JP4330572B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、吸収性物品及び吸収性物品の製造方法に関し、特に、液透過性の表面シート材と、液不透過性の防漏シート材と、これらのシート材の間に介在する液保持性の吸収体とを備え、背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを各々接合することにより、パンツ形状に形成される吸収性物品及び該吸収性物品の製造方法に関する。
使い捨ておむつ、パンツ型おむつ等の吸収性物品は、例えば液透過性の表面シート材と、液不透過性の防漏シート材と、液保持性の吸収体とを具備する実質的に縦長の吸収性本体と、背側部と腹側部と股下部とを含む外層材とからなるものであり、身体からの排出物等を吸収体に効果的に吸収できるようにすると共に、吸収した排出物を漏出させることなく強固に保持できるようにするための種々の工夫がなされている。
また、使い捨ておむつやパンツ型おむつ等は、子供や老人等の着用者の下腹部に沿った形状となるように、例えば吸収性本体を内側にして外層材を股下部で二つ折りに折り返すと共に、背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを接合することによってパンツ形状に形成される。さらに、外層材にウェスト周り弾性部材、胴回り弾性部材、レッグ周り弾性部材等を配置することにより、装着時の肌合いやフィット感を向上させている。
使い捨ておむつやパンツ型おむつをパンツ形状に形成するべく背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを接合する手段としては、これらの側縁部を重ね合わせてヒートシールする方法が一般的に採用されているが、例えば廃棄時等において側縁部の接合部を剥離して折り畳んだり、一旦剥離した接合部を必要に応じて再接合したりすることを容易にする接合手段として、オス材及びメス材からなるメカニカルファスナーを用いたものが知られている。メカニカルファスナーによる接合手段の場合、図8に示すように、対向する一対の側縁部70a,70bの内側面にオス材71とメス材72を各々配置してこれらを重ね合わせて接合するだけでは、着用時における引っ張り力がT字方向の引っ張り力として負荷されることになるため接合強度が不足することになる。一方、図9に示すように一方の側縁部73aの外側面に他方の側縁部73bの内側面を重ね合わせてオス材74とメス材75とを係止させることにより、着用時における引っ張り力がせん断方向の引っ張り力として負荷されるようにすることも考えられるが、吸収性物品を連続的に製造する工程において、一方の側縁部73aの外側面に他方の側縁部73bの内側面を重ね合わせる作業に多くの手間がかかることになる。特に、例えば吸収性本体を間欠的に取り付けた外層材のウェブ(連続体)を、製造される吸収性物品の幅方向に連続して送り出す、いわゆる横流れによる製造方法では、弾性部材は胴周囲方向に伸縮可能な状態となるように配置されており、製品を個々に分断した後は収縮した部分のハンドリングが必要となるため、一方の側縁部の外側面に他方の側縁部の内側面を重ね合わせた状態とする工程の難易度が高くなる。
これに対し、対向する一対の側縁部の内側面にオス材やメス材を各々配置してこれらを重ね合わせて接合した場合でも、着用時における引っ張り力がせん断方向の引っ張り力として負荷される接合部を有する吸収性物品及びその製造方法が開発されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1によれば、図10に示すように、吸収性物品の製造時に、メカニカルファスナーのメス材76を扁平なC形に折り畳み、折り線部分76cを外側に配置して一方の折り畳み片部76aの外側面を一方の側縁部77aの内側面に接合すると共に、他方の折り畳み片部76bの外側面を、他方の側縁部77bの内側面に設けたオス材78と係止させるようにしたものである。
特表2003−533278号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の吸収性物品によれば、背側部の側縁部77bと腹側部の側縁部77aとの接合部において、メス材76は、2重に折り畳むことが可能な2倍の長さで設置されることになるため、材料の無駄が生じることになると共に、吸収性物品の製造工程においてメス材76を2重に折り畳む作業が必要になって製造工程が複雑化することになる。
本発明は、背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを、これらの内側面同士を対向させた状態でオス材とメス材を配置して接合した場合でも、着用時における引っ張り力がせん断方向の引っ張り力として負荷されるようにしたメカニカルファスナーによる接合部を、多くのメス材を用いることなく且つ簡易な製造工程で容易に形成することのできる吸収性物品及び該吸収性物品の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、液透過性の表面シート材と、液不透過性の防漏シート材と、これらのシート材の間に介在する液保持性の吸収体とを備え、吸収体の背側部と腹側部の側方に延出する外層材を有し、背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを、オス材及びメス材からなるメカニカルファスナーを介して各々接合することにより、パンツ形状に形成される吸収性物品であって、前記オス材は、前記背側部又は腹側部の何れか一方の側縁部の内側面(身体側の面)に取り付けられており、前記メス材は、シート材からなり、外側辺部の裏面(外層材と対向する面)を、前記背側部又は腹側部の他方の側縁部の内側面(身体側の面)に接合することにより、接合された前記外側辺部よりも内方部分を自由部分として延設させた状態で取り付けられており、前記オス材は、前記自由部分において前記メス材と係止して、前記背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを接合している吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、上記吸収性物品を製造するための製造方法であって、前記吸収性物品を構成するウェブを連続的に横流れで送り出す工程と、送り出される前記ウェブを流れ方向と平行な二つ折り線に沿って折り畳んだ後に個々の吸収性物品に切り離す工程とを含み、前記ウェブを折り畳んで個々の吸収性物品に切り離す工程に先立って、前記ウェブの背側部、腹側部における切り離し予定線を挟んだ両側に、切り離して形成される各吸収性物品の両側縁部の内側面に配置して、前記オス材又はメス材の何れか一方及び他方を各々取り付ける工程を備え、前記ウェブを二つ折りに折り畳んだ際に、前記オス材を前記メス材の自由部分に係止させ、前記切り離し予定線で前記ウェブを個々に切り離して、前記背側部の両側縁部と前記腹側部の両側縁部がメカニカルファスナーを介して各々接合された吸収性物品を製造する吸収性物品の製造方法を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品及び該吸収性物品の製造方法によれば、背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを、これらの内側面同士を対向させた状態でオス材とメス材を配置して接合した場合でも、着用時における引っ張り力がせん断方向の引っ張り力として負荷されるようにしたメカニカルファスナーによる接合部を、多くのメス材を用いることなく且つ簡易な製造工程で容易に形成することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係る吸収性物品は、例えば図1及び図2に示すようなパンツ型おむつ10として製造されるものであり、このパンツ型おむつ10は、基材シート11に弾性部材12a,12b,12cが伸長状態で配設された複合シート部材を切断して得られた外層材14と、外層材14の内側に取り付けられた、液透過性の表面シート材15、液不透過性の防漏シート材(図示せず)、及びこれらのシートの間に介在する液保持性の吸収体16からなる縦長の吸収性本体17とによって構成されるものである。本実施形態のパンツ型おむつ10は、吸収性本体17と共に外層材14を、これの股下部Cの中央部分で折り返して腹側部Aと背側部Bとを重ね合わせるように二つ折りにすると共に、好ましくは背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aとを、オス材19及びメス材20からなるメカニカルファスナー13(図3及び図4(a),(b)参照)を介して各々接合することによってパンツ形状に形成されることになる。
そして、本実施形態の吸収性物品としてのパンツ型おむつ10は、例えば液透過性の表面シート材15と、液不透過性の防漏シート材(図示せず)と、これらのシート材の間に介在する液保持性の吸収体16とを具備する吸収性本体17と、背側部Bと腹側部Aと股下部Cとを含む外層材14とからなり、図3及び図4(a),(b)に示すように、背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aとを、オス材19及びメス材20からなるメカニカルファスナー13を介して各々接合することにより、パンツ形状に形成される吸収性物品であって、オス材19は、背側部Bの側縁部18bの内側面(身体側の面)に取り付けられており、メス材20は、シート材からなり、外側辺部20aの裏面(外層材14と対向する面)を、腹側部Aの側縁部18aの内側面(身体側の面)に接合することにより、接合された外側辺部20aよりも内方部分を自由部分20bとして延設させた状態で取り付けられており、オス材19は、自由部分20bにおいてメス材20と係止して、背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aとを接合している。
本実施形態によれば、パンツ型おむつ10は、後述する工程と共に、従来のパンツ型おむつと略同様の製造工程によって製造されることになる。すなわち、例えば図5に示すように、原反ロールから連続的に供給される外層不織布を基材シート11として、この基材シート11に対して、例えばホットメルト型接着剤を連続的に塗工すると共に、ウェスト周り弾性部材12a、レッグ周り弾性部材12b、及び胴周り部弾性部材12cを所定の伸長率に伸長させた状態で各々複数本配設する。また各弾性部材12a,12b,12cが配設された基材シート11を覆うようにして、例えば原反ロールから連続的に供給される帯状の内層不織布11aを接合することにより、基材シート11と弾性部材12a,12b,12cと内層不織布11aとが一体となった複合シート部材を、外層材14の連続体であるウェブ21として形成する。
さらに、形成されるパンツ型おむつ10の幅方向に連続して、横流れで送り出されれる外層材14のウェブ21に、表面シート材15と防漏シート材と吸収体16とからなる吸収性本体17を間欠的に取り付けると共に、さらに送り出されるウェブ21に、例えばレッグホールカッター装置を用いてレッグホール22を開口形成する。しかる後に、外層材14のウェブ21を、吸収性本体17を内側にして流れ方向と平行な二つ折り線に沿って折り畳み、吸収性本体17を取り付けたウェブ21を切り離して、個々の製品に分割することにより、パンツ型おむつ10が形成されることになる。
そして、本実施形態のパンツ型おむつ10は、図3及び図4(a),(b)に示すように、オス材19及びメス材20からなるメカニカルファスナー13を介して背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aとが各々接合されるものであり、メカニカルファスナー13のオス材19としては、例えば基材の一面に多数の鈎状、キノコ状、T字状、Y字状等のフックを起立してなる公知の各種のメカニカルファスナーのオス材を用いることができる。また、本実施形態によれば、オス材19は、例えば幅3〜40mm程度の帯状に形成され、背側部Bの両サイドの側縁部18bに沿って、上下の端部に非設置部分を残しつつ、略全長にわたって、当該側縁部18bの内側面に、例えばヒートシールや超音波等による熱融着の方法や、ホットメルト等の接合手段を介して貼り付けられて、相当の接合強度を発現するように取り付けられている。なお、上下の端部の非設置部分は、パンツ型おむつ10を着用者から取り外す際のきっかけとなるつまみしろとして機能すると共に、突起部のあるオス材19の表面や裏面、或いは角部が着用者の肌に直接触れないようにするために残置される部分である。非設置部分の寸法は、好ましくは1〜30mmであり、特に好ましくは5〜20mmである。
ここで、本実施形態によれば、オス材19が背側部Bの両側縁部18bの内側面に取り付けられていることにより、例えばパンツ型おむつ10を使用後に廃棄する際に、腹側部Aを内側に丸め込むようにしつつ外側を背側部Bで覆った状態で、オス材19を用いて背側部Bの両側縁部18bを丸め込んだパンツ型おむつ10の外周部分に固定することにより、廃棄テープ等を別途に用いることなく、使用後のパンツ型おむつ10をコンパクトにまとめることが可能になり、ごみを小さくしたり、***物の臭いを漏れ難くすることができ、これによってパンツ型おむつ10の廃棄性を向上させることが可能になる。また、オス材19は、背側部Bの側縁部18bにおいて、外側縁から30mm以上離れることなく取り付けられていることが好ましい。これによって、オス材19の外側に延出する自由部分20bを過度に長くする必要がなくなると共に、おむつの胴回りの内寸を形成するために材料が有効に使われることとなり、これらによって材料の無駄が生じるのを効果的に回避することが可能になる。
メカニカルファスナー13のメス材20としては、機能の面からいうと、製品として出荷される際、オス材19と係止されて必要強度を発現し、製品を使い終わる間際まで強度を保つことを可能にする素材であればよい。そのため、その材料はオス材19の選択によっても変わることとなる。再係止を念頭において設計するかどうかも、メス材20を選択する上で重要な基準となる。また、もうひとつの大切な機能として、外層材14と接合されたときにその接合強度を保ち、着用中の負荷に対して自らが破断することのない材料強度を有していることが好ましい。メス材20としては、例えば基材シート上に多数の繊維をループ状又はアーチ状に編み込んでなる編み物の他、所定の坪量や繊維の維度を備える不織布等の、公知の各種のメカニカルファスナーのメス材を用いることができる。もちろん、所望の物性を満たすものであれば、外層材14に用いている材料と同じ材料をそのまま転用することもできる。またおむつ内の環境を改善するためには、通気性のある素材が望まれる。本実施形態によれば、メス材20として、好ましくは熱融着性に優れ、伸縮可能な不織布を用いることできる。メス材20として熱融着性に優れた不織布を用いることは、メス材20と外層材14の接合強度を確保しつつ、生産性を高める上で非常に重要である。またメス材20として伸縮可能な不織布を用いることにより、メス材20にも伸縮性を持たせることとなり、パンツ型オムツ10の着用者へのフィット性を高めることが可能になる。
本実施形態によれば、メス材20は、例えば片側につき幅5〜50mm程度の帯状シート材料からなり、例えば幅1〜20mm程度、好ましくは3〜10mm程度の外側辺部20aの裏面を、例えばホットメルト型接着剤や熱融着シール等の接合手段を介して腹側部Aの両サイドの側縁部18aの内側面に接合することにより、当該側縁部18bの略全長にわたって取り付けられている。メス材20と側縁部18aとの接合については、その使われ方や、接合後の材料の物性等を考慮して、適宜設計することができる。例えば、接合箇所の接合面積は、素材のやわらかさを損なわないようにしたり、接合部分の剛性を抑えるために、極力小さくしておくことが好ましい。できれば、連続した面での接合ではなく、部分接合となるポイントシールをすることが好ましい。ポイントシールとしては、円形、楕円形、矩形、ひし形、線状などの形状をもったシール面を、間隔を置いて配置することが好ましい。またメス材20は、外側辺部20aを側縁部18の側縁に近接させて取り付けることが好ましい。これによって、パンツ型オムツの胴回りの内寸を形成する材料を有効に使うことができるとともに、オス材19の略全域を効果的にメス材20に係止させることが可能になる。さらに、メス材20は、メス材20とオス材19とを接合した際に、メス材20の自由部分20bの自由端が、オス材19の内側縁を越える長さで延設するように設けることが好ましい。これによって、内側に向いたオス材19をメス材20の自由端を越えてはみ出させることなくメス材20によって確実に覆って、オス材19のフックが肌に直接触れて違和感を生じさせるのを効果的に回避することが可能になる。
なお、本実施形態によれば、メス材20の外側辺部20aの、腹側部Aの側縁部18aの内側面に対する接合強度は、3N/30mm以上であることが好ましく、さらに好ましくは5N/mm以上、特に好ましくは8N/30mm以上である。パンツ型おむつ10の着用時においては、オス材19とメス材20によるメカニカルファスナー13の接合部とは異なり、メス材20の外側辺部20aと側縁部18aの内側面との接合部には、T字方向の引っ張り力が負荷されることになるが、かかる接合部の接合強度を3N/30mm以上とすることにより、負荷されるT字方向の引っ張り力に効果的に抵抗することが可能になる。
また、本実施形態によれば、パンツ型おむつ10の背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aには、ウェスト周り弾性部材12a、レッグ周り弾性部材12b、及び胴回り弾性部材12cが配設されており、オス材19及びメス材20の取り付け箇所において、弾性部材12a,12b,12cの少なくとも一部が、弾性による収縮機能が実質的に発現されないようになっている。収縮機能を発現させない方法としては、弾性部材12a,12b,12cの分断や、熱シールによる非機能化等を挙げることができる。
ここで、ウェスト周り弾性部材12a、レッグ周り弾性部材12b、及び胴回り弾性部材12cを収縮機能が発現されないようにする手段としては、例えば特開2002−253605号公報に記載の複合伸縮部材の製造方法に用いる弾性部材分断部と略同様の構成を備えるものを採用することがきる。すなわち、この弾性部材分断部は、弾性部材切断用の多数の凸部を有する加圧部を周面に備えたカットロールと、カットロールに対向配置された表面平滑なアンビルロールとからなり、これらのロールの間に、基材シート11に弾性部材12a,12b,12cを伸長状態で配設した外層材14のウェブ21を通過させると共に、オス材19及びメス材20の取り付け箇所に加圧部から加圧力を加えることにより、加圧部に設けられた多数の凸部を介して、各弾性部材12a,12b,12cを、ウェブ21の損傷を実質的に抑制しつつ、当該取り付け箇所において連続しないように、各々複数に分断するものである。(以後、この手段を「プレカット」と記す。)また多数の凸部をカッター刃としたプレカットカッターによるプレカット手段を採用することもできる。
なお、ウェスト周り弾性部材12a、レッグ周り弾性部材12b、胴回り弾性部材12cをプレカットして、オス材19及びメス材20の取り付け箇所で収縮機能が発現されないようにすることにより、パンツ型おむつ10の製造工程において、切り離し予定線23(図6参照)でウェブ21を切り離して、個々の製品に分割する際に、オス材19やメス材20の取り付け箇所が、各弾性部材がテンションフリーになることで開放されて収縮・カールし、外観や使い易さが損なわれるのを効果的に回避することが可能になる。
また、ウェスト周り弾性部材12a、レッグ周り弾性部材12b、胴回り弾性部材12cを分断して非機能化した部分に隣接する箇所には、例えばホットメルト型接着剤等による、弾性部材12a,12b,12cの抜けを防止するための固定手段を追加的に設けることが好ましい。その際、弾性部材12a,12b,12cに直接塗布する方法は、接着強度の向上に効果的である。
そして、背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aの内側面同士を対向配置させて、これらをオス材19及びメス材20からなるメカニカルファスナー13を介して各々接合してなる本実施形態のパンツ型おむつ10によれば、接合部において多くのメス材20を用いることなく、着用時における引っ張り力がせん断方向の引っ張り力として負荷されるようにすることが可能になって、十分な接合強度を容易且つ効率良く得ることができる。すなわち、本実施形態によれば、図3及び図4(a),(b)に示すように、オス材19は、背側部Bの側縁部18bの内側面に取り付けられており、メス材20は、外側辺部20aの裏面を腹側部Aの側縁部18aの内側面に接合することにより、外側辺部20aよりも内方部分を自由部分20bとして延設させた状態で取り付けられており、且つオス材19は、自由部分20bにおいてメス材20と係止しているので、パンツ型おむつ10の装着時に、オス材19と係止したメス材20の自由部分20bを背側部Bの側に開かせて、着用者の腰回り部に沿って周方向に延設させることが可能になり、これによって、C形に折り畳まれる2倍の長さのメス材を用いることなく、効率良く且つ効果的に、着用時における引っ張り力がせん断方向の引っ張り力として負荷されるようすることが可能になる。
また、上述の構成を有する本実施形態のパンツ型おむつ10は、図5及び図6に示すように、簡易な製造方法によって容易に形成することができる。すなわち、本実施形態によれば、上述のように、従来の製造工程と同様に、液透過性の表面シート材15(図2参照)と、液不透過性の防漏シート材と、これらのシート材の間に介在する液保持性の吸収体16(図2参照)とを具備する吸収性本体17を間欠的に取り付けた外層材14のウェブ21を、連続的に横流れで送り出す工程と、送り出されるウェブ21を、吸収性本体17を内側にして流れ方向と平行な二つ折り線に沿って折り畳んだ後に、ウェブ21を個々のパンツ型おむつ10として切り離す工程とを含んでいる。
一方、本実施形態の製造方法によれば、ウェブ21を折り畳んで個々のパンツ型おむつ10に切り離す工程に先立って、ウェブ21の背側部Bにおける切り離し予定線23を挟んだ両側に、切り離して形成される各パンツ型おむつ10の背側部Bの両側縁部18bの内側面に配置して、オス材19を例えばホットメルトを介して取り付けると共に、ウェブ21の腹側部Aにおける切り離し予定線23を挟んだ両側に、切り離して形成される各パンツ型おむつ10の腹側部Aの両側縁部18aの内側面に配置して、外側辺部20aを例えばポイントシールを介して接合することにより、自由部分20を延設させた状態で、メス材20を取り付ける工程を備えている。なお、メス材20とオス材19とを一体化した後に、背側部Bまたは腹側部Aに供給することもできる。
そして、ウェブ21を二つ折りに折り畳んだ際に、オス材19をメス材20の自由部分20bに係止させ、切り離し予定線23でウェブ21を個々に切り離すことにより、背側部Bの両側縁部18bと腹側部Aの両側縁部18aがメカニカルファスナー13を介して各々接合された、本実施形態の吸収性物品としてのパンツ型おむつ10が、例えばメス材を2重に折り畳む複雑な工程を要することなく、従来の横流れの製造工程と略同様の簡易な工程によって、容易に形成されることになる。付け加えて言うならば、ウェブ21を二つ折りに折り畳んだ際、オス材19とメス材20の自由部分を係止させるわけであるが、その係止力を高めるために追加的な加圧手段を設けることが好ましい。追加的な加圧手段において、一対のロール間を通して加圧する場合、係止領域のみ部分的に加圧し、一対のロールのそれぞれに若干の速度差を設け、せん断方向の力を与えながら加圧することもでき、これによって係止力の向上を図ることができる。
また、本実施形態の製造方法によれば、ウェブ21の背側部Bにおける各切り離し予定線23を挟んだ両側に、オス材19をツーピースの部材として各々取り付ける一方で、ウェブ21の腹側部Aには、メス材20を、各切り離し予定線23を挟んだ両側に跨って連続する一部材として取り付けておき、切り離し予定線23でウェブ21が切断される際に、各パンツ型おむつ10の腹側部Aの両側縁部18aにメス材20が各々取り付けられるようにすることが好ましい。オス材19をツーピースとすることで、背側部Bの両側縁に隣接するオス材(しばしばこのオス材は着用者に違和感与える)をなくすことができるとともに、単価の高いオス材の使用量を削減することでコストを抑えることができる。また、メス材20を連続する一部材として取り付けることで、自由端を形成する必要のあるメス材20のハンドリングを容易にし、各切り離し予定線23を挟んだ両側にメス材20を各々取り付ける作業の簡略化を図ることが可能になる。このとき、メス材20と外層材24との接合部分は、切り離し予定線23に重なって配置されていてもよいが、好ましくは切り離し予定線23を外した両側にて接合することが好ましい。そうすることによって、切り離し予定線23の接合部分の硬さを抑えることができ、着用者に優しい設計とすることができる。
さらに、本実施形態の製造方法によれば、ウェブ21の腹側部Aにおける各切り離し予定線23を挟んだ両側に取り付けられるメス材20の自由部分20bを仮着する工程を含めることができる。仮着というのは、メス材20の自由部分は本来ウェブ21に対して接合されてはならないが、加工中に開いてめくれることによって問題が発生しないようにするために、使用時には簡単に剥がすことができる程度にウェブ21に対してメス材20の自由部分を接着しておくというものである。仮着を行う手段としては、ホットメルト型接着剤や、熱融着シール、圧着などの公知の手段を採用することができる。材破を伴わない程度にウェブ21と仮着することが好ましい。これによって、パンツ型おむつ10の製造中における自由部分20bのめくれを効果的に回避することが可能になる。
さらにまた、本実施形態の製造方法によれば、ウェブ21の各切り離し予定線23を挟んだ両側にオス材19やメス材20を各々取り付ける工程に先立って、上述のように、これらの取り付け箇所における弾性部材12a,12b,12cを、予めプレカットして収縮機能が発現されないようにする工程を含めることが好ましい。特にオス材19と重なる部分の外層材14においては、メス材20の自由部分との係着を考えても、収縮機能が発現されないようにされていることが好ましい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、本発明はパンツ型おむつに限定されることなく、その他のパンツ形状を備える種々の吸収性物品に適用することができる。上述した実施形態においては、吸収性本体と外層体とからなるパンツ型おむつについて詳述したが、吸収性本体を備えていない形のパンツ型おむつにも適用することが可能である。また、本発明の吸収性物品は、上記実施形態の製造方法によって製造されるものに限定されることなく、その他の製造方法によって製造することもでき、横流れの製造方法のみならず、縦流れの製造法によって製造されたものであっても良い。さらに、オス材を腹側部の側縁部に取り付け、メス材を背側部の側縁部に取り付けて、メカニカルファスナーによる接合部を構成しても良い。さらにまた、使用後のパンツ型おむつを着用者から取り外す際には、メカニカルファスナーに剥離方向の力をかければ、係止されたサイド部分を容易に剥がすことができるが、その際にオス材を小さく適用して上側の部分をつまみとすることが好ましいことは、上述した。それとは違った形で、例えば図7に示すように、腹側部Aの側縁部18aに凹状に切り欠いた摘み部24を設けて背側部Bの側縁部18bを摘みやすくすることにより、メカニカルファスナーによる接合部の引き剥がしやすさを向上することができる。また、仮に再接合を行う場合であっても、再接合を容易にすることもできる。さらに、本発明の吸収性物品は、上述の構成のオス材及びメス材からなるメカニカルファスナーによって背側部の両側縁部と腹側部の両側縁部とを接合したものの他、背側部の片側の側縁部と腹側部の片側の側縁部のみを上述のメカニカルファスナーによって接合したものであっても良い。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつを示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつの両側縁部を接合する前の状態を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつの要部を説明する略示斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつの要部を説明する、(a)は部分斜視図、(b)は(a)のD−Dに沿った断面図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつの製造工程を説明する略示斜視図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつの製造工程の要部を説明する平面図である。 本発明の一実施形態に係る吸収性物品であるパンツ型おむつの他の形態の要部を説明する略示斜視図である。 従来のメカニカルファスナーによる接合部の説明図である。 従来のメカニカルファスナーによる接合部の説明図である。 従来のメカニカルファスナーによる接合部の説明図である。
符号の説明
10 パンツ型おむつ(吸収性物品)
11 基材シート
12a ウェスト周り弾性部材
12b レッグ周り弾性部材
12c 胴周り部弾性部材
13 メカニカルファスナー
14 外層材
15 表面シート材
16 吸収体
17 吸収性本体
18a 腹側部の側縁部
18b 背側部の側縁部
19 オス材
20 メス材
20a メス材の外側辺部
20b メス材の自由部分
21 ウェブ(外層材の連続体)
22 レッグホール
23 切り離し予定線
24 摘み部
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (6)

  1. 液透過性の表面シート材と、液不透過性の防漏シート材と、これらのシート材の間に介在する液保持性の吸収体とを備え、吸収体の背側部と腹側部の側方に延出する外層材を有し、背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを、オス材及びメス材からなるメカニカルファスナーを介して各々接合することにより、パンツ形状に形成される吸収性物品であって、
    前記オス材は、前記背側部又は腹側部の何れか一方の側縁部の内側面に取り付けられており、
    前記メス材は、シート材からなり、外側辺部の裏面を、前記背側部又は腹側部の他方の側縁部の内側面に接合することにより、接合された前記外側辺部よりも内方部分を自由部分として延設させた状態で取り付けられており、
    前記オス材は、前記自由部分において前記メス材と係止して、前記背側部の側縁部と腹側部の側縁部とを接合している吸収性物品。
  2. 前記オス材は前記背側部の側縁部に取り付けられ、前記メス材は前記腹側部の側縁部に取り付けられる請求項1記載の吸収性物品。
  3. ウェスト周り弾性部材及び胴回り弾性部材を有しており、該ウェスト周り弾性部材及び胴回り弾性部材は、前記オス材及び/または前記メス材の取り付け箇所において収縮機能が発現されないようになっている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 請求項1記載の吸収性物品を製造するための製造方法であって、前記吸収性物品を構成するウェブを連続的に横流れで送り出す工程と、送り出される前記ウェブを流れ方向と平行な二つ折り線に沿って折り畳んだ後に個々の吸収性物品に切り離す工程とを含み、
    前記ウェブを折り畳んで個々の吸収性物品に切り離す工程に先立って、前記ウェブの背側部、腹側部における切り離し予定線を挟んだ両側に、切り離して形成される各吸収性物品の両側縁部の内側面に配置して、前記オス材又はメス材の何れか一方及び他方を各々取り付ける工程を備え、
    前記ウェブを二つ折りに折り畳んだ際に、前記オス材を前記メス材の自由部分に係止させ、前記切り離し予定線で前記ウェブを個々に切り離して、前記背側部の両側縁部と前記腹側部の両側縁部がメカニカルファスナーを介して各々接合された吸収性物品を製造する吸収性物品の製造方法。
  5. 前記メス材は、前記切り離し予定線を挟んだ両側に跨って連続する一部材として取り付けられ、前記切り離し予定線で前記ウェブが切断される以前または切断されると同時に、各吸収性物品の前記背側部又は腹側部の両側縁部に各々取り付けられる請求項4記載の吸収性物品の製造方法。
  6. 前記切り離し予定線を挟んだ両側に取り付けられる前記メス材の自由部分を仮着する工程を含む請求項4又は5に記載の吸収性物品の製造方法。
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