JP4360333B2 - 携帯端末の表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯通信端末の表示制御装置の改良に関する。
主表示部と副表示部を有する開閉式の筐体を備えた携帯通信端末としては、例えば、折り畳み式の携帯電話が周知である。
一般に、携帯電話の場合、テンキー等を有する操作パネルを備えた主筐体と主表示部および副表示部を備えた副筐体とをヒンジを介して接続することで折り畳み式の筐体が形成されており、大画面の主表示部は、携帯電話を閉鎖した状態で操作パネルと対向する副筐体側の面に設けられ、また、これよりも画面が小さく情報の表示量に制限のある副表示部は副筐体の背面、つまり、携帯電話を閉鎖した状態で外側となる面に設けられている。
通常、主表示部には、電子メールの内容に関連する情報やインターネット上のコンテンツに関連した各種の情報あるいはGPS関連の地図情報等が表示されるようになっており、副表示部に表示される情報は、メールの受信確認やバッテリーの消耗状態あるいは電波の受信感度等に関わる予備的な情報に制限される。
これらの主表示部や副表示部には消費電力の少ない液晶ディスプレイが使用されるが、使用上の利便性を確保するためにバックライトを装備するのが普通であり、表示部に必要とされる電気部品を総合した消費電力を軽減化するのは中々に難しく、特に、携帯電話等の小型の携帯通信端末では、搭載できるバッテリーの電気容量に厳しい制限があり、消費電力の軽減化が大きな課題となっている。
表示部で消費される電力を軽減するための技術としては、例えば、携帯電話の使用状態のうち電子メールの作成や送信の有無および電話帳機能の使用の有無を検出し、この使用状態にのみ基いてメイン表示部とサブ表示部のバックライトの点灯/消灯を制御するものが、特許文献1として提案されている。
しかし、特許文献1で開示される技術は、携帯電話のマイクロプロセッサが内部的に認識できる携帯電話の使用状態、端的に言えば、電子メール作成用あるいは電話帳検索用もしくは電話帳登録用の特定のアプリケーションの動作/非動作といった内部処理の変化に瞬間的に応動してバックライトの点灯/消灯を制御するものに過ぎず、携帯電話の実際の取り扱いに際して不都合が生じる場合がある。
例えば、閉鎖状態にある携帯電話を展開した場合には、受信した電子メールを表示したいといった願望、もしくは、これから操作パネルを操作して何らかの処理操作を行うといった意図がユーザにあることは明らかであり、速やかにバックライトを点灯させる動作が望まれるが、特許文献1で開示される技術では、こういった要望に応えることができない。
バックライトの自動点灯に対処する技術としては、操作パネルのキーに対する操作を検知して所定時間だけバックライトを点灯させるようにした照明制御方法が特許文献2として提案されている。
しかしながら、特許文献2で開示される技術は、キー操作を前提としてバックライトを点灯させるものに過ぎず、携帯電話の展開と同時にバックライトを点灯させるものではない。従って、キー操作を必要としない表示情報の確認行為のみを行うといった場合に不都合が残る。
これに対し、折り畳み式携帯電話の展開や閉鎖を検知し、初期設定された時間だけメイン表示部を作動させるようにした携帯電話が特許文献3として提案されている。
このような構成によれば、携帯電話の展開と同時にメイン表示部を作動させることが可能となる。
しかしながら、特許文献3で開示された技術は、筐体の開閉状態の態様変化のみを検知して表示部を初期設定の時間だけ作動させ、更に、キー操作の有無に従って作動時間の延長の要不要を決めるというものであり、携帯電話の取り扱いに関わるユーザ側の動作特性については特に考慮していない。このため、表示部の作動時間が不足気味となって画面の確認に支障を生じたり、あるいは、展開後の表示部の作動時間が過剰となって電力が必要以上に消費されたりするといった可能性がある。
例えば、携帯電話を展開して主表示部の表示を確認したつもりで携帯電話を閉鎖状態としたが、実際には主表示部の表示の確認に際して見落としがあり、改めて携帯電話を展開して主表示部の表示を再確認したいといった場合があるが、この際、主表示部は初期設定の時間しか駆動されないので、表示時間が不十分となることがある。このような場合、更にキーを操作することで主表示部の作動時間を次々と延長することが可能であるが、キー操作に手間が掛かり、更に、その延長時間も予め決められた時間に特定されるので、場合によっては必要以上に主表示部の作動時間が増長され過ぎ、前記と同様、電力消費の無駄に繋がるといった弊害が生じる可能性がある。
また、閉鎖状態にある携帯電話を展開して主表示部の表示を確認してから筐体を閉鎖状態とした場合、主表示部よりも情報の表示量が少ない副表示部を改めて確認する必要性は特にないが、特許文献3に見られるような技術では、このような状況下においても副表示部の液晶ディスプレイやバックライトが筐体の閉鎖時点を基準にして初期設定の時間だけ無条件に駆動されてしまうので、無駄な電力消費が生じるといった問題がある。
特開2004−312631号公報(段落番号0037,0051) 特開2003−179686号公報(図2,図3) 特願2003−270951(段落番号0033)
そこで、本発明の課題は、前記従来技術の不都合を改善し、携帯通信端末における表示部の確認動作に悪影響を与えることなく効果的に消費電力の軽減化を図ることのできる携帯通信端末の表示制御装置を提供することにある。
本発明は、開閉式の筐体と、前記筐体が展開された状態で視認される主表示部と、前記筐体が閉鎖された状態で視認される副表示部とを備えた携帯通信端末の表示制御装置であり、前記課題を達成するため、特に、
前記筐体における開閉状態の態様変化を検知する態様変化検知手段と、
前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでの前記携帯通信端末の動作環境を検出する動作環境検出手段と、
前記態様変化検知手段で検知された態様変化と前記動作環境検出手段で検出された動作環境とに基いて、前記態様変化後に視認される表示部の設定作動時間を調整する設定作動時間自動調整手段と、
前記態様変化後の経過時間を計測する計時手段と、
前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されてから前記計時手段が前記設定作動時間を計測するまでの間に亘って前記態様変化後に視認される表示部を作動させる表示制御手段とを備え、
前記動作環境検出手段は、前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでの前記主表示部および副表示部の作動の有無を動作環境として検出することを特徴とした構成を有する。
以上の構成により、閉鎖状態にあった筐体の展開操作あるいは展開状態にあった筐体の閉鎖操作が行われ、筐体の開閉状態に態様の変化が生じると、この変化が態様変化検知手段によって検知される。
一方、動作環境検出手段は、筐体の開閉状態に態様の変化が生じるまでの携帯通信端末の動作環境、つまり、閉鎖状態にあった筐体が展開された場合には筐体が閉鎖されていた時の主表示部および副表示部の作動の有無を、また、展開状態にあった筐体が閉鎖された場合には筐体が展開されていた時の主表示部および副表示部の作動の有無を検出する。
そして、態様変化検知手段により筐体の開閉状態の態様変化が検知された時点で、設定作動時間自動調整手段が作動し、態様変化検知手段で検知された態様変化と動作環境検出手段で検出された主表示部および副表示部の作動の有無とに基いて、設定作動時間自動調整手段が、態様変化後に視認される表示部の設定作動時間を自動的に調整する。
態様変化後に視認される表示部とは、筐体の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合には主表示部であり、また、筐体の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合には副表示部である。
そして、計時手段は、筐体の開閉状態に態様の変化が生じた時点からの経過時間を計測し、表示制御手段は、態様変化が検知されてから計時手段が前述の設定作動時間を計測するまでの間に亘り、態様変化後に視認される表示部を作動させる。
副表示部が作動するのは、例えば、携帯通信端末がユーザにメールの着信を知らせる場合であり、また、主表示部が作動するのは、例えば、ユーザが表示内容を確認したり入力操作を行ったりする場合であるから、主表示部および副表示部の作動の有無は、携帯通信端末の取り扱いに関わるユーザ側の動作特性に関連する情報である。従って、主表示部および副表示部の作動の有無と、筐体の開閉状態の態様変化、つまり、筐体が展開されたのか閉鎖されたのかに応じて表示部の設定作動時間を調整することにより、表示部の確認動作に悪影響を与えることなく消費電力を効果的に軽減化することができる
このような構成を適用した場合、設定作動時間自動調整手段は、態様変化検知手段で検知された態様変化が閉鎖から展開への変化であって、かつ、動作環境検出手段で副表示部の作動が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも長い時間に調整するものであることが望ましい。
副表示部の作動が検出されている状態で筐体の態様が閉鎖状態から展開状態に変化した場合には、一般に、閉鎖状態にある筐体の副表示部の作動によってメールの着信等がユーザに告知され、着信したメールの内容を主表示部に表示することを目的としてユーザが筐体を展開したと考えられる。従って、筐体の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合に視認される表示部、要するに、主表示部の設定作動時間を初期設定値よりも長い時間に調整することにより、主表示部の表示の確認に際して主表示部の表示時間が不十分となる問題が解消される。
更に、この設定作動時間自動調整手段は、態様変化検知手段で検知された態様変化が展開から閉鎖への変化であって、かつ、動作環境検出手段で主表示部の作動が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも短い時間に調整するものであることが望ましい。
主表示部の作動が検出されている状態で筐体の態様が展開状態から閉鎖状態に変化した場合には、一般に、展開状態にある筐体の主表示部を作動させてユーザが表示内容を確認したり入力操作を行ったりした後、操作を完了して筐体を閉鎖した場合であると考えられる。従って、筐体の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合に視認される表示部、要するに、副表示部の設定作動時間を初期設定値よりも短い時間に調整することにより、特に表示を確認する必要性のない副表示部が必要以上に駆動されることで生じる電力消費の無駄が解消される。
また、態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでの主表示部および副表示部の作動の有無を動作環境として検出する動作環境検出手段に代えて、態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでのアプリケーションプログラムの動作の有無を動作環境として検出する動作環境検出手段を採用してもよい
アプリケーションプログラムが動作するのは、例えば、ユーザにメールの着信を知らせる必要が生じた場合、あるいは、ユーザが表示内容を確認したり入力操作を行ったりする場合であるから、アプリケーションプログラムの動作の有無も、携帯通信端末の取り扱いに関わるユーザ側の動作特性に関連する情報である。従って、アプリケーションプログラムの動作の有無と、筐体の開閉状態の態様変化、つまり、筐体が展開されたのか閉鎖されたのかに応じて表示部の設定作動時間を調整することにより、表示部の確認動作に悪影響を与えることなく消費電力を効果的に軽減化することができる。
このような構成を適用した場合、設定作動時間自動調整手段は、態様変化検知手段で検知された態様変化が閉鎖から展開への変化であって、かつ、動作環境検出手段でアプリケーションプログラムの動作が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも長い時間に調整するものであることが望ましい。
アプリケーションプログラムが作動している状態で筐体の態様が閉鎖状態から展開状態に変化した場合には、一般に、着信したメールの内容を主表示部に表示することを目的としてユーザが筐体を展開した場合、あるいは、携帯通信端末からの要求によりユーザが表示内容を確認したり入力操作を行ったりする必要が生じた場合であると考えられる。従って、筐体の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合に視認される表示部、要するに、主表示部の設定作動時間を初期設定値よりも長い時間に調整することにより、主表示部の表示の確認に際して主表示部の表示時間が不十分となる問題が解消される。
更に、この設定作動時間自動調整手段は、態様変化検知手段で検知された態様変化が展開から閉鎖への変化であって、かつ、動作環境検出手段でアプリケーションプログラムの動作が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも短い時間に調整するものであることが望ましい。
アプリケーションプログラムの動作が検出されている状態で筐体の態様が展開状態から閉鎖状態に変化した場合には、一般に、展開状態にある携帯通信端末利用してユーザが表示内容を確認したり入力操作を行ったりした後、操作を完了して筐体を閉鎖した場合であると考えられる。従って、筐体の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合に視認される表示部、要するに、副表示部の設定作動時間を初期設定値よりも短い時間に調整することにより、特に表示を確認する必要性のない副表示部が必要以上に駆動されることで生じる電力消費の無駄が解消される。
本発明による携帯通信端末の表示制御装置は、筐体における開閉状態の態様変化後に視認される表示部つまり筐体を展開する場合には主表示部、また、筐体を閉鎖する場合には副表示部の設定作動時間を、筐体における開閉状態の態様変化と態様変化が検知されるまでの携帯通信端末の動作環境とに基いて自動調整するようにしているので、主表示部や副表示部の確認動作に悪影響を与えることなく効果的に消費電力を軽減することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明による表示制御装置を実装した携帯電話1の外観を閉鎖状態で示した斜視図、また、図2は同携帯電話1を展開状態で示した斜視図である。
この携帯電話1は、ヒンジ2を介して接続された主筐体3と副筐体4から成る折り畳み式の筐体5を備えた携帯通信端末であり、主筐体3には、図2に示されるように、テンキー等を有する操作パネル6とマイク14が設けられている。
また、筐体5を閉鎖した状態で操作パネル6と対向する副筐体4側の面には、スピーカ15と大画面の主表示部7が配備され、これよりも画面が小さく情報の表示量に制限のある副表示部8は、図1に示されるように、副筐体4の背面側、つまり、筐体5を閉鎖した状態で外側となる面に配備されている。
このうち、主表示部7は筐体5が展開された状態で視認される表示部、また、副表示部8は筐体5が閉鎖された状態で視認される表示部である。
図3は携帯電話1における制御部9の構成の概略を示した機能ブロック図である。制御部9は、携帯電話1の各部を制御するためのCPU10と、該CPU10の制御プログラムを格納したROM11、および、各種の演算データや送受信データ等を一時記憶するためのRAM12を備える。
マン・マシン・インターフェイスとして機能する操作パネル6に対するユーザの操作はバス13を介してCPU10に読み込まれ、マイク14およびスピーカ15は入出力回路16を介してCPU10によって従来と同様に駆動制御される。送受信回路17は電子メールや音声等の送受信に使用される。
主表示部7は液晶ディスプレイ7aとバックライト7bによって構成され、また、副表示部8は液晶ディスプレイ8aとバックライト8bによって構成される。液晶ディスプレイ7a,8aはバス13を介して表示制御手段の主要部として機能するCPU10によって駆動制御され、バックライト7b,8bは、バックライト制御部18を介して同CPU10によって駆動制御される。なお、LED19はバッテリーの充電状態等を表示するためのもので、筐体5の適宜位置に配備されており、LED制御部20を介してCPU10によって点灯状態を制御される。
開閉センサ21は筐体5における開閉状態の態様変化を検知する態様変化検知手段の主要部を構成するもので、主筐体3と副筐体4の当接面に設けられた近接センサやリミットスイッチ、もしくは、ヒンジ2に内蔵された回転角度検出手段等によって構成される。
カウンタCおよびカウンタCは、CPU10の制御に利用されるクロック発振器22から出力されるクロックパルスを計数するカウンタであり、何れも、CPU10からの指令によって計数値のリセットおよび計数の再スタートが行えるようになっている。
このうち、カウンタCは、筐体5の開閉状態に新たな態様変化が生じた時点からの経過時間を計測する計時手段の主要部として機能し、また、カウンタCは、態様変化検知手段として機能する開閉センサ21によって新たな態様変化が検知されるまでの携帯電話1の動作環境を検出する動作環境検出手段の主要部として機能する。この場合の動作環境とは、開閉センサ21によって態様変化が検知されるまでの携帯通信端末1の態様の継続時間であり、具体的には、筐体5の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合には筐体5が展開されるまでに筐体5の閉鎖状態が維持されていた継続時間であり、また、筐体5の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合には筐体5が閉鎖されるまでに筐体5の展開状態が維持されていた継続時間である。
これらの構成要素のうち、本実施形態における表示制御装置23の主要部は、態様変化検知手段の主要部を構成する開閉センサ21と、動作環境検出手段の主要部として機能するカウンタC、および、計時手段の主要部として機能するカウンタCと、設定作動時間自動調整手段ならびに表示制御手段として機能するCPU10によって構成される。
図4はROM11に格納された制御プログラムに従ってCPU10が実行する処理のうち、主表示部7の設定作動時間と副表示部8の設定作動時間の自動調整に関わる処理の概略を示したフローチャートであり、本発明を適用した後述の第1および第2の実施形態の理解を助けるために参考として記載したものである
次に、設定作動時間自動調整手段および表示制御手段として機能するCPU10の処理動作について図4を参照して具体的に説明する。
携帯電話1に電源が投入されてCPU10の動作が許容されると、CPU10は、まず、開閉センサ21からの出力に基いて筐体5の開閉状態を判定し(ステップa1)、筐体5が展開状態であれば、更に、開閉状態記憶フラグFに、筐体5の閉鎖状態を示す値0がセットされているか否かを判定する(ステップa2)。
ここで、開閉状態記憶フラグFの値が0であれば、この直前の時点まで筐体5が閉鎖されていたことを意味するので、態様変化検知手段の一部として機能するCPU10は、開閉状態記憶フラグFに筐体5の展開状態を示す値1をセットし、筐体5の開閉状態の態様が閉鎖状態から展開状態に変化したことを記憶する(ステップa3)。また、開閉状態記憶フラグFの値が1であれば、この直前の時点で筐体5が展開されていたこと、つまり、筐体5が継続的に展開状態にあって其の態様に変化がないことを意味するので、CPU10は、筐体5が展開状態にあることを示す値1を其のまま開閉状態記憶フラグFに保持し、ステップa1,ステップa2の判定処理のみを繰り返し実行して、筐体5が閉鎖されるのを待つ待機状態に入る。
一方、ステップa1の判定結果が偽となって筐体5が閉鎖状態にあることが確認された場合には、CPU10は、更に、開閉状態記憶フラグFに、筐体5の展開状態を示す値1がセットされているか否かを判定する(ステップa4)。
ここで、開閉状態記憶フラグFの値が1であれば、この直前の時点まで筐体5が展開されていたことを意味するので、態様変化検知手段の一部として機能するCPU10は、開閉状態記憶フラグFに筐体5の閉鎖状態を示す値0をセットし、筐体5の開閉状態の態様が展開状態から閉鎖状態に変化したことを記憶する(ステップa5)。また、開閉状態記憶フラグFの値が0であれば、この直前の時点で筐体5が閉鎖されていたこと、つまり、筐体5が継続的に閉鎖状態にあって其の態様に変化がないことを意味するので、CPU10は、筐体5が閉鎖状態にあることを示す値0を其のまま開閉状態記憶フラグFに保持し、ステップa1,ステップa4の判定処理のみを繰り返し実行して、筐体5が展開されるのを待つ待機状態に入る。
このようにして、ステップa2もしくはステップa4の判定処理で筐体5の開閉状態に態様の変化が生じたことが検知され、ステップa3もしくはステップa5の処理で新たな開閉状態の態様に対応した値が開閉状態記憶フラグFにセットされると、動作環境検出手段の一部として機能するCPU10が、動作環境検出手段の主要部として機能するカウンタCによって計数されているクロックパルスの現在値Cを状態保持時間記憶レジスタTに読み込み(ステップa6)、カウンタCの値を0に初期化して再びカウンタCによるクロックパルスの計数を開始させる(ステップa7)。
このように、カウンタCの値は、筐体5の開閉状態の態様変化が検知された時点で直ちにリセットされ、その後、改めて筐体5の開閉状態の態様変化が検知されるまでの間に亘ってカウンタCがクロックパルスの数を積算的にカウントし続けるので、ステップa6の処理で状態保持時間記憶レジスタTに読み込まれたカウンタCの値は、筐体5の開閉状態の態様変化が検知されるまでの態様の継続時間、即ち、筐体5の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開であった場合には筐体5が展開されるまでに筐体5の閉鎖状態が維持されていた継続時間と一致し、また、筐体5の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖であった場合には筐体5が閉鎖されるまでに筐体5の展開状態が維持されていた継続時間と一致する。
次いで、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、筐体5の開閉状態の態様変化が検知されるまでの態様の継続時間Tが予め決められた時間(比較基準値)Tよりも短いか否かを判定し(ステップa8)、態様の継続時間Tが比較基準値T以上であれば、設定作動時間記憶レジスタTに、今回の態様変化後に視認される表示部の設定作動時間として、初期設定値Tを其のままセットする(ステップa12)。
また、筐体5の開閉状態の態様変化が検知されるまでの態様の継続時間Tが比較基準値Tよりも短いと判定された場合には、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、更に、開閉状態記憶フラグFの現在値が1であるか否か、つまり、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であったのか、展開から閉鎖への変化であったのかを判定する(ステップa9)。
ここで、開閉状態記憶フラグFの現在値が1であれば、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であったことを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、展開後に視認される主表示部7の設定作動時間を記憶する設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tよりも長い時間Tをセットする(ステップa10)。
従って、態様変化検知手段で検知された態様変化の状況に相当するステップa9の判定結果と、動作環境検出手段で検出された継続時間Tの大小で示される動作環境に相当するステップa8の判定結果とに基いて、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が、態様変化後つまり展開後に視認される主表示部7の設定作動時間Tを決めたことになる。
一方、開閉状態記憶フラグFの現在値が0であれば、今回の態様変化が展開から閉鎖への変化であることを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、閉鎖後に視認される副表示部8の設定作動時間を記憶する設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tよりも短い時間Tをセットする(ステップa11)。
つまり、態様変化検知手段で検知された態様変化の状況に相当するステップa9の判定結果と、動作環境検出手段で検出された継続時間Tの大小で示される動作環境に相当するステップa8の判定結果とに基いて、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が、態様変化後つまり閉鎖後に視認される副表示部8の設定作動時間Tを決めたことになる。
次いで、表示制御手段として機能するCPU10が、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であれば液晶ディスプレイ7a,バックライト7bから成る主表示部7の作動を開始させ、また、今回の態様変化が展開から閉鎖への変化であれば液晶ディスプレイ8a,バックライト8bから成る副表示部8の作動を開始させると共に(ステップa13)、計時手段の一部として機能するCPU10が、計時手段の主要部として機能するカウンタCの値を0に初期化してクロックパルスの計数を開始させる(ステップa14)。
次いで、CPU10は、操作パネル6に対してユーザ側のキー操作が行われているか否かを判定し(ステップa15)、キー操作が行われていなければ、更に、計時手段の主要部として機能するカウンタCによって計数されているクロックパルスの現在値Cが設定作動時間Tに達しているか否かを判定する(ステップa18)。
そして、クロックパルスの現在値Cが設定作動時間Tに達していなければ、CPU10は、再びステップa15の判定処理に復帰し、操作パネル6に対するユーザ側のキー操作が検知されるか、もしくは、カウンタCによって計数されているクロックパルスの現在値Cが設定作動時間Tに達したことが確認されるまで、ステップa15およびステップa18の判定処理を繰り返し実行し、この間、主表示部7もしくは副表示部8の作動状態を維持させる。
このような処理が繰り返し実行される間にステップa15の判定結果が真となって操作パネル6に対するユーザ側のキー操作が検知された場合には、キー操作に対応した処理、例えば、文字データの入力処理等がCPU10によって従来と同様に実行され(ステップa16)、更に、作動時間延長手段として機能するCPU10が、設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tを強制的にセットし(ステップa17)、計時手段の主要部として機能するカウンタCの値を再び0に初期化してクロックパルスの計数を開始させ(ステップa14)、キー操作の実行時点を基準としてTの時間に亘って主表示部7や副表示部8の作動時間を延長する。
そして、ステップa15およびステップa18の判定処理が繰り返し実行される間にステップa18の判定結果が偽となり、閉鎖状態にあった筐体5を展開してからの主表示部7の作動時間C、あるいは、展開状態にあった筐体5を閉鎖してからの副表示部8の作動時間Cが設定作動時間Tに達したこと、もしくは、操作パネル6に対するユーザ側のキー操作が最後に検知されてからの主表示部7の作動時間Cが初期設定値Tに達したことが確認されると、表示制御手段として機能するCPU10が、主表示部7や副表示部8の作動を終了させる(ステップa19)。
従って、仮に、展開状態にある筐体5の主表示部7の表示を確認したつもりでユーザが誤って筐体5を閉鎖状態とした後、慌てて筐体5を展開して主表示部7の表示を再確認したような場合では、筐体5を展開した時点つまりステップa1およびステップa2の判定結果が真となった時点で開閉状態記憶フラグFの値が0から1に変化することになる。また、筐体5の閉鎖状態が維持されていた時間Tは僅かであるから、ステップa8の判定処理でT<Tとなり、この際、開閉状態記憶フラグFの値は1となっているのでステップa9の判定結果が真となり、ステップa10の処理により、筐体5の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合に視認される主表示部7の設定作動時間Tが、初期設定値Tよりも長い時間Tに調整され、主表示部7の表示を再確認したい場合に主表示部7の表示時間が不十分となる問題が解消されることになる。
このため、操作パネル6のキー操作によって主表示部7の作動時間を強制的に延長する作業工程は不要となり、表示時間延長のためのキー操作の手間が解消され、同時に、必要以上に主表示部7の作動時間が増長されて電力消費の無駄に繋がるといった弊害も解消される。
また、仮に、閉鎖状態にある筐体5を展開して主表示部7の表示を確認してから筐体5を閉鎖状態としたような場合では、筐体5を閉鎖した時点つまりステップa1の判定結果が偽となってステップa4の判定結果が真となった時点で開閉状態記憶フラグFの値が1から0に変化することになる。また、筐体5の展開中にキー等を利用した処理操作が行われるわけではなく、筐体5の展開状態が維持されていた時間Tは僅かであるから、ステップa8の判定処理でT<Tとなり、この際、開閉状態記憶フラグFの値は0となっているのでステップa9の判定結果が偽となり、ステップa11の処理により、筐体5の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合に視認される副表示部8の設定作動時間Tが、初期設定値Tよりも短い時間Tに調整され、表示を確認する必要性のない副表示部8が必要以上に駆動されることで生じる電力消費の無駄が解消される。
この実施形態では、各表示部7,8を構成する液晶ディスプレイとバックライトを同時に作動させるようにしているが、設定作動時間Tによってバックライトの作動時間のみを調整してもよいし、更には、液晶ディスプレイ用の設定作動時間とバックライト用の設定作動時間を別に設定するようにしてもよい。
図5は、態様変化検知手段(開閉センサ21)によって開閉状態の態様変化が検知されるまでの主表示部7および副表示部8の作動の有無を動作環境として検出し、この動作環境と開閉状態の態様変化とに基いて設定作動時間Tを調整するようにした本発明の第1の実施形態の処理動作について示したフローチャートである。
この実施形態では、携帯電話1を構成する筐体5や制御部9の構造に関しては図1〜図3に示したものを其のまま利用することができるが、カウンタCは不要である。
また、主表示部7および副表示部8の作動の有無を検出する動作環境検出手段はCPU10によって実現されることになる。
次に、設定作動時間自動調整手段および表示制御手段ならびに動作環境検出手段として機能するCPU10の処理動作について図5を参照して具体的に説明する。
携帯電話1に電源が投入されてCPU10の動作が許容されると、CPU10は、まず、現時点で主表示部7や副表示部8が作動しているか否かを確認し(ステップb1)、主表示部7や副表示部8が作動していれば、動作環境検出手段として機能するCPU10が、作動状態記憶フラグfに、表示部が作動中であることを示す値1をセットし(ステップb2)、また、作動していなければ、同CPU10が、作動状態記憶フラグfに、表示部が非作動であることを示す値0をセットする(ステップb3)。
次いで、態様変化検知手段の一部として機能するCPU10が、図4のステップa1〜ステップa5の処理に相当するステップb4〜ステップb8の処理を実行し、筐体5の開閉状態に態様の変化が生じた場合にのみ、開閉状態記憶フラグFの値を0から1に、あるいは、1から0に更新する。前記と同様、開閉状態記憶フラグFの値が0から1に変化した場合には閉鎖状態にあった筐体5が展開されたことを意味し、また、開閉状態記憶フラグFの値が1から0に変化した場合には、展開状態にあった筐体5が閉鎖されたことを意味する。
この実施形態では、筐体5の開閉状態に態様の変化が生じない限りステップb1の判定処理を含むループ状の処理が繰り返し実行されることになるので、作動状態記憶フラグfには、最終的に、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前の主表示部7や副表示部8の作動状態が記憶されることになる。
そこで、ステップb5もしくはステップb7の判定処理で筐体5の開閉状態に態様の変化が生じたことが検知され、ステップb6もしくはステップb8の処理で新たな開閉状態の態様に対応した値が開閉状態記憶フラグFにセットされると、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が作動状態記憶フラグfの値を参照して、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前に主表示部7や副表示部8が作動していたか否かを判定する(ステップb9)。
作動状態記憶フラグfの値が0であれば、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前に主表示部7や副表示部8が作動していなかったことを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、設定作動時間記憶レジスタTに、今回の態様変化後に視認される表示部の設定作動時間として、初期設定値Tを其のままセットする(ステップb13)。
また、ステップb9の判定結果が真となり、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前に主表示部7や副表示部8が作動していたことが確認された場合には、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、更に、開閉状態記憶フラグFの現在値が1であるか否か、つまり、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であったのか、展開から閉鎖への変化であったのかを判定する(ステップb10)。
ここで、開閉状態記憶フラグFの現在値が1であれば、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であったことを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、展開後に視認される主表示部7の設定作動時間を記憶する設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tよりも長い時間Tをセットする(ステップb11)。
従って、態様変化検知手段で検知された態様変化の状況に相当するステップb10の判定結果と、動作環境検出手段で検出された主表示部7や副表示部8の作動状態で示される動作環境に相当するステップb9の判定結果とに基いて、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が、態様変化後つまり展開後に視認される主表示部7の設定作動時間Tを決めたことになる。
一方、開閉状態記憶フラグFの現在値が0であれば、今回の態様変化が展開から閉鎖への変化であることを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、閉鎖後に視認される副表示部8の設定作動時間を記憶する設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tよりも短い時間Tをセットする(ステップb12)。
つまり、態様変化検知手段で検知された態様変化の状況に相当するステップb10の判定結果と、動作環境検出手段で検出された主表示部7や副表示部8の作動状態で示される動作環境に相当するステップb9の判定結果とに基いて、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が、態様変化後つまり閉鎖後に視認される副表示部8の設定作動時間Tを決めたことになる。
以下、表示制御手段として機能するCPU10は、図4のステップa13〜ステップa19の処理に相当するステップb14〜ステップb20の処理を実行して主表示部7や副表示部8を作動させた後、閉鎖状態にあった筐体5を展開してからの主表示部7の作動時間C、あるいは、展開状態にあった筐体5を閉鎖してからの副表示部8の作動時間Cが設定作動時間Tに達したこと、もしくは、操作パネル6に対するユーザ側のキー操作が最後に検知されてからの主表示部7の作動時間Cが初期設定値Tに達したことが確認された時点で、主表示部7や副表示部8の作動を終了させる。
従って、仮に、筐体5の副表示部8の作動によってメールの着信等がユーザに告知されている状況下でユーザが筐体5を展開して主表示部7でメールの内容を確認するとした場合、筐体5を展開した時点つまりステップb4およびステップb5の判定結果が真となった時点で開閉状態記憶フラグFの値が0から1に変化することになる。また、この場合、副表示部8の作動に基いて作動状態記憶フラグfの値は1にセットされているから、ステップb9の判定結果は真となり、この際、開閉状態記憶フラグFの値は1となっているのでステップb10の判定結果が真となり、ステップb11の処理により、筐体5の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合に視認される主表示部7の設定作動時間Tが、初期設定値Tよりも長い時間Tに調整され、これにより、主表示部7の表示の確認に際して主表示部7の表示時間が不十分となる問題が解消される。
このため、操作パネル6のキー操作によって主表示部7の作動時間を強制的に延長する作業工程は不要となり、表示時間延長のためのキー操作の手間が解消され、同時に、必要以上に主表示部7の作動時間が増長されて電力消費の無駄に繋がるといった弊害も解消される。
また、仮に、展開状態にある筐体5の主表示部7を作動させてユーザが表示内容を確認したり入力操作を行ったりした後、この操作を完了して筐体5を閉鎖したような場合では、筐体5を閉鎖した時点つまりステップb4の判定結果が偽となってステップb7の判定結果が真となった時点で開閉状態記憶フラグFの値が1から0に変化することになる。この場合、主表示部7の作動に基いて作動状態記憶フラグfの値は1にセットされているから、ステップb9の判定結果は真となり、この際、開閉状態記憶フラグFの値は0となっているのでステップb10の判定結果が偽となり、ステップb12の処理により、筐体5の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合に視認される副表示部8の設定作動時間Tが、初期設定値Tよりも短い時間Tに調整され、表示を確認する必要性のない副表示部8が必要以上に駆動されることで生じる電力消費の無駄が解消される。
図6は、態様変化検知手段(開閉センサ21)によって開閉状態の態様変化が検知されるまでのアプリケーションプログラムの作動の有無を動作環境として検出し、この動作環境と開閉状態の態様変化とに基いて設定作動時間Tを調整するようにした本発明の第2の実施形態の処理動作について示したフローチャートである。
この実施形態では、携帯電話1を構成する筐体5や制御部9の構造に関しては図1〜図3に示したものを其のまま利用することができる。図3中のカウンタCは不要である。
また、アプリケーションプログラムの作動の有無を検出する動作環境検出手段はCPU10によって実現されることになる。
次に、設定作動時間自動調整手段および表示制御手段ならびに動作環境検出手段として機能するCPU10の処理動作について図6を参照して簡単に説明する。
携帯電話1に電源が投入されてCPU10の動作が許容されると、CPU10は、まず、現時点で何らかのアプリケーションプログラムが作動しているか否かを確認し(ステップc1)、アプリケーションプログラムが作動していれば、動作環境検出手段として機能するCPU10が、作動状態記憶フラグfに、アプリケーションプログラムが作動中であることを示す値1をセットし(ステップc2)、また、作動していなければ、同CPU10が、作動状態記憶フラグfに、アプリケーションプログラムが非作動であることを示す値0をセットする(ステップc3)。
次いで、態様変化検知手段の一部として機能するCPU10が、図4のステップa1〜ステップa5の処理あるいは図5のステップb4〜ステップb8の処理に相当するステップc4〜ステップc8の処理を実行し、筐体5の開閉状態に態様の変化が生じた場合にのみ、開閉状態記憶フラグFの値を0から1に、あるいは、1から0に更新する。前記と同様、開閉状態記憶フラグFの値が0から1に変化した場合には閉鎖状態にあった筐体5が展開されたことを意味し、また、開閉状態記憶フラグFの値が1から0に変化した場合には、展開状態にあった筐体5が閉鎖されたことを意味する。
この実施形態では、筐体5の開閉状態に態様の変化が生じない限りステップc1の判定処理を含むループ状の処理が繰り返し実行されることになるので、作動状態記憶フラグfには、最終的に、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前のアプリケーションプログラムの作動状態が記憶されることになる。
そこで、ステップc5もしくはステップc7の判定処理で筐体5の開閉状態に態様の変化が生じたことが検知され、ステップc6もしくはステップc8の処理で新たな開閉状態の態様に対応した値が開閉状態記憶フラグFにセットされると、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が作動状態記憶フラグfの値を参照して、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前にアプリケーションプログラムが作動していたか否かを判定する(ステップc9)。
作動状態記憶フラグfの値が0であれば、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前にアプリケーションプログラムが作動していなかったことを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、設定作動時間記憶レジスタTに、今回の態様変化後に視認される表示部の設定作動時間として、初期設定値Tを其のままセットする(ステップc13)。
また、ステップc9の判定結果が真となり、筐体5の開閉状態に態様変化が生じる直前にアプリケーションプログラムが作動していたことが確認された場合には、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、更に、開閉状態記憶フラグFの現在値が1であるか否か、つまり、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であったのか、展開から閉鎖への変化であったのかを判定する(ステップc10)。
ここで、開閉状態記憶フラグFの現在値が1であれば、今回の態様変化が閉鎖から展開への変化であったことを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、展開後に視認される主表示部7の設定作動時間を記憶する設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tよりも長い時間Tをセットする(ステップc11)。
従って、態様変化検知手段で検知された態様変化の状況に相当するステップc10の判定結果と、動作環境検出手段で検出されたアプリケーションプログラムの作動状態で示される動作環境に相当するステップc9の判定結果とに基いて、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が、態様変化後つまり展開後に視認される主表示部7の設定作動時間Tを決めたことになる。
一方、開閉状態記憶フラグFの現在値が0であれば、今回の態様変化が展開から閉鎖への変化であることを意味するので、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10は、閉鎖後に視認される副表示部8の設定作動時間を記憶する設定作動時間記憶レジスタTに初期設定値Tよりも短い時間Tをセットする(ステップc12)。
つまり、態様変化検知手段で検知された態様変化の状況に相当するステップc10の判定結果と、動作環境検出手段で検出されたアプリケーションプログラムの作動状態で示される動作環境に相当するステップc9の判定結果とに基いて、設定作動時間自動調整手段として機能するCPU10が、態様変化後つまり閉鎖後に視認される副表示部8の設定作動時間Tを決めたことになる。
ステップc14〜ステップc20の処理に関しては、図4のステップa13〜ステップa19の処理あるいは図5のステップb14〜ステップb20の処理と全く同様である。
従って、仮に、ユーザにメールの着信を知らせるために副表示部8を点滅させたりスピーカ15を作動させたりするアプリケーションプログラムが作動している状況下でユーザが筐体5を展開して主表示部7でメールの内容を確認するとした場合、筐体5を展開した時点つまりステップc4およびステップc5の判定結果が真となった時点で開閉状態記憶フラグFの値が0から1に変化することになる。また、この場合、アプリケーションプログラムの作動に基いて作動状態記憶フラグfの値は1にセットされているから、ステップc9の判定結果は真となり、この際、開閉状態記憶フラグFの値は1となっているのでステップc10の判定結果が真となり、ステップc11の処理により、筐体5の開閉状態の態様変化が閉鎖から展開である場合に視認される主表示部7の設定作動時間Tが、初期設定値Tよりも長い時間Tに調整され、これにより、主表示部7の表示の確認に際して主表示部7の表示時間が不十分となる問題が解消される。
このため、操作パネル6のキー操作によって主表示部7の作動時間を強制的に延長する作業工程は不要となり、表示時間延長のためのキー操作の手間が解消され、同時に、必要以上に主表示部7の作動時間が増長されて電力消費の無駄に繋がるといった弊害も解消される。
また、仮に、ユーザが筐体5を展開してアプリケーションプログラムを起動し、主表示部7の表示を確認したり操作パネル6からのデータの入力操作を行ったりした後、この操作を完了して筐体5を閉鎖したような場合では、筐体5を閉鎖した時点つまりステップc4の判定結果が偽となってステップc7の判定結果が真となった時点で開閉状態記憶フラグFの値が1から0に変化することになる。この場合、アプリケーションプログラムの作動に基いて作動状態記憶フラグfの値は1にセットされているから、ステップc9の判定結果は真となり、この際、開閉状態記憶フラグFの値は0となっているのでステップc10の判定結果が偽となり、ステップc12の処理により、筐体5の開閉状態の態様変化が展開から閉鎖である場合に視認される副表示部8の設定作動時間Tが、初期設定値Tよりも短い時間Tに調整され、表示を確認する必要性のない副表示部8が必要以上に駆動されることで生じる電力消費の無駄が解消されることになる。
以上、ヒンジを介して接続された主筐体と副筐体から成る折り畳み式の筐体を備えた携帯電話を例にとって説明したが、筐体が展開された状態で視認される主表示部と筐体が閉鎖された状態で視認される副表示部とを備えた携帯通信端末としては、この他にも、主表示部を備えた副筐体を主筐体に対してスライドさせることで主表示部を視認可能な状態から格納状態に態様変化させ、主表示部を格納状態とした際に副表示部に情報の表示を行うように構成したものがあり、このようなものに対しても、前述した各実施形態の技術思想を其のまま適用することが可能である。
本発明による表示制御装置を実装した携帯通信端末の一例として携帯電話の外観を閉鎖状態で示した斜視図である。 同実施形態の携帯電話の外観を展開状態で示した斜視図である。 同実施形態の携帯電話における制御部の構成の概略を示した機能ブロック図である。 本発明を適用した第1および第2の実施形態の理解を助けるために主表示部の設定作動時間と副表示部の設定作動時間の自動調整に関わる処理の概略を示したフローチャートである(参考例)。 主表示部の設定作動時間と副表示部の設定作動時間の自動調整に関わる処理の概略を示したフローチャートである(本発明の第1の実施形態)。 主表示部の設定作動時間と副表示部の設定作動時間の自動調整に関わる処理の概略を示したフローチャートである(本発明の第2の実施形態)。
符号の説明
1 携帯電話(携帯通信端末)
2 ヒンジ
3 主筐体
4 副筐体
5 筐体
6 操作パネル
7 主表示部
7a 液晶ディスプレイ
7b バックライト
8 副表示部
8a 液晶ディスプレイ
8b バックライト
9 制御部
10 CPU(表示制御手段,設定作動時間自動調整手段の主要部,態様変化検知手段の一部,動作環境検出手段の一部,計時手段の一部,作動時間延長手段)
11 ROM
12 RAM
13 バス
14 マイク
15 スピーカ
16 入出力回路
17 送受信回路
18 バックライト制御部
19 LED
20 LED制御部
21 開閉センサ(態様変化検知手段の主要部)
22 クロック発振器
23 表示制御装置
カウンタ(態様の継続時間を検出する動作環境検出手段の主要部)
カウンタ(計時手段の主要部)
F 開閉状態記憶フラグ
状態保持時間記憶レジスタ
予め決められた時間(比較基準値)
T 設定作動時間記憶レジスタ
初期設定値
初期設定値よりも長い時間
初期設定値よりも短い時間
f 作動状態記憶フラグ

Claims (6)

  1. 開閉式の筐体と、前記筐体が展開された状態で視認される主表示部と、前記筐体が閉鎖された状態で視認される副表示部とを備えた携帯通信端末の表示制御装置であって、
    前記筐体における開閉状態の態様変化を検知する態様変化検知手段と、
    前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでの前記携帯通信端末の動作環境を検出する動作環境検出手段と、
    前記態様変化検知手段で検知された態様変化と前記動作環境検出手段で検出された動作環境とに基いて、前記態様変化後に視認される表示部の設定作動時間を調整する設定作動時間自動調整手段と、
    前記態様変化後の経過時間を計測する計時手段と、
    前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されてから前記計時手段が前記設定作動時間を計測するまでの間に亘って前記態様変化後に視認される表示部を作動させる表示制御手段とを備え、
    前記動作環境検出手段は、前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでの前記主表示部および副表示部の作動の有無を動作環境として検出することを特徴とする携帯通信端末の表示制御装置。
  2. 前記設定作動時間自動調整手段は、前記態様変化検知手段で検知された態様変化が閉鎖から展開への変化であって、かつ、前記動作環境検出手段で前記副表示部の作動が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも長い時間に調整することを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末の表示制御装置。
  3. 前記設定作動時間自動調整手段は、前記態様変化検知手段で検知された態様変化が展開から閉鎖への変化であって、かつ、前記動作環境検出手段で前記主表示部の作動が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも短い時間に調整することを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯通信端末の表示制御装置。
  4. 開閉式の筐体と、前記筐体が展開された状態で視認される主表示部と、前記筐体が閉鎖された状態で視認される副表示部とを備えた携帯通信端末の表示制御装置であって
    前記筐体における開閉状態の態様変化を検知する態様変化検知手段と
    前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでの前記携帯通信端末の動作環境を検出する動作環境検出手段と
    前記態様変化検知手段で検知された態様変化と前記動作環境検出手段で検出された動作環境とに基いて、前記態様変化後に視認される表示部の設定作動時間を調整する設定作動時間自動調整手段と
    前記態様変化後の経過時間を計測する計時手段と
    前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されてから前記計時手段が前記設定作動時間を計測するまでの間に亘って前記態様変化後に視認される表示部を作動させる表示制御手段とを備え
    前記動作環境検出手段は、前記態様変化検知手段によって態様変化が検知されるまでのアプリケーションプログラムの動作の有無を動作環境として検出することを特徴とする携帯通信端末の表示制御装置。
  5. 前記設定作動時間自動調整手段は、前記態様変化検知手段で検知された態様変化が閉鎖から展開への変化であって、かつ、前記動作環境検出手段で前記アプリケーションプログラムの動作が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも長い時間に調整することを特徴とする請求項4記載の携帯通信端末の表示制御装置。
  6. 前記設定作動時間自動調整手段は、前記態様変化検知手段で検知された態様変化が展開から閉鎖への変化であって、かつ、前記動作環境検出手段で前記アプリケーションプログラムの動作が検出された場合に、前記設定作動時間を初期設定値よりも短い時間に調整することを特徴とする請求項4または請求項5記載の携帯通信端末の表示制御装置。
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