JP4329776B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は一般家庭やレストラン及びオフィスなどで使用される複数の加熱部を有する加熱調理器に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、2つの加熱部に独立して設定した調理タイマの残時間の何れか一方を1つの表示器にて表示するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−294777号公報
しかしながら、前記従来の構成では、自動調理機能を備えた加熱調理器において、2つの加熱部に独立して設定した調理タイマの残時間の何れか一方を1つの表示器にて表示するため、一方の加熱部にてタイマ調理を行っており、表示器にはそのタイマ調理の残時間を表示している。このとき、他方の加熱部にて自動調理を選択、開始すると、タイマ調理の残時間を表示器に表示しているため、自動調理が終了するまでの残時間の表示ができず、利用者にとって分かりにくく、使い勝手が悪いという課題を有していた。
さらに、自動調理が終了するまでの残時間を確認するためには、表示器に表示している残時間を、利用者が選択手段により切り換える必要があり、煩わしく、操作ミスをしてしまう恐れがある。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、表示器に表示している残時間を、利用者が選択手段により切り換える必要がなく、利用者に、より使い勝手の良い加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、第1及び第2の加熱部と、前記第1及び第2の加熱部の各々の動作を独立して設定すると共に、この設定内容を表示する操作表示部と、前記第1及び第2の加熱部の各々を独立して設定する動作時間だけ動作させる調理タイマと、前記第1の加熱部の火力を予め定められた工程通りに自動で調節する自動調理機能とを備え、前記操作表示部は、前記第1または第2の加熱部の動作残時間の何れか1つを表示する残時間表示手段と、前記自動調理機能を選択する自動調理キーとを備え、前記残時間表示手段は、前記第2の加熱部の動作残時間を表示しているときに、前記第1の加熱部の前記調理タイマが選択されると、前記第1の加熱部の動作残時間表示に切り換え、前記第1の加熱部の動作時間が設定されてから前記第1の加熱部の動作残時間が0になるまで前記第1の加熱部の動作残時間を表示し、前記第2の加熱部の動作残時間を前記残時間表示手段に表示しているときに、前記自動調理機能が選択されると、選択された前記自動調理機能の終了までの残時間を表示する残時間表示に切り換え、その後一定時間経過すると切り換え前の動作残時間表示に戻す構成としたものである。
これにより、一方の加熱部にてタイマ調理を行っており、その動作残時間を表示手段に表示しているときに、他方の加熱部にて自動調理を選択、開始した場合においても、利用者は、自動調理を選択、開始した段階ですぐに自動調理終了までの残時間を確認することができる。
以上のように本発明の加熱調理器は、複数の加熱部の動作残時間を、1つの残時間表示手段に表示することにより、操作表示領域の増加やそれを構成する表示素子やスイッチ等の電子部品や、それに付随する構造部品の増加を抑制して、制御部品のコストアップを抑制することができる。また、自動調理を選択、開始した場合には、すぐに自動調理終了までの残時間を確認することができるとともに、一定時間経過すると切り換え前の動作残時間表示に戻るので利用者が選択手段により表示を切り換える動作を必要とせず、表示を自動的に切り換えるため、利用者により使い勝手を良くすることができる。
第1の発明は、第1及び第2の加熱部と、前記第1及び第2の加熱部の各々の動作を独立して設定すると共に、この設定内容を表示する操作表示部と、前記第1及び第2の加熱部の各々を独立して設定する動作時間だけ動作させる調理タイマと、前記第1の加熱部の火力を予め定められた工程通りに自動で調節する自動調理機能とを備え前記操作表示部は、前記第1または第2の加熱部の動作残時間の何れか1つを表示する残時間表示手段と、前記自動調理機能を選択する自動調理キーとを備え、前記残時間表示手段は、前記第2の加熱部の動時間を表示しているときに、前記第1の加熱部の前記調理タイマが選択されると、前記第1の加熱部の動作残時間表示に切り換え、前記第1の加熱部の動作時間が設定されてから前記第1の加熱部の前記動作残時間が0になるまで前記第1の加熱部の前記動作残時間を表示し、前記第2の加熱部の動作残時間を前記残時間表示手段に表示しているときに、前記自動調理機能が選択されると、選択された前記自動調理機能の終了までの残時間を表示する残時間表示に切り換え、その後一定時間経過すると切り換え前の動作残時間表示に戻す構成としたものである。これにより、第1及び第2の加熱部は操作表示部の設定による制御信号により、各加熱部で独立した設定で動作可能で、各々独立した設定状態、例えば、手動調理の強・中・弱といった火力設定で各々の被加熱対象となる調
理物あるいは調理物の入った容器等を同時に加熱できると共に、操作表示部にそれぞれの設定状態に対応した表示を行うことができる。さらに、第2の加熱部の火力を予め定められた工程通りに自動で調節する自動調理(例えば、手動調理の強火力で10分調理後、手動調理の弱火力で5分調理を行う)機能を備えており、複雑な火力調整を自動で行うことができる。
また、1つの加熱部、例えば第1の加熱部に調理タイマとして動作時間(例えば30分)を設定すると、残時間表示手段には第1の加熱部の動作時間が減じる度(例えば1分毎)にその表示を更新しながら表示し、第1の加熱部の動作時間が0になると、第1の加熱部の動作を停止する。加えて、他方の加熱部、例えば第2の加熱部に対しても調理タイマとして動作時間(例えば40分)を設定すると、その動作時間経過後、第2の加熱部の動作を停止する。
このとき、1つの加熱部、例えば第1の加熱部にてタイマ調理を行っており、残時間表示手段には第1の加熱部の動作残時間を表示されているとき、他方の加熱部、例えば第2の加熱部にて自動調理機能が選択された場合、残時間表示手段は、自動調理が選択された第2の加熱部の動作残時間(この場合は、自動調理の残時間)の表示に切り換える。すなわち、第1の加熱部が動作残時間30分でタイマ調理を行っており、残時間表示手段には第1の加熱部の動作残時間30分が表示されている場合でも、第2の加熱部で自動調理(例えば、手動調理の強火力で10分調理後、手動調理の弱火力で5分調理を行う)機能が選択されると、残時間表示手段は、第2の加熱部の自動調理の残時間15分の表示に自動的に切り替わる。
これにより、利用者が自ら設定したタイマ調理の残時間表示よりも、火力と時間を予め定められた工程通りに行う自動調理の残時間を優先して選択、表示することにより、利用者は自動調理を選択、開始後すぐに自動調理の終了時間を手間なく確認することができる。また、複数の加熱部の動作残時間を、1つの残時間表示手段に表示することにより、操作表示領域の増加やそれを構成する表示素子やスイッチ等の電子部品や、それに付随する構造部品の増加を抑制できる。
また、残時間表示手段は、選択された自動調理機能の残時間表示に切り換えた後、一定時間経過(例えば15秒)すると切り換え前の表示に戻る構成としたものである。これにより、利用者は自動調理の残時間を開始後すぐに手間なく確認した後、あらかじめ表示されていたタイマ調理の残時間表示を確認しながら調理できるため、各加熱部の動作残時間を容易に認識することができる。
の発明は、特に第1の発明において、残時間表示手段に表示している動作残時間がどの加熱部のものであるかを示す選択表示手段を有する構成としたものである。これにより、選択表示手段が残時間表示手段で表示している動作残時間が第1または第2の加熱部のどちらの加熱部のものかを特定し、明確にできる。
の発明は、特に第1または2の発明において、操作表示部が選択手段を有し、選択手段にて選択された加熱部の動作残時間を残時間表示手段に表示する構成としたものである。これにより、使用者が選択手段を操作することで、所望の加熱部に対する動作残時間を選択して残時間表示手段に表示させることができる。
の発明は、特に第の発明において、選択手段はスイッチから成り、スイッチの押下動作の繰り返しで加熱部の選択を行う構成としたものである。これにより、使用者はスイッチの押下動作という単純な操作の繰り返しで、所望の加熱部に対する動作残時間を選択して残時間表示手段に表示させることができる。
の発明は、特に第1の発明において、残時間表示手段は、前記第1及び第2の加熱部動作時間設定されているときに、各々の加熱部の動作残時間を時系列で順次表示する構成としたものである。これにより、使用者は操作表示部に触れることなく、各加熱部の動作残時間を容易に認識することができる。
以下本発明の加熱調理器の実施の形態を誘導加熱調理器を例に取り上げ、図面に基づいて説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1の誘導加熱調理器において、鍋等の被加熱物を誘導加熱する第1の加熱部1、第2の加熱部2を有し、操作表示部3は選択手段8aを含み、第1の加熱部1及び第2の加熱部2の動作設定状態を設定し、その設定状態に対応した表示をそれぞれ独立して表示する、スイッチ等、LEDやLCDで構成したものであり、スイッチ等で構成された選択手段8aとLCDまたはLEDから成りセグメント表示で数字を示す残時間表示手段11a、LEDで構成された選択表示手段12を含んでいる。また、第1の加熱部及び第2の加熱部の火力を、記憶手段5に予めに記憶しておいた工程通りに、自動的に火力を調節する自動調理機能を備えている。
上記構成において、その動作を説明する。使用者が操作表示部3のスイッチ等を操作することにより操作表示部3は第1の加熱部1または第2の加熱部2に動作開始あるいは設定火力の信号を出力する。これを受けた第1の加熱部1または第2の加熱部2は加熱動作を開始したり、あるいは加熱動作中のものに対しては火力の設定を変える等の動作を行う。これと同時に操作表示部3は設定した各加熱部の設定状態を表示している。この時、操作表示部3はLEDで構成された動作表示要素を各加熱部に対応して独立して有しているため、使用者はどの加熱部がどのような設定状態で動作しているのかを容易に視認することができる。
例えば、第1の加熱部1の動作を設定する場合には、図1に示す第1の操作領域6の「切/入」キー6a、「自動調理」キー6b、「火力アップ」キー6c、「火力ダウン」キー6d、で、第1の加熱部1の加熱開始と停止は「切/入」キー6aを押す毎に設定でき、自動調理の開始と停止は「自動調理」キー6bを押す毎に設定することができる。また、加熱中に「火力アップ」キー6cまたは「火力ダウン」キー6dを押せば、第1の加熱部1の加熱火力を設定することができる。これと同時に第1の表示領域9内の加熱状態を示すLED9a、自動調理状態を示すLED9b、火力設定状態を示すLED9に、設定されている状態を点灯・消灯によって表示する。加熱中であれば加熱状態を示すLED9aを点灯させ、加熱停止中であれば消灯させる。また、自動調理中であれば自動調理状態を示すLED9bを点灯させ、自動調理中でなければ消灯させる。さらに、火力設定状態はLED9cの中の、設定されている火力、本実施の形態では「強」・「中」・「弱」といった火力、に対応したLEDを点灯させる。
同様に第2の加熱部2の動作を設定する場合には、図1に示す第2の操作領域7の「切/入」キー7a、「自動調理」キー7b、「火力アップ」キー7c、「火力ダウン」キー7dで、第2の加熱部2の加熱開始と停止は「切/入」キー7aを押す毎に設定でき、自動調理の開始と停止は「自動調理」キー7bを押す毎に設定することができる。また、加熱中に「火力アップ」キー7cまたは「火力ダウン」キー7dを押せば、第2の加熱部2の加熱火力を設定することができる。これと同時に第2の表示領域10内の加熱状態を示すLED10a、自動調理状態を示すLED10b、火力設定状態を示すLED10cに設定されている状態を点灯・消灯によって表示する。加熱中であれば加熱状態を示すLED10aを点灯させ、加熱停止中であれば消灯させる。また、自動調理中であれば自動調理状態を示すLED10bを点灯させ、自動調理中でなければ消灯させる。さらに、火力設定状態はLED10cの中の、設定されている火力、本実施の形態では「強」・「中」・「弱」といった火力、に対応したLEDを点灯させる。
また、タイマ設定を行う場合には、図1に示す第3の操作領域8の中の選択手段8aの「選択」キーで所望の加熱部を選択する。この場合、「選択」キー8aを押す度に、選択する所望の加熱部を変更することができる。こうすることで、選択可能な加熱部の数だけスイッチを設けることなく、複数の加熱部から所望の加熱部を選択することができる。この後、第3の操作領域8の中の「分」キー8bを押すことによってタイマ調理の時間を設定する。本実施の形態では「分」キー8bを1回押す度にタイマ設定時間を1分ずつ増加させている。タイマ調理をやめるときは「取消」キー8bを押す。これと同時に操作表示部3の表示領域11内に配置され選択された加熱部を表す「第1」LED12aまたは「第2」LED12bを点灯させ、「分」キー8bを押す毎に数字表示素子11aの表示を「0」から1刻みに増加させて表示している。
この時、例えば第1の加熱部1に調理タイマとして動作時間(30分)を設定すると、カウントタイマ4はこの第1の加熱部1に対する第1の動作残時間をカウントし、残時間表示手段11aには第1の動作残時間が減じる度(1分毎)にその表示を更新しながら表示する。また、時間経過により第1の動作残時間が0になると、タイマ調理終了と判断し、加熱部1の動作を停止させる。
また、第1の加熱部1及び第2の加熱部2が動作中でなく、第2の加熱部2にタイマ調理をさせる場合には、まず、選択手段8aの「選択」キーを2回押して、第2の加熱部2を選択し、次に「分」キー8aを、所望の調理時間になるまで押し(本実施の形態では3回押せば3分にというように)、調理時間を設定する。その後「切/入」キー7aを押すことにより第2の加熱部2の加熱を開始させると、第2の加熱部2は設定した調理時間になるまで加熱を継続し、設定した調理時間に到達すると自動的に加熱を停止する。これと同時に第3の表示部11は、第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED12bを点灯させ、数字表示素子である残時間表示手段11aは「3」を表示する。その後、「切/入」キー7aが押されると、第2の表示領域10の加熱状態を示すLED10aを点灯させると共に、加熱火力は火力設定状態を示すLED10cの中の初期値である「強」の位置のLEDを点灯させている。また、調理時間の進行と共に残時間表示手段11aはその表示している数字を減じた値を「0」になるまで表示する。第2の加熱部2は設定された調理時間になると、報知手段13がブザー吹鳴等で報知しつつ自動的に加熱を停止すると共に、第2の表示領域10内のLEDを消灯し、第3の表示領域11の表示を消灯する。
第2の加熱部2がタイマ調理中で、第3の表示領域11に、第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED12bが点灯し、第2の加熱部2に設定された調理時間あるいは調理終了までの時間を残時間表示手段11aで表示している時に、第1の加熱部1の動作状態を設定する操作領域6の「自動調理」キー6bが押されると、記憶装置5に記憶されている工程通りに加熱部1の火力を自動的に調節する自動調理が開始される。このとき、残時間表示手段11aは、加熱部2のタイマ調理の残時間の表示から、加熱部1の自動調理の残時間の表示へと切り換える。すなわち、第3の表示領域11内の第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED12bを消灯し、第1の加熱部1が選
択されていることを示す「第1」LED12aを点灯させると共に、残時間表示手段11aに、第1の加熱部1の自動調理終了までの残時間を表示する。また、残時間表示手段11aに、第1の加熱部1の自動調理終了までの残時間をしばらくの間表示した後(例えば15秒間)、もともと表示していた第2の加熱部に設定された調理時間あるいは調理終了までの時間の表示に戻す。すなわち、第3の表示領域11内の第1の加熱部1が選択されていることを示す「第1」LED12aを消灯し、第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED12bを点灯させると共に、残時間表示手段11aに、第2の加熱部2の加熱部に設定された調理時間あるいは調理終了までの時間を表示する。
第2の加熱部2がタイマ調理中で、第3の表示領域11に、第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED12bが点灯し、第2の加熱部2に設定された調理時間あるいは調理終了までの時間を残時間表示手段11aで表示している時に、選択手段8aの「選択」キーを1回押すと、第2の加熱部2のタイマ調理に関する表示を一旦消灯すると共に第1の加熱部1が選択されていることを示す「第1」LED12aを点灯する。この時第2の加熱部2のタイマ調理動作は継続して進行している。そして、「分」キー8bを、所望の調理時間になるまで押して、本実施の形態では5回押せば5分にというように、調理時間を設定すると、残時間表示手段11aは「5」を表示する。その後「切/入」キー6aを押すことにより第1の加熱部1の加熱を開始させると、第1の表示部4の第1の表示領域9の加熱状態を示す「加熱」LED9aを点灯させると共に、加熱火力は火力設定状態を示すLED9cの中の初期値である「強」の位置のLEDを点灯させる。その後第1の加熱部1は設定した調理時間になるまで加熱を継続し、調理時間の進行と共に数字表示素11aはその表示している数字を減じた値を「0」になるまで表示しながら、設定した調理時間に到達すると、報知手段13がブザー吹鳴等で報知しつつ第1の加熱部1は自動的に加熱を停止する。この後は、未だ第2の加熱部2でのタイマ調理が進行しているため、第3の表示領域11は自動的に、第2の加熱部2の動作残時間及び「第2」LED12bを点灯表示する。
第1及び第2の加熱部がタイマ調理中のとき、第3の表示領域11に表示する内容を、時系列(例えば5秒毎)に順次切り換え表示する。すなわち、まず5秒間第3の表示領域11内の残時間表示手段11aに第1の加熱部1の残時間を表示すると共に、第1の加熱部1が選択されていることを示す「第1」LED12aを点灯する。5秒間表示後、「第1」LED12aを消灯し、残時間表示手段11aを第2の加熱部2の残時間表示に切り換えると共に、第2の加熱部2が選択されていることを示す「第2」LED12bの点灯を5秒間行う。さらに5秒間表示後、「第2」LED12bを消灯し、第3の表示領域11に表示する内容を、第1の加熱部1のものに切り換えるという動作を、5秒毎に繰り替えし行う。これにより、使用者は操作表示部に触れることなく、各加熱部の動作残時間を容易に認識することができる。
第1の加熱部1がタイマ調理中で第3の表示領域11では第1の加熱部1のタイマ調理状態を表示し、且つ第2の加熱部2もタイマ調理中の時は、第2の加熱部2のタイマ設定状態の表示だけを停止しているので、選択手段8aの「選択」キーを1回押すと、第3の表示領域11では第1の加熱部1のタイマ調理状態を消灯して第2の加熱部2のタイマ調理状態を表示する。更に再び選択手段8aの「選択」キーを1回押すと、第2の表示部5は第2の加熱部2のタイマ調理状態を消灯して第1の加熱部1のタイマ調理状態を表示する。このようにすることで、1つの数字表示素子で複数の加熱部のタイマ調理状態を表示できるので、使用者が、所望の加熱部のタイマ調理の動作残時間を任意に視認できる。この第1の加熱部1のタイマ調理状態を表示している時に、先に第2の加熱部2の動作残時間が「0」になった場合は、一旦第3の表示領域11では第2の加熱部2のタイマ加熱状態の表示に切り換える(残時間表示手段11aは「0」、選択表示手段12は「第2」LEDをそれぞれ点灯表示)と共に、報知手段13がブザー吹鳴等で調理終了の報知をしつつ第2の加熱部2は自動的に加熱を停止した後、再び第1の加熱部1のタイマ加熱状態の表示を行う。このことにより、使用者にどちらの加熱部のタイマ調理が終了しているのかを視覚的に伝達することができる。
以上のように本実施の形態によれば、第3の表示領域11内に配設された、1つの数字表示素子と2つのLEDで、複数の加熱部のタイマ調理等の動作残時間を、「選択」キーの操作等で、使用者の意図に合致させて所望の加熱部ものを表示したり、あるいはキー操作なしで、時系列的に交互に複数の加熱部の、複数の動作残時間を切り替えて表示させることができるので、全表示領域面積を増加を抑制でき、自動調理が選択された場合、その残時間表示を1つの数字表示素子に優先して表示することにより、利用者にキー操作の煩わしさを覚えさせず、また、残時間確認のためのキーの誤操作を防止することができる。
更に、複数の所望の加熱部に調理タイマを付与しつつ、操作表示領域の増加や第3の表示領域、第3の操作領域を構成する電子部品やそれに付随する構造部品の増加をも抑制できる。
尚、本実施の形態では加熱部が2つ存在する場合について述べているが、3つ以上存在する場合においても、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では表示する動作残時間は2桁で分単位に表示しているものを示しているが、必要に応じて、3桁以上の表示器を用いて時分秒をきめ細かく表示しても良い。
本発明の加熱調理器は、マイクロコンピュータ等を用いたシステムで構築され、且つ複数の加熱部に調理タイマを付与した調理器のコストダウン或いは操作表示領域の削減等に寄与できるので、複数の加熱部を有した、誘導加熱調理器等の電気調理器、或いは電気以外の熱源を用いたガスコンロ等に適用できる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の略図及びブロック図
符号の説明
1 第1の加熱部
2 第2の加熱部
3 操作表示部
3a 選択手段
11a 残時間表示手段
12 選択表示手段

Claims (5)

  1. 第1及び第2の加熱部と、前記第1及び第2の加熱部の各々の動作を独立して設定すると共に、この設定内容を表示する操作表示部と、前記第1及び第2の加熱部の各々を独立して設定する動作時間だけ動作させる調理タイマと、前記第1の加熱部の火力を予め定められた工程通りに自動で調節する自動調理機能とを備え、前記操作表示部は、前記第1または第2の加熱部の動作残時間の何れか1つを表示する残時間表示手段と、前記自動調理機能を選択する自動調理キーとを備え、前記残時間表示手段は、記第2の加熱部の動作時間を表示しているときに、前記第1の加熱部の前記調理タイマが選択されると、前記第1の加熱部の動作残時間表示に切り換え、前記第1の加熱部の動作時間が設定されてから前記第1の加熱部の動作残時間が0になるまで前記第1の加熱部の動作残時間を表示し、前記第2の加熱部の動作残時間を前記残時間表示手段に表示しているときに、前記自動調理機能が選択されると、選択された前記自動調理機能の終了までの残時間を表示する残時間表示に切り換え、その後一定時間経過すると切り換え前の動作残時間表示に戻す構成とした加熱調理器。
  2. 残時間表示手段に表示している動作残時間がどの加熱部のものであるかを示す選択表示手段を有する構成の請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 操作表示部が選択手段を有し、前記選択手段にて選択された加熱部の動作残時間を残時間表示手段に表示する構成の請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 選択手段はスイッチから成り、前記スイッチの押下動作の繰り返しで加熱部の選択を行う構成とした請求項に記載の加熱調理器。
  5. 残時間表示手段は、第1及び第2の加熱部動作時間設定されている場合に、前記第1及び第2の加熱部の々の動作残時間を時系列で順次表示する構成の請求項1に記載の加熱調理器。
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