JP4345908B2 - ダンプカーの後部煽戸開閉装置 - Google Patents

ダンプカーの後部煽戸開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4345908B2
JP4345908B2 JP2001032210A JP2001032210A JP4345908B2 JP 4345908 B2 JP4345908 B2 JP 4345908B2 JP 2001032210 A JP2001032210 A JP 2001032210A JP 2001032210 A JP2001032210 A JP 2001032210A JP 4345908 B2 JP4345908 B2 JP 4345908B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
stopper
bracket arm
cargo box
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001032210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001294074A (ja
Inventor
和矢 野村
鉄也 石井
和彦 浜本
説夫 中沢
康彦 小林
博行 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP2001032210A priority Critical patent/JP4345908B2/ja
Publication of JP2001294074A publication Critical patent/JP2001294074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4345908B2 publication Critical patent/JP4345908B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダンプカーにおいて、荷箱の後部開口に上開き自在に設けられた後部煽戸を開閉操作するダンプカーの後部煽戸開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、実公昭64−1869号公報記載のものに見られるように、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、上記後部煽戸の開閉を操作するための後部煽戸開閉装置が提供されている。
【0003】
この後部煽戸開閉装置は、後部煽戸と荷箱及び車枠とに亘ってブラケット、リンク、アーム部材、ストッパ部材が介装されてなり、荷箱の傾動動作に伴って閉塞状態の後部煽戸を開放するとともに、ストッパ部材を操作することで閉塞状態の後部煽戸を手動で開放可能に構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の後部煽戸開閉装置は、その構成部材が多く、それがために組付けを行う際には、各部材相互間での位置合わせなどが煩雑になり作業が複雑で手間がかかるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、簡単な構成で組付け作業が容易であり、手動による後部煽戸の開閉操作も可能なダンプカーの後部煽戸開閉装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに回動自在に連結され、また、前記ピンの外端部にストッパが固設される一方、該ストッパに対応して前記ブラケットアームの外側面にストッパと係脱自在な係止部材が固設され、記ピンが、ストッパの回動操作により長孔の下端部に配置された位置でストッパを係止部材に係止させて定されるとともに、ストッパと係止部材との係止を解除させて長孔内を摺動可能に構成されたものである。
【0007】
請求項2に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、前記ストッパは、前記ピンに固設された本体部の内側面に略三日月状の係止部を突設して形成され、また、係止部材は、長孔の下端部を形成する孔部を有してブラケットアームに固設された本体部の外側面に前記ストッパの係止部に対応した略三日月状の係止部を突設して形成され、ストッパの回動操作によりその係止部の係止面が係止部材の係止部の係止面に摺接しつつ係脱するものである。
【0008】
請求項3に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに連結され、また、前記ブラケットアームにピンと当接可能なピンストッパが回動自在に設けられ、上記ピンが、ピンストッパの回動操作により長孔の下端部に配置された位置で固定されるとともに、固定を解除させて長孔内を摺動可能に構成されたものである。
【0009】
請求項4に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに回動自在に連結され、また、前記ピンに長孔に対応する幅の切欠部が形成され、上記ピンが、ピンの回動操作により長孔の下端部に配置された位置で切欠部を長孔と交差させて固定されるとともに、切欠部を長孔と合致させて長孔内を摺動可能に構成されたものである。
【0010】
請求項5に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに連結され、また、前記ピンの外端部にストッパブロックが設けられる一方、該ストッパブロックに対応して前記ブラケットアームの外側面にストッパブロックの上方移動を阻止するストッパが固設され、上記ピンが、ストッパブロックをストッパに係合させることにより長孔の下端部に配置された位置で固定されるとともに、ストッパブロックをピンとともに、もしくは、ピンに対して軸方向に移動させ、ストッパとの係合を解除させて長孔内を摺動可能に構成されたものである。
【0011】
請求項6に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部にブラケットアームが回動自在に支持され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記後部煽戸のブラケットアームに回動自在に支持され、また、後部煽戸および上記ブラケットアームには、一端部同士が屈折自在に連結された操作リンクおよび長さを調整可能なロッドの各他端部がそれぞれ回動自在に支持され、後部煽戸に対して操作リンクおよびロッドを後部煽戸側に屈折させてブラケットアームを所定の位置で固定保持するとともに、操作リンクおよびロッドを後方に屈折させてブラケットアームの固定保持を解除するものである。
【0012】
請求項7に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部にブラケットアームが回動自在に支持され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記後部煽戸のブラケットアームに回動自在に支持され、また、後部煽戸には、ブラケットアームと当接可能なストッパを移動自在に設け、ストッパをブラケットアームに当接させて後部煽戸に対してブラケットアームを所定の位置で固定保持するとともに、ストッパをブラケットアームから離脱させてブラケットアームの固定保持を解除するものである。
【0013】
請求項8に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記後部煽戸の下端部に固設されたブラケットアームに回動自在に支持され、ブラケットアームには、連結ロッドの他端部を保持する保持部材が回動自在に設けられるとともに、この保持部材を連結ロッド側に押圧する補助押えネジが設けられ、さらに、上記ブラケットアームには、保持部材から連結ロッドの他端部を離脱させるロッド外しレバーが回動自在に設けられたものである。
【0014】
請求項9に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置は、前記後部煽戸と荷箱の本体部との間に、後部煽戸を閉塞方向に付勢して当該後部煽戸の開閉を補助する付勢部材が連結されたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、請求項1、2に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示している。
【0017】
図1において、1は車枠2上に後部ヒンジ3を中心にして傾動自在に設けられたダンプカーの荷箱であり、荷箱1の後部開口には後部煽戸5が下端部に設けたヒンジ5aを中心にして上開き自在に設けられている。
【0018】
この後部煽戸5は、荷箱1の後端に設けられた図示しない規制部材で規制される略水平な位置まで開放可能になされており、当該後部煽戸5と荷箱1とに亘って設けられた後部煽戸開閉装置10によりその開閉が操作されるように構成されている。
【0019】
後部煽戸開閉装置10は、一端部11aが荷箱1の底部に回動自在に支持されたリンクアーム11と、このリンクアーム11の他端部11bに一端部13aが回動自在に支持された連結ロッド13と、連結ロッド13の他端部13bが連結されるとともに前記後部煽戸5の下端部に固設されたブラケットアーム15とを備えてなるものである。
【0020】
前記リンクアーム11の途中部には、荷箱1が車枠2上に伏倒されて略水平に配置された状態において前記車枠2側に設けられた当接部材2aと当接する当接ローラ12が設けられている。
【0021】
前記連結ロッド13は、その本体部13cを回転させることにより長さが調節自在に構成された所謂ターンバックル機能を備えたロッドである。この連結ロッド13の他端部13bと前記ブラケットアーム15とは、後述するような連結ロッド13の他端部13bに設けたピン14とブラケットアーム15に形成された長孔16とによるピン連結機構が採用されている。
【0022】
前記ブラケットアーム15は、図2に示すように、所定の間隔を離して固定状態で配置された2枚のブラケット15a、15aからなり、このブラケット15a、15aに前記長孔16がそれぞれ形成され、これら左右の長孔16に前記ピン14が摺動自在に挿入されている。
【0023】
そして、上述のように長孔16に挿入配置されてなるピン14は、固定手段20により長孔16の下端部に配置された位置で固定可能になされるとともに、固定手段20の解除により長孔16内を摺動可能になされている。
【0024】
具体的には、固定手段20は、図1乃至図3に示すように前記ブラケット15aの外方に突出されたピン14の両端部に固設された左右一対のストッパ21と、このストッパ21に対応して前記ブラケット15aの外側面に固設され、ストッパ21と係脱自在な左右一対の係止部材25とから構成されている。
【0025】
これら左右一対のストッパ21と係止部材25とは、左右対称に配置されており、ここでは図2の正面向かって左側のストッパ21と係止部材25について説明し、右側のストッパ21と係止部材25についての説明は省略する。
【0026】
前記ストッパ21は、図4(a)、(b)に示すように本体部22の内側面に略三日月状に形成された係止部23が突設されてなるもので、係止部23の上面が係止部材25との係止面24になされている。
【0027】
本体部22には取付孔22aが設けられ、この取付孔22aをピン14に嵌入して溶接等を行うことで、ストッパ21がピン14の両端部に固設されている。
【0028】
前記係止部材25は、図5(a)、(b)に示すように本体部26の外側面に前記係止部23に対応した略三日月形状の係止部27が突設されており、この係止部27の下面が前記係止部23の係止面24を摺接しながら係脱する係止面28に形成されている。
【0029】
この係止部材25の本体部26は、図6(a)、(b)に示すように前記長孔16の下端部を形成する孔部25aを有する円盤状に形成されており、この本体部26をブラケット15aに形成された取付孔15bに嵌入して溶接することで、係止部材25がブラケット15aに固設されている。
【0030】
また、ピン14の両端には、このピン14を回動操作するための操作レバー17がそれぞれ連設されている。なお、連結ロッド13の他端部13bは、図2に示すようにブラケットアーム15の内側となるピン14の中間部にスペーサ18を介して支持されている。
【0031】
従って、操作レバー17によりピン14を回動操作してストッパ21の係止面24をブラケットアーム15側の係止部材25の係止面28に係止させることで、両者が締め込むような形で強固に固定され、これによりピン14がブラケットアーム15の長孔16の下端部に固定される。
【0032】
このように構成された後部煽戸開閉装置10は、荷箱1の底部の中央部に単一で設けられるか、もしくは荷箱1の底部の両側に一対設けられる。
【0033】
次に、後部煽戸開閉装置10の動作について説明する。
【0034】
まず、図1に示す走行状態においては、荷箱1は車枠2上に伏倒されて水平状態で配置されるとともに、後部煽戸5が後方にやや傾斜した状態で荷箱1の後部開口を閉塞している。
【0035】
この時、固定手段20は、操作レバー17によりピン14を回動操作してストッパ21を係止部材25に係止させることで、ピン14をブラケットアーム15の長孔16の下端部に強固に固定している。
【0036】
次に、上述の状態で操作レバー17によりピン14を図1において反時計方向に回動操作して図7に示すようにストッパ21を係止部材25からその係止を解除させる。つまり、固定手段20を解除させることで、ブラケットアーム15の長孔16の下端部でのピン14の固定を解除すると、後方に傾斜状態で配置されている後部煽戸5の自重によりピン14が長孔16を上方に摺動しながら、後部煽戸5が略水平な位置まで開放される(図8参照)。つまり、固定手段20を解除することにより後部煽戸5を手動操作によって開放させることができる。
【0037】
そして、図8に示したように伏倒状態の荷箱1に対して固定手段20を解除して後部煽戸5を開放し、この状態で荷箱1を傾動させると、後部煽戸5は図9に示すようにこの開放状態を維持して荷箱1とともに傾動し、これにより、荷物の排出が行われる。
【0038】
なお、図8に示すように固定手段20を解除して後部煽戸5を開放すると、荷箱1の長さよりも長い長尺物を当該荷箱1に積込むことが可能になる。
【0039】
また、上述した図1に示すように固定手段20によりピン14を長孔16の下端部で固定した状態で、荷箱1を傾動させると、荷箱1の傾動に伴ってリンクアーム11の当接ローラ12が当接部材2aから離間することで、リンクアーム11はその一端部11aを中心とする下方への回動を許容されることになり、これによりリンクアーム11と連結ロッド13及びブラケットアーム15を介して連結された後部煽戸5が荷箱1の傾動とともに当該荷箱1に対して徐々に下方に回動し、図10に示すように荷箱1の床面と同一平面上となる位置まで開放される。これにより荷物の排出が行われる。
【0040】
このように後部煽戸開閉装置10を構成することで、従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0041】
図11は、請求項に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の実施の形態を示している。なお、前述した後部煽戸開閉装置10の構成部材と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0042】
この後部煽戸開閉装置10は、ピン14を長孔16の下端部で固定する固定手段20の構成が前述した実施の形態で説明した固定手段の構成と異なるものである。
【0043】
この固定手段20は、ブラケットアーム15にピンストッパ30を回動自在に取付けたもので、ピンストッパ30をピン14が長孔16の下端部に配置された状態で当該ピン14に上方から当接させることで、ピン14を長孔16の下端部で固定する。また、ピン14からピンストッパ30を後方に回動させて退避させることで、ピン14が長孔16を摺動自在になり、これにより前述と同様に後部煽戸5を手動操作によって開放させることができる。
【0044】
このピンストッパ30には、図示はしないがピン14に上方から当接した状態で当該ピンストッパ30をその位置で固定するための差込みピンなどの適宜な固定部材(図示省略)が設けられており、安全上の点からピンストッパ30が不用意に回動しないようになされている。
【0045】
なお、荷箱1の傾動動作に伴う後部煽戸5の開放動作は前述したものと同様であり、その説明は省略する。従って、この後部煽戸開閉装置10によっても従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0046】
図12は、請求項に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の実施の形態を示している。なお、前述した各後部煽戸開閉装置10の構成部材と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0047】
この後部煽戸開閉装置10は、前述した実施の形態と同様にピン14を長孔16の下端部で固定する固定手段20の構成が異なるものである。
【0048】
この固定手段20は、ピン14及び長孔16の形状を工夫したものである。ピン14は、図13及び図14に示すようにその途中部の対称位置に切欠部14aが形成されている。一方、長孔16は、下端部がピン14が嵌入可能な円形に形成されるとともに、その下端部から上方にかけてが上記切欠部14a、14a間の厚みに相当する幅で形成されている。
【0049】
また、ピン14の外端には操作用のレバー14bが設けられている。
【0050】
よって、長孔16の下端部に位置するピン14をレバー14bによって回動させて切欠部14aを上端部側の長孔16と合致させることで、長孔16の下端部でのピン14の固縛が解除され、このピン14が長孔16の下端部から上端部側に摺動自在になり、これにより後部煽戸5を手動操作によって開放させることができる。
【0051】
なお、荷箱1の傾動動作に伴う後部煽戸5の開放動作は前述したものと同様であり、その説明は省略する。従って、この後部煽戸開閉装置10によっても従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0052】
図15は、請求項に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の実施の形態を示している。なお、前述した各後部煽戸開閉装置10の構成部材と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0053】
この後部煽戸開閉装置10は、前述した実施の形態と同様にピン14を長孔16の下端部で固定する固定手段20の構成が異なるものである。
【0054】
この固定手段20は、ピン14の外端部に設けられたストッパブロック31と、ブラケットアーム15の長孔16の下端部周縁に設けられ、上記ストッパブロック31の上方への移動を阻止する2つのストッパ32とから構成されている。
【0055】
ストッパブロック31は、ピン14自体の軸方向への移動により、もしくはピン14に対するストッパブロック31の軸方向への移動よりストッパ32から離脱可能に構成されており、ストッパブロック31を軸方向に移動させてストッパ32との係合を解除することで、ピン14が長孔16の下端部から上端部側に摺動自在になり、これにより後部煽戸5を手動操作によって開放させることができる。
【0056】
なお、荷箱1の傾動動作に伴う後部煽戸5の開放動作は前述したものと同様であり、その説明は省略する。従って、この後部煽戸開閉装置10によっても従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0057】
16は、請求項に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の実施の形態を示している。なお、前述した各後部煽戸開閉装置10の構成部材と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0058】
この後部煽戸開閉装置10は、後部煽戸5に対してブラケットアーム15を回動自在に支持し、ブラケットアーム15を保持手段40により後部煽戸5に対して所定の位置で固定状態で保持するとともに、この固定保持状態を解除することで後部煽戸5を開放させようとするものである。
【0059】
保持手段40は、一端部同士が屈折自在に連結されたロッド41と操作リンク42とから構成されている。
【0060】
ロッド41は、その長さが調整可能になされるとともに、他端部がブラケットアーム15に回動自在に支持されている。
【0061】
操作リンク42の他端は、後部煽戸5の外側面にブラケット43を介して回動自在に支持されている。
【0062】
このロッド41と操作リンク42とは、後部煽戸5を閉塞した状態では操作リンク42を後部煽戸5の外側面に押圧する方向に力が作用して図16に示すような屈折状態になるように構成されており、これにより後部煽戸5とブラケットアーム15とは一体化された状態となり、後部煽戸5を閉塞状態で保持している。
【0063】
次に、操作リンク42をこの操作リンク42に設けられたレバー42aを把持して後方に回動させることで、ロッド41と操作リンク42とが逆方向に屈折し、これにより後部煽戸5とブラケットアーム15とが互いに自由になることから後部煽戸5が開放される。
【0064】
なお、荷箱1の傾動動作に伴う後部煽戸5の開放動作は前述したものと同様であり、その説明は省略する。従って、この後部煽戸開閉装置10によっても従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0065】
17は、請求項に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の実施の形態を示している。なお、前述した各後部煽戸開閉装置10の構成部材と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0066】
この後部煽戸開閉装置10は、後部煽戸5に対してブラケットアーム15を回動自在に支持し、ブラケットアーム15を保持手段40により後部煽戸5に対して所定の位置で固定状態で保持するとともに、この固定保持状態を解除することで後部煽戸5を開放させようとするものである。
【0067】
保持手段40は、後部煽戸5の外側面にブラケットアーム15の基端部よりに上方から当接するストッパ45をストッパガイド46を介して当該外側面に沿って移動自在に設けたものである。
【0068】
このストッパ45をストッパ45の上端部に設けられたレバー45aを把持して上方に引っ張ることで、ストッパ45がブラケットアーム15から上方に退避し、これにより後部煽戸5とブラケットアーム15とが互いに自由になることから後部煽戸5が開放される。
【0069】
なお、荷箱1の傾動動作に伴う後部煽戸5の開放動作は前述したものと同様であり、その説明は省略する。従って、この後部煽戸開閉装置10によっても従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0070】
18は、請求項に係る発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置の実施の形態を示している。なお、前述した各後部煽戸開閉装置10の構成部材と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0071】
この後部煽戸開閉装置10は、連結ロッド13とブラケットアーム15とを連結するピン14を着脱自在にしたものである。なお、ブラケットアーム15は後部煽戸5に固設されている。
【0072】
具体的には、ブラケットアーム15には、図19に示すように連結ロッド13の他端部13bを保持する湾曲状の保持部材50がピン51により回動自在に設けられるとともに、保持部材50を連結ロッド13側に押圧する補助押えネジ52が設けられている。
【0073】
さらに、前記ブラケットアーム15には、保持部材50をピン51を中心にして図19において反時計方向に強制的に回動させるためのロッド外しレバー53が回動自在に設けられており、このロッド外しレバー53と保持部材50の先端部が係合自在になされている。
【0074】
従って、後部煽戸5を開放させる場合には、まず、補助押えネジ52を保持部材50側にねじ込み、保持部材50を介して連結ロッド13の他端部13bを押圧する。これにより連結ロッド13とブラケットアーム15との連結によってピン14にかかっていた負荷が、ブラケットアーム15に設けられた補助押えネジ52でも受けることで緩和され、ピン14がブラケットアーム15から抜け易くなる。
【0075】
そして、上述の状態になされたピン14を抜き取る。この際、連結ロッド13の他端部13bは保持部材50によってブラケットアーム15側に保持されているので、ブラケットアーム15から抜け落ちることがない。
【0076】
次に、ロッド外しレバー53を下方に回動させて保持部材50を強制的に図19において反時計方向に回動させて、保持部材50から連結ロッド13を下方に離脱させることで、当該連結ロッド13をブラケットアーム15から取り外す。これにより後部煽戸5はヒンジ5aを中心に回動自在になり、開放される。
【0077】
なお、ブラケットアーム15の下方には、当該ブラケットアーム15から下方に脱落した連結ロッド13を受けるためのロッド受け(図示省略)が設けられており、比較的重量物である連結ロッド13が急に落下することによる事故発生を防止している。
【0078】
なお、荷箱1の傾動動作に伴う後部煽戸5の開放動作は前述したものと同様であり、その説明は省略する。従って、この後部煽戸開閉装置10によっても従来と同様な後部煽戸の開閉動作を簡単な構成により確実に行うことができるとともに、構成が簡単になった分、組付け作業も容易になる。
【0079】
20は、請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示している。なお、図20では後部煽戸開閉装置10として前述した図1の後部煽戸開閉装置を例に採っており、図1の後部煽戸開閉装置の構成と同じ部材には同符号を付して説明は省略する。
【0080】
このダンプカーの後部煽戸開閉装置は、前述した各種の後部煽戸開閉装置10において、後部煽戸5と荷箱1の本体部との間に付勢部材としてのスプリング100を設けたものである。
【0081】
具体的には、スプリング100は、後部煽戸5を図20に示す閉塞状態から図21に示す開放状態まで開放するに従って引張り力が生じるように、その一端がヒンジ5aによる後部煽戸5の下端回動部5bに固設されたブラケット101に連結されるとともに、他端が荷箱1の後端下部1aに固設されたブラケット102に連結されている。従って、上記スプリング100に引張り力が生じることで、後部煽戸5には閉塞方向への付勢力が作用することになる。
【0082】
よって、固定手段20を解除して後部煽戸5を手動操作により開放させる際には、スプリング100の付勢力が後部煽戸5を閉塞させる方向に作用することになり、この付勢力によって当該後部煽戸5の急激な開放を防止することができる。従って、後部煽戸5の急激な開放による怪我などが防止できるので、安全な状態で後部煽戸5を開放させることができる。
【0083】
また、後部煽戸5を図21に示す開放状態から手動操作により閉塞させる際には、スプリング100の付勢力が後部煽戸5を閉塞させる方向に作用していることから、この付勢力が後部煽戸5の閉塞動作を補助することになり、作業者の負担を軽減させて後部煽戸5を容易に閉塞させることができる。
【0084】
一方、後部煽戸5を荷箱1の傾動に伴い機械的に開放させる際においても、スプリング100の付勢力が上述と同様に作用するため、後部煽戸5を円滑に開閉させることができる。
【0085】
【発明の効果】
以上述べたように、本願の各発明のダンプカーの後部煽戸開閉装置によれば、後部煽戸開閉装置を簡単な構成によって、従来と同様な手動による後部煽戸の開閉操作ができ、しかも組付け作業が容易であり作業負担の軽減を図ることができる。
【0086】
また、後部煽戸と荷箱の本体部との間に、後部煽戸を閉塞方向に付勢して当該後部煽戸の開閉を補助する付勢部材を連結したことで、後部煽戸の急激な開放を防止することができるとともに、作業者の負担を軽減させて後部煽戸を容易に閉塞させることができ、後部煽戸の円滑な開閉動作を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1、2記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図2】 連結ロッドのピンとブラケットアームとの連結構造を示す正面図である。
【図3】 連結ロッドのピンとブラケットアームとの連結構造を示す側面図である。
【図4】 ストッパを示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図5】 係止部材を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【図6】 係止部材をブラケットアームのブラケットに取付けた状態を示し、(a)正面図、(b)は側面図である。
【図7】 固定手段を解除した状態の後部煽戸開閉装置を示す側面図である。
【図8】 固定手段を解除して後部煽戸を開放した状態の後部煽戸開閉装置を示す側面図である。
【図9】 後部煽戸を開放した状態で荷箱を傾動させた状態の後部煽戸開閉装置を示す側面図である。
【図10】 固定手段によりピンを固定した状態で荷箱を傾動させた状態の後部煽戸開閉装置を示す側面図である。
【図11】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図12】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図13】 図12に示す後部煽戸開閉装置のピンの形状を示す斜視図である。
【図14】 同じくピンの形状を示す断面図である。
【図15】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図16】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図17】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図18】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である
【図19】 図18に示す後部煽戸開閉装置を示す拡大の側面図である。
【図20】 請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置の構成を示す側面図である。
【図21】 同じく請求項記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置において後部煽戸が開放した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 荷箱
2 車枠
5 後部煽戸
10 後部煽戸開閉装置
11 リンクアーム
13 連結ロッド
14 ピン
15 ブラケットアーム
16 長孔
20 固定手段
21 ストッパ
25 係止部材
40 保持手段
50 保持部材
52 補助押えネジ
53 ロッド外しレバー
100 スプリング(付勢部材)

Claims (9)

  1. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに回動自在に連結され、また、前記ピンの外端部にストッパが固設される一方、該ストッパに対応して前記ブラケットアームの外側面にストッパと係脱自在な係止部材が固設され、記ピンが、ストッパの回動操作により長孔の下端部に配置された位置でストッパを係止部材に係止させて定されるとともに、ストッパと係止部材との係止を解除させて長孔内を摺動可能に構成されたことを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  2. 前記ストッパは、前記ピンに固設された本体部の内側面に略三日月状の係止部を突設して形成され、また、係止部材は、長孔の下端部を形成する孔部を有してブラケットアームに固設された本体部の外側面に前記ストッパの係止部に対応した略三日月状の係止部を突設して形成され、ストッパの回動操作によりその係止部の係止面が係止部材の係止部の係止面に摺接しつつ係脱することを特徴とする請求項1記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  3. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに連結され、また、前記ブラケットアームにピンと当接可能なピンストッパが回動自在に設けられ、上記ピンが、ピンストッパの回動操作により長孔の下端部に配置された位置で固定されるとともに、固定を解除させて長孔内を摺動可能に構成されたことを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  4. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに回動自在に連結され、また、前記ピンに長孔に対応する幅の切欠部が形成され、上記ピンが、ピンの回動操作により長孔の下端部に配置された位置で切欠部を長孔と交差させて固定されるとともに、切欠部を長孔と合致させて長孔内を摺動可能に構成されたことを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  5. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部に長孔が形成されたブラケットアームが固設され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記ブラケットアームの長孔に摺動自在に挿入されたピンに連結され、また、前記ピンの外端部にストッパブロックが設けられる一方、該ストッパブロックに対応して前記ブラケットアームの外側面にストッパブロックの上方移動を阻止するストッパが固設され、上記ピンが、ストッパブロックをストッパに係合させることにより長孔の下端部に配置された位置で固定されるとともに、ストッパブロックをピンとともに、もしくは、ピンに対して軸方向に移動させ、ストッパとの係合を解除させて長孔内を摺動可能に構成されたことを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  6. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部にブラケットアームが回動自在に支持され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記後部煽戸のブラケットアームに回動自在に支持され、また、後部煽戸および上記ブラケットアームに、一端部同士が屈折自在に連結された操作リンクおよび長さを調整可能なロッドの各他端部がそれぞれ回動自在に支持され、後部煽戸に対して操作リンクおよびロッドを後部煽戸側に屈折させてブラケットアームを所定の位置で固定保持するとともに、操作リンクおよびロッドを後方に屈折させてブラケットアームの固定保持を解除することを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  7. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記後部煽戸の下端部にブラケットアームが回動自在に支持され、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記後部煽戸のブラケットアームに回動自在に支持され、また、後部煽戸には、ブラケットアームと当接可能なストッパを移動自在に設け、ストッパをブラケットアームに当接させて後部煽戸に対してブラケットアームを所定の位置で固定保持するとともに、ストッパをブラケットアームから離脱させてブラケットアームの固定保持を解除することを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  8. 車枠上に荷箱が傾動自在に搭載され、該荷箱の後部開口に後部煽戸がその下端縁を中心にして上開き自在に設けられたダンプカーにおいて、前記荷箱の底部にリンクアームの一端部が回動自在に支持され、該リンクアームの他端部に連結ロッドの一端部が回動自在に支持されるとともに、連結ロッドの他端部が前記後部煽戸の下端部に固設されたブラケットアームに回動自在に支持され、ブラケットアームには、連結ロッドの他端部を保持する保持部材が回動自在に設けられるとともに、この保持部材を連結ロッド側に押圧する補助押えネジが設けられ、さらに、上記ブラケットアームには、保持部材から連結ロッドの他端部を離脱させるロッド外しレバーが回動自在に設けられたことを特徴とするダンプカーの後部煽戸開閉装置。
  9. 前記後部煽戸と荷箱の本体部との間には、後部煽戸を閉塞方向に付勢して当該後部煽戸の開閉を補助する付勢部材が連結されたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載のダンプカーの後部煽戸開閉装置。
JP2001032210A 2000-02-10 2001-02-08 ダンプカーの後部煽戸開閉装置 Expired - Lifetime JP4345908B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001032210A JP4345908B2 (ja) 2000-02-10 2001-02-08 ダンプカーの後部煽戸開閉装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000033351 2000-02-10
JP2000-33351 2000-02-10
JP2001032210A JP4345908B2 (ja) 2000-02-10 2001-02-08 ダンプカーの後部煽戸開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001294074A JP2001294074A (ja) 2001-10-23
JP4345908B2 true JP4345908B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=26585191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001032210A Expired - Lifetime JP4345908B2 (ja) 2000-02-10 2001-02-08 ダンプカーの後部煽戸開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4345908B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5284118B2 (ja) * 2009-01-15 2013-09-11 新明和工業株式会社 ダンプ車両
JP6849562B2 (ja) * 2017-08-31 2021-03-24 新明和工業株式会社 ダンプ車両
CN108340825B (zh) * 2018-02-12 2019-12-17 台州统发机械有限公司 一种自卸车卸料门的安全装置
CN112751281B (zh) * 2020-12-14 2022-07-26 国网浙江省电力有限公司东阳市供电公司 一种10kV开关手车防倾倒装置
CN115799864B (zh) * 2022-12-15 2023-11-03 海南电网有限责任公司文昌供电局 一种发电车并网线夹装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001294074A (ja) 2001-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8596693B2 (en) Locking unit
US5522626A (en) Lock with assisted closure especially for a motor vehicle door
CA2276858C (fr) Appareil anti-chute sur cable vertical
JP4345908B2 (ja) ダンプカーの後部煽戸開閉装置
JP3754777B2 (ja) インターロック装置
EP0507708B1 (fr) Dispositif de sécurité pour tampon articulé de regard de chaussée
US5066055A (en) Locking device for hood
KR101605784B1 (ko) 트럭용 윙도어 잠금장치
JPH031572Y2 (ja)
FR2587401A1 (fr) Dispositif d'arret de porte de vehicule automobile
JP3263802B2 (ja) スライドドアのハンドル装置
JP3975419B2 (ja) ラッゲージ開閉装置
FR2840267A1 (fr) Siege de vehicule
JPS5943130Y2 (ja) キヤブオ−バ−型トラツクのフロントグリル開閉装置
JP3738190B2 (ja) 車両用収納体
JP2022180969A (ja) ダンプトラックの煽戸用取手、およびダンプトラック
JP4501313B2 (ja) 荷台用ゲート
JPH08198147A (ja) キャブロック装置
JPH0117446Y2 (ja)
JP4342897B2 (ja) ルーフキャリア装置
JPH0611559Y2 (ja) カバ−開閉機構
JPH08183397A (ja) 両開き可能なルーフボックス
JP3207363B2 (ja) 荷台カバーと荷台カバー用の止め金具
JP2668342B2 (ja) 扉停止保持装置
JP2004116259A (ja) 跳上ドアにおける落下防止ストッパー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090326

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20090326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090707

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4345908

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120724

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130724

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term