JP4360512B2 - カイロ収納ホルダー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カイロ熱が過度に身体に達することの抑制等の調節を行うことができるようにするとともに、カイロ熱が不慮に外部に放散することを防止するようにしたカイロ収納ホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年盛んに使用されている使い捨て型化学カイロは、その取り扱いが便利であることによって使用者層も厚く、かつ使用地域も広範になっている。そしてこれらの化学カイロはそれ自体が下着に対する粘着処理を施しているものもあれば、粘着処理が施されていないもの等、種々のものがある。
【0003】
またこの化学カイロを使用する際の態様としても、前記のように下着に粘着したり、ポケットに収納したり、さらにはウエストポーチ状の収納袋に収納して腰に巻き付ける等、メーカーから出た後は、使用者の自由な思いによって種々の使い方がなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしいずれの使用方法においても、カイロ熱が身体に達するように使用されることには変わりがなく、またこのカイロ熱自体は、皮膚感覚としてはさほど熱くはないものの、使用如何によっては低温火傷を来すことがあり、この低温火傷は、高齢者に多いことも指摘されていた。
【0005】
一方、いずれのカイロにあっても、発熱持続時間はメーカー段階で設定されているが、使用者の使用態様によってメーカーが設定した発熱持続時間より短い時間中に発熱が終了することがあった。
【0006】
これらの課題のうち、前者、すなわち低温火傷の点については、カイロそれ自体に温度調節機能が存在しないためであるが、本来、この温度調節は使用時において使用者自らが行うべきところ、この温度調節を使用者が行うことについての手段が存在しないためであった。
【0007】
また後者の課題、すなわちカイロの使用における発熱持続時間の短縮は、カイロにおける身体側の反対側から外部にカイロ熱が放出するためであり、設定維持時間中のカイロ熱の完全使用とは言えないのである。しかしこれまでのカイロ収納ホルダーにあっては、カイロ熱の放出を阻止する手段が存在しなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
そこでこの発明に係るカイロ収納ホルダー(請求項1)は前記の課題を解決するために、カイロ収納部を構成する基体を方形状に形成するとともに、この方形状の基体を上下方向に折り曲げ可能かつ折り曲げ後に前記方形状の基体の両縁部を着脱自在に形成し、折り曲げ前の基体の上端に、カイロの大きさより広い複数枚のカイロ熱抑制シートの上縁を固着し、かつカイロ熱抑制シートの上縁に、カイロ熱抑制シートとほぼ同一大に形成した断熱シートを配し、前記基体を折り曲げ、カイロ熱抑制シート及び断熱シートを包み込むように基体の両側縁を接合したものである。
【0009】
またこの発明に係るカイロ収納ホルダー(請求項2)は前記の課題を解決するために、カイロ収納部を構成する基体を方形状に形成するとともに、この方形状の基体を上下方向に折り曲げ可能かつ折り曲げ後に前記方形状の基体の両縁部を着脱自在に形成し、折り曲げ前の基体の上端に、カイロの大きさより広い複数枚のカイロ熱抑制シートの上縁を固着し、かつカイロ熱抑制シートの上縁に、カイロ熱抑制シートとほぼ同一大に形成した断熱シートを配し、前記基体を折り曲げ、カイロ熱抑制シート及び断熱シートを包み込むように基体の両側縁を接合し、これにベルトを配設したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次にこの発明に係るカイロ収納ホルダーの実施の形態を図面に基づいて述べると、1はカイロ2の収納部3を構成する基体であり、この基体1は長方形等の方形状部分が存在するように形成してある。またこの基体1は、身体の形状に馴染み得ることが好ましく、かつ耐久性を与えるために布地で形成してある。
【0011】
4は、前記基体1の両側縁に配設した帯状の面ファスナーであり、この面ファスナー4は、前記基体1における上下方向の略半分で雌雄を逆にしてある。したがって前記基体1を2枚折りした場合、前記面ファスナー4が互いに噛合することになり、基体1が袋状を呈することになる。尚、この面ファスナー4は、例えばファスナーやジッパーに代えることもできる。
【0012】
5は複数枚のカイロ熱抑制シートであり、このカイロ熱抑制シート5はカイロ2の大きさより若干広めに形成してある。またこのカイロ熱抑制シート5は、その上縁を前記基体1の上端に固着してあり、したがって固定状態においては、あたかも一冊の書籍の各頁を構成する紙の状態を呈するのである。尚、このカイロ熱抑制シート5は適度の厚さを有する布地で形成することができるが、例えば薄手の布地を複数枚重ねてこれを一枚のものとすることも可能である。
【0013】
6は例えば発泡スチロールシートにアルミニウム泊を貼着した断熱シートであり、この断熱シート6は前記のカイロ熱抑制シート5とほぼ同一の大きさに形成してある。またこの断熱シート6の上縁は、前記カイロ熱抑制シート5と同様、基体1の上端に固着することもあるが、固着せずに基体1とカイロ熱抑制シート5間又は2枚のカイロ熱抑制シート5間に挟むように配してもよい。いずれにしても、この断熱シート6は、基体1とともにカイロ熱抑制シート5を挟むような位置に配するのである。
【0014】
しかして一個のカイロ2を基体1とカイロ熱抑制シート5の間、又は各カイロ熱抑制シート5間、あるいはカイロ熱抑制シート5と断熱シート6の間に配し、基体1を折り曲げ、基体1に配設してある面ファスナー4によって基体1をあたかも袋状になるように接合するのである。この場合、カイロ熱抑制シート5と断熱シート6を包み込むようにするのであるが、その結果、カイロ2も包み込まれることになる。
【0015】
そして、断熱シート6が位置する側と反対の側を身体に向けて使用するのである。したがってカイロ2が基体1とカイロ熱抑制シート5の間に存在する場合には最も熱く又は暖かく感じるが、各カイロ熱抑制シート5間に収納した場合には、このカイロ熱抑制シート5により熱の伝達が軽減されるので、その熱さ又は暖かさはゆるみ、しかもカイロ熱抑制シート5は複数枚存在するので、カイロ熱抑制シート5における位置によって身体が感じるカイロ熱の調節を行うことができるのである。またこの結果、カイロ2がカイロ熱抑制シート5と断熱シート6の間に配した場合が最も低いことになる。
【0016】
またカイロ2を前記においてどの位置に配しても、断熱シート6によって覆われることになるため、カイロ熱が不慮に外部に放出することがない。
【0017】
また必要に応じて洋服における雨蓋(フラップ)状の蓋7を配設することもあれば、基体1にベルト通し8を設ければ他に用意したベルト9を用い、例えば身体の腰に巻き付けることも可能になる。
【0018】
【発明の効果】
前記のようにこの発明に係るカイロ収納ホルダー(請求項1)によれば、カイロ収納部を構成する基体を方形状に形成するとともに、この方形状の基体を上下方向に折り曲げ可能かつ折り曲げ後に前記方形状の基体の両縁部を着脱自在に形成し、折り曲げ前の基体の上端に、カイロの大きさより広い複数枚のカイロ熱抑制シートの上縁を固着し、かつカイロ熱抑制シートの上縁に、カイロ熱抑制シートとほぼ同一大に形成した断熱シートを固着し、前記基体を折り曲げ、カイロ熱抑制シート及び断熱シートを包み込むように基体の両側縁を接合するので、カイロ熱が過度に身体に達することの抑制等の調節を行うことができるようにするとともに、カイロ熱が不慮に外部に放散することを防止することができるという効果を有するのである。
【0019】
またこの発明に係るカイロ収納ホルダー(請求項2)によれば、カイロ収納部を構成する基体を方形状に形成するとともに、この方形状の基体を上下方向に折り曲げ可能かつ折り曲げ後に前記方形状の基体の両縁部を着脱自在に形成し、折り曲げ前の基体の上端に、カイロの大きさより広い複数枚のカイロ熱抑制シートの上縁を固着し、かつカイロ熱抑制シートの上縁に、カイロ熱抑制シートとほぼ同一大に形成した断熱シートを配し、前記基体を折り曲げ、カイロ熱抑制シート及び断熱シートを包み込むように基体の両側縁を接合し、これにベルトを配設してあるので、前記の効果に加え、ベルトによって前記カイロ収納ホルダーを身体に対して着脱自在に固定することができるという効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るカイロ収納ホルダーの一実施例を示す斜視図である(ただし基体を折り曲げる前のもの)。
【図2】この発明に係るカイロ収納ホルダーに使用する基体の斜視図である。
【図3】この発明に係るカイロ収納ホルダーの使用時における縦断面図である。
【図4】この発明に係るカイロ収納ホルダーの他例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基体
2 カイロ
3 収納部
面ファスナー
5 カイロ熱抑制シート
6 断熱シート
7 蓋
8 ベルト通し
9 ベルト

Claims (2)

  1. カイロ収納部を構成する基体を方形状に形成するとともに、この方形状の基体を上下方向に折り曲げ可能かつ折り曲げ後に前記方形状の基体の両縁部を着脱自在に形成し、折り曲げ前の基体の上端に、カイロの大きさより広い複数枚のカイロ熱抑制シートの上縁を固着し、かつカイロ熱抑制シートの上縁に、カイロ熱抑制シートとほぼ同一大に形成した断熱シートを配し、前記基体を折り曲げ、カイロ熱抑制シート及び断熱シートを包み込むように基体の両側縁を接合したことを特徴とするカイロ収納ホルダー。
  2. カイロ収納部を構成する基体を方形状に形成するとともに、この方形状の基体を上下方向に折り曲げ可能かつ折り曲げ後に前記方形状の基体の両縁部を着脱自在に形成し、折り曲げ前の基体の上端に、カイロの大きさより広い複数枚のカイロ熱抑制シートの上縁を固着し、かつカイロ熱抑制シートの上縁に、カイロ熱抑制シートとほぼ同一大に形成した断熱シートを配し、前記基体を折り曲げ、カイロ熱抑制シート及び断熱シートを包み込むように基体の両側縁を接合し、基体の外面にベルトを配設したことを特徴とするカイロ収納ホルダー。
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