JP4341676B2 - コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、高周波特性に優れたコンデンサに関する。
近年、電子機器の高機能化に伴い、これに用いられる電子部品にも高周波領域に対応できる性能要求が強くなっている。例えば、高周波回路におけるバイパスコンデンサやデカップリングコンデンサとして用いるコンデンサには共振周波数の高周波化と大容量化とが不可欠である。そして、共振周波数を高周波化するためにはコンデンサの等価直列インダクタンスを低減すること(低ESL化)が不可欠である。特に、高性能化が著しいCPU用途に用いられるデカップリングコンデンサは、より多くの電力を即座に供給できる性能が要求される。このように高速動作に対応するためにはコンデンサの低ESL化が重要な要素である。
高周波特性に優れた従来のコンデンサは、例えば特開2002−299152号公報に開示されている。このセラミックコンデンサの両端にはプラスの電極端子とマイナスの電極端子とが交互に配列されている。これにより低ESL化されている。またさらに、それぞれの電極端子をマトリックス状に交互に配列することによりインダクタンスを低減させてESLを減少させた積層セラミックコンデンサも知られている。このようなコンデンサは例えば特開2001−189234号公報に開示されている。これらのコンデンサでは、コンデンサに流れる電流によって誘起される磁界を相殺させるように電極構造が工夫されている。また電極の電流経路長を短くしている。これらの相乗効果によって低ESL化が実現している。
しかしながら、このようなコンデンサの構成では、内部電極形状と端子電極の構成とが複雑であることから容量が小さくなるとともに、生産性が低下する。
本発明のコンデンサは第1のコンデンサ素子と、この第1のコンデンサ素子に積層された第2のコンデンサ素子とを有する。第1のコンデンサ素子は、弁金属シート体と誘電体被膜と固体電解質層と集電体層と第1のスルホール電極とを有する。弁金属シート体の片面には多孔質層が設けられ、誘電体被膜は多孔質層上に形成されている。固体電解質層は誘電体被膜上に形成され、集電体層は固体電解質層上に形成されている。第1のスルホール電極は集電体層と導通し弁金属シート体と絶縁され、弁金属シート体を貫通している。第2のコンデンサ素子は、誘電体層と第1電極と第2電極と複数の第2のスルホール電極と第2電極の複数の取り出し部とを有する。第1電極と第2電極とは誘電体層を介して互いに絶縁されて設けられ、第1電極は第1のスルホール電極と電気的に接続され、第2電極は弁金属シート体と電気的に接続されている。第2のスルホール電極は誘電体層を貫通して設けられ、第1電極と接続されるとともに、第2電極と絶縁されている。第2電極の取り出し部は誘電体層から表出している。そして第2のスルホール電極と取り出し部とが交互に配置されている。このコンデンサでは、静電容量の大きな第1のコンデンサ素子と低ESL特性を有する第2のコンデンサ素子とが複合している。そのため大容量を確保しつつ低ESLであるコンデンサが得られる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるコンデンサの外観斜視図である。図2Aは図1のA−A線における断面構造図、図2Bは図2Aの要部拡大図である。図2Cは本実施の形態における他の例のコンデンサの上面部分を示す要部拡大図である。また図3Aは本実施の形態における別の例のコンデンサの断面構造図、図3Bはさらに別の例のコンデンサの断面構造図である。
図1、図2A、図2Bにおいて、弁金属シート体(以下、シート)1は第1面1A側に、微細孔が多数形成された多孔質層6を有し、多孔質層6の表面には誘電体被膜31が形成されている。これらは、例えばアルミニウム(Al)を薬液処理と熱酸化処理とを施すことによって形成される。シート1としてはAlのほかにタンタル(Ta)やニオブ(Nb)が静電容量の観点から好ましい。
誘電体被膜31の表面には固体電解質層32が形成されている。なお図2Aでは固体電解質層32は図示していない。固体電解質層32の表面には集電体層7が形成されている。集電体層7はカーボン層33とその上に形成された銀(Ag)ペーストなどからなる陰極電極層9から構成されている。固体電解質層32はポリピロールやポリチオフェン等の導電性高分子の重合法によって形成することができる。カーボン層33は固体電解質層32と陰極電極層9との界面抵抗を下げるために用いられる。
さらに、シート1には、シート1を第1面1A側から第1面1Aと対向する第2面1B側に貫通する第1のスルホール電極2が形成されている。スルホール電極2と陰極電極層9とは電気的に導通している。スルホール電極2の内壁とシート1の第2面側の大部分とには絶縁膜3が形成されており、絶縁膜3はスルホール電極2とシート1とを絶縁している。また、シート1の第1面1A側の外周部に形成された陽陰極分離部8は、固体電解質層32と集電体層7とが端部においてシート1と導通することを防止して、コンデンサの信頼性を高めている。
陰極電極層9の上に貼り合わされた補強板10は全体の機械的強度を高めている。なお、陽陰極分離部8と補強板10とは必要に応じて設ければよく必須の構成ではない。
シート1の第2面1B側のスルホール電極2の表出面には陰極端子4が形成されている。シート1の第2面1B上に形成された絶縁膜3の一部には開口部が設けられ、この開口部にシート1と導通する陽極端子5が設けられている。なお、端子4、5は必ずしも必要ではないが、端子4、5を設けることにより接続の信頼性が高まる。以上のような構成により第1のコンデンサ素子41が形成されている。
次に、第2のコンデンサ素子42の構成について説明する。コンデンサ素子42はコンデンサ素子41を構成しているシート1の第2面1B側に設けられている。まず、薄膜プロセスなどを用いて銅(Cu)などの導電性に優れた金属からなる下部電極14をコンデンサ素子41の陰極端子4に接続するように設ける。次に下部電極14の上にスパッタなどの方法によりチタン酸バリウムなどの誘電体材料薄膜からなる誘電体層16として設ける。そして、誘電体層16の上にコンデンサ素子41の陽極端子5と接続するように上部電極15を設ける。このように、下部電極14と誘電体層16と上部電極15とが積層されている。なお端子4、5が設けられていない場合には、下部電極14はスルホール電極2に、上部電極15はシート1に直結される。すなわち、第1電極である下部電極14と第2電極である上部電極15とは、誘電体層16を介して互いに絶縁されて設けられ、下部電極14はスルホール電極2に、上部電極15はシート1にそれぞれ電気的に接続されている。
誘電体層16と上部電極15の一部とにはスルホールが形成され、このスルホールには下部電極14と接続された第2のスルホール電極18が設けられている。スルホールの内壁に設けられた絶縁部17はスルホール電極18と上部電極15とを電気的に絶縁している。すなわち、スルホール電極18は誘電体層16を貫通して設けられ、下部電極14と接続されるとともに、上部電極15と絶縁されている。必要に応じて、スルホール電極18の上には外表面21Aに表出し、スルホール電極18に接続された第1の端子電極20が設けられる。また上部電極15の上には外表面21Aに表出し、上部電極15からの取り出し部で接続された第2の端子電極19が設けられる。以上のようにしてコンデンサ素子42が構成されている。
コンデンサ素子42の特徴は絶縁保護層21の外表面21Aに表出した上部電極15の電極取り出し部と、下部電極14からに接続されたスルホール電極18からの電極取り出し部との配置にある。図1ではこの電極取り出し部がそれぞれ端子電極19、20に相当する。端子電極19、20は図1に示すように、それぞれが交互の位置関係になるように複数設けられている。端子電極19、20を設けない場合にはスルホール電極18を外表面21Aに表出させ、端子電極19に相当する位置に上部電極15と一体の凸部を設けてもよい。このような構成とすることによりコンデンサ素子42のESLは非常に低くなる。
コンデンサ素子41,42を有し、上記のような構成を有するコンデンサは、例えばMPUなどのデカップリングコンデンサとして用いることができる。このような用途において、MPUの急峻な電圧変化に対して初期段階に重要な役割を果たす電源供給能力はESL特性によって決定される。
この初期段階に必要な電源供給の役割を担うコンデンサには低ESL特性が要求され、それに必要な静電容量は50nF程度である。従って、本実施の形態におけるコンデンサ素子42の電流経路長をできる限り短くする必要がある。また端子電極19、20の配置を工夫することにより低ESL特性を最優先に設計する必要がある。前述のようなコンデンサ素子42の構成によりこれらの条件が満足され、コンデンサ素子42の静電容量を50nF程度以上に設計することにより、初期段階に必要な電源供給が可能となる。
一方、次の段階の電源供給には大きな静電容量が必要とされる。この要求に対しては、コンデンサ素子41が多くの電荷を供給する。そのため、コンデンサ素子41には低等価直列抵抗(低ESR)特性で、かつ大容量のコンデンサが必要となる。コンデンサ素子41は固体電解コンデンサであるので、このような大容量用途に最適である。
以上のように、本実施の形態におけるコンデンサではコンデンサ素子41が大きな静電容量を有し、コンデンサ素子42が低ESL特性を有する。このように機能を分担させることにより、静電容量を犠牲にすることなく大容量でかつ低ESL特性を有するコンデンサが効率よく得られる。さらに、このような構成とすることにより、非常に薄型の高周波用のコンデンサが得られる。なお、コンデンサ素子42を、前述のように薄膜形成法により誘電体層16や電極14,15を形成した薄膜コンデンサとすることが好ましい。これにより、端子電極19と端子電極20とのピッチを、微細なピッチ寸法で高精度に実現することができる。
なお以上の説明では、コンデンサ素子41の上に薄膜プロセスを用いて直接成膜することによりコンデンサ素子42を形成している。これ以外に、コンデンサ素子42と同じ機能を有するコンデンサを別に作製し、コンデンサ素子41の上に積層配置して形成してもよい。その場合、陰極端子4と下部電極14、陽極端子5と上部電極15のそれぞれの組み合わせをAg、Cuペーストあるいは異方性導電ペーストによって電気的に接続する。またそのとき、接着剤などでコンデンサ素子41とコンデンサ素子42とを接合することによって信頼性が高まる。このようにして作製する場合、それぞれ別々に作製されたコンデンサ素子を最後に積層接合するので、最終製品の歩留まりが高まる。
なお、コンデンサ素子42を有機フィルムコンデンサで構成すれば、耐応力性に優れたコンデンサが得られる。コンデンサ素子42をセラミックコンデンサで構成すれば、低ESR特性と低ESL特性とを有するコンデンサが得られる。コンデンサ素子42を固体電解コンデンサで構成すれば、コンデンサ素子42をコンデンサ素子41と同様のプロセスで作製できることが可能となり、生産性に優れた大容量のコンデンサが得られる。
また図2Cに示すように、端子電極19、20の上に接続バンプ36を設けることが好ましい。端子電極19、20を設けていない場合には、スルホール電極18上と上部電極15の取り出し部上とに接続バンプ36を設けてもよい。これにより直接、半導体デバイスとコンデンサ素子42とを最短の距離で接続することが可能となり、高周波域における電源供給の性能が高まる。また、コンデンサ素子42の端子電極19、20間の距離をコンデンサ素子41の陽極端子5と陰極端子4との距離よりも小さくすることにより低ESL特性に優れたコンデンサが得られる。
また、陰極端子4と下部電極14とをはんだで接続するとともに、陽極端子5と上部電極15とをはんだで接続することにより実装性と信頼性とが向上する。また、陰極端子4と下部電極14とを導電性接着剤で接続するとともに、陽極端子5と上部電極15とを導電性接着剤で接続することにより生産性が向上する。また、陽極端子5と上部電極15、陰極端子4と下部電極14のそれぞれの組み合わせを異方性導電ペーストで接続してもよい。これにより端子電極19、20を狭小ピッチで配列することができる。
また、シート1をAl、Ta、Nbのいずれかにより構成することにより従来の技術で大容量のコンデンサが得られる。また、陽極端子5、陰極端子4、端子電極19、20をAg、Cu、あるいはAgとCuの混合物、AgとCuとの合金のいずれかを主体とする導電性ペーストで形成することにより生産性が向上する。必要に応じてそれぞれ別個の材料で構成してもよい。
次に、図3Aを用いて本実施の形態における別の例のコンデンサの構成について説明する。ここで、図3Aに示すコンデンサが図1のコンデンサと異なっている点は、コンデンサ素子41、42の間に基板11が設けられている点である。なお図3Aでも図2Aと同様に固体電解質層は図示していない。
基板11には第1の貫通電極12、第2の貫通電極13が設けられている。貫通電極13は下部電極14に接続するように設けられ、誘電体層16は下部電極14の上に設けられている。上部電極15は誘電体層16の上に設けられ、上部電極15は貫通電極12に接続されている。そして陰極端子4、陽極端子5はそれぞれ貫通電極13、12に接続されている。すなわち、スルホール電極2と下部電極14とは貫通電極13を介して電気的に接続され、シート1と上部電極15とは貫通電極12を介して電気的に接続されている。コンデンサ素子42の端子電極19、20は図2Aと同じ電極配置である。このように、それぞれの特性を満足するコンデンサ素子同士を接合することにより歩留まりが高まる。なおこのようなコンデンサを作製する際には、基板11の上にコンデンサ素子42を形成しておき、その後、この接続体をコンデンサ素子41の上に接続実装する。
基板11に絶縁性材料を用いれば、基板11の上に薄膜法を用いてコンデンサ素子42を形成することができる。そしてコンデンサ素子42の特性を検査した後、特性を見極めながらコンデンサ素子41の上に実装することにより、高精度に効率よく所望の特性のコンデンサが得られる。さらに、絶縁性の基板11を有機材料で構成することにより生産効率が向上する。有機材料としてポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂などのうち少なくとも一つを含む有機材料を用いることにより信頼性と生産性とが向上する。
また、基板11を無機材料で構成してもよい。さらにアルミナ、ガラス、石英、セラミックのいずれか一つを含んだ絶縁性材料で構成することにより耐熱などの信頼性の高いコンデンサが得られる。
一方、図3Bに示すように、基板11に例えばCu、Ag、シリコン(Si)などの導電性を有する金属材料を用いてもよい。その場合、同じく金属からなるコンデンサ素子41のシート1の膨張係数と基板11の膨張係数とが近くなる。そのため信頼性が高まるとともに放熱性も高まる。なお図3Bでも図2Aと同様に固体電解質層は図示していない。
また基板11を導電性材料で構成すれば、貫通電極12,13の一方を省くことができる。図3Bに示すように、例えば貫通電極13は不要となるが、上部電極15と貫通電極12とが基板11と導通しないように絶縁膜37を設ける必要がある。このような構成は、例えば基板11としてCu基板を用い、ドライエッチングによってスルホールを設けておく。次に基板11の上に下部電極14、誘電体層16を順次スパッタリングや蒸着などの方法によって形成する。その際、スルホール内、スルホール周辺にも誘電体層16の一部を形成することで絶縁膜37を形成する。次に、スルホール内にAgナノペーストなどによって貫通電極12を形成する。最後に、上部電極15をスパッタリングや蒸着などの方法によって形成する。このようにすれば、コンデンサ素子42を均一な薄膜状に積層形成することができる。あるいは後述するように、基板11に貫通電極12,13を形成するためのスルホールを設けた後、全体を熱処理酸化することにより基板11の表面に酸化物の絶縁膜を形成してもよい。
なお、図3A、図3Bに示すコンデンサにおいて、基板11とコンデンサ素子41とを接着剤にて接合することにより生産性が向上する。
以下、図3Aに示すコンデンサの製造方法の一例を説明する。まず、図4〜図7を用いて、コンデンサ素子41の製造方法を説明する。
まず、第1面1Aに多孔質層6が形成されたシート1を準備する。多孔質層6はAlなどのシート1に酸処理と熱酸化処理とを行うことによって得られる。これらの処理により、多孔質層6の表面には誘電体層31も形成される。そしてシート1にパンチング加工などによってスルホール2Aを形成する。次に、シート1の第2面1B側より樹脂材料からなる絶縁材料3Aを塗布する。このとき樹脂材料3Aはシート1の第2面1B側の表面とともにスルホール2Aの内部にも充填される。そして図4に示すように、シート1の第1面1A側より空気を噴射してスルホール2A中の余分な樹脂材料3Aを除去することによりスルホール2Aに再度孔を設ける。そして、加熱して樹脂材料3Aを硬化させる。図3Aにおける絶縁膜3はこのようにして形成することができる。
その後、図5に示すように必要に応じてシート1の第1面1A側の外周部に樹脂を塗布して硬化させ、陽陰極分離部8を形成する。
さらに、たとえばポリチオフェンなどの導電性高分子膜を化学重合法、電解重合法などによって誘電体層31の上に固体電解質層32を形成する。その上にカーボンペーストを塗布、硬化して薄いカーボン層33を形成する。
その後、図6に示すようにAgペーストをカーボン層33の上とスルホール2Aの内部に塗布および充填してスルホール電極2と陰極電極層9とを形成する。このとき、必要に応じてAg、Cuなどからなる導電性の補強板10をAgペーストによって陰極電極層9と接着してもよい。これによりコンデンサ素子41の機械的強度が向上するとともに抵抗値が小さくなり電荷の取り出しが容易になる。
次に、レーザ加工などによって絶縁膜3の所定の位置を加工して陽極開口部5Aを形成し、シート1の表層を露出させる。その後、図7に示すようにめっきなどによってスルホール電極2の表出面と陽極開口部5Aとに端子4、5を形成する。以上のようにしてコンデンサ素子41ができる。
次に、図8〜図13を参照して基板11上にコンデンサ素子42を製造する方法を示す。まずSiの平板である基板11にパターニングされたレジスト(図示せず)などを形成した後、ドライエッチング法などによりスルホール12A、13Aを所定の部位に形成する。そして基板11を熱処理酸化することにより基板11の表面にSiOの絶縁膜(図示せず)を形成する。次に図8に示すように、スルホール12A、13AにAgナノペースト等を充填、硬化することにより貫通電極12、13を形成する。
次に、図9に示すようにCuからなる下部電極14、チタン酸バリウムを主成分とする誘電体層16、Cuからなる上部電極15をスパッタ法などによって順次形成する。これらはそれぞれメタルマスクによって成膜部位を限定するか、あるいは全面に成膜した後にフォトリソ法やエッチング法によって所定の形状に成形される。
その後、図10に示すようにブラインドビア18Aを所定の位置に形成する。ブラインドビア18Aの形成にはレーザ加工やエッチングの方法が用いられる。そして、図11に示すようにブラインドビア18Aの内壁に絶縁部17を形成する。絶縁部17は、例えば感光性のポリイミド等を用いて仮硬化した後、所定の部位のみにポリイミドが残留するように露光後に現像を行って本硬化を行うことにより形成することができる。
次に、図12に示すようにブラインドビア18Aの中にAgあるいはCuペーストなどを印刷によって充填硬化してスルホール電極18を形成する。そして、図13に示すようにスルホール電極18の上と上部電極15の所定の部位とに端子電極19、20を形成する。このようにしてコンデンサ素子42が製造される。端子電極19、20はスパッタ法やフォトリソ、エッチング法によって形成することができる。
以上説明してきたコンデンサ素子41、42を、基板11を介して積層、接続する。この際、陰極端子4と下部電極14とは貫通電極13を介して、陽極端子5と上部電極15とは貫通電極12を介して導通するようにペースト等によって接続する。このようにしてコンデンサが完成する。また、必要に応じて図3Aに示したように絶縁保護層21を形成することにより信頼性と実証性を高めたコンデンサを製造することができる。
以上のように、本実施の形態のよるコンデンサでは、コンデンサ素子42が低ESL特性を実現するとともに、コンデンサ素子41により大容量が確保される。そのため高周波特性に優れたコンデンサが得られる。このように特性の異なるコンデンサ素子の組み合わせにより、様々な用途に用いることが可能となる。すなわちこれらの各コンデンサ素子は、内部にスルホール電極を有することにより内部で逆向きの電流の流れが導出されるため、電流に起因する磁界を自身で相殺することができる。これにより磁界に起因するESLの値を極小化する。特に、コンデンサ素子42には複数のスルホール電極18が形成されているためその効果が顕著になる。このようなコンデンサ素子42と、容量の大きなコンデンサ素子41とを複合化することにより、高精度な実装技術を要求される電子機器への適応が可能となる。
(実施の形態2)
図14は本発明の実施の形態2におけるコンデンサの断面図である。コンデンサ素子41は実施の形態1と同様である。第2のコンデンサ素子であるコンデンサ素子43が実施の形態1におけるコンデンサ素子42と異なっている点はコンデンサ素子43が積層構造を有している点である。なお図14でも図2Aと同様に固体電解質層は図示していない。
コンデンサ素子43では、第1電極である内層電極34と第2電極である内層電極35とは誘電体層16の内層に設けられている。換言すると、誘電体層16を介して内層電極34と内層電極35とが交互に積層されている。そして、第2のスルホール電極22は内層電極34と導通し、また第3スルホール電極(以下、スルホール電極)23は内層電極35と導通し、内層電極34とは絶縁されている。スルホール電極22、23は巨視的にみた誘電体層16を貫通している。内層電極34と内層電極35とはスルホール電極22、23を介して互いに短絡することがないようにパターニングされている。図14では、各スルホール電極22同士は孤立しているように見えるが、複数の内層電極34によって電気的に接続されている。各内層電極34、35の外表面21A側には端子電極19,20が設けられている。
また、スルホール電極23のいずれかはコンデンサ素子41の陽極端子5と接続され、スルホール電極22のいずれかは陰極端子4と接続されている。したがって、内層電極34はコンデンサ素子41の陽極端子5と接続され、内層電極35は陰極端子4と接続されている。
このような構成を有する積層型のコンデンサ素子43とコンデンサ素子41とを積層、接続することにより、より大容量になるとともに低ESR化が可能になる。そのため、より優れた特性を有するコンデンサが得られる。このような積層構成のコンデンサ素子43としては、薄膜コンデンサ、有機フィルムコンデンサ、積層セラミックコンデンサなどを用いることができる。
本発明によるコンデンサは、生産性に優れ、低ESL化と大容量化が可能である。そのため、MPUなどのデカップリングコンデンサをはじめとする低インピーダンス特性が必要とされる電子機器等の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるコンデンサの外観斜視図 図1に示すコンデンサの断面構造図 図2に示すコンデンサの要部拡大図 本発明の実施の形態1における他のコンデンサの上面部分を示す要部拡大図 本発明の実施の形態1におけるコンデンサの別の断面構造図 本発明の実施の形態1におけるコンデンサのさらに別の断面構造図 本発明の実施の形態1におけるコンデンサの第1のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図4に続く第1のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図5に続く第1のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図6に続く第1のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 本発明の実施の形態1におけるコンデンサの第2のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図8に続く第2のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図9に続く第2のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図10に続く第2のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図11に続く第2のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 図12に続く第2のコンデンサ素子の製造方法を説明するための断面工程図 本発明の実施の形態2におけるコンデンサの断面構造図
符号の説明
1 弁金属シート体
1A 第1面
1B 第2面
2 第1のスルホール電極
2A スルホール
3 絶縁膜
3A 絶縁材料
4 陰極端子
5 陽極端子
5A 陽極開口部
6 多孔質層
7 集電体層
8 陽陰極分離部
9 陰極電極層
10 補強板
11 基板
12 第1の貫通電極
13 第2の貫通電極
12A,13A スルホール
14 下部電極
15 上部電極
16 誘電体層
17 絶縁部
18,22 第2のスルホール電極
18A ブラインドビア
19 第1の端子電極
20 第2の端子電極
21 絶縁保護層
21A 外表面
23 第3のスルホール電極
31 誘電体被膜
32 固体電解質層
33 カーボン層
34,35 内層電極
36 接続バンプ
37 絶縁膜
41 第1のコンデンサ素子
42,43 第2のコンデンサ素子

Claims (35)

  1. 第1面に多孔質層が設けられた弁金属シート体と、
    前記多孔質層上に形成された誘電体被膜と、
    前記誘電体被膜上に形成された固体電解質層と、
    前記固体電解質層上に形成された集電体層と、
    前記集電体層と導通し前記弁金属シート体と絶縁され、前記弁金属シート体を前記第1面から前記第1面に対向する第2面に貫通して設けられた第1のスルホール電極と、
    前記弁金属シート体の第2面に形成されるとともに前記1のスルホール電極と前記弁金属シート体とを絶縁する絶縁膜と、を有する第1のコンデンサ素子と、
    誘電体層と、
    前記誘電体層を介して互いに絶縁されて設けられ、前記第1のスルホール電極と電気的に接続された第1電極と、前記弁金属シート体と電気的に接続された第2電極と、
    前記誘電体層を貫通して設けられ、前記第1電極と接続されるとともに、前記第2電極と絶縁されている複数の第2のスルホール電極と、
    前記誘電体層から表出した複数の前記第2電極の取り出し部と、を有し、
    前記複数の第2のスルホール電極と前記複数の取り出し部とが交互に配置され、前記第1のコンデンサ素子を構成する前記弁金属シート体の前記第2面側に積層された第2のコンデンサ素子と、を備えた、
    コンデンサ。
  2. 前記第2のコンデンサ素子において、前記第1電極と前記誘電体層と前記第2電極とが積層された、
    請求項1記載のコンデンサ。
  3. 前記第2のコンデンサ素子が薄膜コンデンサである、
    請求項2記載のコンデンサ。
  4. 前記第2のコンデンサ素子が有機フィルムコンデンサである、
    請求項2記載のコンデンサ。
  5. 前記第2のコンデンサ素子がセラミックコンデンサである、
    請求項2記載のコンデンサ。
  6. 前記第2のコンデンサ素子が固体電解コンデンサである、
    請求項2記載のコンデンサ。
  7. 前記第2のスルホール電極上と前記取り出し部上とにそれぞれ設けられた接続バンプをさらに備えた、
    請求項1記載のコンデンサ。
  8. 前記第1のコンデンサ素子は、前記第2面に表出し、前記第1のスルホール電極に接続された陰極端子をさらに有する、
    請求項1記載のコンデンサ。
  9. 前記陰極端子が銀、銅、銀と銅との混合物、銀と銅との合金のいずれかを主体とする導電性ペーストで構成された、
    請求項8に記載のコンデンサ。
  10. 前記第1のコンデンサ素子は、前記第2面に表出し、前記弁金属シート体に接続された陽極端子をさらに有する、
    請求項1記載のコンデンサ。
  11. 前記陽極端子が銀、銅、銀と銅との混合物、銀と銅との合金のいずれかを主体とする導電性ペーストで構成された、
    請求項10に記載のコンデンサ。
  12. 前記第1のコンデンサ素子は、前記第2面に表出し、前記第1のスルホール電極に接続された陰極端子と、前記第2面に表出し、前記弁金属シート体に接続された陽極端子をさらに有し、
    前記陰極端子と前記第1電極、前記陽極端子と前記第2電極とがそれぞれはんだで接続されている、
    請求項1記載のコンデンサ。
  13. 前記第1のコンデンサ素子は、前記第2面に表出し、前記第1のスルホール電極に接続された陰極端子と、前記第2面に表出し、前記弁金属シート体に接続された陽極端子をさらに有し、
    前記陰極端子と前記第1電極、前記陽極端子と前記第2電極とがそれぞれ導電性接着剤で接続されている、
    請求項1記載のコンデンサ。
  14. 前記第2のコンデンサ素子は、外表面に表出し、前記第2のスルホール電極に接続された第1の端子電極をさらに有する、
    請求項1記載のコンデンサ。
  15. 前記第1の端子電極が銀、銅、銀と銅との混合物、銀と銅との合金のいずれかを主体とする導電性ペーストで構成された、
    請求項14に記載のコンデンサ。
  16. 前記第2のコンデンサ素子は、外表面に表出し、前記取り出し部に接続された第2の端子電極をさらに有する、
    請求項1記載のコンデンサ。
  17. 前記第2の端子電極が銀、銅、銀と銅との混合物、銀と銅との合金のいずれかを主体とする導電性ペーストで構成された、
    請求項16に記載のコンデンサ。
  18. 前記第2のコンデンサ素子は、外表面に表出し、前記第2のスルホール電極に接続された第1の端子電極をさらに有し、
    前記第1の端子電極上と前記第2の端子電極上とにそれぞれ設けられた接続バンプをさらに備えた、
    請求項16記載のコンデンサ。
  19. 前記第1のコンデンサ素子は、前記第2面に表出し、前記第1のスルホール電極に接続された陰極端子と、前記第2面に表出し、前記弁金属シート体に接続された陽極端子とをさらに有し、
    前記第2のコンデンサ素子は、外表面に表出し、前記第2のスルホール電極に接続された第1の端子電極をさらに有し、
    前記第1の端子電極と前記第2の端子電極との距離が、前記陽極端子と前記陰極端子との距離よりも小さい、
    請求項16に記載のコンデンサ。
  20. 前記第1のコンデンサ素子は、前記第2面に表出し、前記第1のスルホール電極に接続された陰極端子と、前記第2面に表出し、前記弁金属シート体に接続された陽極端子とをさらに有し、
    前記陰極端子と前記第1電極、前記陽極端子と前記第2電極とがそれぞれ異方性導電ペーストで接続されている、
    請求項1記載のコンデンサ。
  21. 前記弁金属シート体がアルミニウム、タンタル、ニオブのいずれかからなる、
    請求項1記載のコンデンサ。
  22. 前記第1のコンデンサ素子と前記第2のコンデンサ素子との間に設けられ、前記第1のスルホール電極と前記第1電極とに電気的に接続された第1の貫通電極と、前記弁金属シート体と前記第2電極とに電気的に接続された第2の貫通電極とを有する基板をさらに備えた、
    請求項1記載のコンデンサ。
  23. 前記基板が絶縁性材料からなる、
    請求項22記載のコンデンサ。
  24. 前記絶縁性材料が有機材料である、
    請求項23記載のコンデンサ。
  25. 前記有機材料が、少なくともポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、シリコン樹脂のいずれかを含む、
    請求項24に記載のコンデンサ。
  26. 前記絶縁性材料が無機材料である、
    請求項23記載のコンデンサ。
  27. 前記無機材料が、少なくともアルミナ、ガラス、石英、セラミックのいずれかを含む、
    請求項26記載のコンデンサ。
  28. 前記基板が導電性材料からなる、
    請求項22記載のコンデンサ。
  29. 前記導電性材料が金属である、
    請求項28に記載のコンデンサ。
  30. 前記金属が、銅、銀、シリコンのいずれかである、
    請求項29に記載のコンデンサ。
  31. 前記基板と前記第1のコンデンサ素子とが接着剤にて接合されている、
    請求項22記載のコンデンサ。
  32. 前記第1のコンデンサ素子と前記第2のコンデンサ素子との間に設けられ、前記第1のスルホール電極と前記第1電極とに電気的に接続されるとともに前記弁金属シート体と前記第2電極と絶縁された第1の貫通電極と、前記弁金属シート体と前記第2電極とに電気的に接続されるとともに前記第1のスルホール電極と前記第1電極と絶縁された第2の貫通電極とのいずれかを有し、導電性材料からなる基板をさらに備えた、
    請求項1記載のコンデンサ。
  33. 前記基板と前記第1のコンデンサ素子とが接着剤にて接合されている、
    請求項32記載のコンデンサ。
  34. 前記第2のコンデンサ素子において、前記第1電極、前記第2電極はそれぞれ前記誘電体層の内層に形成され、
    前記第2電極に接続されるとともに前記第1電極とは絶縁され、前記誘電体層を貫通する第3スルホールがさらに設けられた、
    請求項1記載のコンデンサ。
  35. 前記集電体層上に貼り合わされた補強板をさらに備えた、
    請求項1記載のコンデンサ。
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