JP4341963B2 - 補助便具および和式便器用の便器椅子 - Google Patents

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本発明は補助便具と、該補助便具を取り付けた和式便器用の便器椅子に関する。
従来、和式便器で用を足す際に膝を曲げた***姿勢をとることが困難な使用者、例えば高齢者や体の不自由な人などのために、和式便器の上に設置して、和式便器を洋式便器のように簡便に利用できるようにした排便用腰掛けが提供されている(特許文献1参照)。
そして、排便用腰掛けの脚部には伸縮機構部が装備されており、該脚部を伸縮させることによって、該排便用腰掛けは任意の高さに調節可能とされている。また、該排便用腰掛けには排便集合袋体が取り付けられており、該排便集合袋体によって外部が汚れるのを防止できるようにされている。
実公昭51−32271号公報(第1−2頁、第3図)
しかしながら上記従来の排便用腰掛けでは、該排便集合袋体に高さ調節機構が設けられていないため、排便用腰掛けの脚部を伸縮させて該排便用腰掛けの高さを調節した場合に、該排便集合袋体の高さを調節することができず、したがって、特に該排便用腰掛けの高さを高くしたときには、該排便集合袋体の下側に隙間が生じ、該隙間から汚物が飛散して和式便器の周辺が汚れてしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するための手段として、和式便器2の上に設置される筒状の基台部3と、該基台部3に取り付けられる筒状のガイド部4とからなる補助便具1であって、該ガイド部4は該基台部3に対して上下摺動可能とされており、該ガイド部4には取付部7が設けられ、該取付部7を介して該和式便器2の上に設置される和式便器用の便器椅子10に取り付けられている補助便具1を提供するものである。
該ガイド部4は該基台部3に対して左右回動可能に取り付けられていることが望ましい。
また本発明では、和式便器2の上に設置される和式便器用の便器椅子10であって、便器椅子10の座部21には開口部22が設けられ、該座部21の下側には上記の補助便具1が取り付けられており、また、便器椅子10の脚部12は長さ調節可能とされ、該脚部12の長さを調節することによって該座部21の高さは調節可能とされている和式便器用の便器椅子10が提供される。
本発明の補助便具1および和式便器用の便器椅子10では、補助便具1のガイド部4が基台部3に対して上下摺動可能とされているため、和式便器用の便器椅子10の座部21の高さを調節した場合に、該便器椅子10の座部21の高さ調節に追従して、該補助便具1のガイド部4が上下に摺動する。このとき、該補助便具1の基台部3は和式便器2の上に設置された状態のままであり、該補助便具1の基台部3とガイド部4との間に隙間が生じることはないので、該補助便具1の基台部3とガイド部4によって汚物が飛散することが確実に防止され、したがって和式便器2の周辺が汚れることがない。
また、該補助便具1のガイド部4が、和式便器2の上に設置した基台部3に対して左右回動可能に取り付けられていれば、和式便器2に対する向きを変えて便器椅子10を設置した場合であっても、和式便器2の上に設置した補助便具1の基台部3に対してガイド部4を左右に回動させることによって、該補助便具1のガイド部4の向きを該便器椅子10の向きに合わせることができる。
以下、本発明を実施例1および実施例2により詳細に説明する。
本発明を図1〜図5に示す一実施例によって説明する。
図1に示すように、補助便具1は、和式便器2の上に設置される樹脂製の筒状の基台部3と、該基台部3に上下摺動可能に取り付けられる樹脂製の筒状のガイド部4とからなる。
該基台部3の上部には、長円形の開口部5が形成されており、該基台部3の下部は、和式便器2の後部の形状に対応した形状とされている。
すなわち、該基台部3の下部の一端部および両側端部は、和式便器2の後部の形状に応じて略U字形状とされており、一方、該基台部3の下部の他端部は、略アーチ状に開口されている。
また、該基台部3の下部の四隅には、足引き部6が設けられており、使用者が立ち上がる際に足を引くためのスペースが確保されている。
該ガイド部4の上部の周縁には、取付部であるフランジ部7が設けられており、該ガイド部4の下部には、該基台部3の開口部5の形状に対応した長円形の係止段部8を介して、長円筒形の挿着筒部9が設けられている。
図2および図3に示すように、該補助便具1が取り付けられる和式便器用の便器椅子10は、左右一対の側枠11と、該左右の側枠11の前後にそれぞれ取り付けられる四本の脚部12と、該左右一対の側枠11の後部上側に差し渡されるコの字状の背枠13を有している。該背枠13の中央部には、樹脂製の背もたれ14が取り付けられており、該左右の側枠11の中央部には、左右一対の樹脂製の肘掛け15がそれぞれ跳ね上げ可能に取り付けられている(図5参照)。
また、該左右一対の側枠11の前部には、前枠16が差し渡されており、また、該左右一対の側枠11の後部には、後枠17が差し渡されている。該前枠16には左右一対のリンク杆18が取り付けられており、該リンク杆18の後端部は該後枠17に枢着され、該前枠16は前側から跳ね上げ可能とされている(図4参照)。
そして、該左右一対のリンク杆18には、断面コの字状のレール部19を有するレール部材20がそれぞれ取り付けられている(図3および図4参照)。
更に、該前枠16と該後枠17との間には、樹脂製の座部21が差し渡されている。該座部21には中央部から前部にかけて開口部22が設けられており、該座部21は略U字状とされている。該座部21の下面には、左右一対の把持部23がそれぞれ設けられており、該座部21を差し渡した状態(使用状態)において、該把持部23で該前枠16を把持することにより、該座部21が安定した状態とされている。また、該座部21の後縁部には左右一対のリンク短杆24が取り付けられており、該リンク短杆24の後端部は該後枠17に枢着され、該座部21は前側から跳ね上げ可能とされている(図4参照)。
該便器椅子10の脚部12は、該側枠11の下端部に上下摺動可能に外嵌されている。該側枠11の下端部には、係止ピン25が突出方向にバネ付勢された状態で取り付けられており、該脚部12には、三個の係止ピン挿通孔26が縦列して設けられている(図2〜図5参照)。
また、脚部12の下端部には、滑り止めのためのゴム脚27がそれぞれ取り付けられており、更に、後側の脚部12の間には、補助枠28が差し渡されている。
該和式便器用の便器椅子10に該補助便具1を取り付ける場合には、該補助便具1のガイド部4のフランジ部7を、該便器椅子10のレール部材20のレール部19に前側からスライド嵌合させて係止させる。
このようにして、該フランジ部7を介して該便器椅子10に該補助便具1を取り付けた後、該補助便具1の基台部3を和式便器2の後部を覆うように設置し、該便器椅子10に取り付けた補助便具1のガイド部4の挿入筒部を、該補助便具1の基台部3の開口部5に上側から挿入するとともに、該和式便器2の上に該便器椅子10を設置する。
該便器椅子10の座部21の高さを調節する場合には、該脚部12の係止ピン挿通孔26から突出している係止ピン25を、バネ付勢力に抗して押し込んで係止ロックを解除し、脚部12を上下に摺動させて長さを調節し、他の係止ピン挿通孔26から係止ピン25を突出させて係止ロックさせる。このようにして、該便器椅子10の脚部12の長さを調節することによって、該便器椅子10の座部21の高さを調節することができる。
また、便器椅子10の不使用時には、図5に示すように、該便器椅子10から補助便具1を取り外した後、座部21を前枠16から取り外して跳ね上げて、その後に該前枠16を跳ね上げる。そして、左右の肘掛け15を跳ね上げた後に、左右の側枠11を内側に折り畳むことによって、該便器椅子10は折畳み収納することができる。
上記のように、便器椅子10の脚部12が長さ調節可能とされ、該脚部12の長さを調節することによって該座部21の高さが調節可能とされているので、使用者の体型に応じて該座部21の高さを調節することができる。
そして、補助便具1のガイド部4が基台部3に対して上下摺動可能とされているため、和式便器用の便器椅子10の座部21の高さを調節した場合に、該便器椅子10の座部21の高さ調節に追従して、該補助便具1のガイド部4が上下に摺動する。このとき、該補助便具1の基台部3は和式便器2の上に設置された状態のままであり、該補助便具1の基台部3とガイド部4との間に隙間が生じることはないので、該補助便具1の基台部3とガイド部4によって汚物が飛散することが確実に防止され、したがって和式便器2の周辺が汚れることがない。
また、上記のように、該便器椅子10は、不使用時には折畳み収納することができるので、狭いトイレでもスペースをとることなく収納することができる。
図6には他の実施例が示される。
本実施例では、図1〜図5に示した前実施例に対して、補助便具1は、和式便器2の上に設置される樹脂製の筒状の基台部3と、該基台部3に上下摺動可能かつ左右回動可能に取り付けられる樹脂製の筒状のガイド部4とからなる。
すなわち、該基台部3の上部には、円形の開口部5が形成されており、該ガイド部4の下部には、該基台部3の開口部5の形状に対応した円形の係止段部8を介して、円筒形の挿着筒部9が設けられている。
本実施例の補助便具1でも、前実施例と同様の作用効果を奏することができる。
更に、本実施例では、該補助便具1のガイド部4が、和式便器2の上に設置した基台部3に対して左右回動可能に取り付けられているので、和式便器2に対する向きを変えて便器椅子10を設置した場合であっても、和式便器2の上に設置した補助便具1の基台部3に対してガイド部4を左右に回動させることによって、該補助便具1のガイド部4の向きを該便器椅子10の向きに容易に合わせることができる。
したがって、本実施例の補助便具1は、使用状況に応じて容易に向きを変えることができ、狭いトイレでも使い勝手が良好である。
以上、本発明の実施の形態を実施例により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、上記実施例以外、断面コの字状のレール部19を有するレール部材20は、便器椅子10の座部21の下面に直接取り付けられていてもよい。
本発明は、汚物が飛散することを確実に防止でき、和式便器の周辺が汚れることがない補助便具および和式便器用の便器椅子として、産業上利用することが出来る。
本実施例の補助便具の分解斜視図である。 本実施例の補助便具を取り付けた和式便器用の便器椅子(使用状態)の説明斜視図である。 本実施例の補助便具を取り付けた和式便器用の便器椅子(使用状態)の説明側面図である。 和式便器用の便器椅子(座部跳ね上げ状態)の斜視図である。 和式便器用の便器椅子(折畳み状態)の斜視図である。 他の実施例の補助便具の分解斜視図である。
符号の説明
1 補助便具
2 和式便器
3 基台部
4 ガイド部
7 取付部(フランジ部)
10 便器椅子
12 脚部
21 座部
22 開口部

Claims (3)

  1. 和式便器の上に設置される筒状の基台部と、該基台部に取り付けられる筒状のガイド部とからなる補助便具であって、該ガイド部は該基台部に対して上下摺動可能とされており、該ガイド部には取付部が設けられ、該取付部を介して該和式便器の上に設置される和式便器用の便器椅子に取り付けられていることを特徴とする補助便具。
  2. 該ガイド部は該基台部に対して左右回動可能とされている請求項1に記載の補助便具。
  3. 和式便器の上に設置される和式便器用の便器椅子であって、便器椅子の座部には開口部が設けられ、該座部の下側には請求項1または請求項2に記載の補助便具が取り付けられており、また、便器椅子の脚部は長さ調節可能とされ、該脚部の長さを調節することによって該座部の高さは調節可能とされていることを特徴とする和式便器用の便器椅子。
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