JP4305162B2 - 直動案内軸受装置 - Google Patents

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本発明は、例えば工作機械や射出成形機等の産業機械分野等に用いられる直動案内軸受装置に関する。
従来のこの種の直動案内軸受装置としては、例えば図12に示すものが知られている。 この直動案内軸受装置は、軸方向に延びる案内レール1と、該案内レール1上に軸方向に相対移動可能に跨架されたスライダ2とを備えている。
案内レール1の幅方向の両側面にはそれぞれ軸方向に延びる転動体転動溝3が片側上下二条列ずつ、合計4条列形成されており、スライダ2のスライダ本体2Aには、その両袖部4の内側面にそれぞれ転動体転動溝3に対向する転動体転動溝5が片側上下二条列ずつ、合計4条列形成されている。
両転動体転動溝3,5の間には転動体としての多数の円筒ころ6が転動自在に装填され、これらの円筒ころ6の転動を介してスライダ2が案内レール1上を軸方向に沿って相対移動できるようになっている。
この移動につれて、案内レール1とスライダ2との間に介在する円筒ころ6は転動してスライダ2の軸方向の端部に移動するが、スライダ2を軸方向に継続移動させていくためには、これらの円筒ころ6を無限に循環させる必要がある。
このため、スライダ本体2Aの両袖部4内に軸方向に貫通する孔7を片側上下2箇所ずつ、合計4箇所形成して該孔7に内部が円筒ころ6の通路(転動体通路)8aとされた循環スリーブ8を嵌め込むと共に、スライダ本体2Aの軸方向の両端にそれぞれ転動体循環部品としての一対のエンドキャップ9をねじ等を介して固定し、このエンドキャップ9に上記両転動体転動溝3,5間と上記転動体通路8aとを連通する円弧状に湾曲した方向転換路10(図13参照)を形成することにより、円筒ころ6の無限循環軌道を形成している。
方向転換路10は、図13に示すように、エンドキャップ9と、該エンドキャップ9の前記スライダ本体2Aの端面を向く側に案内レール1の軸方向に嵌め込まれる第1のリターンガイド3A及び第2のリターンガイド4Aとによって形成される。
第1のリターンガイド3Aと第2のリターンガイド4Aは共に外形形状が略同形の板状部材とされており、互いに対向する平行な接合面及び外側面に方向転換路10を形成するための凹凸や穴が複数設けられている。第1のリターンガイド3Aと第2のリターンガイド4Aとの各接合面同士を外形形状が略一致するように凹凸嵌合し、この状態で第1のリターンガイド3A側がエンドキャップ9に軸方向に嵌合される。
そして、この例では、第1のリターンガイド3A側に上側の転動体通路8aと下側の両転動体転動溝3,5間とを連通する方向転換路10を形成し、第2のリターンガイド4A側に下側の転動体通路8aと上側の両転動体転動溝3,5間とを連通する方向転換路10を形成している(例えば特許文献1参照)。
なお、図12において、符号20は互いに隣り合う円筒ころ6間に介装されたセパレータであり、このセパレータ20により、円筒ころ同士の直接接触を防止してスキューを抑制することで、スライダ2の走行を滑らかにすると共に、走行中の騒音低減を図るようにしている。
特開2002−54633号公報
上記従来の直動案内軸受装置においては、装置のコンパクト化を図るためにエンドキャップ9の厚さをできる限り薄くしているが、このようにエンドキャップ9の厚さを薄くすると、エンドキャップ9と第1のリターンガイド3Aとの嵌合深さや、スライダ本体2A側に位置する第2のリターンガイド4Aとエンドキャップ9側に位置する第1のリターンガイド3Aとの嵌合深さが浅くなり、十分に安定した組み合わせができなくなる。
また、第2のリターンガイド4Aはスライダ本体2Aの端面に接合するため、ある程度は位置が規制されるものの、第1のリターンガイド3Aとの嵌合時にエンドキャップ9の凹部からスライダ本体2A側に突き出ることができないため、第2のリターンガイド4Aの軸方向(嵌合方向)厚さ寸法の公差はマイナスさせておくことが一般的に行われる。
従って、第2のリターンガイド4Aとスライダ本体2Aの端面との隙間がゼロとはならないことから、第2のリターンガイド4Aと第1のリターンガイド3Aとの嵌合深さやエンドキャップ9と第1のリターンガイド3Aとの嵌合深さが浅いと、装置使用時の振動や衝撃等で第2のリターンガイド4Aが本来の位置に対して案内レール1の軸方向に直交する平面内で傾く可能性があり、この傾きによって、第2のリターンガイド4Aとスライダ本体2A側の転動体通路8aを形成する循環スリーブ8との接合部分又は両転動体転動溝3,5間との接合部分に段差を生じて円筒ころ6又はセパレータ20の運動、ひいては装置の作動性に悪影響を与える可能性がある。
本発明はこのような不都合を解消するためになされたものであり、第2のリターンガイドの傾きを抑制して良好な作動性を得ることができる直動案内軸受装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された転動体としての多数のころの転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダとを備え、
前記スライダは、軸方向に貫通する転動体通路を有するスライダ本体と、前記両転動体転動溝間と前記転動体通路とを連通する湾曲状の方向転換路を有して前記スライダ本体の軸方向の両端面に固定されたエンドキャップとを具備し、
前記両転動体転動溝が片側上下二条列で合計4条列とされると共に前記転動体通路が片側上下二つずつで合計4つとされ、更に、前記方向転換路が、前記エンドキャップと、該エンドキャップの前記スライダ本体の端面側を向く側に前記案内レールの軸方向に嵌め込まれた第1のリターンガイド及び第2のリターンガイドとによって形成され、前記第1のリターンガイド及び前記第2のリターンガイドの内の一方のリターンガイド側に上側の前記転動体通路と下側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成すると共に、他方のリターンガイド側に下側の前記転動体通路と上側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成した直動案内軸受装置において、
前記第1のリターンガイドと前記第2のリターンガイドとは前記案内レールの軸方向から見て短辺側に前記ころの軌道面が設けられた略長方形状をなして互いに略直交配置された状態で嵌合され、前記第2のリターンガイドの長辺側と前記第1のリターンガイド及び/又は前記エンドキャップとの間に、該第2のリターンガイドの前記案内レールの軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記第2のリターンガイドの長辺側に凸部を設けると共に、前記第1のリターンガイド及び/又は前記エンドキャップに前記凸部が嵌合される凹部を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記凸部は前記第2のリターンガイドの長辺側の略中央部に長手方向に互いに離間して複数箇所設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された転動体としての多数のころの転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダとを備え、
前記スライダは、軸方向に貫通する転動体通路を有するスライダ本体と、前記両転動体転動溝間と前記転動体通路とを連通する湾曲状の方向転換路を有して前記スライダ本体の軸方向の両端面に固定されたエンドキャップとを具備し、
前記両転動体転動溝が片側上下二条列で合計4条列とされると共に前記転動体通路が片側上下二つずつで合計4つとされ、更に、前記方向転換路が、前記エンドキャップと、該エンドキャップの前記スライダ本体の端面側を向く側に前記案内レールの軸方向に嵌め込まれた第1のリターンガイド及び第2のリターンガイドとによって形成され、前記第1のリターンガイド及び前記第2のリターンガイドの内の一方のリターンガイド側に上側の前記転動体通路と下側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成すると共に、他方のリターンガイド側に下側の前記転動体通路と上側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成した直動案内軸受装置において、
前記第1のリターンガイドと前記第2のリターンガイドとの嵌合体と前記エンドキャップとの間に、該第2のリターンガイドの前記案内レールの軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、前記第2のリターンガイドの長辺側と前記第1のリターンガイド及び/又は前記エンドキャップとの間に、該第2のリターンガイドの前記案内レールの軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部を設けているので、第2のリターンガイドの位置が規制されて該第2のリターンガイドの傾きを抑制することができ、これにより、第2のリターンガイドとスライダ本体側の転動体通路との接合部分又は両転動体転動溝間との接合部分に段差が生じないようにして良好な作動性を得ることができる。
また、第1のリターンガイドと第2のリターンガイドとがスライダ本体の軸方向から見て短辺側にころの軌道溝が設けられた略長方形状をなして互いに略直交配置された状態で嵌合されているので、第1のリターンガイド及び第2のリターンガイドの形状が簡単になって高い成形精度の要求を回避することができると共に、第1のリターンガイドと第2のリターンガイドとの軸方向の嵌合作業を容易に行うことができ、これにより、組立作業の効率化、ひいては製造コストの低コスト化を図ることができる。
更に、本発明では、前記第1のリターンガイドと前記第2のリターンガイドとの嵌合体と前記エンドキャップとの間に、該第2のリターンガイドの前記案内レールの軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部を設けることによっても、第2のリターンガイドの位置が規制されて該第2のリターンガイドの傾きを抑制することができ、これにより、第2のリターンガイドとスライダ本体側の転動体通路との接合部分又は両転動体転動溝間との接合部分に段差が生じないようにして良好な作動性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態の一例を図を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置におけるエンドキャップのスライダ本体の端面を向く側の第1及び第2のリターンガイドの嵌合構造を説明するための図、図2は第1のリターンガイドの側面図、図3は図2の右側から見た図、図4は第2のリターンガイドの側面図、図5は図4の右側から見た図、図6は図5の右側から見た図、図7は第2のリターンガイドの斜視図、図8〜図11は第2のリターンガイドに設けられる凸部の変形例を示す斜視図である。なお、この実施の形態では、既に図12で説明した従来の直動案内軸受装置と重複する部分については各図に同一符号を付して説明するか、説明を省略する。
本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置は、図1に示すように、方向転換路10が、エンドキャップ9と、該エンドキャップ9のスライダ本体2Aの端面を向く側に案内レール1の軸方向に嵌め込まれた第1のリターンガイド30と、該第1のリターンガイド30に案内レール1の軸方向に嵌め込まれた第2のリターンガイド40とによって構成されており、第1のリターンガイド30と第2のリターンガイド40とは、案内レール1の軸方向から見て短辺側に円筒ころ6の軌道面6aが設けられた略長方形状をなして互いに略直交配置されている。
そして、この実施の形態では、第1のリターンガイド30側に上側の転動体通路8aと下側の両転動体転動溝3,5間とを連通する方向転換路10を形成し、第2のリターンガイド40側に下側の転動体通路8aと上側の両転動体転動溝3,5間とを連通する方向転換路10を形成している。
第1のリターンガイド30は、図2及び図3に示すように、U字形状をなしてその周方向両端部が案内レール1の軸方向から見た長手方向(y方向)に互いに対向配置されており、外周面にころ軌道面6aが配置されて前記両端部の反対側の底部がエンドキャップ9に案内レール1の軸方向に嵌合され、前記外周面とエンドキャップ9とによって上側の転動体通路8aと下側の両転動体転動溝3,5間とを連通する方向転換路10を形成している。なお、第1のリターンガイド30のエンドキャップ9との嵌合部分には、各リターンガイド30,40の位置決めと傾き角を規制するためのx方向の拘束基準面32及びy方向の拘束基準面33が設けられている。
また、第1のリターンガイド30の内周面には図4〜図7に示す第2のリターンガイド40がその長手方向を第1のリターンガイド30の長手方向に対して直交する方向(x方向)に向けて案内レール1の軸方向に嵌合されている。
第2のリターンガイド40は、図4〜図7に示すように、案内レール1の軸方向から見た長手方向の両側部にころ軌道面6aが配置されており、前記両側部とエンドキャップ9及び第1のリターンガイド30の一部によって下側の転動体通路8aと上側の両転動体転動溝3,5間とを連通する方向転換路10を形成している。
ここで、この実施の形態では、第2のリターンガイド40の片側の長辺部の略中央部に2つの凸部41を長手方向に互いに離間配置して突設すると共に、第1のリターンガイド30側に前記凸部41が嵌合される凹部31を設け、エンドキャップ9のスライダ本体2Aの端面を向く側に案合いレール1の軸方向に嵌合された第1のリターンガイド30に第2のリターンガイド40を案内レール1の軸方向に嵌合すると共に、第2のリターンガイド40の凸部41を第1のリターンガイド30側の凹部31に嵌合して該第2のリターンガイド40の案内レール1の軸方向に略直交する平面内での傾きθ(図7参照)を規制している。なお、凸部41と凹部31との嵌合力(拘束力)は凹凸部の深さを管理するか、或いは凹凸部の隙間管理を行うことで調整する。
このようにこの実施の形態では、第2のリターンガイド40の長辺側と第1のリターンガイド30との間に第2のリターンガイド40の案内レール1の軸方向に略直交する平面内での傾きθを規制する凹凸嵌合部31,41を設けているので、装置のコンパクト化のためにエンドキャップ9の厚さをできる限り薄くしてスライダ本体2A側に位置する第2のリターンガイド40とエンドキャップ9側に位置する第1のリターンガイド30との嵌合深さが浅くなった場合においても、第2のリターンガイド40の位置が規制されて該第2のリターンガイド40の傾きを抑制することができる。
この結果、第2のリターンガイド40とスライダ本体2A側の転動体通路8aを形成する循環スリーブ8との接合部分又は両転動体転動溝3,5間との接合部分に段差が生じるのを回避することができ、円筒ころ6又はセパレータ20の運動ひいては装置の作動性を良好なものにすることができる。
また、第1のリターンガイド30と第2のリターンガイド40とがスライダ本体2Aの軸方向から見て短辺側にころ軌道溝6aが設けられた略長方形状をなして互いに略直交配置されているので、第1のリターンガイド30及び第2のリターンガイド40の形状が簡単になって高い成形精度の要求が回避されると共に、第1のリターンガイド30と第2のリターンガイド40との軸方向の嵌合作業を容易に行うことができ、これにより、組立作業の効率化、ひいては製造コストの低コスト化を図ることができる。
なお、本発明の直動案内軸受装置は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、図8に示すように、凸部41の長さを更に長くしたり、図9に示すように、第2のリターンガイド40の両方の長辺部の略中央部にそれぞれ2つの凸部41を長手方向に互いに離間配置して突設したり、図10に示すように、第2のリターンガイド40の両方の長辺部にそれぞれ一つの凸部41を略点対称になるように配置したり、図11に示すように、図10の凸部41の長さを更に長くしたりしてもよい。
また、上記実施の形態では、凸部41を略角柱状としているが、これに代えて、凸部41を円弧形状やその他の形状としてもよく、更には、嵌合しやすいように凸部41にテーパ面を設けてもよい。
更に、上記実施の形態では、第2のリターンガイド40の長辺側と第1のリターンガイド30とを凹凸嵌合した場合を例に採ったが、これに限定されず、第2のリターンガイド40の長辺側とエンドキャップ9とを凹凸嵌合してもよく、第2のリターンガイド40の長辺側と第1のリターンガイド30及びエンドキャップ9とを凹凸嵌合するようにしてもよい。
更に、図13に示した第1のリターンガイド3Aと第2のリターンガイド4Aとの嵌合体とエンドキャップ9との間に、該第2のリターンガイド4Aの案内レール1の軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部(図示せず)を設けるようにしてもよい。
本発明の実施の形態の一例である直動案内軸受装置におけるエンドキャップのスライダ本体の端面を向く側の第1及び第2のリターンガイドの嵌合構造を説明するための図である。 第1のリターンガイドの側面図である。 図2の右側から見た図である。 第2のリターンガイドの側面図である。 図4の右側から見た図である。 図5の右側から見た図である。 第2のリターンガイドの斜視図である。 第2のリターンガイドに設けられる凸部の変形例を示す斜視図である。 第2のリターンガイドに設けられる凸部の変形例を示す斜視図である。 第2のリターンガイドに設けられる凸部の変形例を示す斜視図である。 第2のリターンガイドに設けられる凸部の変形例を示す斜視図である。 従来の直動案内軸受装置を説明するための一部を切り欠いた図である。 図12の直動案内軸受装置のスライダ本体の端面に取り付けられるエンドキャップと第1及び第2のリターンガイドとの分解斜視図である。
符号の説明
1 案内レール
2 スライダ
2A スライダ本体
3 転動体転動溝(案内レール側)
5 転動体転動溝(スライダ側)
6 円筒ころ
6a ころ軌道面
8a 転動体通路
9 エンドキャップ
10 方向転換路
30 第1のリターンガイド
31 凹部
40 第2のリターンガイド
41 凸部

Claims (4)

  1. 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された転動体としての多数のころの転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダとを備え、
    前記スライダは、軸方向に貫通する転動体通路を有するスライダ本体と、前記両転動体転動溝間と前記転動体通路とを連通する湾曲状の方向転換路を有して前記スライダ本体の軸方向の両端面に固定されたエンドキャップとを具備し、
    前記両転動体転動溝が片側上下二条列で合計4条列とされると共に前記転動体通路が片側上下二つずつで合計4つとされ、更に、前記方向転換路が、前記エンドキャップと、該エンドキャップの前記スライダ本体の端面側を向く側に前記案内レールの軸方向に嵌め込まれた第1のリターンガイド及び第2のリターンガイドとによって形成され、前記第1のリターンガイド及び前記第2のリターンガイドの内の一方のリターンガイド側に上側の前記転動体通路と下側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成すると共に、他方のリターンガイド側に下側の前記転動体通路と上側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成した直動案内軸受装置において、
    前記第1のリターンガイドと前記第2のリターンガイドとは前記案内レールの軸方向から見て短辺側に前記ころの軌道面が設けられた略長方形状をなして互いに略直交配置された状態で嵌合され、前記第2のリターンガイドの長辺側と前記第1のリターンガイド及び/又は前記エンドキャップとの間に、該第2のリターンガイドの前記案内レールの軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする直動案内軸受装置。
  2. 前記第2のリターンガイドの長辺側に凸部を設けると共に、前記第1のリターンガイド及び/又は前記エンドキャップに前記凸部が嵌合される凹部を設けたことを特徴とする請求項1に記載した直動案内軸受装置。
  3. 前記凸部は前記第2のリターンガイドの長辺側の略中央部に長手方向に互いに離間して複数箇所設けられていることを特徴とする請求項2に記載した直動案内軸受装置。
  4. 軸方向に延びる転動体転動溝を有する案内レールと、該案内レールの前記転動体転動溝に対向する転動体転動溝を有し、これらの両転動体転動溝間に挿入された転動体としての多数のころの転動を介して軸方向に沿って相対移動可能に前記案内レールに跨架されたスライダとを備え、
    前記スライダは、軸方向に貫通する転動体通路を有するスライダ本体と、前記両転動体転動溝間と前記転動体通路とを連通する湾曲状の方向転換路を有して前記スライダ本体の軸方向の両端面に固定されたエンドキャップとを具備し、
    前記両転動体転動溝が片側上下二条列で合計4条列とされると共に前記転動体通路が片側上下二つずつで合計4つとされ、更に、前記方向転換路が、前記エンドキャップと、該エンドキャップの前記スライダ本体の端面側を向く側に前記案内レールの軸方向に嵌め込まれた第1のリターンガイド及び第2のリターンガイドとによって形成され、前記第1のリターンガイド及び前記第2のリターンガイドの内の一方のリターンガイド側に上側の前記転動体通路と下側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成すると共に、他方のリターンガイド側に下側の前記転動体通路と上側の前記両転動体転動溝間とを連通する前記方向転換路を形成した直動案内軸受装置において、
    前記第1のリターンガイドと前記第2のリターンガイドとの嵌合体と前記エンドキャップとの間に、該第2のリターンガイドの前記案内レールの軸方向に略直交する平面内での傾きを規制する凹凸嵌合部を設けたことを特徴とする直動案内軸受装置。
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