JP4326485B2 - 材料強度試験装置および材料強度試験方法 - Google Patents
材料強度試験装置および材料強度試験方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4326485B2 JP4326485B2 JP2005049999A JP2005049999A JP4326485B2 JP 4326485 B2 JP4326485 B2 JP 4326485B2 JP 2005049999 A JP2005049999 A JP 2005049999A JP 2005049999 A JP2005049999 A JP 2005049999A JP 4326485 B2 JP4326485 B2 JP 4326485B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- test piece
- test
- holding
- displacement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
これらSCCの発生機構は全てが解明されていないため、理論的にSCCの発生を予測することが困難である。そのため、金属材料の使用環境に近い状態で試験を行い、試験結果によりSCCの発生確率を予測することが行なわれている(例えば、特許文献1および2参照。)。
この技術によれば、時間と共に変化する応力を試験片に作用させることができ、繰返し応力によるSCCを評価することができる。
この技術によれば、1台の試験装置において、一度に複数の試験片を同一の条件化で評価することができるため、短時間で多くの試験片の評価データを取得することができた。
この試験装置によれば、1台の試験装置において、一度に複数の試験片を同一の条件化で評価することができるため、短時間で多くの試験片の評価データを取得することができた。
しかしながら、特許文献3に開示された技術では、試験片にSCCが発生した際の正確な応力が不明という問題があった。また、この試験装置の構成のみでは複数の試験片の中からSCCが発生した試験片を特定することが困難という問題があった。
この試験装置によれば、1台の試験装置において、一度に複数の試験片を同一の条件化で評価することができるため、短時間で多くの試験片の評価データを取得することができた。
しかしながら、特許文献3に開示された技術では、試験片にSCCが発生した際の正確な応力が不明という問題があった。
本発明は、所定直線上に配列される複数の保持部と、前記保持部の内部を前記所定直線に沿う方向に移動可能とされ、前記所定直線に対して略直交する方向に延びる複数の固定部と、前記保持部および前記固定部の間、または、前記複数の固定部の間に配置され、隣接する前記保持部または前記固定部に対して固定される試験片と、前記保持部および前記固定部に対して前記所定直線に沿う方向へ荷重を加えて、前記試験片に対して引張応力または圧縮応力を負荷する荷重負荷部と、前記各固定部の前記所定直線に沿う方向への変位を測定する変位測定部と、前記荷重負荷部により負荷される荷重を測定する荷重測定部と、前記試験片に隣接する前記保持部の少なくとも一方に、前記所定直線と交わる方向、かつ、前記固定部に対して略垂直に延びる少なくとも1つの回転軸回りに回動可能な関節部と、を有していることを特徴とする材料強度試験装置を提供する。
変位測定部において各保持部の所定直線に沿う方向への変位を測定することにより、複数の試験片のそれぞれについての変形に係る情報を得ることができる。また、荷重測定部において荷重負荷部により負荷された荷重を測定することにより、複数の試験片のそれぞれに加えられる荷重に係る情報を得ることができる。
また、例えば、保持部が円筒状部材内部を移動可能に配置されている場合、関節部を設けることにより、保持部が上記円筒状部材の内周面に押し付けられることを防止できる。そのため、保持部と上記円筒状部材との間で摩擦抵抗が働くことを防止でき、試験片に働く荷重が軽減されることを防止できる。
本発明によれば、レーザ変位計を用いてレーザ変位計から反射部までの距離の変化を測定することにより、試験片の変形に係る情報を得ることができる。
レーザ変位計はレーザ光を用いた非接触系の測定装置であるため、試験片に作用する荷重に影響を与えることなく、試験片の変形に係る情報を得ることができる。
例えば、接触系の測定装置の場合には、測定装置内の摩擦抵抗などにより試験片に作用する荷重が軽減されて荷重が不正確になるが、非接触系のレーザ変位計には、このような問題が発生しない。
なお、上述の接触系の測定装置を用いて試験片の変形に係る情報を得てもよいが、かかる場合には、測定装置内の摩擦により試験片の変形に係る正確な情報を得ることは困難である。
本発明によれば、固定手段により試験片を保持部に固定するため、試験片が変形しても保持部上の同一箇所に固定し続けることができる。そのため、複数の試験片を上記所定直線上に配列させ続けることができ、試験片に正確な荷重を加え続けることができる。
本発明によれば、軸体に荷重測定部を配置することにより、例えば、荷重負荷部に荷重測定部を配置する場合と比較して、試験片に加えられる荷重をより正確に測定することができる。つまり、軸体に荷重測定部を配置することにより、荷重負荷部内における摩擦抵抗などによる荷重軽減の影響を排除でき、試験片に加えられる正確な荷重を測定することができる。
本発明によれば、筐体内に試験片等を収納するとともに、腐食性媒体を供給することにより、腐食環境下において試験片に応力を負荷させることができ、試験片について応力腐食割れ試験を行なうことができる。
なお、腐食性媒体は、液体、気体、液体と気体の混合媒体のいずれでもよく、特に限定するものではない。
本発明によれば、その断面が略O状、または、略C状の筒状に形成された試験片を用い、その中心軸に対して交わる方向に沿って荷重が負荷されることにより、例えば、円柱状または短冊状の試験片を用いる場合と比較して、塑性変形域における試験片のネッキングが起きないため、試験片に対して大きな応力を負荷した評価を行ないやすくできる。
荷重測定部において荷重負荷部により負荷された荷重を測定することにより、複数の試験片のそれぞれに加えられる荷重に係る情報を得ることができる。
変位測定部において各保持部の所定直線に沿う方向への変位を測定することにより、複数の試験片のそれぞれについての変形に係る情報を得ることができ、各試験片の変位量が所定値に達するまでの時間を正確に測定することができる。
以下、本発明に係る定荷重応力腐食割れ試験装置(以下、定荷重SCC試験装置と表記する。)における第1の実施形態について図1および図2を参照して説明する。
図1は、本実施形態における定荷重SCC試験装置の全体構成を示す系統図である。
なお、本実施形態においては、定荷重SCC試験装置を、加圧水型(Pressurized Water Reactor:以下、PWRと表記する。)原子炉等の一次冷却水と接する部材の照射誘起応力腐食割れ(Irradiation Assisted
Stress Corrosion Cracking:以下、IASCCと表記する。)に係る評価を行なう試験装置に適用して説明する。
環境維持部5は、PWRの一次冷却水を模擬した試験水(腐食性媒体)を貯蔵している試験水タンク(腐食性媒体供給手段)7と、試験水タンク7から試験水を応力負荷部3へ昇圧して送り出す高圧定量ポンプ(腐食性媒体供給手段)9と、から概略構成されている。高圧定量ポンプ9としては、PWRの一次冷却水が循環する環境を模擬できる性能を有していることが望ましい。
また、高圧定量ポンプ9と再生熱交換器11との間、および、再生熱交換器11と試験水タンク7との間には、高圧ディスクフィルタ15が配置され、試験水内に含まれる異物などを除去している。
試験水計測部17は、試験水の導電率を計測する導電率計23と、試験水の溶存酸素を計測する溶存酸素計25と、試験水に溶存する水素を計測する溶存水素計27と、これら計測計に試験水を循環させる計測ポンプ29と、から概略構成されている。これらの計測装置は、試験水タンク7内の試験水がPWRの一次冷却水と略同一の水質に保たれているかを計測している。
応力負荷部3は、図2に示すように、試験片31を保持する試験片ホルダー33と、試験片ホルダー33を内部に収納する試験容器(筐体)35と、試験片ホルダー33と接続され、試験片31に圧縮荷重をかける荷重負荷部37と、試験片31の破断等を測定する変位測定部39と、から概略構成されている。
容器本体41の凹部には、試験水の温度を測定する温度センサ45が配置され、温度センサ45は予熱器13等を制御する温調制御装置47と接続され、温調制御装置47へ温度センサ45が取得した試験水の温度情報が出力されている。
蓋43には、試験水タンク7(図1参照)から送られてくる試験水が流入する流入管路(腐食性媒体供給手段)49と、試験水が試験水タンク7に向けて流出する流出管路(腐食性媒体供給手段)51とが配置されている。流入管路49の開口端は蓋43の近傍領域に配置され、流出管路51の開口端は容器本体41の凹部の底面近傍に配置されている。
上段試験片31A、中段試験片31B、下段試験片31Cは全て、同一の金属材料から形成され、その断面がC形状である略筒状に形成されている。金属材料としては、中性子照射されたオーステナイト系ステンレス鋼を例示することができるが、特にこの金属材料に限定するものではない。また、上段試験片31A、中段試験片31B、下段試験片31Cは同一の材料で形成された同一形状の試験片であってもよいし、これら試験片は異なる材料から形成されたものでもよいし、異なる形状に形成されていてもよく、特に制限するものでない。
同じ荷重が負荷されている場合でも、試験片の厚さや長さが異なると、試験片における割れが発生する領域に発生する応力が異なってくる。そのため、厚さや長さが異なる複数の試験片を一回の試験に供することで、複数の所定応力が作用する場合の試験を行うことができる。
上述の試験片の厚さを変更する方法としては、略筒状に形成された試験片の外径を変更する方法と、試験片の内径を変更する方法、外径および内径の両方を変更する方法を例示することができる。試験片の長さを変更する方法としては、略筒状に形成された試験片の中心軸線に沿う方向の寸法を変更する方法を例示することができる。
ホルダー本体53と上段試験片31Aとは、中心軸C上に配置された固定用ピン(固定手段)61により固定されている。同様に、上段試験片31Aと第1保持部55、第1保持部55と中段試験片31B、中段試験片31Bと第2保持部57、第2保持部57と下段試験片31C、下段試験片31Cと第3保持部59とが固定用ピン61により固定されている。
第3保持部59は、蓋43と固定されており、ホルダー本体53と接触しないように配置されている。
エアシリンダ部65はシリンダ部69とピストン部71とから構成され、シリンダ部69には、外部から荷重負荷を発生させる圧縮空気が供給される圧縮空気供給流路72が接続されている。ピストン部71はプルロッド67と接続され、シリンダ部69に供給された圧縮空気によりプルロッド67と共に下方(図2中の下方)に押し下げられる様に構成されている。
ロードセル73をプルロッド67に備えることにより、エアシリンダ部65内の摩擦抵抗や摺動抵抗などの影響を排除して、試験片ホルダー33に加えられる荷重負荷を正確に測定することができる。
冷却水路75をプルロッド67に備えることにより、試験水の熱がロードセル73やエアシリンダ部65へ伝わることを防止し、荷重負荷の測定精度を確保でき、試験装置の不具合発生を防止できる。
なお、各レーザ変位計77、79、81は、出射したレーザ光が反射して戻ってくるまでの時間を計測することにより距離を算出している。
まず、定荷重SCC試験装置1の試験片ホルダー33に、図2に示すように、各試験片31A、31B、31Cをセットし、試験容器35内に試験片ホルダー33をセットする。その後に、荷重負荷部37により一定の所定荷重を各試験片31A、31B、31Cに負荷すると共に、図1に示すように、試験水タンク7から試験水を試験容器35内に供給し、試験を開始する。
本実施形態においては、試験片31の変位が所定値を超えた場合に試験片が破断したと判定することとし、試験片が破断に至るまでの時間を計測している。
そのため、破断検出レーザ変位計77の測定値(変位)を監視していれば、各試験片31A、31B、31Cのいずれかで破断が発生したことを検出することができる。その後、第1レーザ変位計79および第2レーザ変位計81の測定値を照らし合わせることにより、どの試験片で破断が発生したか特定できる。
レーザ変位計77,79,81はレーザ光を用いた非接触系の測定装置であるため、各試験片31A,31B,31Cに作用する荷重に影響を与えることなく、各試験片31A,31B,31Cの変形に係る情報(破断に関する情報)を得ることができる。
例えば、接触系の測定装置の場合には、測定装置内の摩擦抵抗などにより各試験片31A,31B,31Cに作用する荷重が軽減されて荷重が不正確になるが、非接触系のレーザ変位計には、このような問題が発生しない。
また、ホルダー本体53、各保持部55,57,59に、中心軸Cに沿う貫通孔を形成し、この貫通孔に白金ワイヤなどを挿通して、この白金ワイヤを各試験片31A,31B,31Cに挿通させることにより、各試験片31A,31B,31Cを固定してもよい。
さらに、図6に示すように、ホルダー本体53、各保持部55,57,59における各試験片31A、31B、31Cとの接触部に、円柱の側面状の凹曲面56を形成し、凹曲面56に試験片をはめ込み保持具などに固定しても良い。
次に、本発明の第2の実施形態について図3および図4を参照して説明する。
本実施形態の定荷重SCC試験装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、試験片ホルダーの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図3および図4を用いて試験片ホルダー周辺のみを説明し、環境維持部等の説明を省略する。
図3は、本実施形態に係る定荷重SCC試験装置における試験片ホルダーの構成を説明する縦断面図である。図4は、図3の縦断面図とは、中心軸周りに位相が90度回転した面で切断した試験片ホルダーの縦断面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略している。
取付け軸部115の先端には、ネジにより着脱可能に配置されたキャップ119が備えられる。キャップ119は、取付け軸部115を取付け部113の孔に挿通させて上記孔から突出した取付け軸部115の先端に取り付けられ、キャップ119と取付け部113との接触面は略球面状に形成されている。
このように構成することにより、キャップ119と取付け部113との接触面が関節部を形成し、上部軸状保持部105を首振り回転可能に支持することができる。
また、中段保持部133の側面下端には、試験片の変位を測定するレーザ光を反射するレーザ反射部63が中心軸Cから離れる方向へ延びるように形成されている。
溝部143は、図3において紙面上方に開口するように形成され、回転軸ピン145は、溝部143の側壁に対して略垂直(図3中の紙面に沿う方向であって左右方向)となるように配置されている。
このように関節部137を構成することにより、中段保持部133と下段保持部135とは、回転軸ピン145を回転中心として回動可能に連結される。
有底筒部147の側面には、下段保持部135が中心軸Cに対して略直交する方向(図3中の紙面に対して略垂直方向)に挿入される取り付け部が形成されている。
このように拡径部151を形成することにより、拡径部151とプルロッド67との接触部が関節部を形成し、下部筒状保持部111を首振り回転可能に支持することができる。
なお、本実施形態において、各試験片31A,31B,31Cは、図3において、その中心軸が紙面に対して略垂直になるように配置されている。
各試験片31A,31B,31Cは、図3および図4に示すように、固定用ピン61により試験片ホルダー103に固定される。そして、上部軸状保持部105の取付け軸部115が取付け部113に固定されると共に、下部筒状保持部111の連結軸部149がプルロッド67に接続される。
荷重負荷部37により発生された荷重負荷は、プルロッド67により連結軸部149へ伝達され、連結軸部149は、中心軸Cに沿う方向下方(図3中の下方)へ牽引される。
そのため、荷重負荷部37により発生された荷重負荷は、全ての試験片31A,31B,31Cへ同時に伝達され、各試験片31A,31B,31Cへ伝達された荷重負荷は略同一となる。
以上の結果から、各保持部105,107,109,111間での摩擦による荷重軽減(フリクションロス)が防止されていることが示されている。特に、中段試験片31Bに対する荷重軽減の防止効果が大きいことが実験的に確認されている。
また、図5に示した試験片ホルダーにおいて、各保持具105,107,209,111に、中心軸Cに沿う貫通孔を形成し、この貫通孔に白金ワイヤなどを挿通して、この白金ワイヤを各試験片31A,31B,31Cに挿通させることにより、各試験片31A,31B,31Cを固定してもよい。
例えば、上記の実施の形態においては、試験片に定荷重を負荷する定荷重SCC試験装置に適応して説明したが、定荷重SCC試験装置に限られることなく、試験片に時間と共に変動する荷重を負荷する繰り返し荷重SCC試験装置など、その他各種のSCC試験装置に適応することができるものである。
また、上記の実施の形態においては、本発明の材料強度試験装置およびその試験方法を定荷重SCC試験装置およびその試験方法に適応して説明したが、定荷重SCC試験装置などに限られることなく、引張試験装置およびその試験方法など、その他各種の材料強度試験装置およびその試験方法に適応することができるものである。
7 試験水タンク(腐食性媒体供給手段)
9 高圧定量ポンプ(腐食性媒体供給手段)
31 試験片
31A 上段試験片
31B 中段試験片
31C 下段試験片
35 試験容器(筐体)
37 荷重負荷部
39 変位測定部
49 流入管路(腐食性媒体供給手段)
51 流出管路(腐食性媒体供給手段)
53 ホルダー本体(保持部)
55 第1保持部
57 第2保持部
59 第3保持部
61 固定用ピン(固定手段)
63 レーザ反射部(反射部)
67 プルロッド(軸体)
73 ロードセル(荷重測定部)
77 破断検出レーザ変位計
79 第1レーザ変位計
81 第2レーザ変位計
105 上部軸状保持部
107 上部筒状保持部
109 下部軸状保持部
111 下部筒状保持部
137 関節部
209 下部軸状保持部
C 中心軸(所定直線)
Claims (7)
- 所定直線上に配列される複数の保持部と、
前記保持部の内部を前記所定直線に沿う方向に移動可能とされ、前記所定直線に対して略直交する方向に延びる複数の固定部と、
前記保持部および前記固定部の間、または、前記複数の固定部の間に配置され、隣接する前記保持部または前記固定部に対して固定される試験片と、
前記保持部および前記固定部に対して前記所定直線に沿う方向へ荷重を加えて、前記試験片に対して引張応力または圧縮応力を負荷する荷重負荷部と、
前記各固定部の前記所定直線に沿う方向への変位を測定する変位測定部と、
前記荷重負荷部により負荷される荷重を測定する荷重測定部と、
前記試験片に隣接する前記保持部の少なくとも一方に、前記所定直線と交わる方向、かつ、前記固定部に対して略垂直に延びる少なくとも1つの回転軸回りに回動可能な関節部と、
を有していることを特徴とする材料強度試験装置。 - 前記変位測定部がレーザ変位計であり、
前記保持部に前記レーザ変位計から出射されたレーザを反射する反射部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の材料強度試験装置。 - 前記保持部および前記試験片の少なくとも一方に、前記試験片を前記保持部または前記固定部に固定する固定手段が備えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の材料強度試験装置。
- 前記荷重負荷部が荷重を前記保持部に伝達する軸体を備え、
前記荷重測定部が前記軸体に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の材料強度試験装置。 - 前記複数の保持部および前記試験片をその内部に収納する筐体と、
該筐体内に、腐食性媒体を供給する腐食性媒体供給手段と、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の材料強度試験装置。 - 前記試験片がその断面が略O状、または、略C状の筒状に形成され、
前記試験片の中心軸に対して交わる方向に沿って前記荷重が負荷されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の材料強度試験装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載の材料強度試験装置を用いた材料強度試験方法であって、
前記荷重負荷部により、前記各試験片に対して所定荷重を加え、
前記荷重測定部により、前記所定荷重を測定するとともに、前記変位測定部により、前記各保持部の変位を測定することにより前記各試験片の変位を求め、
前記各試験片の変位量が所定値に達するまでの時間を測定することを特徴とする材料強度試験方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005049999A JP4326485B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 材料強度試験装置および材料強度試験方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005049999A JP4326485B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 材料強度試験装置および材料強度試験方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006234594A JP2006234594A (ja) | 2006-09-07 |
JP4326485B2 true JP4326485B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=37042408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005049999A Expired - Fee Related JP4326485B2 (ja) | 2005-02-25 | 2005-02-25 | 材料強度試験装置および材料強度試験方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4326485B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101406377B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2014-06-16 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 해수부식 피로시험 시스템 |
JP6071689B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2017-02-01 | 日本碍子株式会社 | 曲げ強度試験装置 |
KR101440554B1 (ko) * | 2013-05-10 | 2014-09-17 | 재단법인 포항산업과학연구원 | 해수부식 피로시험 시스템 |
JP6756651B2 (ja) * | 2017-03-23 | 2020-09-16 | Jfeスチール株式会社 | スクラッチ装置 |
CN110208091A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-09-06 | 江苏韦兰德特种装备科技有限公司 | 一种推力检测装置 |
-
2005
- 2005-02-25 JP JP2005049999A patent/JP4326485B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006234594A (ja) | 2006-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103926146B (zh) | 一种小试样恒载荷应力腐蚀测试装置及其测试方法 | |
JP4326485B2 (ja) | 材料強度試験装置および材料強度試験方法 | |
Attia | Fretting fatigue and wear damage of structural components in nuclear power stations—Fitness for service and life management perspective | |
Joyce | Manual on elastic-plastic fracture: laboratory test procedures | |
Solstad et al. | Instrument capabilities and developments at the Halden reactor project | |
US7985370B2 (en) | Apparatus for forming longitudinal thermal-fatigue cracks | |
JP5050873B2 (ja) | 機械部品の余寿命評価方法 | |
WO2016051558A1 (ja) | 高クロム鋼管の余寿命を推定する余寿命推定方法 | |
US20150323432A1 (en) | Pin loaded small one-bar specimen (OBS) | |
Kim et al. | In-situ creep testing capability for the advanced test reactor | |
Chen et al. | Enhancements of eddy current testing techniques for quantitative nondestructive testing of key structural components of nuclear power plants | |
Sun et al. | Interpretation of non-conventional miniaturized creep test: derivation of equivalent gauge length | |
Kharchenko et al. | Analysis of the methods for determination of strength characteristics of NPP main equipment metal from the results of hardness and indentation measurements | |
CN113514356B (zh) | 一种电站锅炉受热面管道硬度检测装置及检测方法 | |
KR20210108120A (ko) | 응력부식균열 개시 시간 측정 시험장치 및 방법 | |
Kamaya et al. | Monitoring of inside surface crack growth by strain measurement of the outside surface: a feasibility study | |
Bourgeois et al. | Mechanical characterization for a large test design of a Dissimilar Metals Welding with a narrow gap Nickel alloy weld: experimental and numerical analysis on specimens | |
Viswanathan | Residual life techniques for plant life extension | |
JP2965716B2 (ja) | 配管寿命診断法 | |
Bouchard | Identification of residual stress length scales in welds for fracture assessment | |
JP2007051954A (ja) | プラント配管の寿命予測装置およびその寿命予測方法 | |
Zhang et al. | An experimental investigation on predicting the fracture toughness distributions in ferritic-austenitic stainless steel dissimilar metal welds from spherical indentation tests | |
Ramuhalli et al. | Material aging and degradation detection and remaining life assessment for plant life management | |
Jones | Evaluation of stress-corrosion cracking | |
KR100579399B1 (ko) | 증기발생기 전열관의 시편 제작 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090106 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090519 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4326485 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20160406 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |