JP4303458B2

JP4303458B2 - Game device play field

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Publication number: JP4303458B2
Application number: JP2002287919A
Authority: JP
Inventors: 亮介鳥山
Original assignee: Konami Digital Entertainment Co Ltd
Current assignee: Konami Digital Entertainment Co Ltd
Priority date: 2001-09-28
Filing date: 2002-09-30
Publication date: 2009-07-29
Anticipated expiration: 2022-09-30
Also published as: JP2003169959A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、シューティング・ゲーム装置等に用いられるゲーム装置用プレイ・フィールドに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
電動のリモートコントロールされる移動玩具を用いたゲーム装置には、障害物のあるプレイ・フィールド上に電動の移動玩具を走らせ、目的位置まで移動玩具を到達させることを競うゲーム装置がある。この種のゲーム装置で用いられている従来のプレイ・フィールドでは、ダンボール紙等の紙をベースにするものも多い。そしてダンボール紙をベースとする従来のプレイ・フィールドでは、ダンボール紙に複数の貫通孔を形成し、これら複数の貫通孔から選択された適宜の貫通孔に障害物を差し込んでいるものもある。また別のタイプのプレイ・フィールドとしては、多角形シートを複数枚並べてプレイ・フィールドを構成するものもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
従来のプレイ・フィールドでは、障害物のバリエーションを増やすことができない問題があった。また紙をベースにしたプレイ・フィールドで、貫通孔に障害物の挿入部を挿入するタイプのプレイ・フィールドでは、障害物に物が当たる度に貫通孔が広がり、ある程度経過すると、貫通孔が大きくなりすぎて障害物を所定位置に固定しておくことができなくなる問題が発生する。また後者の複数枚の多角形シートを用いたプレイ・フィールドでは、多角形シートが滑り易く、プレイ中に頻繁に多角形シートの位置を直す必要があった。
【０００４】
本発明の目的は障害物のバリエーションを増やすことができるゲーム装置用プレイ・フィールドを提供することにある。
【０００５】
本発明の他の目的は、少ない種類のパーツで障害物のバリエーションを多くすることができるゲーム装置用プレイ・フィールドを提供することにある。
【０００６】
本発明の他の目的は、耐久性の高いゲーム装置用プレイ・フィールドを提供することにある。
【０００７】
本発明の他の目的は、耐久性が高くしかも重量が軽いゲーム装置用プレイ・フィールドを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明のプレイ・フィールドを用いることができるシューティング・ゲーム装置は、異なった動きをする複数種類の台車と、複数種類の台車から選択された１台の台車が取り付けられる台車取付部を備えた少なくとも１個の玩具本体と、玩具本体の台車取付部に台車が取り付けられて構成された外力を動力源とする移動玩具（以下単に移動玩具と言う）に外力を与えるシューティング装置とから構成される。ここで複数種類の台車として、外力の与え方によって移動方向が変わるものや、直線的に動くものや、カーブしながら動くものや、回転しながら動くもの等、種々の動きをするものを用いることができる。また玩具本体は、一般的に台車取付部に外装が装着された構造を有しており、外装としては自動車、動物、怪獣等の各種のフィギュアを採用することが可能である。
【０００９】
この種のゲーム装置は、机や床の上でも行うことができるが、専用のプレイ・フィールドを用いてもよいのは勿論である。この専用のプレイ・フィールドは、ボード状又はシート状のものでもよく、また複数枚のシートを並べたものでもよい。
【００１０】
本発明のプレイ・フィールドは、厚み方向に延びるように形成された有底状態または貫通状態の複数の孔を有するボード状部材と、複数の孔に挿入される挿入部を備えてボード状部材上を移動する移動玩具の進行を阻止する複数の障害物とから構成される。複数の障害物は、ボード状部材の複数の孔から選択された複数の孔に挿入される複数のロッド部材と、複数のロッド部材に嵌合されるロッド嵌合部を備えて移動玩具の通過を阻止す通過阻止部材とから構成される。本発明のように、障害物をロッド部材と通過阻止部材とから構成すると、ロッド部材の挿入位置と通過阻止部材を適宜に選択することにより、障害物の設置状態のバリエーションを多様なものとすることができる。
【００１１】
またロッド部材と通過阻止部材とを別個のものとして構成すると、ロッド部材の配置位置を変えることなく、他のロッド部材を利用して通過阻止部材を任意の位置に位置決めすることができる。そのためロッド部材の孔への抜き差し回数を減らすことができるので、ボード状部材に形成した複数の孔が、不必要に拡張されるのを抑制することができる。
【００１２】
ボード状部材に形成する複数の孔を貫通孔にする場合においては、複数のロッド部材を、貫通孔を貫通するロッド本体と、貫通孔を通過できない形状を有して、ロッド本体が貫通孔に挿入された状態でボード状部材の裏面と接触してロッド本体が貫通孔から抜けるのを阻止する抜け止め部とから構成するのが好ましい。このようにすると、ボード状部材への複数の孔の形成が容易になる上、抜け止め部の存在によってロッド本体の抜け止めとロッド本体の傾倒とを防止できる。特に、抜け止め部の存在によってロッド本体が大きく傾斜することを防止きでるので、ボード状部材が紙をベースとする比較的変形し易い材料から形成される場合であっても、貫通孔が拡張されるのを有効に防止することができて、プレイ・フィールドの耐久性または寿命を延ばすことができるようになる。
【００１３】
なおボード状部材の裏面に、抜け止め部を収容する凹部を形成しておくと、抜け止め部の存在がボード状部材を台等の上にほぼ水平な状態で置く際の障害になることがない。
【００１４】
またロッド本体が貫通孔に挿入された状態で、ロッド本体に挿入されてボード状部材の表面と接触する環状プレートを更に備えてもよい。なおこの環状プレートに形成された貫通孔の直径は、ロッド本体の外径寸法よりも僅かに大きくする。このような環状プレートを設けると、抜け止め部と協働して環状プレートがロッド本体の傾倒を阻止する機能を果たす。したがってボード状部材の材質が弱い場合でも、ボード状部材の寿命を伸ばすことが可能になる。
【００１５】
プレイ・フィールドとしてボード状のものを用いる場合には、軽くてしかも耐久性のある材料で形成されたものを用いるのが好ましい。例えば、ボード状部材としては、エチレン酢酸ビニルコポリマー等のように発泡により柔軟性及びゴム弾性を示す熱可塑性プラスチックにより形成されたものが適している。このようなボード状部材をプレイ・フィールドに用いる場合には、ボード状部材に厚み方向に延びるように有底状態または貫通状態の複数の孔を形成する。そしてこれら複数の孔に挿入される挿入部を備えてプレイ・フィールド上を移動する移動玩具の進行を阻止する複数の障害物を、複数の孔を利用してプレイ・フィールドに位置決め固定する。障害物の挿入部を何回も孔に挿入しても、また移動玩具が障害物に当たって複数の孔が変形しても、ボード状部材がゴム弾性を有しているため、複数の孔は元の状態に復元される。したがって障害物をボード状部材の上に取り付ける場合であっても、長期間に亘ってボード状部材を使用することができる。またボード状部材のゴム弾性は、移動玩具が障害物に当たったときの衝撃を吸収するため、移動玩具が障害物に当たって飛び出すのを防止できる。更にボード状部材の柔軟性は、取り扱いを容易にする。なお複数枚のボード状部材を組み合わせてプレイ・フィールドを構成してもよいのは勿論である。
【００１６】
なお複数のロッドの長さ寸法は、通過阻止部材（例えばフェンス部材）のロッド嵌合部が２つ以上嵌合可能な長さ寸法にするのが好ましい。このようにすると２つ以上のフェンス部材を１つのロッドに対して取り付けることができるので、ボード状部材に形成する孔の間隔を短くしなくても、連続したフェンスを構成することができる。ボード状部材に形成する複数の孔が規則性を持って形成されていたり、または等間隔で形成される場合には、フェンス部材は、１種類でもよい。しかしこのような場合であってもバーまたはプレートの長さ及び／または形状が異なる複数種類の通過阻止部材（例えばフェンス部材）を用意すると、通過阻止部材で構成するフェンスのパターンが増え、このパターンの選択によってゲームの難易度を変えることができる。
【００１７】
またプレイ・フィールドは、複数枚の多角形シートを並べて構成することもできる。多角形シートの表面には、得点や、移動玩具の進行についての条件等の表示をする。この場合、複数枚の多角形シートの材質は任意である。しかしこのシートの厚みが厚過ぎると、移動玩具の進行の障害になるため、できるだけ厚みは薄いことが望まれる。そこで厚みを薄くすることができる合成樹脂シートを用いるのが好ましい。そしてこの場合には、合成樹脂シートの裏面に滑り止め部を形成する。このようにすると、移動玩具が多角形シートに当たっても、多角形シートが移動玩具と一緒に移動するのを阻止することができる。滑り止め部は、多角形シートの裏面に全体的または部分的に形成すればよい。しかしながら滑り止め部を設けたことにより、シート全体の厚みが厚くなる問題が発生するため、滑り止め部はできるだけ厚みを薄く形成する必要がある。そこで硬化した後も粘着性を示す粘着材を合成樹脂シートの裏面に印刷して滑り止め部を形成すると、滑り止め部を極力薄い状態で形成することが可能になる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図１は、シューティング・ゲーム装置の一例の概念を説明するための図である。このシューティング・ゲーム装置は、少なくとも１つの外力を動力源とする移動玩具１と、この移動玩具１に外力を与えるシューティング装置３とから構成される。後に詳しく説明するが、このゲーム装置は、図２に示すようなプレイ・フィールド５上に移動玩具１を載せて、シューティング装置３により移動玩具１に外力を与えることにより、プレイするものである。
【００１９】
移動玩具１は、玩具本体７の内部の後述する台車取付部に、異なった動きをする４種類の台車９，１１，１３，１５から選択された１台の台車が取り付けられた構造を有している。複数種類の台車としては、外力の与え方によって移動方向が変わるものや、直線的に動くものや、カーブしながら動くものや、回転しながら動くものや、攻撃を受けたときに容易に移動しない等、種々の動きをするものを用意することができる。後に詳しく説明するが、本実施の形態で用いる４種類の台車は、移動の動作態様（または移動軌跡の形状）を基準にして種類分けされており、台車９はノーマルタイプの台車であり、台車１１はストレートタイプの台車であり、台車１３はカーブタイプの台車であり、台車１５はグリップタイプの台車である。これらの台車９，１１，１３，１５は、後に説明するように、前後を１８０°回転させて取り付けることが可能なように対称的な外形形状を有している。
【００２０】
図３（Ａ）〜（Ｃ）は、移動玩具１の内部に構成されている台車取付部１７，１９，２１の状態を概略的に示す玩具本体７の底面図である。玩具本体７は、台車取付部に外装が装着された構造を有しており、外装としては自動車、動物、怪獣等の各種のフィギュアを採用することが可能である。図３（Ａ）に示す台車取付部１７は、玩具本体７の正面Ｆから背面ＢＡに向かう方向に細長く延びる台車本体収納用凹部１８を備えている。図３（Ｂ）に示す台車取付部１９は、正面Ｆから背面ＢＡに向かう方向と直交する方向に細長く延びる台車本体収納用凹部２０を備えている。更に図３（Ｃ）に示す台車取付部２１は、正面Ｆから背面ＢＡに向かう方向及び該方向と直交する方向にそれぞれ延びる開口部が十字形状をなす台車本体収納用凹部２２を備えている。なおこれらの台車本体収納用凹部１８及び２０は、後に説明するように、前述の台車９，１１，１３，１５の前後を１８０°変えた状態で台車を嵌合できるように対称的な形状に形成されており、台車本体収納用凹部２２は台車９，１１，１３，１５を９０°ずつ回転させた位置関係で台車を嵌合できるような対称的な形状に形成されている。
【００２１】
この実施の形態によれば、異なった動きをする４種類の台車９，１１，１３，１５から選んだ１台の台車を玩具本体７と組み合わせることにより、状況または戦略に応じて、移動玩具１に任意の動きをさせる。したがって台車を交換することにより、ゲームの進行または展開のバリエーションを多くすることができて、プレイヤの興味を高めることができる。
【００２２】
シューティング装置３は、種々の構造のものを考えることができるが、この例では、動力源として、バネ部材を用いている。図１に示すように、シューティング装置３は、前方位置と後方位置との間で変位する外面形状が角柱状を示すピストン２３と、このピストン２３が前方位置と後方位置との間で変位し得るようにピストン２３を移動可能に保持するピストン保持ケース２５と、ピストン保持ケース２５の内部に配置された動力源としてのバネ部材３１（図４参照）と、ピストン保持ケース２５の内部に構成された係合解除可能な構造を有するピストン係合構造２７（図４参照）と、ピストン係合構造に外力を与える外力付与機構２９とから構成することができる。なおピストン保持ケース２５は、上下方向に二つ割になるように構成された上側ケース２５ａと下側ケース２５ｂとが組み合わされて構成されている。
【００２３】
図４（Ａ）及び（Ｂ）は、それぞれピストン保持ケース２５の内部に構成された構造の一例を示す概略拡大断面図である。図４（Ａ）は、ピストン２３が前方位置にある状態（係合が解除された状態）を示しており、図４（Ｂ）はピストン２３が後方位置にある状態（係合状態にある状態）を示している。バネ部材３１は、コイルバネから構成されており、ピストン保持ケース２５の内部に位置するピストン２３の後端面２３ａと下側ケース２５ｂの底壁部３３に一体に設けられたストッパ用壁部３５との間に配置されている。なお底壁部３３には、バネ部材３１をピストン保持ケース２５内に挿入するための開口部３７が形成されている。この開口部３７は、底壁部３３に対してスナップイン構造またはスライド構造の係合構造を介して固定される蓋部材３９によって開閉可能に塞がれている。したがってプレイヤは、必要に応じて、蓋部材３９を開けてバネ部材３１を交換することができる。バネ部材３１は、ピストン２３が前方位置から後方位置に変位するときに［図４（Ａ）の状態から図４（Ｂ）の状態になるときに］蓄勢され、放勢されると［図４（Ｂ）の状態から図４（Ａ）の状態になるときに］ピストン２３を後方位置から前方位置に移動させる力をピストン２３に与える。
【００２４】
ピストン係合構造２７は、ピストン２３が前方位置から後方位置に変位したときに、ピストン２３の一部と係合してピストン２３を後方位置に保持し、外部から加えられる外力によりピストン２３との係合が解除される係合解除可能な構造を有している。具体的には、ピストン２３の後方に一体に設けられてピストンの一部を構成する板バネ部４１と、この板バネ部４１の後方端部上に一体に設けられた２つの突起４３及び４５と、上側ケース２５ａと一体に設けられて底壁部３３と平行に延びる内側壁部４７と、内側壁部４７に形成された２つの貫通孔４９及び５１とから、ピストン係合構造２７が構成されている。図４（Ａ）に示すように、バネ部材３１が開放されている状態では、ピストン２３が前方位置にあって、板バネ部４１の２つの突起４３及び４５はそれぞれ２つの貫通孔４９及び５１内に嵌合されている。この嵌合により、ピストン２３が、図示の状態以上に前方に飛び出るのが阻止されている。ピストン２３が、前方位置から後方位置に押し込まれると、ピストン２３はバネ部材３１を圧縮し、これに伴って板バネ部４１が後方に移動し、突起４３の傾斜面が貫通孔４９の縁と接触しながら板バネ部４１が後方に移動することによって、板バネ部４１は下方に撓み、突起４３が貫通孔４９から抜け出た後、板バネ部４１が更に後方に移動して板バネ部４１のバネ力で突起４３が貫通孔５１内に入る。その後突起４５が貫通孔５１の後方縁部と係合することにより、板バネ部４１の移動が阻止される。この状態でピストン２３を後方に押し込む力が解除されると、圧縮されたバネ部材３１のバネ力でピストン２３が前方に若干移動し、突起４３の前方端部が貫通孔５１の前方縁部と係合することにより、ピストン２３の前方側への移動が阻止される。
【００２５】
シューティング装置３のピストン２３を後方位置から前方位置に変位させて、シューティング装置３を発射状態にするためには、ピストン係合構造２７に外力を与える外力付与機構２９の一部を構成する押しボタン２８を押し下げる。押しボタン２８は図示しないバネ部材によって、常時上方に向かって変位するように付勢されている。なお押しボタン２８の図示しない係合部と、上側ケース２５ａに設けられた被係合部とが係合して押しボタン２８は上方位置で停止している。プレイヤが押しボタン２８を下方に押すと、板バネ部４１に設けられた突起４５が下方に押され、前方の突起４３と貫通孔５１の前方縁部との係合が解除されると、バネ部材３１が放勢されて、ピストン２３は後方位置から前方位置に移動する。そして突起４５が貫通孔５１の前方縁部に係合すると、ピストン２３の前方方向への移動が停止される。このようにしてこの実施の形態のシューティング装置は、バネ部材を動力源として、簡単な構造で移動玩具１に外力を付与する。
【００２６】
図５（Ａ）及び（Ｂ）に示すように、このシューティング装置３には、種々のオプションを追加することが可能である。例えば、この例では、ピストン２３が変位する方向に移動玩具１をガイドする一対のガイドアーム５３及び５５を、ピストン２３の変位通路の両側に移動玩具１の最大幅寸法よりも大きな間隔を開けて、ピストン保持ケース２５に取り外し自在に取り付けることができるようにしている。ピストン保持ケース２５の下側ケース２５ｂには、ガイドアーム５３及び５５を取り付けるための一対の取付用突出部５７が一体に設けられている。なお図５（Ａ）には１つの取付用突出部５７だけが図示されている。ガイドアーム５３及び５５側には、取付用突出部５７が嵌合される孔部が形成されている。ピストン保持ケース２５の外形形状及びガイドアーム５３及び５５の基部の外形形状は、両者の外面が接触して、ガイドアーム５３及び５５が取り付けられた状態でガイドアーム５３及び５５が、取付用突出部５７を中心にして回動するのを阻止できるように構成されている。
【００２７】
またこの例では、オプションとして、ピストン保持ケース２５には、ピストン保持ケース２５がプレイ・フィールド５（図２）上に配置された状態で、プレイ・フィールド５と密着する密着部を備えてピストン２３が後方位置から前方位置に変位したときに発生する反動でピストン保持ケース２５が移動するのを阻止する滑り止め部材５９及び６１を取り外し自在に取り付けることができるようになっている。ピストン保持ケース２５の下側ケース２５ｂの後方部分には、滑り止め部材５９及び６１が嵌合される一対の取付用突出部６３が一体に設けられている。なお図５（Ａ）には１つの取付用突出部６３だけが図示されている。滑り止め部材５９及び６１側には、取付用突出部６３が嵌合される孔部が形成されている。またピストン保持ケース２５の外形形状及び滑り止め部材５９及び６１の外形形状も、両者の外面が接触して、滑り止め部材５９及び６１が取り付けられた状態で滑り止め部材５９及び６１が、取付用突出部６３を中心にして回動するのを阻止できるように構成されている。この滑り止め部材５９及び６１を取り付ければ、バネ部材３１としてバネ力の強いものを選択した場合でも、支障なくプレイを行うことができる。
【００２８】
本発明のゲーム装置は、机や床の上でも行うことができるが、図２に示すように専用のプレイ・フィールド５を用いてもよい。この専用のプレイ・フィールドは、ボード状又はシート状のものでもよく、また複数枚のシートを並べたものでもよい。図２に示したプレイ・フィールド５は、ボード状部材６５の下に滑り止めシート６７を接合したボードタイプのプレイ・フィールドである。この例では、プレイ・フィールド５を軽くてしかも耐久性のある材料で形成されたものとするために、ボード状部材６５としては、エチレン酢酸ビニルコポリマー製のボード材料を用いている。エチレン酢酸ビニルコポリマーは、発泡により柔軟性及びゴム弾性を示す熱可塑性プラスチックの一種である。その他の柔軟性及びゴム弾性を有を示す材料でボード状部材６５を構成してもよいのは勿論であり、また後述するように紙基材をベースにした材料でボード状部材を構成してもよいのはも勿論である。このボード状部材６５には、厚み方向に延びるように有底状態または貫通状態の複数の孔６９が形成されている。この例の孔６９は、有底の孔である。これら複数の孔６９は、これらの孔６９に挿入される挿入部を備えてプレイ・フィールド５上を移動する移動玩具１の進行を阻止する複数の障害物を、プレイ・フィールド５に位置決め固定するために使用される。なおこの例では、障害物の一例として複数の棒状のロッド部材７１とフェンス部材７３とを用いている。ロッド部材７１の一端が孔６９に挿入されている。この例では、ボード状部材６５に形成した複数の孔６９から選択された複数の孔６９に複数のロッド部材７１の一端を挿入している。そしてこれらのロッド部材７１を利用して、複数のフェンス部材７３をプレイ・フィールド５上に配置している。使用するフェンス部材７３は、バー７５の両端にロッド部材７１が嵌合されるロッド部材嵌合部７７，７７を備えている。この例では、バー７５の長さが異なる複数種類のフェンス部材を用いている。フェンス部材７３は、複数のロッド部材７１から選択された２本のロッド部材７１，７１に両端のロッド部材嵌合部７７，７７を嵌合した状態で配置されて、移動玩具１の通過を阻止する通過阻止部材としてのフェンスを構成する。この例では、複数のロッド部材７１の長さ寸法を、フェンス部材７３のロッド部材嵌合部７７が２つ以上嵌合可能な長さ寸法にしている。このようにすると、２つ以上のフェンス部材７３のロッド部材嵌合部７７を１つのロッド部材７１に対して取り付けることができるので、ボード状部材６５に形成する孔６９の間隔を短くしなくても、連続したフェンスを構成することが可能になる。このようなフェンス部材７３を用いると、プレイ・フィールド５上に形成する障害構造物のバリエーションが大幅に増加する。特に、この例のようにバー７５の両端にロッド部材嵌合部７７を備えたフェンス部材７３は、ロッド部材７１を抜かずに設置及び位置変更が可能であるので、ロッド部材７１を抜き差しする作業が少なくなるだけでなく、ロッド部材７１が挿入されるボード状部材６５の孔が損傷を受ける機会が少なくなる。
【００２９】
ボード状部材６５に形成する複数の孔６９は、規則性を持って形成されていてもよい。例えば、等間隔で孔６９が形成される場合には、フェンス部材７３は、バー７５の長さが等しい１種類のフェンス部材でもよい。しかしこのような場合であってもバー７５の長さが異なる複数種類のフェンス部材を用意してもよいのは勿論である。
【００３０】
またプレイ・フィールドは、複数枚の多角形シートを並べて構成することもできる。図６（Ａ）及び（Ｂ）は、正六角形の多角形シート７９を並べて形成したプレイ・フィールドの一例を示している。図６（Ａ）の例では、多角形シート７９の表面に得点を表示してある。このような多角形シート７９を用いる場合には、シューティング装置３により、移動玩具１に外力を与えて、移動玩具１が載った多角形シート７９の得点を加減算し、獲得点数で勝敗を決めることができる。また図６（Ｂ）の例では、多角形シート７９の表面に、各種のゲーム条件が記載されている。このような多角形シート７９を用いる場合には、移動玩具１が載った多角形シート７９に記載されているゲームの条件に従って、プレイを続行する。複数枚の多角形シートの材質は任意である。しかしこのシートの厚みが厚過ぎると、移動玩具１の進行の障害になるため、できるだけ厚みは薄いことが望まれる。この例では、図６（Ｃ）に示すように、合成樹脂シートの裏面に滑り止め部８１を形成している。この滑り止め部８１は、硬化した後も粘着性を示す粘着材（例えば、天然ゴム系、ポリウレタン系、ポリサルファイト系、変成シリコン系、ブチルゴム系等の粘着材）を合成樹脂シートの裏面に印刷して形成されている。このように印刷により、滑り止め部を形成すると、滑り止め部の厚みを極力薄くすることができる。
【００３１】
次に、玩具本体７に取り付ける台車について説明する。本発明では、複数種類の台車を交換して取り付けることができるようにするために、複数種類の台車及び玩具本体の台車取付部を、複数種類の台車の何れをも台車取付部に手作業で取り付けることができ、しかも複数種類の台車の何れをも台車取付部から手作業で取り外すことができるようにそれぞれ構成している。具体的には、共通形状の台車取付部１７，１９，２１に取り付けることができるように各台車９，１１，１３，１５が構成されている。図７（Ａ）及び（Ｂ）は、図１に示したノーマルタイプの台車９とカーブタイプの台車１３の底面側から見た概略斜視図である。これら４つのタイプの台車９，１１，１３，１５は、基本的には類似した構成を備えている。
【００３２】
各タイプの台車の台車本体と転動体との関係を、図８〜図１１を用いて簡単に説明する。まず図８（Ａ）及び（Ｂ）は、後述するように、転動体として１つの球体Ｂを用いたノーマルタイプの台車９の底面図の概略を示している。図８（Ａ）の例では、球体Ｂが台車本体ＣＢの外壁面の中心に配置され、図８（Ｂ）の例では球体Ｂが台車本体ＣＢの外壁面の中心から偏心した位置に配置されている。図９（Ａ）及び（Ｂ）は、転動体として１つの円筒状のローラＲを用いたストレートタイプの台車１１の底面図をそれぞれ示している。図９（Ａ）及び（Ｂ）の例では、共にローラＲが台車本体ＣＢの中心に配置されているが、また図９（Ａ）及び（Ｂ）の例では、ローラＲの回転軸の軸線と台車本体ＣＢの位置関係が９０°異なっている。図１０は、グリップタイプの台車１５の底面図を示している。この台車では、転動体として球体Ｂを用いており、台車本体ＣＢの底壁部の底面には、グリップ機能を発揮する抵抗発生部Ｇが固定されている。この台車では、抵抗発生部Ｇの存在により、台車にはブレーキがかかる。また図１１は、カーブタイプの台車１３の底面図を示している。この台車では、２つの転動体を用いており、１つの転動体は球体Ｂであり、もう一つの転動体は回転軸を持った幅の狭いローラ（車輪）Ｒである。そしてこの例では、ローラＲが、回転軸の中心を通り、回転軸と直交する垂線を中心にして所定の角度範囲内で回動し得るように回動自在に支持されている。したがってこの台車では、ローラＲの角度を任意に定めることにより、台車をカーブさせて移動させることができる。なおこれらのタイプの台車の具体例については、後に説明するが、最初に図７（Ａ）に示したノーマルタイプの台車９を標準的な台車として以下に台車の概略を説明する。なお図７（Ａ）及び（Ｂ）は、説明のための概略図であって、細部は省略してある。
【００３３】
まず図７（Ａ）に示した標準的なノーマルタイプの台車９は、箱状の台車本体９１と、台車本体９１内に回転可能に一部が収納され且つ残部が台車本体の底壁部９３に形成された開口部９５から底壁部の外壁面を越えて露出する１以上の転動体としての１つの球体９７とを有している。後に説明するように、台車本体９１は、二つ割りの第１及び第２の台車本体半部９９及び１０１を組み合わせて構成されている。台車本体９１は、先に説明した図３（Ａ）〜（Ｃ）に示す玩具本体７の台車取付部１７，１９，２１に台車本体収納用凹部１８，２０，２２に嵌合されて取り付けられる。台車本体収納用凹部１８，２０，２２は、玩具本体７の台車取付部１７，１９，２１の底面側に開口し、台車本体９１の底壁部９３の外壁面を露出させるようにして台車本体９１の本体部分を収納する。
【００３４】
図１２（Ａ）〜（Ｅ）は、ノーマルタイプの台車９の詳細を示す平面図、正面図、底面図、右側面図及び図１２（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図であり、図１３（Ａ）〜（Ｅ）は、第１の台車本体半部９９の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１３（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図であり、図１４（Ａ）〜（Ｅ）は、第２の台車本体半部１０１の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１４（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。また図１５は、ノーマルタイプの台車９と玩具本体７の係合構造を説明するために用いる概略断面図である。特に図１２に示すように、台車９は、台車本体９１の外形形状を、台車本体９１の底壁部の中心Ｃ（寸法上の中心）を通り且つ外壁面９４と直交するとともに互いに直交する関係にある第１及び第２の仮想垂直面ＰＶＳ１及びＰＶＳ２に対してそれぞれ面対称になるようにする。これに応じて、図３に示した台車本体収納用凹部１８，２０，２２も、台車本体９１が台車本体収納用凹部１８，２０，２２に嵌合されている一つの状態を基準にして、底壁部９３の中心を通る中心線ＣＬを中心にして台車本体９１を所定の角度回転させた状態においても、台車本体９１を収納し得るように対称的な形状になっている。図３（Ａ）及び（Ｂ）に示した例では、この所定の回転角度は、１８０°であり、台車９をその前後方向を変えて玩具本体７に取り付けることが可能になる。また図３（Ｃ）の例では、この所定の角度が９０°，１８０°または２７０°となり、台車９を９０°ずつ回転した状態で玩具本体７に取り付けることができる。このような構成を採用すると、台車９に付いている転動体と玩具本体７との相対的な位置関係を変えることができるので、台車９を交換せずに、１つの台車９の取付状態を変えることによっても、移動玩具１の動作態様（移動の軌跡）を変えることができる。
【００３５】
プレイ中に台車本体９１が玩具本体７から外れないようにするためには、ある程度しっかりと台車本体９１と玩具本体７とを結合させておく必要がある。しかしあまり結合が強固になると、台車９の交換作業が面倒になる。そこでこの例では、両者の結合に、解除可能な係合構造を用いている。具体的には、後に詳しく説明するように、台車９には２つの係合部１０３及び１０５を設け、玩具本体７には台車取付部に２つの係合部１０３及び１０５と係合する１以上の被係合部１０７及び１０９（図１５参照）を設けている。これら係合部１０３及び１０５及び被係合部１０７及び１０９は、台車本体９１が例えば１つの台車本体収納用凹部１８に完全に嵌合された状態で、係合解除可能な係合状態になるように構成されている。
【００３６】
図１２に示すように、台車９の台車本体９１に設けられた一対の係合部１０３及び１０５は、第１の仮想垂直面ＰＳＶ１が中心を通り且つ第２の仮想垂直面ＰＳＶ２に対して面対称になるように設けられている。また図１５に示すように、台車本体収納用凹部１８を囲む壁部には、一対の係合部１０３及び１０５と係合する一対の被係合部１０７及び１０９を形成する。このようにすれば、一対の係合部及び一対の被係合部１０７及び１０９が、それぞれ対称的な位置関係で配置されている。一対の係合部１０３及び１０５は、台車本体９１を構成する複数の側壁部のうち第１の仮想垂直面ＰＶＳ１が直交する一対の側壁部１１１及び１１３に形成された一対の貫通孔１１５及び１１７に主要部が位置するように一対の側壁部１１１及び１１３と一体に形成されている。一対の側壁部１１１及び１１３の内壁部には、球体９７の移動を規制する壁部１１３ａ及び１１３ｂが一体に設けられている。そして一対の係合部１０３及び１０５は、それぞれ一端が対応する貫通孔１１５及び１１７の縁部に結合されており、他端が対応する貫通孔１１５及び１１７内に拘束されていない状態で配置された可撓性を有するアーム部１０４及び１０６と、アーム部１０４及び１０６の他端に一体に形成されて外側に向かって突出する可動側突出部１０８及び１１０とから構成される。
【００３７】
図１５に概略的に拡大して示すように、可動側突出部１０８及び１１０が有する、アーム部１０４及び１０６が延びる方向の両側に位置する一対の側面（１０８ａ及び１０８ｂ並びに１１０ａ及び１１０ｂ）は、外側に向かうに従って互いに近づくように傾斜する第１及び第２の傾斜面１０８ａ及び１０８ｂ並びに１１０ａ及び１１０ｂである。また台車本体収納用凹部１８を囲む壁部に形成された一対の被係合部１０７及び１０９は、台車本体収納用凹部１８の内側に向かって突出する一対の固定側突出部１０７ａ及び１０９ａにより構成される。そしてこの固定側突出部１０７ａ及び１０９ａが有する、台車本体９１が台車本体収納用凹部１８に挿入されるときの挿入方向の両側に位置する一対の側面を、内側に向かうに従って互いに近づくように傾斜する第３及び第４の傾斜面１０７ｂ及び１０７ｃ並びに１０９ｂ及び１０９ｃとする。第３の傾斜面１０７ｂ及び１０９ｂは、台車本体９１を台車本体収納用凹部１８に挿入する過程で、対応する係合部１０３及び１０５の可動側突出部１０８及び１１０に形成された第１及び第２の傾斜面のうち台車本体の底壁部とは反対側に位置する第１の傾斜面１０８ａ及び１１０ａと接触しながらアーム部１０４及び１０６を内側に撓ませるように形成されている。また第４の傾斜面１０７ｃ及び１０９ｃは、可動側突出部１０８及び１１０が固定側突出部１０７ａ及び１０９ａを乗り越えた状態で第２の傾斜面１０８ｂ及び１１０ｂと接触し、この状態から台車本体９１に挿入方向とは反対側に向かう引抜き力が加わると、第２の傾斜面１０８ｂ及び１１０ｂと接触しながらアーム部１０４及び１０６を内側に撓ませるように形成されている。このような構成を採用すれば、一対の係合部１０３及び１０５を台車本体９１に簡単に形成できる上、一対の被係合部１０７及び１０９も台車本体収納用凹部１８を囲む壁部に簡単に形成できる。また台車本体９１を台車本体収納用凹部１８に挿入する動作だけで、一対の係合部１０３及び１０５と一対の被係合部１０７及び１０９との係合が完了し、またある程度大きな力で台車本体９１を引き抜くことにより、一対の係合部１０３及び１０５と一対の被係合部１０７及び１０９との係合が解除される。
【００３８】
また図１２から図１５に示すように、この例では、台車本体９１の底壁部９３には、第１の仮想垂直面ＰＶＳ１が中心を通る位置に外側に向かって突出する一対の突起部１１９及び１２１が一体に形成されている。この一対の突起部１１９及び１２１の形状及び寸法は、台車本体９１が台車本体収納用凹部１８に嵌合された状態で、人間の爪または専用工具が引っ掛かる形状及び寸法にする。このような一対の突起部１１９及び１２１を設ければ、プレイヤが二本の指の爪で一対の突起部１１９及び１２１を強く引っ張ることにより、一対の係合部１０３及び１０５と一対の被係合部１０７及び１０９との係合を解除することができる。また専用工具を、図１５に点線で示すような状態で、突起部１１９または１２１と台車本体収納用凹部１８の開口部との間の隙間ｇから挿入し、突起部１１９または１２１に工具を引っ掛けて一対の係合部１０３及び１０５と一対の被係合部１０７及び１０９との係合を解除してもよい。専用工具は、細長くて先端の厚み及び幅が、隙間ｇに挿入可能なものであれば、その形状は問わない。また小型のマイナスドライバを専用工具として用いることもできる。
【００３９】
また台車本体９１の底壁部９３の外壁面９４には、移動玩具１がプレイ・フィールド５(図２）上に置かれている状態で、底壁部９３が水平状態になっているときには、プレイ・フィールド５の表面とは接触しないが、底壁部９３が水平状態から前後方向に（第２の仮想垂直面ＰＶＳ２が延びる両方向に）傾いた傾斜状態になると、プレイ・フィールド５の表面と接触して、底壁部９３がプレイ・フィールド５の表面と接触するのを阻止するスペーサ手段を設けるのが好ましい。この例では、図７（Ａ）及び図１２に示すように、４個の突起９６を、底壁部９３の外壁面９４の四隅に設けている。なお突起の数は、この例に限定されるものではなく、球体９７が露出する開口部９５を囲む少なくとも３箇所の位置に少なくとも３個の突起９６を設ければよい。この場合、少なくとも３個の突起は、移動玩具１がプレイ・フィールド５上に置かれている状態で、底壁部９３が水平状態になっているときには、プレイ・フィールド５の表面とは接触しないが、底壁部９３が水平状態から傾いた傾斜状態になると、プレイ・フィールド５の表面と接触して、底壁部９３がプレイ・フィールド５の表面と接触するのを阻止するように、その突出寸法及び設置位置を定めればよい。
【００４０】
この例のように、一対の係合部１０３及び１０５を備えた台車本体９１を製造する場合に、台車本体９１を、第２の仮想垂直面ＰＶＳ２に沿って分割面が形成されるように構成された二つ割りの第１及び第２の台車本体半部９９及び１０１を組み合わせて構成するようにすると、それぞれ係合部１０３及び１０５を備えた第１及び第２の台車本体半部を一体成形により形成することが可能になり、台車本体９１の製造コストを下げることができるだけでなく、台車本体９１に球体９７を装着する際の組み立て作業も非常に容易になる。
【００４１】
図１６（Ａ）〜（Ｅ）は、前述のストレートタイプの台車のうち、ローラの位置が偏心した台車の平面図、正面図、底面図、右側面図及び図１６（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図であり、図１７（Ａ）〜（Ｅ）は、第１の台車本体半部２９９の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１７（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図であり、図１８（Ａ）〜（Ｅ）は、第２の台車本体半部３０１の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１８（Ｃ）のＥ−Ｅ線断面図である。これらの図においては、図１２〜図１４に示したノーマルタイプの台車の構成と同様の部分に、図１２〜図１５に付した符号の数に２００を加えた数を符号として付して、説明を省略する。図１２〜図１４に示したノーマルタイプの台車と比較して、この台車は、転動体として、回転軸２９８を中心にして回転する１つのローラ２９７を用いている点と、ローラ２９７の回転軸２９８の軸線が第１の仮想垂直面ＰＶＳ１内に存在せずに、偏心している点である。そしてこの回転軸２９８の軸線は、第１の仮想垂直面ＰＶＳ１と平行に延びている。ローラ２９７の回転軸２９８の両端は、台車本体２９１の対向する一対の側壁部３１１及び３１３の内壁部に設けた筒状の軸受部３１２及び３１４に回転自在に支持されている。その他の点は、図１２〜図１４に示したノーマルタイプの台車９の構造と実質的に同じである。この台車も、台車本体２９１が、第２の仮想垂直面ＰＶＳ２に沿って分割面が形成されるように構成された二つ割りの第１及び第２の台車本体半部２９９及び３０１を組を合わせて構成されている。したがって、回転軸２９８の両端部を第１及び第２の台車本体半部２９９及び３０１を組み合わせるときに、一対の側壁部３１１及び３１３に設けた一対の軸受部３１２及び３１４に嵌合させることができる。したがって台車本体２９１の組み立て時に一緒にローラの取り付けを完了することができる。
【００４２】
なお図１２〜図１４に示した台車と同様に、転動体としてローラ２９７を用いる場合でも、回転軸２９８の軸線が第１の仮想垂直面ＰＶＳ１内に位置するようにローラ２９７の位置を定めると、最も直線性が良くなる。また転動体としてローラ２９７を用いる場合には、ローラ２９７の外周に、ローラ２９７を形成する材料よりも摩擦抵抗の大きな材料により形成されたリング状の１以上のベルトを嵌合させてもよい。このようにするとローラの空回りを防いで、しかも移動玩具の移動動作の直線性を強めることができる。特に、２本のベルトを軸線方向に間隔を開けてローラ２９７に嵌めると、より安定性が増す。またこの例では、４つの突起２９６をスペーサ手段として用いているが、この台車の場合には、ローラ２９７が配置されている底壁部２９３の領域とは反対側に位置する前方領域に少なくとも１つの突起２９６をスペーサとして設ければよい。安定性を考慮すると、２つの突起２９６を前方領域に配置すればよい。
【００４３】
図１９（Ａ）〜（Ｄ）は、前述のグリップタイプの台車の一例の平面図、正面図、底面図及び左側面図であり、図２０（Ａ）〜（Ｅ）は、第１の台車本体半部３９９の平面図、正面図、背面図、底面図及び図２０（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図であり、図２１（Ａ）〜（Ｅ）は、第２の台車本体半部４０１の平面図、正面図、背面図、底面図及び図２１（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。これらの図においては、図１２〜図１４に示したノーマルタイプの台車９の構成と同様の部分に、図１２〜図１４に付した符号の数に３００を加えた数を符号として付して、説明を省略する。図１２〜図１４に示したノーマルタイプの台車９と比較して、この台車では、転動体としての球体３９７の中心を第１の仮想垂直面ＰＶＳ１から第２の仮想垂直面ＰＶＳ２に沿って一方の方向に変位させており、また台車本体３９１の底壁部３９３に、抵抗発生部を構成するグリッパ３００を、第２の仮想垂直面ＰＶＳ２に沿って、球体３９７と並ぶように固定している点で相違する。底壁部３９３に固定されるグリッパ３００の形状は、図２２に示すとおりである。底壁部３９３の外壁面３９４から突出するグリッパ３００は、移動玩具がプレイ・フィールド上に置かれている状態で、底壁部３９３が水平状態になっているときには、プレイ・フィールドの表面とは接触しないが、底壁部３９３が水平状態からグリッパが存在する側に傾いた傾斜状態になると、プレイ・フィールドの表面と接触して、底壁部３９３がプレイ・フィールドの表面と接触するのを阻止すると共に積極的に摩擦抵抗を発生させる。このグリッパ３００は、前述のスペーサ手段と兼用されるものであっても、またスペーサ手段と併用されるものであってもよい。スペーサ手段と併用される場合には、スペーサ手段よりも外側に抵抗発生部を設けるのが好ましい。
【００４４】
グリッパ３００は、摩擦抵抗の大きな材料（ゴム等）で形成されるため、台車本体３９１とは別部品として製造されることになる。この例では、別部品としての抵抗発生部（グリッパ３００）を用いる場合でも、二つ割りの第１及び第２の台車本体半部３９９及び４０１で台車本体３９１を構成しているので、第１及び第２の台車本体半部３９９及び４０１を組み合わせた状態で、第１及び第２の台車本体半部３９９及び４０１間にグリッパ３００を挟持することにより、グリッパ３００を底壁部３９３に固定している。そこでこの例では、図２０（Ｄ）及び図２１（Ｄ）に示すように、第１及び第２の台車本体半部３９９及び４０１の底壁構成半部に、第１及び第２の台車本体半部３９９及び４０１が組み合わされたときに、グリッパ３００の周囲に形成された環状の溝３０３ａに縁部が嵌合される孔部４００ａ及び４００ｂがそれぞれ形成されている。このようにすればグリッパ３００を接着剤を用いることなく、台車本体３９１の底壁部３９３にしっかりと固定することができる。
【００４５】
図２３（Ａ）〜（Ｃ）は、前述の図７（Ｂ）に示すようなカーブタイプの台車の一例の平面図、正面図及び底面図、図２４（Ａ）〜（Ｆ）は、第１の台車本体半部５９９の平面図、正面図、背面図、底面図、図２４（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図及び図２４（Ｂ）のＦ−Ｆ線断面図であり、図２５（Ａ）〜（Ｆ）は、第２の台車本体半部６０１の平面図、正面図、背面図、底面図、図２５（Ｃ）のＥ−Ｅ線断面図及び図２５（Ｃ）のＦ−Ｆ線断面図である。これらの図においては、図１６〜図１８に示したストレートタイプの台車の構成と同様の部分に、図１６〜図１８に付した符号の数に３００を加えた数を符号として付して、説明を省略する。図１６〜図１８に示したストレートタイプの台車と比較して、この台車では、第１及び第２の転動体即ち第１及び第２のローラを用いる。第１のローラ５９７の第１の回転軸５９８は、台車本体５９１の対向する一対の側壁部５９９及び６０１に回転自在に支持されている。そして第２のローラ６００の第２の回転軸７００は、第２の回転軸７００の軸線と直交し且つ第２の回転軸７００の中央部を通る仮想垂線ＰＬ１を中心にして所定の角度範囲内で第２の回転軸が回動するように第２の回転軸７００を支持する回転軸回動支持機構７０１に支持されている。図２３の状態では、構造を明瞭に示すことができないため、図２６及び図２７に回転軸回動支持機構７０１の構成を概略的に示す。図２７に示すように、第２のローラ６００には、外周部に径方向外側に向かって開口する環状の溝６００ａが形成されており、この溝６００ａにはゴム材料のように摩擦抵抗の大きな材料からなる滑り止めリング６０６が嵌合されている。
【００４６】
回転軸回動支持機構７０１は、第２の回転軸７００の中央部を通る中心線ＣＬ１上に回転中心を有し且つ中央部に第２のローラが入る貫通孔７０３を備えた円板７０５と、仮想垂線ＰＬ１と直交する１つの仮想直交線ＰＬ２に沿い且つ貫通孔７０３が間に位置するように円板７０５に設けられて第２の回転軸７００の両端部を回転自在に支持する一対の軸受部７０７及び７０９と、円板７０５を回転中心を中心にして回動し得るように台車本体５９１の底壁部５９３に対して所定の角度範囲内で回動自在に支持する円板支持構造部７１１とを備えている。
【００４７】
この台車本体５９１も、第２の仮想垂直面ＰＶＳ２に沿って分割面が形成されるように構成された二つ割りの第１及び第２の台車本体半部５９９及び６０１が組み合わせて構成される。第１及び第２の台車本体半部５９９及び６０１には、底壁部５９３と平行に延びて、第１及び第２の台車本体半部５９９及び６０１が組み合わされた状態で、底壁部５９３との間に円板７０５が抜け出さず且つ円板７０５を回転自在に受け入れる円板受入溝７１２を形成する第１及び第２の横壁部７１３及び７１５をそれぞれ設けている。このようにすれば第１及び第２の台車本体半部５９９及び６０１を組み合わせるときに、第２の回転軸７００が支持された円板７０５を円板受入溝７１２に入れるだけで、第２のローラの取り付けを完了することができる。なおこの例では、第１のローラ５９７の外周部にも、ゴム等の摩擦抵抗の大きな２本のリング６０８が嵌合されている（図２３）。
【００４８】
またこの例では、図２６に示すように、円板７０５に突起７１７が一体に設けられている。この突起７１７は、第１の横壁部７１３の側面と第２の横壁部７１５の側面との間に形成された空間Ｓ内を移動して、横壁部７１３及び７１５と当たることにより、円板７０５の回動範囲を規制している。なお底壁部５９３に円弧状の貫通溝を形成し、この突起７１７の延長部をこの貫通溝から突出させる構成を採用すると、この延長部を操作摘みとして、台車本体５９１の外側から円板７０５を簡単に回動させることができる。このようにすれば操作摘みの位置を変えることによって、進行方向を簡単に決定することができる。なおこのような操作摘みを設けなくても、第２のローラ６００を指で摘んで動かすことによっても進行方向を決定することができるのは勿論である。またこの台車においても前述のスペーサ手段を用いるのが好ましい。この例では、第２のローラ６００の外側にスペーサ手段を構成する２つの突起５９６を設けている。
【００４９】
上記に説明した各種の台車は、本発明で用いることができる台車の例にすぎないものであり、本発明において、上記に説明した台車以外のその他の種々の動きをする台車を用いることができるのは勿論である。
【００５０】
図２８は、段ボール紙のような紙基材をベースにしたボード状部材１６５を用いたプレイ・フィールド５の一例を示している。このボード状部材１６５には、複数の貫通孔１６９が規則正しく形成されている。通過阻止部材を構成するフェンス部材１７３は、図２９に示すようなロッド部材１７１を利用してボード状部材１６５上に配置されている。このロッド部材１７１は、貫通孔１６９を貫通するロッド本体１７１ａと抜け止め部１７１ｂとから構成されている。抜け止め部１７１ｂは、貫通孔１６９を通過できない外径寸法を有する円板形状を有しており、ロッド本体１７１ａが貫通孔１６９に挿入された状態でボード状部材１６５の裏面と接触してロッド本体１７１ａが貫通孔１６９から抜けるのを阻止する。この抜け止め部１７１ｂの存在によってロッド本体１７１ａの抜け止めとロッド本体１７１ａの傾倒を防止できる。特に、抜け止め部１７１ｂの存在によってロッド本体１７１ａが大きく傾斜することを防止きでるので、ボード状部材１６５が紙をベースとする比較的変形し易い材料から形成される場合であっても、貫通孔１６９が拡張されるのを有効に防止することができて、プレイ・フィールド５の耐久性または寿命を延ばすことができるようになる。
【００５１】
図３０（Ａ）に示すように、抜け止め部１７１ｂは、ボード状部材１６５の裏面から出っ張った状態になっている。そこで図３０（Ｂ）に示すように、ボード状部材１６５の裏面に、抜け止め部１７１ｂを収容する凹部１７０を形成しておくと、抜け止め部１７１ｂの存在がボード状部材１６５を台等の上にほぼ水平な状態で置く際の障害になることがない。
【００５２】
図３１（Ａ）に拡大して示すように、通過阻止部材を構成するフェンス部材１７３は、ロッド本体１７１ａが嵌合される筒状のロッド部材嵌合部１７７の間にプレート１７５が配置された構造を有している。なお図３１においては、ボード状部材１６５は図示を省略してある。図３１（Ｂ）に示すように、ロッド本体１７１ａがボード状部材１６５の貫通孔１６９に挿入された状態で、ロッド本体１７１ａに挿入されてボード状部材１６５の表面と接触する環状プレート１７４を更に設けてもよい。この環状プレート１７４に形成された貫通孔１７４ａの直径は、ロッド本体１７１ａの外径寸法よりも僅かに大きくする。このような環状プレート１７４を設けると、抜け止め部１７１ｂと協働して環状プレート１７４がロッド本体１７１ａの傾倒を阻止する機能を果たす。したがってボード状部材１６５の材質が弱い場合でも、ボード状部材１６５の寿命を伸ばすことが可能になる。
【００５３】
また使用するフェンス部材１７３の構造は任意である。図３２（Ａ）〜（Ｃ）は、フェンス部材１７３の変形例を示している。図３２（Ａ）に示されたフェンス部材１７３は、プレート１７５が湾曲している。また図３２（Ｂ）に示されたフェンス部材１７３は、プレート１７５がＴ字状に組み合わされている。更に図３２（Ｃ）のフェンス部材１７３は、１本のロッド部材嵌合部１７７の周囲に４枚のプレート１７５´を放射状に取り付けた構造を有している。
【００５４】
【発明の効果】
本発明のように、ロッド部材と通過阻止部材とを別個のものとして構成すると、ロッド部材の配置位置を変えることなく、他のロッド部材を利用して通過阻止部材を任意の位置に位置決めすることができるので、ロッド部材の孔への抜き差し回数を減らすことができ、ボード状部材に形成した複数の孔が、不必要に拡張されるのを抑制することができる。
【００５５】
また本発明によれば、耐久性のあるボード状部材を用いたプレイ・フィールドを提供できる利点がある。特に、ボード状部材として、エチレン酢酸ビニルコポリマー等のように発泡により柔軟性及びゴム弾性を示す熱可塑性プラスチックにより形成されたものを用いると、ボード状部材に厚み方向に延びるように形成された有底状態または貫通状態の複数の孔に、障害物の挿入部を何回挿入した場合でも、また移動玩具が障害物に当たって複数の孔が変形しても、ボード状部材がゴム弾性を有しているため、複数の孔は元の状態に復元され、長期間に亘ってボード状部材を使用することができる。またボード状部材のゴム弾性は、移動玩具が障害物に当たったときの衝撃を吸収するため、移動玩具が障害物に当たって飛び出すのを効果的に防止できる。
【００５６】
また使用する複数の障害物として、ボード状部材に形成した複数の孔から選択された複数の孔に一端が挿入される複数のロッド部材を用い、更にバーの両端にロッド部材が嵌合されるロッド部材嵌合部を備えて、孔に一端が嵌合された複数のロッド部材から選択された２本のロッド部材に両端のロッド部材嵌合部が嵌合されて移動台車の通過を阻止するフェンス部材を更なる障害物としてプレイ・フィールド上に実装すると、プレイ・フィールド上に形成する障害構造物のバリエーションが大幅に増加する利点がある。特に、バーの両端にロッド部材嵌合部を備えたフェンス部材は、ロッド部材を抜かずに設置及び位置変更が可能であるので、ロッド部材を抜き差しする作業が少なくなるだけでなく、ロッド部材が挿入されるボード状部材の孔が損傷を受ける機会が少なくなる利点がある。
【００５７】
また複数のロッド部材の長さ寸法を、フェンス部材のロッド部材嵌合部が２つ以上嵌合可能な長さ寸法にすると、２つ以上のフェンス部材を１つのロッド部材に対して取り付けることができるので、ボード状部材に形成する孔の間隔を短くしなくても、連続したフェンスを構成することができる利点がある。
【００５８】
またプレイ・フィールドを、複数枚の多角形シートを並べて構成する場合に、多角形シートを合成樹脂シートにより形成し、合成樹脂シートの裏面に滑り止め部を形成すると、移動玩具が多角形シートに当たっても、多角形シートが移動玩具と一緒に移動するのを阻止することができる利点がある。
【００５９】
また硬化した後も粘着性を示す粘着材を合成樹脂シートの裏面に印刷して滑り止め部を形成すると、滑り止め部を極力薄い状態で形成することが可能になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】シューティング・ゲーム装置の概念を説明するための図である。
【図２】プレイ・フィールド上に移動台車と障害物としてフェンス部材を配置した状態を示す斜視図である。
【図３】（Ａ）〜（Ｃ）は、それぞれ移動玩具の内部に構成されている台車取付部の状態を概略的に示す玩具本体の底面図である。
【図４】（Ａ）及び（Ｂ）は、それぞれピストン保持ケースの内部に構成された構造の一例を示す概略拡大断面図である。
【図５】（Ａ）及び（Ｂ）は、それぞれシューティング装置のオプションを説明するために用いるシューティング装置及び付属部品の斜視図である。
【図６】（Ａ）及び（Ｂ）は、それぞれ正六角形の多角形シートを並べて形成したプレイ・フィールドの一例を示す図であり、（Ｃ）は合成樹脂シートの拡大側面図である。
【図７】（Ａ）及び（Ｂ）は、図１に示したノーマルタイプの台車とカーブタイプの台車の底面側から見た概略斜視図である。
【図８】（Ａ）及び（Ｂ）は、転動体として１つの球体を用いたノーマルタイプの台車の底面図である。
【図９】（Ａ）及び（Ｂ）は、転動体として１つの円筒状のローラを用いたストレートタイプの台車の底面図である。
【図１０】グリップタイプの台車の底面図である。
【図１１】カーブタイプの台車の底面図である。
【図１２】（Ａ）〜（Ｅ）は、ノーマルタイプの台車の詳細を示す平面図、正面図、底面図、右側面図及び図１２（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１３】（Ａ）〜（Ｅ）は、図１２の第１の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１３（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１４】（Ａ）〜（Ｅ）は、図１２の第２の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１４（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１５】台車本体と台車本体収納用凹部との関係を示す断面図である。
【図１６】（Ａ）〜（Ｅ）は、ストレートタイプの台車のうち、ローラの位置が偏心した台車の平面図、正面図、底面図、右側面図及び図１６（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１７】（Ａ）〜（Ｅ）は、図１６に示された第１の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１７（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１８】（Ａ）〜（Ｅ）は、図１６に示した第２の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図及び図１８（Ｃ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図１９】（Ａ）〜（Ｄ）は、グリップタイプの台車の一例の平面図、正面図、底面図及び左側面図である。
【図２０】（Ａ）〜（Ｅ）は、図１９に示された第１の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図及び図２０（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図２１】（Ａ）〜（Ｅ）は、図１９に示された第２の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図及び図２１（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図である。
【図２２】（Ａ）〜（Ｄ）は、グリッパの平面図、図２２（Ａ）のＢ−Ｂ線断面図、図２２（Ａ）のＣ−Ｃ線断面図及び図２２（Ａ）の正面図である。
【図２３】（Ａ）〜（Ｃ）は、カーブタイプの台車の一例の平面図、正面図及び底面図である。
【図２４】（Ａ）〜（Ｆ）は、図２３の第１の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図、図２４（Ｂ）のＥ−Ｅ線断面図及び図２４（Ｂ）のＦ−Ｆ線断面図である。
【図２５】（Ａ）〜（Ｆ）は、図２３の第２の台車本体半部の平面図、正面図、背面図、底面図、図２５（Ｃ）のＥ−Ｅ線断面図及び図２５（Ｃ）のＦ−Ｆ線断面図である。
【図２６】回転軸回動支持機構を説明するために用いる図である。
【図２７】回転軸回動支持機構の断面図である。
【図２８】段ボール紙のような紙基材をベースにしたボード状部材を用いたプレイ・フィールドの一例を示す斜視図である。
【図２９】（Ａ）及び（Ｂ）は、ロッド部材をボード状部材に取付ける際の状態を説明するために用いる図である。
【図３０】（Ａ）及び（Ｂ）は、ロッド部材の抜け止め部とボード状部材との関係をそれぞれ示す断面図である。
【図３１】（Ａ）及び（Ｂ）は、それぞれフェンス部材の構造及び取付状態を説明するために用いる斜視図である。
【図３２】（Ａ）〜（Ｃ）は、それぞれフェンス部材の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
１移動玩具
３シューティング装置
５プレイ・フィールド
７玩具本体
９，１１，１３，１５台車
１７，１９，２１台車取付部
１８，２０，２２台車本体収納用凹部
６５,１６５ボード状部材
７１,１７１ロッド部材
７３,１７３フェンス部材（通過阻止部材）
９１台車本体
９３底壁部
９４外壁面
９５開口部
９７球体
９９第１の台車本体半部
１０１第２の台車本体半部
ＰＶＳ１第１の仮想垂直面
ＰＶＳ２第２の仮想垂直面
ＣＬ中心線[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a game device play field used in a shooting game device or the like.
[0002]
[Prior art]
There is a game apparatus that uses an electric remote-controlled mobile toy that competes to run the electric mobile toy on an obstacle-playing field and reach the target position. Many of the conventional play fields used in this type of game device are based on paper such as cardboard. In some conventional play fields based on corrugated paper, a plurality of through holes are formed in the corrugated paper, and obstacles are inserted into appropriate through holes selected from the plurality of through holes. Another type of play field includes a plurality of polygonal sheets arranged to form a play field.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the conventional play field, there is a problem that the variation of obstacles cannot be increased. Also, in a play field based on paper, where the insertion part of the obstacle is inserted into the through hole, the through hole widens every time the obstacle hits the obstacle. There is a problem that the obstacle cannot be fixed in a predetermined position due to becoming too much. Further, in the latter play field using a plurality of polygon sheets, the polygon sheets are slippery and it is necessary to frequently reposition the polygon sheets during play.
[0004]
The objective of this invention is providing the play field for game devices which can increase the variation of an obstruction.
[0005]
Another object of the present invention is to provide a play field for a game device that can increase the variation of obstacles with fewer types of parts.
[0006]
Another object of the present invention is to provide a highly durable game device play field.
[0007]
Another object of the present invention is to provide a play field for a game device having high durability and low weight.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
A shooting game apparatus that can use the play field of the present invention includes at least a plurality of types of carts that move differently, and a cart mounting portion to which one cart selected from the plurality of types of carts is mounted. One toy body and a shooting device that applies an external force to a moving toy (hereinafter simply referred to as a moving toy) that uses an external force that is configured by attaching the carriage to the carriage mounting portion of the toy body. Here, use multiple types of carts that move in various ways, such as those that change the direction of movement depending on how external force is applied, those that move linearly, those that move while curving, and those that move while rotating. Can do. The toy body generally has a structure in which an exterior is mounted on the carriage mounting portion, and various figures such as automobiles, animals, and monsters can be adopted as the exterior.
[0009]
Although this type of game device can be performed on a desk or a floor, it is needless to say that a dedicated play field may be used. The dedicated play field may be board-shaped or sheet-shaped, or a plurality of sheets arranged side by side.
[0010]
The play field of the present invention includes a board-like member having a plurality of holes in a bottomed state or a penetrating state formed so as to extend in the thickness direction, and an insertion portion inserted into the plurality of holes. And a plurality of obstacles for preventing the movement of the moving toy. The plurality of obstacles includes a plurality of rod members inserted into a plurality of holes selected from the plurality of holes of the board-shaped member, and a rod fitting portion fitted to the plurality of rod members, and the passage of the moving toy And a passage blocking member for blocking the movement. When the obstacle is constituted by the rod member and the passage blocking member as in the present invention, the variation in the installation state of the obstacle can be varied by appropriately selecting the insertion position of the rod member and the passage blocking member. be able to.
[0011]
If the rod member and the passage blocking member are configured separately, the passage blocking member can be positioned at an arbitrary position using another rod member without changing the arrangement position of the rod member. Therefore, since the number of insertions / removals into / from the holes of the rod member can be reduced, the plurality of holes formed in the board-like member can be prevented from being unnecessarily expanded.
[0012]
In the case where a plurality of holes formed in the board-shaped member are through holes, the plurality of rod members have a rod main body that penetrates the through hole and a shape that cannot pass through the through hole, and the rod main body becomes a through hole. It is preferable to comprise a retaining portion that contacts the back surface of the board-like member in the inserted state and prevents the rod body from coming out of the through hole. If it does in this way, formation of a plurality of holes to a board-like member becomes easy, and it can prevent a rod body from retaining and tilting by the existence of a retaining part. In particular, since the rod body can be prevented from being largely inclined due to the presence of the retaining portion, the through-hole is expanded even when the board-like member is formed from a relatively deformable material based on paper. Can be effectively prevented and the durability or life of the play field can be extended.
[0013]
In addition, if a recess for accommodating the retaining portion is formed on the back surface of the board-shaped member, the presence of the retaining portion may be an obstacle when placing the board-shaped member on a table or the like in a substantially horizontal state. Absent.
[0014]
Moreover, you may further provide the cyclic | annular plate inserted in a rod main body and contacting the surface of a board-shaped member in the state which the rod main body was inserted in the through-hole. The diameter of the through hole formed in the annular plate is slightly larger than the outer diameter of the rod body. When such an annular plate is provided, the annular plate functions to prevent the rod body from tilting in cooperation with the retaining portion. Therefore, even when the material of the board-like member is weak, the life of the board-like member can be extended.
[0015]
When a board-like thing is used as a play field, it is preferable to use a light and durable material. For example, as the board-shaped member, a member formed of a thermoplastic plastic that exhibits flexibility and rubber elasticity by foaming, such as an ethylene vinyl acetate copolymer, is suitable. When such a board-like member is used in a play field, a plurality of holes in a bottomed state or a penetrating state are formed in the board-like member so as to extend in the thickness direction. Then, a plurality of obstacles that have insertion portions inserted into the plurality of holes and prevent the movement of the moving toy moving on the play field are positioned and fixed to the play field using the plurality of holes. Even if the obstacle insertion part is inserted into the hole many times, or even if the moving toy hits the obstacle and the holes are deformed, the board-like member has rubber elasticity, so the holes are Restored to the state. Therefore, even when the obstacle is mounted on the board-like member, the board-like member can be used for a long period of time. Further, the rubber elasticity of the board-like member absorbs an impact when the moving toy hits the obstacle, so that the moving toy hits the obstacle and can be prevented from jumping out. Furthermore, the flexibility of the board-like member facilitates handling. Of course, a play field may be configured by combining a plurality of board-like members.
[0016]
In addition, it is preferable that the length dimension of the plurality of rods is a length dimension in which two or more rod fitting portions of a passage blocking member (for example, a fence member) can be fitted. If it does in this way, since two or more fence members can be attached with respect to one rod, even if it does not shorten the space | interval of the hole formed in a board-shaped member, the continuous fence can be comprised. When the plurality of holes formed in the board-like member are formed with regularity or are formed at equal intervals, the fence member may be one type. However, even in such a case, if a plurality of types of passage blocking members (for example, fence members) having different lengths and / or shapes of bars or plates are prepared, the number of fence patterns constituted by the passage blocking members increases. The difficulty of the game can be changed by selecting.
[0017]
The play field can also be configured by arranging a plurality of polygonal sheets. On the surface of the polygonal sheet, the score, conditions for the progress of the moving toy, etc. are displayed. In this case, the material of the plurality of polygon sheets is arbitrary. However, if the thickness of this sheet is too thick, it will hinder the progress of the moving toy, so it is desirable that the thickness be as thin as possible. Therefore, it is preferable to use a synthetic resin sheet that can be reduced in thickness. In this case, an anti-slip portion is formed on the back surface of the synthetic resin sheet. If it does in this way, even if a movement toy hits a polygon sheet, it can block that a polygon sheet moves with a movement toy. The anti-slip portion may be formed entirely or partially on the back surface of the polygonal sheet. However, since the problem that the thickness of the entire sheet increases due to the provision of the anti-slip portion, the anti-slip portion needs to be formed as thin as possible. Therefore, when an adhesive material that exhibits adhesiveness even after curing is printed on the back surface of the synthetic resin sheet to form the anti-slip portion, the anti-slip portion can be formed as thin as possible.
[0018]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. FIG. 1 is a diagram for explaining the concept of an example of a shooting game apparatus. The shooting game apparatus includes a moving toy 1 that uses at least one external force as a power source, and a shooting device 3 that applies external force to the moving toy 1. As will be described in detail later, this game device is played by placing the moving toy 1 on a play field 5 as shown in FIG. 2 and applying an external force to the moving toy 1 by the shooting device 3.
[0019]
The mobile toy 1 has a structure in which one cart selected from four types of carts 9, 11, 13, and 15 that move differently is mounted on a cart mounting portion (described later) inside the toy body 7. ing. As for multiple types of carts, those that change the direction of movement depending on how external force is applied, those that move linearly, those that move while curving, those that move while rotating, and that do not move easily when attacked For example, it is possible to prepare a variety of movements. As will be described in detail later, the four types of carts used in the present embodiment are classified according to the movement mode (or the shape of the trajectory), and the cart 9 is a normal type cart. Reference numeral 11 denotes a straight type carriage, the carriage 13 is a curve type carriage, and the carriage 15 is a grip type carriage. As will be described later, these carts 9, 11, 13, and 15 have symmetrical outer shapes so that they can be attached by rotating the front and rear by 180 °.
[0020]
FIGS. 3A to 3C are bottom views of the toy main body 7 schematically showing the states of the carriage mounting portions 17, 19, 21 configured inside the moving toy 1. The toy body 7 has a structure in which an exterior is mounted on the carriage mounting portion, and various figures such as automobiles, animals, and monsters can be adopted as the exterior. The cart attachment portion 17 shown in FIG. 3A includes a cart body housing recess 18 that is elongated in the direction from the front surface F to the back surface BA of the toy body 7. The cart attachment part 19 shown in FIG. 3 (B) includes a cart body housing recess 20 that is elongated in a direction orthogonal to the direction from the front F toward the back BA. Further, the carriage mounting portion 21 shown in FIG. 3C includes a carriage main body storage recess 22 in which openings extending in a direction from the front F toward the back BA and in a direction perpendicular to the direction form a cross shape. As will be described later, these dolly body storage recesses 18 and 20 have symmetrical shapes so that the dolly can be fitted with the front and rear of the dolly 9, 11, 13, 15 changed 180 °. The carriage main body storage recess 22 is formed in a symmetrical shape so that the carriage can be fitted in a positional relationship in which the carriages 9, 11, 13, and 15 are rotated by 90 °.
[0021]
According to this embodiment, by combining one cart selected from four types of carts 9, 11, 13, and 15 that move differently with the toy main body 7, the mobile toy 1 Make any movement. Therefore, by exchanging the carriage, it is possible to increase variations in the progress or development of the game, and to increase the player's interest.
[0022]
The shooting device 3 may have various structures. In this example, a spring member is used as a power source. As shown in FIG. 1, the shooting device 3 has a piston 23 whose outer surface shape that is displaced between the front position and the rear position is a prismatic shape, and the piston 23 can be displaced between the front position and the rear position. The piston holding case 25 that holds the piston 23 in a movable manner, a spring member 31 (see FIG. 4) as a power source disposed inside the piston holding case 25, and the piston holding case 25. A piston engagement structure 27 (see FIG. 4) having a disengageable structure and an external force applying mechanism 29 for applying an external force to the piston engagement structure can be used. The piston holding case 25 is configured by combining an upper case 25a and a lower case 25b configured to be divided into two in the vertical direction.
[0023]
4A and 4B are schematic enlarged cross-sectional views showing an example of a structure configured inside the piston holding case 25, respectively. 4A shows a state where the piston 23 is in the front position (a state where the engagement is released), and FIG. 4B shows a state where the piston 23 is in the rear position (a state where the piston 23 is in the engaged state). ). The spring member 31 is composed of a coil spring, and includes a rear end surface 23a of the piston 23 located inside the piston holding case 25 and a stopper wall portion 35 provided integrally with the bottom wall portion 33 of the lower case 25b. Arranged between. The bottom wall 33 is formed with an opening 37 for inserting the spring member 31 into the piston holding case 25. The opening 37 is closed so as to be openable and closable by a lid member 39 fixed to the bottom wall 33 via an engagement structure of a snap-in structure or a slide structure. Therefore, the player can open the cover member 39 and replace the spring member 31 as necessary. The spring member 31 is stored and released when the piston 23 is displaced from the front position to the rear position [from the state shown in FIG. 4A to the state shown in FIG. 4B]. When the state of 4 (B) is changed to the state of FIG. 4 (A)], a force for moving the piston 23 from the rear position to the front position is applied to the piston 23.
[0024]
When the piston 23 is displaced from the front position to the rear position, the piston engagement structure 27 is engaged with a part of the piston 23 to hold the piston 23 at the rear position, and is externally applied to the piston 23 by an external force applied from the outside. It has a disengageable structure that disengages. Specifically, a leaf spring portion 41 that is integrally provided behind the piston 23 and constitutes a part of the piston, and two protrusions 43 and 45 that are integrally provided on the rear end portion of the leaf spring portion 41. The piston engaging structure 27 is composed of an inner wall portion 47 provided integrally with the upper case 25a and extending in parallel with the bottom wall portion 33, and two through holes 49 and 51 formed in the inner wall portion 47. Has been. As shown in FIG. 4A, in a state where the spring member 31 is opened, the piston 23 is in the front position, and the two protrusions 43 and 45 of the leaf spring portion 41 are two through holes 49 and 51, respectively. It is fitted inside. This fitting prevents the piston 23 from jumping forward beyond the state shown in the figure. When the piston 23 is pushed from the front position to the rear position, the piston 23 compresses the spring member 31, and accordingly, the leaf spring portion 41 moves rearward, and the inclined surface of the protrusion 43 is aligned with the edge of the through hole 49. When the leaf spring portion 41 moves rearward while being in contact, the leaf spring portion 41 bends downward, and after the protrusion 43 comes out of the through hole 49, the leaf spring portion 41 further moves rearward and the leaf spring portion 41. The protrusion 43 enters the through hole 51 by the spring force of. Thereafter, the protrusion 45 engages with the rear edge of the through hole 51, so that the movement of the leaf spring portion 41 is prevented. When the force that pushes the piston 23 backward is released in this state, the piston 23 moves slightly forward by the spring force of the compressed spring member 31, and the front end of the protrusion 43 is connected to the front edge of the through hole 51. By engaging, the forward movement of the piston 23 is prevented.
[0025]
In order to displace the piston 23 of the shooting device 3 from the rear position to the front position so that the shooting device 3 is in the firing state, a push button that constitutes a part of the external force applying mechanism 29 that applies an external force to the piston engagement structure 27 Press 28 down. The push button 28 is always urged so as to be displaced upward by a spring member (not shown). In addition, the engaging part (not shown) of the push button 28 and the engaged part provided in the upper case 25a are engaged, and the push button 28 is stopped at the upper position. When the player pushes the push button 28 downward, the projection 45 provided on the leaf spring 41 is pushed downward, and when the engagement between the front projection 43 and the front edge of the through hole 51 is released, the spring The member 31 is released and the piston 23 moves from the rear position to the front position. When the protrusion 45 engages with the front edge of the through hole 51, the movement of the piston 23 in the forward direction is stopped. Thus, the shooting device of this embodiment applies an external force to the moving toy 1 with a simple structure using the spring member as a power source.
[0026]
As shown in FIGS. 5A and 5B, various options can be added to the shooting device 3. For example, in this example, a pair of guide arms 53 and 55 that guide the moving toy 1 in the direction in which the piston 23 is displaced are spaced on both sides of the displacement passage of the piston 23 with a gap larger than the maximum width dimension of the moving toy 1. The piston holding case 25 can be detachably attached. The lower case 25 b of the piston holding case 25 is integrally provided with a pair of mounting projections 57 for mounting the guide arms 53 and 55. In FIG. 5A, only one mounting protrusion 57 is shown. On the guide arms 53 and 55 side, a hole portion into which the mounting projection 57 is fitted is formed. The outer shape of the piston holding case 25 and the outer shape of the base portions of the guide arms 53 and 55 are such that the guide arms 53 and 55 are attached to the mounting protrusions in a state where the outer surfaces of the piston holding case 25 and the guide arms 53 and 55 are attached. It is configured so that it can be prevented from rotating around 57.
[0027]
In this example, as an option, the piston holding case 25 is provided with a close contact portion in close contact with the play field 5 in a state where the piston holding case 25 is disposed on the play field 5 (FIG. 2). Non-slip members 59 and 61 for preventing the piston holding case 25 from moving due to the reaction generated when the valve is displaced from the rear position to the front position can be removably attached. A pair of mounting projections 63 into which the anti-slip members 59 and 61 are fitted are integrally provided at the rear portion of the lower case 25 b of the piston holding case 25. In FIG. 5A, only one mounting protrusion 63 is shown. On the side of the anti-slip members 59 and 61, a hole portion into which the mounting protrusion 63 is fitted is formed. Further, the outer shape of the piston holding case 25 and the outer shape of the anti-slip members 59 and 61 are also fixed so that the non-slip members 59 and 61 are attached in a state in which both outer surfaces are in contact and the anti-slip members 59 and 61 are attached. It is configured so that it can be prevented from rotating around the protrusion 63. If the anti-slip members 59 and 61 are attached, even when a spring member 31 having a strong spring force is selected, it is possible to play without trouble.
[0028]
Although the game apparatus of the present invention can be performed on a desk or a floor, a dedicated play field 5 may be used as shown in FIG. The dedicated play field may be board-shaped or sheet-shaped, or a plurality of sheets arranged side by side. The play field 5 shown in FIG. 2 is a board type play field in which a non-slip sheet 67 is joined under the board-like member 65. In this example, a board material made of ethylene vinyl acetate copolymer is used as the board-like member 65 in order to make the play field 5 light and durable. Ethylene vinyl acetate copolymer is a kind of thermoplastic plastic that exhibits flexibility and rubber elasticity by foaming. Of course, the board-like member 65 may be made of a material having flexibility and rubber elasticity, and the board-like member is made of a material based on a paper base as described later. Of course, it is also good. The board-like member 65 is formed with a plurality of holes 69 in a bottomed state or a penetrating state so as to extend in the thickness direction. The hole 69 in this example is a hole with a bottom. The plurality of holes 69 are positioned and fixed to the play field 5 with a plurality of obstacles that have insertion portions inserted into the holes 69 and prevent the movement of the moving toy 1 moving on the play field 5. Used for. In this example, a plurality of rod-shaped rod members 71 and a fence member 73 are used as an example of an obstacle. One end of the rod member 71 is inserted into the hole 69. In this example, one end of a plurality of rod members 71 is inserted into a plurality of holes 69 selected from a plurality of holes 69 formed in the board-like member 65. A plurality of fence members 73 are arranged on the play field 5 using these rod members 71. The fence member 73 to be used includes rod member fitting portions 77 and 77 into which the rod member 71 is fitted at both ends of the bar 75. In this example, a plurality of types of fence members having different lengths of the bar 75 are used. The fence member 73 is arranged in a state in which the rod member fitting portions 77, 77 at both ends are fitted to the two rod members 71, 71 selected from the plurality of rod members 71, and the passage of the moving toy 1 is prevented. A fence as a passage blocking member is configured. In this example, the length dimensions of the plurality of rod members 71 are such that two or more rod member fitting portions 77 of the fence member 73 can be fitted. In this way, since the rod member fitting portions 77 of two or more fence members 73 can be attached to one rod member 71, the interval between the holes 69 formed in the board-like member 65 is not shortened. It will also be possible to construct a continuous fence. If such a fence member 73 is used, the variation of the obstacle structure formed on the play field 5 will increase significantly. In particular, as shown in this example, the fence member 73 having rod member fitting portions 77 at both ends of the bar 75 can be installed and changed without removing the rod member 71. Therefore, the rod member 71 is inserted and removed. Not only decreases, but also reduces the chance that the hole of the board-like member 65 into which the rod member 71 is inserted is damaged.
[0029]
The plurality of holes 69 formed in the board-like member 65 may be formed with regularity. For example, when the holes 69 are formed at equal intervals, the fence member 73 may be one type of fence member having the same length of the bar 75. However, even in such a case, it is a matter of course that a plurality of types of fence members having different lengths of the bar 75 may be prepared.
[0030]
The play field can also be configured by arranging a plurality of polygonal sheets. FIGS. 6A and 6B show an example of a play field in which regular hexagonal polygon sheets 79 are formed side by side. In the example of FIG. 6A, the score is displayed on the surface of the polygonal sheet 79. When such a polygon sheet 79 is used, an external force is applied to the moving toy 1 by the shooting device 3, and the score of the polygon sheet 79 on which the moving toy 1 is placed is added or subtracted, and the winning or losing is determined by the number of points acquired. Can do. In the example of FIG. 6B, various game conditions are described on the surface of the polygonal sheet 79. When such a polygon sheet 79 is used, the play is continued according to the game conditions described in the polygon sheet 79 on which the moving toy 1 is placed. The material of the plurality of polygonal sheets is arbitrary. However, if the thickness of the sheet is too thick, it becomes an obstacle to the progress of the moving toy 1, so that it is desirable that the thickness be as thin as possible. In this example, as shown in FIG. 6C, a non-slip portion 81 is formed on the back surface of the synthetic resin sheet. The anti-slip portion 81 is made of an adhesive material (for example, an adhesive material such as natural rubber, polyurethane, polysulfite, modified silicon, or butyl rubber) that exhibits adhesiveness even after being cured on the back surface of the synthetic resin sheet. It is formed by printing. Thus, when the anti-slip part is formed by printing, the thickness of the anti-slip part can be made as thin as possible.
[0031]
Next, the cart attached to the toy body 7 will be described. In the present invention, in order to be able to replace and attach a plurality of types of carts, the cart mounting portions of the plurality of types of carts and the toy body are manually attached to the cart mounting portions of any of the plurality of types of carts. Each of the plurality of types of carts can be attached and can be manually detached from the cart mounting portion. Specifically, each carriage 9, 11, 13, 15 is configured so that it can be attached to the carriage mounting portions 17, 19, 21 having a common shape. FIGS. 7A and 7B are schematic perspective views of the normal type cart 9 and the curve type cart 13 shown in FIG. These four types of carts 9, 11, 13, and 15 basically have similar configurations.
[0032]
The relationship between the trolley body of each type of trolley and the rolling elements will be briefly described with reference to FIGS. First, FIGS. 8A and 8B schematically show a bottom view of a normal type bogie 9 using one sphere B as a rolling element, as will be described later. In the example of FIG. 8A, the sphere B is disposed at the center of the outer wall surface of the cart body CB, and in the example of FIG. 8B, the sphere B is disposed at a position eccentric from the center of the outer wall surface of the cart body CB. ing. FIGS. 9A and 9B respectively show bottom views of a straight type carriage 11 using one cylindrical roller R as a rolling element. 9A and 9B, the roller R is arranged at the center of the carriage main body CB. In the examples of FIGS. 9A and 9B, the axis of the rotation axis of the roller R is shown. And the cart body CB are different by 90 °. FIG. 10 shows a bottom view of the grip type carriage 15. In this cart, a sphere B is used as a rolling element, and a resistance generating portion G that exhibits a grip function is fixed to the bottom surface of the bottom wall portion of the cart body CB. In this carriage, the carriage is braked due to the presence of the resistance generator G. FIG. 11 shows a bottom view of the curve type carriage 13. In this cart, two rolling elements are used, one rolling element is a sphere B, and the other rolling element is a narrow roller (wheel) R having a rotation axis. In this example, the roller R is rotatably supported so as to be able to rotate within a predetermined angle range about a perpendicular line passing through the center of the rotation axis and orthogonal to the rotation axis. Therefore, in this cart, by arbitrarily determining the angle of the roller R, the cart can be moved while being curved. Specific examples of these types of carts will be described later. First, the normal cart 9 shown in FIG. 7A will be described as a standard cart, and the outline of the cart will be described below. 7A and 7B are schematic diagrams for explanation, and details are omitted.
[0033]
First, a standard normal type bogie 9 shown in FIG. 7A includes a box-like bogie main body 91, a part of which is rotatably accommodated in the bogie main body 91, and the remaining portion is a bottom wall portion 93 of the bogie main body 93. And one spherical body 97 as one or more rolling elements exposed from the opening 95 formed beyond the outer wall surface of the bottom wall portion. As will be described later, the bogie main body 91 is configured by combining two divided first and second bogie main body halves 99 and 101. The trolley body 91 is fitted and attached to the trolley body housing recesses 18, 20, and 22 on the trolley mounting portions 17, 19, and 21 of the toy body 7 shown in FIGS. 3 (A) to (C). . The dolly body storage recesses 18, 20, 22 are opened on the bottom side of the dolly mounting portions 17, 19, 21 of the toy main body 7, and the outer wall surface of the bottom wall portion 93 of the dolly body 91 is exposed. 91 body parts are housed.
[0034]
12A to 12E are a plan view, a front view, a bottom view, a right side view, and a cross-sectional view taken along the line EE in FIG. (A)-(E) are the top view of the 1st trolley body half 99, a front view, a rear view, a bottom view, and a EE line sectional view of Drawing 13 (B), and Drawing 14 (A) (E) is a top view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 14 (B) of the second carriage main body half 101. FIG. 15 is a schematic cross-sectional view used for explaining the engagement structure between the normal type cart 9 and the toy body 7. In particular, as shown in FIG. 12, the carriage 9 has a relationship in which the outer shape of the carriage main body 91 passes through the center C (center of dimensions) of the bottom wall portion of the carriage main body 91 and is orthogonal to the outer wall surface 94 and orthogonal to each other. The first and second virtual vertical planes PVS1 and PVS2 are symmetrical with respect to each other. Accordingly, the dolly body storage recesses 18, 20, and 22 shown in FIG. 3 are also based on one state in which the dolly body 91 is fitted in the dolly body storage recesses 18, 20, and 22. Even when the carriage main body 91 is rotated by a predetermined angle around the center line CL passing through the center of the bottom wall portion 93, the shape is symmetrical so that the carriage main body 91 can be accommodated. In the example shown in FIGS. 3A and 3B, the predetermined rotation angle is 180 °, and the carriage 9 can be attached to the toy body 7 by changing its front-rear direction. In the example of FIG. 3C, the predetermined angle is 90 °, 180 °, or 270 °, and the carriage 9 can be attached to the toy main body 7 in a state of being rotated by 90 °. By adopting such a configuration, the relative positional relationship between the rolling elements attached to the carriage 9 and the toy body 7 can be changed, so that the mounting state of one carriage 9 can be changed without replacing the carriage 9. By changing, the operation mode (movement trajectory) of the mobile toy 1 can be changed.
[0035]
In order to prevent the cart main body 91 from being detached from the toy main body 7 during play, it is necessary to couple the cart main body 91 and the toy main body 7 firmly to some extent. However, if the coupling becomes too strong, the replacement work of the carriage 9 becomes troublesome. Therefore, in this example, a releasable engagement structure is used for coupling the two. Specifically, as will be described in detail later, the cart 9 is provided with two engaging portions 103 and 105, and the toy body 7 is engaged with the cart mounting portion with the two engaging portions 103 and 105. Engaging portions 107 and 109 (see FIG. 15). The engaging portions 103 and 105 and the engaged portions 107 and 109 are in an engaged state in which the engagement can be released in a state in which the carriage main body 91 is completely fitted into, for example, one carriage main body storage recess 18. It is configured as follows.
[0036]
As shown in FIG. 12, the pair of engaging portions 103 and 105 provided on the carriage main body 91 of the carriage 9 passes through the center of the first virtual vertical plane PSV1 and is a plane with respect to the second virtual vertical plane PSV2. It is provided to be symmetrical. Further, as shown in FIG. 15, a pair of engaged portions 107 and 109 that engage with the pair of engaging portions 103 and 105 are formed in the wall portion surrounding the carriage main body storage recess 18. In this way, the pair of engaging portions and the pair of engaged portions 107 and 109 are arranged in a symmetrical positional relationship. The pair of engaging portions 103 and 105 are a pair of through holes 115 and 117 formed in the pair of side wall portions 111 and 113 at which the first virtual vertical plane PVS1 is orthogonal among the plurality of side wall portions constituting the carriage main body 91. Are formed integrally with the pair of side wall portions 111 and 113 so that the main portion is located at the center. Wall portions 113 a and 113 b that restrict the movement of the sphere 97 are integrally provided on the inner wall portions of the pair of side wall portions 111 and 113. The pair of engaging portions 103 and 105 are arranged in such a manner that one end is coupled to the edge of the corresponding through hole 115 and 117 and the other end is not constrained in the corresponding through hole 115 and 117. The arm portions 104 and 106 having flexibility, and movable side protruding portions 108 and 110 that are formed integrally with the other ends of the arm portions 104 and 106 and protrude outward are configured.
[0037]
As schematically shown in FIG. 15, the pair of side surfaces (108a and 108b and 110a and 110b) located on both sides in the extending direction of the arm portions 104 and 106, which the movable side protrusions 108 and 110 have, The first and second inclined surfaces 108a and 108b and 110a and 110b are inclined so as to approach each other toward the outside. Further, the pair of engaged portions 107 and 109 formed on the wall surrounding the cart body housing recess 18 is constituted by a pair of fixed-side projections 107a and 109a that project toward the inside of the cart body housing recess 18. Is done. The pair of side surfaces located on both sides in the insertion direction when the cart main body 91 is inserted into the cart main body recess 18 are inclined so as to approach each other toward the inside. The third and fourth inclined surfaces 107b and 107c and 109b and 109c are used. The third inclined surfaces 107b and 109b are formed in the first and second movable protrusions 108 and 110 of the corresponding engaging portions 103 and 105 in the process of inserting the cart main body 91 into the cart main body recess 18. Of the two inclined surfaces, the arm portions 104 and 106 are bent inward while in contact with the first inclined surfaces 108a and 110a located on the opposite side of the bottom wall portion of the carriage body. Further, the fourth inclined surfaces 107c and 109c come into contact with the second inclined surfaces 108b and 110b in a state where the movable side protruding portions 108 and 110 get over the fixed side protruding portions 107a and 109a. When a pulling force toward the direction opposite to the insertion direction is applied, the arm portions 104 and 106 are bent inward while in contact with the second inclined surfaces 108b and 110b. If such a configuration is adopted, the pair of engaging portions 103 and 105 can be easily formed in the cart body 91, and the pair of engaged portions 107 and 109 can also be easily formed on the wall portion surrounding the cart body housing recess 18. Can be formed. Further, the engagement between the pair of engaging portions 103 and 105 and the pair of engaged portions 107 and 109 is completed only by the operation of inserting the bogie main body 91 into the bogie main body recess 18, and the bogie with a certain amount of force. By pulling out the main body 91, the engagement between the pair of engaging portions 103 and 105 and the pair of engaged portions 107 and 109 is released.
[0038]
In addition, as shown in FIGS. 12 to 15, in this example, the bottom wall portion 93 of the carriage main body 91 has a pair of protrusions 119 that protrude outward toward the position where the first virtual vertical plane PVS <b> 1 passes through the center. And 121 are integrally formed. The shape and size of the pair of protrusions 119 and 121 are set such that a human nail or a dedicated tool is caught in a state where the cart body 91 is fitted in the cart body housing recess 18. By providing such a pair of projections 119 and 121, the player strongly pulls the pair of projections 119 and 121 with two fingernails, so that the pair of engagement portions 103 and 105 and the pair of engaged members are pulled. The engagement with the joint portions 107 and 109 can be released. In addition, the special tool is inserted from the gap g between the projection 119 or 121 and the opening of the carriage main body storage recess 18 in the state shown by the dotted line in FIG. 15, and the tool is hooked on the projection 119 or 121. Thus, the engagement between the pair of engaging portions 103 and 105 and the pair of engaged portions 107 and 109 may be released. The shape of the dedicated tool is not limited as long as it is elongated and the thickness and width of the tip can be inserted into the gap g. A small flat-blade screwdriver can also be used as a dedicated tool.
[0039]
On the outer wall surface 94 of the bottom wall portion 93 of the cart body 91, when the movable toy 1 is placed on the play field 5 (FIG. 2) and the bottom wall portion 93 is in a horizontal state, Although the surface of the play field 5 does not come into contact with the surface of the play field 5 when the bottom wall 93 is inclined from the horizontal state to the front-rear direction (in both directions in which the second virtual vertical plane PVS2 extends), Preferably, spacer means are provided to contact and prevent the bottom wall 93 from contacting the surface of the play field 5. In this example, as shown in FIGS. 7A and 12, four protrusions 96 are provided at the four corners of the outer wall surface 94 of the bottom wall portion 93. The number of protrusions is not limited to this example, and at least three protrusions 96 may be provided at at least three positions surrounding the opening 95 where the sphere 97 is exposed. In this case, at least three protrusions do not come into contact with the surface of the play field 5 when the movable toy 1 is placed on the play field 5 and the bottom wall 93 is in a horizontal state. However, when the bottom wall portion 93 is inclined from the horizontal state, the bottom wall portion 93 comes into contact with the surface of the play field 5 so that the bottom wall portion 93 is prevented from contacting the surface of the play field 5. What is necessary is just to define a protrusion dimension and an installation position.
[0040]
As in this example, when manufacturing the cart main body 91 including the pair of engaging portions 103 and 105, the cart main body 91 is configured such that a split surface is formed along the second virtual vertical plane PVS2. When the two divided first and second cart body halves 99 and 101 are combined, the first and second cart body halves provided with the engaging portions 103 and 105, respectively, are integrally molded. Thus, the manufacturing cost of the cart body 91 can be reduced, and the assembling work when the spherical body 97 is attached to the cart body 91 becomes very easy.
[0041]
16A to 16E are a plan view, a front view, a bottom view, a right side view, and a line E-E in FIG. 16B of the above-described straight type cart where the roller position is eccentric. 17A to 17E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE in FIG. 17B of the first carriage main body half 299. 18A to 18E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. 18C of the second carriage main body half 301. In these drawings, the same number as that of the configuration of the normal type cart shown in FIGS. 12 to 14 is added with a number obtained by adding 200 to the number of the symbols attached to FIGS. Description is omitted. Compared with the normal type cart shown in FIGS. 12 to 14, this cart uses a single roller 297 that rotates about the rotation shaft 298 as a rolling element, and the rotation shaft of the roller 297. The axis of 298 does not exist in the first virtual vertical plane PVS1, but is eccentric. The axis of the rotation shaft 298 extends parallel to the first virtual vertical plane PVS1. Both ends of the rotation shaft 298 of the roller 297 are rotatably supported by cylindrical bearing portions 312 and 314 provided on the inner wall portions of the pair of side wall portions 311 and 313 facing the carriage main body 291. Other points are substantially the same as the structure of the normal type bogie 9 shown in FIGS. Also in this cart, the cart body 291 is a combination of two split first and second cart body halves 299 and 301 configured such that a split surface is formed along the second virtual vertical plane PVS2. It is configured. Therefore, when both ends of the rotating shaft 298 are combined with the first and second carriage body halves 299 and 301, the pair of bearings 312 and 314 provided on the pair of side walls 311 and 313 can be fitted. it can. Therefore, it is possible to complete the attachment of the rollers together when the carriage main body 291 is assembled.
[0042]
12 to 14, when the roller 297 is used as the rolling element, the position of the roller 297 is determined so that the axis of the rotating shaft 298 is located in the first virtual vertical plane PVS1. , The best linearity. When the roller 297 is used as the rolling element, one or more ring-shaped belts made of a material having a higher frictional resistance than the material forming the roller 297 may be fitted to the outer periphery of the roller 297. In this way, it is possible to prevent the rollers from spinning freely and to increase the linearity of the moving operation of the moving toy. In particular, when the two belts are fitted to the roller 297 with an interval in the axial direction, the stability is further increased. In this example, four protrusions 296 are used as the spacer means. In the case of this carriage, at least one front region located on the opposite side to the region of the bottom wall portion 293 where the roller 297 is disposed is provided. Two protrusions 296 may be provided as spacers. In consideration of stability, the two protrusions 296 may be disposed in the front region.
[0043]
FIGS. 19A to 19D are a plan view, a front view, a bottom view, and a left side view of an example of the above-described grip type carriage, and FIGS. 20A to 20E are the first carriage. FIG. 21A is a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 20B, and FIGS. 21A to 21E show the second carriage main body half. FIG. 22 is a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE in FIG. In these drawings, the same number as that of the configuration of the normal type carriage 9 shown in FIGS. 12 to 14 is added with a number obtained by adding 300 to the number of the reference numerals shown in FIGS. The description is omitted. Compared with the normal type cart 9 shown in FIGS. 12 to 14, in this cart, the center of the sphere 397 as the rolling element extends from the first virtual vertical plane PVS 1 to the second virtual vertical plane PVS 2. Further, the gripper 300 constituting the resistance generating portion is fixed to the bottom wall portion 393 of the carriage main body 391 so as to be aligned with the sphere 397 along the second virtual vertical plane PVS2. It is different in point. The shape of the gripper 300 fixed to the bottom wall portion 393 is as shown in FIG. The gripper 300 protruding from the outer wall surface 394 of the bottom wall portion 393 is the surface of the play field when the bottom wall portion 393 is in a horizontal state with the moving toy placed on the play field. When the bottom wall 393 is inclined from the horizontal state to the side where the gripper exists, the bottom wall 393 comes into contact with the surface of the play field, and the bottom wall 393 comes into contact with the surface of the play field. Prevents and actively generates frictional resistance. The gripper 300 may be used in combination with the spacer means described above or may be used in combination with the spacer means. When used in combination with the spacer means, it is preferable to provide a resistance generating portion outside the spacer means.
[0044]
Since the gripper 300 is made of a material (rubber or the like) having a high frictional resistance, the gripper 300 is manufactured as a separate part from the cart body 391. In this example, even when the resistance generating part (gripper 300) as a separate part is used, the cart body 391 is constituted by the first and second cart body half parts 399 and 401 divided into two parts. The gripper 300 is fixed to the bottom wall 393 by sandwiching the gripper 300 between the first and second cart body halves 399 and 401 in a state where the two cart body halves 399 and 401 are combined. . Therefore, in this example, as shown in FIGS. 20 (D) and 21 (D), the first and second carriage main bodies are formed on the bottom wall constituting half of the first and second carriage main half 399 and 401. When the halves 399 and 401 are combined, holes 400a and 400b are formed in which the edges are fitted into annular grooves 303a formed around the gripper 300, respectively. In this way, the gripper 300 can be firmly fixed to the bottom wall portion 393 of the carriage main body 391 without using an adhesive.
[0045]
FIGS. 23A to 23C are a plan view, a front view and a bottom view of an example of a curve type carriage as shown in FIG. 7B, and FIGS. 25 is a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, a cross-sectional view taken along line EE in FIG. 24B and a cross-sectional view taken along line FF in FIG. (A)-(F) are the top view, the front view, the back view, the bottom view, the EE line cross-sectional view of FIG. 25 (C), and the F of FIG. FIG. In these drawings, the same parts as those of the straight type cart shown in FIGS. 16 to 18 are given the same reference numerals as those obtained by adding 300 to the numbers of the reference numerals shown in FIGS. Is omitted. Compared with the straight type cart shown in FIGS. 16 to 18, this cart uses first and second rolling elements, that is, first and second rollers. The first rotating shaft 598 of the first roller 597 is rotatably supported by a pair of side wall portions 599 and 601 facing the carriage main body 591. The second rotating shaft 700 of the second roller 600 is within a predetermined angular range centered on a virtual perpendicular PL1 that is orthogonal to the axis of the second rotating shaft 700 and passes through the center of the second rotating shaft 700. The second rotation shaft is supported by a rotation shaft rotation support mechanism 701 that supports the second rotation shaft 700 so that the second rotation shaft rotates. Since the structure cannot be clearly shown in the state of FIG. 23, the configuration of the rotary shaft rotation support mechanism 701 is schematically shown in FIGS. As shown in FIG. 27, the second roller 600 is formed with an annular groove 600a that opens radially outward in the outer peripheral portion. The groove 600a has a large frictional resistance like a rubber material. A non-slip ring 606 made of a material is fitted.
[0046]
The rotation shaft rotation support mechanism 701 includes a disk 705 having a rotation center on a center line CL1 passing through the center portion of the second rotation shaft 700 and having a through hole 703 into which the second roller enters the center portion. A pair of discs 705 are provided so as to be along one virtual orthogonal line PL2 orthogonal to the virtual perpendicular line PL1 and the through hole 703 is interposed therebetween, and rotatably support both ends of the second rotating shaft 700. A disc support structure for supporting the bearing portions 707 and 709 and the disc 705 so as to be rotatable within a predetermined angle range with respect to the bottom wall portion 593 of the carriage main body 591 so that the disc 705 can be rotated around the rotation center. Part 711.
[0047]
This cart body 591 is also configured by combining two split first and second cart body half portions 599 and 601 that are configured so that a split surface is formed along the second virtual vertical plane PVS2. The first and second carriage main body halves 599 and 601 extend in parallel with the bottom wall 593 and the first and second carriage main halves 599 and 601 are combined with each other in the bottom wall 593. Are provided with first and second lateral wall portions 713 and 715 that form a disc receiving groove 712 that allows the disc 705 to not come out and rotatably receive the disc 705. In this way, when the first and second cart body halves 599 and 601 are combined, the second plate 705 on which the second rotating shaft 700 is supported can be simply inserted into the disc receiving groove 712, and the second Roller installation can be completed. In this example, two rings 608 having a large frictional resistance such as rubber are also fitted to the outer peripheral portion of the first roller 597 (FIG. 23).
[0048]
In this example, as shown in FIG. 26, a protrusion 717 is integrally provided on a disc 705. The protrusion 717 moves in the space S formed between the side surface of the first lateral wall portion 713 and the side surface of the second lateral wall portion 715 and hits the lateral wall portions 713 and 715, thereby causing the disc 705. The rotation range of is regulated. If a configuration is adopted in which an arc-shaped through groove is formed in the bottom wall portion 593 and an extension portion of the projection 717 protrudes from the through groove, this extension portion is used as an operation knob, and the disc 705 is formed from the outside of the cart body 591. Can be easily rotated. In this way, the traveling direction can be easily determined by changing the position of the operation knob. Of course, without providing such an operation knob, the traveling direction can be determined by picking and moving the second roller 600 with a finger. Also in this carriage, it is preferable to use the above-mentioned spacer means. In this example, two protrusions 596 constituting spacer means are provided outside the second roller 600.
[0049]
The various carts described above are merely examples of carts that can be used in the present invention. In the present invention, carts that perform various other movements than the carts described above can be used. Of course.
[0050]
FIG. 28 shows an example of the play field 5 using a board-like member 165 based on a paper base material such as corrugated paper. A plurality of through holes 169 are regularly formed in the board-like member 165. The fence member 173 constituting the passage blocking member is disposed on the board-like member 165 using a rod member 171 as shown in FIG. The rod member 171 includes a rod body 171a that penetrates the through hole 169 and a retaining portion 171b. The retaining portion 171b has a disk shape having an outer diameter that cannot pass through the through hole 169, and the rod main body 171a is in contact with the back surface of the board-like member 165 with the rod body 171a inserted into the through hole 169. The main body 171a is prevented from coming out of the through hole 169. The presence of the retaining portion 171b can prevent the rod body 171a from being detached and the rod body 171a from being tilted. In particular, since the rod main body 171a can be prevented from being largely inclined due to the presence of the retaining portion 171b, even if the board-like member 165 is formed from a relatively easily deformable material based on paper, The hole 169 can be effectively prevented from being expanded, and the durability or life of the play field 5 can be extended.
[0051]
As shown in FIG. 30A, the retaining portion 171b is in a state of protruding from the back surface of the board-like member 165. Therefore, as shown in FIG. 30B, if a recess 170 for accommodating the retaining portion 171b is formed on the back surface of the board-shaped member 165, the presence of the retaining portion 171b causes the board-shaped member 165 to There is no hindrance when placing it almost horizontally on top.
[0052]
As shown in an enlarged view in FIG. 31A, the fence member 173 constituting the passage blocking member has a plate 175 disposed between the cylindrical rod member fitting portions 177 into which the rod main body 171a is fitted. It has a structure. In FIG. 31, the board-like member 165 is not shown. As shown in FIG. 31B, in the state where the rod main body 171a is inserted into the through-hole 169 of the board-like member 165, the annular plate 174 inserted into the rod main body 171a and contacting the surface of the board-like member 165 is further provided. It may be provided. The diameter of the through hole 174a formed in the annular plate 174 is slightly larger than the outer diameter of the rod body 171a. When such an annular plate 174 is provided, the annular plate 174 functions to prevent the rod body 171a from tilting in cooperation with the retaining portion 171b. Therefore, even when the material of the board-like member 165 is weak, the life of the board-like member 165 can be extended.
[0053]
Moreover, the structure of the fence member 173 to be used is arbitrary. 32A to 32C show a modification of the fence member 173. FIG. In the fence member 173 shown in FIG. 32A, the plate 175 is curved. In addition, the fence member 173 shown in FIG. 32B has plates 175 combined in a T shape. Further, the fence member 173 in FIG. 32C has a structure in which four plates 175 ′ are attached radially around one rod member fitting portion 177.
[0054]
【The invention's effect】
When the rod member and the passage blocking member are configured separately as in the present invention, the passage blocking member is positioned at an arbitrary position using another rod member without changing the arrangement position of the rod member. Therefore, the number of insertions and removals of the rod member into the hole can be reduced, and the plurality of holes formed in the board-like member can be prevented from being unnecessarily expanded.
[0055]
Moreover, according to this invention, there exists an advantage which can provide the play field using a durable board-shaped member. In particular, when a board-shaped member made of thermoplastic plastic that exhibits flexibility and rubber elasticity by foaming, such as ethylene vinyl acetate copolymer, is used, the board-shaped member is formed to extend in the thickness direction. No matter how many times the obstacle insertion part is inserted into the bottom or penetrating holes, and even if the mobile toy hits the obstacles and the holes are deformed, the board-like member has rubber elasticity. Therefore, the plurality of holes are restored to the original state, and the board-like member can be used over a long period of time. Further, since the rubber elasticity of the board-like member absorbs an impact when the moving toy hits the obstacle, it is possible to effectively prevent the moving toy from hitting the obstacle and jumping out.
[0056]
Further, as a plurality of obstacles to be used, a plurality of rod members whose one ends are inserted into a plurality of holes selected from a plurality of holes formed in the board-like member are used, and rod members are further fitted to both ends of the bar. A rod member fitting portion is provided, and rod member fitting portions at both ends are fitted to two rod members selected from a plurality of rod members having one end fitted in the hole, thereby preventing passage of the moving carriage. When the fence member is mounted on the play field as a further obstacle, there is an advantage that the variation of the obstacle structure formed on the play field is greatly increased. In particular, a fence member having rod member fitting portions at both ends of the bar can be installed and repositioned without removing the rod member. There is an advantage that the hole of the inserted board-like member is less likely to be damaged.
[0057]
Moreover, when the length dimension of a some rod member is made into the length dimension which can fit two or more rod member fitting parts of a fence member, two or more fence members can be attached with respect to one rod member. Therefore, there is an advantage that a continuous fence can be configured without shortening the interval between the holes formed in the board-like member.
[0058]
In addition, when the play field is configured by arranging a plurality of polygon sheets, if the polygon sheet is formed of a synthetic resin sheet and a non-slip portion is formed on the back surface of the synthetic resin sheet, the moving toy hits the polygon sheet. However, there is an advantage that the polygonal sheet can be prevented from moving together with the moving toy.
[0059]
Moreover, when the adhesive material which shows adhesiveness even after hardening is printed on the back surface of the synthetic resin sheet to form the anti-slip portion, there is an advantage that the anti-slip portion can be formed as thin as possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining the concept of a shooting game apparatus.
FIG. 2 is a perspective view showing a state in which a moving carriage and a fence member as an obstacle are arranged on the play field.
FIGS. 3A to 3C are bottom views of a toy main body schematically showing a state of a carriage mounting portion configured inside a moving toy, respectively.
4A and 4B are schematic enlarged cross-sectional views showing an example of a structure configured inside a piston holding case, respectively.
FIGS. 5A and 5B are perspective views of a shooting device and accessory parts used for explaining options of the shooting device, respectively. FIGS.
FIGS. 6A and 6B are views showing an example of a play field formed by arranging regular hexagonal polygon sheets, and FIG. 6C is an enlarged side view of a synthetic resin sheet.
7A and 7B are schematic perspective views as seen from the bottom side of the normal type carriage and the curve type carriage shown in FIG.
FIGS. 8A and 8B are bottom views of a normal type carriage using one sphere as a rolling element. FIGS.
FIGS. 9A and 9B are bottom views of a straight type carriage using a single cylindrical roller as a rolling element. FIGS.
FIG. 10 is a bottom view of a grip type carriage.
FIG. 11 is a bottom view of a curve type carriage.
FIGS. 12A to 12E are a plan view, a front view, a bottom view, a right side view, and a cross-sectional view taken along line EE in FIG. 12B, showing details of a normal type bogie.
FIGS. 13A to 13E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 13B of the first carriage main body half of FIG. .
14A to 14E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. 14B of the second carriage main body half part of FIG. .
FIG. 15 is a cross-sectional view showing a relationship between a cart body and a cart body housing recess.
FIGS. 16A to 16E are a plan view, a front view, a bottom view, a right side view, and a line E-E in FIG. 16B of a trolley in which a roller position is eccentric among straight type trolleys. It is sectional drawing.
FIGS. 17A to 17E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. 17B of the first carriage main body half part shown in FIG. 16; FIG.
18A to 18E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE in FIG. 18C, of the second carriage main body half part shown in FIG. It is.
FIGS. 19A to 19D are a plan view, a front view, a bottom view, and a left side view of an example of a grip type carriage. FIGS.
20 (A) to (E) are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 20 (B) of the first carriage main body half part shown in FIG. FIG.
FIGS. 21A to 21E are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE of FIG. 21B of the second carriage main body half part shown in FIG. FIG.
22 (A) to (D) are plan views of the gripper, a sectional view taken along line BB in FIG. 22 (A), a sectional view taken along line CC in FIG. 22 (A), and FIG. 22 (A). It is a front view.
FIGS. 23A to 23C are a plan view, a front view, and a bottom view of an example of a curve type carriage. FIGS.
FIGS. 24A to 24F are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along the line EE of FIG. It is FF sectional view taken on the line of 24 (B).
FIGS. 25A to 25F are a plan view, a front view, a rear view, a bottom view, and a cross-sectional view taken along line EE in FIG. It is FF sectional view taken on the line of 25 (C).
FIG. 26 is a diagram used for explaining a rotation shaft rotation support mechanism.
FIG. 27 is a cross-sectional view of a rotary shaft rotation support mechanism.
FIG. 28 is a perspective view showing an example of a play field using a board-like member based on a paper base material such as corrugated paper.
FIGS. 29A and 29B are views used for explaining a state when the rod member is attached to the board-like member. FIGS.
FIGS. 30A and 30B are cross-sectional views showing the relationship between the rod member retaining portion and the board-shaped member, respectively.
FIGS. 31A and 31B are perspective views used for explaining the structure and attachment state of a fence member, respectively. FIGS.
FIGS. 32A to 32C are perspective views showing modifications of the fence member, respectively. FIGS.
[Explanation of symbols]
1 Mobile toy
3 Shooting device
5 Play field
7 Toy body
9, 11, 13, 15
17, 19, 21
18, 20, 22 Recess for dolly body storage
65,165 Board-shaped member
71,171 Rod member
73,173 Fence member (passage prevention member)
91 Bogie body
93 Bottom wall
94 Exterior wall
95 opening
97 sphere
99 First bogie half
101 Second bogie body half
PVS1 first virtual vertical plane
PVS2 second virtual vertical plane
CL center line

Claims

厚み方向に延びるように形成された複数の貫通孔を有し、紙基材をベースとする材料により形成されたボード状部材と、
前記複数の貫通孔に挿入される挿入部を備えて前記ボード状部材上を移動する移動玩具の進行を阻止する複数の障害物とから構成され、
前記複数の障害物が、前記ボード状部材の前記複数の貫通孔から選択された複数の貫通孔に挿入される複数のロッド部材と、前記複数のロッド部材に嵌合されるロッド嵌合部を備えて前記移動玩具の通過を阻止する通過阻止部材とから構成され、
前記複数のロッド部材は、前記貫通孔を貫通するロッド本体と、前記貫通孔を通過できない形状を有して、前記ロッド本体が前記貫通孔に挿入された状態で前記ボード状部材の裏面と接触して前記ロッド本体が前記貫通孔から抜けるのを阻止する抜け止め部とから構成されており、
前記ロッド本体が前記貫通孔に挿入された状態で、前記ロッド本体に挿入されて前記ボード状部材の表面と接触する環状プレートを備えて、
前記環状プレートに形成された貫通孔の直径が前記ロッド本体の外径寸法より僅かに大きいことを特徴とするゲーム装置用プレイ・フィールド。 A board-shaped member having a plurality of through-holes formed to extend in the thickness direction and formed of a paper base material ;
A plurality of obstacles for preventing the progress of a moving toy that moves on the board-like member with insertion portions inserted into the plurality of through holes;
A plurality of rod members inserted into a plurality of through-holes selected from the plurality of through-holes of the board-shaped member, and a rod fitting portion fitted to the plurality of rod members. Comprising a passage blocking member that prevents passage of the moving toy,
The plurality of rod members have a rod main body that penetrates the through hole and a shape that cannot pass through the through hole, and contact the back surface of the board-shaped member in a state in which the rod main body is inserted into the through hole. The rod body is configured with a retaining portion that prevents the rod body from slipping out of the through hole,
With the rod body inserted into the through hole, an annular plate inserted into the rod body and in contact with the surface of the board-like member,
A play field for a game device, wherein a diameter of a through hole formed in the annular plate is slightly larger than an outer diameter of the rod body.

厚み方向に延びるように形成された複数の貫通孔を有し、柔軟性とゴム弾性とを有する材料により形成されたボード状部材と、
前記複数の貫通孔に挿入される挿入部を備えて前記ボード状部材上を移動する移動玩具の進行を阻止する複数の障害物とから構成され、
前記複数の障害物が、前記ボード状部材の前記複数の貫通孔から選択された複数の貫通孔に挿入される複数のロッド部材と、前記複数のロッド部材に嵌合されるロッド嵌合部を備えて前記移動玩具の通過を阻止する通過阻止部材とから構成され、
前記複数のロッド部材は、前記貫通孔を貫通するロッド本体と、前記貫通孔を通過できない形状を有して、前記ロッド本体が前記貫通孔に挿入された状態で前記ボード状部材の裏面と接触して前記ロッド本体が前記貫通孔から抜けるのを阻止する抜け止め部とから構成されており、
前記ロッド本体が前記貫通孔に挿入された状態で、前記ロッド本体に挿入されて前記ボード状部材の表面と接触する環状プレートを備えて、
前記環状プレートに形成された貫通孔の直径が前記ロッド本体の外径寸法より僅かに大きいことを特徴とするゲーム装置用プレイ・フィールド。 A board-shaped member having a plurality of through-holes formed to extend in the thickness direction and formed of a material having flexibility and rubber elasticity ;
A plurality of obstacles for preventing the progress of a moving toy that moves on the board-like member with insertion portions inserted into the plurality of through holes;
A plurality of rod members inserted into a plurality of through-holes selected from the plurality of through-holes of the board-shaped member, and a rod fitting portion fitted to the plurality of rod members. Comprising a passage blocking member that prevents passage of the moving toy,
The plurality of rod members have a rod main body that penetrates the through hole and a shape that cannot pass through the through hole, and contact the back surface of the board-shaped member in a state in which the rod main body is inserted into the through hole. The rod body is configured with a retaining portion that prevents the rod body from slipping out of the through hole,
With the rod body inserted into the through hole, an annular plate inserted into the rod body and in contact with the surface of the board-like member,
A play field for a game device, wherein a diameter of a through hole formed in the annular plate is slightly larger than an outer diameter of the rod body.

前記ボード状部材は、エチレン酢酸ビニルコポリマー等のように発泡により前記柔軟性及び前記ゴム弾性を示す熱可塑性プラスチックにより形成されている請求項２に記載のゲーム装置用プレイ・フィールド。 3. The game machine play field according to claim 2, wherein the board-like member is formed of a thermoplastic plastic that exhibits the flexibility and the rubber elasticity by foaming, such as an ethylene vinyl acetate copolymer.

前記ボード状部材の前記裏面には、前記抜け止め部を収容する凹部が形成されている請求項１または２に記載のゲーム装置用プレイ・フィールド。The game apparatus play field according to claim 1 or 2 , wherein a concave portion for accommodating the retaining portion is formed on the back surface of the board-shaped member.

前記複数の通過阻止部材は、それぞれバーまたはプレートの両端に前記ロッド本体が嵌合されるロッド嵌合部を備えている請求項１または２に記載のゲーム装置用プレイ・フィールド。 3. The game device play field according to claim 1, wherein each of the plurality of passage blocking members includes a rod fitting portion into which the rod main body is fitted to both ends of a bar or a plate. 4.

前記複数のロッド部材の前記ロッド本体は、前記通過阻止部材の前記ロッド嵌合部が２つ以上嵌合可能な長さ寸法を有している請求項５に記載のゲーム装置用プレイ・フィールド。 6. The game apparatus play field according to claim 5, wherein the rod main bodies of the plurality of rod members have a length dimension in which two or more rod fitting portions of the passage preventing member can be fitted.

前記複数個の通過阻止部材には、前記バーまたは前記プレートの長さ及び／または形状が異なる複数種類の通過阻止部材が含まれている請求項５に記載のゲーム装置用プレイ・フィールド。 6. The game device play field according to claim 5, wherein the plurality of passage blocking members include a plurality of types of passage blocking members having different lengths and / or shapes of the bar or the plate.