13の内部に収容された第1剤と第2剤がノズル15からそれぞれ吐出され、チューブ容器22の吐出口23から同時に吐出される。
【0035】
なお、チューブ容器22を押圧したときには、チューブ容器22の内圧の上昇によって弁体31が図3に実線で示す通気孔30を閉鎖する位置へ移動するため、チューブ容器22の内部から外部への空気の流出が阻止される。従って、逆止弁29から圧力が抜けることはなく、内圧の上昇はそのまま第1包装体12と第2包装体13の収縮に寄与することとなる。
【0036】
次に、チューブ容器22の押圧を止めると、第1剤と第2剤の吐出が停止される。このとき、チューブ容器22が押し潰された状態から復元しようとする力によってチューブ容器22の内部は減圧される。すると、弁体31が通気孔30の内端から離間する方向へ吸引され、図3に二点鎖線で示す通気孔30を開放する位置へ移動する。このため、通気孔30を経由してチューブ容器22の外部から内部へ空気が流入し、その結果チューブ容器22は元の形状に回復する。一方、第1包装体12と第2包装体13は、チューブ容器22の内部へ流入した空気によって収縮した状態が維持され、元の形状に回復することはない。
【0037】
以上のように、この第1実施形態によれば次のような効果が発揮される。
・ 第1包装体12はアルミニウムフィルム18の両面に樹脂フィルム19a,19bを接合したシート材17によって形成されている。このため、第1剤中の染料やアルカリ剤が第1包装体12の表面まで浸透するのを防止し、第1剤中の染料やアルカリ剤が保存時に次第に減少するのを防止することができる。よって、二剤式染毛剤の第1剤の保存安定性を向上させることができる。
【0038】
・ 第2包装体13を形成するシート材17には凹部20が形成され、この凹部20において酸素を透過することができるようになっている。このため、第2剤中の過酸化水素が分解されて生じる酸素を第2包装体13の外に排出することができ、保存時に第2包装体13が膨張するおそれがない。よって、二剤式染毛剤の第2剤の保存安定性を向上させることができる。
【0039】
・ 第1包装体12と第2包装体13を例えば手で直接押圧した場合には、手の触れた部分に力が集中するため、第1包装体12と第2包装体13を均等に押圧することは困難であり、第1剤と第2剤で吐出量が異なるおそれがある。しかし、本実施形態ではチューブ容器22の内圧が上昇して第1包装体12と第2包装体13が収縮されることによって第1剤と第2剤が吐出されるようになっている。このため、両包装体12,13の素材、形状がほぼ同一で第1剤と第2剤の粘度がほぼ等しい場合には、第1包装体12と第2包装体13をほぼ均等に収縮させることができ、第1剤と第2剤を簡単にほぼ同量ずつ吐出させることができる。また、この収縮は各包装体12,13内の第1剤と第2剤の残量の多少に影響されないので、第1剤と第2剤が残り少ない場合でも使用性が低下することはない。
【0040】
・ チューブ容器22の押圧を止めたとき、第1包装体12と第2包装体13では収縮された状態が維持されるため、第1包装体12と第2包装体13に空気が流入したり、一旦吐出させた第1剤又は第2剤が吸入されたりするおそれがない。従って、第1剤と第2剤は、常に第1包装体12と第2包装体13それぞれの内部においてノズル15近くにあり、次回使用するときに、チューブ容器22を押圧するとすぐに第1剤と第2剤を吐出させることができ、使い勝手がよい。また、第1剤又は第2剤中に空気との接触をできるだけ避けたい成分を含むような染毛剤の場合にも使用することができる。さらに、使用のたびに第1包装体12と第2包装体13が徐々に縮んでいくため、その収縮程度で第1剤と第2剤の残量を確認することができる。
【0041】
・ チューブ容器22を押圧することによって第1剤と第2剤が同時に吐出されるため、第1剤と第2剤をそれぞれ吐出させる手間が不要であり、便利である。
【0042】
・ チューブ容器22は押圧を止めると元の形状に回復するため、その外観を良好に保持することができる。
・ シート材17のアルミニウムフィルム18の厚みを5〜20μmとすることにより、第1及び第2包装体12,13から中身を吐出させるときの容易さを維持しつつ、第1剤中の染料やアルカリ剤の透過を確実に防止することができる。
【0043】
・ 第1剤と第2剤の粘度を1000〜100000cpsとすることにより、ブラシ等にとったときに垂れ落ちるのを防止することができる。また、第1及び第2包装体12,13から吐出させるのが容易であるとともに、延びが良く、髪への付着性も良いため髪全体に均一に塗布することが容易である。さらに、その粘度5000〜50000cpsとすることにより上記の効果を一層向上させることができる。
【0044】
・ 第1剤と第2剤の粘度の比を1:5〜5:1とすることにより、チューブ容器22を押圧したときに吐出される第1剤と第2剤の量をほぼ等しくすることができる。従って、第1剤と第2剤を同量ずつ混合することが望ましい二剤式染毛剤の場合には、その吐出された第1剤と第2剤を混合して髪に塗布することにより、期待する染毛効果を得ることができる。さらに、その比を1:2〜2:1の範囲とすることにより上記の効果を一層向上させることができる。
【0045】
・ チューブ容器22を透明又は半透明状に形成することにより、第1包装体12と第2包装体13の収縮の程度をチューブ容器22の外から目視することができ、第1剤と第2剤の残量を容易に確認することができる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態を前記第1実施形態と異なる点を中心にして図5及び図6に従って説明する。
【0046】
図5(a)に示すように、この第2実施形態においては、第1及び第2包装体12,13の各ノズル15の外周面に、その周方向に延びる環状突起32が設けられている。
【0047】
また、第3包装体14は有底円筒状の収容容器33と、その収容容器33の上端開口部に接続された櫛体34とから構成されている。収容容器33は、前記第1実施形態のチューブ容器22と同様、可撓性を有する合成樹脂により形成され、好ましくは透明又は半透明状に形成される。
図5(b)に示すように、収容容器33の下面には嵌合凹所35が形成され、この嵌合凹所35に逆止弁29が嵌合されている。逆止弁29には図5(a)中の上方向にのみ開く弁体31が形成され、これにより収容容器33の外部から内部への空気の流入は許容され、内部から外部への空気の流出は阻止されるようになっている。
【0048】
図5(a)に示すように、櫛体34は、有蓋円筒状をなす蓋部36において収容容器33に着脱可能に接続され、収容容器33の上端開口部を閉塞するようになっている。蓋部36の上端内面には一対の取付孔26が形成され、この取付孔26の内周面には周方向に延びる周溝37が形成されている。そして、前記第1包装体12と第2包装体13のノズル15は各取付孔26に挿入され、ノズル15の環状突起32と取付孔26の周溝37とが互いに嵌合することによって第1包装体12と第2包装体13が櫛体34に離脱可能に固定されている。
【0049】
また、蓋部36の上面には棒状の軸部38が立設され、その軸部38の一側方には多数の櫛歯39が突設されている。軸部38は内部が肉抜きされて中空に形成されており、この中空により構成される連通路40は、蓋部36において二つに分岐して前記取付孔26に連通されている。また、この連通路40は、上下両端の二つの櫛歯39を除いた各櫛歯39にも分岐し、各櫛歯39の両側面に設けられた吐出口23において開口している。
【0050】
さて、この染毛剤容器11に収容された二剤式染毛剤を使用する場合には、まず収容容器33を押圧し、収容容器33を押し潰す。すると、収容容器33の内部が加圧され、第1包装体12と第2包装体13が収縮される。その結果、各包装体12,13の内部に収容された第1剤と第2剤がノズル15からそれぞれ同時に吐出され、連通路40を経由して各櫛歯39の吐出口23から吐出される。第1剤と第2剤は連通路40を通過する過程で徐々に混合され、吐出口23から吐出されるときには完全に混合された染毛剤となっている。そして、吐出された染毛剤は隣り合う櫛歯39間に保持され、その状態で櫛体34で髪を梳くことにより髪に染毛剤が塗布される。
【0051】
なお、収容容器33を押圧したときには、第1実施形態と同様逆止弁29の働きにより、収容容器33の内部から外部への空気の流出が阻止される。従って、逆止弁29から圧力が抜けることはなく、内圧の上昇はそのまま第1包装体12と第2包装体13の収縮に寄与することとなる。
【0052】
次に、収容容器33の押圧を止めると、第1剤と第2剤の吐出が停止される。このとき、収容容器33が押し潰された状態から復元しようとする力によって収容容器33の内部は減圧される。すると、逆止弁29の働きにより、収容容器33の外部から内部へ空気が流入し、その結果収容容器33は元の形状に回復する。一方、第1包装体12と第2包装体13は、収容容器33の内部へ流入した空気によって収縮した状態が維持され、元の形状に回復することはない。
【0053】
また、第1及び第2包装体12,13の中身が無くなったときには、図6に示すように、染毛剤容器11を、櫛体34と第1及び第2包装体12,13と収容容器33とに分離する。この分離はまず櫛体34と収容容器33とを分離し、さらに櫛体34に接続された第1及び第2包装体12,13を分離して完了する。そして、第1及び第2包装体12,13に第1剤と第2剤をそれぞれ詰め直す、あるいは第1剤と第2剤がそれぞれ収容された新たな第1及び第2包装体12,13に交換することにより、再び染毛剤容器11として使用することが可能となる。
【0054】
従って、第2実施形態の染毛剤容器11によれば、第1剤と第2剤が混合された状態で吐出口23から吐出されるため、トレイ等に吐出させてから混合して使用するタイプのものに比べて手間がかからず便利である。
【0055】
また、第1包装体12と第2包装体13が櫛体34に対して離脱可能に固定されているため、第1及び第2包装体12,13の中身が無くなっても、少なくとも櫛体34と収容容器33を再利用することができる。
【0056】
さらに、収容容器33を透明又は半透明状に形成することにより、第1包装体12と第2包装体13の収縮の程度を収容容器33の外から目視することができ、第1剤と第2剤の残量を容易に確認することができる。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態を前記第2実施形態と異なる点を中心にして図7に従って説明する。
【0057】
この第3実施形態においては、蓋部36の上面に基台41が設けられ、この基台41の上面に多数の櫛歯39が立設されている。基台41の内部には連通路40が形成され、蓋部36において分岐して取付孔26に連通されるとともに、左右両端の四つの櫛歯39を除いた各櫛歯39にも分岐し、各櫛歯39の両側面に設けられた吐出口23において開口している。そして、第1及び第2包装体12,13から吐出された第1剤及び第2剤は、連通路40を経由して各櫛歯39の吐出口23から吐出されるようになっている。
【0058】
連通路40には、第1及び第2包装体12,13から吐出された第1剤及び第2剤が合流する位置に、邪魔板42が複数設けられている。そして、第1剤と第2剤は、この邪魔板42によって連通路40内を曲がりくねった形で通過し、その過程で両者が混合されるようになっている。
【0059】
また、連通路40は、邪魔板42の設けられた位置と櫛歯39との間において、櫛歯39に向かうほど幅広となるテーパ状に形成されている。そして、これにより第1剤と第2剤を混合してなる染毛剤が各櫛歯39に均等に分配されるようになっている。
【0060】
第3実施形態の染毛剤容器11によれば、邪魔板42により第1剤と第2剤が連通路40内を曲がりくねった形で通過するため、連通路40が短くても第1剤と第2剤を確実に混合させることができる。従って、第2実施形態に比べて櫛体34をコンパクトにすることができる。
【0061】
なお、前記各実施形態を次のように変更して構成することもできる。
・ アルミニウムフィルム18に代えてシリカ蒸着膜を中間層とするシート材17によって第1及び第2包装体12,13を形成するように変更すること。このように構成した場合、染料やアルカリ剤がシート材17を透過するのをシリカ蒸着膜によって防止することができる。このため、前記各実施形態と同様に、第1剤中の染料やアルカリ剤が保存時に次第に減少するのを防止することができる。
【0062】
・ 前記各実施形態において、第2包装体13の凹部20を省略すること。このように構成した場合でも、第2包装体13を膨張させるほどの酸素が発生するおそれのない染毛剤には適用することができる。
【0063】
・ 第1及び第2包装体12,13の内部から外部への流体の流出を許容し、外部から内部への流入を阻止する第2の逆止弁を、第1及び第2包装体12,13のノズル15又は櫛体34の連通路40に設けること。このように構成した場合、チューブ容器22又は収容容器33の押圧を止めたときに、第1包装体12と第2包装体13に空気が流入したり、一旦吐出させた第1剤又は第2剤が吸入されたりするのを確実に防止することができる。
【0064】
・ 第2包装体13のアルミニウムフィルム18を全て省略し、合成樹脂製のフィルムのみからなる酸素透過性のシート材17によって第2包装体13を形成するように変更すること。このように構成した場合、第2包装体13の表面全体において酸素を透過することができるため、第2剤中の過酸化水素の分解によって生じる酸素をより効率的に排出することができる。
【0065】
・ 前記各実施形態においては、第2包装体13に外表面側に開口するように凹部20を形成したが、内表面側に開口するように変更して形成すること。即ち、内層側の樹脂フィルム19bとアルミニウムフィルム18とに互いに連通するように貫通孔21をそれぞれ形成することによって凹部20を構成すること。あるいは、アルミニウムフィルム18にのみ貫通孔21を設けて酸素透過部とすること。このように構成した場合、第2包装体13の外表面に凹凸を形成することなく各実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0066】
次に、前記各実施形態から把握できる技術的思想について以下に記載する。
(1) 前記第2包装体の少なくとも一部に酸素透過部を設けたことを特徴とする染毛剤容器。
【0067】
このように構成した場合、第2剤中の過酸化水素が分解されて生じる酸素を第2包装体の外に排出することができるため、二剤式染毛剤の第2剤の保存安定性を向上させることができる。
【0068】
(2) 前記第1包装体を少なくともアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜を含む積層体によって形成したこと特徴とする染毛剤容器。
【0069】
このように構成した場合、第1剤中の染料やアルカリ剤が第1包装体から漏出するのを確実に防止することができる。
(3) 前記第3包装体に、第1包装体と第2包装体からそれぞれ吐出された第1剤と第2剤を第3包装体の一つの吐出口に対して収束させるための連通路を設けたことを特徴とする染毛剤容器。
【0070】
このように構成した場合、第1剤と第2剤が混合された状態で第3包装体の吐出口から吐出されるため、吐出後に第1剤と第2剤を混合する手間が不要である。
【0071】
(4) 前記第2包装体をアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜と樹脂フィルムからなる積層体によって形成するとともに、前記酸素透過部がそのアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜に少なくとも一つの貫通孔を形成することによって構成されることを特徴とする染毛剤容器。
【0072】
このように構成した場合、この貫通孔を形成した位置においては積層体が樹脂フィルムのみで構成されるため、この位置で酸素を透過することができる。従って、第2剤中の過酸化水素が分解されて生じる酸素を第2包装体の外部に確実に排出することができる。
【0073】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているため、次のような効果を奏する。
請求項1に記載の発明の染毛剤容器によれば、二剤式染毛剤の第1剤の保存安定性を向上させることができる。
【0074】
請求項2に記載の発明の染毛剤容器によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、少なくとも第3包装体を再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の染毛剤容器の第1実施形態を示す分解斜視図。
【図2】 同じく染毛剤容器の断面図。
【図3】 逆止弁を示す拡大断面図。
【図4】 (a)は第1及び第2包装体を形成するシート材を示す拡大断面図、(b)は第2包装体の凹部を示す拡大断面図。
【図5】 (a)はこの発明の染毛剤容器の第2実施形態を示す断面図、(b)は逆止弁を示す拡大断面図。
【図6】 同じく染毛剤容器の分解断面図。
【図7】 この発明の染毛剤容器の第3実施形態を示す断面図。
【符号の説明】
11…染毛剤容器、12…第1包装体、13…第2包装体、14…第3包装体、23…第3包装体の吐出口、29…逆止弁。
Claims (2)
- 少なくとも染料又はアルカリ剤が配合された第1剤と、少なくとも過酸化水素が配合された第2剤とからなる二剤式染毛剤を収容するための染毛剤容器であって、
前記第1剤を収容する第1包装体と、前記第2剤を収容する第2包装体と、第1包装体と第2包装体を収容する第3包装体とを備え、第1包装体を染料又はアルカリ剤の透過を防ぐ材料によって形成し、第3包装体には、第3包装体の外部から内部への空気の流入を許容し、内部から外部への空気の流出を阻止する逆止弁を設け、かつ第3包装体を押圧することにより、第3包装体の吐出口から第1剤と第2剤が吐出されるように構成し、前記第1包装体を少なくともアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜を含む積層体によって形成し、
前記第2包装体を樹脂フィルムからなる外層と、樹脂フィルムからなる内層と、前記外層と前記内層との間に設けられるアルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜とからなる積層体によって形成し、前記外層と前記アルミニウムフィルム又はシリカ蒸着膜とを連通した貫通孔により前記第2包装体の一部を前記内層の単層構造とすることで前記第2包装体の一部を前記第2包装体の内部から外部へ酸素を透過する酸素透過部として構成したことを特徴とする染毛剤容器。 - 前記第1包装体と第2包装体を、第3包装体に対して分離可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の染毛剤容器。
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