JP4327564B2 - ゴルフボール用成形型及びゴルフボール製造方法 - Google Patents

ゴルフボール用成形型及びゴルフボール製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ゴルフボール用成形型及びゴルフボール製造方法に関する。詳細には、本発明は、ゴルフボールのカバーの成形に用いられる成形型の改良に関する。
ツーピースゴルフボールは、コアとこのコアの表面を被覆するカバーとから構成されている。ツーピースゴルフボールの製造には、球状のキャビティを備えた成形型が用いられる。この成形型は、キャビティに対して進退可能なサポートピンと、キャビティと外気とを連通するためのベントピンとを備えている。前進したサポートピンによって、キャビティの中心にコアが保持される。そして、樹脂組成物が射出成形機に投入されて溶融され、キャビティに向かって注入される。溶融樹脂組成物は、キャビティ面とコアとの間隙に充填される。この溶融樹脂組成物はコアの周りを被覆し、やがて凝固してカバーを形成する。
コアがサポートピンで保持された段階では、キャビティ面とコアとの間隙にエアーが存在している。溶融樹脂組成物がキャビティに流入するに従い、キャビティ内のエアーが外部へと排出される。排出は、サポートピン及びベントピンのクリアランスから行われる。
クリアランスに溶融樹脂組成物が流れ込み、この溶融樹脂組成物がフィンを形成することがある。フィンはサポートピン又はベントピンの外周面に沿って形成されるので、このフィンの形状は概ねリング状である。ゴルフボールの外観の観点から、フィンは除去される必要がある。通常フィンは、研削によって除去される。ゴルフボール表面の全体又は一部に研削処理が施されることで、フィンが除去される。
フィンが大きいと、研削によっても除去されないことがある。残存したフィンは、ゴルフボールの外観を大幅に低下させる。大きなフィンが確実に除去されるには、研削時間が長くされる必要がある。長時間の研削は、ゴルフボールの生産性を低下させる。しかも、研削の程度が大きいと、ゴルフボールの表面に形成されたディンプルの寸法精度が低下する。寸法精度の低下は、ゴルフボールの空力特性に悪影響を与える。
クリアランスが小さくされれば、大きなフィンの発生が抑制されうる。しかし、クリアランスが小さな成形型では、エアーの排出が不十分となることがある。排出が不十分であると、ベア(残留エアーによる空間)、カバー内へのエアーの進入、焼け(カバーに生じる焦げ)、ウエルドマーク(樹脂組成物同士の接合箇所に生じるライン状のマーク)といった不良が生じる。通常樹脂組成物はキャビティの赤道から注入されるので、不良はキャビティのポール近傍に集中する。特に、ピンの直上には、エアーの残留が生じやすい。
溶融樹脂組成物の流速が速い場合は、エアーの排出が不十分となりやすい。近年、厚みの小さなカバーを備えたゴルフボールが開発され、市販されている。このゴルフボールのカバー成形では溶融樹脂組成物が高速で充填される必要があり、エアーの排出不良が問題となっている。
特開2000−37480公報には、サポートピンを多孔質材料から形成してエアーの排出性を高める技術が開示されている。このサポートピンは、繰り返しの使用によって孔の目詰まりが生じる。このサポートピンは高価である。しかも、このサポートピンは脆弱であり、破損しやすい。多孔質材料からなるサポートピンは、実用的ではない。
特開平7−80848号公報及び特開2003−190332公報には、エアー排出用のスリットを備えたゴルフボール用成形型が開示されている。この成形型の構造は複雑である。この成形型では、スリットがディンプルパターンのデザインを制約する。このスリットは、ポール近傍の不良低減には効果が少ない。このスリットは、ピンの直上のエアー排出には効果がない。このスリットによって形成されるフィンのサイズは大きいので、このフィンがゴルフボールの外観を損なう。
特開2000−37480公報 特開平7−80848号公報 特開2003−190332公報
フィンの抑制に重きがおかれた成形型ではエアーの排出不良が生じやすい。一方、エアーの円滑な排出の目的でクリアランスが大きくされた成形型では、大きなフィンが生じやすい。大きなフィンは除去が困難であり、残存しやすい。排出不良もフィンの残存も、ゴルフボールの品質を低下させる。本発明の目的は、高品質なゴルフボールの提供にある。
本発明に係るゴルフボール用成形型は、
球状のキャビティとこのキャビティに対して進退可能なサポートピンとを備えている。このサポートピンは、その上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下であるスリットを備えている。この成形型は、サポートピンによってキャビティの中心に保持されたコアの周りに溶融したポリマー組成物が充填されることでこのポリマー組成物からなるカバーが成形されるように構成されている。
好ましくは、サポートピンは、2本以上のスリットを備えている。これらスリットのそれぞれの深さは、0.3mm以上3.8mm以下である。
他の発明に係るゴルフボール用成形型は、球状のキャビティと、このキャビティに対して進退可能なサポートピンと、ベントピンとを備えている。このベントピンは、その上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下であるスリットを備えている。この成形型は、サポートピンによってキャビティの中心に保持されたコアの周りに溶融したポリマー組成物が充填されることでこのポリマー組成物からなるカバーが成形されるように構成されている。
好ましくは、ベントピンは、2本以上のスリットを備えている。これらスリットのそれぞれの深さは、0.3mm以上3.8mm以下である。
さらに他の発明に係るゴルフボール製造方法は、
球状のキャビティに対して進退可能でありその上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下であるスリットを備えているサポートピンにより、このキャビティの中心にコアが保持される工程
及び
このキャビティ内のエアーがスリットを通じて排出されつつ、コアの周りに溶融したポリマー組成物が充填される工程
を含む。
さらに他の発明に係るゴルフボール製造方法は、
球状のキャビティに対して進退可能なサポートピンと、ベントピンとを備えており、このベントピンがその上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下であるスリットを備えている成形型が準備される工程、
この成形型のキャビティの中心に、サポートピンによってコアが保持される工程
及び
このキャビティ内のエアーがスリットを通じて排出されつつ、コアの周りに溶融したポリマー組成物が充填される工程
を含む。
本発明に係る成形型では、スリットからエアーが排出されるので、不良が生じにくい。このスリットによって形成されるフィンのサイズは小さいので、このフィンはゴルフボールの外観を損なわない。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール用成形型2の一部が示された断面図である。この成形型2は、上型4、下型6、2本のベントピン8及び複数本のサポートピン10を備えている。ベントピン8は、上型4のポールと下型6のポールとに位置している。サポートピン10は、上型4及び下型6のそれぞれにおいて、ポールから等距離に位置している。上型4及び下型6のそれぞれにおけるサポートピン10の数は、通常は3本から8本である。図1では、上型4及び下型6のそれぞれにおいて2本ずつのサポートピン10が図示されている。ポールに位置するベントピン8に代えて、又はポールに位置するベントピン8と共に、ポール以外に位置するベントピンが設けられてもよい。
上型4及び下型6は、ボディ12と、キャビティ面14と、ベントピン孔16と、サポートピン孔18とを備えている。キャビティ面14は、半球状である。成形型2が締められると、図1に示されるように上型4のキャビティ面14及び下型6のキャビティ面14によって球状キャビティが形成される。ベントピン孔16及びサポートピン孔18は、外部から球状キャビティに向かってボディ12を貫通している。ベントピン孔16及びサポートピン孔18の内周面の断面形状は、円形である。ベントピン8は、ベントピン孔16を貫通している。ベントピン8とベントピン孔16とのクリアランスは、5μm以上100μm以下である。サポートピン10は、サポートピン孔18を貫通している。サポートピン10とサポートピン孔18とのクリアランスは、5μm以上100μm以下である。図示されていないが、キャビティ面14には多数の突起が形成されている。カバーの成形時には、この突起によって突起の形状が反転した形状を有するディンプルが形成される。
図2(a)は図1の成形型2のベントピン8が示された拡大平面図であり、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った断面図である。このベントピン8の横断面は、円形である。このベントピン8は、2本のスリットSと、環状溝20と、縦溝22とを備えている。スリットSの上端24は、キャビティに向かって解放されている。スリットSの下端26は環状溝20に向かって解放されている。この環状溝20は、縦溝22と連結されている。縦溝22の下端は大気に向かって解放されている(図1参照)。換言すれば、スリットSと溝20、22とにより、キャビティが外気と連通されている。溝20、22を介さず、スリットSの下端26が直接大気に向かって解放されてもよい。ベントピン8の先端部28は、図2中の上側に向けて突出するように湾曲している。この先端部28によっても、ディンプルが形成される。ベントピン8の直径φは、1.0mmから10.0mmである。横断面が非円形であるベントピンの場合は、この横断面の面積と同一面積を有する円の直径が、このベントピンの直径φとされる。
図3(a)は図1の成形型2のサポートピン10が示された拡大平面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B線に沿った断面図である。このサポートピン10は、4本のスリットSを備えている。スリットSの上端30は、キャビティに向かって解放されている。図示されていないが、スリットSの下端は大気に向かって解放されている。換言すれば、スリットSにより、キャビティが外気と連通されている。連通が、スリットS及び溝を介して達成されてもよい。サポートピン10の先端部32は、図3中の上側に向けて突出するように湾曲している。この先端部32によっても、ディンプルが形成される。サポートピン10の直径φは、1.0mmから10.0mmである。横断面が非円形であるサポートピンの場合は、この横断面の面積と同一面積を有する円の直径が、このサポートピンの直径φとされる。
図4は、図1の成形型2の一部が示された拡大断面図である。この成形型2が用いられた射出成形法でゴルフボールが製造されるには、まず下型6のキャビティにコアCが投入される。次に型締めがなされ、サポートピン10が前進する。図4(a)には、サポートピン10が前進した状態が示されている。前進によりサポートピン10がコアCを保持する。コアCは、球状キャビティの中心に位置している。キャビティ面14とコアCとの間には、エアーが存在している。
この成形型2は、上型4と下型6とのパーティングライン上に複数のゲート(図示されず)を備えている。このゲートから、溶融樹脂組成物が球状キャビティに徐々に充填される。充填に伴い、キャビティ面14とコアCとの間に存在するエアーが徐々に外部に排出される。排出は、ベントピン8とベントピン孔16とのクリアランス、ベントピン8のスリットS、サポートピン10とサポートピン孔18とのクリアランス及びサポートピン10のスリットSを通じてなされる。この成形型2では、スリットSからもエアーが排出されるので、エアーの残留が生じにくい。スリットSは特に、ベントピン8及びサポートピン10の直上のエアーの排出に寄与する。この成形型2で得られたゴルフボールでは、エアー残留に起因する種々の不良が生じにくい。スリットSを通じてキャビティが減圧されてもよい。
溶融樹脂組成物の充填が完了する直前に、サポートピン10が後退する。図4(b)には、サポートピン10が後退した状態が示されている。サポートピン10はコアCから離れているが、コアCとキャビティ面14との間には樹脂組成物(図4(b)では図示が省略されている)が存在しているので、コアCはほとんど移動しない。溶融樹脂組成物の充填が完了してこの樹脂組成物が凝固した後に成形型2が開かれ、ゴルフボールが取り出される。このゴルフボールは、コアと、樹脂組成物からなるカバーとを備える。
この成形型2で得られるゴルフボールの直径は、40mm以上45mm以下である。空気抵抗低減の観点から、直径は44mm以下が好ましく、42.80mm以下がより好ましい。米国ゴルフ協会(USGA)の規格への適合の観点から、直径は42.67mm以上が好ましい。この成形型2で得られるゴルフボールの質量は、44g以上46g以下である。十分な慣性が得られるとの観点から、質量は45.0g以上が好ましい。USGA)の規格への適合の観点から、質量は45.93g以下が好ましい。
この成形型2は、厚みが小さなカバーの成形に特に適している。具体的には、厚みが1.4mm以下、さらには1.2mm以下、特には1.1mm以下のカバーの成形に適している。カバーの厚みは0.2mm以上、特には0.3mm以上である。この成形型2は、ウレタンエラストマーを50質量%以上、特には65質量%以上含むカバーの成形に、特に適している。
エアー排出の観点から、ベントピン8におけるスリットSの本数は2本以上が好ましく、3本以上がより好ましい。ベントピン8の強度の観点から、スリットSの本数は20本以下が好ましく、18本以下がより好ましい。
図2(a)において両矢印Wで示されているのは、ベントピン8のスリットSの幅である。エアー排出の観点から、幅Wは1μm以上とされる。幅Wは、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅Wは30μm以下、特には20μm以下とされる。
図2(b)において両矢印Dで示されているのは、ベントピン8のスリットSの深さである。エアー排出の観点から、深さDは直径φの10%以上、さらには15%以上、特には20%以上が好ましい。具体的には、深さDは、0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。ベントピン8の強度の観点から、深さDは直径φの45%以下が好ましく、42%以下がより好ましい。具体的には、深さDは3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。
エアー排出の観点から、サポートピン10におけるスリットSの本数は2本以上が好ましく、3本以上がより好ましい。サポートピン10の強度の観点から、スリットSの本数は20本以下が好ましく、18本以下がより好ましい。
図3(a)において両矢印Wで示されているのは、サポートピン10のスリットSの幅である。エアー排出の観点から、幅Wは1μm以上とされる。幅Wは、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅Wは30μm以下、特には20μm以下とされる。
図3(b)において両矢印Dで示されているのは、サポートピン10のスリットSの深さである。エアー排出の観点から、深さDは直径φの10%以上、さらには15%以上、特には20%以上が好ましい。具体的には、深さDは、0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。サポートピン10の強度の観点から、深さDは直径φの45%以下が好ましく、42%以下がより好ましい。具体的には、深さDは3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。
成形型2に、スリットSを備えたベントピン8と、スリットSを備えていないサポートピンとが用いられてもよい。成形型2に、スリットSを備えていないベントピンと、スリットSを備えているサポートピン10とが用いられてもよい。
図5(a)は本発明の他の実施形態に係る成形型のベントピン34が示された平面図であり、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図である。このベントピン34は、4本のスリットSを備えている。このベントピン34では、スリットSを通じてキャビティ内のエアーが排出される。エアー排出の観点から、スリットSの幅Wは1μm以上とされる。幅Wは、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅Wは30μm以下、特には20μm以下とされる。エアー排出の観点から、深さDは0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。ベントピン34の強度の観点から深さDは3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。このベントピン34が用いられることにより、ゴルフボールの不良が低減される。
図6(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のベントピン36が示された平面図であり、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った断面図である。このベントピン36は、4本の第一スリットS1と4本の第二スリットS2とを備えている。第一スリットS1の深さD1は、第二スリットS2の深さD2よりも大きい。このベントピンでは、第一スリットS1及び第二スリットS2を通じてキャビティ内のエアーが排出される。エアー排出の観点から、第一スリットS1の幅W1及び第二スリットS2の幅W2は1μm以上とされる。幅W1及び幅W2は、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅W1及び幅W2は30μm以下、特には20μm以下とされる。エアー排出の観点から、第一スリットS1の深さD1及び第二スリットS2の深さD2は0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。ベントピン36の強度の観点から深さD1及び深さD2は3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。このベントピン36が用いられることにより、ゴルフボールの不良が低減される。
図7(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のベントピン38が示された平面図であり、図7(b)は図7(a)のB−B線に沿った断面図である。このベントピン38は、4本の第一スリットS1と12本の第二スリットS2とを備えている。第一スリットS1の深さD1は、第二スリットS2の深さD2よりも大きい。このベントピン38では、第一スリットS1及び第二スリットS2を通じてキャビティ内のエアーが排出される。エアー排出の観点から、第一スリットS1の幅W1及び第二スリットS2の幅W2は1μm以上とされる。幅W1及び幅W2は、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅W1及び幅W2は30μm以下、特には20μm以下とされる。エアー排出の観点から、第一スリットS1の深さD1及び第二スリットS2の深さD2は0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。ベントピン38の強度の観点から深さD1及び深さD2は3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。このベントピン38が用いられることにより、ゴルフボールの不良が低減される。
図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のベントピン40が示された平面図であり、図8(b)は図8(a)のB−B線に沿った断面図である。このベントピン40は、6本のスリットSを備えている。このベントピン40では、スリットSを通じてキャビティ内のエアーが排出される。エアー排出の観点から、スリットSの幅Wは1μm以上とされる。幅Wは、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅Wは30μm以下、特には20μm以下とされる。エアー排出の観点から、深さDは0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。ベントピン40の強度の観点から深さDは3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。このベントピン40の先端部42は、平坦である。この先端部42は、ゴルフボールのランドに相当する。このベントピン40が用いられることにより、ゴルフボールの不良が低減される。
図9(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のサポートピン44が示された平面図であり、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿った断面図である。このサポートピン44は、6本のスリットSを備えている。このサポートピン44では、スリットSを通じてキャビティ内のエアーが排出される。エアー排出の観点から、スリットSの幅Wは1μm以上とされる。幅Wは、3μm以上がより好ましく、5μm以上が特に好ましい。サイズの大きなフィンが形成されることが抑制されるとの観点から、幅Wは30μm以下、特には20μm以下とされる。エアー排出の観点から、深さDは0.3mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。サポートピン40の強度の観点から深さDは3.8mm以下が好ましく、3.5mm以下がより好ましく、3.0mm以下が特に好ましい。このサポートピン40が用いられることにより、ゴルフボールの不良が低減される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
100質量部のポリブタジエン(ジェイエスアール社の商品名「BR01」)、29.5質量部のアクリル酸亜鉛、8質量部の酸化亜鉛、所定量の硫酸バリウム及び0.8質量部のジクミルパーオキサイドを混練し、ゴム組成物を得た。このゴム組成物を金型に投入し、160℃の温度下に23分間保持して、直径が41.1mmである球状のコアを得た。一方、70質量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマー(BASFポリウレタンエラストマーズ社の商品名「エラストランXNY90A」)、30質量部の熱可塑性ポリアミドエラストマー(アトフィナ・ジャパン社の商品名「ペバックス5533」)及び3質量部の二酸化チタンを混練し、樹脂組成物を得た。次に、コアを球状キャビティを備えた成形型に投入し、このコアの周囲に射出成形機で樹脂組成物を注入した。こうして、厚みが0.8mmであるカバーを備えたゴルフボールを得た。成形型のベントピン及びサポートピンの詳細が、下記の表1に示されている。
[実施例2から7及び比較例1から3]
下記の表1に示される仕様の成形型を用いた他は実施例1と同様にして、ゴルフボールを得た。
[目視観察]
500個のゴルフボールを目視で観察し、カバーにエアーが進入しているゴルフボールの数及びカバーの焼けが発生しているゴルフボールの数をカウントした。さらに、スリットに起因するバリの大きさを評価した。これらの結果が、下記の表1に示されている。
Figure 0004327564
表1に示されるように、実施例の成形型から得られたゴルフボールでは不良が少なく、しかもフィンが小さい。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
本発明に係る成形型は、2層のカバーを備えたゴルフボールの内側カバー及び外側カバーの成形にも適している。本発明に係る成形型は、樹脂組成物以外のポリマー組成物(典型的にはゴム組成物)からなるカバーの成形にも適している。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフボール用成形型の一部が示された断面図である。 図2(a)は図1の成形型のベントピンが示された拡大平面図であり、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿った断面図である。 図3(a)は図1の成形型のサポートピンが示された拡大平面図であり、図3(b)は図3(a)のB−B線に沿った断面図である。 図4は、図1の成形型の一部が示された拡大断面図である。 図5(a)は本発明の他の実施形態に係る成形型のベントピンが示された平面図であり、図5(b)は図5(a)のB−B線に沿った断面図である。 図6(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のベントピンが示された平面図であり、図6(b)は図6(a)のB−B線に沿った断面図である。 図7(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のベントピンが示された平面図であり、図7(b)は図7(a)のB−B線に沿った断面図である。 図8(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のベントピンが示された平面図であり、図8(b)は図8(a)のB−B線に沿った断面図である。 図9(a)は本発明のさらに他の実施形態に係る成形型のサポートピンが示された平面図であり、図9(b)は図9(a)のB−B線に沿った断面図である。
符号の説明
2・・・成形型
4・・・上型
6・・・下型
8、34、36、38、40・・・ベントピン
10、44・・・サポートピン
14・・・キャビティ面
S・・・スリット
S1・・・第一スリット
S2・・・第二スリット

Claims (10)

  1. 球状のキャビティとこのキャビティに対して進退可能なサポートピンとを備えており、
    このサポートピンが、その上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下であるスリットを備えており、
    このスリットの深さ方向がサポートピンの半径方向に延在しており、
    サポートピンによってキャビティの中心に保持されたコアの周りに溶融したポリマー組成物が充填されることでこのポリマー組成物からなるカバーが成形されるように構成されているゴルフボール用成形型。
  2. 上記サポートピンが2本以上のスリットを備えており、これらスリットのそれぞれの深さが0.3mm以上3.8mm以下である請求項1に記載の成形型
  3. 球状のキャビティと、このキャビティに対して進退可能なサポートピンと、ベントピンとを備えており、
    このベントピンが、その上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下であるスリットを備えており、
    このスリットの深さ方向がベントピンの半径方向に延在しており、
    サポートピンによってキャビティの中心に保持されたコアの周りに溶融したポリマー組成物が充填されることでこのポリマー組成物からなるカバーが成形されるように構成されているゴルフボール用成形型。
  4. 上記ベントピンが2本以上のスリットを備えており、これらスリットのそれぞれの深さが0.3mm以上3.8mm以下である請求項3に記載の成形型。
  5. 球状のキャビティに対して進退可能であり、かつその上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下でありその深さ方向がサポートピンの半径方向に延在しているスリットを備えているサポートピンにより、このキャビティの中心にコアが保持される工程と、
    このキャビティ内のエアーがスリットを通じて排出されつつ、コアの周りに溶融したポリマー組成物が充填される工程と
    を含むゴルフボール製造方法。
  6. 球状のキャビティに対して進退可能なサポートピンと、ベントピンとを備えており、このベントピンがその上端がキャビティに解放されその幅が1μm以上30μm以下でありその深さ方向がベントピンの半径方向に延在しているスリットを備えている成形型が準備される工程と、
    この成形型のキャビティの中心に、サポートピンによってコアが保持される工程と、
    このキャビティ内のエアーがスリットを通じて排出されつつ、コアの周りに溶融したポリマー組成物が充填される工程と
    を含むゴルフボール製造方法。
  7. 上記スリットが、第一スリットと第二スリットとを含んでおり、この第一スリットの深さが第二スリットの深さよりも大きい請求項3又は4に記載の成形型。
  8. 上記第一スリットと第二スリットとが、ベントピンの周方向に沿って交互に配置されている請求項7に記載の成形型。
  9. 上記スリットが、第一スリットと第二スリットとを含んでおり、この第一スリットの深さが第二スリットの深さよりも大きい請求項6に記載の製造方法。
  10. 上記第一スリットと第二スリットとが、ベントピンの周方向に沿って交互に配置されている請求項9に記載の製造方法。
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