JP4353210B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4353210B2
JP4353210B2 JP2006189360A JP2006189360A JP4353210B2 JP 4353210 B2 JP4353210 B2 JP 4353210B2 JP 2006189360 A JP2006189360 A JP 2006189360A JP 2006189360 A JP2006189360 A JP 2006189360A JP 4353210 B2 JP4353210 B2 JP 4353210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
assist
depression amount
supercharging
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006189360A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008014294A (ja
Inventor
浩市 秋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006189360A priority Critical patent/JP4353210B2/ja
Priority to DE102007031279A priority patent/DE102007031279B4/de
Priority to CN2007101273006A priority patent/CN101135267B/zh
Publication of JP2008014294A publication Critical patent/JP2008014294A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4353210B2 publication Critical patent/JP4353210B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • F02B39/02Drives of pumps; Varying pump drive gear ratio
    • F02B39/08Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio
    • F02B39/10Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio electric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/16Control of the pumps by bypassing charging air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D41/0007Controlling intake air for control of turbo-charged or super-charged engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/10Introducing corrections for particular operating conditions for acceleration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D2200/00Input parameters for engine control
    • F02D2200/60Input parameters for engine control said parameters being related to the driver demands or status
    • F02D2200/602Pedal position
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/045Detection of accelerating or decelerating state
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に係り、特に、ターボチャージャなどの過給機と、この過給機に過給アシストを行う過給アシスト機構を備えた内燃機関の制御装置に関する。
車両の加速特性を向上させるために、エンジンにターボチャージャなどの過給機を備えたものが知られており、さらに、車両の走行開始時など、ターボチャージャの過給圧が十分に高まっていない際には、電動機などのアシスト機構により、過給アシストを行うエンジンの制御装置がある。このような過給アシストを行うものとして、たとえば特許第3055143号公報(特許文献1)に開示されたターボチャージャの制御装置がある。このターボチャージャの制御装置では、アクセルペダルにおけるアイドル位置を検出するとともに、アクセルペダルの踏み込み量を検出し、アイドル位置から立上り点にいたるまでのアクセルペダルの踏み込み速度に応じて、電動機の回転駆動量(過給アシスト量)を決定してプレアシストを行うというものである。この制御装置によれば、アクセルペダルの踏み込み開始点からアクセルペダルの踏み込み量センサの立上り点との不感知領域の状態を検出するので、アクセルペダルの踏み込み操作が急速な場合に、エンジンのブースト圧(過給圧)を素早く上昇させることができるというものである。
特許第3055143号公報
しかし、上記特許文献1に開示されたターボチャージャの制御装置においては、アイドル位置から立上り点にいたるまでのアクセルペダルの踏み込み速度に応じて、過給アシスト量を決定している。このため、ターボチャージャによる過給の開始は、踏み込み量センサの立上り点以後となってしまう。したがって、エンジン(内燃機関)のブースト圧を素早く上昇させるにしても、制御遅れが避けられず、内燃機関に加速要求を開始する際に、過給アシストを行うために十分な条件が整っておらず、十分な過給圧を供給することができないことがあるという問題があった。
そこで、本発明の課題は、内燃機関に対する加速要求の開始点において、十分な過給圧を供給することができる内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係る内燃機関の制御装置は、車両に搭載された吸気通路上に配設された過給機と、過給機に対して過給アシストを行う過給アシスト機構と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置において、アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、踏み込み量検出手段によって検出されたアクセルペダルの踏み込み量に基づいて、過給アシスト機構を制御する過給アシスト制御手段と、を備え、過給アシスト制御手段は、踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、アシスト機構にプレアシストを開始させるプレアシスト開始手段と、踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量が検出された際に、内燃機関に対して加速要求を開始する加速要求開始手段と、を有し、過給アシスト制御手段は、第一踏み込み量が検出されてから第二踏み込み量が検出されるまでの第二踏み込み量到達時間と、プレアシスト開始手段によってアシスト機構によるプレアシストを開始させてから、実際に過給機がプレアシスト機構によって加速要求の開始点よりも前に十分な過給状態となるプレアシスト完了状態となるまでの時間であるプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、加速要求開始手段による加速要求が開始される前にプレアシスト完了状態となるように、第一踏み込み量および第二踏み込み量の少なくとも一方を補正する踏み込み量補正手段をさらに備えるものである。
本発明に係る内燃機関の制御装置では、アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、プレアシストを開始させている。このため、加速要求が開始される第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量に到達する以前に、プレアシストを行っているので、加速要求が開始される際に、過給アシストを行うための条件を整えた状態とすることができる。したがって、内燃機関に対する加速要求の開始点において、十分な過給圧を供給することができる。
第二踏み込み量到達時間とプレアシスト時間との関係は、個々のドライバの個性によって変化するものである。そのため、このような踏み込み量補正手段を備えることにより、ドライバの好みに応じたプレアシストを行うことができる。なお、ここでの第二踏み込み量到達時間とプレアシスト時間との関係の履歴は、統計的処理値を含むものである。
また、上記課題を解決した本発明に係る内燃機関の制御装置は、車両に搭載された吸気通路上に配設された過給機と、過給機に対して過給アシストを行う過給アシスト機構と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置において、アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、踏み込み量検出手段によって検出されたアクセルペダルの踏み込み量に基づいて、過給アシスト機構を制御する過給アシスト制御手段と、を備え、過給アシスト制御手段は、踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、アシスト機構にプレアシストを開始させるプレアシスト開始手段と、踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量が検出された際に、内燃機関に対して加速要求を開始する加速要求開始手段と、を有し、過給アシスト機構は、過給機におけるタービンのタービン回転数を電気エネルギーでアシストする過給アシスト機構であり、過給アシスト制御手段は、タービンのタービン回転数を制御するタービン回転数制御手段をさらに有し、タービン回転数制御手段は、第一踏み込み量が検出されてから第二踏み込み量が検出されるまでの第二踏み込み量到達時間と、プレアシスト開始手段によってアシスト機構によるプレアシストを開始させてから、実際に過給機がプレアシスト機構によって加速要求の開始点よりも前に十分な過給状態となるプレアシスト完了状態となるまでの時間であるプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、加速要求開始手段による加速要求が開始される前にプレアシスト完了状態となるように、プレアシスト完了状態となる時間に、タービンの回転数がプレアシスト完了状態となるタービンの回転数に到達するようにタービンの回転数を制御するものである。
このように、タービンの回転数を制御することにより、精度よくプレアシストを行うことができる。
さらに、第一踏み込み量に到達したときに、プレアシストの開始を報知するプレアシスト報知手段をさらに有する態様とすることもできる。
このように、プレアシスト報知手段を設けることにより、ドライバに対してプレアシストの開始を明確に報知することができる。
また、プレアシストの中止指示を検出する中止指示検出手段をさらに備え、過給アシスト制御手段は、第一踏み込み量が検出された後、中止指示検出手段が中止指示を検出した際に、プレアシストを中止するプレアシスト中止手段をさらに有する態様とすることもできる。
このように、プレアシスト中止手段を有する態様とすることにより、プレアシストが困難な状態である場合に、プレアシストを中止することができ、不意のトラブルを回避することができる。
さらに、ドライバのプレアシスト制御の要否を受け付けるプレアシスト受付手段をさらに備え、過給アシスト制御手段は、プレアシスト受付手段がプレアシスト不要指示を受け付けている際に、プレアシストを中止する態様とすることもできる。
このように、プレアシスト受付手段を設けることにより、ドライバの希望に応じてプレアシストを中止することができ、やはり無駄なエネルギーの消費量を低減することができる。
また、上記課題を解決した本発明に係る内燃機関の制御装置は、車両に搭載された吸気通路上に配設された過給機と、過給機に対して過給アシストを行う過給アシスト機構と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置において、アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、踏み込み量検出手段によって検出されたアクセルペダルの踏み込み量に基づいて、過給アシスト機構を制御する過給アシスト制御手段と、を備え、過給アシスト制御手段は、踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、アシスト機構にプレアシストを開始させるプレアシスト開始手段と、踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量が検出された際に、内燃機関に対して加速要求を開始する加速要求開始手段と、を有し、過給アシスト機構は、過給機におけるタービンのタービン回転数を電気エネルギーでアシストする過給アシスト機構であり、内燃機関と過給機との間に、過給機による過給圧を低減させるバイパス通路が形成されており、プレアシストは、過給機におけるタービン回転数の増加およびバイパス通路の開制御によって行うものである。
このように、タービンの回転数とバイパス通路の開制御によってプレアシストを行うことにより、サージ回避を好適に行うことができるので、より精度よくプレアシストを行うことができる。
そして、過給アシスト機構は、モータを備え、モータの回転によって過給機におけるタービンを回転させるモータアシスト機構である態様とすることもできる。
このように、アシスト機構としては、モータの回転によって過給機におけるタービンを回転させるモータアシスト機構を好適に用いることができる。
本発明に係る内燃機関の制御装置によれば、車両が加速する際の加速開始点において、十分な過給圧をエンジンに供給することができる。
以下、図面を参照して本発明の第一の実施形態に係る内燃機関の制御装置の実施形態を説明する。なお、同一の部材、要素については、その説明を省略することがある。図1は第一の実施形態に係る内燃機関の制御装置のブロック構成図である。本実施形態に係る内燃機関の制御装置としては、いわゆるオートマチックトランスミッション(AT)車に搭載されたものについて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る内燃機関の制御装置は、内燃機関であるエンジン1に対して、過給気を供給する過給機であるターボチャージャ2を備えている。ターボチャージャ2は、排気管6および吸気管7によってエンジン1と接続されており、排気管6を介してエンジン1より排気される排気ガスを吸入する一方、吸気管7を介してエンジン1に対して過給気を供給する。
ターボチャージャ2には、タービン3、コンプレッサ4、および過給アシスト機構である電動モータ5が設けられている。タービン3は、エンジン1の排気ガスによって駆動され、タービン3の回転トルクによってコンプレッサ4が作動する。コンプレッサ4の作動によって圧気が発生し、この圧気が吸気管7を介して過給気としてエンジン1に供給される。
電動モータ5は、回転軸を備えており、この回転軸がタービンの回転軸に接続されている。エンジン1から排出される排気ガスが多量である場合には、タービン3の回転トルクによってコンプレッサ4が作動するとともに、電動モータ5が作動して排気エネルギーを電気エネルギーに回生する。
また、停止中の車両が急加速を行う時や車両が低速走行中でかつエンジン1に高負荷がかかる時には、電動モータ5に電力を供給して電動モータ5を作動させる。この作動させられた電動モータ5の回転トルクによってコンプレッサ4を駆動して、過給気をエンジン1に供給する。こうして、ターボチャージャ2は、排気エネルギー以外のエネルギーとして電気エネルギーを利用して過給アシストを行う。加えて、電動モータ5は、エンジン1の出力に影響を与えない条件・範囲でのアシストを直ちに開始できる状態とする制御として、プレアシスト制御を行う。
さらに、エンジン1とターボチャージャ2との間における吸気管7には、ターボチャージャ2の過給圧を低減させるバイパス通路8が設けられている。バイパス通路8には、開閉弁8Aが設けられており、開閉弁8Aの開度を大きくすることにより、その開度に応じてターボチャージャ2の過給圧が低減される。
また、図示しない車室内には、ドライバが操作するアクセルペダル9が設けられており、このアクセルペダル9には、踏力調整機構9Aが設けられている。踏力調整機構9Aは、図示しないばね機構を備えており、アクセルペダル9の踏み込み開始位置、第一踏み込み量に相当する第一踏み込み位置、第一踏み込み位置よりも大きい踏み込み量となる第二踏み込み量に相当する第二踏み込み位置のそれぞれにおいて、付勢力が変化するようにばね力が調整されている。具体的に、アクセルペダル9の踏み込み量が第一踏み込み位置到達した時点でそれよりも以前の踏み込み量のときよりもばね力が増加する。また、アクセルペダル9の踏み込み量が第二踏み込み位置到達した時点でそれよりも以前の踏み込み量のときよりもばね力がさらに増加する。このばね力により、アクセルペダル9を踏んだドライバは、踏み込み開始位置、第一踏み込み位置、および第二踏み込み位置にそれぞれ到達したことを認識できるようになっている。
さらに、本実施形態に係る内燃機関の制御装置は、過給アシスト制御手段であるECU10を備えている。さらに、アクセルペダル9には、アクセルポジションセンサ11は、ECU10に接続されるとともに、アクセルペダル9の踏み込み量を検出しており、検出した踏み込み量をECU10に出力している。また、アクセルポジションセンサ11は、アクセルペダル9の踏み込み量が第一踏み込み位置に到達した際に、プレアシストポジション信号をECU10に出力する。
また、図示しない車室内におけるインストルメントパネルには、プレアシスト受付手段であるプレアシストスイッチ12およびプレアシスト報知手段であるインジケータランプ13が設けられている。また、車室内におけるパーキングブレーキにはパーキングブレーキセンサ14が設けられ、シフトレバーにはシフトレバーセンサ15が設けられており、さらに、ブレーキペダルにはブレーキセンサ16が設けられている。また、車両における車輪には、車速センサ17が設けられている。これらのプレアシストスイッチ12、インジケータランプ13、パーキングブレーキセンサ14、シフトレバーセンサ15、ブレーキセンサ16、および車速センサ17は、いずれもECU10に接続されている。
プレアシストスイッチ12は、ドライバの操作によってプレアシスト制御の要否を受け付ける。プレアシストスイッチ12は、ドライバの操作によるプレアシスト制御の要否をECU10に出力する。インジケータランプ13は、ECU10によって点灯・消灯・点滅させられ、ECU10が電動モータ5を作動させるプレアシスト制御を行っている際に点灯し、プレアシスト制御を行っていない際には消灯する。また、プレアシスト制御ができない状態にある場合には、インジケータランプ13が点滅する。
パーキングブレーキセンサ14は、パーキングブレーキ(サイドブレーキ)レバーの操作状況を検出しており、パーキングブレーキペダルによってブレーキがかけられた状態にある際には、パーキングブレーキ信号をECU10に出力する。シフトレバーセンサ15は、シフトレバーポジション(セレクタ位置)を検出し、シフトレバーがニュートラルレンジ、パージングレンジ、ドライブレンジ、リバースレンジ、低ギアレンジのいずれにあるかを検出する。シフトレバーセンサ15は、検出したシフトレバーポジションをECU10に出力する。
ブレーキセンサ16は、ブレーキペダル(フットブレーキ)の操作状況を検出しており、ブレーキペダルが操作されてブレーキがかかっている場合に、フットブレーキ信号をECU10に出力する。また、車速センサ17は、車両の車速を検出しており、検出した車速をECU10に出力する。
さらに、車両には、バッテリ20および電力変換器21が設けられている。バッテリ20は、電動モータ5や図示しない発電機が発電した電力を蓄電している。また、電力変換器21は、ECU10に接続されており、ECU10の指令に基づいてバッテリ20に蓄電された電力を電動モータ5に供給したり、電動モータ5で回生された電力をバッテリ20に供給したりする。さらに、バッテリ20には、蓄電量センサ22が設けられている。蓄電量センサ22は、バッテリ20の蓄電量を検出しており、検出した蓄電量をECU10に出力する。ECU10は、バッテリ20の蓄電量として、電動モータ5によって過給アシストを行う余裕がある蓄電量を所定の基準値として記憶している。ECU10は、蓄電量センサ22から出力されるバッテリ20の蓄電量を記憶する基準値と比較し、蓄電量センサ22から出力されたバッテリ20の蓄電量が基準値以上である場合には、プレアシスト制御を許可する。また、バッテリ20の蓄電量が基準値未満である場合には、プレアシスト中止指示を電力変換器21に出力する。ECU10は、プレアシスト中止手段を構成する。
ECU10は、アクセルポジションセンサ11から出力されたアクセルペダル9の踏み込み量が第二踏み込み位置に到達した時点でエンジン1に対して加速要求を行う。加速要求では、アクセルペダル9の踏み込み量に基づいて、エンジン1の回転数を制御する。ECU10は、エンジン1を制御するために、エンジン1における燃料噴射量や吸排気バルブのバルブタイミングの制御を行う。ECU10は加速要求開始手段を構成する。
また、ECU10は、プレアシスト制御条件が満たされたとき、具体的に、後に説明する制御手順において、ステップS3〜ステップS6の各条件が満たされたときに、プレアシスト制御を行う。このプレアシスト制御では、ECU10から電力変換器21に電力供給信号を出力し、バッテリ20の電力を電動モータ5に供給する。バッテリ20から供給される電力によって電動モータ5が作動し、タービン3を回転させて過給気をエンジン1に供給する。ECU10は、プレアシスト開始手段を構成する。
さらに、ECU10は、第一踏み込み位置が検出されてから第二踏み込み位置が検出されるまでの第二踏み込み量到達時間と、プレアシスト制御を開始するプレアシスト開始状態からプレアシストを完了するプレアシスト完了状態までのプレアシスト時間との関係の履歴を記憶している。プレアシスト制御を行うにあたり、ECU10は、第二踏み込み量到達時間とプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、プレアシスト時間が経過したときに、タービン3の回転数がプレアシスト完了状態となるタービンの回転数に到達するようにタービン3の回転数を制御する。このように、ECU10は、タービン回転数制御手段を構成する。
また、ECU10には、バイパス通路8に設けられた開閉弁8Aが接続されている。ECU10は、プレアシスト制御を行う際に、この開閉弁8Aを開閉制御することにより、ターボチャージャ2における過給圧を調整する。
さらに、ECU10は、第二踏み込み量到達時間とプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、第一踏み込み位置を補正している。ECU10は、踏み込み量補正手段を構成する。なお、本実施形態では第一踏み込み位置を補正するようにしているが、第二踏み込み位置を補正したり、あるいは第一踏み込み位置および第二踏み込み位置の両方を補正したりすることもできる。
次に、本実施形態に係る内燃機関の制御装置における制御手順について説明する。この制御手順では、車両が停止している状態で行われる制御について説明する。図2は、本実施形態に係る制御装置における制御手順を示すフローチャートである。図2に示すように、本実施形態に係る制御装置においては、車速が0であるか否かを判断する(S1)。車速が0であるか否かの判断は、車速センサ17から出力される車速に基づいて行われる。その結果、車速が0となっておらず、車両が走行していると判断した場合には、ステップS1に戻り、車速が0となるまでステップS1の判断を繰り返す。このとき、インジケータランプ13は消灯している。
一方、車速が0となっており、車両が停止していると判断した場合には、プレアシストスイッチ12がONとなっているか否かを判断する(S2)。プレアシストスイッチ12がONとなっているか否かの判断は、プレアシストスイッチ12が操作されて、プレアシスト制御が要であるとの受付が行われているか否かによって行われる。
その結果、プレアシストスイッチがONとなっていないと判断した場合には、ステップS1に戻り、車速が0となるまでステップS1の判断を繰り返す。一方、プレアシストスイッチがONとなっていると判断した場合には、アシスト許可信号がONとなっているか否かを判断する(S3)。アシスト許可信号は、蓄電量センサ22から出力されたバッテリ20の蓄電量に基づいてON−OFFされる。蓄電量センサ22から出力されたバッテリ20の蓄電量が所定の基準値以上である場合には、アシスト許可信号がONとなっていると判断した場合にはステップS4に進む。また、バッテリ20の蓄電量が所定の基準値未満であり、アシスト許可信号がONとなっていないと判断した場合には、過給アシストを行うことができないので、インジケータランプを点滅させ(S9)、プレアシストを禁止して(S10)、制御を終了する。
ステップS4では、セレクタ位置がニュートラルレンジ、リバースレンジ、およびパーキングレンジのいずれにも位置していないか否かを判断する(S4)。その結果、ニュートラルレンジ、リバースレンジ、およびパーキングレンジのいずれかに位置していると判断した場合には、ドライバが車両を走行させる意思がないと考えられることから、プレアシストを行う状況にないため、インジケータランプを点滅させ(S9)、プレアシスト制御を禁止して(S10)、制御を終了する。
一方、セレクタ位置がニュートラルレンジ、リバースレンジ、およびパーキングレンジのいずれにも位置していないと判断した場合には、アクセルペダル9がプレアシストポジションにあるか否かを判断する(S5)。アクセルペダル9がプレアシストポジションにあるか否かの判断は、アクセルポジションセンサ11から出力されるアクセルペダル9の踏み込み量によって判断され、アクセルペダル9の踏み込み量が第一踏み込み位置と同じまたは第一踏み込み位置よりも大きく、かつ第二踏み込み位置と第二踏み込み位置よりも小さい場合にプレアシストポジションにあると判断する。また、アクセルの踏み込み量が第一踏み込み位置よりも小さい場合(踏み込み量が0である場合を含む)および第二踏み込み位置と同じまたは第二踏み込み位置よりも大きい場合には、プレアシストポジションにはないと判断する。
ステップS5における判断の結果、アクセルペダル9がプレアシストポジションにないと判断した場合には、ドライバが車両を走行させる意思がないと考えられることから、プレアシストを行う状況にないため、インジケータランプを点滅させ(S9)、プレアシスト制御を禁止して(S10)、制御を終了する。一方、プレアシストポジションにあると判断した場合には、ブレーキまたはパーキングブレーキがONとなっているか否かを判断する(S6)。ブレーキがONとなっているか否かの判断は、ブレーキセンサ16から出力されるブレーキ信号に基づいて行われる。また、パーキングブレーキがONとなっているか否かの判断は、パーキングブレーキセンサ14から出力されるパーキングブレーキ信号に基づいて判断される。
その結果、ブレーキおよびパーキングブレーキのいずれもがONとなっていないと判断した場合には、ドライバは即座に車両を発進させたいと考えられることから、プレアシストを行う状況にないため、インジケータランプを点滅させ(S9)、プレアシスト制御を禁止して(S10)、制御を終了する。一方、ブレーキまたはパーキングブレーキのいずれかがONとなっていると判断した場合には、インジケータランプを点灯させ(S7)、プレアシスト制御を実行する(S8)。
プレアシスト制御では、ECU10から電力変換器21に電力供給信号を出力し、バッテリ20の電力を電動モータ5に供給する。バッテリ20から供給される電力によって電動モータ5が作動し、タービン3を回転させて過給気をエンジン1に供給する。ここで、ECU10は、プレアシスト制御において、第二踏み込み量到達時間とプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、プレアシスト時間が経過したときに、タービン3の回転数がプレアシスト完了状態となるタービンの回転数に到達するようにタービン3の回転数を制御する。
また、プレアシスト時間が経過したときに、タービン3の回転数がプレアシスト完了状態となるタービンの回転数に到達するようにタービン3の回転数を制御することが困難である場合には、バイパス通路8に形成された開閉弁8Aを開閉制御してターボチャージャ2の過給圧を調整する。この過給圧の調整により、サージ回避を好適に行うことができ、より精度よくプレアシスト制御を行うことができる。
このように、本実施形態に係る内燃機関の制御装置においては、アクセルペダル9がプレアシストポジションにあるか否かを判断してプレアシスト制御を行うようにしている。いま、アクセルペダル9の踏み込み量とアクセルポジションセンサ11からの出力信号との関係を図3(a)に示す。アクセルペダル9の踏み込み量が0の位置を非踏み込み位置L0とし、アクセルペダル9の踏み込み量が第一踏み込み位置L1に到達する以前では、アクセルポジション信号P1およびプレアシストポジション信号P2のいずれもアクセルポジションセンサ11からECU10に出力されることはない。
アクセルペダル9の踏み込み量が増加し、第一踏み込み位置L1に到達した際には、プレアシストポジション信号P2がアクセルポジションセンサ11からECU10に出力される。その後、アクセルペダル9の踏み込み量がさらに増加し、第二踏み込み位置L2に到達した際には、プレアシストポジション信号P2が継続して出力されるとともに、アクセルペダル9の踏み込み量に応じたアクセルポジション信号P1がECU10に出力される。
このため、ECU10においては、第一踏み込み位置を超える位置までアクセルペダル9を踏み込むことにより、車両への加速要求が行われる第二踏み込み位置に到達する前段階において、プレアシストが行われる。したがって、加速要求が行われる第二踏み込み位置に到達するまでにプレアシスト制御が行われるので、加速要求が開始される時点で十分な過給圧をエンジン1に与えることができる。
また、プレアシスト制御を行うためには、単にアクセルペダル9を踏み込むのみでなく、第一踏み込み位置を超える位置までアクセルペダル9を踏み込む必要がある。このため、プレアシスト制御を望むドライバは、第一踏み込み位置を超える位置まで意図的にアクセルペダル9を踏み込むことにより、プレアシスト制御を行わせることができる。
さらに、プレアシスト制御が開始される第一踏み込み位置を超える位置までアクセルペダル9が操作された場合には、踏力調整機構9Aによってばね力が増加し、踏み込みに対する反力が大きくなる。ここで、アクセルペダル9の踏み込み量と踏力調整機構9Aのばね力との関係を図3(b)に示す。アクセルペダル9の踏み込み量が非踏み込み位置L0と第一踏み込み位置L1との間にある際、踏力調整機構9Aにおけるばね力は、一定の傾斜の第一部分F1をもって踏み込み量の増加に伴って増加する。続いて、アクセルペダル9の踏み込み量が第一踏み込み位置L1〜第二踏み込み位置L2にある間の踏力調整機構9Aにおけるばね力は、第一部分F1よりも傾斜の大きい第二部分F2をもって踏み込み量の増加に伴って増加する。このため、第一踏み込み位置L1を境として、踏力に対抗するばね力が大きくなるので、ドライバはアクセルペダル9の踏み込み量が第一踏み込み位置L1に到達したことを認識することができる。したがって、アクセルペダル9から受けるばね力によって、ドライバはプレアシスト制御の開始を認識することができる。さらに、第一踏み込み位置を超える位置までアクセルペダル9が踏み込まれてプレアシスト制御が開始される場合には、インジケータランプ13が点灯してプレアシスト制御の開始を報知する。このインジケータランプ13の表示によっても、ドライバはプレアシスト制御の開始を認識することができる。
しかも、アクセルペダル9の踏み込み量が第二踏み込み位置L1よりも大きい場合の踏力調整機構9Aにおけるばね力は、第二部分F2よりもさらに傾斜の大きい第三部分F3をもって踏み込み量の増加に伴って増加する。このため、第二踏み込み位置L2を境として、踏力に対抗するばね力がさらに大きくなるので、ドライバはアクセルペダル9の踏み込み量が第二踏み込み位置L2に到達したことを認識することができる。したがって、アクセルペダル9から受けるばね力によって、ドライバは加速要求の開始を認識することができる。
また、プレアシスト制御を行うにあたり、バッテリ20の蓄電量が基準値を超えていることが条件とされていることにより、バッテリ20に対する過度の負担を防止し、バッテリ20の蓄電量不足といったトラブルを回避することができる。さらに、プレアシスト制御を行うにあたり、プレアシストスイッチ12がONとなっていることが条件とされている。このため、ドライバの希望に応じてプレアシストを中止することができ、無駄なエネルギーの消費量を低減することができる
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。本実施形態に係る内燃機関の制御装置としては、いわゆるマニュアルトランスミッション(MT)車に搭載されたものについて説明する。
本実施形態に係る内燃機関の制御装置では、第一の実施形態におけるシフトレバーセンサが設けられていないのに代えて、ギア位置センサおよびクラッチセンサが設けられている。その他の点については、上記第一の実施形態と同様の構成を有している。
本実施形態に係る制御装置におけるギア位置センサは、車室内に設けられたシフトレバーに取り付けられており、シフトレバーのセレクタ位置が1速(1st)にあるか否かを検出している。ギア位置センサは、ギア位置が1stにあることを検出した際には、1st位置信号をECUに出力する。クラッチセンサは、車室内に設けられたクラッチペダルに取り付けられており、クラッチペダルの操作量を検出し、クラッチが切となっているか否かを検出している。クラッチセンサは、クラッチが切となっていることを検出した際には、クラッチ切信号をECUに出力する。
次に、本実施形態に係る制御装置における制御手順について説明する。図4は、本実施形態に係る制御装置における制御手順を示すフローチャートである。図2に示すように、本実施形態に係る制御装置においては、車速が0であるか否かを判断する(S11)。その結果、車速が0でないと判断した場合には、ステップS1に戻り、車速が0となるまでステップS1の判断を繰り返し、車速が0であると判断した場合には、プレアシストスイッチがONとなっているか否かを判断する(S12)。その結果、プレアシストスイッチがONとなっていないと判断した場合には、ステップS1に戻り、車速が0となるまでステップS1の判断を繰り返す。一方、プレアシストスイッチがONとなっている-と判断した場合には、アシスト許可信号がONとなっているか否かを判断する(S13)。その結果、アシスト許可信号がONとなっていないと判断した場合には、過給アシストを行うことができないので、インジケータランプを点滅させ(S20)、プレアシストを禁止して(S21)、制御を終了する。ここまでは、上記第一の実施形態と同様の手順で行われる。
次に、ステップS13でアシスト許可信号がONとなっていると判断した場合には、セレクタ位置が1速(1st)となっていないか否かを判断する(S14)。セレクタ位置が1速となっているか否かの判断は、ギア位置センサから1st位置信号が出力されているか否かによって行われる。その結果、セレクタ位置が1速(1st)となっていないと判断した場合には、ドライバがプレアシスト制御を希望していないと判断することができるため、インジケータランプを点滅させ(S20)、プレアシスト制御を禁止して(S21)、制御を終了する。
一方、セレクタ位置が1速(1st)となっていると判断した場合には、アクセルペダルがプレアシストポジションにあるか否かを判断する(S15)。アクセルペダルがプレアシストポジションにあるか否かの判断は、上記第一の実施形態と同様に行われる。その結果、アクセルペダルがプレアシストポジションにないと判断した場合には、ドライバが車両を走行させる意思がないと考えられることから、プレアシストを行う状況にないため、インジケータランプを点滅させ(S20)、プレアシスト制御を禁止して(S21)、制御を終了する。
また、アクセルペダルがプレアシストポジションにあると判断した場合には、ブレーキがONとなっているか否かを判断する(S16)。ブレーキがONとなっているか否かの判断は、ブレーキセンサから出力されるブレーキ信号に基づいて行われる。その結果、ブレーキがONとなってないと判断した場合には、ドライバは即座に車両を発進させたいと考えられることから、プレアシストを行う状況にないため、インジケータランプを点滅させ(S20)、プレアシスト制御を禁止して(S21)、制御を終了する。
一方、ブレーキがONとなっていると判断した場合には、クラッチが切となっているか否かを判断する(S17)。クラッチが切となっているか否かの判断は、クラッチセンサからクラッチ切信号が出力されているか否かによって行われる。
その結果、クラッチが切となってないと判断した場合には、ドライバがプレアシストを要求していないと考えられることから、プレアシストを行う状況にないため、インジケータランプを点滅させ(S20)、プレアシスト制御を禁止して(S21)、制御を終了する。一方、クラッチが切となっていると判断した場合には、インジケータランプを点灯させ(S18)、プレアシスト制御を実行する(S19)。なお、通常、車両が停止している場合には、クラッチは切の状態となっているので、このステップS17の判断は省く態様とすることもできる。
こうして、プレアシストを実行すると判断された際には、上記第一の実施形態と同様の手順によって、プレアシストを行う。このように、マニュアルトランスミッション車においても、車両が加速する際の加速開始点において、十分な過給圧をエンジンに供給することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、車速が0である場合にのみプレアシストを行う態様としているが、たとえば車速が所定速度よりも低い低車速であるときに、プレアシストを行う態様とすることもできる。
第一の実施形態に係る内燃機関の制御装置のブロック構成図である。 第一の実施形態に係る制御装置における制御手順を示すフローチャートである。 (a)はいま、アクセルペダルの踏み込み量とアクセルポジションセンサからの出力信号との関係を示すグラフ、(b)はアクセルペダルの踏み込み量と踏力調整機構のばね力との関係を示すグラフである。 第二の実施形態に係る制御装置における制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1…エンジン、2…ターボチャージャ、3…タービン、4…コンプレッサ、5…電動モータ、6…排気管、7…吸気管、8…バイパス通路、8A…開閉弁、9…アクセルペダル、9A…踏力調整機構、11…アクセルポジションセンサ、12…プレアシストスイッチ、13…インジケータランプ、14…パーキングブレーキセンサ、15…シフトレバーセンサ、16…ブレーキセンサ、17…車速センサ、20…バッテリ、21…電力変換器、22…蓄電量センサ。

Claims (7)

  1. 車両に搭載された吸気通路上に配設された過給機と、前記過給機に対して過給アシストを行う過給アシスト機構と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置において、
    アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、
    前記踏み込み量検出手段によって検出された前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいて、前記過給アシスト機構を制御する過給アシスト制御手段と、を備え、
    前記過給アシスト制御手段は、
    前記踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、前記アシスト機構にプレアシストを開始させるプレアシスト開始手段と、
    前記踏み込み量検出手段によって前記第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量が検出された際に、前記内燃機関に対して加速要求を開始する加速要求開始手段と、
    を有し、
    前記過給アシスト制御手段は、前記第一踏み込み量が検出されてから前記第二踏み込み量が検出されるまでの第二踏み込み量到達時間と、前記プレアシスト開始手段によって前記アシスト機構によるプレアシストを開始させてから、実際に前記過給機が前記プレアシスト機構によって加速要求の開始点よりも前に十分な過給状態となるプレアシスト完了状態となるまでの時間であるプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、前記加速要求開始手段による加速要求が開始される前に前記プレアシスト完了状態となるように、前記第一踏み込み量および前記第二踏み込み量の少なくとも一方を補正する踏み込み量補正手段をさらに備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 車両に搭載された吸気通路上に配設された過給機と、前記過給機に対して過給アシストを行う過給アシスト機構と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置において、
    アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、
    前記踏み込み量検出手段によって検出された前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいて、前記過給アシスト機構を制御する過給アシスト制御手段と、を備え、
    前記過給アシスト制御手段は、
    前記踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、前記アシスト機構にプレアシストを開始させるプレアシスト開始手段と、
    前記踏み込み量検出手段によって前記第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量が検出された際に、前記内燃機関に対して加速要求を開始する加速要求開始手段と、
    を有し、
    前記過給アシスト機構は、前記過給機におけるタービンのタービン回転数を電気エネルギーでアシストする過給アシスト機構であり、
    前記過給アシスト制御手段は、前記タービンのタービン回転数を制御するタービン回転数制御手段をさらに有し、
    前記タービン回転数制御手段は、前記第一踏み込み量が検出されてから前記第二踏み込み量が検出されるまでの第二踏み込み量到達時間と、前記プレアシスト開始手段によって前記アシスト機構によるプレアシストを開始させてから、実際に前記過給機が前記プレアシスト機構によって加速要求の開始点よりも前に十分な過給状態となるプレアシスト完了状態となるまでの時間であるプレアシスト時間との関係の履歴に基づいて、前記加速要求開始手段による加速要求が開始される前に前記プレアシスト完了状態となるように、前記プレアシスト完了状態となる時間に、前記タービンの回転数が前記プレアシスト完了状態となる前記タービンの回転数に到達するように前記タービンの回転数を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  3. 前記第一踏み込み量に到達したときに、プレアシストの開始を報知するプレアシスト報知手段をさらに有する請求項1または請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. プレアシストの中止指示を検出する中止指示検出手段をさらに備え、
    前記過給アシスト制御手段は、前記第一踏み込み量が検出された後、前記中止指示検出手段が中止指示を検出した際に、プレアシストを中止するプレアシスト中止手段をさらに有する請求項1〜請求項3のうちのいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  5. ドライバのプレアシスト制御の要否を受け付けるプレアシスト受付手段をさらに備え、
    前記過給アシスト制御手段は、前記プレアシスト受付手段がプレアシスト不要指示を受け付けている際に、前記プレアシストを中止する請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 車両に搭載された吸気通路上に配設された過給機と、前記過給機に対して過給アシストを行う過給アシスト機構と、を備えた内燃機関を制御する内燃機関の制御装置において、
    アクセルペダルの踏み込み量を検出する踏み込み量検出手段と、
    前記踏み込み量検出手段によって検出された前記アクセルペダルの踏み込み量に基づいて、前記過給アシスト機構を制御する過給アシスト制御手段と、を備え、
    前記過給アシスト制御手段は、
    前記踏み込み量検出手段によって第一踏み込み量が検出された際に、前記アシスト機構にプレアシストを開始させるプレアシスト開始手段と、
    前記踏み込み量検出手段によって前記第一踏み込み量よりも大きい第二踏み込み量が検出された際に、前記内燃機関に対して加速要求を開始する加速要求開始手段と、
    を有し、
    前記過給アシスト機構は、前記過給機におけるタービンのタービン回転数を電気エネルギーでアシストする過給アシスト機構であり、
    前記内燃機関と前記過給機との間に、前記過給機による過給圧を低減させるバイパス通路が形成されており、
    前記プレアシストは、前記過給機におけるタービン回転数の増加および前記バイパス通路の開制御によって行うことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  7. 前記過給アシスト機構は、モータを備え、モータの回転によって前記過給機におけるタービンを回転させるモータアシスト機構である請求項1〜請求項6のうちのいずれか1項に記載の内燃機関の制御装置。
JP2006189360A 2006-07-10 2006-07-10 内燃機関の制御装置 Expired - Fee Related JP4353210B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189360A JP4353210B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 内燃機関の制御装置
DE102007031279A DE102007031279B4 (de) 2006-07-10 2007-07-05 Steuersystem und -verfahren für Verbrennungsmotoren
CN2007101273006A CN101135267B (zh) 2006-07-10 2007-07-10 内燃机的控制***和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006189360A JP4353210B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 内燃機関の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008014294A JP2008014294A (ja) 2008-01-24
JP4353210B2 true JP4353210B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=38825471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006189360A Expired - Fee Related JP4353210B2 (ja) 2006-07-10 2006-07-10 内燃機関の制御装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4353210B2 (ja)
CN (1) CN101135267B (ja)
DE (1) DE102007031279B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186172B2 (en) 2006-08-21 2012-05-29 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Structure for sensing refrigerant flow rate in a compressor

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5164737B2 (ja) * 2008-08-19 2013-03-21 ヤンマー株式会社 エンジン
JP2012092792A (ja) * 2010-10-28 2012-05-17 Isuzu Motors Ltd 内燃機関の制御装置
US8925316B2 (en) * 2012-01-09 2015-01-06 GM Global Technology Operations LLC Control systems and methods for super turbo-charged engines
CN102588087A (zh) * 2012-03-19 2012-07-18 姜国清 一种发动机及其电动涡轮增压***
DE102014017631A1 (de) * 2014-11-28 2016-06-02 Man Truck & Bus Ag Verfahren und Vorrichtung zum Betrieb eines elektromotorisch unterstützten Abgasturboladers eines Kraftfahrzeugs
CN115306538B (zh) * 2022-03-31 2023-12-01 东风汽车集团股份有限公司 发动机的增压***及其控制方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0715263B2 (ja) * 1988-10-31 1995-02-22 いすゞ自動車株式会社 ターボチャージャの制御装置
JP3055143B2 (ja) * 1989-11-30 2000-06-26 いすゞ自動車株式会社 回転電機付ターボチャージャの制御装置
JP2002371887A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Mitsubishi Motors Corp 筒内噴射型内燃機関の始動時制御装置
DE10158913B4 (de) * 2001-11-30 2004-07-22 Audi Ag Verfahren und Vorrichtung zur Voraktivierung mindestens einer Fahrzeugkomponente
JP3925397B2 (ja) * 2002-11-20 2007-06-06 トヨタ自動車株式会社 電動機付ターボチャージャ制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8186172B2 (en) 2006-08-21 2012-05-29 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Structure for sensing refrigerant flow rate in a compressor

Also Published As

Publication number Publication date
CN101135267B (zh) 2012-09-05
DE102007031279A1 (de) 2008-01-17
DE102007031279B4 (de) 2012-01-12
CN101135267A (zh) 2008-03-05
JP2008014294A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353210B2 (ja) 内燃機関の制御装置
US7801658B2 (en) Cruise control device and method for vehicles
JP5505229B2 (ja) エンジン制御装置
US6676565B2 (en) Apparatus and method for controlling automatic stop of internal combustion engine
JP3614021B2 (ja) 車両の自己診断装置
US20150291174A1 (en) Control apparatus for vehicle
CA2313284C (en) Driving motor stopping unit
WO2006059735A1 (ja) エンジンの電動駆動過給を行う車輌の変速制御装置
JP3836587B2 (ja) 車両用減速制御装置
JP5682229B2 (ja) アイドリングストップ制御装置
JP5023844B2 (ja) アイドルストップ車の駆動装置
JP2007032389A (ja) 車両の減速制御装置
JP5219940B2 (ja) アイドルストップ車の制御装置
JP2010030548A (ja) アクセルペダル踏力制御装置
KR20100104639A (ko) 하이브리드 자동차의 구동 모터 제어 장치 및 방법
JP4586529B2 (ja) パワートレインの制御装置
JP4687505B2 (ja) 車両の制御装置
JP2000265869A (ja) 車両の駆動力制御装置
JP2004144027A (ja) 車載内燃機関の制御装置
JP4626540B2 (ja) 車両の制御装置
JP2011094576A (ja) 車載内燃機関の制御装置
JP5157982B2 (ja) 車両の制御装置
JP2006300171A (ja) 無段変速機の制御装置
JP5343987B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2516620Y2 (ja) エンジンの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090720

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4353210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees