JP4339949B2 - フロート式板ガラス製造方法及びその製造装置 - Google Patents

フロート式板ガラス製造方法及びその製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、溶融金属上に溶融ガラスを流し出して一定厚さの板ガラスを製造するフロート式板ガラス製造方法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、板ガラス製造装置としてフロート式板ガラス製造装置があり、そのフロート式板ガラス製造装置を図7に示す。図7は、従来のフロート式板ガラス製造装置の要部の平面図である。
【0003】
図7において、耐火レンガ製の細長いバス1は錫等の溶融金属2を満たしている。バス1は、深さが比較的浅く、その長手方向の一端が入口端3、他端が出口端4、両側部が側壁5として形成されている。各側壁5は、入口端3から始まりその途中に形成されたリデューサ部6で内方に傾斜して出口端4に至る。
【0004】
バス1の入口端3に設けられたキャナル7から溶融ガラスをバス1内に注入して、バス1に満たされた溶融金属2上に溶融ガラスを流し出すと、流し出された溶融ガラスは溶融金属2の上に浮いた状態となり、ガラスリボン10が形成される。バス1の入口端3のすぐ下流側でガラスリボン10の上方には、クーラ15が設けられている。このクーラ15により、流し出された溶融ガラスが所定の温度に冷却される。クーラ15の下流側でガラスリボン10の上方には、複数の電気ヒータ16が設けられている。この電気ヒータ16により、ガラスリボン10はその成形に適した温度に制御される。
【0005】
一方、バス1の出口端4には、形成されたガラスリボン10を引張るための、例えば4個の駆動ローラ8が設けられている。この駆動ローラ8によってガラスリボン10を図7の矢印aの方向に引張りつつ引上げる。
【0006】
かかるフロート式板ガラス製造装置によれば、ガラスリボン10はリデューサ部6の近傍で幅及び厚さが適正な値に漸次減少し、最終的には、一定厚さの板ガラスが製造される。
【0007】
上記フロート式板ガラス製造装置にあっては、バス1内の溶融金属2は、キャナル7を介して注入されて流し出される溶融ガラスから常時熱を受容することにより、固化することなく液状に維持される。また、ガラスリボン10が溶融金属2上を図中矢印aの方向に移動するので、このガラスリボン10の移動につれて、ガラスリボン10に接する溶融金属2の部分も図中矢印bで示すように入口端3側から出口端4側に向かって移動する。そして、バス1の出口端4まで達した溶融金属2は、図中矢印cで示すように、ガラスリボン10とバス1の側壁5との間、又はガラスリボン10の下方を通って入口端3側に戻る。
【0008】
バス1の出口端4まで達した溶融金属はかなり冷却され、この冷却した溶融金属が上流側に戻る途中でガラスリボン10と接触すると、ガラスリボン10には、冷却した溶融金属2との温度差、特にガラスリボン10とバス1の側壁5との間を通る冷却された溶融金属2との温度差によって、収縮歪み、ひいては収縮しわが生じ、ガラスリボン10の伸び特性が低下する。
【0009】
そこで、上記問題を解決するために、従来のフロート式板ガラス製造装置では、リデューサ部6の近傍において溶融金属2の中に1対の電気ヒータ17を浸漬して上記のような冷却した溶融金属2を加熱してその温度をガラスリボン10の温度に近づけ、前記温度差を低減するようにしている(例えば、特公昭58−37257号公報及び特開昭59−121125号公報)。
【0010】
また、溶融金属2を加熱するために1対のガスバーナを備えたフロート式板ガラス製造装置も提案されている(特公昭58−37257号公報)。
【0011】
【発明が解しようとする課題】
しかしながら、上記従来のフロート式板ガラス製造装置は、リデューサ部6の近傍において溶融金属2の中に浸漬される1対の電気ヒータ17は、溶融金属2を介してガラスリボン10をも加熱し、ガラスリボン10と溶融金属2との温度差が低減していないので、ガラスリボン10の収縮しわの発生を防止することができず、また、溶融金属2の中に浸漬される1対の電気ヒータ17により溶融金属2の流れが妨げられるという問題点がある。
【0012】
また、上記溶融金属2の加熱をガスバーナにより行う場合は、ガスバーナは、ガスと酸素の混合気体を燃焼させるので、酸素が100%燃焼されずにその一部がバス1内の溶融金属2に溶解し、この酸素がガラスリボン10に悪い影響を与えるという問題点がある。
【0013】
本発明の目的は、バス内雰囲気の汚染を防止しつつ板ガラスに収縮しわが発生するのを防止することができるフロート式板ガラス製造方法及びその製造装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のフロート式板ガラス製造方法は、バス内に満たされた溶融金属上に溶融ガラスを流し出すことによりガラスリボンを形成し、該ガラスリボンを引張ることにより所定厚さの板ガラスを製造するフロート式板ガラス製造方法において、前記溶融金属の上方で前記溶融金属を電磁誘導加熱することを特徴とする。
【0015】
請求項1記載のフロート式板ガラス製造方法によれば、ガラスリボンの移動に伴ってバスの出口端まで達した後ガラスリボンとバスの側壁との間を通って入口端側に戻る冷却された溶融金属の加熱を、溶融金属の上方で電磁誘導加熱により行うので、バス内雰囲気の汚染を防止しつつガラスリボンを加熱することなく溶融金属のみを加熱することができ、その結果、溶融金属とガラスリボンとの温度差を低減して、板ガラスに収縮しわが発生するのを防止することができる。
【0016】
請求項2記載のフロート式板ガラス製造方法は、請求項1記載のフロート式板ガラス製造方法において、前記電磁誘導加熱を前記バスの側壁が内方に傾斜するリデューサ部の近傍で行うことを特徴とする。
【0017】
請求項2記載のフロート式板ガラス製造方法によれば、バス内溶融金属の流れを妨害するのを防止しつつ温度が低下した溶融金属を効果的に加熱することができる。
【0018】
請求項3記載のフロート式板ガラス製造方法は、請求項2記載のフロート式板ガラス製造方法において、前記電磁誘導加熱を前記溶融金属の上方、且つ前記ガラスリボンの上方で行うことを特徴とする。
【0019】
請求項3記載のフロート式板ガラス製造方法によれば、溶融金属のみを効果的に加熱することができる。
【0020】
上記目的を達成するために、請求項4記載のフロート式板ガラス製造装置は、溶融金属が満たされたバスを備え、前記バス内に満たされた溶融金属上に溶融ガラスを流し出すことによりガラスリボンを形成し、該ガラスリボンを引張ることにより所定厚さの板ガラスを製造するフロート式板ガラス製造装置において、前記溶融金属を加熱する電磁誘導加熱手段を前記溶融金属の上方に設けたことを特徴とする。
【0021】
請求項4記載のフロート式板ガラス製造装置によれば、上記請求項1記載のフロート式板ガラス製造方法による効果と同様の効果を奏することができる。
【0022】
請求項5記載のフロート式板ガラス製造装置は、請求項4記載のフロート式板ガラス製造装置において、前記電磁誘導加熱手段を前記バスの側壁が内方に傾斜するリデューサ部の近傍に設けたことを特徴とする。
【0023】
請求項5記載のフロート式板ガラス製造装置によれば、上記請求項2記載のフロート式板ガラス製造方法による効果と同様の効果を奏することができる。
【0024】
請求項6記載のフロート式板ガラス製造装置は、請求項5記載のフロート式板ガラス製造方法において、前記電磁誘導加熱手段を前記溶融金属の上方、且つ前記ガラスリボンの上方に設けたことを特徴とする。
【0025】
請求項6記載のフロート式板ガラス製造装置によれば、上記請求項3記載のフロート式板ガラス製造方法による効果と同様の効果を奏することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るフロート式板ガラス製造装置を図面を参照して説明する。
【0027】
図1は、本発明の実施の形態に係るフロート式板ガラス製造装置の要部の平面図、図2は、図1のA−A線断面図、図3は、図1のB−B線断面図である。
【0028】
本実施の形態に係るフロート式板ガラス製造装置は、従来のフロート式板ガラス製造装置に対して、電気ヒータ又はガスバーナーに代えて電磁誘導加熱コイル20及び電源装置21を備える点で異なり、これ以外の構成は基本的に同じである。図1から図3において、図7の装置と対応する構成要素には同一の参照番号を付す。
【0029】
図1において、耐火レンガ製の細長いバス1は錫等の溶融金属2を満たしている。バス1の上方には耐火レンガ製の天井部1aが配されている。バス1は、深さが比較的浅く、その長手方向の一端が入口端3、他端が出口端4、両側部が側壁5として形成されている。各側壁5は、入口端3から始まりその途中に形成されたリデューサ部6で内方に傾斜して出口端4に至る。
【0030】
バス1の入口端3に設けられたキャナル7から、例えば1100℃程度の溶融ガラスをバス1内に注入して溶融金属2上に流し出すと、流し出された溶融ガラスは、図2及び図3に示すように、溶融金属2の上に浮いた状態となり、ガラスリボン10が形成される。バス1の入口端3のすぐ下流側のガラスリボン10の上方にはクーラ15が設けられている。このクーラ15により、流し出された溶融ガラス2を所望の温度、例えば、900℃程度に冷却する。クーラ15の下流側において天井部1aには、複数の電気ヒータ16(図1及び図2では4個の電気ヒータのみ図示する)が配列されている。電気ヒータ16により、ガラスリボン10はその成形に適した温度、例えば900℃に制御される。
【0031】
一方、バス1の出口端4には、形成されたガラスリボン10を引張るための、例えば4個の駆動ローラ8が設けられている。この駆動ローラ8によってガラスリボン10を図1及び図2の矢印aの方向に所定速度、例えば0.2m/sで引張りつつ引上げる。このときのガラスリボン10の温度は、例えば約600℃である。
【0032】
かかるフロート式板ガラス製造装置によれば、ガラスリボン10はリデューサ部6の近傍で幅及び厚さが適正な値に漸次減少し、最終的には、一定厚さの板ガラスが製造される。
【0033】
本実施の形態に係るフロート式板ガラス製造装置では、図1に示すように、リデューサ部6の近傍においてガラスリボン10と側壁5の間を流れる溶融金属2の上方に1対の電磁誘導加熱コイル20(電磁誘導加熱手段)が配されている。この電磁誘導加熱コイル20は各々、例えば、10〜200kHzの高周波電流を発生する後述する図5及び図6の電源装置21(電磁誘導加熱手段)に接続されている。図1のC−C線断面図である図4に示すように、電磁誘導加熱コイル20の配置高さHは、最も効率が高くなる高さに調節されるのがよく、溶融金属2の液面上50mm以下、好ましくは、25mm程度がよい。電磁誘導加熱コイル20は、取り外し自在に配設され、故障時等の非常時にバス1外に取り外される。
【0034】
電磁誘導加熱コイル20に、電源装置21からの高周波電流が流れると、電磁誘導加熱コイル20の下方にある溶融金属2に無数のうず電流が発生し、このうず電流が溶融金属2の中を該溶融金属2が有する電気抵抗に逆らって流れるときにジュール熱を発生することにより該溶融金属2が加熱される。上記のようなうず電流は、非導電体であるガラスリボン10には発生せずガラスリボン10は加熱されない。
【0035】
上記フロート式板ガラス製造装置にあっては、バス1内の溶融金属2は、キャナル7から流し出される溶融ガラス2から熱を常時受容することにより、固化することなく液状に維持される。このときの溶融金属2の温度は、錫の場合、1000℃である。また、ガラスリボン10が溶融金属2上を図中矢印aの方向に移動するので、このガラスリボン10の移動につれて、ガラスリボン10に接触する溶融金属2の部分が図中矢印bで示すように入口端3側から出口端4側に向かって移動する。そして、バス1の出口端4まで達した溶融金属2は、図中矢印cで示すように、ガラスリボン10とバス1の側壁5との間、又はガラスリボン10の下方を通って入口端3側に戻る。
【0036】
バス1の出口端4まで達した溶融金属2はかなり低い温度(例えば、錫の場合600℃)に冷却され、この冷却した溶融金属2が上記のように上流側に戻ることになるが、本実施の形態の装置においては、上記電磁誘導加熱コイル20の作用によって、電磁誘導加熱コイル20下方を流れる前記冷却した溶融金属2を所望の温度(例えば、錫の場合800℃)に加熱する。
【0037】
以下、図5及び図6を参照して、電源装置21を詳述する。
【0038】
図5は、電源装置21の電線系統図である。図5において、電源装置21は、互いに電力ケーブルで接続された配電盤31、サイリスタ盤32、及び整合盤33を含み、整合盤33は電力ケーブルを介して電磁誘導加熱コイル20に接続されている。配電盤31とサイリスタ盤32とを接続する電力ケーブルは電線管34で保護されており、また、サイリスタ盤32は、接地銅帯35及び接地極銅板36を介して接地されている。
【0039】
以上の構成を有する電源装置21は、配電盤31からの電流をサイリスタ盤32によって整流し、この整流された電流を整合盤33によって所望の高周波電流に変換して、この高周波電流を電磁誘導加熱コイル20に供給する。この電源装置21は、10〜1000kwの範囲で出力電力の大きさを調節できるように構成されている。
【0040】
図6は、電源装置21の冷却配管系統図である。上記したサイリスタ盤32及び整合盤33、並びに整合盤33と電磁誘導加熱コイル20を接続する電力ケーブルは発生熱量が大きいので、図6のように、冷却管が各々配管されて、冷却される。サイリスタ盤32及び整合盤33には3barの冷却水が供給され、整合盤33と電磁誘導加熱コイル20を接続する電力ケーブルには、3barの冷却水がポンプ37によって10barに昇圧された冷却水が供給される。
【0041】
上記装置により、電磁誘導加熱コイル20の各々を100kwの出力で作動させたところ、溶融金属2のみを約3時間で約2℃上昇させて定常状態にし、ガラスリボン10と溶融金属2との温度差をなくしたことにより、ガラスリボン1の収縮しわが減少して板ガラス表面の平滑性を向上させることができた。
【0042】
本実施の形態によれは、ガラスリボン10の移動に伴ってバス1の出口端4まで達した後ガラスリボン10とバス1の側壁5との間を通って入口端3側に戻る冷却された溶融金属2の加熱を電磁誘導加熱コイル20によって行うので、バス1内溶融金属2の流れの妨害及びバス1内雰囲気の汚染を防止しつつ、ガラスリボン10を加熱することなく溶融金属2を加熱することができ、その結果、ガラスリボン10とバス1の側壁5との間を通る冷却された溶融金属2とガラスリボン10との温度差を低減して、板ガラスに収縮しわが発生するのを防止することができる。
【0043】
本実施の形態においては、電磁誘導加熱コイル20を、リデューサ部6の近傍においてガラスリボン10の両側に1対設けているが、電磁誘導加熱コイル20を2対以上設けてもよい。
【0044】
また、本実施の形態においては、電磁誘導加熱コイル20をリデューサ部6の近傍においてガラスリボン10とバス1の側壁5との間に設けているが、リデューサ部6の近傍においてガラスリボン10の上方に設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、請求項1記載のフロート式板ガラス製造方法及び請求項4記載のフロート式板ガラス製造装置によれば、ガラスリボンの移動に伴ってバスの出口端まで達した後ガラスリボンとバスの側壁との間を通って入口端側に戻る冷却された溶融金属の加熱を、溶融金属の上方で電磁誘導加熱により行うので、バス内雰囲気の汚染を防止しつつガラスリボンを加熱することなく溶融金属のみを加熱することができ、その結果、溶融金属とガラスリボンとの温度差を低減して、板ガラスに収縮しわが発生するのを防止することができる。
【0046】
請求項2記載のフロート式板ガラス製造方法及び請求項5記載のフロート式板ガラス製造装置によれば、バス内溶融金属の流れを妨害するのを防止しつつ温度が低下した溶融金属を効果的に加熱することができる。
【0047】
請求項3記載のフロート式板ガラス製造方法及び請求項6記載のフロート式板ガラス製造装置によれば、溶融金属のみを効率的に加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るフロート式板ガラス製造装置の要部の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図3のC−C線断面図である。
【図5】電源装置21の電線系統図である。
【図6】電源装置21の冷却配管系統図である。
【図7】従来のフロート式板ガラス製造装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
1 バス
2 溶融金属
3 入口端
4 出口端
5 側壁
6 リデューサ部
7 キャナル
8 駆動ローラ
10 ガラスリボン
15 クーラ
16 電気ヒータ
20 電磁誘導加熱コイル
21 電源装置
31 配電盤
32 サイリスタ盤
33 整合盤

Claims (6)

  1. バス内に満たされた溶融金属上に溶融ガラスを流し出すことによりガラスリボンを形成し、該ガラスリボンを引張ることにより所定厚さの板ガラスを製造するフロート式板ガラス製造方法において、前記溶融金属の上方で前記溶融金属を電磁誘導加熱することを特徴とするフロート式板ガラス製造方法。
  2. 前記電磁誘導加熱を前記バスの側壁が内方に傾斜するリデューサ部の近傍で行うことを特徴とする請求項1記載のフロート式板ガラス製造方法。
  3. 前記電磁誘導加熱を前記溶融金属の上方、且つ前記ガラスリボンの上方で行うことを特徴とする請求項記載のフロート式板ガラス製造方法。
  4. 溶融金属が満たされたバスを備え、前記バス内に満たされた溶融金属上に溶融ガラスを流し出すことによりガラスリボンを形成し、該ガラスリボンを引張ることにより所定厚さの板ガラスを製造するフロート式板ガラス製造装置において、前記溶融金属を加熱する電磁誘導加熱手段を前記溶融金属の上方に設けたことを特徴とするフロート式板ガラス製造装置。
  5. 前記電磁誘導加熱手段を前記バスの側壁が内方に傾斜するリデューサ部の近傍に設けたことを特徴とする請求項4記載のフロート式板ガラス製造装置。
  6. 前記電磁誘導加熱手段を前記溶融金属の上方、且つ前記ガラスリボンの上方に設けたことを特徴とする請求項記載のフロート式板ガラス製造装置。
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