JP4330078B2 - 除塵装置 - Google Patents
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Description
本発明は、集塵用先端部と吸引装置の中間に配置されて集塵用先端部により吸引された塵芥を除塵するフィルタ付の除塵装置に関するものであり、さらに詳しくは、2以上のフィルタの夫々が独立した筺体に装着された除塵ユニットを構成し、集塵用先端部と最初の除塵ユニットが最初の接続手段によって接続され、各除塵ユニット同士が中間の接続手段によって接続され、最後の除塵ユニットと吸引装置が最後の接続手段によって接続され、またそれらの接続を解除できるように構成されており、最初の接続手段及び中間の接続手段及び最後の接続手段が、パイプ内に設けられた封止用のチューブを膨張させることによりパイプを気密的に封止する封止手段と、接続されるパイプ同士の嵌合部分に巻装され膨張させられることにより嵌合部分を周囲から押圧して接続状態を固定するための固定用のチューブを有する接続固定手段、より構成されていることを特徴とするものである。
<構成2>
また、最後の除塵ユニットに装着されたフィルタがHEPAフィルタあるいはULPAフィルタであることを特徴とする構成1に記載の除塵装置に関するものである。
<構成3>
さらに、各除塵ユニットのフィルタが、各除塵ユニットの筐体に弾性体からなる膜体を介して装着されていることを特徴とする構成1あるいは構成2に記載の除塵装置に関するものである。
<構成4>
各除塵ユニットのフィルタが、水平面に対して10°〜30°の角度をもって装着されていることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3に記載の除塵装置に関するものである。
<構成5>
各除塵ユニットの筐体が透明材からなり、各除塵ユニットの接続用のパイプ及び接続手段が、封止用のチューブ及び固定用のチューブを除いて透明材からなっていることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4に記載の除塵装置に関するものである。
<構成6>
各除塵ユニットの筐体が共通の台座に除塵ユニットの固定手段によって載置固定されることにより、各除塵ユニットの間の距離が固定されていることを特徴とする構成1あるいは構成2あるいは構成3あるいは構成4あるいは構成5に記載の除塵装置に関するものである。
すなわち、従来の除塵装置aにては、1次フィルタf1、2次フィルタf2、3次フィルタf3の3枚のフィルタが同一の筺体c内に近接して配置されているが、ここから、次のような問題が生じてくる。まず第1に上記3枚のフィルタが近接配置されていることから、夫々のフィルタの持つ性能が充分に発揮されない。すなわち、1枚のフィルタの前後にある程度の空間を設けることにより、該フィルタの性能は十全に発揮されるが、3枚のフィルタが近接配置されると、実際は3枚分の厚さのフィルタが1枚存在しているのと変わらなくなり、圧力損失が大きくなる。したがって圧力損失をできるだけ減少させて1枚のフィルタの性能を充分に発揮させるためには、1枚のフィルタの前後に気流が充分に運動可能な空間を設ける必要がある。また、気流が充分に運動可能な空間を設けることにより、そのフィルタを通過できない粒子がフィルタの手前に落下する率も高くなるので、フィルタに付着する粒子が減少し、フィルタの寿命が伸びる。
<課題1>
1枚のフィルタの前後に気流が充分に運動可能な空間を設ける必要がある。
<課題2>
フィルタ自体を水平か、水平に近い角度で設置し、フィルタの下方に気流がある程度運動できる空間を設ける必要がある。
<課題3>
フィルタの目詰まりを自動的に解消する手段を設ける。
<課題4>
フィルタが格納された部分を露出しないですむようなフィルタの交換方法を考える。
<解決手段1>
集塵用先端部と吸引装置の中間に配置されて集塵用先端部により吸引された塵芥を除塵するフィルタ付の除塵装置であって、2以上のフィルタを有し、2以上のフィルタの夫々が独立した筺体に装着された除塵ユニットを構成し、集塵用先端部と最初の除塵ユニットが最初の接続手段によって接続され、各除塵ユニット同士が中間の接続手段によって接続され、最後の除塵ユニットと吸引装置が最後の接続手段によって接続され、またそれらの接続を解除できるように構成されており、最初の接続手段及び中間の接続手段及び最後の接続手段が、パイプ内に設けられた封止用のチューブを膨張させることによりパイプを気密的に封止する封止手段と、接続されるパイプ同士の嵌合部分に巻装され膨張させられることにより嵌合部分を周囲から押圧して接続状態を固定するための固定用のチューブを有する接続固定手段、より構成されていることを特徴とする除塵装置。
<解決手段2>
最後の除塵ユニットに装着されたフィルタがHEPAフィルタあるいはULPAフィルタであることを特徴とする解決手段1に記載の除塵装置。
<解決手段3>
各除塵ユニットのフィルタが、各除塵ユニットの筐体に弾性体からなる膜体を介して装着されていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2に記載の除塵装置。
<解決手段4>
各除塵ユニットのフィルタが、水平面に対して10°〜30°の角度をもって装着されていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3に記載の除塵装置。
<解決手段5>
各除塵ユニットの筐体が透明材からなり、各除塵ユニットの接続用パイプ及び接続手段が、封止用のチューブ及び固定用のチューブを除いて透明材からなっていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4に記載の除塵装置。
<解決手段6>
各除塵ユニットの筐体が共通の台座に除塵ユニットの固定手段によって載置固定されることにより、各除塵ユニットの間の距離が固定されていることを特徴とする解決手段1あるいは解決手段2あるいは解決手段3あるいは解決手段4あるいは解決手段5に記載の除塵装置。
実施例1の除塵装置Aは、図18に見るように、集塵用先端部Hと吸引装置Vの中間に配置される。集塵用先端部Hは小型グラインダGの作用によりアスベストや各種塗料の塗膜を破砕し、破砕された塵芥は集塵用先端部Hの送気用のパイプPs1によって除塵装置Aに搬送される。また、吸引装置Vはコンプレッサ(図示せず)やファン(図示せず)を備えており、吸引装置Vの送気用のパイプPs2によって除塵装置Aに接続されている。
実施例1の除塵装置Aは、図18に見るように、除塵ユニット1〜4を直列接続した状態にて台座5に載置し、除塵ユニット1に集塵用先端部Hの送気用のパイプPs1を接続し、除塵ユニット4に吸引装置Vの送気用のパイプPs2を接続して用いる。この状態にて吸引装置Vを作動させれば、小型グラインダGを有する集塵用先端部Hから吸引された塵芥は送気用のパイプPs1を経て除塵ユニット1に吸引されてフィルタF1にて除塵され、さらに除塵ユニット2に吸引されてフィルタF2にて除塵され、さらに除塵ユニット3に吸引されてフィルタF3にて除塵され、最後に除塵ユニット4に吸引されてフィルタF4にて除塵され、このようにして除塵された気流は吸引装置Vに吸引される。
11 筺体
11a 上部
11b 下部
11c フランジ
11d フランジ
11e 受け口
11f 受け口
11g くびれ部
2 除塵ユニット
21 筺体
21a 上部
21b 下部
21c フランジ
21d フランジ
21e 受け口
21f 受け口
21g くびれ部
3 除塵ユニット
31 筺体
31a 上部
31b 下部
31c フランジ
31d フランジ
31e 受け口
31f 受け口
31g くびれ部
4 除塵ユニット
41 筺体
41a 上部
41b 下部
41c フランジ
41d フランジ
41e 受け口
41f 受け口
41g くびれ部
5 台座
51 固定手段
51a 凹部
51b リム部
52 固定手段
52a 凹部
52b リム部
521 支持板
521a 凸部
522 溝
523 長孔
524 支持板
524a 凸部
525 溝
526 長孔
527 支持板
527a 凸部
528 溝
529 長孔
53 固定手段
53a 凹部
53b リム部
54 固定手段
54a 凹部
54b リム部
A 除塵装置
B11 逆止弁
B12 逆止弁
B13 逆止弁
CP1 蓋
CP1a シール材
CP2 蓋
CP2a シール材
F1 フィルタ
F1a 本体
F1b 枠
F1c 弾性体膜
F2 フィルタ
F2a 本体
F2b 枠
F2c 弾性体膜
F3 フィルタ
F3a 本体
F3b 枠
F3c 弾性体膜
F4 フィルタ
F4a 本体
F4b 枠
F4c 弾性体膜
FX1 嵌合部分
G 小型グラインダ
H 集塵用先端部
J1 接続手段
J2 接続手段
J3 接続手段
J4 接続手段
J5 接続手段
N11 ニップル
N12 ニップル
N13 ニップル
P11 パイプ
P12 パイプ
P21 パイプ
P22 パイプ
P31 パイプ
P32 パイプ
P41 パイプ
P42 パイプ
Ps1 パイプ
Ps2 パイプ
S11 封止手段
S12 封止手段
S21 封止手段
S22 封止手段
T11 チューブ
T11a 空気取入口
T12 チューブ
T13 チューブ
T13a 空気取入口
T21 チューブ
T22 チューブ
T23 チューブ
T31 チューブ
T32 チューブ
T33 チューブ
T41 チューブ
T42 チューブ
T43 チューブ
T51 チューブ
T52 チューブ
T53 チューブ
V 吸引装置
X1 接続固定手段
X11 本体
X11a 端部
X2 接続固定手段
X3 接続固定手段
X4 接続固定手段
X5 接続固定手段
a 除塵装置
a1 吸気口
a2 排気口
b1 弁体
b2 シールゴム
b21 孔
b3 スプリング
b4 凸部
b5 弁体
b6 シールゴム
b61 孔
b7 スプリング
b8 凸部
c 筺体
c1 凹部
c2 凹部
c3 凹部
cs キャスタ
d0 方向
d1 方向
d2 方向
d3 方向
d4 方向
d5 方向
f1 1次フィルタ
f2 2次フィルタ
f3 3次フィルタ
fn ファン
v1 凸部
v2 凸部
v3 凸部
v4 凸部
v5 凸部
Claims (6)
- 集塵用先端部と吸引装置の中間に配置されて集塵用先端部により吸引された塵芥を除塵するフィルタ付の除塵装置であって、2以上のフィルタを有し、2以上のフィルタの夫々が独立した筺体に装着された除塵ユニットを構成し、集塵用先端部と最初の除塵ユニットが最初の接続手段によって接続され、各除塵ユニット同士が中間の接続手段によって接続され、最後の除塵ユニットと吸引装置が最後の接続手段によって接続され、またそれらの接続を解除できるように構成されており、最初の接続手段及び中間の接続手段及び最後の接続手段が、パイプ内に設けられた封止用のチューブを膨張させることによりパイプを気密的に封止する封止手段と、接続されるパイプ同士の嵌合部分に巻装され膨張させられることにより嵌合部分を周囲から押圧して接続状態を固定するための固定用のチューブを有する接続固定手段、より構成されていることを特徴とする除塵装置。
- 最後の除塵ユニットに装着されたフィルタがHEPAフィルタあるいはULPAフィルタであることを特徴とする請求項1に記載の除塵装置。
- 各除塵ユニットのフィルタが、各除塵ユニットの筐体に弾性体からなる膜体を介して装着されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の除塵装置。
- 各除塵ユニットのフィルタが、水平面に対して10°〜30°の角度をもって装着されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3に記載の除塵装置。
- 各除塵ユニットの筐体が透明材からなり、各除塵ユニットの接続用のパイプ及び接続手段が、封止用のチューブ及び固定用のチューブを除いて透明材からなっていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4に記載の除塵装置。
- 各除塵ユニットの筐体が共通の台座に除塵ユニットの固定手段によって載置固定されることにより、各除塵ユニットの間の距離が固定されていることを特徴とする請求項1あるいは請求項2あるいは請求項3あるいは請求項4あるいは請求項5に記載の除塵装置。
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JP2006238719A JP4330078B2 (ja) | 2006-09-04 | 2006-09-04 | 除塵装置 |
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JP2006238719A JP4330078B2 (ja) | 2006-09-04 | 2006-09-04 | 除塵装置 |
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