JP4329405B2

JP4329405B2 - Cooking equipment

Info

Publication number: JP4329405B2
Application number: JP2003141714A
Authority: JP
Inventors: 谷　　知子; 明美福本
Original assignee: Panasonic Corp; Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Corp; Panasonic Holdings Corp
Priority date: 2003-05-20
Filing date: 2003-05-20
Publication date: 2009-09-09
Anticipated expiration: 2023-05-20
Also published as: JP2004347151A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、食品に焼き色をつけるためにヒータによって加熱を行うフィッシュロースター、オーブンレンジ、オーブントースターなどの加熱調理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
食品の焼き色が調理の出来映えを左右する料理の一つに焼き魚がある。従来のフィッシュロースターやオーブンレンジで焼き魚を調理する場合は、図５のようにして行ってきた。魚などの食品の上面あるいは上下面を加熱するシーズヒータなどの加熱手段２１で、食品の温度上昇と焼き色（焦げ目）形成を行う。その際、焼き色設定として濃い・淡いなどの設定を焼き色設定手段２２で行い、その信号を元に制御手段２３は加熱手段２１による加熱時間の制御を行ってきた。
【０００３】
また、特にオーブンレンジでは庫内が大きく、薄い食品に対して焼き色をつける場合に、上下ヒータのいずれかと食品の距離が離れるために焼き色が薄くなることが多かったが、食品の上側に設けたヒータを上下可動することによって、ヒータを食品に接近させて、好ましい焼き色を得るように工夫されていた（例えば、特許文献１参照）。
【０００４】
しかし、焼き色設定を使用者が行っても、食品の厚みは様々であり焦げ目が付かなかったり、焦げすぎたりなど、出来映えは不満の残るものであった。特に、焼き魚においては、１尾のものと切り身、さらに種類によって厚みが異なり、魚とヒータとの距離が常に一定に保たれていないために、焼き色のつく場合、付かない場合というようにムラが生じた。
【０００５】
また、オーブンなどでは食品の上表面に濃い焼き色が付くように、オーブン庫内の上部に食品を位置させてオーブン庫内の上面のヒータに食品を近づけ、焼き色を好みの濃さに設定できるが、肉などの焼き加減であるレア、ミディアム、ウェルダンのような好みに応じた調理を行うことはできなかった。
【０００６】
【特許文献１】
特開平０８−１１００５５号公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術の問題点に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、食品の焼き色および焼き加減を調整できる加熱調理装置の実現にある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理装置は、食品を収納する加熱室と、前記加熱室内の上下面及び奥壁外に設けたシーズヒータあるいは石英管ヒータからなる食品を加熱する加熱手段と、前記加熱室内の気流を循環させる気流循環手段と、食品の焼き色を選択する焼き色選択手段と、食品の焼き加減を選択する焼き加減選択手段と、加熱室内温度検知手段あるいは加熱室内湿度検知手段あるいは食品表面温度検知手段からなる食品状態検知手段と、マイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり前記焼き色設定手段と前記焼き加減設定手段の情報に従って前記加熱手段と前記気流循環手段の動作制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、焼き色を濃く付けたい場合は前記加熱手段を作動させ前記気流循環手段を停止し、食品の内部まで火を通したい場合は前記加熱手段とともに前記気流循環手段も動作させるよう制御するものであり、前記焼き色選択手段で選択した焼き色レベルに到達した時点で前記気流循環手段を駆動し、前記焼き加減選択手段の焼き加減レベルに応じて前記気流循環手段を停止するものである。この手段により、使用者が設定した調理物の焼き色と焼き加減の情報に基づいて制御手段は加熱手段を制御するので、使用者の好みの焼き色と焼き加減が実現できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
上記した本発明の目的は、各請求項に記載した構成を実施の形態とすることにより達成できるので、以下には各請求項の構成にその構成による作用効果を併記し併せて請求項記載の構成のうち説明を必要とする特定用語については詳細な説明を加えて、本発明における実施の形態の説明とする。
【００１０】
請求項１記載に係る発明は、食品を収納する加熱室と、前記加熱室内の上下面及び奥壁外に設けたシーズヒータあるいは石英管ヒータからなる食品を加熱する加熱手段と、前記加熱室内の気流を循環させる気流循環手段と、食品の焼き色を選択する焼き色選択手段と、食品の焼き加減を選択する焼き加減選択手段と、加熱室内温度検知手段あるいは加熱室内湿度検知手段あるいは食品表面温度検知手段からなる食品状態検知手段と、マイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり前記焼き色設定手段と前記焼き加減設定手段の情報に従って前記加熱手段と前記気流循環手段の動作制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、焼き色を濃く付けたい場合は前記加熱手段を作動させ前記気流循環手段を停止し、食品の内部まで火を通したい場合は前記加熱手段とともに前記気流循環手段も動作させるよう制御するものであり、前記焼き色選択手段で選択した焼き色レベルに到達した時点で前記気流循環手段を駆動し、前記焼き加減選択手段の焼き加減レベルに応じて前記気流循環手段を停止することで、加熱方式を短時間で輻射から対流に切り換え、食品の焼き色の濃淡や焼き加減の調整を容易に行うことができる。
【００１５】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図１〜図４を参照しながら説明する。
【００１６】
（実施例１）
図１は、本発明の実施例１における加熱調理装置の形態を示す概略の断面図である。図１において、１は食品を入れて加熱する開閉扉付の加熱室で、２は加熱室１の上下面に設けたシーズヒ−タあるいは石英管ヒータからなる加熱手段である。３は加熱室１内に循環気流を発生させるためのモータ駆動のファンからなる気流循環手段で、この気流循環手段により加熱室１内を循環する気流は、加熱室１の奥壁に形成した循環気流孔１ａを介して循環する際、加熱室１の奥壁外に配置した加熱手段２によって加熱される。
【００１７】
４は食品の焼き色を選択する焼き色選択手段で、食品の焼き色を「濃い」「標準」「淡い」の三段階に設定する。５は食品の焼き加減の選択を行う焼き加減選択手段で、「強」「標準」「弱」の三段階の設定を行う。６はマイクロコンピュータ及びその周辺回路からなる制御手段で、焼き色設定手段４と焼き加減設定手段５の情報に従って加熱手段２の制御を行う。
【００１８】
図２は、本発明の加熱調理装置の気流循環手段３による加熱室１内の伝熱特性を示す。気流循環手段３を停止させて加熱手段２のみを作動した場合、図２（ａ）のように加熱室内に発生する伝熱特性は、輻射によるものが主流となる。よって、食品などへの熱伝達は気流などの媒体を介することなく、ヒータの熱が直接食品表面に伝達される輻射加熱になる。反対に気流循環手段３を連続的に一定の回転速度で作動した場合、図２（ｂ）のように加熱室１内の伝熱特性は対流による加熱が主となり、ヒータからの熱は加熱室１内の気流を介して食品に伝えられる対流加熱になる。
【００１９】
このように、気流循環手段３を停止、そして作動することで、食品に対する熱の伝わり方が異なり、加熱調理中の食品表面にも異なる影響を与えることができる。特に、焼き色においては、輻射加熱の方がヒータからの熱を直接伝達されるために焼き色が濃くつきやすく、ヒータと食品の距離が近い部分では焦げが生じたりする。また、食品の中心部は食品表面の熱伝導によるところが大きいので、表面は焼き色が付いているが、内部は半分生という状態も生じる。
【００２０】
反対に、対流加熱ではヒータからの熱が直接的に伝達されるよりも、気流を介して伝達されるので部分的な焦げなどは生じにくく、食品表面全体が同一の焼き色になりやすい。また、食品表面も食品内部も熱伝導による加熱となるので、食品表面に標準的な焼き色がつくころには、食品内部にもしっかり火の通った状態になりやすい。
【００２１】
例えば、ステーキなどは焼き加減などの嗜好性が顕著に現れる代表的なメニューである。ここで、標準的な焼き色でレア（生）の状態に調理したい場合、焼き色選択手段４を「標準」、焼き加減選択手段５を「弱」に設定する。その後、前記焼き色選択手段４と前記焼き加減選択手段５の設定情報が制御手段６に送られ、その情報を元に、制御手段６では加熱手段２を作動、気流循環手段３は停止状態にする。
【００２２】
気流循環手段３が停止している間、加熱室１内は輻射加熱が可能な状態となり、ステーキ肉の表面部は直接的に熱が伝わっていく。そして、食品の表面部は焼き色形成される温度約２５０℃に到達し、適度な焼き色が生じる時に、内部は熱伝導が遅れ、レアの状態となり、焼き加減がレアのステーキが実現できる。
【００２３】
また、標準的な焼き色でミディアムの状態に仕上げたい場合は、焼き色選択手段４を「標準」、焼き加減選択手段５も「標準」に設定する。そして、これらの設定情報が制御手段６に送られて、制御手段６は加熱手段２を作動、そして気流循環手段３を作動させる。気流循環手段３が作動した時には食品への熱は対流により伝わるため、焼き色が付く２５０℃以上に肉表面部が到達する時点において、肉内部まで熱が伝わって８０℃以上になっており、ミディアムの状態に仕上げることができる。
【００２４】
また、ステーキのような薄い肉ではなく、ローストビーフのような厚みのある塊を好みの焼き色、好みの焼き加減に仕上げる場合は、気流循環手段３の電力入力を図３（ａ）のように断続的に行うと、加熱室１の食品が受ける受熱量は図３（ｂ）に示すようになる。例えば、焼き色が濃く、内部は適度に火が通ったローストビーフにしたい場合、焼き色選択手段４の「濃い」を選択し、焼き加減選択手段５は「標準」を選択する。これらの選択された情報が制御手段６に送られ、まず、焼き色が付くまでは気流循環手段３は停止状態となり、輻射加熱になる。
【００２５】
そして、食品表面温度や焼き色形成時に生じる香り成分などの情報を検知する手段（図示なし）の情報から焼き色の形成を検知後、制御手段６で気流循環手段３を作動させて、対流による加熱に切り換える。その後、制御手段６は焼き色形成検知までの時間の長さ、あるいは焼き色検知温度をその検知に要した時間で割った定数によって、食品の厚みを予測して、気流循環手段３の入力時間を設定する。焼き色形成温度の到達までの時間は、厚みがあるほど長くなるので、食品の内部まで火が通る「標準」にするには、制御手段６は気流循環手段３の入力時間を延長するよう制御する。
【００２６】
この場合とは反対に、食品内部の焼き加減を「弱」に設定していた場合は、気流循環手段３の時間が短縮される。また、制御手段６は気流循環手段３の回転速度を速く制御することによって、食品表面への熱伝達速度が速まり、調理時間全体を短縮させることもできる。
【００２７】
（実施例２）
図４は、本発明の実施例２における加熱調理装置の形態を示す概略の断面図である。本実施例は、加熱室内に蒸気を導入する蒸気発生手段を設けた点で実施例１の発明と異なり、それ以外の同一構成並びに作用効果を奏するところには同じ符号を付して詳細な説明を省略し、異なるところを中心に説明する。
【００２８】
図４において、７は水を入れるタンク、８はポンプで、タンク７からの水をくみ上げ、導入部９を介して加熱室１内の底に臨み、加熱されている蒸気発生手段としての供給口１０に送る。１１は操作部で、調理メニューの選択が行われ、メニューに合った加熱工程が選択される。１２は、蒸気の外部への出口で、加熱室１内の余剰の蒸気を加熱室１外へ放出する。
【００２９】
実施例１において説明したステーキの加熱調理は、焼き加減などの嗜好性が顕著に現れるメニューである。そして、近年では食品の食感に対しての嗜好性が見られる食品が増えてきている。その一つの例に、シュークリームを挙げて説明する。シュークリームの食感は、シュー皮の硬さで決まり、シュー皮の原材料の配合も重要だが、焼き方を工夫することで硬めのハードシューと、軟らかめのソフトシューに仕上げることができる。
【００３０】
例えば、軟らかめのソフトシューに仕上げたい場合、まず、操作部１１によりシュークリームのメニューを選択後、焼き色選択手段４は「淡い」を選択し、焼き加減選択手段５は「弱」を選択する。これらの選択された情報が制御手段６に送られ、加熱工程が選択される。加熱工程の信号を元に、まず、加熱手段２および気流循環手段３が作動する。加熱室１内が所定の温度に予熱されたことを確認後、温度検知手段（図示せず）により、加熱室１内の予熱終了を使用者に知らせて、使用者は食品を加熱室１に投入する。
【００３１】
重量センサなどの食品検知手段（図示せず）で、加熱室１に食品が投入されたことを検知すると、制御手段６からの信号をもとにポンプ８に通電され、タンク７の水が加熱室１内に供給口１０から供給される。すなわち、供給口１０に供給された水は、加熱室１内の温度と等しく昇温されていた供給口１０で気化熱を受け、水蒸気となって加熱室１内に噴霧される。１００℃を超える温度に加熱されていた循環気流に噴霧された水蒸気は予熱温度まで過熱される。
【００３２】
このような過熱蒸気雰囲気では、シュー皮の表面に水分凝縮がおこり、通常の対流加熱に比べて乾燥が抑制され、しっとりと軟らかいシュー皮に仕上げることができる。また、焼き色についても、表面の乾燥が抑制されるために薄めとなり、軟らかいソフトシューが実現できる。
【００３３】
また、ハードシューに仕上げたい場合には、まず、操作部１１によりシュークリームのメニューを選択後に焼き色選択手段４は「濃い」を選択し、焼き加減選択手段５は「強」を選択する。これらの選択された情報が制御手段６に送られ、加熱工程が選択される。加熱工程の信号を元に、制御手段６は、まず、加熱手段２および気流循環手段３を作動させ、ソフトシューの調理と同様に、過熱蒸気雰囲気での加熱を行う。
【００３４】
そして、シュー皮が膨化した後、ポンプ８の作動を停止して、気流循環手段３により加熱室１内の蒸気を、循環気流孔１ａを通じて出口１２から加熱室１外に放出する。そして、加熱室１内あるいは出口１２付近に設けられた湿度センサなどの加熱室１内の蒸気量検知手段（図示せず）によって、加熱室内の蒸気量がある一定量以下の乾燥気流になったことを検知する。その後、制御手段６が気流循環手段３の入力電力量を断続的に供給することで、加熱室１内は対流と輻射による加熱が交互に行えるようになり、断続的な輻射熱の作用でシュー皮の焼き色が濃くつくとともに乾燥が促進されて、硬めの食感をもつハードシューに仕上げることができる。
【００３５】
なお、焼き魚で干物のような乾燥気味のものをしっとり仕上げたい場合は、ソフトシューのような加熱制御を行うことで、しっとり感のある干物ができる。また、１尾の焼き魚においても、加熱初期に過熱蒸気雰囲気で加熱することにより、蒸し作用を受けてしっとりとした状態になる。その後、一時的に気流循環手段３によって加熱室１内の蒸気を加熱室１外に逃してから輻射加熱を行うことで、中はしっとり、表面には適度な焦げ色が形成される。
【００３６】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、食品を加熱する伝熱方式を容易に変えられ、使用者が設定した調理物の焼き色と焼き加減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例１における加熱調理装置の概略断面図
【図２】（ａ）同実施例１における加熱調理装置の気流循環手段停止時の伝熱グラフ
（ｂ）同実施例１における加熱調理装置の気流循環手段作動時の伝熱グラフ
【図３】（ａ）同実施例１における加熱調理装置の気流循環手段の電力入力タイムチャート
（ｂ）同実施例１における加熱調理装置の気流循環手段の電力入力タイムチャートに対応した食品の受熱量グラフ
【図４】本発明の実施例２における加熱調理装置の断面図
【図５】従来の加熱調理装置の断面図
【符号の説明】
１加熱室
２加熱手段
３気流循環手段
４焼き色選択手段
５焼き加減選択手段
６制御手段
７タンク
８ポンプ
９導入部
１０供給部（蒸気発生手段）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a cooking device such as a fish roaster, a microwave oven, or an oven toaster that heats a food product with a heater in order to give a baked color.
[0002]
[Prior art]
Grilled fish is one of the dishes whose food color affects the quality of cooking. When cooking grilled fish with a conventional fish roaster or microwave oven, it has been performed as shown in FIG. The heating means 21 such as a sheathed heater that heats the upper surface or upper and lower surfaces of food such as fish performs temperature rise of the food and burnt color (burnt) formation. At that time, dark color settings such as dark and light are set by the dark color setting means 22, and the control means 23 controls the heating time by the heating means 21 based on the signal.
[0003]
In particular large the refrigerator in microwave oven, when burnt add color relative thin food, but browned to leave either the distance of the food of the upper and lower heaters have often become thinner, the upper side of the food It has been devised to move the provided heater up and down to bring the heater closer to the food and to obtain a preferable baked color (for example, see Patent Document 1).
[0004]
However, even if the user sets the baked color, the thickness of the food varies, and the workmanship remains unsatisfactory, such as not being burnt or being too burnt. Especially for grilled fish, the thickness varies depending on the type of fish, fillet, and type, and the distance between the fish and the heater is not always kept constant. Occurred.
[0005]
In addition, in an oven or the like, the food is placed at the top of the oven cabinet and the food is brought close to the heater on the top of the oven cabinet so that the top surface of the food has a dark bake color, and the grill color is set to the desired intensity. I could, but I couldn't cook according to my taste like rare, medium, and well-done.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 08-110055
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention in view of the above-described problems of the conventional technique is to realize a cooking device that can adjust the color and baking of food.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a heating cooking apparatus according to the present invention is a heating chamber for heating food comprising a heating chamber for storing food, and a sheathed heater or a quartz tube heater provided outside the upper and lower surfaces and the back wall of the heating chamber. Means, airflow circulating means for circulating the airflow in the heating chamber, baking color selection means for selecting the baking color of the food, baking selection means for selecting baking of the food, temperature detection means in the heating chamber or heating chamber Operation control of the heating means and the airflow circulation means according to the information of the baking color setting means and the baking setting means comprising a food state detection means comprising a humidity detection means or food surface temperature detection means, a microcomputer and its peripheral circuits. and control means for performing, wherein, if you want to give dark a browned stop the air flow circulation means operates the heating means, food Internal to are those If you want cooked for controls to be operated the air flow circulation means with said heating means, to drive the air flow circulation means when it reaches the browning level selected in the baked color selection means The air flow circulating means is stopped according to the heating level of the baking level selection means. By this means, the control means controls the heating means based on the information on the color of the cooked food and the degree of cooking set by the user, so that the user's favorite color and color can be realized.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Since the object of the present invention described above can be achieved by using the configuration described in each claim as an embodiment, the effects of the configuration will be described together with the configuration of each claim. The specific terms that require explanation in the configuration will be described in detail in the embodiment of the present invention by adding a detailed explanation.
[0010]
The invention according to claim 1 is a heating chamber for storing food, heating means for heating the food comprising a sheathed heater or a quartz tube heater provided outside the upper and lower surfaces and the back wall of the heating chamber, Airflow circulation means for circulating the airflow, baking color selection means for selecting the baking color of the food, baking adjustment selection means for selecting the baking of the food, heating room temperature detection means or heating room humidity detection means or food surface temperature A food state detection means comprising a detection means; and a control means for controlling the operation of the heating means and the air flow circulation means in accordance with information of the grill color setting means and the baking adjustment setting means comprising a microcomputer and its peripheral circuits. , wherein, if you want to give dark a browned stop the air flow circulation means operates the heating means, like cooked to the inside of the food If is to control so as to also operate the air flow circulation means with said heating means, to drive the air flow circulation means when it reaches the browning level selected in the baked color selection means, the baked acceleration selection means in the Turkey to stop the air flow circulation means in accordance with the toasting level, the heating system in a short time switched convection from radiation, the adjustment of the browning shades or cooked foods can be easily performed.
[0015]
【Example】
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0016]
Example 1
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a form of a cooking device according to Embodiment 1 of the present invention. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a heating chamber with an opening / closing door for heating food, and reference numeral 2 denotes a heating means comprising a sheathed heater or a quartz tube heater provided on the upper and lower surfaces of the heating chamber 1. Reference numeral 3 denotes an airflow circulation means including a motor-driven fan for generating a circulating airflow in the heating chamber 1. The airflow circulated in the heating chamber 1 by this airflow circulation means is a circulation formed in the inner wall of the heating chamber 1. When it circulates through the air flow hole 1 a, it is heated by the heating means 2 disposed outside the back wall of the heating chamber 1.
[0017]
4 is a baked color selection means for selecting the baked color of the food, and sets the baked color of the food in three levels: “deep”, “standard”, and “light”. Reference numeral 5 denotes a baking selection unit for selecting whether the food is to be burned or not, and three levels of “strong”, “standard”, and “weak” are set. Reference numeral 6 denotes a control means including a microcomputer and its peripheral circuits, which controls the heating means 2 in accordance with information of the burnt color setting means 4 and the burnup / decrease setting means 5.
[0018]
FIG. 2 shows the heat transfer characteristics in the heating chamber 1 by the airflow circulation means 3 of the cooking device of the present invention. When the air circulation means 3 is stopped and only the heating means 2 is operated, the heat transfer characteristics generated in the heating chamber as shown in FIG. Therefore, heat transfer to food or the like is radiant heating in which the heat of the heater is directly transferred to the food surface without passing through a medium such as an air flow. On the contrary, when the airflow circulation means 3 is continuously operated at a constant rotational speed, the heat transfer characteristic in the heating chamber 1 is mainly convection heating as shown in FIG. 2B, and the heat from the heater is heated to the heating chamber. It becomes the convection heating transmitted to the food through the airflow in 1.
[0019]
In this way, by stopping and operating the airflow circulation means 3, the way in which heat is transmitted to the food differs, and the food surface being cooked can be affected differently. In particular, in the baked color, the radiant heating is more likely to darken the baked color because the heat from the heater is directly transferred, and the portion near the heater and the food may be burnt. In addition, since the center of the food is largely due to the heat conduction of the food surface, the surface is colored baked, but the inside is also half-lived.
[0020]
On the other hand, in convection heating, heat from the heater is transmitted directly through an air flow rather than being directly transmitted, so that partial burning or the like is unlikely to occur, and the entire food surface tends to have the same baked color. In addition, since both the food surface and the food interior are heated by heat conduction, when the standard baking color is on the food surface, the food interior tends to be well lit.
[0021]
For example, steak is a typical menu that shows a remarkable palatability such as baking. Here, when it is desired to cook in a rare (raw) state with a standard baked color, the baked color selecting means 4 is set to “standard” and the baked value selecting means 5 is set to “weak”. Thereafter, the setting information of the baked color selection means 4 and the baked-up / down selection means 5 is sent to the control means 6, and based on the information, the control means 6 operates the heating means 2 and the airflow circulation means 3 is stopped. To do.
[0022]
While the air circulation means 3 is stopped, the inside of the heating chamber 1 is in a state where radiation heating is possible, and heat is directly transmitted to the surface portion of the steak meat. The surface portion of the food reaches a temperature of about 250 ° C. at which a baked color is formed, and when an appropriate baked color is generated, the heat conduction is delayed and the inside becomes a rare state, and a steak with a rare degree of baking can be realized.
[0023]
Further, when it is desired to finish the medium in a standard baked color, the baked color selecting means 4 is set to “standard”, and the baked amount selecting means 5 is also set to “standard”. Then, the setting information is sent to the control means 6, and the control means 6 operates the heating means 2 and the airflow circulation means 3. Since the heat to the food is transferred by convection when the airflow circulation means 3 is activated, the heat is transferred to the inside of the meat and reaches 80 ° C or higher when the meat surface portion reaches 250 ° C or higher where the grilled color is attached. It can be finished in a medium state.
[0024]
In addition, when finishing a thick lump such as roast beef instead of thin meat such as steak to the desired baked color and the desired baking, the power input of the airflow circulation means 3 is as shown in FIG. When performed intermittently, the amount of heat received by the food in the heating chamber 1 is as shown in FIG. For example, when it is desired to make a roast beef with a dark baked color and a moderately heated inside, select “dark” of the baked color selection means 4 and select “standard” as the baking change selection means 5. These pieces of selected information are sent to the control means 6 and, first, the airflow circulation means 3 is stopped and radiant heating is performed until a brown color is obtained.
[0025]
Then, after detecting the formation of the baked color from the information of the means (not shown) for detecting information such as the surface temperature of the food and the fragrance component generated at the time of baked color formation, the air flow circulation means 3 is operated by the control means 6 and the convection is caused. Switch to heating. Thereafter, the control means 6 predicts the thickness of the food by the length of time until the detection of the baked color formation or the constant obtained by dividing the baked color detection temperature by the time required for the detection, and the input time of the airflow circulation means 3 Set. Since the time until the baked color formation temperature is reached increases as the thickness increases, the control means 6 is controlled to extend the input time of the airflow circulation means 3 in order to make it a “standard” through which the fire reaches the inside of the food. To do.
[0026]
On the contrary, when the baking inside the food is set to “weak”, the time of the airflow circulation means 3 is shortened. Moreover, the control means 6 controls the rotational speed of the airflow circulation means 3 faster, so that the heat transfer speed to the food surface is increased and the entire cooking time can be shortened.
[0027]
(Example 2)
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view showing the form of the cooking device according to the second embodiment of the present invention. The present embodiment is different from the first embodiment in that a steam generating means for introducing steam into the heating chamber is provided, and the other parts having the same configuration and operational effects are denoted by the same reference numerals and are described in detail. The description will be centered on the differences.
[0028]
In FIG. 4, 7 is a tank for water, and 8 is a pump, which draws water from the tank 7 and faces the bottom of the heating chamber 1 through the introduction unit 9, and is a supply port as a steam generating means that is heated. Send to 10. Reference numeral 11 denotes an operation unit that selects a cooking menu and selects a heating process suitable for the menu. 12 is an outlet to the outside of the steam, and discharges excess steam in the heating chamber 1 to the outside of the heating chamber 1.
[0029]
The cooking of steak described in the first embodiment is a menu in which palatability such as grilling appears remarkably. In recent years, an increasing number of foods have a palatability for food texture. One example is cream cream. The texture of cream puff is determined by the hardness of the shoe skin, and the composition of the raw material of the shoe skin is important, but it can be made into a hard hard shoe and a soft soft shoe by devising the baking method.
[0030]
For example, when a soft soft shoe is desired to be finished, first, after selecting the cream cream menu by the operation unit 11, the baking color selection means 4 selects "light", and the baking degree selection means 5 selects "weak". . These selected information is sent to the control means 6, and a heating process is selected. Based on the signal of the heating process, first, the heating means 2 and the airflow circulation means 3 are operated. After confirming that the inside of the heating chamber 1 has been preheated to a predetermined temperature, the temperature detection means (not shown) informs the user that the preheating in the heating chamber 1 has been completed, and the user enters the food into the heating chamber 1. throw into.
[0031]
When food detection means (not shown) such as a weight sensor detects that food has been put into the heating chamber 1, the pump 8 is energized based on a signal from the control means 6 and the water in the tank 7 is heated. It is supplied from the supply port 10 into the chamber 1. That is, the water supplied to the supply port 10 receives the heat of vaporization at the supply port 10 that has been heated to a temperature equal to the temperature in the heating chamber 1 and is sprayed into the heating chamber 1 as water vapor. The water vapor sprayed on the circulating airflow heated to a temperature exceeding 100 ° C. is superheated to the preheating temperature.
[0032]
In such a superheated steam atmosphere, moisture condensation occurs on the surface of the shoe skin, drying is suppressed as compared with normal convection heating, and a moist and soft shoe skin can be finished. Also, the baked color is thin because the surface is prevented from drying, and a soft shoe can be realized.
[0033]
In order to finish the hard shoe, first, after selecting the cream cream menu by the operation unit 11, the baking color selection means 4 selects "dark", and the baking addition / subtraction selection means 5 selects "strong". These selected information is sent to the control means 6, and a heating process is selected. Based on the signal of the heating process, the control means 6 first operates the heating means 2 and the airflow circulation means 3 to perform heating in the superheated steam atmosphere as in the soft shoe cooking.
[0034]
Then, after the shoe skin is expanded, the operation of the pump 8 is stopped, and the steam in the heating chamber 1 is discharged from the outlet 12 to the outside of the heating chamber 1 through the circulation airflow hole 1a by the airflow circulation means 3. Then, a steam amount detecting means (not shown) in the heating chamber 1 such as a humidity sensor provided in the heating chamber 1 or in the vicinity of the outlet 12 resulted in a dry air flow of a certain amount or less of the steam amount in the heating chamber. Detect that. Thereafter, the control means 6 intermittently supplies the input electric energy of the airflow circulation means 3 so that the heating chamber 1 can be alternately heated by convection and radiation. The baked color of the cake becomes dark and the drying is promoted, so that a hard shoe with a hard texture can be finished.
[0035]
In addition, when you want to moisturize grilled fish that has a dry taste like dried fish, you can make dried fish with a moist feeling by performing heating control like a soft shoe. In addition, even one grilled fish is moistened by being steamed by heating in an overheated steam atmosphere at the beginning of heating. Thereafter, by performing radiation heating from missing the steam heating chamber 1 outside the heating chamber 1 by temporarily the air flow circulation means 3, moist medium, moderate browning on the surface.
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the heat transfer method for heating the food can be easily changed, and the baking color and baking of the food set by the user can be realized.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of a cooking device according to Embodiment 1 of the present invention. FIG. 2 is a heat transfer graph when the air circulation unit of the cooking device according to Embodiment 1 is stopped. Fig. 3 (a) Power input time chart of the air flow circulation means of the cooking device according to the first embodiment (b) The heat input graph of the heating cooking device according to the first embodiment. Fig. 4 is a cross-sectional view of the cooking device according to the second embodiment of the present invention. Fig. 5 is a cross-sectional view of a conventional cooking device.
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Heating chamber 2 Heating means 3 Airflow circulation means 4 Baking color selection means 5 Baking adjustment selection means 6 Control means 7 Tank 8 Pump 9 Introduction part 10 Supply part (steam generation means)

Claims

食品を収納する加熱室と、前記加熱室内の上下面及び奥壁外に設けたシーズヒータあるいは石英管ヒータからなる食品を加熱する加熱手段と、前記加熱室内の気流を循環させる気流循環手段と、食品の焼き色を選択する焼き色選択手段と、食品の焼き加減を選択する焼き加減選択手段と、加熱室内温度検知手段あるいは加熱室内湿度検知手段あるいは食品表面温度検知手段からなる食品状態検知手段と、マイクロコンピュータ及びその周辺回路からなり前記焼き色設定手段と前記焼き加減設定手段の情報に従って前記加熱手段と前記気流循環手段の動作制御を行う制御手段とを備え、
前記制御手段は、焼き色を濃く付けたい場合は前記加熱手段を作動させ前記気流循環手段を停止し、食品の内部まで火を通したい場合は前記加熱手段とともに前記気流循環手段も動作させるよう制御するものであり、前記焼き色選択手段で選択した焼き色レベルに到達した時点で前記気流循環手段を駆動し、前記焼き加減選択手段の焼き加減レベルに応じて前記気流循環手段を停止する加熱調理装置。A heating chamber for storing food, a heating means for heating food consisting of a sheathed heater or a quartz tube heater provided on the upper and lower surfaces and the back wall of the heating chamber, and an airflow circulation means for circulating an airflow in the heating chamber; A food color detection means for selecting the color of the food to be baked, a food temperature selection means for selecting the temperature of the food to be baked, a food condition detection means comprising a heating room temperature detection means, a heating room humidity detection means or a food surface temperature detection means ; A control means for controlling the operation of the heating means and the airflow circulation means according to the information of the firing color setting means and the firing adjustment setting means, comprising a microcomputer and its peripheral circuits ,
The control means controls to activate the heating means and stop the airflow circulation means when it is desired to darken the baked color, and to operate the airflow circulation means together with the heating means when it is desired to let the fire reach inside the food. It is intended to, cooking said baked to drive the air flow circulation means when it reaches the browning level selected by the color selection means, for stopping the air flow circulation means in accordance with the toasting level of the baked acceleration selection means apparatus.