JP4329606B2 - 室内配線収納構造 - Google Patents

室内配線収納構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4329606B2
JP4329606B2 JP2004121973A JP2004121973A JP4329606B2 JP 4329606 B2 JP4329606 B2 JP 4329606B2 JP 2004121973 A JP2004121973 A JP 2004121973A JP 2004121973 A JP2004121973 A JP 2004121973A JP 4329606 B2 JP4329606 B2 JP 4329606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
floor
duct
storage
wiring storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004121973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005312101A (ja
Inventor
享 飯田
健二 古藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2004121973A priority Critical patent/JP4329606B2/ja
Publication of JP2005312101A publication Critical patent/JP2005312101A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4329606B2 publication Critical patent/JP4329606B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明は、屋内において配線を収納するための技術に関するものである。
近年、マンション等の一般家庭において、新築時、改装時の施工中あるいは施工後に、家具を含めた室内レイアウトを自在に設定したいとのニーズがある。そして、それに併せて配線の自在性も要求され、そのようなニーズを満たす室内配線収納構造が求められている。
一方、オフィスにおいては、従来から、床配線システムというものが存在している。例えば、多数の天板付きパネルを敷設すると共に、隣接する天板付きパネル間に上方が開口した配線用溝を有し且つ配線用溝の上方の開口に溝カバーが着脱自在に装着される溝付きパネルを配設することで、縦横に格子状に連通する配線用溝を形成した床を構成するものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
ところが、上記の特許文献1に示された従来の床配線システムはオフィスの床の任意の位置から配線を取出すことができるように床に格子状に連通する配線用溝を形成したもので、このオフィス用の床配線システムを、そのまま一般家庭に適用すると、コスト、施工、無駄な配線収納スペース等の点において効率が悪いものとなってしまうという問題があり、また、床面に格子状に形成した配線用溝の溝カバーが位置することになって、美観上も好ましくなく、これらの理由により一般家庭には適用されていないのが現状である。
特開平9−41632号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、配線を容易に収納すると共に美観を維持でき、また、効率良く施工や利用を行うことができ、例えば、一般家庭においても良好に使用することができる室内配線収納構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る室内配線収納構造は、配線1を収納する収納部2と収納部2の開口3に着脱自在な蓋体4とからなる床配線収納ダクト5を、その上面部が床仕上げ材6の上面と面一となるように床7の辺縁部に沿って配設し、床7の辺縁部に沿って配設した床配線収納ダクト5上に該床配線収納ダクト5と直交するように間仕切り壁12を形成し、該間仕切り壁12の骨組み体13の下部に配線ダクト兼用下横枠14を形成し、間仕切り壁12を設けた部分においては床配線収納ダクト5の上面の開口に蓋体4を取付けず該開口の蓋体4を取付けない部分と配線ダクト兼用下横枠14の下端部に設けた下側ケーブル通し用開口25とを連通させ、床配線収納ダクト5の上面の開口の間仕切り壁12を設けない部分においては蓋体4を取付け、該蓋体4に通線口31を設けて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、室内の床7の辺縁部という邪魔にならない処に床配線収納ダクト5を配置して容易に配線1を収納でき、蓋体4を取付けることで、蓋体4が床7の辺縁部における床7上面に連続した辺縁材を構成して美観を良くし、更に、床7の辺縁部に床配線収納ダクト5を設けるので床7の施工は従来と同じ施工ができ、辺縁部のみ床配線収納ダクト5を施工するだけでよくて、効率良く施工ができ、また、配線1の利用に当たっては、床7の辺縁部に沿った床配線収納ダクト5から配線1を引き出すことで室内のレイアウトに応じて配線1を引き出して利用できるものである。しかも、床7の辺縁部に沿って配設した床配線収納ダクト5内に収納した配線1を間仕切り壁12の骨組み体13の下部の配線ダクト兼用下横枠13内に通線して間仕切り壁12内に配線1を容易に導入したり、あるいは、間仕切り壁12内から配線ダクト兼用下横枠13を介して床7の辺縁部に沿って配設した床配線収納ダクト5内に配線1を容易に導入したりすることができるものであり、これにより新築や改築において、現場毎に間仕切り壁12の位置が異なっていても、間仕切り壁12の位置の違いに容易に対応して配線1の施工ができるものである。
また、床7を支持する支柱8とは別個の支柱8aにより床配線収納ダクト5を支持させることが好ましい。
このような構成とすることで、床7を支柱8で支持するという床7の支持システムをそのまま利用して従来と同様に床7を構成できながら、同時に床7の辺縁部に配置した床配線収納ダクト5を床7を支持する支柱8とは別個の支柱8aにより確実に支持できるものである。
また、床配線収納ダクト5が、際根太9と一体的に設けてあることが好ましい。
このような構成とすることで、床配線収納ダクト5を床7の辺縁部分を支持するための際根太9により支持できて、床配線収納ダクト5の支持が床7の辺縁部を支持する際根太9により共通して行え、床配線収納ダクト5と床7との一体連続性が得られ、床7の辺縁部の収まりも良くなるものである。
また、床配線収納ダクト5内に配線器具10を取付ける取付け部11を設けることが好ましい。
このような構成とすることで、床配線収納ダクト5内に配線1を収納するだけでなく、床配線収納ダクト5内に設けた取付け部11に配線器具10を取付けることで上記配線1に接続した配線器具10を収まり良く配設できるものである。
本発明は、室内の床の辺縁部という邪魔にならない処に床配線収納ダクトを配置して容易に配線を収納でき、蓋体を取付けることで、蓋体が床の辺縁部における床上面に連続した辺縁材を構成して美観を良くし、更に、辺縁部のみ床配線収納ダクトを施工するだけで床の施工は従来と同じ施工ができて効率良く施工ができ、また、配線の利用に当たっては、床の辺縁部に沿った床配線収納ダクトから配線を引き出すことで室内のレイアウトに応じて配線を引き出して利用でき、これらの結果、本発明の室内配線収納構造は、例えば、一般家庭においても良好に使用することができるものである。また、床の辺縁部に沿って配設した床配線収納ダクト内に収納した配線を間仕切り壁の骨組み体の下部の配線ダクト兼用下横枠内に通線して間仕切り壁内に配線を容易に導入したり、あるいは、間仕切り壁内から配線ダクト兼用下横枠を介して床の辺縁部に沿って配設した床配線収納ダクト内に配線を容易に導入したりすることができるものであり、これにより新築や改築において、現場毎に間仕切り壁の位置が異なっていても、間仕切り壁の位置の違いに容易に対応して配線の施工ができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
マンションや戸建て住宅における室内の床7の辺縁部には床配線収納ダクト5が配設される。床配線収納ダクト5は上面部分が全長にわたって開口3した概略断面U状をした長尺の部材であってアルミニウムや軽鉄等の金属、あるいは合成樹脂により形成してあり、床配線収納ダクト5の内部が配線1を収納する収納部2となり、上面の開口3には蓋体4が着脱自在に取付けてある。
床7はスラブのような床基体50の上に根太15を配設し、該根太15の上にパーチクルボードや合板のような床下地板16を敷設し、該床下地板16の上にフローリングのような床仕上げ材6を敷設することで構成してあり、根太15は支柱8を介して床基体50上に載設してあり、支柱8はアジャスタボルトなどで構成してあって上下長さが調整自在となっている。上記床7の辺縁部(つまり壁際)は壁17との間に隙間があり、この床7の辺縁部と壁17との間の隙間に床配線収納ダクト5が配設してあり、床配線収納ダクト5の上の開口3には蓋体4が着脱自在に取付けられ、該蓋体4と床仕上げ材6の上面とが面一又はほぼ面一となるようになっている。
床配線収納ダクト5の取付けに当たっては、上記床7を支持する支柱8とは別の支柱8aを床配線収納ダクト5の下面部に取付けて支持する場合、あるいは、床7の一構成部材である根太15のうち床7の辺縁部に沿って設けられる際根太9に床配線収納ダクト5を一体的に設ける場合、あるいは、床配線収納ダクト5を際根太9と一体的に設けることと床7を支持する支柱8とは別の支柱8aを床配線収納ダクト5の下面部に取付けて支持することとを併用する場合がある。ここで、床7の一構成部材である根太15のうち床7の辺縁部に沿って設けられる際根太9に床配線収納ダクト5を一体的に設ける場合は、床7と床配線収納ダクト5とを別個に施工したりレベル調整したりする必要がない。また、床配線収納ダクト5を際根太9と一体的に設けることと床7を支持する支柱8とは別の支柱8aを床配線収納ダクト5の下面部に取付けて支持することとを併用する場合は、際根太9に床配線収納ダクト5を一体的に設けることによる施工の簡易化に加え、耐荷重強度も向上する。なお、この場合、床配線収納ダクト5の下面部に取付ける支柱8aとしては、必ずしも自立支柱である必要はなく、荷重に対して床配線収納ダクト5を支える機能があれば足りる。なお、上記した床配線収納ダクト5の取付けの各例のうち一例として添付図面に示す実施形態では、床配線収納ダクト5を際根太9と一体的に設けることと床7を支持する支柱8とは別の支柱8aを床配線収納ダクト5の下面部に取付けて支持することとを併用する例が示してあるが、上記のように必ずしもこれに限定されない。ここで、床配線収納ダクト5を際根太9に一体的に設けるには、床配線収納ダクト5の側面部を接着、釘打ち、ビス止め等の固着手段により際根太9に固着して一体化してあるが、床配線収納ダクト5と際根太9とを例えば軽鉄により一体に形成したり、あるいはアルミニウムの押出し成形により一体成形したりしたものであってもよい。
壁17と床配線収納ダクト5との間にはパッキン材18が介在されるものであり、このパッキン材18は壁17に固着されるが、床配線収納ダクト5は上記の支柱8aや際根太9による支持に加え、更に該パッキン材18に接着、釘打ち、ビス止め等の固着手段により固着することで支持強度をより強固にしてもよいものである。
ところで建物の壁としては、建物の躯体を構成する壁17と間仕切り壁12とがあるが、添付図面に示す各実施形態では床配線収納ダクト5が沿っている壁は建物の躯体の壁17の例が示してある。そして、該壁17に対して図4に示すように間仕切り壁12が直交するように形成してある。この間仕切り壁12は壁17側の端部において上記壁17に沿って(つまり床7の一辺縁部に沿って)配設した床配線収納ダクト5上に該床配線収納ダクト5と直交するように間仕切り壁12を形成されるものである。
間仕切り壁12は骨組み体13の両面又は片面に面板20を取着して構成してあり、骨組み体13は配線ダクト兼用下横枠14の上面部に複数のスタッド21を立設し、この複数のスタッド21の上端部を上枠材(図示せず)に固着して枠組み構成してある。
配線ダクト兼用下横枠14は軽鉄により形成してあって、図4に示すように、配線ダクト兼用下横枠14の下部が一側面又は両側面に側面開口部を有する配線用ダクト部22となっており、配線用ダクト部22の側面部には幅木49が着脱自在に取付けられる。また、配線ダクト兼用下横枠14の上部がスタッド21を立設するための断面U字状をしたスタッド立設部23となっている。配線用ダクト部22の底面部を構成する下横片24には下側ケーブル通し用開口25が形成してあり、配線用ダクト部22の上面部を構成する上横片26には長手方向に沿って複数の上側ケーブル通し孔27を形成してある。上横片26は上記のように配線用ダクト部22の上面部を構成すると共に断面U字状をしたスタッド立設部23の底面部を構成している。上横片26の長手方向に沿って複数設けた上側ケーブル通し孔27は、スタッド立設部23に立設する隣接するスタッド21間に少なくとも1つ以上の上側ケーブル通し孔27が位置するように形成してある。
そして、間仕切り壁12を設けた部分においては、床配線収納ダクト5の上面の開口3には蓋体4が取付けてなく、該上開口3が間仕切り壁12の下端部に設けた上記下側ケーブル通し用開口25と連通している。
床7の辺縁部に配設された床配線収納ダクト5内には各種の配線1が収納されるものである。床配線収納ダクト5内に情報線や電力線等の配線1を導入するには、床配線収納ダクト5内の収納部2に床下空間や壁17あるいは間仕切り壁17内に通線した配線1を導入するものであり、壁17や床下空間から導入するには床配線収納ダクト5の長手方向の端部開口やあるいは床配線収納ダクト5の底片部や側片部に通線孔(図示せず)を設けて収納部2に導入するようにする。また、間仕切り壁17から導入する場合には天井裏から間仕切り壁17の上枠材に設けた孔から間仕切り壁17内に配線1を導入し、間仕切り壁17のスタッド21間を通して配線ダクト兼用下横枠14の上側ケーブル通し孔27から配線用ダクト部22内に導入し、下側ケーブル通し用開口25から床配線収納ダクト5の上面の開口3を経て床配線収納ダクト5の内部の収納部2に導入したりする。もちろん、床配線収納ダクト5の内部の収納部2に導入した配線1を図4に示すように、床配線収納ダクト5の開口3から、配線ダクト兼用下横枠14の長手方向の端部の下側ケーブル通し用開口25、上側ケーブル通し孔27を経て任意のスタット21間に導入し、任意のスタッド21に取付けた間仕切り壁用配線器具45に接続するようにしてもよいものである。
また、図5のように、壁17に設けてあるコンセント28に配線1の端部に接続したプラグ29を接続し、該配線1に接続したコンセント30を配線1と共に床配線収納ダクト5内の収納部2に導入して収納するようにしてもよい。
ここで、蓋体4に通線口31を設け、床配線収納ダクト5内の収納部2から室内空間、あるいは室内空間から収納部2内に配線1を導出あるいは導入する場合、配線1を上記蓋体4に設けた通線口31に通線するようにする。
床配線収納ダクト5内の収納部2から室内空間に配線1を導出する場合、例えば、図6に示すように、床配線収納ダクト5内の収納部2に収納した情報線や電源線等の配線1にLAN、電話、TVコンセント、電力線用コンセント等の配線器具10を接続し、該配線器具10に、一端部に接続コンセント32を有するケーブル33の他端部のプラグ34を接続して該ケーブル33の一端部の接続コンセント32を室内に導出するようにしたり、あるいは、図7に示すように、収納部2内の配線器具10に室内に設置した電気機器35に接続されたケーブル36の先端のプラグ37を接続するようにしたりするものであり、蓋体4の長手方向に沿って複数個の通線口31を設けることで、家具の設置位置、電気機器35の設置位置等のレイアウトに対応して床7の辺縁部の長手方向に沿った任意の位置から配線1を室内に導出したり、あるいは床配線収納ダクト5内の収納部2に導入したりできるものである。
また、図6のようにケーブル33を室内に導出するものの場合、このケーブル33を使用しない時には、接続コンセント32を含めてケーブル33全体を収納部2内に収納して邪魔にならないようにしておくことができ、使用する場合だけ、前述のように室内に導出して使用するようにすることができる。
ところで、床配線収納ダクト5内の収納部2には配線1に接続される配線器具10を支持するための取付け部11を設けるようにしてもよい。この場合、取付け部11は収納部2の対向する両側面の上下方向の略中間又は上部に長手方向にわたって連続してまたは長手方向に一定間隔で複数個設けてあり、図8に示すように開口3から収納部2内に配線器具10を入れて配線器具10のフランジ部を取付け部11の長手方向の任意の位置に支持して取付けけた状態で、配線器具10の下面と収納部2の底面部との間に下隙間38が形成されるようにすることで、配線器具10を取付け部11に取付けても収納部2内を底面部に沿って配線1を収納できるものである。また、配線器具10を入れて取付け部11に取付けた状態で、配線器具10の上面と蓋体4との間に上隙間39が形成されるようにすることで、蓋体4の下方に、配線器具10に外部に導出するケーブル33のプラグ34を差し込むための隙間が確保できるものである。
図9には本発明の他の実施形態が示してある。本実施形態では、床配線収納ダクト5の収納部2を上下2層、つまり、上収納部2aと、下収納部2bとに分けた例である。下収納部2bは工事業者用の収納部2であり、例えば、工事業者が配線器具10等に結線される配線1を収納するものであり、図9の実施形態では下収納部2bを長手方向に延びる垂直中仕切り壁42により強電用下収納部2b1、弱電用下収納部2b2に分けてある。もちろん強電用下収納部2b1、弱電用下収納部2b2の巾方向の寸法は均等である必要はなない。
具体的には収納部2の対向する両側面の上下方向の略中間又は上部に取付け部11を長手方向にわたって連続してまたは長手方向に一定間隔で複数個設け、この取付け部11に示すように長手方向の一部に図9(b)に示すように配線器具10を支持して取付けると共に、配線器具10を取付けていない部分に図9(a)に示すように中蓋体41を着脱自在に支持して取付けることで中蓋体41、配線器具10により収納部2内を上収納部2aと、下収納部2bとに仕切るものであり、工事業者は中蓋体41を外して下収納部2bに配線1を収納する工事を行うものであり、配線器具10を収納する場合は、下収納部2bに収納した配線1と配線器具10とを接続すると共に配線器具10を前述と同様に取付け部11に支持して取付け、収納部2の長手方向において配線器具10を配置していない箇所に中蓋体41を配置して上記のようにして取付け部11に支持するものである。ここで、中蓋体41の任意の位置に配線器具取付け用開口部を設け、この配線器具取付け用開口部に配線器具10を取付けるものであってもよい。
このようにして中蓋体41、配線器具10により収納部2を上下に仕切った状態では、収納部2内の上部が上収納部2aとなるものであり、したがって、蓋体4を開けることで、工事業者が施工した配線1が露出しない上収納部2aが現われるので、この上収納部2aを居住者が配線を収納する部分として利用することができるものである。
例えば、室内のレイアウトに応じて居住者が床配線収納ダクト5内に収納した上記LAN、電話、TVコンセント、電力線用コンセント等の配線器具10に、前述のように一端部に接続コンセント32を有するケーブル33の他端部のプラグ34を接続し、このケーブル33を上収納部2a内に這わせ、目的とする位置で通線口31から室内に引き出したり、あるいは、室内に設置した電気機器35に接続されたケーブル36を該電気機器35に最も近い通線口31から上収納部2aに導入し、上収納部2a内を収納部2内に配設した上記配線器具10位置まで這わせて先端のプラグ37を接続するようにしたりする。また、ケーブル33を使用しない時には、接続コンセント32を含めてケーブル33全体を上収納部2a内に収納して邪魔にならないようにしておくことができる。
なお、上記各実施形態において、床配線収納ダクト5の収納部2(上下収納部2a、2bに上下を2分割したものにおいては上収納部2a)内には芳香剤を収納した芳香発生器(図示せず)を収納することもできる。この場合、上記取付け部11を利用して芳香発生器を収納して取付けることができるようにすると、上記配線器具10を取付ける場合で説明したのと同じ理由で芳香発生器に邪魔されることなく、配線1を収納することができる。このように床配線収納ダクト5の収納部2内に芳香剤発生器を収納した場合、上記通線口31から室内に芳香が放散され、室内に居る人に香りによるリラックス感を与えることができる。この場合、上記通線口31とは別に蓋体4に通気孔を形成してもよい。
また、床配線収納ダクト5の収納部2(上下収納部2a、2bに上下を2分割したものにおいては上収納部2a)内には照明装置(図示せず)を収納することもできる。照明器具の発光部は例えばLEDなどで構成してあるが、該照明器具は収納部2に導入した配線1に接続するものであり、通線口31から光が室内に出るでるようにしたり、あるいは、蓋体4に透光部を設けて光を室内に向けて出るようにしてもよい。これにより床7の辺縁部を照らして夜間の歩行支援等を行うことができる。
なお、照明器具や配線器具や芳香剤発生器を床配線収納ダクト5内に収納する場合、蓋体4の裏面に照明器具や配線器具や芳香剤発生器を取付けることもできる。この場合には、蓋体4を複数個に分割して、複数の蓋体4を長手方向に並べ代えることで照明器具や配線器具や芳香剤発生器の位置を容易に変更することができる。
本発明の一実施形態の斜視図である。 同上の断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の間仕切り壁との関係を示す斜視図である。 同上の床配線収納ダクト内への配線の導入例を示す説明のための断面図である。 同上の床配線収納ダクトに導入した配線に接続した配線器具にケーブルを接続して室内に導出する例を示すもので、(a)は正面断面図であり、(b)は蓋体を一部破断した平面図であり、(c)は側面断面図である。 同上の床配線収納ダクトに導入した配線に接続した配線器具に屋内に設置した電気機器に接続したケーブルを接続する例を示す説明図である。 本発明の他の実施形態の断面図である。 本発明の更に他の実施形態を示し、(a)は中蓋体を取付けた部分の断面図であり、(b)は配線器具の取付けた部分の断面図である。
符号の説明
1 配線
2 収納部
3 開口
4 蓋体
5 床配線収納ダクト
6 床仕上げ材
7 床
8 支柱
8a 支柱
9 際根太
10 配線器具
11 取付け部
12 間仕切り壁
13 骨組み体
14 配線ダクト兼用下横枠

Claims (4)

  1. 配線を収納する収納部と収納部の開口に着脱自在な蓋体とからなる床配線収納ダクトを、その上面部が床仕上げ材の上面と面一となるように床の辺縁部に沿って配設し、床の辺縁部に沿って配設した床配線収納ダクト上に該床配線収納ダクトと直交するように間仕切り壁を形成し、該間仕切り壁の骨組み体の下部に配線ダクト兼用下横枠を形成し、間仕切り壁を設けた部分においては床配線収納ダクトの上面の開口に蓋体を取付けず該開口の蓋体を取付けない部分と配線ダクト兼用下横枠の下端部に設けた下側ケーブル通し用開口とを連通させ、床配線収納ダクトの上面の開口の間仕切り壁を設けない部分においては蓋体を取付け、該蓋体に通線口を設けて成ることを特徴とする室内配線収納構造。
  2. 床を支持する支柱とは別個の支柱により床配線収納ダクトを支持させて成ることを特徴とする請求項1記載の室内配線収納構造。
  3. 床配線収納ダクトが、際根太と一体的に設けてあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の室内配線収納構造。
  4. 床配線収納ダクト内に配線器具を取付ける取付け部を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の室内配線収納構造
JP2004121973A 2004-04-16 2004-04-16 室内配線収納構造 Expired - Fee Related JP4329606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004121973A JP4329606B2 (ja) 2004-04-16 2004-04-16 室内配線収納構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004121973A JP4329606B2 (ja) 2004-04-16 2004-04-16 室内配線収納構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005312101A JP2005312101A (ja) 2005-11-04
JP4329606B2 true JP4329606B2 (ja) 2009-09-09

Family

ID=35440251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004121973A Expired - Fee Related JP4329606B2 (ja) 2004-04-16 2004-04-16 室内配線収納構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4329606B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7085497B2 (ja) 2019-01-11 2022-06-16 京セラ株式会社 コア部品、その製造方法、およびインダクタ

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100940823B1 (ko) 2009-04-07 2010-02-04 김종권 사무기기용 케이블 덕트
JP5123895B2 (ja) * 2009-06-11 2013-01-23 株式会社藤商事 遊技機
JP6646016B2 (ja) * 2017-06-29 2020-02-14 共同カイテック株式会社 二重床用の蓋構造
JP7458174B2 (ja) * 2019-11-26 2024-03-29 古河電気工業株式会社 収容容器
JP7503874B1 (ja) 2024-02-02 2024-06-21 株式会社アールシーコア フロアコンセントボックスを有するログハウスの床構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7085497B2 (ja) 2019-01-11 2022-06-16 京セラ株式会社 コア部品、その製造方法、およびインダクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005312101A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8555594B2 (en) Multifunctional beam for sub-ceilings, sub-ceiling structure and modular system for customized sub-ceiling structure incorporating such beam
KR20200018214A (ko) 스마트 월
US10313771B2 (en) Loudspeaker mounting system
US11280086B2 (en) Subarchitectural office system
JP2004084310A (ja) 配線構造
JP4329606B2 (ja) 室内配線収納構造
JP6888189B2 (ja) ミラーキャビネット
JP2007021003A (ja) 収納キャビネット
JP2010095899A (ja) 屋内配線構造および建物
US3605354A (en) Construction unit
JP5262060B2 (ja) 建築物
JP2009127339A (ja) コンテナハウスの構造
US3624977A (en) Recessed conduit construction
JP2017128932A (ja) 実験室用フレキシブルパーテーションユニット
JP6475999B2 (ja) 建物の天井構造
JP7202829B2 (ja) 室内壁構造および室内壁構造の施工方法
JP2021143560A (ja) 間仕切壁装置及び間仕切壁施工方法
JPS5836568B2 (ja) 屋内配線装置
JPS6332273Y2 (ja)
JPS6160965A (ja) 二重床構造
JP4239857B2 (ja) 配線ダクト
JP4325144B2 (ja) 分電盤を収納した什器
JPH0835341A (ja) 集合住宅
JP2007191880A (ja) 書斎室ユニット
GB2510209A (en) Non load bearing wall with wiring channels

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080804

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees