JP4302009B2 - 溝形材用切断工具 - Google Patents

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本発明は、建築物の天井下面側に照明器具や空調用ダクトの吹出口等を設置する際に、天井ボードの所要箇所に開口部を形成した後、天井ボードの裏面側に配設されている天井下地としての溝形材からなる野縁受け等を切断するのに使用される溝形材用切断工具に関するものである。
従来技術として特許文献等の公知文献を具体的に挙げることはできないが、従来、上記のような野縁受けの切断には、普通タイプの金切り鋏を使用したり、また一対の挟み杆をラチェット機構を介して開閉させるようにしたチャンネルカッターと称される切断工具を使用している。
上記金切り鋏では、野縁受けである溝形材の切断が困難で、大変な労力と時間を要する上、切り口部が変形したり破損し易いため、後の作業にも支障を来すことがある。また、上記チャンネルカッターは、切断作業が非常に楽で、切り口も変形することがなく、適切に切断できるが、溝形材を1箇所切断するのに、開閉操作杆(ラチェットハンドル)を10回程度往復揺動させる必要があるため、非常に時間がかかり、作業能率が悪い。
本発明は、上記の課題に鑑み、開閉操作用把持杆を1回閉動操作するだけで野縁受け等の溝形材を簡単容易に切断できる溝形材用切断工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の溝形材用切断工具は、両側板部a,bと底板部cとからなる溝形材10を切断する切断工具であって、切断すべき溝形材10に対し底板部c外面側から外嵌するように形成されたコ字状の切刃3を先端側に備えた第1挟み杆1と、第1挟み杆1のコ字状切刃3に対向する台形状の切刃4を先端側に備え、第1挟み杆1と協動して溝形材10を挟み切る第2挟み杆2と、両挟み杆1,2の夫々後端部に夫々連結される開閉操作用把持杆5,6とからなり、第1挟み杆1と第2挟み杆2とは、コ字状切刃3と台形状切刃4とが互いに開閉すると共に、閉じる時は両切刃3,4が先方側切刃部分から手前側切刃部分へと順次重なり合いながら閉じ、開く時は両切刃3,4が手前側切刃部分から先方側切刃部分へと順次離反しながら開くように、枢軸7によって枢着されており、且つ第1挟み杆1のコ字状切刃3は、先方側横辺エッジ3aと手前側横辺エッジ3bと両横辺エッジ3a,3bをつなぐ縦辺エッジ3cとからなり、第2挟み杆2の台形状切刃4は、コ字状切刃3の先方側横辺エッジ3aに対応する先方側斜辺エッジ4aと、コ字状切刃3の手前側横辺エッジ3bに対応する手前側斜辺エッジ4bと、コ字状切刃3の縦辺エッジ3cに対応し、両斜辺エッジ4a,4bをつなぐ直線状エッジ4cとからなるもので、台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aと交差する直線状エッジ4cの先端部4oがアール状又は斜め直線状にせり上がって、両エッジ4a,4cの交差角部が尖鋭状突起8を形成していることを特徴としている。
請求項は、請求項に記載の溝形材用切断工具において、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部は、開閉操作用把持杆5,6に対し直接連結されていることを特徴とする。
請求項は、請求項に記載の溝形材用切断工具において、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部は、トグル・ジョイントTを介して開閉操作用把持杆5,6に連結されていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の溝形材用切断工具によれば、第1挟み杆1と第2挟み杆2とが互いに開じた状態から、これら両挟み杆1,2を両開閉操作用把持杆5,6によって1回閉動させるだけの簡単な操作で、第1挟み杆1に嵌合した溝形材10を容易に切断することができると共に、切断部がデコボコになったり変形するようなことがなく、的確且つ美麗に切断することができる。
また本発明の溝形材用切断工具によれば、台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aと交差する直線状エッジ4cの先端部4oがアール状又は斜め直線状にせり上がって、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cとの交差角部が尖鋭状突起8を形成しているため、溝形材10を切断する際に、台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aが溝形材10の先方側側板部aを切断し終える直前に、この尖鋭状突起8が溝形材10の底板部c内面側端部に食い込み、これにより溝形材10の先方側側板部aと底板部cの間の切断が困難なコーナー部k1をその手前側から一気に切り込んで容易に切断することができる。
請求項に係る発明の溝形材用切断工具によれば、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部を、開閉操作用把持杆5,6に直接連結すればよいから、構造簡単にして製作が容易となる。
請求項に係る発明の溝形材用切断工具によれば、開閉操作用把持杆5,6における把持力(握力)は、トグル・ジョイントTにより、両挟み杆1,2のコ字状切刃3及び台形状切刃4において増大されて大きな剪断力を生ずるから、溝形材10の切断作業を楽に行うことができる。
図1は本発明に係る溝形材用切断工具Aの全体概略正面図、図2の(a) は溝形材用切断工具Aの要部である第1及び第2挟み杆1,2を第2挟み杆2の表側から見た拡大正面図、(b) は両挟み杆1,2を(a) の矢印X方向から見た側面図であり、図3の(a) は図2の(a) に示す第1及び第2挟み杆1,2を裏返しにした状態での正面図である。図4〜図7には溝形材用切断工具Aの作用を示している。また図1、図4〜図7には、建築物の天井裏に天井下地として配設された野縁受けである溝形材10を示している。この溝形材10は、両側板部a,bと底板部cとからなる鋼板製のチャンネル状形材である。
これらの図面に示すように、本発明の溝形材用切断工具Aは、切断すべき溝形材10に対して底板部cの外面側から外嵌するように形成されたコ字状の切刃3を先端側に備えた第1挟み杆1と、この第1挟み杆のコ字状切刃に対向する台形状の切刃4を先端側に備え、第1挟み杆1と協動作用により生ずる剪断力によって溝形材10を挟み切る第2挟み杆2と、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部に夫々直接的に連結された開閉操作用把持杆5,6とからなるもので、第1挟み杆1と第2挟み杆2とは、図4〜図7に示すように、コ字状切刃3と台形状切刃4とが互いに開閉すると共に、閉じる時は両切刃3,4がこれらの先方側切刃部分から手前側切刃部分へと順次重なり合いながら閉じ、開く時は両切刃3,4がこれらの手前側切刃部分から先方側切刃部分へと順次離反しながら開くように、枢軸7によって枢着されている。
上記溝形材用切断工具Aの構造について更に詳しく説明すると、図2及び図3に示すように、第1挟み杆1のコ字状切刃3は、先方側横辺エッジ3aと手前側横辺エッジ3bと両横辺エッジ3a,3bをつなぐ縦辺エッジ3cとによって、切断すべき溝形材10に底板部cの外面側から軽く外嵌できるようなコ字状に形成されている。第2挟み杆2の台形状切刃4は、コ字状切刃3の先方側横辺エッジ3aに対応する先方側斜辺エッジ4aと、コ字状切刃3の手前側横辺エッジ3bに対応する手前側斜辺エッジ4bと、コ字状切刃3の縦辺エッジ3cに対応し、両斜辺エッジ4b,4bをつなぐ直線状エッジ4cとによって台形状に形成されたもので、第1挟み杆1に嵌合された溝形材10を、第1挟み杆1との協動作用により生ずる剪断力によって挟み切るようになっている。
第2挟み杆2の台形状切刃4は、先方側斜辺エッジ4aと交差する直線状エッジ4cの先端部4oがアール状にせり上がって、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cとの交差角部が尖鋭状突起8を形成している。この尖鋭状突起8については後述する。
また図1に示すように、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部は、夫々開閉操作用把持杆5,6にリベットその他の固定具18によって一体的に連結されている。両挟み杆1,2は鋼製のものであるが、把持杆5,6には、できるだけ重量を軽くするために、アルミニウム合金製のものが使用される。また、両挟み杆1,2の後端部には合成樹脂製のグリップ5a,6aが装着されている。尚、この溝形材用切断工具Aは、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部を、開閉操作用把持杆5,6に直接連結すればよいから、構造簡単にして製作が容易となる。
上記のように構成される溝形材用切断工具Aを用いて、天井下地の野縁受けとして使用されている溝形材10を切断する場合について、図1、図4〜図7を参照しながら説明すると、作業者は、図1に示すように、開閉操作用把持杆5,6を両手で把持した状態で切断工具Aの両挟み杆1,2を溝形材10の切断箇所の下方位置に持ち来たす。そして両把持杆5,6を図1の状態より更に拡開操作して両挟み杆1,2を十分に開いた状態とし、この状態で第1挟み杆1のコ字状切刃3を溝形材10に対し底板部cの外面側から外嵌して、図4の(a) 及び(b) に示すような状態とする。
こうして第1挟み杆1のコ字状切刃3を溝形材10に嵌合したならば、このコ字状切刃3を溝形材10との嵌合位置に固定するように第1挟み杆1側の把持杆5(図1参照)を一方の手で強く握って保持固定した状態で、他方の手で把持している第2挟み杆2側の把持杆6を第1挟み杆1側の把持杆5に近づくように揺動して、第2挟み杆2の台形状切刃4を第1挟み杆1のコ字状切刃3に対し閉動操作していくと、この台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aが図5の(a) に示すようにコ字状切刃3の先方側横辺エッジ3aに対し斜め方向に重なり合いながら、先方側横辺エッジ3aとの協動作用によって生ずる剪断力により溝形材10の先方側側板部aを切断してゆく。この側板部aの切断状態を図5の(b)
に示す。
そして、台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aが溝形材10の先方側側板部aを切断し終える直前に、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cとの交差角部にある尖鋭状突起8が、図6の(a) に示すように溝形材10の底板部c内面側端部に食い込み、この状態でコ字状切刃3に対する台形状切刃4の閉動が進むと、先方側斜辺エッジ4aが溝形材10の先方側側板部aと底板部cとの間のコーナー部k1をその手前側から一気に切断してしまい、引き続き台形状切刃4の直線状エッジ4cがコ字状切刃3の縦辺エッジ3cに対し斜め方向に重なり合いながら、縦辺エッジ3cとの協動作用によって生ずる剪断力により溝形材10の底板部cを切断し、この底板部cの切断が終わる頃に、台形状切刃4の手前側斜辺エッジ4bがコ字状切刃3の手前側横辺エッジ3bに対し斜め方向に重なり合いながら、横辺エッジ3bとの協動作用による剪断力よって、溝形材10の底板部cと手前側側板部bとのコーナー部から手前側側板部bまで切断し、台形状切刃4の手前側斜辺エッジ4bがコ字状切刃3の手前側横辺エッジ3bに完全に重なりあった時点で溝形材10の切断が終了する。
以上、溝形材用切断工具Aの切断操作について詳細に述べたが、要するに、この溝形材用切断工具Aによれば、第1挟み杆1と第2挟み杆2とが図4の(a) に示すように互いに開いた状態から、これら両挟み杆1,2を両開閉操作用把持杆5,6によって1回閉動するだけの操作で、第1挟み杆1に嵌合した溝形材10を簡単容易に切断することができると共に、切断部がデコボコになったり変形するようなことがなく、的確にして且つ美麗に切断を行うことができる。
この切断工具Aによる溝形材10の切断において、溝形材10の先方側側板部aと底板部cの間のコーナー部k1の切断が困難であることから、上記したように台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aと交差する直線状エッジ4cの先端部4oがアール状にせり上がって、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cとの交差角部が尖鋭状突起8を形成しており、これがために台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aが溝形材10の先方側側板部aを切断し終える直前に、この尖鋭状突起8が溝形材10の底板部c内面側端部に食い込み、これによりコーナー部k1をその手前側から一気に切り込んで容易に切断できるようになっている。
また、溝形材10の底板部cと手前側側板部bとのコーナー部k2の切断については、切断工程の初期段階にある前記コーナー部k1の切断とは異なり、溝形材10の先方側側板部a及び底板部cの切断を終えて最終段階での切断であって、閉動している第2挟み杆2の慣性力で台形状切刃4が底板部cから手前側側板部bまで一気に切り込むようになるから、このコーナー部k2の切断はスムーズに行うことができる。
図2〜図7に示す溝形材用切断工具Aの第2挟み杆2においては、台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aと交差する直線状エッジ4cの先端部4oがアール状にせり上がって、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cの交差角部が尖鋭状突起8を形成しているが、図8の(a) には、直線状エッジ4cの先端部4oが斜め直線状にせり上がって、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cの交差角部が尖鋭状突起8を形成している実施形態を示す。このように斜め直線状にせり上がって形成される尖鋭状突起8も、その作用は、前記したアール状にせり上がって形成される尖鋭状突起8とほとんど同様であるが、アール状にせり上がって形成される尖鋭状突起8の方が、前記コーナー部k1の切断をより一層スムーズに行うことができる。
図8の(b) は台形状切刃4の先方側斜辺エッジ4aと交差する直線状エッジ4cの先端部4oがせり上がっておらず、そのまま直線状であって、先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cの交差角部が尖鋭状突起8を形成していない実施形態を示す。このように尖鋭状突起8を形成していなくても、溝形材10の底板部cと手前側側板部bとのコーナー部k2の切断は可能である。
図1〜図8に示す実施形態の溝形材用切断工具Aは、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部が開閉操作用把持杆5,6に対し直接連結されているが、図9及び図10は、第1挟み杆1及び第2挟み杆2の夫々後端部がトグル・ジョイントTを介して開閉操作用把持杆5,6に連結されている溝形材用切断工具Bを示す。
この溝形材用切断工具Bのトグル・ジョイントTは、左右一対のリンク部材11,12からなるもので、両リンク部材11,12は、夫々上部側に二股状アーム13,14を有して、ベルクランク状に形成され、リンク部材11の二股状アーム13の一端部13aとリンク部材12の二股状アーム14の一端部14aとがピン15により枢支連結されると共に、リンク部材11の二股状アーム13の他端部13bが第1挟み杆1の後端部にピン16で枢支連結され、リンク部材12の二股状アーム14の他端部14bが第2挟み杆2の後端部にピン17で枢支連結され、また両リンク部材11,12の夫々下端部が開閉操作用把持杆5,6の上端部に対し夫々一体的に連結されている。
従って、この溝形材用切断工具Bを使用する時には、第1及び第2の両挟み杆1,2が開位置にある図9に示すような状態から、両把持杆5,6を把持して互いに近づく方向に揺動させると、トグル・ジョイントTを介して、両挟み杆1,2の後端部側が互いに開動すると同時に、両挟み杆1,2の先端側にあるコ字状切刃3と台形状切刃4とが互いに閉動して切断動作を行うことになる。
このようなトグル・ジョイントTを備えた溝形材用切断工具Bによれば、開閉操作用把持杆5,6における把持力(握力)はトグル・ジョイントTのピン16,17において増大され、更に両挟み杆1,2のコ字状切刃3及び台形状切刃4において増大されて、大きな剪断力を生ずるから、溝形材10の切断作業を楽に行うことができる。
図1は本発明に係る溝形材用切断工具Aの全体概略正面図である。 (a) は溝形材用切断工具Aの要部を第2挟み杆2の表側から見た拡大正面図、(b) は(a) の矢印X方向から見た側面図である。 (a) は図2の(a) に示す切断工具Aを裏返しにした状態の正面図、(b) は図2の(b) と同様な側面図である。 (a) は溝形材を切断する際に第1及び第2の両挟み杆1,2が開位置にある状態での両挟み杆1,2を示す正面図、(b) は図2の(b) と同様な側面図である。 (a) は両挟み杆1,2が切断を開始した状態を示す正面図、(b) は側面図である。 (a) は両挟み杆1,2が溝形材10の先方側側板部aを切断し終える頃の状態を示す正面図、(b) は側面図である。 (a) は両挟み杆1,2が溝形材10の底板部cを切断し終える頃の状態を示す正面図、(b) は側面図である。 (a) は直線状エッジ4cの先端部4oが斜め直線状にせり上がって尖鋭状突起8を形成する場合の実施形態を示す正面図、(b) は先方側斜辺エッジ4aと直線状エッジ4cの交差角部が尖鋭状突起8を形成していない実施形態を示す正面図である。 トグル・ジョイントTを備えた溝形材用切断工具Bを示すもので、両挟み杆1,2が開位置にある状態での正面図である。 同溝形材用切断工具Bの両挟み杆1,2が閉位置にある状態での正面図である。
符号の説明
A,B 溝形材用切断工具
1 第1挟み杆
2 第2挟み杆
3 コ字状切刃
3a コ字状切刃の先方側横辺エッジ
3b コ字状切刃の手前側横辺エッジ
3c コ字状切刃3の縦辺エッジ
4 台形状切刃
4a 台形状切刃の先方側斜辺エッジ
4b 台形状切刃の手前側斜辺エッジ
4c 台形状切刃の直線状エッジ
4o 直線状エッジの先端部
5,6 開閉操作用把持杆
7 枢軸
8 尖鋭状突起
10 溝形材
a 溝形材の先方側側板部
b 溝形材の手前側側板部
c 溝形材の底板部
T トグル・ジョイント

Claims (3)

  1. 両側板部と底板部とからなる溝形材を切断する切断工具であって、切断すべき溝形材に対し底板部外面側から外嵌するように形成されたコ字状の切刃を先端側に備えた第1挟み杆と、第1挟み杆のコ字状切刃に対向する台形状の切刃を先端側に備え、第1挟み杆と協動して溝形材を挟み切る第2挟み杆と、両挟み杆の夫々後端部に夫々連結される開閉操作用把持杆とからなり、
    第1挟み杆と第2挟み杆とは、コ字状切刃と台形状切刃とが互いに開閉すると共に、閉じる時は両切刃がこれらの先方側切刃部分から手前側切刃部分へと順次重なり合いながら閉じ、開く時は両切刃がこれらの手前側切刃部分から先方側切刃部分へと順次離反しながら開くように、枢軸によって枢着されており、
    且つ第1挟み杆のコ字状切刃は、先方側横辺エッジと手前側横辺エッジと両横辺エッジをつなぐ縦辺エッジとからなり、第2挟み杆の台形状切刃は、コ字状切刃の先方側横辺エッジに対応する先方側斜辺エッジと、コ字状切刃の手前側横辺エッジに対応する手前側斜辺エッジと、コ字状切刃の縦辺エッジに対応し、両斜辺エッジをつなぐ直線状エッジとからなるもので、
    台形状切刃の先方側斜辺エッジと交差する直線状エッジの先端部がアール状又は斜め直線状にせり上がって、両エッジの交差角部が尖鋭状突起を形成している溝形材用切断工具。
  2. 第1挟み杆及び第2挟み杆の夫々後端部は、開閉操作用把持杆に対し直接連結されている請求項に記載の溝形材用切断工具。
  3. 第1挟み杆及び第2挟み杆の夫々後端部は、トグル・ジョイントを介して開閉操作用把持杆に連結されている請求項に記載の溝形材用切断工具。
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