JP4347241B2 - Dhcpクライアント端末、及びdhcp−pdリクエスティングルータ - Google Patents

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Description

本発明は、IP転送を実施する端末またはルータを備えたIPネットワークにおいて、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)またはDHCP−PD(Prefix Delegation)を用いて、IPアドレスまたはIPv6(Internet Protocol version 6)アドレスプレフィックスを設定する技術に関する。
従来のIPネットワーク技術では、IPネットワークに接続するクライアント端末に対し、DHCP(非特許文献1を参照)により、IPアドレスの自動設定を実現することができる。DHCPでは、図10に示すように、IPネットワーク100に設置されたDHCPサーバ101に、IPネットワーク100において割当て可能なIPアドレス群を予め登録しておく。クライアント端末105,106がユーザ収容ルータ102を介してDHCPサーバ101に、クライアント端末107,108がリクエスティングルータ109,110及びユーザ収容ルータ103を介してDHCPサーバ101にそれぞれアクセスし、IPアドレスの割当てを要求する。DHCPサーバ101は、登録されたIPアドレス群の中から、未割当てのIPアドレスをクライアント端末105〜108にそれぞれ通知する。この場合、DHCPサーバ101は、割当てたIPアドレスを登録すると共に、ユーザの利便性を考慮し、同一ユーザに対し同一のIPアドレスを割当てるようにするため、クライアント端末を収容するルータのインタフェース識別子、すなわち、収容位置情報と、クライアント端末に割当てるIPアドレスとの関係も登録する。
DHCPでは、DHCPサーバ101がクライアント端末105〜108を識別するために、クライアントDUID(DHCP Unique Identifier)という識別子を用いる。図11を用いてその動作を具体的に説明する。クライアント端末は、初回起動時に、MACアドレス等のリンクレイヤアドレスに基づきクライアントDUIDを生成し(ステップS1101)、IPアドレスの割当て要求をDHCPサーバに通知する(ステップS1102)。DHCPサーバは、IPアドレス割当て時に、クライアントDUIDと、割当てたIPアドレスと、IPアドレスを割当てたインタフェースの情報、すなわち収容位置情報と、をそれぞれ関連付けて記憶する(ステップS1103)。収容位置情報としては、例えば、クライアント端末を収容するルータの識別子や、クライアント端末が接続されているインタフェースのインタフェース識別子等がある。そして、DHCPサーバは、クライアントDUID、割当てたIPアドレス及び有効期限をクライアント端末に送信し(ステップS1104)、クライアント端末は、受信したIPアドレスを設定する(ステップS1105)。
また、DHCPでは、DHCPサーバ101は、クライアントDUIDを用いて、IPアドレスが割当てられたクライアント端末105〜108を識別し、例えば、クライアント端末105〜108からIPアドレス有効期限の延長要求を受信した場合に(ステップS1106)、IPアドレス、クライアントDUID及び収容位置情報の関係を確認し(ステップS1107)、正当なクライアント端末105〜108に対してのみ、当該IPアドレスの有効期限を延長することが可能となる(ステップS1108,1109)。言い換えると、DHCPサーバ101は、クライアントDUIDを管理することにより、不正な装置や、不正なインタフェースからの要求に対して、拒否することが可能となる。
また、DHCPでは、クライアント端末は、IPアドレスが不要になった場合、IPアドレスの解放要求を実施し、解放要求を受信したDHCPサーバは、IPアドレス割当て時に記憶した、IPアドレス、クライアントDUID、収容位置情報、インタフェース等のDHCP割当情報を削除し、再割当てが可能な状態にする。
上記のクライアントDUIDの特長は、IPv6アドレスプレフィックスを割当てるDHCP−PDの場合も同様である。
R.Droms等、"RFC3315 Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6(DHCPv6)"、[online]、July 2003、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3315.txt> O.Troan等、"RFC3633 IPv6 Prefix Option for Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP) version6"、[online]、December 2003、インターネット<URL:http://www.ietf.org/rfc/rfc3633.txt>
しかしながら、クライアントDUIDの生成基となるMACアドレス等のリンクレイヤアドレスは、インタフェースのハードウェアに振付けられるため、クライアント端末やクライアント端末のインタフェース部分を交換する場合、一般的に、交換前のクライアントDUIDと、交換後のクライアントDUIDとは異なる値である。
従って、クライアント端末またはクライアント端末のインタフェース部分を交換する場合、そのクライアント端末が、その交換前に故障等の理由でIPアドレス解放要求を送信できなかったときは、DHCPサーバは、記憶されたDHCP割当情報を削除できない。このため、DHCPサーバは、同一のユーザが使用する交換後のクライアント端末からIPアドレス割当要求を受信した場合、異なるクライアントDUIDからの不正要求であると判断し、そのIPアドレス割当要求を拒否する(図11のステップS1110〜S1114を参照)。この場合、DHCPサーバは、記憶したIPアドレスの有効期限が切れてDHCP割当情報が削除されるまでは、クライアント端末からのIPアドレス割当要求を拒否する。
この問題の解決方法として、IPネットワークのオペレータが、DHCPサーバに記憶されたクライアントDUIDを削除する方法が考えられるが、オペレータは、クライアント端末が独自に生成したクライアントDUIDを識別することは困難であり、また、一般的なユーザの技術レベルを考慮すると、ユーザがクライアント端末からクライアントDUIDを読み出し、オペレータに申告することも難しい。
また、DHCPサーバにおいて、IPアドレスの有効期限を短縮するという解決方法も考えられるが、IPアドレスの有効期限を短縮した場合、クライアント端末からルータ及びDHCPサーバへのIPアドレス更新要求が増加し、ルータ及びDHCPサーバが輻輳状態になるという懸念がある。
そこで、本発明の目的は、DHCPまたはDHCP−PDを用いてIPアドレスの設定を行うIPネットワークにおいて、クライアント端末(以下、DHCPクライアント端末という。)を交換した場合であっても、直ちに通信することが可能なDHCPクライアント端末を提供することにある。また、DHCP−PDリクエスティングルータを交換した場合であっても、直ちに通信することが可能なDHCP−PDリクエスティングルータを提供することにある。
DHCPクライアント端末またはDHCP−PDリクエスティングルータが故障した場合には、IPアドレスまたはIPv6アドレスプレフィックスの解放を要求するメッセージをDHCPサーバへ送信することができない可能性がある。そこで、検出部が、DHCPクライアント端末またはDHCP−PDリクエスティングルータの故障を、例えば軽微な段階で検出し、かつ、通信が可能な場合に、制御部が、前記メッセージをDHCPサーバへ送信する。DHCPサーバは、このメッセージを受信し、登録されているIPアドレスまたはIPv6アドレスプレフィックスと、交換前のクライアントDUIDとが関連付けられた情報を削除することにより、DHCPクライアント端末またはDHCP−PDリクエスティングルータの交換後に、クライアントDUIDの再登録を直ちに実施することができる(請求項、請求項)。
また、前記メッセージはIPネットワーク上で損失する可能性があり、この場合、DHCPサーバに登録されているIPアドレスまたはIPv6アドレスプレフィックスと、交換前のクライアントDUIDとが関連付けられた情報の削除に失敗する。そこで、制御部は、前記メッセージを2回以上送信する。これにより、前記情報の削除失敗を防ぐことができる(請求項、請求項)。
また、予め前記メッセージを記憶しておき、制御部による故障検出のタイミングで、前記記憶されたメッセージを用いるようにしたから、制御部が輻輳した場合であっても、前記メッセージの送信を確実に行うことができる(請求項、請求項)。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、DHCPまたはDHCP−PDを用いてIPアドレスの設定を行うIPネットワークにおいて、DHCPクライアント端末またはDHCP−PDリクエスティングルータを交換した場合であっても、直ちに通信可能な状態とすることができる。
以下、本発明の実施例について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明の実施例1について、図1に示すDHCPクライアント端末の構成例、及び図2に示す動作例を用いて説明する。
実施例1のDHCPクライアント端末10は、図1に示すように、リリーススイッチ1、制御部2及びIPネットワークインタフェース部3から構成される。リリーススイッチ1は制御部2に接続され、制御部2はIPネットワークインタフェース部3に接続される。IPネットワークインタフェース部3はIPネットワーク50に接続される。リリーススイッチ1は、例えばスイッチの押下等の操作により起動し、制御部2にスイッチ起動信号を出力する。本発明は、リリーススイッチ1の起動を契機として制御部2にスイッチ起動信号を通知することに特長があり、リリーススイッチ1自体の動作方式や、リリーススイッチ1から制御部2へのスイッチ起動信号の伝達方式を制限するものではない。
制御部2は、従来技術と同様にDHCP機能の処理を実行することにより、DHCPメッセージを生成し、当該DHCPメッセージをIPネットワークインタフェース部3に出力する。ここで、リリーススイッチ1からのスイッチ起動信号の受信を契機に、DHCPのIPアドレス解放要求処理を実行する点が、従来技術と異なる。
IPネットワークインタフェース部3は、制御部2が生成したDHCPメッセージを入力してIPネットワーク50へ送信する。また、IPネットワーク50からDHCPメッセージを受信し、制御部2に転送する。
実施例1の動作例について、図2を用いて説明する。但し、図2では、説明の簡素化のため、ユーザ収容ルータがDHCPサーバ機能を有する場合の動作例を示す。尚、ユーザ収容ルータがDHCPサーバ機能を有しておらず、DHCPサーバが独立して設置される場合は、ユーザ収容ルータがDHCPサーバにメッセージを中継することにより、基本的に図2と同様の動作となる。
DHCPクライアント端末10のリリーススイッチ1が押下等の操作により起動された場合(ステップS201)、リリーススイッチ1は、制御部2にスイッチ起動信号を出力する(ステップS202)。スイッチ起動信号を入力した制御部2は、DHCPのIPアドレス解放処理を起動してDHCP解放メッセージを生成し(ステップS203)、IPネットワークインタフェース部3に当該DHCP解放メッセージを出力する(ステップS204)。そして、IPネットワークインタフェース部3は、当該DHCP解放メッセージをユーザ収容ルータへ送信する(ステップS205)。DHCP解放メッセージとしては、例えば、DHCPv6(RFC3315)の場合は、Releaseメッセージが該当する。DHCP解放メッセージには、少なくとも、DHCPクライアント端末10のDUID及びIPアドレスを含む。
ユーザ収容ルータは、DHCP解放メッセージを受信した場合、当該メッセージに含まれるDHCPクライアント端末のDUID及びIPアドレスについて、これらの情報に関連付いた情報が登録されているか否かを判断し、登録されている場合はそのDHCP情報を削除する(ステップS206)。
次に、本発明の実施例2について、図3に示すDHCP−PDリクエスティングルータの構成例、及び図4に示す動作例を用いて説明する。
実施例2のDHCP−PDリクエスティングルータ20は、図3に示すように、リリーススイッチ1、制御部2及びIPネットワークインタフェース部3−1,3−2から構成される。リリーススイッチ1は制御部2に接続され、制御部2はIPネットワークインタフェース部3−1,3−2にそれぞれ接続される。IPネットワークインタフェース部3−1,3−2はIPネットワーク50に接続される。リリーススイッチ1は、例えばスイッチの押下等の操作により起動し、制御部2にスイッチ起動信号を出力する。本発明は、リリーススイッチ1の起動を契機として制御部2にスイッチ起動信号を通知することに特長があり、リリーススイッチ1自体の動作方式や、リリーススイッチ1から制御部2へのスイッチ起動信号の伝達方式を制限するものではない。
制御部2は、従来技術と同様にDHCP−PD機能の処理を実行することにより、DHCP−PDメッセージを生成し、当該DHCP−PDメッセージをIPネットワークインタフェース部3−1,3−2に出力する。ここで、リリーススイッチ1からのスイッチ起動信号の受信を契機に、DHCPのIPv6アドレスプレフィックス解放要求処理を実行する点が、従来技術と異なる。
IPネットワークインタフェース部3−1,3−2は、制御部2が生成したDHCP−PDメッセージを入力してIPネットワーク50へ送信する。また、IPネットワーク50からDHCP−PDメッセージを受信し、制御部2に転送する。一般的に、ルータは、複数のIPネットワークインタフェースを備えている。本発明は、IPネットワークインタフェースの数を制限するものではない。DHCP−PDリクエスティングルータ20が複数のIPネットワークインタフェース部を備えている場合、制御部2は、DHCPサーバがIPネットワーク50を介して接続されるIPネットワークインタフェース部とそれぞれ接続される。この接続法としては、特定のインタフェースを、DHCPサーバが接続されるIPネットワークインタフェース部とする方法や、全てのIPネットワークインタフェースを制御部2と接続する方法が挙げられるが、本発明は、制御部2とIPネットワークインタフェース部との間の接続法を制限するものではない。本実施例2には、本発明の説明に必要なDHCPサーバとの間の通信に使用するIPネットワークインタフェース部のみが記載されている。
実施例2の動作例について、図4を用いて説明する。但し、図4では、説明の簡素化のため、ユーザ収容ルータがDHCPサーバ機能を有する場合の動作例を示す。尚、ユーザ収容ルータがDHCPサーバ機能を有しておらず、DHCPサーバが独立して設置される場合は、ユーザ収容ルータがDHCPサーバにメッセージを中継することにより、基本的に図4と同様の動作となる。
DHCP−PDリクエスティングルータ20のリリーススイッチ1が押下等の操作により起動された場合(ステップS401)、リリーススイッチ1は、制御部2にスイッチ起動信号を出力する(ステップS402)。スイッチ起動信号を入力した制御部2は、DHCP−PDのIPv6アドレスプレフィックス解放処理を起動してDHCP−PD解放メッセージを生成し(ステップS403)、IPネットワークインタフェース部3に当該DHCP−PD解放メッセージを出力する(ステップS404)。IPネットワークインタフェース部3は、当該DHCP−PD解放メッセージをユーザ収容ルータへ送信する(ステップS405)。メッセージDHCP−PD解放メッセージとしては、例えば、DHCP−PDの場合は、Releaseメッセージが該当する。DHCP解放メッセージには、少なくとも、DHCPクライアント端末10のDUID及びIPv6アドレスプレフィックスを含む。
ユーザ収容ルータは、DHCP−PD解放要求メッセージを受信した場合、当該メッセージに含まれるDHCPクライアント端末のDUID及びIPv6アドレスプレフィックスについて、これらの情報に関連付いた情報が登録されているか否かを判断し、登録されている場合はそのDHCP情報を削除する(ステップS406)。
次に、本発明の実施例3について説明する。
実施例3のDHCPクライアント端末の構成例は図1と同様であるため、ここではその説明を省略する。実施例3の動作例について、図5を用いて説明する。実施例3では、制御部2が、リリーススイッチ1からのスイッチ起動信号の通知を契機にするのではなく、故障検出を契機にして(ステップS501)、DHCPのIPアドレス解放要求処理を実行する(ステップS502)点で、図2に示した実施例1と異なる。この故障検出法としては、制御部2がDHCPクライアント端末10の各部分の正常性を周期的に確認する方法が挙げられるが、本発明は、制御部2による故障検出法を制限するものではない。図5において、ステップS503〜S505は、図2に示した実施例1のステップS204〜S206と同様である。
次に、本発明の実施例4について説明する。
実施例4のDHCP−PDリクエスティングルータの構成例は図3と同様であるため、ここでは説明を省略する。実施例4の動作例について、図6を用いて説明する。実施例4では、制御部2が、リリーススイッチ1からのスイッチ起動信号の通知を契機にするのではなく、故障検出を契機にして(ステップS601)、DHCPのIPv6アドレスプレフィックス解放要求処理を実行する(ステップS602)点が、図4に示した実施例2と異なる。故障検出法としては、制御部2がDHCP−PDリクエスティングルータ20の各部分の正常性を周期的に確認する方法が挙げられるが、本発明は、制御部2による故障検出法を制限するものではない。図6において、ステップS603〜S605は、図2に示した実施例2のステップS404〜S406と同様である。
次に、本発明の実施例5について説明する。
実施例5のDHCPクライアント端末の構成例は図1を同様であり、DHCP−PDリクエスティングルータの構成例は図3と同様であるため、ここでは説明を省略する。実施例5の動作例について、図7を用いて説明する。図7は、DHCPクライアント端末の動作例を示すフローチャート図である。尚、DHCP−PDリクエスティングルータの動作例も図7と同様である。実施例5では、制御部2がリリーススイッチ1からのスイッチ起動信号の通知を契機に(ステップS701,702)、または、故障検出を契機に(図示せず)、DHCPのIPアドレス解放要求処理を実行する場合に(ステップS703)、予め定めた複数回数分、DHCP解放メッセージを送信する(ステップS704〜S707)点で、図2に示した実施例1及び図5に示した実施例3と異なる。
具体的には、スイッチ起動信号を受信した制御部2、または故障検出した制御部2は、DHCPのIPアドレス解放処理を起動して、DHCPクライアント端末10のDUID及びIPアドレスを含むDHCP解放メッセージを生成し(ステップS703)、IPネットワークインタフェース部3に当該DHCP解放メッセージを出力する(ステップS704)。そして、IPネットワークインタフェース部3は、当該DHCP解放メッセージをユーザ収容ルータへ送信する(ステップS705)。さらに、制御部2は、IPネットワークインタフェース部3に前記DHCP解放メッセージを出力し(ステップS706)、IPネットワークインタフェース部3は、当該DHCP解放メッセージをユーザ収容ルータへ送信する(ステップS707)。制御部2及びIPネットワークインタフェース部3は、ステップ704,705の動作を、予め定めた回数分繰り返す。このような動作を繰り返すのは、図7に示すように、ステップ705のDHCP解放メッセージがIPネットワーク50上で損失した場合に、有効である。
次に、本発明の実施例6について、図8に示すDHCPクライアント端末の構成例、及び図9に示す動作例を用いて説明する。尚、DHCP−PDリクエスティングルータの構成例は図8と同様であるため、説明を省略する。
実施例6のDHCPクライアント端末11は、図8に示すように、図1に示した実施例1の構成例に、メッセージ記憶部4を追加して構成される。リリーススイッチ1は、メッセージ記憶部4に接続され、制御部2は、メッセージ記憶部4及びIPネットワークインタフェース部3に接続され、IPネットワークインタフェース部3は、メッセージ記憶部4及び制御部2に接続され、メッセージ記憶部4は、リリーススイッチ1、制御部2及びIPネットワークインタフェース部3に接続される。また、IPネットワークインタフェース部3はIPネットワーク50に接続される。
リリーススイッチ1は、例えばスイッチの押下等の操作により起動し、メッセージ記憶部4にスイッチ起動信号を出力する。本発明は、リリーススイッチ1の起動を契機としてメッセージ記憶部4にスイッチ起動信号を通知することに特長があり、リリーススイッチ1自体の動作方式や、リリーススイッチ1から制御部2へのスイッチ起動信号の伝達方式を制限するものではない。
制御部2は、IPアドレスを設定してリリースメッセージを生成し、メッセージ記憶部4に出力して記憶させる。
IPネットワークインタフェース部3は、メッセージ記憶部4が記憶したリリースメッセージを入力し、DHCPメッセージとしてIPネットワーク50へ送信する。さらに、IPネットワーク50から、IPアドレスを含むDHCPメッセージを受信し、制御部2に転送する。
メッセージ記憶部4は、リリースメッセージを記憶し、リリーススイッチ1からスイッチ起動信号を入力すると、記憶したリリースメッセージをIPネットワークインタフェース部3に出力する。このメッセージ記憶部4は、当該DHCPクライアント端末11の再起動時にも、記憶したメッセージが消失しないように、不揮発性メモリであることが望ましい。
実施例6の動作例について、図9を用いて説明する。尚、DHCP−PDリクエスティングルータの動作例も同様である。
DHCPクライアント端末11の制御部2は、ユーザ収容ルータから送信されたIPアドレスを含むDHCP応答を、IPネットワークインタフェース部3を介して入力し(ステップS901,S902)、IPアドレスを設定する(ステップS903)。この時に、DHCPクライアント端末11のDUID及びIPアドレスを含むリリースメッセージを生成し、メッセージ記憶部4に記憶させる(ステップS905,S906)。
リリーススイッチ1が押下等の操作により起動された場合(ステップS907)、リリーススイッチ1は、メッセージ記憶部4にスイッチ起動信号を出力する(ステップS908)。メッセージ記憶部4は、スイッチ起動信号を入力すると、記憶しているリリースメッセージをIPネットワークインタフェース3に出力する。そして、IPネットワークインタフェース部3は、当該DHCPクライアント端末11のDUID及びIPアドレスを含むリリースメッセージをDHCP解放メッセージとしてユーザ収容ルータへ送信する(ステップS910)。
ユーザ収容ルータは、DHCP解放メッセージを受信した場合、当該メッセージに含まれるDHCPクライアント端末11のDUID及びIPアドレスについて、これらの情報が関連付いて登録されているか否かを判断し、登録されている場合はそのDHCP情報を削除する(ステップS911)。
本発明の実施例1におけるDHCPクライアント端末の構成例である。 本発明の実施例1における動作例を示すフローチャート図である。 本発明の実施例2におけるDHCP−PDリクエスティングルータの構成例である。 本発明の実施例2における動作例を示すフローチャート図である。 本発明の実施例3における動作例を示すフローチャート図である。 本発明の実施例4における動作例を示すフローチャート図である。 本発明の実施例5における動作例を示すフローチャート図である。 本発明の実施例6におけるDHCPクライアント端末の構成例である。 本発明の実施例6における動作例を示すフローチャート図である。 従来技術のネットワーク構成例である。 従来技術の動作例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 リリーススイッチ
2 制御部
3 IPネットワークインタフェース部
4 メッセージ記憶部
10,11,105〜108 DHCPクライアント端末
20,109,110 DHCP−PDリクエスティングルータ
50,100 IPネットワーク
101 DHCPサーバ
102,103 ユーザ収容ルータ

Claims (6)

  1. IPネットワークを介してDHCPサーバに接続され、DHCPのクライアント処理部を備えるDHCPクライアント端末において、
    該DHCPクライアント端末の故障を検出し、かつ、通信が可能な場合に、DHCPによって割当てられたIPアドレスの解放を要求するメッセージを、DHCPサーバへ送信する制御部、
    を備えたことを特徴とするDHCPクライアント端末。
  2. IPネットワークを介してDHCPサーバに接続され、DHCP−PDのリクエスティングルータ処理部を備えるDHCP−PDリクエスティングルータにおいて、
    該DHCP−PDリクエスティングルータの故障を検出し、かつ、通信が可能な場合に、DHCP−PDによって割当てられたIPv6アドレスプレフィックスの解放を要求するメッセージを、DHCPサーバへ送信する制御部、
    を備えたことを特徴とするDHCP−PDリクエスティングルータ。
  3. 請求項1に記載のDHCPクライアント端末において、
    前記制御部は、予め設定した回数分の前記メッセージを、DHCPサーバへ送信する、ことを特徴とするDHCPクライアント端末。
  4. 請求項2に記載のDHCP−PDリクエスティングルータにおいて、前記制御部は、予め設定した回数分の前記メッセージを、DHCPサーバへ送信する、
    ことを特徴とするDHCP−PDリクエスティングルータ。
  5. 請求項1または3に記載のDHCPクライアント端末において、
    さらに、不揮発性メモリで構成されるメッセージ記憶部を備え、
    前記制御部は、DHCPサーバが割当てたIPアドレスを受信したときに、該IPアドレスの解放を要求するメッセージを生成し、前記メッセージ記憶部に記憶させ、前記故障を検出し、かつ、通信が可能な場合に、前記メッセージ記憶部に記憶されたメッセージをDHCPサーバへ送信する、
    ことを特徴とするDHCPクライアント端末。
  6. 請求項2または4に記載のDHCP−PDリクエスティングルータにおいて、
    さらに、不揮発性メモリで構成されるメッセージ記憶部を備え、
    前記制御部は、DHCPサーバが割当てたIPv6アドレスプレフィックスを受信したときに、該IPv6アドレスプレフィックスの解放を要求するメッセージを生成し、前記メッセージ記憶部に記憶させ、前記故障を検出し、かつ、通信が可能な場合に、前記メッセージ記憶部に記憶されたメッセージをDHCPサーバへ送信する、
    ことを特徴とするDHCP−PDリクエスティングルータ。
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