JP4310327B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電記録方式や電子写真記録方式等を採用した画像形成装置においてレジストレーションを補正する技術に関するものである。
カラー画像形成装置では、それぞれ色の異なる画像が順番に重ね合わされることでカラー画像が形成される。そのため、色の異なる複数の画像が相対的にずれることなく、正しい位置に形成されなければならない。
中間転写ベルトを用いるカラー画像形成装置では、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラの回転周期に応じて画像の伸縮が発生することがある。従来、駆動ローラの駆動ムラ等に起因した画像伸縮の影響を低減する技術が提案されている(特許文献1)。この提案よれば、画像伸縮の影響を相殺するために、レジストレーションを補正するために使用するパターン画像を複数の位置に形成する。次に、形成された複数のパターン画像を読み取ることで複数のデータを取得し、取得した複数のデータからずれ量の平均値を求める。この平均値は、画像伸縮の影響が相殺された値である。よって、平均値を用いて補正処理を行なえば、補正の精度が向上することになる。
例えば、図13に示すように、駆動ローラの9周期に対して、10個のパターン画像を形成するものとする。図14に示すように、駆動ローラの1周期内でサンプリングタイミングが均等に分散される。よって、画像伸縮の影響が好適にキャンセルされるのである。より具体的には、(1)と(6)、(2)と(7)、(3)と(8)、(4)と(9)、(5)と(10)の各々の位相で、画像伸縮による「ずれ」が相殺される。
特開2002−014507号公報
上述したように、画像伸縮の影響を低減するには、パターン画像のサンプル値を増やし、平均化処理を行なう手法が有効である。しかしながら、サンプル値をあまり多くしすぎると、補正処理時間が増大すること、およびパターン画像を形成するためにより多くのトナーを消費することが問題となる。さらには、形成したパターン画像をクリーニングするためのクリーニング部材にも、より多くの負担がかかってしまう。したがって、パターン画像の数は、できるだけ少ないことが望ましい。
なお、生産性を維持したまま、レジストレーションを補正するためには、k(kは整数)枚目の出力画像が形成される領域とk+1枚目の出力画像が形成される領域との間に生じる空き領域(いわゆる紙間)にパターン画像を形成することが好ましい。しかしながら、画像形成モードに応じて、記録媒体の搬送方向における長さや、紙間の幅(搬送方向における長さ)、あるいはパターン画像形成の繰り返し頻度に制約が生じることがある。もちろん、駆動ローラの回転周期に合わせた好適な位置にパターン画像を形成しなければ、駆動ローラの悪影響を相殺できず、補正の精度の向上も期待できない。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題のうち、少なくとも1つを解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明に係る画像形成装置は、それぞれ異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部と、前記複数の画像形成部から重ねて転写される各色のトナー像を一時的に保持し、搬送される記録媒体に転写する中間転写ベルトと、前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、前記中間転写ベルトに転写されるトナー像の各色間の色ずれ量を検出するために少なくとも2色のパターンからなるレジストレーション補正用パターンを前記中間転写ベルト上に連続して転写されるトナー像とトナー像の間に形成させる制御部と、前記中間転写ベルト上の前記レジストレーション補正用パターンを読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った前記レジストレーション補正用パターンから前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量を検出するものであって、各トナー像間に分散して形成される所定数の前記レジストレーション補正用パターンから検出される前記所定数の色ずれ量を平均化することによって、前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量を検出する検出部と、前記検出部により検出された色ずれ量に基づいて前記中間転写ベルトに転写されるトナー像の各色間の色ずれを補正する補正部と、を有し、前記制御部は、前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量に含まれる前記駆動ローラの偏芯により生じる色ずれ量が前記平均化により打ち消されるように、前記画像形成部に前記レジストレーション補正用パターンを各トナー像間に形成させる頻度と、前記記録媒体の搬送方向における前記記録媒体の長さと、先行する記録媒体の後端から後続する記録媒体の先端までの距離と、前記駆動ローラが1回転する間に前記中間転写ベルトが搬送される搬送距離と、前記画像形成部の数と、に基づいて前記所定数を決定することを特徴とする。
本発明は、レジストレーション補正用パターンの少なくとも2色のパターンの色ずれ量に含まれる前記駆動ローラの偏芯により生じる色ずれ量が、色ずれ量を算出する際の平均化により打ち消されるように、駆動ローラの回転周期と記録媒体の搬送方向における記録媒体の長さとに基づいてレジストレーション補正用パターンの形成数である所定数を決定する。これにより、レジストレーション補正用パターンの形成数を最小限に抑えることができるので、トナー消費量を減らすことができ、クリーニング部材などの画像形成部への負荷を低減することができる。
以下では、本発明を理解するのに役立ついくつかの実施形態について説明する。もちろん、本発明は以下の実施形態にのみ限定されるわけではない。とりわけ、第1の実施形態では、所定の整数mをS−1とした場合について説明する。ここで、Sは、画像形成部の総数である。また、第2の実施形態では、所定の整数mを1とした場合について説明する。さらに、第3の実施形態では、m=1とした場合と、m=S−1とした場合の双方について回数nをそれぞれ決定し、より少ない方を採用する例について説明する。第4の実施形態では、1色あたり複数の濃度を設定して検出する場合について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態に係る画像形成装置の例示的な要部断面図である。この例のカラー画像形成装置100は、4つの画像形成部を並設している。画像出力部1Pは、大別して、4つの画像形成部からなる画像形成ユニット10、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40及び制御ユニット70で構成されている。
画像形成ユニット10は、主に次の構成要素を有している。感光ドラム11a,11b,11c,11dは、矢印方向に回転駆動される像担持体である。感光ドラム11a,11b,11c,11dは、中心が軸支されている。各感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12a,12b,12c,12d、光学系13a,13b,13c,13d、現像装置14a,14b,14c,14dが配置されている。
一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与えられる。次いで光学系13a〜13dによって記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービーム等の光線が感光ドラム11a〜11d上に露光される。これにより、各感光ドラム11a〜11d上に静電潜像が形成される。そして、各静電潜像をイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによってトナー画像として顕像化する。画像一次転写領域Ta,Tb,Tc,Tdにおいて、顕像化されたトナー画像が中間転写体としての中間転写ベルト31に転写される。画像一次転写領域Ta,Tb,Tc,Tdの下流側では、記録媒体Pに転写されないで感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーがクリーニング装置15a,15b,15c,15dによって掻き落とされる。以上に示したプロセスを経て各トナーによる画像形成が順次行われる。
一方、給紙ユニット20は、記録媒体Pを収納するためのカセット21a,21b及び手差しトレイ27、カセット21a,21b内若しくは手差しトレイ27より記録媒体Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a,22b,26を有している。給紙ローラ対23及び給紙ガイド24は、各ピックアップローラ22a,22b,26から送り出された記録媒体Pをレジストローラ25a,25bまで搬送する。レジストローラ25a,25bは、画像形成ユニット10での画像形成タイミングに合わせて記録媒体Pを二次転写領域Teへ送り出す。
中間転写ユニット30は、中間転写体または担持体としての中間転写ベルト31を有している。中間転写ベルト31は、これに駆動力を伝達する駆動ローラ32と、バックアップローラ62と、テンションローラ33と、二次転写内ローラ34とに巻回されている。バックアップローラ62は、検出センサ60に対向して設けられている。テンションローラ33は、不図示のばねの付勢力によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えている。二次転写内ローラ34は、中間転写ベルト31を挟んで二次転写領域Teに対向している。中間転写ベルト31の材質としては例えばPI[ポリイミド]やPVdF[ポリフッ化ビニリデン]等が選定される。
駆動ローラ32とバックアップローラ62との間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は、金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプレン)をコーティングして中間転写ベルト31とのスリップが防がれている。この駆動ローラ32は不図示のパルスモータによって回転駆動される。
図示しない加圧機構によって付勢されるテンションローラ33はアライメントが調整可能になっており、中間転写ベルト31の蛇行を補正することができる。一次転写領域Ta〜Tdには、それぞれ中間転写ベルト31の裏側に一次転写装置35a〜35dが配置されている。中間転写ベルト31上の二次転写領域Teの下流には、中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配置されている。クリーニング装置50は、クリーナブレード51と廃トナーを収納する廃トナーボックス52とで構成されている。クリーナブレード51の材質としてはポリウレタンゴム等が用いられる。
定着ユニット40は、定着ローラ41aと、この定着ローラ41aに加圧される加圧ローラ41bと、搬送ガイド43と、内排紙ローラ44と、外排紙ローラ45等で構成されている。定着ローラ41aは、内部にハロゲンヒータ等の熱源を備えている。加圧ローラ41bにも熱源を備えてもよい。搬送ガイド43は、定着ローラ41aと加圧ローラ41bのニップ部へ記録媒体Pを導く。内排紙ローラ44、および外排紙ローラ45は、定着ローラ41aと加圧ローラ41bとから排出されてきた記録媒体Pを装置外部に導き出す。
制御ユニット70は、各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板や不図示のモータドライブ基板等で構成されている。制御基板には、例えば、CPU、ROM、RAMおよび各種の制御回路が搭載される。ROMには、ファームウエアなどの制御プログラムが記憶されている。
次に、本カラー画像形成装置100の動作について説明する。操作部等から画像形成動作の開始信号が発せられると、まず、ピックアップローラ22aによってカセット21aから記録媒体Pが1枚ずつ送り出される。そして、給紙ローラ対23によって記録媒体Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a,25bまで搬送される。このとき、レジストローラ25a,25bは停止しており、記録媒体Pの先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成ユニット10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a,25bは回転を開始する。このレジストローラ25a,25bの回転時期は、記録媒体Pと、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいて丁度一致するように設定されている。
一方、画像形成ユニット10では、上記の開始信号が発せられると、中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が中間転写ベルト31に一次転写される。そして、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。一次転写領域Tcでは、画像形成部間をトナー画像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われている。すなわち形成済みのトナー画像の上に位置を合わせて次のトナー画像が転写されることになる。このように色の異なる複数のカラー画像の形成位置を合わせることをレジストレーションと呼ぶ。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー画像が中間転写ベルト31上に一次転写される。
その後、記録媒体Pが二次転写領域Teに進入して中間転写ベルト31に接触すると、該記録媒体Pの通過タイミングに合わせて二次転写装置36に高電圧が印加される。そして、前述したプロセスによって中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が記録媒体Pの表面に転写される。トナー画像が転写された記録媒体Pは、搬送ガイド43によって定着ユニット40のニップ部まで正確に案内される。そして、定着ユニット40のローラ対41a,41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が記録媒体Pの表面に定着される。トナー画像が定着された記録媒体Pは内排紙ローラ44と外排紙ローラ45によって搬送されて機外に排出される。
図2は、実施形態に係るレジストレーションの補正機構を示す概略図である。制御ユニット70には、レジストレーションの補正機構として、画像位置検出回路81、補正量算出回路82および制御回路83などが含まれている。検出センサ60および61は、レジストレーション補正用のパターン画像を読み取るために使用される。検出センサ60および61は、例えば、光源としてのLEDと、反射光を検出する受光素子とで構成される。画像位置検出回路81は、検出センサ60および61から出力される電気信号に基づき、パターン画像の形成位置を検出する。さらに、画像位置検出回路81は、パターン画像の形成位置から色ずれ量を算出する。補正量算出回路82は、算出された色ずれ量から、補正対象色に関する形成位置の補正量を算出する。制御回路83は、算出された補正量に応じて光学系13を制御する。例えば、光学系13のうち、画像形成位置に関連するレンズやミラーあるいは発光タイミングなどが調整される。なお、検出センサ60は、少なくとも一つあればよい。しかしながら、補正の精度を向上させるには、複数の検出センサが設けられていた方が好ましい。
図3は、実施形態に係る中間転写体上に形成されるレジストレーション補正用のパターン画像(以下、レジマークと称す)を例示する図である。この例では、中間転写ベルト31上におけるk(kは整数)枚目の画像の形成領域と、k+1枚目の画像の形成領域との間に生じる空き領域(以下、紙間と称す)に、レジマーク300および301が形成される。図中の矢印は、画像の搬送方向を示している。
レジマーク300および301は、それぞれ検出センサ60および61の検出可能位置と一致するように形成される。検出センサ60、61の直下をそれぞれレジマーク300、301が通過する際に、検出センサ60、61から所定の電気信号が出力される。
図4は、実施形態に係るパターン画像(レジマーク)の一例を示す図である。レジマーク300、301は、図4に示すように、基準色の斜めラインKaおよびKbの間に形成された補正対象色の斜めラインCaと、基準色の斜めラインKcおよびKdの間に形成された補正対象色の斜めラインCbとで構成される。
いま、主走査方向(用紙搬送方向と直角方向)に△Vの色ずれが生じ、副走査方向(用紙搬送方向と平行方向)に△Hの色ずれが生じているものとする。すなわち、ラインCaおよびCbは、理想位置のラインCasおよびCbsからそれぞれ△Vおよび△Hだけずれた位置に作像される。このとき、検出センサ60および61から出力される電気信号は、画像がない部分(中間転写ベルト31の下地部分)でHiとなる。一方で、当該電気信号は、画像がある部分(ラインKa、Ca、Kb、Kc、Cb、Kdの部分)ではLoとなる。これは、中間転写ベルト31の下地部分の反射率が、トナー画像の反射率よりも高いことを意味する。
図4に示すように、Lo部分の重心間距離をそれぞれA1、A2、B1、B2とする。主走査方向の色ずれ△Vと、副走査方向の色ずれ△Hは
△V={(B2−B1)/2−(A2−A1)/2}/2
△H={(B2−B1)/2+(A2−A1)/2}/2
として得られる。
次に、色ずれ量△Vおよび△Hを低減させるために必要となる光学系13の補正量を、補正量算出回路82が算出する。さらに制御回路83は、算出された補正量に応じて、光学系13内のレンズやミラーの位置あるいは発光タイミングを補正する。よって、補正量算出回路82と制御回路83は、ずれ量に応じて補正対象色の画像形成位置を補正する補正部として機能する。このようにして、補正対象色ごとのレジストレーションが補正され、色ずれが低減される。
上述の補正を基準色以外の全ての色を対象色として実施すれば、全ての色が基準色と一致するように補正することができる。一方で実際には様々な誤差要因が存在するため、複数回のサンプリングを実施し、平均化処理を行って補正値を決定することが望ましい。特に、駆動ローラ32の偏芯等に起因して生じる画像伸縮の影響も考慮する必要がある。
図5は、実施形態に係る紙間に形成されるパターン画像(レジマーク)に関して説明する図である。この例では、紙間に相当する位置に、レジマークの他に濃度補正用パッチA1、B1、A2、B2・・・を形成する。濃度補正用パッチは、所定の濃度で、各々、感光ドラム11a〜11d上に形成される。形成された濃度補正用パッチの濃度は、感光ドラム11a〜11d各々に対向していて、かつ現像装置14a〜14dの直後に配置された濃度センサ(図示せず)で検出される。この検出値に基づいて、現像剤のT/D比や現像バイアスの値にフィードバックして、画像の濃度を安定化させるものである。
ここで濃度センサは、例えば、光源としてのLEDと、反射光を検出する受光素子とで構成され、LEDの発光によって濃度補正用パッチを照射し、その反射光量によって形成されたパッチの濃度を検出する。ところが、検出動作のためにLEDで照射するため、感光ドラムの表面電位が局所的に上昇する。さらに、中間転写ベルト31に転写するために転写バイアスを印加すると、次回の画像形成時に感光ドラム11の電位が不均一のままとなって画像不良の原因となってしまう。また、濃度補正用パッチを中間転写ベルト31上に転写すると、二次転写装置36や中間転写ベルト31のクリーニング負荷が増大してしまう問題も生ずる。
そこで本実施形態では、図5に示すように濃度補正用パッチを形成する紙間では転写バイアスに通常の画像形成時とは逆の極性のバイアスを印加し、濃度補正用パッチが感光ドラム11から中間転写ベルト31上に転写されないようにしている。これにより、各色の濃度補正用パッチはそれぞれの感光ドラムのクリーニング装置15a〜15dによってクリーニングされるとともに、感光ドラム表面電位が局所的に上昇することが抑制され画像不良も発生しない。
一方、形成する画像の濃度は変動するため、濃度補正用パッチを用いた検出を頻繁に行ない、補正精度を向上させる必要がある。つまり、レジマークを紙間に連続して形成しつづけると、その間は濃度補正用パッチの形成ができなくなり好ましくない。そのため、本実施形態では、濃度補正用パッチとレジマークを交互に紙間で形成するようにしている。
当然のことながら、レジマークを形成する紙間では中間転写ベルト31上にレジマークを転写しなければ検出センサ60、61で検出することができないから、通常の転写バイアスが印加されている。また、濃度補正用パッチを形成する紙間における転写バイアスは、逆極性ではなくても、その電圧を弱めることによっても同様の効果が得られる。
図6は、実施形態に係る位相ズレを説明するための図である。図には、補正対象色のレジマークの形成位置と、駆動ローラ32の位相との関係が示されている。ここでは、記録媒体の搬送方向における紙長さをLとし、紙間の幅(搬送方向における長さ)をdとする。この場合、ある紙間と次の紙間との距離(L+d)となる。本実施形態では、2×(L+d)ごとに、レジマーク300が1つ形成されることになる。そこで、このレジマークの形成周期と、駆動ローラ32の回転周期との位相差zを考える。いま、駆動ローラ32が1回転すると中間転写ベルト31は距離Aだけ進む。ここでは、Aを搬送距離と呼ぶ。よって、位相差zは次式から算出できる。
z=2π×{2×(L+d)/A×n−1} (nは整数、ただし、−π≦z≦π)
すなわち、位相差zだけ、駆動ローラ32の位相に対するずれが生じることになる。この位相差zが累積し、累積値が2πの整数倍になれば、駆動ローラ32の位相に対するずれが均等に分散される。よって、平均化処理を用いることで、駆動ローラ32を原因とする画像伸縮の影響を低減できる。
ところが、この位相差zが、非常に小さい場合、サンプリング数を増やさなければ、累積値を2πの整数倍にすることができない。そのため、サンプリングに時間がかかってしまう。また、トナーの消費量が多くなり、ランニングコストが増大してしまう。さらにレジマーク300をクリーニングするためのクリーニング装置50にも過大な負荷をかけてしまう。したがって、サンプリング数は、平均化処理を実行するのに、充分かつ最小限の回数に留めることが望ましい。
そこで、本実施形態では濃度補正用パッチと交互でかつ、基準色Bkに対し、補正対象色としてC、M、Yのレジマークを順次形成し、できるだけ少ないサンプリング回数でレジストレーション補正処理を完了させることを目的とする。制御ユニット70は、複数の補正対象色に関するi(iは1ないしn1までの整数)番目のレジマーク300、301を形成すると、次に第2の補正対象色に関するi番目のレジマーク300、301を形成するよう画像形成ユニット10を制御する。
すなわち、紙間2つ(紙間頻度J=2)ごとにレジマークが形成される。
具体的には、図5、6に示すように、k枚目とk+1枚目との紙間に、Cを補正対象色としたレジマークC1を形成する。次に、k+1枚目とk+2枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチA1を形成する。さらに、k+2枚目とk+3枚目の紙間に、Mを補正対象色としたレジマークM1を形成する。そして、k+3枚目とk+4枚目との紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチB1を形成する。k+4枚目とk+5枚目の紙間に、Yを補正対象色としたレジマークY1を形成する。k+5枚目とk+6枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチA2を形成する。k+6枚目とk+7枚目の紙間に、Cを補正対象色としたレジマークC2を形成する。このようにして、画像形成ユニット10は、順次、レジマークM2、Y2、C3、M3、Y3、C4、M4・・・Cn1、Mn1、Yn1を形成する。
ここで、レジストレーションの補正が必要な対象色の数は、画像形成装置100が有している画像形成部の総数Sから、補正を行う際の基準色の数「1」を差し引いた(S−1)となる。したがって、レジマークの形成回数(サンプリング回数)n1は、各補正対象色あたり
[2×(L+d)×(S−1)/A]×n1=N1 ・・・(1)
を満足する整数n1として与えられる。
ここでN1は、整数であることが望ましい。なぜならN1の値が整数であれば、理論上、駆動ローラ32による画像伸縮の影響を完全にゼロとしてキャンセルできるからである。しかしながら、L、d、Aの値によっては、現実的には整数を取ることが困難な場合もある。また、様々な外乱による画像伸縮の再現性やその他の誤差要因を考慮すれば、N1が、整数M±0.1程度の値であれば、実用上充分な精度で補正量を求めることができる。よって、N1は、整数に近い実数(略整数)とすればよい。
ここで、画像形成部の総数S=4、紙長さL=216.0mm、紙間距離d=39.0mm、駆動ローラ1周のベルト搬送距離A=125.0mmの画像形成装置を考える。このとき、(1)式は、12.24×n1=N1となる。n1を6ないし10としてみると、
n1=6のとき、N1=73.44(最も近い整数との差は+0.44)
n1=7のとき、N1=85.68(最も近い整数との差は−0.32)
n1=8のとき、N1=97.92(最も近い整数との差は−0.08)
n1=9のとき、N1=110.16(最も近い整数との差は+0.16)
n1=10のとき、N1=122.40(最も近い整数との差は+0.40)
となるため、n1=8のとき、N1は最も整数に近い値となる。よって、レジマークの形成回数n1を8回とすればよいことがわかる。
図7は、実施形態に係る駆動ローラの回転位相とパターン画像(レジマーク)の形成タイミングとの関係を示す図である。とりわけ、レジマークC1〜C8、M1〜M8、Y1〜Y8を形成するタイミングが、駆動ローラ32の回転位相に対してプロットされている。駆動ローラ32の1回転が1周期に相当する。このように、各補正対象色のレジマークの形成タイミングが、駆動ローラ32の1周期内で均一に分散される。よって、検出されたずれ量を平均化処理すれば、駆動ローラ32による画像伸縮の影響を低減できる。最終的に、より正確な補正量を求めることができるようになる。
ところで、n1が大きすぎる値だと、上述したように所要時間、トナー消費量、クリーニング負荷等の問題が発生する。一方、n1があまりにも小さすぎる値だと、誤差要因を十分に低減させることができない。そこで、n1を6ないし20程度の整数とすることが望ましい。
また、同じ画像形成装置100において、紙長さL=216.0mm、紙間距離d=39.5mmとした場合には、上記(1)式によれば、n1=11のときN1=134.904となり、N1が概ね整数となる。よって、レジマークの形成回数n1を11回とすればよいことがわかる。
上述の画像形成装置100において、異なる画像形成モードのジョブを実行する場合を考える。とりわけ、画像形成モードが異なる場合、上述の画像形成パラメータ(例:記録媒体の長さL、紙間dなど)も異なってくることがある。よって、画像形成モードが切り替えられるたびに、好適な回数nを算出することが望ましい。
図8は、実施形態に係る他の位相ズレを説明するための図である。この例では、紙長さL=432mm、紙間距離d=39.0mmとする。上記(1)式によれば、n1=10のときN1=226.08となり、N1が概ね整数となる。よって、レジマークの形成回数n1を10回とすればよいことがわかる。
また、同じ画像形成装置100において、紙長さL=432mm、紙間距離d=39.5mmとした場合には、上記(1)式によれば、n1=8のときN1=181.056となり、N1が概ね整数となる。よって、レジマークの形成回数n1を8回とすればよいことがわかる。
以上説明したように、画像形成モードに応じて好適な形成回数(サンプリング回数)n1を決定することで、何れの画像形成モードにおいても駆動ローラ32による画像伸縮の影響を低減できるようになる。また、より正確な補正量が求まるので、色ずれを好適に補正することができるようになろう。
図9は、実施形態に係るレジストレーションの補正処理を示す例示的なフローチャートである。上述した本実施形態に係る発明について、本フローチャートを用いて総括する。
ステップS801において、制御ユニット70は、現在の画像形成モードに関する画像形成パラメータを取得する。画像形成パラメータは、例えば、記録媒体の搬送方向における長さL、紙間の幅(搬送方向における長さ)d、駆動ローラ32が1回転する間の中間転写体31の搬送距離A、および画像形成部の総数Sをメモリなどから読み出す。
ステップS802において、制御ユニット70は、補正対象色1つあたりのパターン画像の形成回数n1を算出する。例えば、上述の(1)式を用い、N1が略整数となるようなn1を算出する。
ステップS803において、制御ユニット70は、n1個のパターン画像をn1個の異なる紙間に形成するよう画像形成ユニット10を制御する。また、制御ユニット70の画像検出回路81は、検出センサ60、61からの検出信号をAD変換してRAM等に保持する。
ステップS804において、制御ユニット70の画像検出回路81は、RAMから検出データを読み出し、補正対象色についての色ずれ量を算出する。画像検出回路81は、例えば、n1個の色ずれ量から平均値を算出する。
ステップS805において、制御ユニット70の補正量算出回路82は、算出された色ずれ量(平均値)を打ち消すような、光学系13の補正量を算出する。ステップS806において、制御ユニット70の制御回路83は、算出された補正量に応じて、光学系13のレンズやミラーの位置を調整する。
以上説明したように本実施形態によれば、画像形成モードごとのパラメータを考慮して、パターン画像の好適な形成回数nが決定される。これによって、画像形成装置100の各部への負担を軽減しつつ、精度良くレジストレーション補正を実行できるようになる。
また、制御ユニット70は、複数の補正対象色に関するi(iは1ないしn1までの整数)番目のレジマーク300、301を形成すると、次に第2の補正対象色に関するi番目のレジマーク300、301を形成するよう画像形成ユニット10を制御する。これにより、効率よく、レジストレーションを補正できるようになろう。
なお、制御ユニット70は、画像形成ユニット10における画像形成モードが変更されると、変更後の画像形成モードについての記録媒体の長さLと、紙間の幅dとを用いて回数nを算出しなおすことが望ましい。好適な回数nは、これらのパラメータに依存するからである。
略整数Nは、任意の整数Mに対して、M−0.1以上かつM+0.1以下となる実数であることが望ましい。Nの値が完全に整数となれば、画像伸縮の影響を除去できる。しかしながら、現実には、Nが整数となることは稀なので、Nが最も整数に近くなるように、回数nを設定することが好ましい。
[第2の実施形態]
ところで、上述のベルト搬送距離Aは、様々な要因を考慮して最適な値をとるように設計される。一般には、感光ドラム11aないし11dの配置間隔Dに対して整数比となるように搬送距離Aは決定される。これは、色ずれを減少させるためである。
配置間隔Dは機種ごとに変わる。したがって、上述の位相差zも、画像形成装置の機種ごとに変わる。また、一つの機種であっても、ジョブのモードによって紙長さL、紙間距離dは様々であり、上述の位相差zも対応して変化する。この位相差zが好適な値であれば、基準色Bkに対して対象色Cのレジマークをn個連続して形成する。次に、Mのレジマークについてn個連続して形成する。最後に、Yのレジマークについても同様に形成する。すなわち、制御部ユニット70は、第1の補正対象色Cに関する1番目からn番目までのレジマークC1ないしCnを形成してから、第2の補正対象色Mに関する1番目からn番目までのレジマークM1ないしMnを形成するよう画像形成ユニット10を制御する。これにより、最小限の回数nで、レジストレーション補正を完了させることが可能となろう。
図10は、第2の実施形態における位相ズレを説明するための図である。k枚目とk+1枚目の紙間に、Cを対象色としたレジマークC1を形成する。引き続き、k+1枚目とk+2枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチA1を形成する。さらに、k+2枚目とk+3枚目の紙間に、レジマークC2を形成する。そして、k+3枚目とk+4枚目との紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチB1を形成する。k+4枚目とk+5枚目の紙間に、レジマークC3を形成する。k+5枚目とk+6枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチA2を形成する。k+6枚目とk+7枚目の紙間に、レジマークC4を形成する。このようにして、順次レジマークC5、C6・・・Cn2(n2は整数)が濃度補正用パッチと交互に形成される。さらに同様にして、レジマークM1〜Mn2、Y1〜Yn2が濃度補正用パッチと交互に形成される。
ここで、紙間2つ(紙間頻度J=2)ごとに順次繰り返されるレジマークの形成回数n2は、各補正対象色あたり、
[2×(L+d)/A]×n2=N2 ・・・(2)
を満足する整数n2として与えられる。ここでN2は、整数であることが望ましい。なぜならN2の値が整数であれば、理論上、駆動ローラ32による画像伸縮の影響を完全にゼロとしてキャンセルできるからである。しかしながら、L、d、Aの値によっては、現実的には整数を取ることが困難な場合もある。また、様々な外乱による画像伸縮の再現性やその他の誤差要因を考慮すれば、N2が、整数M±0.1程度の値であれば、実用上充分な精度で補正量を求めることができる。よって、N2は、整数に近い値(略整数)とすればよい。
ここで、画像形成部の総数S=4、紙長さL=216mm、紙間距離d=39.5mm、駆動ローラの1回転あたりのベルト搬送距離A=120mmとなる画像形成装置を考える。このとき、(2)式によれば、n2=8とするとN2=34.067となる。よって、1つの補正対象色あたり、レジマークの形成回数を8回とすればよいことがわかる。すなわち、図10に示すように、k枚目からk+16枚目のそれぞれの紙間にレジマークC1〜C8と濃度補正用パッチA1、B1、A2、B2・・・B4を形成する。引き続き、k+16枚目からk+32枚目までの紙間にレジマークM1〜M8と濃度補正用パッチA5、B5、A6、B6・・・B8を形成する。さらに、さらにk+32枚目からk+48枚目までの紙間にレジマークY1〜Y8と濃度補正用パッチA9、B9、A10、B10・・・B12を形成する。そして、各レジマークを検出センサ60、61によって読み取り、各補正対象色ごとの色ずれ量を平均化処理すればよいことになる。ここでn2も、第1の実施形態のn1と同様の理由から、6ないし20程度の整数とすることが望ましい。
第2の実施形態においても、紙長さL=432mmの記録媒体を用いる画像形成モードのジョブを考える。このときのd=39.5mmとする。これらのパラメータを(2)式に代入すると、n2=14のときに、N2=110.017となる。よって、形成回数n2を14回とすればよいことがわかる。
以上説明したように、m=1とした場合には、制御部ユニット70が、第1の補正対象色に関する1番目からn番目までのレジマークを形成するよう画像形成ユニット10を制御する。次に、制御ユニット70は、第2の補正対象色に関する1番目からn番目までのレジマークを形成するよう画像形成ユニット10を制御する。これにより、最小限の回数n2で、レジストレーション補正を完了させることが可能となろう。すなわち、画像形成装置100の各部への負担を軽減しつつ、精度良くレジストレーション補正を実行できるようになる。
[第3の実施形態]
さまざまな画像形成モードのジョブを数多く有する画像形成装置においては、(1)式により求まるn1と、(2)式により求まるn2とのうち、いずれか小さい方を用いることがより好ましい。画像形成装置100の各部への負担をより軽減できるからである。
図10は、第3の実施形態に係るレジストレーションの補正処理を示す例示的なフローチャートである。なお、既に説明した個所には同一の参照符号を付すことで説明を省略する。
ステップS1001において、制御ユニット70は、上述の(1)式を用い補正対象色1つあたりのパターン画像の形成回数n1を算出する。また、制御ユニット70は、上述の(2)式を用い補正対象色1つあたりのパターン画像の形成回数n2を算出する。
ステップS1002において、制御ユニット70は、形成回数n1が形成回数n2よりも小さいか否かを判定する。小さければ、ステップS1003に進む。一方、n2がn1よりも小さければ、ステップS1004に進む。
ステップS1003において、制御ユニット70は、n1個のパターン画像をn1個の異なる紙間に形成するよう画像形成ユニット10を制御する。例えば、制御ユニット70は、複数の補正対象色に関するi(iは1ないしn1までの整数)番目のレジマーク300、301を濃度補正用パッチと交互に形成すると、次に、第2の補正対象色に関するi番目のレジマーク300、301を濃度補正用パッチと交互に形成するよう画像形成ユニット10を制御する。その後、iの値を1つインクリメントし、同様の処理を実行する。また、制御ユニット70の画像検出回路81は、検出センサ60、61からの検出信号をAD変換してRAM等に保持する。
n1>n2のときは、ステップS1004において、制御ユニット70は、n2個のパターン画像をn2個の異なる紙間に形成するよう画像形成ユニット10を制御する。制御部ユニット70が、第1の補正対象色に関する1番目からn2番目までのレジマークを濃度補正用パッチと交互に形成してから、第2の補正対象色に関する1番目からn2番目までのレジマークを濃度補正用パッチと交互に形成するよう画像形成ユニット10を制御する。また、制御ユニット70の画像検出回路81は、検出センサ60、61からの検出信号をAD変換してRAM等に保持する。
具体例について説明する。例えば、画像形成部の総数S=4、ベルト搬送距離A=125mmの画像形成装置を考える。この画像形成装置において、紙長さL=216mm、紙間距離d=39.0mmのジョブの場合、(1)式によれば、n1=8とすると、N1=97.92となる。よって、レジマークの形成回数を8とすればよい。
しかしながら、(2)式によれば、n2=12のときN2=48.96となる。すなわち、レジマークの形成回数n2が12となってしまう。したがって、このジョブでは、第1の実施形態で説明した順序で各補正対象色のレジマークを形成することになる。例えば、C1、M1、Y1、C2、M2、Y2、C3、M3、Y3、C4、M4・・・C8、M8、Y8の順序で、濃度補正用パッチと交互にレジマークを形成する。これにより、より効率よく正確な補正量を求めることができる。
一方、同じ画像形成装置で、紙長さL=432mm、紙間距離d=79mmのジョブの場合、(1)式によれば、n1=15とするとN1=367.92となる。しかしながら、(2)式によれば、n2=6とするとN2=49.056となる。よって、レジマークの形成回数は6回でよいことになる。但し、この場合のレジマークの形成順序は、第2の実施形態で説明した順序となる。すなわち、C1、C2、C3・・・C6、M1、M2、M3・・・M6、Y1、Y2、Y3・・・Y6の順序で、濃度補正用パッチと交互にレジマークが形成される。これによって、より効率よく正確な補正量を求めることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、制御ユニット70は、レジマークの形成順序が異なる2つの算術式を用いて、レジマークの好適な形成回数nを算出する。そして、制御ユニット70は、より少ない形成回数を選択して、レジストレーションの補正処理を実行する。そのたため、画像形成モードに応じて、より好適なレジマークの形成順序と形成回数とを用いて補正処理を実行できるようになる。
[第4の実施形態]
濃度補正用パッチは、1色あたり複数の濃度を設定して検出することにより高精度の補正を行なうことが可能となる。例えば、最大濃度のベタ画像パッチと薄い濃度のハーフトーン画像パッチとを検出することにより、リニアリティーを補完した濃度補正を実現できる。
図12は、1色あたり3種類の濃度を設定して検出する場合を示した説明図である。濃度の変動をより正確に検出するためには、一連の補正対象の濃度補正用パッチはできるだけ短時間のうちに形成されることが望ましい。そこで本実施形態では、連続する3つの紙間に濃度補正用パッチを形成し、その次の紙間でレジマークを形成する。引き続き連続する3つの紙間に濃度補正用パッチを形成し、またその次の紙間でレジマークを形成する。これらの繰り返しを行ない、レジマークのサンプリングを実施する。
具体的には、k枚目とk+1枚目との紙間に、Cを補正対象色としたレジマークC1を形成する。次に、k+1枚目とk+2枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル1)A1−1を形成する。さらに、k+2枚目とk+3枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル2)A1−2を形成する。そして、k+3枚目とk+4枚目との紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル3)A1−3を形成する。k+4枚目とk+5枚目の紙間に、Mを補正対象色としたレジマークM1を形成する。k+5枚目とk+6枚目の紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル1)B1−1を形成する。k+6枚目とk+7枚目の紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル2)B1−2を形成する。k+7枚目とk+8枚目の紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル3)B1−3を形成する。k+8枚目とk+9枚目の紙間に、Yを補正対象色としたレジマークY1を形成する。このようにして、画像形成ユニット10は、順次、レジマークC2、M2、Y2、C3、M3、Y3、C4、M4・・・Cn1、Mn1、Yn1を形成する。
すなわち、紙間4つ(紙間頻度J=4)ごとにレジマークが形成される。したがって、レジマークの形成回数(サンプリング回数)n1は、各補正対象色あたり
[4×(L+d)×(S−1)/A]×n1=N1 ・・・(3)
を満足する整数n1として与えられる。
なお、このとき、濃度補正用パッチが形成される紙間における転写バイアスは、逆極性の電圧がかけられている。
ここで、画像形成部の総数S=4、紙長さL=216mm、紙間距離d=39.5mm、駆動ローラの1回転あたりのベルト搬送距離A=120mmとなる画像形成装置を考える。このとき、(3)式によれば、n1=9とするとN1=229.95となる。よって、1つの補正対象色あたり、レジマークの形成回数を9回とすればよいことがわかる。
一方、一つの補正対象色のレジマークを紙間4つ(紙間頻度J=4)ごとに連続的に形成する場合を考える。
具体的には、k枚目とk+1枚目との紙間に、Cを補正対象色としたレジマークC1を形成する。次に、k+1枚目とk+2枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル1)A1−1を形成する。さらに、k+2枚目とk+3枚目の紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル2)A1−2を形成する。そして、k+3枚目とk+4枚目との紙間に、YとMを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル3)A1−3を形成する。k+4枚目とk+5枚目の紙間に、Cを補正対象色としたレジマークC2を形成する。k+5枚目とk+6枚目の紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル1)B1−1を形成する。k+6枚目とk+7枚目の紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル2)B1−2を形成する。k+7枚目とk+8枚目の紙間に、CとBkを対象とした濃度補正用パッチ(濃度レベル3)B1−3を形成する。k+8枚目とk+9枚目の紙間に、Cを補正対象色としたレジマークC3を形成する。このようにして、画像形成ユニット10は、順次、レジマークC4、C5・・・Cn2、M1、M2・・・・Mn2、Y1、Y2・・・Yn1を形成する。
このとき、レジマークの形成回数(サンプリング回数)n2は、各補正対象色あたり
[4×(L+d)/A]×n2=N2 ・・・(4)
を満足する整数n2として与えられる。
ここで、同様に、紙長さL=216mm、紙間距離d=39.5mm、駆動ローラの1回転あたりのベルト搬送距離A=120mmとなる画像形成装置を考える。このとき、(4)式によれば、n2=6とするとN2=51.1となる。よって、1つの補正対象色あたり、レジマークの形成回数を6回とすればよいことがわかる。
ここで、上述のn1とn2の値を比べると、n2=6の方がより小さな値となっている。したがってこの場合には、一つの補正対象色のレジマークを紙間4つ(紙間頻度J=4)ごとに連続的に形成する場合の方が、より少ないレジマークで、より効率よく正確な補正量を求めることができる。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、中間転写方式の画像形成装置について説明した。すなわち、回転体は、中間転写体(中間転写ベルト31)であった。しかしながら、本発明は、いわゆる直接転写方式の画像形成装置にも適用できる。直接転写方式の画像形成装置では、中間転写体が省略されており、回転搬送体としての搬送ベルト上に記録媒体が吸着されて搬送される。そして、記録媒体に対して、感光ドラムから逐次画像が転写される。この場合は、搬送ベルトが回転体に相当しよう。
また、上述の実施形態では、モードごとにパターン画像の形成回数が決定される例について説明した。もちろん、この形成回数は、その都度決定されたものであってもよいし、事前に決定されたものであってもよい。また、形成回数は、計算により決定されてもよいし、予め記憶されている値をメモリなどから呼び出すことにより決定されてもよい。
実施形態に係る画像形成装置の例示的な要部断面図である。 実施形態に係るレジストレーションの補正機構を示す概略図である。 実施形態に係る中間転写体上に形成されるレジストレーション補正用のパター画像を例示する図である。 実施形態に係るパターン画像(レジマーク)の一例を示す図である。 実施形態に係るパターン画像(レジマークと濃度補正用パッチ)の配置を説明するための図である。 実施形態に係る位相ズレを説明するための図である。 実施形態に係る駆動ローラの回転位相とパターン画像(レジマーク)の検出タイミングとの関係を示す図である。 実施形態に係る他の位相ズレを説明するための図である。 実施形態に係るレジストレーションの補正処理を示す例示的なフローチャートである。 第2の実施形態における位相ズレを説明するための図である。 第3の実施形態に係るレジストレーションの補正処理を示す例示的なフローチャートである。 第4の実施形態に係るパターン画像(レジマークと濃度補正用パッチ)の配置を説明するための図である。 従来の形態における位相ズレを説明するための図である。 従来の形態におけるサンプリング回数を説明するための図である。

Claims (6)

  1. それぞれ異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部と、
    前記複数の画像形成部から重ねて転写される各色のトナー像を一時的に保持し、搬送される記録媒体に転写する中間転写ベルトと、
    前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    前記中間転写ベルトに転写されるトナー像の各色間の色ずれ量を検出するために少なくとも2色のパターンからなるレジストレーション補正用パターンを前記中間転写ベルト上に連続して転写されるトナー像とトナー像の間に形成させる制御部と、
    前記中間転写ベルト上の前記レジストレーション補正用パターンを読み取る読取手段と、
    前記読取手段が読み取った前記レジストレーション補正用パターンから前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量を検出するものであって、各トナー像間に分散して形成される所定数の前記レジストレーション補正用パターンから検出される前記所定数の色ずれ量を平均化することによって、前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された色ずれ量に基づいて前記中間転写ベルトに転写されるトナー像の各色間の色ずれを補正する補正部と、を有し、
    前記制御部は、前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量に含まれる前記駆動ローラの偏芯により生じる色ずれ量が前記平均化により打ち消されるように、前記画像形成部に前記レジストレーション補正用パターンを各トナー像間に形成させる頻度と、前記記録媒体の搬送方向における前記記録媒体の長さと、先行する記録媒体の後端から後続する記録媒体の先端までの距離と、前記駆動ローラが1回転する間に前記中間転写ベルトが搬送される搬送距離と、前記画像形成部の数と、に基づいて前記所定数を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画像形成部に前記レジストレーション補正用パターンを各トナー像間に形成させる頻度Jと、前記記録媒体の搬送方向における前記記録媒体の長さLと、先行する記録媒体の後端から後続する記録媒体の先端までの距離dと、前記駆動ローラが1回転する間に前記中間転写ベルトが搬送される搬送距離Aと、前記画像形成部の数をSとした場合、式[J×(L+d)×(S−1)/A]×n=NにおいてNがもっとも整数に近い値になる整数nを前記所定数として決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、6乃至20のいずれかの整数を前記所定数として決定することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. それぞれに異なる色のトナー像を形成する複数の画像形成部と、
    記録媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトを回転駆動する駆動ローラと、
    少なくとも2色のパターンからなるレジストレーション補正用パターンを前記搬送ベルトによって搬送される前記記録媒体と記録媒体との間に形成させる制御部と、
    前記搬送ベルト上の前記レジストレーション補正用パターンを読み取る読取手段と、前記読取手段が読み取った前記レジストレーション補正用パターンから前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量を検出するものであって、各トナー像間に分散して形成される所定数の2色のパターンの色ずれ量を平均化することによって、前記少なくとも2色のパターンの色ずれ量を検出する検出部と、
    前記検出部により検出される前記色ずれ量に基づいて前記少なくとも2色のパターンの色ずれを補正する補正部と、を有し、
    前記制御部は、前記少なくとも2色のパターン間の色ずれ量に含まれる前記駆動ローラの偏芯により生じる色ずれ量が前記平均化により打ち消されるように、前記画像形成部に前記レジストレーション補正用パターンを各トナー像間に形成させる頻度と、前記記録媒体の搬送方向における前記記録媒体の長さと、先行する記録媒体の後端から後続する記録媒体の先端までの距離と、前記駆動ローラが1回転する間に前記中間転写ベルトが搬送される搬送距離と、前記画像形成部の数と、に基づいて前記所定数を決定することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記画像形成部に前記レジストレーション補正用パターンを各トナー像間に形成させる頻度Jと、前記記録媒体の搬送方向における前記記録媒体の長さLと、先行する記録媒体の後端から後続する記録媒体の先端までの距離dと、前記駆動ローラが1回転する間に前記搬送ベルトの搬送距離Aと、前記画像形成部の数をSとした場合、式[J×(L+d)×(S−1)/A]×n=NにおいてNがもっとも整数に近い値になる整数nを前記所定数として決定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、6乃至20のうちのいずれかの整数を前記複数のレジストレーション補正用パターンの形成数として決定することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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