JP4356649B2 - 回路遮断器の外部操作ハンドル装置 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1における回路遮断器の外部操作ハンドル装置の外観を示す斜視図、図2は図1の要部分解斜視図、図3は図1のドライブユニットの拡大平面図である。
図1及び2において、回路遮断器の外部操作ハンドル装置は、開閉可能に形成された扉1を有する箱形の配電盤あるいは分電気盤(図示しない)に装着されており、扉1の外側に回動可能に形成されたハンドル2が配設された操作ユニット3と、盤の内部に収納され回路遮断器4に装着されてこの回路遮断器4を開閉操作するドライブユニット5と、このドライブユニット5に接続部材6で固着され、扉1の開閉に応じてハンドル2に係脱し、扉1を閉じたときにハンドル2に係合しハンドル2の回動に連動して盤1の内部に収納された回路遮断器4をON、OFF、またはリセット操作させるシャフト7とで構成されている。
なお、2枚の板状部材は略U字状に連結された1枚の板状部材でも良い。
また、接続部材6にはシャフト7の軸方向に対して直角方向に所定の長さ延設された把持部6aが設けられており、この把持部6aは回路遮断器4を開閉操作するときに必要なトルクである、例えば、5N・mから10N・mを手動によってシャフト7を容易に回動させることができる所定の長さ(例えば、図2において、Lを30mmから150mm)に設定される。
また、上記では把持部6aをシャフト7の軸方向に対して片側方向に延設したが、対象的に両側方向に延設させても良く、この場合、片方向に延設した場合よりもシャフト7の回動操作時の必要トルクが減少するので回路遮断器4を開閉操作が容易となる。
また、回路遮断器4を開閉操作したときには接続部材6の把持部6aが表示記号5b位置に合致するので、回路遮断器4の状態判別が容易である。
なお、上記の実施例では接続部材6に把持部6aを設け、回動させるようにしたが、図4に示すように操作レバー5cを固着させてドライブユニット5のドライブ機構(図示せず)を直接、操作することにより回路遮断器4の開閉操作を行っても良い。
図5は、この発明の実施の形態2における回路遮断器の外部操作ハンドル装置の外観を示す斜視図、図6は図5のシャフト部を折り曲げた状態を示す斜視図、図7は図5のシャフト部の構成を示す拡大分解斜視図である。
図において、シャフト部10は操作ユニット3のハンドル2に係合する係合軸11、ドライブユニット5の係合突起5a(図2参照)に当接された状態で接続部材6に固着される基部12、及びシャフト部10を略L字状に折曲可能にする折曲部13とにより形成され、折曲部13はピン13a(図7に示す)を有しており、係合軸11の係合凹部11aに基部12の係合凸部12aを嵌挿させた状態で、直線的に形成された係合軸11の貫通孔11bと基部12の貫通孔12bにピン13aを貫通させることで折曲可能にしている。
なお、基部12とドライブユニット5の係合突起5aとの接続部材6による固着構成については実施の形態1と同様である。
また、上記以外の構成および動作については実施の形態1と同様であり同一の番号を付し説明を省略する。
また、本構成の場合、回路遮断器4の開閉操作を実施するか否かに係わらず、扉1が開いた状態において、係合軸11を折り曲げておくとシャフト部10の飛び出し量が減少するので、作業者などに対する安全性が高いという効果がある。
図8は、この発明の実施の形態3における回路遮断器の外部操作ハンドル装置の側面図、図9は図8のドライブユニットを回路遮断器から外した状態を示す側面図、図10は図8の遮断器接続部材の外観拡大斜視図、図11は図8のユニット接続部材の外観拡大斜視図である。
また、ユニット接続部材5dには軸受5d1及び可動側係止部5d2が配設され、遮断器接続部材4aには軸受5d1に嵌挿されてドライブユニット5を回動自在にさせる回動軸4a1及び可動側係止部5d2が係合してドライブユニット5を回路遮断器4に装着された状態で係止させる固定側係止部4a2が配設されている。
なお、上記以外の構成および動作については実施の形態1と同様であり同一の番号を付し説明を省略する。
また、ドライブユニット5は回動軸4a1と軸受5d1が摺動して回動するので、回路遮断器4への着脱がスムーズである。
また、ドライブユニット5は、可動側係止部5d2が固定側係止部4a2に係止されるので回路遮断器4に装着された状態で確実に保持される。
4a1 回動軸、4a2 固定側係止部、5 ドライブユニット、5b 表示記号、
5d ユニット接続部材、5d1 軸受6、5d2 可動側係止部、6 接続部材、
6a 把持部、7 シャフト、10 シャフト部、13 折曲部。
Claims (5)
- 盤の扉に配設され回動可能に形成されたハンドルを有する操作ユニットと、前記盤の内部に収納され回路遮断器に装着されてこの回路遮断器を開閉操作するドライブユニットと、このドライブユニットに接続部材で固着され、前記扉の開閉に応じて前記ハンドルに係脱し、前記扉を閉じたときに前記ハンドルの回動に連動して前記盤の内部に収納された前記回路遮断器をON、OFF、またはリセット操作するシャフトとで構成された回路遮断器の外部操作ハンドル装置において、前記接続部材に前記シャフトの軸方向に対して直角方向に所定の長さ延設された把持部を設けるとともに、前記ドライブユニットの表面に前記回路遮断器のON、OFF、TRIP、およびリセット位置を示す表示記号を設け、この回路遮断器の状態に応じて前記把持部の位置と前記表示記号が略一致するように形成させたことを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル装置。
- 盤の扉に配設され回動可能に形成されたハンドルを有する操作ユニットと、前記盤の内部に収納され回路遮断器に装着されてこの回路遮断器を開閉操作するドライブユニットと、このドライブユニットに接続部材で固着され、前記扉の開閉に応じて前記ハンドルに係脱し、前記扉を閉じたときに前記ハンドルの回動に連動して前記盤の内部に収納された前記回路遮断器をON、OFF、またはリセット操作するシャフト部とで構成された回路遮断器の外部操作ハンドル装置において、前記シャフト部は、前記ハンドルに係脱する係合軸および前記扉を開いたときにこの係合軸を略L字状に折曲可能にする折曲部を有するとともに、前記ドライブユニットの表面に前記回路遮断器のON、OFF、TRIP、およびリセット位置を示す表示記号を設け、この回路遮断器の状態に応じて前記係合軸の位置と前記表示記号が略一致するように形成させたことを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル装置。
- 盤の扉に配設され回動可能に形成されたハンドルを有する操作ユニットと、前記盤の内部に収納され回路遮断器に装着されてこの回路遮断器を開閉操作するドライブユニットと、このドライブユニットに固着され、前記扉の開閉に応じて前記ハンドルに係脱し、前記扉を閉じたときに前記ハンドルの回動に連動して回動して盤の内部に収納された前記回路遮断器をON、OFF、またはリセット操作するシャフトとで構成された回路遮断器の外部操作ハンドル装置において、前記ドライブユニットにユニット接続部材を固着すると共に、前記回路遮断器に前記ユニット接続部材に着脱可能にされた遮断器接続部材を固着したことを特徴とする回路遮断器の外部操作ハンドル装置。
- 遮断器接続部材に回動軸を形成させ、ユニット接続部材に前記回動軸に嵌挿させてドライブユニットを回動自在にする軸受を配設したことを特徴とする請求項3記載の回路遮断器の外部操作ハンドル装置。
- 遮断器接続部材に固定側係止部を形成させ、ユニット接続部材に前記固定側係止部に係止してドライブユニットを回路遮断器に保持させる可動側係止部を配設したことを特徴とする請求項4記載の回路遮断器の外部操作ハンドル装置。
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