JP4319042B2 - 待ち時間が低減されたアービトレート型オーディオ通信 - Google Patents

待ち時間が低減されたアービトレート型オーディオ通信 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、一般に通信システムに関し、特に複数の参加者の間にアービトレート型オーディオ通信を提供するポイントトゥマルチポイント通信システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ポイントトゥマルチポイント通信システムは、本システムの2以上のユーザ間にオーディオ通信を提供する。呼出のための通信は、参加者の間でアービトレートされ、これによって、一度に一人のユーザが、他のユーザに対して通信を送ることができるようになる。ポイントトゥマルチポイント通信システムの一例がプッシュトゥトークシステムである。このシステムでは、参加者は、無線及び/又は有線の通信デバイスを使用するグループとして互いに通信する。一般に、プッシュトゥトークシステムは、共有通信リンクに依存し、しばしばブロードキャストリンクまたはマルチキャストリンクと呼ばれる。このリンクを介して、オーディオ通信は、複数の通信デバイスによって同時に受信される。ブロードキャストリンクは、いくつかの通信リンクを一緒に結合することによっても実施できる。一般に、唯一の参加者のみが、与えられた時間に、他の参加者に情報を送信することができる。しかしながら、全てのグループ参加者が、ブロードキャストリンクを経由して話し手の言うことを聞くことができる。
【0003】
他の参加者との通信を希望する参加者は、一般に、通信デバイス上のトークボタンを押す。応答として、この通信デバイスは、アービトレーションコントローラへ、アクセスのための要求を送信する。本システム内の無線ネットワーク機器に統合されているアービトレーションコントローラは、与えられた時間におけるブロードキャストリンクへのアクセスを一人の参加者のみに制限する。このアービトレーションコントローラは、この要求を処理し、このアクセスが許可されたか、拒否されたかの何れかの表示をもって回答する。いったんアクセスが許可されたら、この要求元の参加者は、他の参加者へのオーディオ通信の送信のためのブロードキャストリンクに対する唯一のアクセスを持つ。この場合、要求元の参加者は話し始めて良い。そして、この通信デバイスは、オーディオ通信の送信を開始する。複数の参加者が話したい場合には、アービトレーションコントローラは、これら参加者間のブロードキャストリンクへに対するアクセスをアービトレートする。
【発明の開示】
本開示は、待ち時間が減少されたポイントトゥマルチポイント通信のためのアービトレートされたオーディオ通信システム及び方法に向けられている。
【0004】
ある実施例は、ポイントトゥマルチポイント通信システムにおけるブロードキャストリンクに対するアクセス要求を送信することと、このアクセス要求とともにオーディオを送信することと、このアクセス要求が拒否されたイベントにおいて、オーディオ送信を停止することとを備えた方法である。そのような方法を実現するためのコンピュータ読み取り可能な媒体もまた記載されている。
【0005】
別の実施例は、ポイントトゥポイント通信システムにおけるブロードキャストリンクに対するアクセス要求を受信することと、このアクセス要求とともにオーディオを受信することと、このアクセス要求が許可されたイベントにおいて、ブロードキャストリンクを経由してオーディオを送信することとを備えた方法である。そのような方法を実現するためのコンピュータ読み取り可能な媒体もまた記載されている。
【0006】
更なる実施例は、無線送信機とプロセッサとを備えた無線通信デバイスである。このプロセッサは、ポイントトゥマルチポイント通信システムにおけるブロードキャストリンクに対するアクセス要求を送信し、このアクセス要求とともにオーディオを送信し、このアクセス要求が拒否されたイベントにおいて、オーディオ送信を停止するように送信機を制御する
【0007】
追加の実施例では、ポイントトゥマルチポイント通信システムのためのアービトレーションコントローラは、ポイントトゥマルチポイント通信システム内の無線通信デバイスからブロードキャストリンクに対するアクセス要求を取得するプロセッサを備えている。ここで、この無線通信デバイスは、このアクセス要求とともにオーディオを送信し、また、プロセッサは、このアクセス要求を許可するかを判定し、このアクセス要求が許可されたイベントにおいて、ブロードキャストリンクを経由して、オーディオの送信を導く。
【0008】
これらおよび他の実施例の付加的な詳細は、添付図面と以下の記載に組み込まれている。他の特徴は、明細書、図面及び請求項から明らかになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
この明細書は、待ち時間が減少されたポイントトゥマルチポイント通信のためのアービトレート型オーディオ通信システム及び方法に向けられている。ブロードキャストリンクへのアクセスを取得するために、ユーザは、アクセス要求と、望ましいオーディオ通信を表すオーディオとをアービトレーションコントローラに送信する。従って、このユーザは、このアクセス要求が許可されたという旨を待たない。代わりに、このユーザはこのオーディオを比較的直ちに送信する。
【0010】
アービトレーションに要求される知識は、基地トランシーバ局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、又はサーバハンドリングボイスオーバIP通信を含む種々の任意のネットワーク機器に実装される。さらに、アービトレーションは、無線通信デバイスなどの通信デバイス内で実施できる。
【0011】
もしアクセス要求が拒否された場合には、このオーディオは破棄される。しかしながら、一般的な丁寧な会話のほとんどの例において、この要求は許可されるであろう。結果として、このオーディオは直ちに送信されることができ、このシステムにおける待ち時間をかなり減少させる。待ち時間、すなわち参加者による通信の開始の遅れは、会話を行おうとしている参加者を狼狽させているかもしれない。
【0012】
ある実施例によると、オーディオの送信は、アクセス要求の後に直ちに行われる。他の実施例では、このアクセス要求は、オーディオ通信内で統合されうる。特に、オーディオ自身の検出は、アービトレーションコントローラのアクセス要求として役立つかもしれない。これによって、別個の要求を通信する必要性をなくする。
【0013】
代わりに、話し手の無線通信デバイスによるオーディオの検出が、アクセス要求と、オーディオとのアービトレーションコントローラへの送信のトリガとなりうる。何れの場合においても、オーディオを直ちに送信することによって、過度な遅延は、アクセス要求の送信と、オーディオの送信との間で取り除かれる。特に、アクセス要求が、オーディオ通信を送信する前に許可されたという承認を待つ必要はない。
【0014】
オーディオ待ち時間を減らすことによって、ここで記載したシステム及び方法は、ポイントトゥマルチポイント通信システムにおける参加者に対するサービスの品質を高めることができる。特に、ユーザは、様々な話し手から受信されたオーディオ間の拡張された遅延の不便さを被ることなく、より快適に会話を実施することができる。さらに、幾つかの実施例においては、アービトレーションは、より広いネットワーク構成またはハードウェア再配置なく達成することができる。例えば、アービトレーションは、BTS又はBSCのような無線ネットワーク機器ではなく、無線通信デバイス内で実行することができる。これによって、ネットワークレベルでの変更を行う必要なく、無線通信デバイスを経由したアービトレーションスキームをより柔軟に実現することが可能となる。しかしながら、多くの実施例では、ネットワーク機器内でアービトレーションを実施することが望ましいかもしれない。アービトレーションが無線通信デバイス内で実施される場合には、アービトレーションの処理責任は、各デバイスがアクセス要求に対する応答としてブロードキャストへのアクセスが許可される、デバイスからデバイスへと移動するであろう。言い換えるならば、もしもアービトレーションが無線通信デバイス内で実施されるのならば、ブロードキャストを制御しているデバイスは一般に、他のデバイスからのアクセス要求を処理し、各アクセス要求の拒否または許可の何れかを送信するデバイスとなろう。
【0015】
図1は、ポイントトゥマルチポイント無線通信システム10を示すブロック図である。無線基地局12は、多くの無線通信デバイス14A〜14N(以後14と示す)が互いに通信すること、及びシステム10に接続されたネットワーク上の他のデバイスと通信することを可能にする。図1に示すように、無線通信デバイス14Aを用いて、参加者は、発信16を送ることができる。無線通信デバイス14B〜14Nに相当する参加者は、無線通信デバイス14Aによって送られた通信をそれぞれ到来通信18A,18Bとして受信する。
【0016】
一例の目的で、図1には、3つの無線通信デバイス14が示されているが、通信は、2つ以上の参加者の間でも起こりうる。典型的な無線通信デバイス14は、携帯無線電話、コンピュータ内に組み込まれたPCMCIAカード、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、及び無線通信能力を備えたパーソナルコンピュータ等を含みうる。基地局12と無線通信デバイス14を含んでいるシステム10は、一つ以上の無線通信規格に適合しうる。一例である無線通信規格は、CDMA、GSM、WCDMA等を含む。基地局12はまた、無線通信デバイス14と、公衆切換電話ネットワーク(PSTN:public switched telephone network)のような有線電話システムとの間のインタフェースを提供する。このようにして、基地局12は、無線通信デバイス14と、その他の遠隔無線ネットワーク機器、又はPSTN15に接続された有線電話機器との間の呼出をルーティングする。いずれの場合であっても、呼出を開始するユーザからの要求に応答して、基地局12は、無線通信デバイス14に相当するユーザグループに対してブロードキャストリンクを割り当てる。基地局12は、多くのブロードキャストリンクを介してマルチポイント通信を同時に管理する。
【0017】
従って、図1に更に示すように、参加者のグループは、有線通信デバイスを経由して通信している参加者を含む。例えば、基地局12は、基地局コントローラ(BSC)13と公衆切換電話ネットワーク(PSTN)15と相互作用する基地トランシーバ局(BTS)11を含、一つ以上の有線電話17、又は例えばコンピュータ電話システムのような他の有線電話デバイスとの通信を確立する。さらに、ある実施例では、一つ以上の無線又は有線の通信デバイスが、一方向通信のために備えられている。すなわち、あるデバイスは、ブロードキャストリンクを介し、送信のためではなく、通信を受信するために備えられている。従って、幾つかのデバイスは、聞き取りのみのデバイスとして作用する。
【0018】
呼出の開始において、基地局12、又はシステム10内でアービトレーションコントローラとして機能する他のネットワーク機器は、複数のユーザ間のブロードキャストリンクに対するアクセスのアービトレーションを取り扱う。アービトレーションは、任意の数、又はアービトレーションスキームの組み合わせに基づくアクセス優先度の決定を含んでいる。このアービトレーションスキームは、例えば、異なるユーザによってなされたアクセス要求の相対的なタイミング、ユーザの方向、特定のユーザに割り当てられた予め定めた優先度のヒエラルキー、総当たり技術、トークンパッシング技術、テンポラルリーシング技術等に基づいている。一般に、アービトレーションコントローラは、ブロードキャストリンクが廃止されるか、又は優先度が再割り当てされるまで、特定の参加者によるオーディオ通信のためにブロードキャストリンクを割り当てる。
【0019】
参加者間の会話における待ち時間を減少するために、例えば基地局12又は別の場所内におけるネットワーク機器のようなアービトレーションコントローラは、アクセス要求と、同伴するオーディオとを比較的迅速に継承して受け付けるように構成されている。逆に言えば、各無線通信デバイス14は、アクセス要求を、アービトレーションコントローラによるアービトレーション決定の結果を待つことなく、オーディオ通信を伴うように構成されている。アクセス要求をアービトレートし、要求元の参加者に返信を送信し、オーディオの送信を待つ代わりに、基地局12は、直ちにオーディオ通信を受信することができる。例えば、無線通信デバイス14は、アクセス要求後直ちにオーディオ通信を送信する。あるいは、このオーディオ通信自身がアクセス要求を形成する。
【0020】
アービトレーションコントローラは、アクセス要求、他のユーザからのペンディング要求、および存在する割り当て間でアービトレートを行い、この要求を許可するか、または拒否する。このアクセス要求とともに送られたオーディオは、アービトレーションの結果が未決定な状態で、基地局12に一時的にバッファされる。もしもアクセス要求が許可されると、アービトレーションコンローラは、基地局12に対して、同伴するオーディオ通信を直ちにブロードキャストリンクを介して他の無線通信デバイス14に送るように命じる。このブロードキャストリンクは、要求元ユーザから、付加的なオーディオ通信に割り当てられる。さらに、アービトレーションコントローラは、基地局12に対して、要求元の参加者に承認を送り、アクセス要求が許可されたことを示すように命じる。この時に、このオーディオ通信が終了するか、またはブロードキャストを介して別のユーザに優先度が与えられるまで、参加者は、適切な無線通信デバイス14を経由してオーディオ通信を送信し続ける。
【0021】
もしもアクセス要求が拒否されたならば、アービトレーションコントローラは、基地局12に対して、バッファしていたオーディオを破棄するよう命じるであろう。ある実施例では、以下に説明するように、アービトレーションは、ネットワーク機器内ではなく、無線通信デバイス14内で起こる。ある実施例では、アービトレーションコントローラは、基地局12に関連したワイドエリアネットワーク内に配置される。特に、アービトレーションコントローラは、基地局12又は他のネットワーク機器と相互作用し、アクセス要求を処理するネットワークサーバ内のプロセッサによって実現される。この場合、ネットワークサーバは、基地局12を経由して無線通信デバイスからアクセス要求を受信し、この要求を処理し、この要求の拒否または許可を基地局を経由して無線通信デバイスにダウンロードする。
【0022】
図2は、アービトレーションパスを示す図である。特に、図2は、無線通信デバイス14によるブロードキャストリンクへのアクセスのための要求に応答した基地局12によるアービトレーションを示す。図2において、線20は、第1の無線通信デバイス(WCD1)の投射を示す。線22は、アービトレーションコントローラ(AC)の投射を示す。線24は、第2の無線通信デバイス(WCD2)の投射を示す。これは、システム10における多くの無線通信デバイスのうちの1つでありうる。線20,22,24の各々は、システム10内でアービトレーションが起きると、左から右に行くにしたがって時間の経過を表す。また、アービトレーションコントローラは、システム10内のBTS、BSC、又はその他の無線ネットワーク機器(WNE)内に実装されうる。さらに、ある実施例では、アービトレーションが、ボイスオーバIP通信を取り扱うサーバ内で起きる。従って、アービトレーションコントローラの機能を実現する構成は変わりうる。
【0023】
まず、WCD1はブロードキャスト優先度を持っており、前のアービトレーションに従ったオーディオ通信を送っている(26)。アービトレーションコントローラは、ブロードキャストリンクを介して、オーディオを、WCD2を含む一つ以上の無線通信デバイスに導く(28)。WCD2がブロードキャストリンクへのアクセスを望んだ場合には、WCD2は、アクセス要求(30)のみならず、オーディオ通信も送る(30)。この要求とオーディオとは、同時にまたは直ちに継続して送られる。何れの場合であっても、WCD14は、アービトレーションコントローラからの承認を待たない。図2の例において、アービトレーションコントローラは、要求を処理し(32)、承認を生成する。
【0024】
もしもこの要求が許可された場合には、アービトレーションコントローラは、WCD2からのオーディオを、ブロードキャストリンクを介して、WCD1を含む他のユーザへ導く(34)。さらに、アービトレーションコントローラは、この要求がWCD2に対して許可されたという承認を送る(36)。要求が許可されたという承認を受信すると、WCD2に対応する参加者は、このアクセス要求が成功したという例えばビジュアルな、可聴の、または振動付きの通知を受信する。その結果、参加者は、前のオーディオ通信がブロードキャストリンクを介して正しく送信されたことを確認することができる。そして、このオーディオ通信の残りの送信を継続する。場合によっては、ブロードキャストリンクへのアクセスを得るための初期のオーディオ通信と、アクセス要求が許可されたという好ましい承認の受信を伴う追加のオーディオ通信との間に時間遅れが生じるかもしれない。しかしながら、ほとんどのアプリケーションにおいて、参加者が、もし、好ましくない承認を受信しないのであれば、参加者が単に話し続けている連続的な動作を持つことはより好ましいことである。
【0025】
アクセス要求が許可されない場合において、アービトレーションコントローラは、好ましくない承認をWCD2送り、ブロードキャストリンクを介してWCD2から他のユーザへとオーディオを導かない。さらに、WCD2から受信されたオーディオ通信は、破棄される。アービトレーションコントローラは、ブロードキャストリンクを別のユーザに割り当てるように、または存在するユーザに割り当てられたブロードキャストリンクをそのままにしておくように、適切なネットワーク機器に指示する。このオーディオは、ネットワーク機器、例えば基地局12によって一時的にバッファされる。その一方で、アクセス要求のアービトレーションが処理される。アクセス要求の否定の場合には、アービトレーションコントローラは、バッファされたオーディオが単に除去されるように指示する
【0026】
好ましくない承認の場合には、WCD2は、ユーザに対して、好ましくない承認の表示を、ビジュアルな、可聴の、または振動付きとして再度生成する。それに応答して、参加者は、単に話をやめる。さらに、WCD2は、オーディオ送信を停止する。これによって、参加者の話は、基地局12に通信されない。アービトレーション要求のレートを制限するために、WCD2は、好ましくない承認の受信に続く限定された期間に対するアービトレーション要求を阻止する時間遅れを適用する。
【0027】
特に、図2に示すように、アクセス要求と共にオーディオを送ることは実質的に、他の無線通信デバイスによるオーディオ通信の受信における待ち時間を発生させる遅延を減少させる。場合によっては、アクセスを要求しているユーザに送られた承認は到着する一方、このユーザによって送られたオーディオ通信は、ブロードキャストリンクを介して他のユーザに通信されている。時間の節約は、1乃至2の完全往復遅延に、システム10の配置に依存したシステム遅延を加えた合計になる。
【0028】
例えば、アービトレーションが、BTSまたはBSC内のようなネットワーク機器内で実行される場合には、WCD2からネットワーク機器への送信を待つこと(1つの片道)と、更に、ネットワーク機器からWCD2へ送信される要求の拒否または許可を待つこと(別の片道)とは、完全な往復遅延をもたらす。減少した遅滞は、アービトレーションの全てまたは一部が、基地局12内ではなく無線通信デバイス14内で実行されるようにシステム10が設計されている場合においては一層重要である。
【0029】
無線通信デバイス14内のアービトレーションの実行は、一般には好ましい。特に、アービトレーションスキームは、基地局12を含むネットワーク機器に対する実質的な変化を必要とすることなく直ちに実行することができる。例えば、無線通信デバイス14は、呼出グループの一部を形成している特定の無線通信デバイス内のアービトレーションを取り扱うためにファームウェアまたはその他によって更新される。
【0030】
アービトレーションに対して責任を持つ無線通信デバイス14は、このグループに対する呼出を開始したデバイスであるか、又は、ブロードキャストリンクを介した優先度を現在保有するデバイスでありうる。何れの場合であれ、この通信は、ネットワーク機器を通過するのであるが、ブロードキャストリンクに対するアクセスを要求している無線通信デバイスは、基地局12ではなく、アービトレーションに責任を持つデバイスに対して要求を送る。
【0031】
無線通信デバイス14がアービトレーションを取り扱う場合には、このアービトレーションは、オーディオ通信を送る前に、2つの完全な往復遅延を必要とする。特に、オーディオを送信するために、アクセスを要求している無線通信デバイス14は、まず、ネットワーク機器に対する要求の送信(1つの片道)と、ネットワーク機器から、アービトレーションを担当している無線通信デバイスへの要求の送信(第2の片道)と、アービトレートするデバイスからネットワーク機器への承認の送信(1つの片道)と、最後に、ネットワーク機器から、アクセスを要求したデバイスへの承認の送信とを待たねばならない。従って、この種の構成では、無線通信デバイス14は、オーディオの送信前に2回の全往復遅延を待つ必要があるかもしれない。
【0032】
送信されたオーディオが会話中の別のユーザへの応答である場合には、この遅延は、ユーザを当惑させ、サービスの品質に関する全体の印象を下げる認識可能な待ち時間の結果になる。この理由のために、無線通信デバイス14に対してアービトレーションタスクを割り当てることは通常は実際的ではない。しかしながら、オーディオをアクセス要求とともに迅速に送信することによって、システム10は実質的に待ち時間を減少し、サービスの品質に逆行するようなインパクトを与えることなく無線通信デバイス14内にアービトレーション特性を実することを可能にする。この方法では、システム10はまた、設計の柔軟性を大きく向上する。これによって、無線通信デバイス14をアービトレーションに使用することが可能となる。
【0033】
図3は、無線通信システムにおけるオーディオ通信のアービトレーションの処理を示すタイミング図である。図3に示すように、ブロードキャストリンクへのアクセスが要求された場合、無線通信デバイス14は、アクセス要求37を基地局12に送信する。アクセス要求37は、無線通信デバイス14のユーザによって生成されたオーディオ通信39の全てまたは一部が付随する。オーディオ通信39は、アクセス要求37の直後に続くか、または僅かな時間遅れ41によってアクセス要求37と分断される。後述するように、ある実施例では、オーディオ通信自体が、アクセス要求として作用する。すなわち、アービトレーションコントローラによってアクセス要求として解釈される。いずれの場合であれ、無線通信デバイス14は、アクセス要求が許可されたという承認を待つことなくオーディオ通信を送信する。
【0034】
図3は、アクセス要求37とオーディオ通信39とが一緒に送信されたものとして示しているが、それらは、別個のチャンネルまたはリンクを介して送信されうる。例えば、アクセス要求37は、コントロールチャンネル、ページングチャンネル、トラフィックチャンネル等を使って送信される。一方、オーディオは、無線通信デバイス14と基地局12との間で確立されたオーディオチャンネルを介して送信される。もしもオーディオが、アクセス要求としても機能するならば、アクセス要求は、オーディオチャンネルを経由して作成されうる。従って、基地局12は、コントロールチャンネルとオーディオチャンネルとの両方を介して個別の無線通信デバイス14から通信を受信し、グループ内の全ての無線通信デバイスによる受信のためにオーディオ通信をブロードキャストリンクにルーティングする。
【0035】
図4は、無線通信システム10の別の実施例に従ったアービトレーションパスを示す図である。図4に示す例では、アービトレーションは、基地局12ではなく無線通信デバイス14によって実行される。従って、図4は、ブロードキャストリンクへのアクセスを要求している無線通信デバイス14が2つの往復遅延を被るシナリオを示している。しかしながらシステム10では、オーディオ通信は、アクセス要求の直後に無線通信デバイス14によって送信され、これによって、遅延と待ち時間とを減少させる。
【0036】
このシナリオでは、アービトレーション責任が、現在、ブロードキャストリンクを介して優先度を保持している無線通信デバイスに向けられることが仮定される。図4に示すように、WCD1は先ずブロードキャストリンクを介して優先度を保持するので、少なくとも一時的には、他の無線通信デバイスによってなされたアクセス要求のアービトレーションに対する責任がある。まず、WCD1がオーディオを送信している(26)。このネットワーク機器、例えば基地局12は、送信されたオーディオを受信し、WCD2を含む他の無線通信デバイスによる受信のためにブロードキャストリンクを介してそれを再配信する(28)。
【0037】
WCD2がブロードキャストリンクへのアクセスを要求すると仮定すると、この要求がネットワーク機器へと送られ(30)、そして、このネットワーク機器によって、ブロードバンドリンクを介し、アービトレーションのためにWCD1へと送られる(38)。WCD2は、直ちにこのオーディオ通信を、同じチャンネルを介して送信されるかどうかに関わらずアクセス要求とともに送る。このオーディオ通信は、アービトレーションの結果が未決定なWCD2によってバッファされる。WCD1は、この要求を、他の無線通信デバイス14によってなされた他の要求とアービトレートし(40)、この要求が許可されたか拒否されたかを示す承認を送信する(42)。WCD2に好適なアービトレーションが完了することによって、WCD1もまたブロードキャストリンクがWCD2に割り当てられるべきであるという信号をネットワーク機器に送る。この場合、アクセス要求とともに送られたオーディオは、ネットワーク機器によってブロードキャストリンクを介して直ちに送信される。さらに、ネットワーク機器は、承認をWCD2に送信する(44)。これは、承認した旨をユーザに与えるものである。
【0038】
図5は、システム10で使用される無線通信デバイス14の一例の一般的な構成を示すブロック図である。図5に示すように、無線通信デバイス14は、CPU48とモデム50とを含む。CPU48は、送信機/受信機回路62を経由した送受信ためにモデム50を制御する。CPU48は、メモリ64内に格納された命令を実行する。CPU48は、また、キーパッド52とプッシュトゥトーク(PTT)ボタン58とを経由したユーザ入力を処理する。特に、ブロードキャストリンクへのアクセスを要求する場合には、ユーザはPTTボタン58を押し下げる。PTTボタン58は、物理的ボタン又は例えばディスプレイ59であるユーザインタフェースを経由して表示された仮想ボタンである。何れの場合であっても、ユーザはPTTボタン58を使用して、ブロードキャストリンクへのアクセスを開始し、幾つかの実施例では、アクセス要求が許可されたという承認を待つことなく、PTTボタン58の作動直後に会話を開始することができる。
【0039】
PTTボタン58の代わりに、無線通信デバイス14は、ユーザがマイクロフォン54に話すことによって入力された音声に対して応答する音声動作スイッチ(VOX:voice-operated switch)60をも含んでいる。PTTボタン58またはVOX60かの何れかを使用することは、個々の選択または環境条件によってユーザによって選択される。例えば、PTTボタン58は、ユーザが騒がしいエリアにいる場合には、より信頼性の高い選択となる。他のエリアでは、ユーザは、VOX60を選択した方がより便利である。マイクロフォン54は、無線通信デバイス14に相当するハンドセットに統合されている。あるいは、外部マイクロフォンの形体をとる。モデム50は、マイクロフォン54からのオーディオ入力を受信し、オーディオを、送信機/受信機62を経由した送信のために適切なフォーマットに変調する。モデム50はまた、スピーカ56を駆動して、ブロードキャストリンクを経由して他の無線通信デバイス14によって送られた通信を表すオーディオ出力を放出する。
【0040】
ユーザがPTTボタン58を作動した場合、またはVOX60がマイクロフォン54からの音声入力によってトリガされた場合には、CPU48がモデム50を駆動して、アクセス要求と、音声入力を表すオーディオ通信との両方を生成させる。その後、モデム50は、送信機/受信機62を経由して、アクセス要求とオーディオ通信とを送信する。好ましくない、すなわちアクセス要求が拒否されたという承認を基地局12から受信すると、モデム50は、オーディオ通信を停止する。この場合、CPU48は、スピーカ56、ディスプレイ59、または振動デバイス(図示せず)を経由してアクセス要求が拒否されたことを。しかしながら、もしもこの承認が好ましいものであるならば、モデム50は、ユーザによってマイクロフォン54に話されたオーディオを送信し続ける。もしも無線通信デバイス14がアービトレーションにも責任がある場合には、CPU48は、ここで記載されたような望ましいアービトレーション処理を実行するようにプログラムされたプロセッサとして機能する。更に、メモリ64は、優先度割り当てのように、アービトレーション処理の実行に有用な情報を格納する。
【0041】
図6は、図1のシステムで使用される基地局12の一例を示す一般的な構成を示すブロック図である。図6に示すように、基地局12は、無線通信デバイス14のグループ間通信の送受信を促進するセルサイトモデム66を含む。セルサイトモデムは、送信機/受信機回路69、復調器70と変調器72、及びこの変調器と復調器とを制御する埋込式プロセッサ74を含む。
【0042】
一例を示すために、図6はまた、異なる無線通信デバイス14からのブロードキャストリンクへのアクセスの要求をアービトレートする場合に優先度テーブル78を参照するアービトレーションプロセッサ76をも示している。優先度テーブル78は、特定の呼びに割り当てられた個々の無線通信デバイス14に対してアービトレーション優先度を割り当てる。割り当てられた優先度に基づいて、アービトレーションプロセッサ76は、異なる無線通信デバイスによるアクセス要求を許可するか拒否するかを決定する。もちろん、優先度の割り当てを必要としないものを含む種々のアービトレーションスキームもまた、アービトレーションを実行するために使用されうる。さらに、アービトレーションプロセッサ76は、基地局12と相互作用する種々の別のネットワーク機器内に実装することもできる。
【0043】
図7は、無線通信システム10におけるオーディオ通信のアービトレーション処理を示すフローチャートである。特に、図7は、ブロードキャストリンクへのアクセスを探している無線通信デバイス14の投射からの典型的な処理を表している。図7に示すように、無線通信デバイス14は、アクセス要求を送信し(84)、望ましいオーディオをアクセス要求とともに送信する(86)。上述したように、オーディオは、アクセス要求とは別のチャンネルで送信されるが、アクセス要求の送信の実質的直後に送信される。ある実施例では、このアクセス要求と、送信されたオーディオは、同一である。
【0044】
ネットワーク機器を経由して基地局12または別の無線通信デバイスからアービトレーション結果を受信すると(88)、要求している無線通信デバイスは、このアクセス要求が許可されたかを判定する(90)。もしそうなら、無線通信デバイス14は、オーディオ送信を継続し(92)、ユーザは、話し続けることができる。もしそうでなければ、無線通信デバイス14は、アクセス要求が拒否されたことをユーザに示す通知を生成する(94)。この場合、無線通信デバイス14は、オーディオ送信を停止させる(96)。
【0045】
図8は、基地局12の投射からの無線通信システムにおけるオーディオ通信のアービトレーションの処理を示すフローチャートである。図8に示すように、基地局12は、無線通信デバイス14からアクセス要求を受信し(98)、オーディオをアクセス要求とともに受信する(100)。基地局12、又は他の無線ネットワーク機器は、その後、この要求をアービトレートし、アクセスを要求している無線通信デバイスに対するブロードキャストリンクへのアクセスを許可するかを判定する(102)。基地局12または他の無線ネットワーク機器は、受信されたオーディオを一時的にバッファする一方、このアービトレーションが実施される。もしもこのアクセス要求が許可された場合(104)には、基地局12は、受信されたオーディオを、他のユーザによって受信されるためにブロードバンドリンクを介して送信し(106)、この要求しているデバイスによる継続したオーディオ通信のためにブロードキャストリンクを開いたままに保つ。もしもこのアクセス要求が拒否された場合には、基地局12は、その主旨の表示を送信し(108)、受信したオーディオを破棄する(110)。
【0046】
図9は、アービトレーションに責任を持つ無線通信デバイス14の投射からの無線通信システム10におけるオーディオ通信のアービトレーションの処理を示すフローチャートである。図9に示すように、無線通信デバイス14は、別の無線通信デバイスからのアクセス要求を受信し(112)、またこのアクセス要求とともにオーディオも受信する(114)。このアービトレートするデバイスは、現在、ブロードキャストリンクへのアクセスを持っており、アービトレーションに対する責任がある。アービトレートするデバイス14は、この要求をアービトレートし、アクセスを要求している無線通信デバイスに対するブロードキャストリンクへのアクセスを許可するかを判定する。いくつかの実施例において、アービトレーションは、現在アクセスを持っているデバイスと同様に、アクセスを要求している複数のデバイス間のアービトレーションを含む。もしもこのアクセス要求が許可された場合(118)には、アービトレートしているデバイスは、要求しているデバイスに対するブロードキャストリンクの制御を放棄し(120)、その主旨で基地局12へ通信を送る。もしもアクセス要求が拒否された場合には、アービトレートしているデバイス14は、要求しているデバイスに対してその主旨の表示を送信し(122)、基地局12に対して、受信したオーディオを破棄するように指示する(110)。
【0047】
上述したように、待ち時間を減少するために、オーディオは、アクセス要求を送信すると直ちに送信される。さらに、このオーディオ送信は、アクセス要求として解釈される。このアクセス要求を形成するために使用されているオーディオは、この無線通信デバイスを使用する他のユーザに対して可聴式である必要はないが、このユーザに関連する無線通信デバイスによって検出可能であるかもしれない。また、このオーディオは、ユーザによって、または例えばデバイス上のボタンの押下に応答して、無線通信デバイスによって自動的に作成される。
【0048】
通常、ユーザによって作成されたオーディオは、他のデバイスに対する送信を回避するために消音される。送信されたオーディオが消音される一方、ユーザは、例えばバックグランドノイズ推定値のような情報や、全ての無線通信デバイスの関係を維持するのに有用な他の情報を送信する。しかしながら、アクセスが要求された場合には、ユーザによって作成されたオーディオは、他のデバイスに送信される。この方法によって、送信されたオーディオが検出された場合には、無線通信デバイスは、このオーディオを、他のユーザがブロードキャストリンクへのアクセスを要求したものとして解釈する。
【0049】
検出は、アービトレーションを開始することなく、無線送信におけるクリック、ポップ、及びエラーのような送信されたオーディオ内の欠点を考慮するために最適化される。例えば、ヒステリシスは、オーディオ送信がアクセス要求として解釈されるためには最小の時間長さで持続する必要があるということを要求するために使用されうる。オーディオをアクセス要求として送信した後、要求しているユーザは、短い遅延にさらされうる。これによって、他のユーザ時間は、このアクセス要求が処理される前にオーディオを送信することを停止することが可能となる。このインタバルは、オーディオ送信が基地局コントローラ内でアービトレートされるシステム内の往復遅延の1/2よりも大きく、オーディオ送信が無線通信デバイス内でアービトレートされる往復遅延よりも大きい。
【0050】
また、システム10は、上記したようなアービトレーションのために構成された通信デバイス、及びより従来的な通信デバイスを収容するという点で「ハイブリッド」であるかもしれない。例えば、システム10は、オーディオを送る前に肯定的なアクセスの承認を待つ無線通信デバイスと、上述したようにオーディオをアクセス要求と共に直ちに送信する無線通信デバイスとの間の通信を許可するために構成されている。また、システム10は、要求、又は要求と解釈されるオーディオを含むメッセージに基づいてアクセス要求をアービトレートするアービトレーションコントローラを収容することによって、「ハイブリッド」アービトレーションを許可する。
【0051】
アクセス要求として作用するオーディオ送信は、アクセスを要求しているユーザに関する情報のような付加的情報を同伴するかもしれない。この情報は、ユーザのための名前、電話番号あるいはその両方を含む。この情報が他のユーザに送信された場合には、無線通信デバイスに関連した例えばLCDディスプレイのようなディスプレイデバイスによって表示され、どのユーザがブロードキャストリンクへのアクセスを要求しているかが示される。その他のユーザに送られたアクセス要求は、他の呼出者に送られる前に修正される。これによって、要求者に関する情報を多かれ少なかれ表示するようになる。この種の特徴は、あるユーザがユーザ情報の送信を容易にサポートしている無線通信デバイスを使用していない場合、またはアクセス要求が基地局コントローラによって増大され付加的な情報を含むようになった場合に特に有用となる。このユーザ情報はまた、アクセス要求のアービトレーション後に、又は優先されたアービトレーション技術を用いた場合のように、アービトレーションが望まれることとして送られる。
【0052】
無線通信デバイスまたはネットワーク機器に備えられたプロセッサに、ここで記載されたアービトレーション技術を実行させるための命令は、コンピュータ読み取り可能な媒体に格納される。例えば、この媒体は、記憶媒体及び/又は通信媒体を備えうる。記憶媒体は、プロセッサ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータのような情報格納のための任意の方法または技術で実現される揮発性及び非揮発性、取り外し型及び固定型でありうる。これに限定される訳ではないが、記憶媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、EEPROM、フラッシュメモリ、光学又は磁気媒体を含む固定又は取り外し可能なディスク媒体、あるいは好ましい情報を格納するために使用することや、WCD10内のプロセッサによってアクセスされることが可能なその他の任意の媒体を含む。
【0053】
通信媒体は、一般には、プロセッサ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、又は搬送波又は他の搬送媒体のような変調されたデータ信号内の他のデータを具体的に示し、任意の情報配信媒体を含む。「変調データ信号」という用語は、一つ以上の特徴的な組をもつ信号か、または信号内の情報をエンコードするようにして変化した信号を意味する。限定されるわけではないが、一例として、通信媒体は、有線ネットワーク又は直接有線接続のような有線媒体や、アコースティック、RF、赤外線、および他の無線媒体のような無線媒体を含む。コンピュータ読み取り可能な媒体は、上述した媒体の任意の組み合わせをも含む。
【0054】
以上、様々な実施例を記載した。これらおよび他の実施例は、以下に示す特許請求の範囲のスコープ内にある。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】ポイントトゥマルチポイント無線通信システムを示すブロック図である。
【図2】アービトレーションパスを示す図である。
【図3】無線通信システムにおけるオーディオ通信のアービトレーション処理を示すタイミング図である。
【図4】別のアービトレーションパスを示す図である。
【図5】図1のシステムを使用する無線通信デバイスの一般的構成例を示すブロック図である。
【図6】図1のシステムを使用する基地局の一般的構成例を示すブロック図である。
【図7】デバイス要求アクセスの見通しからの無線通信システムにおけるオーディオ通信のアービトレーション処理を示すフロー図である。
【図8】アービトレートするデバイスの見通しからの無線通信システムにおけるオーディオ通信のアービトレーション処理を示すフロー図である。
【図9】アービトレートするデバイスの別の種類の見通しからのオーディオ通信のアービトレーション処理を示すフロー図である。
【符号の説明】
【0056】
10…ポイントトゥマルチポイント無線通信システム、11…基地トランシーバ局、12…無線基地局、13…基地局コントローラ、14…無線通信デバイス、15…公衆切換電話ネットワーク、16…発信、17…有線電話、18…到来通信、37…アクセス要求、39…オーディオ通信、48…CPU、50…モデム、52…キーパッド、54…マイクロフォン、56…スピーカ、58…プッシュトゥトークボタン、59…ディスプレイ、60…音声動作スイッチ、62…受信機、64…メモリ、66…セルサイトモデム、69…受信機回路、70…復調器、72…変調器、74…埋込式プロセッサ、76…アービトレーションプロセッサ、78…優先度テーブル

Claims (36)

  1. ポイントトゥマルチポイント通信システム内のブロードキャストリンクへアクセス要求を送信することと、
    前記アクセス要求とともにオーディオを送信することと、
    前記アクセス要求が拒否された場合に前記オーディオ送信を停止することと
    を備えた方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、
    オーディオを送信することは、前記アクセス要求の送信に続いて直ちに前記オーディオを送信することを含む方法。
  3. 請求項1に記載の方法において、
    オーディオを送信することは、前記アクセス要求が許可されたという承認を受信する前に前記オーディオを送信することを含む方法。
  4. 請求項1に記載の方法において、
    オーディオを送信することは、前記アクセス要求が許可されたという承認を受信することなく前記オーディオを送信することを含む方法。
  5. 請求項1に記載の方法において、
    前記オーディオ送信の少なくとも一部は、前記アクセス要求として作用する方法。
  6. 請求項1に記載の方法において、
    前記オーディオの送信の間に、前記アクセス要求が許可されたという承認を受信することを更に備えた方法。
  7. 請求項1に記載の方法において、
    アービトレーションコントローラから前記アクセス要求の拒否を受信することを更に備えた方法。
  8. 請求項1に記載の方法において、
    無線ネットワーク機器を経由して前記オーディオを前記ブロードキャストリンクに送信することを更に備えた方法。
  9. 請求項1に記載の方法において、
    無線基地局を経由して、前記システム内の無線通信デバイスからの前記アクセス要求の拒否を受信することを更に備えた方法。
  10. 請求項1に記載の方法において、
    前記ブロードキャストリンクに現在アクセスしている無線通信デバイス内で前記アクセス要求の拒否を生成することを更に備えた方法。
  11. 請求項1に記載の方法において、
    無線通信デバイスに対応したプッシュトゥトーク入力媒体の動作に応答して前記アクセス要求を送信することを更に備えた方法。
  12. ポイントトゥマルチポイント通信システム内のブロードキャストリンクへのアクセス要求を受信することと、
    前記アクセス要求とともにオーディオを受信することと、
    前記オーディオの受信後に、前記アクセス要求が許可されたという旨を送信することと、
    前記アクセス要求が許可された場合に前記ブロードキャストリンクを経由して前記オーディオを送信することとを備えた方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、
    前記アクセス要求が拒否された場合に前記オーディオを破棄することを更に備えた方法。
  14. 請求項12に記載の方法において、
    オーディオを受信することは、前記アクセス要求の送信後直ちに前記オーディオを受信することを含む方法。
  15. 請求項12に記載の方法において、
    前記オーディオの受信後に、前記アクセス要求が拒否されたという旨を送信することを更に備えた方法。
  16. 請求項12に記載の方法において、
    前記オーディオ送信の少なくとも一部を前記アクセス要求として解釈することを更に備えた方法。
  17. 請求項12に記載の方法において、
    前記アクセス要求を、前記システム内の無線通信デバイスに送信することと、
    前記アクセス要求が拒否されたという旨を前記無線通信デバイスから受信することとを更に備えた方法。
  18. 請求項17に記載の方法において、
    前記アクセス要求を送信することは、前記ブロードキャストリンクに現在アクセスしている無線通信デバイスへ前記アクセス要求を送信することを含む方法。
  19. 無線通信デバイスであって、
    無線送信機とプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、前記送信機が、ポイントトゥマルチポイント通信システム内のブロードキャストリンクへアクセス要求を送信し、前記アクセス要求とともにオーディオを送信し、前記アクセス要求が拒否された場合に前記オーディオ送信を停止するように前記送信機を制御する無線通信デバイス。
  20. 請求項19に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記送信機が、前記アクセス要求の送信後直ちに前記オーディオを送信するように前記送信機を制御するデバイス。
  21. 請求項19に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記送信機が、前記アクセスが許可されたという承認を受信する前に前記オーディオを送信するように前記送信機を制御するデバイス。
  22. 請求項19に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記送信機が、前記アクセスが許可されたという承認を受信することなく前記オーディオを送信するように前記送信機を制御するデバイス。
  23. 請求項19に記載のデバイスにおいて、
    前記オーディオ送信の少なくとも一部は、前記アクセス要求として作用するデバイス。
  24. 請求項19に記載のデバイスにおいて、
    前記送信機は、無線ネットワーク機器を経由して前記オーディオを前記ブロードキャストリンクに送信するデバイス。
  25. ポイントトゥマルチポイント通信システムのためのアービトレーションコントローラであって、
    ポイントトゥマルチポイント通信システム内であって、前記アクセス要求と共にオーディオを送信する無線通信デバイスから、ブロードキャストリンクへのアクセス要求を受信し、前記アクセス要求を許可するかを判定し、前記アクセス要求が許可された場合に、前記ブロードキャストリンクを経由して前記オーディオの送信を指示するプロセッサを備え
    前記プロセッサは、前記アクセス要求が許可されたかまたは拒否されたかの旨を送信するよう指示するアービトレーションコントローラ。
  26. 請求項25に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記アクセス要求が拒否された場合に、前記オーディオの破棄を指示するデバイス。
  27. 請求項25に記載のデバイスにおいて、
    前記送信機は、前記アクセス要求が許可されたかまたは拒否されたかの旨を送信するデバイス。
  28. 請求項25に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記オーディオ送信の少なくとも一部を前記アクセス要求として解釈するデバイス。
  29. 請求項25に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記ポイントトゥマルチポイント通信システム内の無線通信デバイス内に存在するデバイス。
  30. 請求項25に記載のデバイスにおいて、
    前記プロセッサは、前記ポイントトゥマルチポイント通信システム内のネットワーク機器に対応したワイドエリアネットワーク内のネットワークサーバ内に存在するデバイス。
  31. ポイントトゥマルチポイント通信システム内の無線通信デバイス内のプロセッサに、
    ポイントトゥマルチポイント通信システム内のブロードキャストリンクへアクセス要求を送信することと、
    前記アクセス要求とともにオーディオを送信することと、
    前記アクセス要求が拒否された場合に前記オーディオ送信を停止することとをさせる
    命令を実行するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  32. ポイントトゥマルチポイント通信システム内のネットワーク機器内のプロセッサに、
    前記ポイントトゥマルチポイント通信システム内のブロードキャストリンクへのアクセス要求を受信することと、
    前記アクセス要求とともにオーディオを受信することと、
    前記アクセス要求が許可されたかまたは拒否されたかの旨を送信するよう指示することと、
    前記アクセス要求が許可された場合に前記ブロードキャストリンクを経由して前記オーディオの送信を指示することとをさせる
    命令を実行するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  33. 請求項32に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体において更に、
    前記アクセス要求が拒否された場合に、前記オーディオの破棄を指示させる命令を実行するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  34. 請求項32に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体において更に、
    前記オーディオ送信の少なくとも一部を前記アクセス要求として解釈させる命令を実行するコンピュータ読み取り可能な媒体。
  35. ポイントトゥマルチポイント通信システム内のブロードキャストリンクへ無線通信デバイスからアクセス要求を送信することと、
    前記無線通信デバイスのユーザからのオーディオを受信することと、
    前記アクセス要求が許可されたという承認を受信する前に、前記無線通信デバイスからのオーディオを送信することと、
    前記アクセス要求の拒否が受信された場合に、前記オーディオ送信を終了させることと
    を備えた方法。
  36. 請求項35に記載の方法において、
    前記オーディオ送信の少なくとも一部は、前記アクセス要求として作用する方法。
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