JP4347815B2 - テンポ抽出装置およびテンポ抽出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、楽曲データからテンポを抽出するテンポ抽出装置およびテンポ抽出方法に関し、特に楽曲データに高速フーリエ変換を施すことで算出されるゆらぎ情報に基づいてテンポを抽出するテンポ抽出装置およびテンポ抽出方法に関する。
近年、HDD等の大容量の記憶手段が開発され、大容量の記憶手段に大量の楽曲データを記憶させることができるようになっている。大容量の記憶手段に記憶されている大量の楽曲データの検索は、アーティスト名や曲名、その他のキーワード等の書誌データを用いて行うのが一般的であるが、書誌データで検索した場合には、楽曲が持っている情感を考慮することができないため、楽曲データから特徴データを抽出し、特徴データに基づいた検索を行うことができるようにすることで、楽曲が持っている情感を考慮した検索を可能にすることが提案されている。
楽曲データから抽出する特徴データの1つとして、楽曲が有するテンポがあり、従来のテンポ抽出方法としては、A/D変換装置によりディジタル化された音楽信号に対して、処理フレーム毎にパワーおよびその微分値を算出し、次に、その微分値の自己相関関数の極大値を求めることにより小節時間長を算出し、この小節時間長と拍子数とからテンポを求めるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、楽曲に楽器が多く含まれている場合や、リズムが複雑に刻まれている場合等には、本来の倍や半分の間隔で相関が極大値となる場合が少なくなく、従来技術のように相関が極大値となる小節時間長に基づいてテンポを求める場合には、誤ったテンポが抽出されてしまい、テンポ抽出の精度が悪くなってしまうという問題点があった。
特開平5−27751号公報
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、楽曲データから正確にテンポを抽出することができ、テンポ抽出の精度が高いテンポ抽出装置およびテンポ抽出方法を提供する点にある。
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、楽曲データからテンポを抽出するテンポ抽出装置であって、データ解析開始点をシフトしながら前記楽曲データの予め定められたフレーム長に対して高速フーリエ変換処理を行って複数のパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段と、該パワースペクトル算出手段によって算出された複数のパワースペクトルにおけるそれぞれの平均パワーを算出して平均パワーの時系列データを作成する平均パワー算出手段と、該平均パワー算出手段によって算出された前記平均パワーの時系列データに対して高速フーリエ変換処理を行ってゆらぎ情報を算出するゆらぎ情報算出手段と、該ゆらぎ情報算出手段によって算出された前記ゆらぎ情報の近似直線を算出する近似直線算出手段と、該近似直線算出手段によって算出された前記近似直線と前記ゆらぎ情報算出手段によって算出された前記ゆらぎ情報との差分を差分情報として算出する差分算出手段と、該差分算出手段によって算出された前記差分情報に基づいてテンポの周期を決定するテンポ決定手段とを具備することを特徴とするテンポ抽出装置に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記テンポ決定手段は、予め定められた範囲内でテンポの周期を決定することを特徴とする請求項1記載のテンポ抽出装置に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記パワースペクトル算出手段によって高速フーリエ変換処理を行う前記フレーム長は、前記テンポ決定手段によって決定されるテンポの周期の最小値よりも短い値に設定されていることを特徴とする請求項2記載のテンポ抽出装置に存する。
また請求項記載の発明の要旨は、楽曲データからテンポを抽出するテンポ抽出方法であって、データ解析開始点をシフトしながら前記楽曲データの予め定められたフレーム長に対して高速フーリエ変換処理を行って複数のパワースペクトルを算出し、該算出した複数のパワースペクトルにおけるそれぞれの平均パワーを算出して平均パワーの時系列データを作成し、該算出した前記平均パワーの時系列データに対して高速フーリエ変換処理を行ってゆらぎ情報を算出し、該算出した前記ゆらぎ情報の近似直線を算出し、該算出した前記近似直線と前記ゆらぎ情報との差分を差分情報として算出し、該算出した前記差分情報に基づいてテンポの周期を決定することを特徴とするテンポ抽出方法に存する。
本発明のテンポ抽出装置およびテンポ抽出方法は、データ解析開始点をシフトしながら楽曲データの予め定められたフレーム長に対して高速フーリエ変換処理を行って複数のパワースペクトルを算出すると共に、複数のパワースペクトルにおけるそれぞれの平均パワーを算出することで平均パワーの時系列データを作成し、さらに、平均パワーの時系列データに対して高速フーリエ変換処理を行ってゆらぎ情報を算出し、その近似直線との差分に基づいてテンポの周期を決定するように構成することにより、楽曲に楽器が多く含まれている場合や、リズムが複雑に刻まれている場合にも、楽曲データから正確にテンポを抽出することができ、テンポ抽出の精度が高いという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るテンポ抽出装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、プログラム制御によって動作する情報処理装置であり、図1を参照すると、CDプレーヤ等の楽曲再生装置によって再生された楽曲データや、インターネット等のネットワークを介して配信された楽曲データの入力を受け付ける楽曲データ入力部1と、楽曲データ入力部1に入力された楽曲データをダウンサンプリングするダウンサンプリング部2と、FFT(高速フーリエ変換)処理によって、所定フレーム毎のパワースペクトルを算出すると共に、ゆらぎ情報を算出するFFT演算部3と、FFT演算部3によって算出された所定フレーム毎のパワースペクトルの平均パワーを算出する平均パワー算出部4と、平均パワー算出部4によって算出された平均パワーを時系列データとして記憶する平均パワー記憶部5と、FFT演算部3によって算出されたゆらぎ情報の近似直線を算出する近似直線算出部6と、FFT演算部3によって算出されたゆらぎ情報と近似直線算出部6によって算出された近似直線との差分を算出する差分算出部7と、差分算出部7によって算出された差分情報に基づいてテンポの周期を決定するテンポ決定部8と、テンポ決定部8によって決定されたテンポを出力するテンポ出力部9とからなる。
次に、本実施の形態の動作について図2乃至図6を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明に係るテンポ抽出装置の実施の形態におけるテンポ抽出動作を説明するためのフローチャートであり、図3は、図1に示す楽曲データ入力部に入力される楽曲データ例を示す図であり、図4は、図3に示す楽曲データに対してFFT処理を行って算出されたパワースペクトル例を示す図であり、図5は、図1に示す平均パワー記憶部に記憶される平均パワーの時系列データ例を示す図であり、図6は、図5に示す平均パワーの時系列データに対してFFT処理を行って算出されたパワースペクトル例を示す図である。
楽曲データ入力部1には、CDプレーヤ等の楽曲再生装置やインターネット等のネットワークから楽曲データが入力されると(ステップA1)、ダウンサンプリング部2は、高速化を目的とし、楽曲データ入力部1に入力された楽曲データを44.1kHzから22.05kHzにダウンサンプリングする(ステップA2)。
図3には、ダウンサンプリング部2によってダウンサンプリングされた楽曲データが示されており、FFT演算部3は、楽曲データの予め定められたデータ解析開始点(楽曲の先頭から30s)から一定のフレーム長に対してのFFT処理を行い、パワースペクトルを算出する(ステップA3)。なお、本実施の形態では、楽曲におけるテンポの周期が0.3〜1sの範囲にあることを想定しており、サンプリング周期が22.05kHzである楽曲データに対して1024ポイントのFFT処理を行うように構成した。すなわち、FFT処理を行うフレーム長を、1024/22.05kHz≒46msとし、想定した楽曲におけるテンポの周期の最小値よりも短い値としている。
図4には、FFT演算部3によって算出されたパワースペクトルが示されており、平均パワー算出部4は、FFT演算部3によって算出されたパワースペクトルの内の0〜200Hzの周波数帯域を積分して平均パワーを算出し(ステップA4)、算出した平均パワーを平均パワー記憶部5に記憶させる。
FFT演算部3および平均パワー算出部4は、ステップA3〜ステップA4の処理動作を行ったフレーム個数が予め定められた設定値(2048)に達したか否かを判断し(ステップA5)、ステップA3〜ステップA4の処理動作を行ったフレーム個数が予め定められた設定値に達していない場合には、データ解析開始点をシフトしながら(ステップA6)、ステップA3〜ステップA4の処理動作を繰り返す。これにより、ステップA3〜ステップA4の処理動作は、予め定められたフレーム個数の設定値分行われることになり、平均パワー記憶部5には、図5に示すような平均パワーの時系列データが記憶されることになる。なお、本実施の形態では、解析時間長を60sとし、データ解析開始点を60s*22.05kHz/2048≒646ポイントずつシフトしながらFFT処理を行い、2048ポイント、60sの平均パワーの時系列データを作成するように構成した。
ステップA3〜ステップA4の処理動作を行ったフレーム個数が予め定められた設定値に達した場合には、FFT演算部3は、平均パワー記憶部5に記憶された平均パワーの時系列データに対してFFT処理を行い、図6に示すようなゆらぎ情報を算出する(ステップA7)。なお、本実施の形態では、平均パワー記憶部5に記憶された平均パワーの時系列データに対して2048ポイントのFFT処理を行うように構成した。従って、ゆらぎ情報の周波数分解能は、(2048/60s)/2048≒0.016となる。
近似直線算出部6は、最小2乗法等によって、FFT演算部3によって算出されたゆらぎ情報の近似直線を算出し(ステップA8)、差分算出部7は、FFT演算部3によって算出されたゆらぎ情報と近似直線算出部6によって算出された近似直線との差分を差分情報として算出する(ステップA9)。
テンポ決定部8は、予め定められたロジックに基づいて差分算出部7によって算出された差分情報を解析することで、テンポの周期を決定し(ステップA10)、テンポ決定部8によって決定されたテンポは、テンポ出力部9から出力される。
次に、テンポ決定部8におけるテンポ決定動作について図7を参照して詳細に説明する。
図7は、図1に示すテンポ決定部におけるテンポ決定動作を説明するためのフローチャートである。
テンポ決定部8は、差分算出部7によって算出された差分情報を解析することで、まず、周期0.3〜2sにおいて近似直線と1.25dB以上離れている成分があるか否か、すなわち周波数1/0.3〜1/2Hzの範囲内に近似直線と1.25dB以上離れている周波数成分があるか否かを判断し(ステップB1)、近似直線と1.25dB以上離れている周波数成分がある場合には、近似直線と1.25dB以上離れている周波数成分の内、最も周期が長い周波数成分の周期を候補Aとする(ステップB2)。
次に、テンポ決定部8は、候補Aが1s以上か否かを判断し(ステップB3)、候補Aが1s以上である場合には、候補A/2をテンポの周期として決定すると共に(ステップB4)、候補Aが1s以上でない場合には、候補Aをテンポの周期として決定する(ステップB5)。
ステップB1で近似直線と1.25dB以上離れている周波数成分がない場合には、テンポ決定部8は、周期0.3〜2sにおいて近似直線と0.7dB以上離れている成分があるか否か、すなわち周波数1/0.3〜1/2Hzの範囲内に近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分があるか否かを判断し(ステップB6)、近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分がある場合には、近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分の内、最も周期が長い周波数成分の周期を候補Aとする(ステップB7)。
次に、テンポ決定部8は、候補Aが1s以上か否かを判断し(ステップB8)、候補Aが1s以上である場合には、候補A/2をテンポの周期として決定すると共に(ステップB9)、候補Aが1s以上でない場合には、候補Aが0.6s以上か否かを判断する(ステップB10)。候補Aが0.6s以上である場合には、候補A以外に近似直線と0.7B以上離れている周波数成分が2つ以上あるか否かを判断し(ステップB11)、候補A以外に近似直線と0.7B以上離れている周波数成分が2つ以上ある場合には、候補A/2をテンポの周期として決定する(ステップB9)。ステップB10で候補Aが0.6s以上でない場合と、ステップB11で候補A以外に近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分が2つ以上ない場合には、候補Aをテンポの周期として決定する(ステップB12)。
ステップB11で近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分がない場合には、テンポ決定部8は、周期0.3〜2sにおいて近似直線と0.6dB以上離れている成分があるか否か、すなわち周波数1/0.3〜1/2Hzの範囲内に近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分があるか否かを判断し(ステップB13)、近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分がある場合には、近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分の内、最も周期が長い周波数成分の周期を候補Aとする(ステップB7)。
次に、テンポ決定部8は、候補Aが1s以上か否かを判断し(ステップB8)、候補Aが1s以上である場合には、候補A/2をテンポの周期として決定すると共に(ステップB9)、候補Aが1s以上でない場合には、候補Aが0.6s以上か否かを判断する(ステップB10)。候補Aが0.6s以上である場合には、候補A以外に近似直線と0.6B以上離れている周波数成分が2つ以上あるか否かを判断し(ステップB11)、候補A以外に近似直線と0.6B以上離れている周波数成分が2つ以上ある場合には、候補A/2をテンポの周期として決定し(ステップB9)、ステップB10で候補Aが0.6s以上でない場合と、ステップB11で候補A以外に近似直線と0.6B以上離れている周波数成分が2つ以上ない場合には、候補Aをテンポの周期として決定する(ステップB12)。
ステップB13で近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分がない場合には、テンポ決定部8は、周期3〜4sにおいて近似直線と0.6dB以上離れている成分があるか否か、すなわち周波数1/3〜1/4Hzの範囲内に近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分があるか否かを判断し(ステップB14)、近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分がある場合には、近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分の内、最も周期が長い周波数成分の周期を候補Aとし(ステップB15)、候補A/4をテンポの周期として決定する(ステップB16)。
ステップB14で近似直線と0.6dB以上離れている周波数成分がない場合には、テンポ決定部8は、周期0.1〜0.3sにおいて近似直線と0.7dB以上離れている成分があるか否か、すなわち周波数1/0.1〜1/0.3Hzの範囲内に近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分があるか否かを判断し(ステップB17)、近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分がある場合には、1sをテンポの周期として決定すると共に(ステップB18)、近似直線と0.7dB以上離れている周波数成分がない場合には、0.3sをテンポの周期として決定する(ステップB19)。
なお、本実施の形態では、テンポの周期を抽出するように構成したが、一般にテンポを表す単位として用いられているBPM(beat per minutes)に換算するようにしても良く、さらにテンポの周期を一定の加工方法で加工するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、データ解析開始点をシフトしながら楽曲データの予め定められたフレーム長に対して高速フーリエ変換処理を行って複数のパワースペクトルを算出すると共に、複数のパワースペクトルにおけるそれぞれの平均パワーを算出することで平均パワーの時系列データを作成し、さらに、平均パワーの時系列データに対して高速フーリエ変換処理を行ってゆらぎ情報を算出し、その近似直線との差分に基づいてテンポの周期を決定するように構成することにより、楽曲に楽器が多く含まれている場合や、リズムが複雑に刻まれている場合にも、楽曲データから正確にテンポを抽出することができ、テンポ抽出の精度が高いという効果を奏する。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
本発明に係るテンポ抽出装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明に係るテンポ抽出装置の実施の形態におけるテンポ抽出動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示す楽曲データ入力部に入力される楽曲データ例を示す図である。 図3に示す楽曲データに対してFFT処理を行って算出されたパワースペクトル例を示す図である。 図1に示す平均パワー記憶部に記憶される平均パワーの時系列データ例を示す図である。 図5に示す平均パワーの時系列データに対してFFT処理を行って算出されたパワースペクトル例を示す図である。 図1に示すテンポ決定部におけるテンポ決定動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 楽曲データ入力部
2 ダウンサンプリング部
3 FFT演算部
4 平均パワー算出部
5 平均パワー記憶部
6 近似直線算出部
7 差分算出部
8 テンポ決定部
9 テンポ出力部

Claims (4)

  1. 楽曲データからテンポを抽出するテンポ抽出装置であって、
    データ解析開始点をシフトしながら前記楽曲データの予め定められたフレーム長に対して高速フーリエ変換処理を行って複数のパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段と、
    パワースペクトル算出手段によって算出された複数のパワースペクトルにおけるそれぞれの平均パワーを算出して平均パワーの時系列データを作成する平均パワー算出手段と、
    該平均パワー算出手段によって算出された前記平均パワーの時系列データに対して高速フーリエ変換処理を行ってゆらぎ情報を算出するゆらぎ情報算出手段と、
    該ゆらぎ情報算出手段によって算出された前記ゆらぎ情報の近似直線を算出する近似直線算出手段と、
    該近似直線算出手段によって算出された前記近似直線と前記ゆらぎ情報算出手段によって算出された前記ゆらぎ情報との差分を差分情報として算出する差分算出手段と、
    該差分算出手段によって算出された前記差分情報に基づいてテンポの周期を決定するテンポ決定手段とを具備することを特徴とするテンポ抽出装置。
  2. 前記テンポ決定手段は、予め定められた範囲内でテンポの周期を決定することを特徴とする請求項1記載のテンポ抽出装置。
  3. 前記パワースペクトル算出手段によって高速フーリエ変換処理を行う前記フレーム長は、前記テンポ決定手段によって決定されるテンポの周期の最小値よりも短い値に設定されていることを特徴とする請求項2記載のテンポ抽出装置。
  4. 楽曲データからテンポを抽出するテンポ抽出方法であって、
    データ解析開始点をシフトしながら前記楽曲データの予め定められたフレーム長に対して高速フーリエ変換処理を行って複数のパワースペクトルを算出し、
    該算出した複数のパワースペクトルにおけるそれぞれの平均パワーを算出して平均パワーの時系列データを作成し、
    該算出した前記平均パワーの時系列データに対して高速フーリエ変換処理を行ってゆらぎ情報を算出し、
    該算出した前記ゆらぎ情報の近似直線を算出し、
    該算出した前記近似直線と前記ゆらぎ情報との差分を差分情報として算出し、
    該算出した前記差分情報に基づいてテンポの周期を決定することを特徴とするテンポ抽出方法。
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