JP4334575B2 - 蒸気処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、蒸気を冷却して復水する蒸気処理装置及びこの蒸気処理装置を備えた加熱調理器に関するものである。
従来、加熱調理器から出た蒸気を、冷却水を収容した容器内に導いて冷却水中に放散させることで復水するようにしたものがある(例えば、特許文献1、或いは文献2参照。)。
また、加熱調理器から出た蒸気を空冷式熱交換器にて凝縮しているものもある(例えば、特許文献3参照。)。
特開平07−000279号公報(第3頁、第1図) 特開平03−231613号公報(第3頁、第1図〜第4図) 特開平03−182212号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、上記従来の加熱調理器では、発生した蒸気を効率良く安定的に復水するための構成について特に言及されておらず、単に加熱調理器で発生した蒸気を復水するための構成について開示されているのみであった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、蒸気を効率良く安定的に復水することが可能な蒸気処理装置を得ることを目的とする。
この発明に係る蒸気処理装置は、加熱調理器の蒸気発生口に連結され、蒸気発生口から排出された蒸気を冷却して復水させる蒸気処理装置であって、蒸気発生口から排出された蒸気を復水させるための水の水位を指示する水位目盛りを持つ水タンクと、水タンクの上部を開閉するタンクカバーと、タンクカバーの下面から下方に突出し、蒸気発生口と連通する連通管とを備え、タンクカバーで水タンクを閉じたとき、連通管の下端開口が、水位目盛りよりも下方で水タンク中の一定深さに位置するように構成され、連通管の途中に、一定容量の水を保持可能な補助容器を設けたものである。
この発明に係る蒸気処理装置は、蒸気処理を行うための水の水位を指示する水位目盛りを水タンクに設け、蒸気処理に必要な水量を間違いなく入れられるようにし、また、タンクカバーで水タンクを閉じたときに、タンクカバーの連通管の下端開口が、水タンク中の一定深さ位置に位置するように構成したので、加熱調理器から発生する蒸気を効率良く安定的に蒸気処理することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1の蒸気処理装置と加熱調理器との接続状態を示す斜視図である。図2はこの発明の実施の形態1における蒸気処理装置及び加熱調理器の概略断面図(図1のA視方向断面)、図3はこの発明の実施の形態1における蒸気処理装置を示す断面図(図1のB視方向断面)を示すものである。なお、図2の概略断面図は、図1のA視方向の厳密な断面図ではなく、説明の便宜上、適宜位置関係を変更してある。図4はこの発明の実施の形態1における蒸気処理装置の各部の着脱状態の説明図である。なお、各図には、加熱調理器として炊飯器の例を示している。
蒸気処理装置30は、加熱調理器1の蒸気発生口7から発生する蒸気を冷却して復水させる装置であって、加熱調理器1の蒸気発生口7に、蒸気回収蓋部10及び連結管20を介して着脱自在に連結されている。
加熱調理器1は、本体1aと、本体1aに内蔵され、被加熱物を収容する加熱容器2と、加熱容器2を加熱するエネルギーを発生する熱供給源3と、本体1aの上面開口を着脱自在に閉塞する蓋体5とを備えている。蓋体5は、加熱容器2の上面に蓋シールゴム4を介して密着する構成となっており、蓋体5と加熱容器2の上面との間から蒸気が外部に漏れない構成となっている。また、蓋体5の内部には、加熱容器2内で発生した蒸気を外部に排出する蒸気通路6が形成されており、蒸気通路6の一端は加熱容器2に開口し、他端は外部に開口しており、この外部側の開口である蒸気発生口7には、蒸気回収蓋部10が着脱自在に装着されている。
蒸気回収蓋部10は、蒸気発生口7から発生した蒸気が通過する蒸気通路11を内部に有し、蒸気発生口7から排出された蒸気を蒸気通路11を通過させて連結管20に排出させる。また、その蒸気通路11の途中には、加熱調理器1からの蒸気以外の流出物(吹きこぼれ)をせき止めて加熱容器2へ戻るためのねずみがえし12が形成されている。このねずみがえし12により、蒸気以外の流出物が蒸気発生口7から放出されたとしても、その流出物をねずみがえし12で全てせき止め、連結管20へ流出するのを防止している。
蒸気処理装置30は、蒸気処理(蒸気発生口7から排出される蒸気を蒸気処理装置30内で復水する処理)を行うための水が溜められる水タンク31と、水タンク31の上部を開閉するタンクカバー32とを有している。
水タンク31は、その側壁面に、蒸気処理を行うための水の水位を指示する水位目盛り35が形成されている。この水位目盛り35の高さ位置と後述の補助容器33の底面の高さ位置との間の距離H(図3参照)は、あらかじめ決められた距離Hとなるように設計されている。この距離Hについては後述する。
タンクカバー32は、図3に示すようにタンクカバー32に形成された係合穴36と水タンク31の外周壁に形成された係合突起37との係脱により水タンク31に着脱自在に装着されている。
また、タンクカバー32の下面には、連結管20と水タンク31内とを連通する連通管34がタンクカバー32の下面から下方に向けて垂下するように形成されている。連通管34の途中には、具体的には連通管34とタンクカバー32の下面との連結部分には、蒸気処理により水タンク31内で復水された水が加熱調理器1に戻るのを防止するための補助容器33が形成されている。補助容器33の底面には、補助容器33内に溜まった水を排出するための排出孔39が穿設されており、この排出孔39は通常、着脱自在の栓40で塞がれた状態となっている。
連通管34は、タンクカバー32を水タンク31に閉じたときに、連通管34の下端開口34aが水タンク31中の一定深さ位置に位置するように、タンクカバー32に一体形成されている。これは、仮に連通管34の水タンク31に対する水没深さを適切に設定せず、必要深さよりも浅かった場合、連通管34の下端開口34aから放出された蒸気を水タンク31内の水に十分に接触させることができず、蒸気処理不良となるためである。したがって、この一定深さ位置は、蒸気発生口7から発生する蒸気の全てを復水できるように設定されており、具体的には、蒸気気泡の浮き上がる速さと、蒸気が冷えて水に戻る速さとから決定される。
また、蒸気処理装置30は、水タンク31の壁の外側にもう一枚の壁を設けて2重壁構造とされており、蒸気処理後に内部の水が高温になっても、火傷することなく蒸気処理装置30に触れることが可能な構成となっている。また、タンクカバー32において、補助容器33の形成部分とは別の位置には通気孔38が形成されている。この通気孔38の作用については後述する。
以上の構成により、加熱調理器1の蒸気発生口7から放出された蒸気は、蒸気回収蓋部10内の蒸気通路11及び連結管20を通過し、蒸気処理装置30内に流入して補助容器33及び連通管34を通過し、連通管34の下端開口34aから水タンク31内の水中に放出されるようになっている。
次に、蒸気処理装置30の動作について説明する。
まず、水タンク31からタンクカバー32を取り外し、水タンク31の中に外部から水位目盛り35まで水Wを入れる。そして、加熱容器2内に調理品Fを入れ、加熱調理器本体1aの図示しない操作ボタンを押下して加熱調理を開始する。これにより、熱供給源3により加熱容器2が加熱され、加熱容器2の中の調理品Fに含まれる水が沸騰して蒸気が発生する。
そして、蒸気量が少ない間は、蒸気回収蓋部10の中で蒸気は結露し、蒸気通路6を通過して加熱容器2へ戻るが、沸騰が激しくなって蒸気量が増すと、加熱容器2の中は大気圧よりも圧力が上昇し、加熱容器2内で発生した蒸気は、その圧力により押し出されて蒸気通路6を通過し、蒸気発生口7から蒸気回収蓋部10の蒸気通路11に入る。ここで、加熱容器2と加熱調理器1の蓋体5とは蓋シールゴム4によってシールされているため、加熱容器2内の蒸気が外部に漏れることなく蒸気回収蓋部10内に入るようになっている。
そして、蒸気回収蓋部10の蒸気通路11に入った蒸気は、連結管20を介して蒸気処理装置30内に流れ込む。蒸気処理装置30内に流れ込んだ蒸気は、まず、補助容器33を通過し、更に連通管34を通過して下端開口34aから水タンク31内の水中へと噴き出す。そして、噴き出した蒸気は、水タンク31の中の水と接触して結露し、水に戻る。
このようにして蒸気が処理されることにより、加熱調理器1から発生した蒸気が外部に漏れるのを防止し、加熱調理時の不快な湿気の増加を防ぐことが可能となっている。
そして、蒸気処理装置30内に流れ込んだ蒸気は水タンク31内で水に戻るため、加熱調理器1での調理が進むにつれ、次第に水タンク31中の水量が増し、水位が徐々に高くなっていく。ここで、タンクカバー32には通気孔38が設けられているため、増えた水位分の空気が通気孔38より外部に放出され、蒸気処理中に蒸気処理装置30内の圧力が上昇することなくスムーズに蒸気処理を行うことが可能となっている。
そして、加熱調理が終了すると、加熱容器2内が冷えて圧力が低下する。これにより連結管20及び補助容器33の中も同様に圧力が低下し、連通管34の下端開口34aから水タンク31内の水が吸い上げられる。そして、吸い上げられた水は、補助容器33に入る。ここで、補助容器33の容積をA[リットル]、加熱容器2の中の調理品Fから出た蒸気の全てを結露させた場合の容積をB[リットル]とすると、A>Bとなるように補助容器33の容積は十分大きくしてある。したがって、連通管34の下端開口34aから吸い上げられた水は、全て補助容器33の中に溜まることになり、連結管20を介して加熱容器2へ逆戻りし、調理品を濡らすことを防止することが可能である。
次に、調理が終了して加熱調理器の蓋体5を開けると、加熱容器2の中の圧力は元の大気圧に戻る。これにより、水タンク31内の水を吸い上げていた力が無くなるため、補助容器33の中の水は連通管34の下端開口34aから流出して水タンク31に戻る。
ここで、本例は、水タンク31に水位目盛り35を設け、水タンク31に適切な水量の水を溜めておくことで、加熱調理器1の蒸気処理を効率良く且つ安定的に行えることに一つの特徴がある。次に、この水量の設定について説明する。
図5は水タンクの中の水量を様々に変えて蒸気処理を行った場合の蒸気処理後の水温測定結果を示す図であり、横軸は水タンク31内の初期水量[mL]、縦軸は蒸気処理後の水タンク31内の水温[℃]を示している。
図5に示すように、初期水量をV1以下とすると水温は100℃に達してしまうため、蒸気処理ができなくなる(すなわち、蒸気を冷やして復水することができなくなる)。このため、水タンク31の水量は、水タンク31を構成する樹脂材料の耐熱を考慮して水温90℃以下となるV2以上の水量に設定する。なお、調理後の清掃時の火傷事故防止のため水温60℃以下とすることが好ましい場合には、V3以上の水量に設定する。
このようにして設定された水量を満足する位置に水位目盛り35を設けることにより、蒸気処理装置30で蒸気処理を安定的且つ安全に行えることが可能となる。
また、本例は、蒸気処理によって蒸気処理装置30から水が溢れるのを防止可能とした点にも特徴を有しており、次に、その特徴部分について説明する。
加熱調理を開始する際には、補助容器33の中に水が残って居ない状態で行うこととするが、万が一、水が残った状態で調理を開始した場合、その調理終了後に蓋体5を開けた際に、その残水分が正常時(補助容器33の中に水が残って居ない状態での処理時)よりも余計に水タンク31に戻ることになる。したがって、このような場合を想定して蒸気処理装置30を適切な寸法設計としておかないと、蒸気処理装置30から水が溢れる可能性がある。本例ではこれを防止するため、水位目盛り35の位置を最適な位置に設定することで、水溢れを防止する構成としている。以下、詳細に説明する。
具体的には、補助容器33の底面の高さ位置から所定距離Hだけ離れた位置に水位目盛り35を設けている。すなわち、加熱容器2の中の調理品Fから出た蒸気のすべてが水に戻ることにより上昇する水位高さを△h1とし、補助容器33内に残水が仮に満杯の場合に、補助容器33の容積A[リットル]の水が水タンク2へ戻ることで上昇する水位高さを△h2とすると、距離Hを以下の(1)式が成立する値とする。
H >= Δh1 + △h2 ・・・・(1)
そして、このようにして得られた距離Hを満足する位置に水位目盛り35を設けることにより、万が一、補助容器33内に残水を残ったまま調理が開始されても、蒸気処理装置30から水が溢れるのを防止することが可能である。
以上のことから、水位目盛り35の位置は、V2又はV3以上の水量を指示する位置であって、さらに上記距離Hを満足する位置に設定される。
このように実施の形態1によれば、蒸気処理を行うための水の水位を指示する水位目盛り35を設け、蒸気処理に必要な水量が使用者により間違いなく入れられるようにし、また、タンクカバー32で水タンク31を閉塞したときに、タンクカバー32の連通管34の下端開口34aが、水タンク31中の一定深さ位置に位置するように構成したので、加熱調理器1から発生する蒸気を効率良く安定的に蒸気処理することができる。
なお、水位目盛り35によって指示される水位は、蒸気を復水後の水タンク31内の温度が90℃以下となるように設定された水量を指示する位置であるため、この水位まで水が入れられた上で加熱調理器1が駆動されることにより、加熱調理器1から発生した蒸気を確実に蒸気処理することが可能である。
また、連通管34の下端開口34aの前記一定深さ位置は、蒸気発生口7から発生する蒸気の全てを復水できるように設定された位置であるため、加熱調理器1から発生した蒸気を効率良く安定的に蒸気処理することが可能である。
また、加熱調理後に連通管34から吸い上げられた水を一時的に貯留する補助容器33を設けたので、吸い上げられた水が加熱調理器1に逆戻りし、調理品を濡らすのを防止することができる。
また、補助容器33の底面から前記水位目盛り35までの高さ距離Hを、加熱調理器1の中の調理品から出た蒸気のすべてが水タンク31内で水に戻ることにより上昇する水位高さ△h1と、補助容器33の容積分の水が水タンク31内に戻ることにより上昇する水位高さ△h2の合計以上としたので、万が一、補助容器33内に残水を残ったまま調理が開始されても、蒸気処理装置30から水が溢れるのを防止することが可能である。
また、補助容器33の底面に排出孔39を設け、この排出孔39を塞ぐ取り外し可能な栓40を設けたので、調理終了後に補助容器33の中の残水を捨て、洗浄を楽に行うことができる。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2における蒸気処理装置を示す断面図である。
実施の形態2の蒸気処理装置30Aは、図3に示した実施の形態1の蒸気処理装置30の補助容器33の底面を、その底面と連通管34との連結部に向けて漏斗状(ラッパ状に)に下方に傾斜する傾斜面33aとしたものである。
このように構成することにより、調理終了後に加熱調理器1の蓋体5を開けるだけで、補助容器33の中の全ての水を水タンク31内に排出することが可能となる。
実施の形態3.
図7はこの実施の形態3における蒸気処理装置を示す断面図である。
上記実施の形態1では、連結管20を1本としていたが、実施の形態3の蒸気処理装置30Bでは、複数本形成するようにしたものである。具体的には、図7に示すように、補助容器33の底面に、連結管20とは別に、補助容器33の底面から水タンク31内に延びる複数(図では2つ)の連通管41、42を設けたものである。
このように構成することで、蒸気が分散して水と接触することができ、結露に要する熱の移動を速くすることができ、蒸気処理の効率を良くすることができる。
また、各連通管34、41、42それぞれの下端開口34a、41a、42aの水没高さは、同じ高さとしても良いし、異なる高さとしてもよいが、図7に示す連通管41と連通管34のように同じ高さとした場合、各連通管41、34から排出される蒸気がお互いに干渉しあって水との接触量が低下する場合がある。このため、連通管42のように高さ位置を変えることが望ましい。こうすることで、干渉を防ぐことができて蒸気処理の効率を良くすることが可能となる。
また、隣合う下端開口41aと下端開口34a、或いは下端開口34aと下端開口42aの互いの距離が近いと、上記同様に排出蒸気がお互いに干渉しあって水との接触量が低下する場合があるため、距離は離れている事が好ましく、少なくとも下端開口の直径(或いは短辺)以上に離れているように構成する。これにより、排出蒸気がお互いに干渉するのを防ぐことができ、効率を良く蒸気処理を行うことができる。
実施の形態4.
図8はこの実施の形態4における蒸気処理装置を示す断面図である。
実施の形態4の蒸気処理装置30Cは、実施の形態1の図3と同様の構成に、さらにタンクカバー32の下面側に大気開放管50を接続したものである。大気開放管50は、一端が補助容器33の底面に接続された略U字状の管で構成され、他端は自由端となっている。この自由端開口50aは、水位目盛り35の高さ位置から距離Lの位置に位置するように構成されており、加熱調理終了後、加熱容器2内が冷えて連通管34の下端開口34aから水が吸い上げられて水タンク31内の水位が自由端開口50aの位置まで下がったときに、加熱容器2を大気開放し、前記吸い上げられた水が、加熱調理器1に逆流するのを防止するためのものである。なお、大気開放管50は、図8中の寸法sで示すように、大気開放管50の曲折部が連通管34の下端開口34aよりも低い高さ位置に位置するように構成されており、蒸気が大気開放管50からではなく、連通管34側から積極的に放出されるようにしている。
次に大気開放管50の作用について説明する。
加熱調理が終了し、加熱容器2内が冷えて内部圧力が低下すると、連結管20及び補助容器33の中も同様に圧力低下し、連通管34の下端開口34a及び大気開放管50の自由端開口50aから水タンク31の水が吸い上げられ、その水は補助容器33に入る。このように、水タンク31の水は吸い上げられるため、水タンク31内の水位は低下していく。
そして、水タンク31内の水位が大気開放管50の自由端開口50aの高さ位置まで低下すると、大気開放管50の自由端開口50aから、水に代わって空気が吸い込まれ始める。そして、さらに吸い込みが進んで大気開放管50内の水が吸い込まれ尽くされると、大気開放管50から吸い込まれた空気が補助容器33及び連結管20へ流入し、加熱容器2の中が大気圧に戻る。
図9は加熱調理終了後に加熱容器2の中が冷えて大気開放管50が作用した時の様子を示したもので、説明のため水を網パターンでハッチングしてある。図9に示すように、大気開放管50の自由端開口50aから空気が吸い込まれることによって、大気開放管50から連結管20まで大気連通する。これにより連通管34の下端開口34aからの水の吸い込みも停止し、大気開放管50の自由端開口50aから吸い上げられて補助容器33内に流入した水が、連通管34の下端開口34aから水タンク31内へと戻される。
このように、一端が補助容器33の底面に接続され、他端が大気開放される大気開放管50を設けたので、加熱調理後に、水タンク31内の水が連結管20を介して加熱容器2へ流入し、調理品を濡らすことを防止することができる。
また、大気開放管50の自由端開口50aとの距離Lを小さくすることで、補助容器33を小さく、或いは不要とすることが可能となり、蒸気処理装置30を小型にする効果がある。
なお、この実施の形態4では、タンクカバー32に複数設けた連通管のうち、1本を大気開放管50とした構成を示して説明したが、図8において連通管34を省略してタンクカバー32に大気開放管50を1本だけ設ける構成としてもよい。この場合、大気開放管50からのみ蒸気が噴出されることになるため、大気開放管50の自由端開口50aを、水位目盛り35よりも必ず下方に位置させる必要がある。
なお、大気開放管50は図8に示したようなU字管に限られず、一端がタンクカバー32の下面側(具体的には補助容器33の底面)に接続され、その接続部から水タンク31内に向けて下降した後、曲折して上方(斜め上方を含む)に向けて延び、他端が開放されて自由端とされた管であれば良い。
実施の形態5.
上記各実施の形態では、蒸気処理装置30と加熱調理器1とを別装置として構成していたが、実施の形態5では、加熱調理器本体1aと蒸気処理装置30とを一体構成とし、一つの加熱調理器として提供されるようにしたものである。
図10(1)〜(3)は、この発明の実施の形態5における加熱調理器の動作説明斜視図、図11(1)〜(3)はこの発明の実施の形態5における加熱調理器の動作説明概略断面図を表したものである。なお、図10(1)、図11(1)は加熱調理器の蓋体5を閉じた様子、図10(2)、図11(2)は加熱調理器の蓋体5を開けた様子、図10(3)、図11(3)は蒸気回収蓋部10を加熱調理器の蓋体5から外すとともに、蒸気処理装置30を加熱調理器本体1aから正面方向に引き出して取り外した様子を示している。図10及び図11において、上記実施の形態と同一構成部分には同一符号を付し、必要箇所以外の説明を省略する。なお、図10及び図11に示した加熱調理器100は、蒸気回収蓋部10の蒸気通路11の途中に圧力調整弁60を備えた圧力式加熱調理器を示している。
実施の形態5の加熱調理器100は、上記の他の実施の形態のように蒸気処理装置30と加熱調理器とを別装置として構成した場合と比較して、各構成部の外形や構造が異なる部分もあるが、図10及び図11において、図1〜図3と同一符号を付した部分についての用途は略同じである。
また、実施の形態5の加熱調理器100は、いわば蒸気処理装置30を組み込んで一体構成とした構造上、蒸気回収蓋部10と蒸気処理装置30とを連結する連結管20が蓋体5の内部に組み込まれた構造となっている。そして、連結管20の一端は蓋体5の内部で蒸気回収蓋部10の蒸気通路11に連結固定され、他端は自由端となって蓋体5の加熱調理器本体1a側の表面で開口している。連結管20の自由端は、蒸気回収蓋部10を閉じることにより、図11(2)に示すように蒸気処理装置30の上面に突出して設けた連結部32aに隙間なく勘合するようになっている。また、蓋体5を開いた場合には、図10(2)、図11(2)に示すように、加熱容器2に調理品を入れられる状態となるとともに、連結管20と連結部32aとが分離する。つまり、加熱調理器100の蓋体5に連結管20を構成したので、加熱調理器100の蓋体5の開閉操作に連動して連結管20と蒸気処理装置30との分離・接続が行えるようになっている。
このように構成したことにより、上記各実施の形態と同様の作用効果が得られるとともに、実施の形態5では加熱調理器本体1aと蒸気処理装置30とを着脱自在に一体構成したので、加熱調理器1を清掃する際、調理後の各部の汚れに簡単にアクセスできるようになり、清掃性を向上することが可能となる。また、上記実施の形態1のように蒸気処理装置30を加熱調理器1と別体で形成した場合の連通管20の引き回しが不要であるため、全体としてコンパクトな構成とすることが可能となる。
実施の形態6.
図12は、この実施の形態6における加熱調理器の動作説明図で、図12(1)は、加熱調理器の斜視図、図12(2)は、加熱調理器の概略断面図を示している。
実施の形態6の加熱調理器200は、図10及び図11に示した実施の形態5の加熱調理器100に、さらに、水タンク31内の水量を外部から確認可能とするための透明窓70を設けるとともに、その透明窓70に併設して水位目盛り35を設置したものである。そして、さらに蒸気処理装置30の上面に調理品取扱い用具としてのしゃもじ80を着脱自在に支持する支持部としてのしゃもじ受け穴81を設けるとともに、このしゃもじ受け穴81に挿入されたしゃもじ80の掬い部(調理品接触部)が水タンク31内に位置して水に浸かるように構成したものである。
このように構成したことにより、蒸気処理装置30内に適切な量の水が溜められているかどうかを外部から透明窓70により確認することができる。なお、水タンク31を透明容器で構成して、水タンク31内の水位を外部から確認可能とするようにしても良い。
また、しゃもじ受け穴81を設け、加熱調理器200にしゃもじ80を支持できるようにしたので、調理終了後、調理品を取り出す際にしゃもじ80をしゃもじ受け穴81から取り出して使用できるため使い勝手が良い。
また、しゃもじ80を使用後、しゃもじ80をしゃもじ受け穴81に挿入すると、しゃもじ80の掬い部が水タンク31内に浸かり、しゃもじ80についていた調理品のカスなどを水タンク31の水で洗い流す事ができる。このため、再び使用する際にはカスの付着を気にすることなく使用でき、便利である。なお、しゃもじ80の代わりに、おたま、スプーン、フォーク、箸などを支持できるようにしても良い。
なお、上記実施の形態5及び実施の形態6の加熱調理器100,200では、蒸気処理装置部分として実施の形態1の蒸気処理装置30を用いた場合を例示して説明したが、実施の形態2〜4の蒸気処理装置を用いても、もちろんよい。
実施の形態7.
上記各実施の形態の加熱調理器は、図示しない制御部を有しており、図示しない操作スイッチにより各種調理コースの中から何れか一つを選択可能に構成されており、その選択された調理コースの制御パターンに基づいて加熱手段等を制御するように構成されている。この実施の形態7では、100度まで所定時間、沸騰させる洗浄コースを設けるようにしたものである。これにより、加熱容器2の中に水だけを入れ、洗浄コースを選択することにより、調理時に発生して付着した揮発成分の臭いなどを、加熱容器2から蒸気処理装置30の連通管34に至る蒸気の通過径路を通過させることで、除去することが可能となる。
実施の形態8.
上述した実施の形態1〜7においてそれぞれ別の実施の形態として説明したが、各実施の形態を適宜組み合わせて蒸気処理装置又は加熱調理器を構成してもよい。これより、蒸気処理の効率が良く、安全性の高い加熱調理器を得る事ができる。
また、加熱調理器の種類は、図10及び図11に示した実施の形態5のように調圧装置(圧力調整弁60)を備えた圧力式加熱調理器としても良い。また、調圧装置として、連通管34の下端開口34aの水没の深さを使うようにしてもよい。すなわち、連通管34の下端開口34aの水没深さによって加熱調理器内に加える圧力を変えることが可能であるため、例えば炊飯に適した圧力を加圧可能な水没深さ位置に連通管34の下端開口34aが位置する構成としてもよい。また、このように調圧装置として、連通管34の下端開口34aの水没の深さを使う場合には、圧力調整弁60を省略して構成部品を少なくできる効果がある。
本発明の活用例として、一般家庭において使用される炊飯器の他、圧力鍋など、調理器から噴出する蒸気の温度及び湿度を低減し、安全で快適な使用環境を提供する調理器がある。
この発明の実施の形態1〜4における蒸気処理装置と加熱調理器との接続状態を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1における蒸気処理装置及び加熱調理器の概略断面図(図1のA視方向断面)である。 この発明の実施の形態1における蒸気処理装置を示す断面図(図1のB視方向断面)である。 この発明の実施の形態1における蒸気処理装置の各部の着脱状態の説明図である。 水タンクの中の水量を様々に変えて蒸気処理を行った場合の蒸気処理後の水温測定結果を示す図である。 この発明の実施の形態2における蒸気処理装置を示す断面図(図1のB視方向断面)である。 この実施の形態3における蒸気処理装置を示す断面図(図1のB視方向断面)である。 この実施の形態4における蒸気処理装置を示す断面図(図1のB視方向断面)である。 この発明の実施の形態4における蒸気処理装置を示す断面図(図1のB視方向断面)である。 この発明の実施の形態5における加熱調理器の動作説明斜視図である。 この発明の実施の形態5における加熱調理器の動作説明概略断面図である。 この発明の実施の形態6における加熱調理器の動作説明図である。
符号の説明
1 加熱調理器、1a 本体、3 熱供給源(加熱手段)、5 蓋体、7 蒸気発生口、10 蒸気回収蓋部、11 蒸気通路、20 連結管、30,30A,30B,30C 蒸気処理装置、31 水タンク、32 タンクカバー、32a 連結部、33 補助容器、33a 傾斜面、34 連通管、34a 下端開口、35 水位目盛り、39 排出孔、40 栓、41 連通管、41a 下端開口、42 連通管、42a 下端開口、50 大気開放管、50a 自由端開口、60 圧力調整弁、70 透明窓、80 しゃもじ、81 しゃもじ受け穴、100,200 加熱調理器。

Claims (6)

  1. 加熱調理器の蒸気発生口に連結され、蒸気発生口から排出された蒸気を冷却して復水させる蒸気処理装置であって、
    前記蒸気発生口から排出された蒸気を復水させるための水の水位を指示する水位目盛りを持つ水タンクと、
    該水タンクの上部を開閉するタンクカバーと
    タンクカバーの下面から下方に突出し、前記蒸気発生口と連通する連通管とを備え、
    前記タンクカバーで前記水タンクを閉じたとき、前記連通管の下端開口が、前記水位目盛りよりも下方で前記水タンク中の一定深さに位置するように構成され、
    前記連通管の途中に、一定容量の水を保持可能な補助容器を設けたことを特徴とする蒸気処理装置。
  2. 前記水位目盛りによって指示される水位は、蒸気を復水後の水タンク内の水の温度が90℃以下となるように設定された水量を指示する水位であることを特徴とする請求項1記載の蒸気処理装置。
  3. 前記連通管の下端開口の一定深さ位置は、前記蒸気発生口から排出された蒸気の全てを復水できるように設定された位置であることを特徴とする請求項1記載の蒸気処理装置。
  4. 前記補助容器は、前記タンクカバーの下面と前記連通管との連結部分に形成されており、前記補助容器の底面から前記水位目盛りまでの高さ距離を、加熱調理器の中の調理品から出た蒸気のすべてが水タンク内で水に戻ることにより上昇する水位高さと、補助容器の容積分の水が水タンク内に戻ることで上昇する水位高さの合計以上としたことを特徴とする請求項1記載の蒸気処理装置。
  5. 前記補助容器に、該補助容器内の水の排水用の孔及び該孔を塞ぐ取り外し可能な栓を設けたことを特徴とする請求項4記載の蒸気処理装置。
  6. 前記補助容器の底面を、該補助容器の底面と前記連通管との連結部に向けて漏斗状に下方に傾斜する傾斜面としたことを特徴とする請求項1記載の蒸気処理装置。
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