JP4344332B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

この発明は、遊技機に関する。
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機はマイコンを内蔵していて、抽選・入賞・払い出し・演出の制御をプログラムで実現している。この種の遊技機は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び該抽選結果に応じた入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行う第1処理部(いわゆるメイン基板)と、第1処理部から遊技者の操作を受けて処理を行い生成したコマンドを受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行う第2処理部(いわゆるサブ基板)とを備えている。従来のスロットマシンのブロック図を図8に示す。
サブ基板2はメイン基板1からコマンドをうけ、これに従って演出等の処理を行う。コマンドの流れはメイン基板1からサブ基板2への一方のみであり、逆にサブ基板2からメイン基板1へコマンド等が出されることはない。
メイン基板1にはスタートスイッチ30,ストップスイッチ50,リール駆動部70,リール位置検出回路71、ホッパー駆動部80及びホッパー81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82が接続されている。サブ基板2には液晶表示装置62の制御基板200、スピーカ基板201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。これらの詳細は後述する。
特開2003−225360号公報「スロットマシン」 ゲームの進行を制御するメイン基板を備えるスロットマシンにおいて、ゲームの進行などを制御する信号とは異なる特定信号を前記メイン基板からサブ基板へ出力するようにし、サブ基板で一定時間内に特定信号を受信しないときにエラー処理を行わせることにより、メイン基板の不正な交換を検知する。
前述のようにメイン基板1はマイコンつまりCPU、ROM、RAMを内蔵していて、抽選・入賞・払い出し・演出の制御をプログラムで実現している。このプログラムに従いマイコンが動作することにより、メイン基板1は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び該抽選結果に応じた入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うのである。このようにメイン基板1のプログラムは遊技に関する重要な制御を行っている。
ところで、スロットマシンやパチンコ機のような遊技機は法律による規制を受けていて、このためメイン基板1のプログラムは関係機関による事前の検定及び承認を受ける必要があり、勝手に改変することは許されていない。メイン基板1に搭載されるプログラム、具体的にはROMの内容は関係機関への申請時に決定され、同じ機種の遊技機のROMの内容は常に同一であることが求められている。メイン基板1は封印固定されるとともに、市場にて改変されないようにROMはカシメなどで基板より外すことのできない構造で守られている。
しかし、それでも不正な手段を用いてメイン基板1又はこれに搭載されているROMが交換され、プログラムの内容が変更されることがあった。抽選の際の当選確率を通常よりも高くするように改変したプログラムを書き込んだROMを不正にメイン基板1に装着し、もって不正な利益を得ようとするのである。このような不正行為による損害はかなりの額に上りホールの経営を圧迫するとともに、社会問題にもなりつつある。このような不正行為を防止するためにメイン基板1を封印したり容易に取り外せないような構造にしたりと対策が取られているが、それでもなお不正行為は後を絶たない。そのため、不正なメイン基板1の交換を防止するための方策とともに、不正なメイン基板1が装着されたときにこれを検出することが求められるようになった。
本発明の目的は係る課題を解決するためになされたものであり、不正なメイン基板の交換が行われたときにその事実を音や光などで報知し速やかに確認できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明に係る遊技機は、内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更回数を記憶する第1設定変更回数記憶部と、内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更が行われたときに前記第1設定変更回数記憶部の設定の変更回数を更新する設定変更回数更新部とを含み、遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体を払い出す遊技制御を行う第1処理部と、
内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更回数を記憶する第2設定変更回数記憶部と、前記第1処理部から前記第1設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数を受け、前記第2設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数との整合性を判定する設定変更回数整合性判定部と、前記設定変更回数整合性判定部の出力に基づき報知するエラー報知部とを含む第2処理部と、を備えるものである。
前記設定変更回数整合性判定部は、例えば、前記第1処理部から受けた前記第1設定変更回数記憶部の設定の変更回数をM、前記第2設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数をNとしたとき、M=N又はM=N+α(αは予め定められた整数、例えばα=1,2,3、・・・のいずれか)のときに整合性があると判定する。
前記設定変更回数整合性判定部は、例えば、前記第2設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数をNとしたとき、前記第1処理部から設定変更の通知を受けたときNをN+α(αは予め定められた整数、例えばα=1,2,3、・・・のいずれか)に更新する。設定の変更回数の累積を正しく求めるためにはα=1であるが、α=2,3、・・・であっても不正行為検出は可能である。αは負の整数であってもよい。
前記設定変更回数整合性判定部は、例えば、予め定められたよりも長い期間、前記第1処理部から前記第1設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数を受けないとき、整合性がないと判定する。
前記第2処理部は、前記第1処理部における遊技制御の回数を計数し、それが予め定められた規定遊技回数に達したときにエラー報知をリセットするエラーリセット部を含むようにしてもよい。
前記第2処理部は、予め定められたよりも長くエラー報知が継続したときに当該エラー報知をリセットするエラーリセット部を含むようにしてもよい。
前記エラーリセット部は、好ましくは、前記第1処理部から受けた前記第1設定変更回数記憶部の設定の変更回数に整合するように前記第2設定変更回数記憶部の設定の変更回数を更新する。
本発明は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体を払い出す遊技制御を行う第1処理部と、前記第1処理部からコマンドを受けて内部抽選の結果の報知を含む演出を行う第2処理部とを備える遊技機において不正行為を防止するための方法であって、
前記内部抽選及び入賞判定に関する設定変更が行われたときに、前記第1処理部に記憶されている設定の変更回数を更新するステップと、
遊技を契機として前記第1処理部に記憶されている前記設定の変更回数を前記第2処理部へ送るステップと、
前記第1処理部からの前記設定の変更回数と前記第2処理部に記憶されている設定の変更回数の整合性を判定するステップと、
整合性がとれていないときにエラーを報知するステップと、
整合性がとれているときに前記第2処理部に記憶されている設定の変更回数を更新するステップとを備えるものである。
前記第1処理部における遊技制御の回数を計数するステップと、
前記遊技制御の回数が予め定められた規定遊技回数に達したときにエラーをリセットするステップとをさらに備えるようにしてもよい。
本発明は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体を払い出す遊技制御を行う第1処理部としてコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
前記内部抽選及び入賞判定に関する設定変更が行われたときに、記憶されている設定の変更回数を更新するステップと、
遊技を契機として記憶されている前記設定の変更回数を外部へ送るステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体を払い出す遊技制御を行う第1処理部からコマンドを受けて内部抽選の結果の報知を含む演出を行う第2処理部としてコンピュータを動作させるためのプログラムであって、
外部から遊技機の内部抽選及び入賞判定に関する設定変更の回数を受けるステップと、
外部から受けた前記設定変更の回数と前記第2処理部に記憶されている設定の変更回数の整合性を判定するステップと、
整合性がとれていないときにエラーを報知するステップと、
整合性がとれているときに前記第2処理部に記憶されている設定の変更回数を更新するステップとを実行させるためのプログラムである。
上記プログラムで、外部から遊技機の遊技に関する情報を受けて、遊技の回数を計数するステップと、
前記遊技の回数が予め定められた規定遊技回数に達したときにエラーをリセットするステップとをさらに実行させるようにしてもよい。
この発明に係るプログラムは、例えば、記録媒体に記録される。
媒体には、例えば、EPROMデバイス、フラッシュメモリデバイス、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、CD(CD−ROM、Video−CDを含む)、DVD(DVD−Video、DVD−ROM、DVD−RAMを含む)、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きのRAMメモリカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ、不揮発性RAMカートリッジ等を含む。
媒体とは、何等かの物理的手段により情報(主にデジタルデータ、プログラム)が記録されているものであって、コンピュータ、専用プロセッサ等の処理装置に所定の機能を行わせることができるものである。
本発明によれば、設定の変更回数の整合性を判定することにより不正なメイン基板の交換を検知し、当該不正行為が行われたときにその事実を音や光などで報知し速やかに確認できるようになる。
発明の実施の形態1.
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は遊技機(スロットマシン)の正面図である。
スロットマシン10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、スロットマシン10の正面で略中央の高さに設けられている。
スロットマシン10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、メダル投入口100に連続してメダル投入をして貯留させた貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40とから構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
スロットマシン10の内部には、図示していないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置が内蔵されている。制御装置は、図示しないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPU(処理部)が遊技者の操作を受けてROM(記憶部)に記憶されたプログラムを読み込むことで動作させるものであり、具体的には、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAM(記憶部:図示しないバックアップ電源により電源断時においてもデータは保持される)に記憶される。CPUはROMに記録されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、RAMに処理に必要な一時的なデータを記録するとともに記録されたデータを必要に応じて読み出して参照する。
スタートスイッチ30は、前述のように回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、入賞判定に応じて得られる「再遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ50は、前述のようにリールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40の回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、前記「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、表示窓12の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると入賞と判定され、図示しないホッパーユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
前述の制御装置は、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御する際に、予め定めた内部抽選確率に基づいて入賞か否かの入賞判定のための抽選を行う入賞抽選手段を含む。この入賞抽選手段による内部抽選結果が当選である場合に入賞フラグが成立し、この入賞フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞が確定し、遊技者にメダルの払い出しや、遊技者にとって有利な特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
図2はスロットマシン10の電気的な概略構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。スロットマシン10は、その主要な処理装置としてメイン基板1(第1処理部)とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板2(第2処理部)とを備える。なお、メイン基板1とサブ基板2はそれぞれ、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
メイン基板1は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板1は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。メイン基板1のROM内には例えば設定値1〜6にそれぞれ対応する複数の抽選テーブル(図示しない)が格納されており、後述する設定変更によって設定された設定値に対応した抽選テーブルを用いて抽選処理が行われる。
サブ基板2は、メイン基板1からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板2は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
コマンドの流れはメイン基板1からサブ基板2への一方のみであり、逆にサブ基板2からメイン基板1へコマンド等が出されることはない。
図2において、1aは内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更回数を記憶する設定変更回数記憶部(第1設定変更回数記憶部)、1bは設定の変更が行われたときに設定変更回数記憶部1aの設定の変更回数を更新する設定変更回数更新部である。
遊技機は、基本的に絵柄が揃ったときにメダルを払い出すものであるが、絵柄が揃うかどうかは内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。また、ビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)、小役などのさまざまな賞も内部のコンピュータによる抽選の結果に従う。抽選の処理については、所定の範囲内で設定可能(当選の確率を高くしたり低くしたり)であり、遊技機が設置されるホールなどにおいて店側により設定作業が行われる。通常のスロットマシンは、BB,RB、小役等の抽選確率の異なる複数(例えば6つ)の抽選テーブルを予め備える。スロットマシンの抽選では、それら複数の抽選テーブルの中から1つが設定され、この設定された抽選テーブルに基づいて抽選による当たり/ハズレの判定がなされる。複数の抽選テーブルのうちどれを使用するかに関する設定を変更することを、設定の変更(設定変更)と称している。設定変更回数記憶部1aで記憶する値は、そのような設定変更を行った回数である。設定変更の具体的な手順は後述する。
図2において、2aは内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更回数を記憶する設定変更回数記憶部(第2設定変更回数記憶部)と、2bはメイン基板1から設定変更回数記憶部1aに記憶された設定の変更回数を受け、これを設定変更回数記憶部2aに記憶された設定の変更回数との整合性を判定する設定変更回数整合性判定部、2cは設定変更回数整合性判定部2bの出力に基づきエラーを報知するエラー報知部、2dは所定の条件を満たしたときエラーをリセットするエラーリセット部である。
なお、図2において1a及び1b,2a乃至2dをメイン基板1やサブ基板2に内蔵させたり、それぞれメイン基板1、サブ基板2のプログラムで実現するような形で表現しているが、本発明はこれに限定されない。1a及び1b,2a乃至2dをそれぞれメイン基板1、サブ基板2とは別個のハードウエアの形で実現するようにしてもよい。
メイン基板1にはスタートスイッチ30,ストップスイッチ50,リール駆動部70,リール位置検出回路71、ホッパー駆動部80及びホッパー81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82が接続されている。サブ基板2には液晶表示装置62の制御基板200、スピーカ基板201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。以下、スタートスイッチ30,ストップスイッチ50を除く、これらの周辺基板/装置について説明する。
リール駆動部70は、3つのリール40を回転駆動する図示しないステッピングモータを駆動する回路である。各ステッピングモータはリール駆動回路70によって1−2相励磁されており、所定数のパルスの駆動信号が供給されるとそれぞれ1回転する。
リール位置検出回路71は、リール40の近傍に設けられてリール40の回転位置を検出するための図示しないフォトセンサから出力パルス信号を受け、3つのリール40それぞれの回転位置を検出し、その検出信号を出力するものである。図示しないフォトセンサは各リール40が一回転する毎に各リール40に設けられた遮蔽板を検出してリセットパルスを発生する。このリセットパルスはリール位置検出回路71を介してメイン基板1のCPUに与えられる。メイン基板1のRAM内には、各リール40について一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納されており、CPUはリセットパルスを受け取ると、RAM内に形成されたこの計数値を“0”にクリアする。このクリア処理により、各シンボルの移動表示と各ステッピングモータの回転との間に生じるずれが、一回転毎に解消されている。
ホッパー駆動部80は、メダルを収納するとともに指示された入賞に応じた枚数のメダルを払い出すホッパー81のモーターを駆動する回路である。
メダル検出部82は、ホッパー81から払い出されるメダル数を計数するためのものである。メイン基板1のCPUは、このメダル検出部82から受けた実際に払い出しのあったメダル計数値が入賞に応じた所定の配当枚数データに達した時に、ホッパー駆動部80による駆動を停止させ、メダル払い出しを終了させる。ホッパー駆動回路80,メダル検出部82により、遊技の結果にて得られた入賞に基づいて所定枚数のメダルが遊技者に払い出される。
設定キースイッチ90は、上述の設定変更を行うためのスイッチである。当該スイッチ90は筐体の内部に収納され、鍵を持つホール係員のみが操作できるようになっている。
液晶制御基板200は、液晶表示部62を駆動するための回路である。
スピーカ基板201は、図示しないスピーカを吹鳴駆動するための回路である。
LED基板202は、図示しない表示ランプやバックランプを駆動するための回路である。
液晶表示装置62、図示しないスピーカや表示ランプ等は演出表示装置を構成する。この演出表示装置は、遊技者に入賞等を報知したり、いわゆるアシストタイム(AT)において、一定ゲーム間に特定の小役を台自体が何らかのアクションを伴ってユーザに教えるためのものである。
なお、メイン基板1のROMには、このスロットマシン10で実行されるゲーム処理の手順がシーケンスプログラムとして記憶されている他、入賞確率テーブル,シンボルテーブルおよび入賞シンボル組合せテーブル等がそれぞれ区分されて格納されている。入賞確率テーブルは、図示しない乱数発生部で抽出された乱数を各入賞態様に区分けするように区分されており、乱数発生部で発生する一定範囲の数値の中から抽出される乱数を各入賞態様に区画するデータを記憶している。すなわち、入賞確率テーブルは、乱数発生器20がとる乱数の全領域に対応して、各入賞態様ごとに区分された領域を有するものである。例えば、0〜一定数の範囲を複数に区分し、ひとつの区分(領域)を外れとし、他の区分(領域)を入賞1、入賞2、・・・というように設定する。抽出された乱数データは、乱数発生器20から生成される乱数と対応するようにした全領域中の各入賞態様ごとに区分された入賞判定領域データそれぞれと照合し、当該抽出乱数データが属する入賞態様に対応する当選が決定される。例えば、抽出された乱数の数値が、入賞確率テーブル5のどの区分(領域)に属するか調べ、その区分が例えば入賞1の区分であれば「入賞1」と判定される。同様に、抽出された乱数の数値が入賞判定テーブル5の外れの区分(領域)に属すれば「外れ」と判定される。抽選処理の評価が例えば外れの場合は所定の図柄が揃わないように設定され(いわゆる蹴飛ばし)、当たりの場合はストップスイッチが所定のタイミングで押下されることなどを条件に所定の図柄が揃うように設定される(いわゆる引き込み)。そして、所定の図柄が揃えば入賞図柄に相当するメダルが払い出される。各種の入賞はこのような入賞確率テーブルのデータ設定に応じた確率の下で発生し図柄の停止制御が行われるため、遊技者の技量に極端に左右されることなく、例えば1日の営業時間内でのトータル的なメダル支払い率がほぼ一定に維持されている。
上述のように遊技機では、メイン基板1の他にサブ基板2を持ち、ここで音や光、図柄(画像)表示など演出の制御を行っている。メイン基板1とサブ基板2は片方向の通信のみ行うことのできる通信線にてメイン基板1からサブ基板2にデータを送出している。本発明の実施の形態において、この通信路を利用してメイン基板1における設定変更の回数をサブ基板2へ送り、設定の変更回数に基づきメイン基板1が交換されたかどうか判定する。
本発明の実施の形態では、設定の変更回数をいわば秘密の合言葉として使用している。設定の変更回数は遊技機ごとに異なる固有のもので、しかもそれを外部から窺い知ることは困難である。このような理由から設定の変更回数は秘密の合言葉として適当である。通常の使用状態において、メイン基板1とサブ基板2の設定の変更回数は一致していて両者の整合性は取れているが、メイン基板1が交換されるとそれに記憶されている設定の変更回数と、サブ基板2に記憶されている設定の変更回数は整合しなくなる。これを検知してエラー報知することによりメイン基板1が交換されたことを容易に知ることができる。なお、修理等においてメイン基板1を交換することがあるが、所定の条件を満たしたとき(長時間エラー報知が継続するような不正行為者にとって耐えられないような条件)、エラーリセット部2dでエラーをリセットするとともに、サブ基板2の設定の変更回数を、メイン基板1のそれに適合させることにより通常の使用に支障しないようにできる。
図3は発明の実施の形態1に係る遊技機の処理の全体を示すフローチャートである。
S1:遊技機の電源スイッチをオンにする。設定変更を行うときは設定キースイッチ90をオンにしつつ、遊技機の電源スイッチをオンにする。設定キースイッチ90は図示しない電源部(扉の内側に設けられている)のパネルに設けられている。通常はオフである。設定キースイッチがオンの場合、図示しない表示部(例えば図柄表示窓13の下側に設けられている)に現在の設定値が表示される。
S2:電源スイッチのオン時に設定キースイッチがオン(S2でYES)であれば設定モードになり、S3及びS4の処理を行う。オフ(S2でNO)であればS5に進み、通常遊技状態になる。
S3:設定変更処理を行う。設定変更処理の詳細は後述する(図4参照)。
S4:設定変更処理の後に、設定変更回数記憶部1aの設定の変更回数を更新する。例えば、設定変更回数記憶部1aに記憶されている設定の変更回数がMであるとき、新たな設定の変更回数をM+1とする。この場合、Mは設定の変更回数の累積を意味する。なお、秘密の合言葉としては+1に限らず+2、+3、・・・であってもよい。メイン基板1のプログラムとサブ基板2のプログラムで設定の変更回数をどのように計算するか、両者の整合がとれるように予め定めておけばよい。さらに言えば、初期値から所定の関数に基づき設定変更の際に一意に算出される値であってもよく、このような値も本発明に係る設定の変更回数に含まれる。設定変更処理を行ったことはコマンドでサブ基板2にも通知されるので、メイン基板1の場合と同様に設定変更回数記憶部2aの設定の変更回数を更新する。以上の処理により、メイン基板1とサブ基板2の設定の変更回数が一致したとき、それ以降、両者は常に一致するようになる。
なお、設定変更処理を行ったことのコマンドがサブ基板2へ送られないときでも、本発明の実施の形態に係る方法を実現することができる。詳しくは後述する。
S5:通常遊技処理を行う。
次に、図4を参照して内部設定処理について説明する。
S31:内部設定を選択する。内部設定は例えば1〜6段階に設定できる。設定スイッチを操作すると、表示される設定値が変化する。
S32:スタートレバー30を操作する。
S33:S12の操作により設定値が確定する。
S34:設定キースイッチ90をオフにする。すると、当該設定値がメイン基板1に記憶され、表示器の設定値表示が消える。
次に、図5を参照して発明の実施の形態1に係る不正行為防止方法の処理を説明する。
S10:遊技者の操作を受けて通常の遊技処理が実行される。同時にサブ基板2で規定遊技回数(例えば100回)が設定される(S20)。規定遊技回数はエラーをリセットする条件に対応している。
S11:1回の遊技を行うごとに、メイン基板1はサブ基板2へ設定変更回数コマンドを送る。送信のタイミングは遊技の開始時点、遊技中、遊技の終了時点のいずれでもよい。設定変更回数コマンドは、当該コマンドであることを示す識別情報と設定変更回数記憶部1aで記憶している値を含む。
S21:サブ基板2で前記設定変更回数コマンドを受信する。
S22:設定の変更回数の整合性を確認する。例えば、設定変更回数整合性判定部2bは、メイン基板1から受けた設定変更回数記憶部1aの設定の変更回数をM、設定変更回数記憶部2aに記憶された設定の変更回数をNとしたとき、M=Nのときに整合性があると判定する。図3のS4で説明したように、メイン基板1とサブ基板2の設定の変更回数(初期値)が一致したとき、それ以降、両者は常に一致するようになる。両者が一致しないということはメイン基板1が交換されたと考えられる。
なお、設定変更処理を行ったことのコマンドがサブ基板2へ送られないときは次のような処理を行う。設定変更回数整合性判定部2bは、M=N又はM=N+1のときに整合性があると判定する。設定変更が行われなければM=Nであり、設定変更が行われた直後はM=N+1となる。後者も正常な範囲であり整合性がとれていると判定する。なお、+1の差をそのままにしていると設定変更ごとに誤差が累積して、メイン基板1を交換しないにもかかわらず整合性がとれてないと判断されるおそれがあるので、S23でYESの後に設定変更回数記憶部2aの値を更新する処理(図示しない)を実行するとよい。なお、+1以外にも、+2、+3、・・・やその他の処理を行う場合もある(図3のS4の説明参照)。
S23:整合性がとれているとき(YES)、図5の処理を終了して通常の遊技処理に戻る。整合性がとれていないとき(NO)、エラー報知処理(S24)及びエラーリセット処理(S25乃至S28)を行う。
S24:各種デバイスで整合性がとれていないことの報知を行い、リセットされるまで当該状態を維持する。エラーの報知は、サブ基板2で制御可能なランプやLED,液晶表示装置62の全部又は一部を発光あるいは点滅させたり、特定のパターンを点灯表示又は画像表示させることで行ったり、スピーカを吹鳴若しくは、前記報知態様を任意に組み合わせて行う。これに代えてあるいはこれとともに外部へエラー信号を出力するようにしてもよい。このエラー信号は例えばホールのコンピュータで受信され、ホールの監視装置上にエラーを表示させる。
S25:メイン基板1からの遊技終了コマンド(S12)を受けて、S20で設定した規定遊技回数を減算する。
S26:規定遊技回数を消化したかどうか判定し、消化していなければ(NO)、S25とS26の処理を繰り返す。
S27:規定遊技回数を消化したとき(S26でYES)は設定の変更回数の整合性を調整する。具体的には、設定変更回数記憶部2aの値Nを、設定変更回数記憶部1aの値Mに一致させる。
S28:各デバイスを通常状態に戻し、図5の処理を終了して通常の遊技処理に戻る。
S24乃至S28の処理により、設定回数の整合性がとれないときエラー報知を行うとともに、予め設定された規定遊技回数(例えば100回)だけ遊技を繰り返すことによりエラーをリセットできる。このようなリセット操作は修理などでメイン基板1を交換した際に行うが、不正行為の結果エラー状態になり、そこでこのような操作を繰り返し行うことはとても耐えられることではない。したがって、不正行為者にS25乃至S28のリセット処理を悪用されることはないと考えられる。
発明の実施の形態1において、メイン基板側では設定の変更回数を記憶し、サブ基板へコマンドとして遊技ごとに送信し、サブ基板側でそのコマンドを解析し、前回との整合性がとれない場合はその旨を各デバイスにおいて表示する。メイン基板が交換されると前記整合性がとれない状況になる。したがって、発明の実施の形態1によればメイン基板の交換を報知することができる。エラー処理に係る表示を規定ゲーム数(例えば100以上)を消化するまで(つまり一定時間以上)継続することにより、ホール側が速やかにメイン基板の不正な交換を発見することができる。
さらに、エラーリセット部を設け、エラーをリセットする機能及びメイン基板側の設定の変更回数とサブ基板側の設定の変更回数の整合性をとる機能を持たせたので、修理などでメイン基板を交換したときにエラーをリセットし通常の遊技に支障がないようにできるとともに、リセット操作を煩雑なものとして不正行為者によるリセットを困難なものとしている。
設定変更は何回も行われ、しかも通常は回数を記録することがない。設定の変更回数は遊技機ごとに固有のものでそれを外部から知ることは困難である。したがって、設定の変更回数は誰も知らない秘密のパスワードとして利用することができ、これを用いた発明の実施の形態1に係る装置/方法のセキュリティは非常に高い。
発明の実施の形態2.
メイン基板を不正に交換した場合、そもそも設定変更回数記憶部1aを備えなくなり、図3のS4の設定の変更回数の更新や、図5のS11の設定の変更回数コマンドの送信が実行されないことが考えられる。S4やS11の処理は特別なものであり、全ての機種のメイン基板に実装されているとは限らない。そこで、設定変更回数コマンドを受信できないときにエラーと判定するようにしてもよい。
図6は発明の実施の形態2に係る処理のフローチャートを示す。図6は処理の一部のみを示している。図6は、図5のS22の前に、設定変更回数コマンドを受信できないかどうか判定する処理(S21a)を追加したものである。
図6において、便宜上S21とS21aを分けて表示しているが、実際は両者は一体となって機能する。すなわち、規定遊技回数の設定(S20)の後に、サブ基板2は、メイン基板1からの設定変更回数コマンドを待ちつづける。設定変更回数整合性判定部2bは、予め定められたよりも長い期間、メイン基板1から設定の変更回数コマンド及び/又は設定変更回数記憶部1aに記憶された設定の変更回数を受けないとき(S21aでYES)、整合性がないと判定しエラー報知する(S21b)。例えば、遊技開始通知を受けてから所定時間(数秒乃至数分)内に設定変更回数コマンドを受信しないときエラー報知する。
発明の実施の形態3.
発明の実施の形態1では、エラー状態を解除するための条件は予め定められた規定遊技回数以上繰り返し遊技を行うことであったが、一定時間(例えば10分)以上経過することを条件としてもよい。図7に発明の実施の形態3に係る処理を示す。図7において、タイマーに時間を設定し(S25’)、当該時間よりも長くエラーの報知が継続したときに(S26’でYES)、整合性を調整する(S27)とともにエラーをリセットする(S28)。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
また、本明細書において、手段とは必ずしも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段により実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
遊技機(スロットマシン)の正面図である。 発明の実施の形態に係る遊技機のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る遊技機の電源投入時の処理フローチャートである。 発明の実施の形態に係る内部設定処理フローチャートである。 発明の実施の形態1に係る不正行為判定処理フローチャートである。 発明の実施の形態2に係る不正行為判定処理フローチャートである。 発明の実施の形態3に係る不正行為判定処理フローチャートである。 従来の遊技機のブロック図である。
符号の説明
1 メイン基板(第1処理部)
1a 設定変更回数記憶部(第1設定変更回数記憶部)
1b 設定変更回数更新部
2 サブ基板(第2処理部)
2a 設定変更回数記憶部(第2設定変更回数記憶部)
2b 設定変更回数整合性判定部
2c エラー報知部
2d エラーリセット部
10 スロットマシン
11 筐体
12 表示窓
13 図柄表示窓
16 ベットスイッチ
17 精算スイッチ
30 スタートスイッチ
40 回転リール
42 リールテープ
50 ストップスイッチ
60 リールユニット
61 図柄
62 液晶表示部
70 リール駆動部
71 リール位置検出回路
80 ホッパー駆動部
81 ホッパー
82 メダル検出部
90 設定キースイッチ
100 メダル投入口
200 液晶制御基板
201 スピーカ基板
202 LED基板
304 メダル払い出し口
311 メダル受け部(下皿)

Claims (7)

  1. 内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更回数を記憶する第1設定変更回数記憶部と、内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更が行われたときに前記第1設定変更回数記憶部の設定の変更回数を更新する設定変更回数更新部とを含み、遊技者の操作を受けて内部抽選及び入賞判定を行い、入賞に応じて遊技媒体を払い出す遊技制御を行う第1処理部と、
    内部抽選及び入賞判定に係る設定の変更回数を記憶する第2設定変更回数記憶部と、前記第1処理部から前記第1設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数を受け、前記第2設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数との整合性を判定する設定変更回数整合性判定部と、前記設定変更回数整合性判定部の出力に基づき報知するエラー報知部とを含む第2処理部と、を備える遊技機。
  2. 前記設定変更回数整合性判定部は、前記第1処理部から受けた前記第1設定変更回数記憶部の設定の変更回数をM、前記第2設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数をNとしたとき、M=N又はM=N+α(αは予め定められた整数)のときに整合性があると判定することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記設定変更回数整合性判定部は、前記第2設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数をNとしたとき、前記第1処理部から設定変更の通知を受けたときNをN+α(αは予め定められた整数)に更新することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記設定変更回数整合性判定部は、予め定められたよりも長い期間、前記第1処理部から前記第1設定変更回数記憶部に記憶された設定の変更回数を受けないとき、整合性がないと判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遊技機。
  5. 前記第2処理部は、前記第1処理部における遊技制御の回数を計数し、それが予め定められた規定遊技回数に達したときにエラー報知をリセットするエラーリセット部を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の遊技機。
  6. 前記第2処理部は、予め定められたよりも長くエラー報知が継続したときに当該エラー報知をリセットするエラーリセット部を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の遊技機。
  7. 前記エラーリセット部は、前記第1処理部から受けた前記第1設定変更回数記憶部の設定の変更回数に整合するように前記第2設定変更回数記憶部の設定の変更回数を更新することを特徴とする請求項5又は請求項6記載の遊技機。
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