JP4351081B2 - 施工管理システム及び施工管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建築施工中の建築物の精度管理を行う施工管理システム及び施工管理方法に関する。
建築施工中の建築物の精度を把握するために、従来から、建築施工におけるさまざまなプロセスにおいて、予め選定した特定ポイントにおいてその都度実際の寸法を測定し、躯体図との照合を行っている。この方法によれば、測定ポイントを増やすことによって精度を向上することが図れるものの、それらの照合に手間がかかるという問題が生じる。一方で、測定ポイントを減らすことによって照合の手間を少なくすることができるが、精度・品質が低下するという問題が生じる。また、トランシットやレベル等の測量器械を用いた測量では、測量する者の測量技術によって、実際に測量された寸法に大きな誤差を生じる場合もあり、測量の精度にも限度がある。
これに対し、鉄骨建て方時にトータルステーションを用いて測定した測定ポイントの3次元座標を計算し、3次元CADデータとの照合を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。当該特許文献1に記載の発明は、鉄骨工事を対象として、トータルステーションと受光機を利用して、ある限られた数の測量点に対して鉛直角、水平角及び距離から当該測量点の3次元座標を計算し、CADデータとの照合を行うものである。
特開平8−218633号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明によれば、特定の測量点のみ3次元座標を算出するだけであって、測定ポイント数を増加して建物空間の全体に渡って3次元座標を測定することは、作業手間がその分だけ増えることから現実的ではない。また、上記特許文献1に記載の発明は、予め3次元CADデータが存在する鉄骨の建て方時における精度管理しか行うことができず、予め3次元CADデータが存在しないような建物のリニューアル作業(改装作業)に対しては対応することができない。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、3次元レーザスキャナを用いて高速・高精度で計測した建物空間の3次元データに基づいて、建築施工中の建築物の精度管理を好適に実施することができる施工管理システム及び施工管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、建築施工中の建築物の精度管理を行う施工管理システムであって、
前記建築物の3次元CADデータを記憶する記憶手段と、
3次元レーザスキャナを用いて、建築施工中の前記建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する計測手段と、
前記記憶手段に記憶された前記3次元CADデータと前記計測手段で計測された前記3次元データとを照合する照合手段と、
前記照合手段による照合結果から、前記建築物の建築施工において発生した誤差を算出する算出手段と、
前記誤差が許容範囲内か否かを判定する判定手段と
3次元レーザスキャナを用いて、改装施工前の建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する第2の計測手段と、
前記3次元データを前記建築物の3次元CADデータに変換する変換手段と、
を備え、
前記記憶手段が、前記変換手段で変換された前記建築物の3次元CADデータを初期値として記憶し、
前記記憶手段に記憶された前記3次元CADデータに基づいて改装施工後の建築物の3次元CADデータをシミュレートするシミュレート手段をさらに備えることを特徴とする。
また、上記施工管理システムは、前記判定手段によって判定された誤差が許容範囲を超えている場合、施工管理者に警告する警告手段をさらに備えることを特徴とする。
さらにまた、本発明は、建築施工中の建築物の精度管理を行う施工管理方法であって、
3次元レーザスキャナを用いて、配筋が施された前記建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する第1の計測工程と、
前記3次元データから、前記配筋のピッチ及び該配筋の直径を含む該配筋の状態を算出する第1の算出工程と、
3次元レーザスキャナを用いて、前記配筋が施され、さらに型枠が取り付けられた前記建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する第2の計測工程と、
前記3次元データから前記型枠の厚みを取り除いた3次元データと、算出された前記配筋の状態とから、該鉄筋を覆うコンクリート部材の被り厚さを算出する第2の算出工程と
を有することを特徴とする。
さらにまた、上記施工管理方法は、前記第2の算出工程によって算出された前記被り厚さについて最小被り厚さに達していない部分があるか否かを判定する判定工程と、
前記判定工程によって、前記被り厚さが前記最小被り厚さに達していない部分がある場合、施工管理者に警告する警告工程をさらに有することを特徴とする。
本発明によれば、3次元レーザスキャナを用いて高速・高精度で計測した建物空間の3次元データに基づいて、建築施工中の建築物の精度管理を好適に実施することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る建築施工前後の建物の精度管理を好適に実施することができる施工管理システム及び施工管理方法の詳細について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建物の精度管理を行う施工管理システムの構成を示す概要図である。
図1においては、建築施工現場10において、3次元レーザスキャナ12を用いて建物空間の3次元データを測定し、事務所(又は、会社等)20のコンピュータ21を用いて当該建物の設計図面に相当する3次元CADデータとの照合を行い、異常等があれば建築施工現場10等に位置する施工管理者等に報知する施工管理システムが示されている。
図1では、一例として、実際に建物の建築施工現場10におけるコンピュータ11と、事務所(或いは、会社等)20におけるコンピュータ21とがLANや電話回線等のネットワーク30を介して接続されている様子が示されている。
建築施工現場10のコンピュータ11には、建物空間の全体に渡って3次元座標を測定することができる3次元レーザスキャナ12と、その測定された3次元座標データを記憶する記憶装置13とが接続されている。尚、測定された3次元座標データは、記憶装置13ではなくコンピュータ11に内蔵のハードディスクに格納するようにしてもよい。ここで、本実施形態で使用する3次元レーザスキャナ13の詳細について説明する。
3次元レーザスキャナ13は、レーザ光を測定対象物に照射し、対象物の正確な3次元位置座標(X,Y,Z)、輝度及びカラーを計測することができる。例えば、本実施形態では、Z+F社のIMAGER5003を用いて建物空間の3次元座標を計測する。この機器によれば、水平360度、垂直310度で最大625,000点/秒のスキャンレートで建物内を計測することができる。また、約50メートルの距離から数ミリメートルの誤差といった高精度で測定点の3次元座標を測定することができるので、従来用いられていたトータルスキャン等よりもより迅速に、かつ精度よく、建築物内の各種測量点の3次元座標を取得することができる。
一方、事務所(又は、会社等)20のコンピュータ21には、建築施工現場10で建築施工される建築物の3次元CADデータを記憶する記憶装置22が接続されている。尚、記憶装置22が記憶する3次元CADデータは、コンピュータ21で作成されたデータであってもよいが、その他の3次元CADを用いて作成したデータを当該記憶装置22に記憶させたものであってもよい。また、後述するように、改装時等であって、3次元CADデータが見当たらないような場合においては、建築施工現場10で施工前の状態にある建物空間に3次元レーザスキャナ12を用いて3次元データを測定し、それから再構成された3次元CADデータを記憶させたものであってもよい。尚、建築物の3次元CADデータは、記憶装置22ではなくコンピュータ21に内蔵のハードディスクに格納するようにしてもよい。また、コンピュータ21は3次元CAD装置であってもよい。
図2は、本発明の一実施形態に係る施工管理システムを用いた建築物の施工管理手続を説明するためのフローチャートである。ここで、建築施工の対象となる建築物が新設される場合、通常設計図や施工図等の図面は3次元CADデータとして予め作成される。そして、前述したように、これらのデータは記憶装置22内に格納される。
これに対し、既設の建築物のリニューアル(改装)施工のような場合において当該建築物の3次元CADデータが存在する場合は、新設の場合と同様にして施工管理を行うことが可能であるが、一般的には図面がないような場合が多い。また、存在してもその内容が現実とは大きく異なっているような場合も多い。このような場合には、施工前の状態において、3次元レーザスキャナ12を用いて建物空間をスキャニングし(ステップS11)、コンピュータ11又は他のCADシステム等を用いてスキャンされたデータを初期データとして記憶する。そして、コンピュータ11やコンピュータ21等にインストールされている、3次元データから3次元CADデータ(3次元モデル)を構築するためのソフトウェア等を用いて、記憶された初期値の3次元CADデータから改装終了後の「出来上がり」の状態の3次元CADデータをシミュレートする(ステップS12)。そして、シミュレートされた3次元CADデータを(改装)設計や施工のための図面データとして記憶装置22内に記憶する。このように改装終了後の状態をシミュレートすることで、施工計画等の予備調査を好適に行うことができる。
そして、これらの3次元CADデータに基づいて建築における設計や施工が行われる(ステップS20)。ある程度建築施工(或いは、改装等)が進むと、施工管理者が定めるタイミングでステップS21以降の建築施工中の建築物の精度管理を行う施工管理手続を行う。施工管理者は、通常、任意のタイミングや各プロセスの終了時に精度管理を行うための施工管理手続を行う。
前述したように、当該施工管理手続を行う前提として、記憶装置22には、施工管理の対象となる建築物の3次元CADデータが記憶されている。そして、3次元レーザスキャナ12を用いて、建築施工中の建築物の3次元データを計測する(ステップS21)。3次元レーザスキャナ12で計測された3次元データは記憶装置13に記憶され、コンピュータ21又はコンピュータ11において、記憶装置22に記憶されている3次元CADデータとの照合が行われる(ステップS22)。尚、3次元レーザスキャナ12を使用するに当たり、当該建築物の3次元CADデータの座標と、3次元レーザスキャナ12のスキャン時の座標を同一座標系にしておくか、データ取得後コンピュータ11又は12内で同一座標系に変換するようにする。
そして、その照合結果から、建築物の建築施工において発生した誤差を算出し(ステップS23)、その誤差が許容範囲内か否かを予め設定されたしきい値と比較することによって判定する(ステップS24)。そして、判定された誤差が許容範囲を超えている場合、施工管理者に対して誤差が許容範囲外である旨を警告する(ステップS25)。本実施形態における警告要領の一例として、建築現場10のコンピュータ11に警告メッセージを送信したり、施工管理者が所持する携帯電話に音声や文字(メール)を用いた警告メッセージを通信したりすることができる。また、施工管理者以外の各種関係者等にも同様にして警告したり、或いはホームページ等に当該判定の結果等をアップロードし、各種関係者が社内イントラネットを用いてそれらの判定結果や3次元データの照合結果等を閲覧できるようにしてもよい。
また、単に警告するだけではなく、或いは当該警告に代えて、例えば、どの程度修正することによって許容範囲になるといった内容の改善要求メッセージ等を送信するようにしてもよい。もちろん、判定された誤差が許容範囲内であっても、同様にして、許容範囲内である旨を示すメッセージ等を送信するようにしてもよい。
そして、ステップS24における誤差の判定の結果、許容範囲内であれば本施工管理手続はそのまま終了し、許容範囲外であれば上述したようにステップS25で警告を行った後、当該施工管理手続を終了する。そして、以降の施工管理手続は、上記警告の結果から問題点を改善するための建築施工(ステップS20)或いは他の施工箇所の建築施工(ステップS20)が終了した段階であって、施工管理者が示したタイミングにおいてステップS21から同様にして行われる。
また、遠隔から当該施工管理の様子をモニタリングするような場合には、例えば、ある一定期間「待ち状態」に設定しておき、設定期間経過後に自動的に上記手続を行うようにしてもよい。
上記施工管理が行われる場面の一つとして鉄筋の配筋段階がある。すなわち、鉄筋を組み立てた後(ステップS20)、3次元レーザスキャナ12を用いて配筋された鉄筋をスキャニングする(ステップS21)。これにより、配筋された鉄筋のピッチや鉄筋径といった配筋された鉄筋の位置等の現在の状態を高精度かつ高速で把握することが可能となる。
その後、前述したように、予め図面として記憶していた3次元CADデータと計測された3次元データとを照合し(ステップS22)、誤差を算出して(ステプS23)、その誤差が許容範囲内であるか否かを判定する(ステップS24)。尚、本実施形態に係る施工管理によれば、従来のような数点のみの計測ではなく、より多数の測量点を用いて誤差の判定を行うことが可能であるため、より精度のよい施工管理を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る施工管理システムでは、従来の方法では達成することができなかった鉄筋のコンクリート被り厚さを好適に計測することも可能である。図3は、配筋された鉄筋上に型枠を取り付けする前後の状態を説明するための概要図である。図3において、(a)は鉄筋31が配筋された状態を示す図である。また、(b)は配筋された鉄筋31上にコンクリートを流し込むための型枠32を取り付けた状態を示す図である。
まず、3次元レーザスキャナ12を用いて、図3(a)に示すように鉄筋31の配筋が施された建築物の3次元データを計測する。そして、計測された3次元データから、配筋のピッチ及び鉄筋径を含む配筋の状態を算出する。次いで、図3(b)に示すように、配筋が施された上からコンクリートを流し込むための型枠32を取り付ける。そして、3次元レーザスキャナ12を用いて型枠が取り付けられた建築物の3次元データを計測する。
そして、型枠32を取り付けた後に計測された3次元データから型枠32の厚みdを取り除いた3次元データと、鉄筋31が配筋された状態での3次元データとの差分から、鉄筋31を覆うコンクリート部材の被り厚さを算出する。これによって、従来は計測することができなかったコンクリートを被り厚さをコンクリートを流し込む前に知ることができるので、コンクリート躯体の品質状態の調査をより十分に行うことが可能となる。
また、単にコンクリートの被り厚さを算出するだけでなく、算出された被り厚さに最小被り厚さに達していない部分があるか否かを判定するようにし、被り厚さが最小被り厚さに達していない部分がある場合、施工管理者にその旨を警告するようにしてもよい。さらに、単に警告するだけではなく、或いは当該警告に代えて、例えば、どの程度修正することによって許容範囲になるといった内容の改善要求メッセージ等を送信するようにしてもよい。
同様にして、鉄筋だけでなく配管の段階での施工管理状態を調査するために上記施工管理システムを用いてもよい。その他、本実施形態に係る施工管理システムは、スラブの不陸管理や各種機器の据付精度の管理にも適用することが可能である。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能をコンピュータで実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムを上記システム内のコンピュータ等が読み出して実行するようにしてもよい。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、CD−R及びDVD−R等の可搬記録媒体、システム又はコンピュータに内蔵されているハードディスク、揮発性メモリ(RAM)等の記憶装置(記録装置)を含む。また、上記プログラムは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介して上記システムやコンピュータ等にダウンロードするようにしてもよい。
そして、上記システムやコンピュータにおいて、読み出されたプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されることとなる。この場合、上記記録媒体等は、前述したフローチャートに対応するプログラムを格納している。
本発明の一実施形態に係る建物の精度管理を行う施工管理システムの構成を示す概要図である。 本発明の一実施形態に係る施工管理システムを用いた建築物の施工管理手続を説明するためのフローチャートである。 配筋された鉄筋上に型枠を取り付けする前後の状態を説明するための概要図である。
符号の説明
10 建築施工現場
11、21 コンピュータ
12 3次元レーザスキャナ
13、22 記憶装置
20 事務所(又は、会社等)
30 ネットワーク

Claims (4)

  1. 建築施工中の建築物の精度管理を行う施工管理システムであって、
    前記建築物の3次元CADデータを記憶する記憶手段と、
    3次元レーザスキャナを用いて、建築施工中の前記建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する計測手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記3次元CADデータと前記計測手段で計測された前記3次元データとを照合する照合手段と、
    前記照合手段による照合結果から、前記建築物の建築施工において発生した誤差を算出する算出手段と、
    前記誤差が許容範囲内か否かを判定する判定手段と
    3次元レーザスキャナを用いて、改装施工前の建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する第2の計測手段と、
    前記3次元データを前記建築物の3次元CADデータに変換する変換手段と、
    を備え、
    前記記憶手段が、前記変換手段で変換された前記建築物の3次元CADデータを初期値として記憶し、
    前記記憶手段に記憶された前記3次元CADデータに基づいて改装施工後の建築物の3次元CADデータをシミュレートするシミュレート手段をさらに備えることを特徴とする施工管理システム。
  2. 前記判定手段によって判定された誤差が許容範囲を超えている場合、施工管理者に警告する警告手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の施工管理システム。
  3. 建築施工中の建築物の精度管理を行う施工管理方法であって、
    3次元レーザスキャナを用いて、配筋が施された前記建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する第1の計測工程と、
    前記3次元データから、前記配筋のピッチ及び該配筋の直径を含む該配筋の状態を算出する第1の算出工程と、
    3次元レーザスキャナを用いて、前記配筋が施され、さらに型枠が取り付けられた前記建築物の3次元形状を示す3次元データを計測する第2の計測工程と、
    前記3次元データから前記型枠の厚みを取り除いた3次元データと、算出された前記配筋の状態とから、該鉄筋を覆うコンクリート部材の被り厚さを算出する第2の算出工程と
    を有することを特徴とする施工管理方法。
  4. 前記第2の算出工程によって算出された前記被り厚さについて最小被り厚さに達していない部分があるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程によって、前記被り厚さが前記最小被り厚さに達していない部分がある場合、施工管理者に警告する警告工程をさらに有することを特徴とする請求項に記載の施工管理方法。
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