JP4301774B2 - 画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理方法及びプログラムに関し、詳細には、文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された入力文書情報をもとに当該文書の出力用画像として、強調部分が利用者(ユーザ)にとって認知しやすい画像を作成する画像処理方法及び該画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
文書画像中でタイトルや書き手が読み手に強く伝えたい部分等については、他の部分と異なる文字の大きさや色、フォントを用いたり、アンダーライン等の文字以外の記号を付与して強調する場合が多い。
【0003】
このような文書強調方法としては、従来、例えば、文字の情報と色の情報を対で保存し、書き手が必要部分を強調した文書を容易に作成することのできる技術が提案されている(特開平9−120398号公報、特開平10−240727号公報及び特開平11−219355号公報等参照)。また、特開平6−324659では、書き手が異なる色を用いて強調した情報を容易に表示するためのカラーパレットの工夫について述べられている。すなわち、これらの技術は、文書の書き手が意図的に強調するものである。
【0004】
また、従来、書き手が意図的に強調処理を行うのではなく、文書の必要な部分に対して自動的に強調処理を行う方法として、ひらがなとカタカナの同形文字等のように読み手で判断のつき難い文字についてフォントを変えて表示する方法が提案されており(特公平2−26256号公報参照)、また、文書を読み上げるコンピュータ等のシステムにおいて、文書の読み上げている部分の色を変えて表示する方法が提案されている(特公平9−265466号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように従来の技術において、文書を適宜強調する方法が種々提案されているが、書き手(作成者)が付加した、あるいは、必要に応じて適宜付与された強調のための情報が、必ずしも正しく読み手(利用者)側に伝わるとは限らない。例えば、作成者が強調部分を通常の文章部分と異なる色で文書を作成したとしても、利用者が色盲/色弱の場合には、色の違いを判別することができず、強調部分も他の文章部分と同じように受け取られる可能性があり、また、作成者が通常の文章部分を明朝体で、強調部分をゴチック体で文書を作成した場合であっても、利用者が高齢の場合、明朝体とゴチック体の細かい違いを見分けることができない場合もあり、読み手に適切に強調を伝える上で、改良の必要があった。
【0006】
そこで、本発明は、文書の所定部分を強調して出力する際に、適用可能な異なる強調方法の中から当該利用者にとってより高い強調度が得られる方法として利用者毎に決定した強調方法で文書の所定部分を強調する処理を出力用画像に施すことにより、文書の作成者が強調したい部分を利用者に適切に伝えることを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された文書データをもとに当該文書の出力用画像データを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、画面ごとに異なる強調方法を用いて各強調度判定用画像を生成し、ディスプレイに表示する判定用画像表示工程と、前記判定用画像表示処理工程で表示された各強調度判定用画像に対し正しい視認結果で応えるユーザの応答時間をそれぞれ測定する応答時間測定工程と、前記応答時間測定工程で測定された応答時間の中の最も短い測定結果を得た強調度判定用画像に対応する強調方法を実行方法として決定する強調方法決定工程と、前記強調方法決定工程で決定された方法により文書の前記所定部分に強調処理を施し、当該文書の出力用画像データを生成する出力用画像生成工程と、を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された文書データをもとに当該文書の出力用画像データを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、同一画面に領域を分けて異なる強調方法を用いて各強調度判定用画像を生成し、ディスプレイに表示する判定用画像表示工程と、前記判定用画像表示工程で表示された各強調度判定用画像に対するユーザの視線の移動状態をそれぞれ表示開始時から測定する視線移動測定工程と、前記視線移動測定工程で測定された視線の移動状態から各強調度判定用画像に対する視線の移動順序を解析することにより強調度を求め、求めた中の最も高い強調度を得た強調度判定用画像に対応する強調方法を実行方法として決定する強調方法決定工程と、前記強調方法決定工程で決定された方法により文書の前記所定部分に強調処理を施し、当該文書の出力用画像データを生成する出力用画像生成工程と、を有することを特徴とする。
請求項3の発明は、文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された文書データをもとに当該文書の出力用画像データを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、同一画面に領域を分けて異なる強調方法を用いて各強調度判定用画像を生成し、ディスプレイに表示する判定用画像表示工程と、前記判定用画像表示工程で表示された各強調度判定用画像に対するユーザの視線の移動状態をそれぞれ表示開始時から測定する視線移動測定工程と、前記視線移動測定工程で測定された視線の移動状態から各強調度判定用画像に対する注視時間を解析することにより強調度を求め、求めた中の最も高い強調度を得た強調度判定用画像に対応する強調方法を実行方法として決定する強調方法決定工程と、前記強調方法決定工程で決定された方法により文書の前記所定部分に強調処理を施し、当該文書の出力用画像データを生成する出力用画像生成工程と、を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、色の違いによることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載された画像処理方法において、前記強調度判定用画像は、強調方法として用いる色以外の要素を同一とすることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、文字の大きさの違いによることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載された画像処理方法において、前記強調度判定用画像は、強調方法として用いる文字の大きさ以外の要素を同一とすることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、文字・線分の太さの違いによることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載された画像処理方法において、前記強調度判定用画像は、強調方法として用いる文字・線分の太さ以外の要素を同一とすることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、前記判定用画像表示理工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、フォントの違いによることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載された画像処理方法において、前記強調度判定用画像は、強調方法として用いるフォント以外の要素を同一とすることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1乃至11のいずれかに記載された画像処理方法の各工程をコンピュータに行わせるためのプログラムである。
【0057】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0058】
図1〜図5は、本発明の画像処理方法に係る第1の実施の形態を説明する図である。
【0059】
図1は、出力画像文書の所定部分に強調処理を施す本発明の画像処理方法の第1の実施の形態に係る画像処理装置の要部ブロック構成図である。なお、以下に説明する画像処理は、画像文書の所定部分に施す強調処理が要部であるから、この画像処理装置を文書強調装置1と称する。
【0060】
図1において、文書強調装置1は、判定用画像生成部2、文書入力部3、強調処理部4、画像表示部5及びディスプレイ6等を備えており、コンピュータ等に後述する図5の画像処理プロセスを実行させるためのプログラムを搭載することで構築される。
【0061】
判定用画像生成部2は、利用者に例示する画像を作成して、画像表示部5に出力し、画像表示部5は、判定用画像生成部2からの画像を利用者が見ることのできるディスプレイ6上に表示する。ディスプレイ6としては、例えば、CRT(陰極線管:Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等が用いられ、画像表示部5により駆動されて各種画像を表示する。
【0062】
文書入力部3は、強調対象の文書の入力を行い、強調処理部4は、判定用画像生成部2からの情報に基づいて強調方法を決定し、文書入力部4から入力された文書の強調部分を、当該決定した強調手法で強調して、画像表示部5を通じてディスプレイ6上に表示する。
【0063】
次に、図1に示す文書強調装置1の動作を説明する。まず、判定用画像作成部2で、色の異なる同一形状の画像を判定用画像として作成する。この判定用画像は、例えば、図2に示すように、通常の部分の表示に用いる色を黒とし、強調部分の表示に用いる候補の色を赤/緑/青とした場合、黒及び赤/緑/青の色で同じ大きさの円を例示画像上に複数配置する。また、判定用画像では、表示位置の影響を排除するために、強調部分の表示に用いる候補の色の円の位置と個数を変えた画像を用意する。図2では、赤/緑/青の円の個数を、2個と3個の画像をそれぞれの色について1枚ずつ、計6枚の画像を用意しており、また、分かりやすくするために、画像数をかなり少なくしているが、実際には円の個数や位置のバラエティを増やして、より多くの判定用画像を生成してもよい。このようにすると、利用者が識別しやすいと感じる色の判定精度を高めることができる。
【0064】
そして、文書強調装置1は、利用者に対して、各判定用画像中の赤/緑/青の個数を数えるというタスクを与え、このタスクが高速に行えるほど、赤/緑/青が、黒に対して強調されていると判断する。
【0065】
そこで、画像表示部5は、図2に示す6画像をディスプレイ6の画面の左上から右下に順次表示する。
【0066】
強調処理部4は、この画像表示部5の画像表示と平行して、各画像を表示してからユーザが個数を応えるまでの反応時間を測定し、各色毎の平均応答時間の最も短い色を強調色と定める。なお、いま、赤の円を表示した画像の応答時間が最も短かったものとする。
【0067】
そして、文書入力部3から図3に示すような文書が入力されるものとする。図3に示す文書では、タグが付与されており、<強調>というタグと</強調>というタグの間の部分の文書が、文書の作成者が強調表示を望む部分である。
【0068】
画像表示部5は、例示画像(判定用画像)のディスプレイ6への表示が終了すると、強調処理部4に対して、文書入力部3から入力された図3の入力文書の強調処理を依頼する。
【0069】
強調処理部4は、図3の文書に対して、強調部分を赤とした文書画像データを生成し、画像表示部5に送る。画像表示部5は、受け取った画像を、図4に示すように、ディスプレイ6に表示する。なお、図4では、赤で強調表示される部分を「」で示しており、実際は、「」が無く、文字が赤色で表示され、他の部分の文字が黒で表示される。
【0070】
上記処理を図5に示すフローチャートに基づいて、詳細に説明すると、文書強調装置1は、判定用画像作成部2で、図2に示したような、通常の部分の表示に用いる色を黒とし、強調部分の表示に用いる候補の色を赤/緑/青とした場合、黒及び赤/緑/青の色で同一形状で同じ大きさの円を例示画像上に複数配置した画像を判定用画像(例示画像)として作成し(ステップS101)、画像表示部5が、この6つの例示画像をディスプレイ6の画面の左上から右下に順次表示する(ステップS102)。
【0071】
例示画像の画像表示部5への表示を行うと、強調処理部4は、この画像表示部5によるディスプレイ6への画像表示と平行して、各画像を表示してからユーザが個数を応えるまでの反応時間を測定する処理を各例示画像について行う(ステップS102、S103)。
【0072】
文書強調装置1は、6つの例示画像について、ユーザが個数を答えるまでの応答時間の測定を完了すると、各色毎の平均応答時間を算出し(ステップS104)、各色毎の平均応答時間の最も短い色を強調色と決定する(ステップS105)。
【0073】
文書強調装置1は、強調色を決定すると、文書入力部3から入力される文書に対して、強調処理部4で、当該文書の強調部分、例えば、上記タグ<強調>と</強調>で挟まれた部分を、上記決定した色を強調色とした表示用文書画像を作成し(ステップS106)、強調処理部4の作成した表示用文書画像を画像表示部5がディスプレイ6に表示する処理を、文書入力部3から入力される文書に対して順次行って、全ての入力文書に対して、強調部分を強調色とした表示用文書画像を作成して画像表示部5がディスプレイ6に表示すると、処理を終了する(ステップS107)。
【0074】
このように、本実施の形態の文書強調装置1は、文書の所定部分を強調して出力するに際して、文書を強調する方法として、利用者毎に当該利用者にとって強調度の強い強調方法を設定して、当該決定した強調方法で文書の所定部分を強調している。
【0075】
したがって、文書の作成者が強調したい部分を、当該文書の利用者にとって強調を理解しやすい形態で強調することができ、利用者に適切に強調を伝えることができる。
【0076】
また、本実施の形態の文書強調装置1は、利用者に強調度の度合いを判定する判定用画像を提示して、当該判定用画像に対する所定のタスクを当該利用者に与え、当該利用者の当該タスクに対する応答を解析して、当該利用者に対する強調度を判定して、強調方法を設定している。
【0077】
したがって、利用者に与えたタスクを解析することで利用者の視覚特性をより適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0078】
さらに、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、所定の画像が複数の色で描かれている画像を用いている。
【0079】
したがって、利用者の色に対する視覚特性を取得して、色別で強調する場合に利用者にとって強調度の強い色を取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0080】
また、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、当該判定用画像に含まれる各色の画像領域の大きさ、形状等の色以外の画像要素については、利用者に対する強調度に作用しない画像を用いている。
【0081】
したがって、利用者の色に対する視覚特性をより一層適切に取得して、色別で強調する場合に利用者にとって強調度の強い色をより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0082】
なお、上記説明では、判定用画像として、同一形状で同じ大きさの円を用いているが、判定用画像に用いる画像としては、円に限るものではなく、利用者(ユーザ)の視覚特性を適切に判定することのできる形状であれば、どのような形状の画像であってもよい。
【0083】
図6及び図7は、本発明の画像処理方法に係る第2の実施の形態を説明する図である。
【0084】
なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態の文書強調装置と同様の装置構成により実施したものであり、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0085】
本実施の形態の文書強調装置1は、入力文書の強調部分を色/大きさ/線の太さを異ならせて、強調表示するものである。
【0086】
そこで、本実施の形態の文書強調装置1は、その判定用画像生成部2が、色/大きさ/線の太さの異なる画像を判定用画像として作成する。
【0087】
画像の大きさとしては、ディスプレイ6の画面の大きさによる制限もあるため、入力文書がディスプレイ6の表示画面上で表示できる範囲内で最も大きい大きさで判定画面を作成する。
【0088】
また、線の太さとしては、あまり線が太いと文字間の線分がつぶれて文字として読めなくなるため、入力文書がディスプレイ6の表示画面上で文字として適切に表示できる範囲内で最も太い太さで判定画面を作成する。
【0089】
そして、判定用画像生成部2は、次の組み合わせの判定用画像を作成する。すなわち、判定用画像生成部2は、黒い円と赤い円、最大文字サイズと同等の大きさの円と本文を表示する文字の大きさと同等の大きさの円、最も太い線の円と本文を表示する文字の太さの線の円の組み合わせの判定画像を作成する。
【0090】
そして、判定用画像生成部2は、これらの色/大きさ/線の太さの異なる円の位置と個数を変えた画像を、例えば、図6に示すように、赤の円/最大サイズの円/最大太さの円の個数2と個数3の画像をそれぞれについて、1枚ずつ、計6枚の画像を判定画像として作成する。なお、図6において、左上の画像と右下の画像で、赤色と記載されている部分の円が赤色の円である。
【0091】
文書強調装置1は、図5に示した処理と同様に、判定用画像作成部2で、図6に示したような、通常の部分の表示に用いる色を黒で通常の太さの円とし、強調部分の表示に用いる候補の円を赤/最大サイズ/最大太さの円を例示画像上に複数配置した画像を判定用画像として作成し、画像表示部5が、この6つの例示画像をディスプレイ6の画面の左上から右下に順次表示する。例示画像の画像表示部5によるディスプレイ6への表示を行うと、強調処理部4は、この画像表示部5の画像表示と平行して、各画像を表示してからユーザが個数を応えるまでの反応時間を測定する処理を各例示画像について行う。
【0092】
文書強調装置1は、6つの例示画像について、ユーザが個数を答えるまでの応答時間の測定を完了すると、各例示画像毎の平均応答時間を算出し、各例示画像毎の平均応答時間の最も短い例示画像を強調画像と定める。
【0093】
文書強調装置1は、強調画像を決定すると、強調処理部4で、文書入力部3から入力される文書に対して、当該文書の強調部分、例えば、タグ<強調>と</強調>で挟まれた部分を、上記決定した強調画像とした表示用文書画像を作成し、強調処理部4の作成した表示用文書画像を画像表示部5がディスプレイ6に表示する処理を、文書入力部3から入力される文書に対して順次行って、全ての入力文書に対して、強調部分を強調画像とした表示用文書画像を作成して画像表示部5がディスプレイ6に表示すると、処理を終了する。
【0094】
例えば、最大サイズの円を表示した画像の応答時間が最も短かったものとすると、強調処理部4が、図3の文書に対して、タグ<強調>と</強調>で挟まれた部分強調部分を最大サイズとした文書画像データを生成し、画像表示部5に送る。画像表示部5は、受け取った画像を、図7に示すように、ディスプレイ6に表示する。
【0095】
このように、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、複数の大きさの円を含んでいる画像を用いている。
【0096】
したがって、利用者の文字の大きさに対する視覚特性を取得して、文字の大きさで強調する場合に利用者にとって強調度の強い大きさを取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0097】
また、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、当該判定用画像に含まれる文字がその色、形状等の大きさ以外の画像要素については、利用者に対する強調度に作用しない画像を用いている。
【0098】
したがって、利用者の文字の大きさに対する視覚特性をより一層適切に取得して、文字の大きさで強調する場合に利用者にとって強調度の強い文字の大きさをより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0099】
さらに、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、複数の太さの線分または複数の太さの線の文字を含んでいる画像を用いている。
【0100】
したがって、利用者の線の太さに対する視覚特性を取得して、線の太さで強調する場合に利用者にとって強調度の強い線の太さを取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0101】
また、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、当該判定用画像に含まれる線分または文字がその色、長さ、形状等の線の太さ以外の画像要素については、利用者に対する強調度に作用しない画像を用いている。
【0102】
したがって、利用者の線の太さに対する視覚特性をより一層適切に取得して、線の太さで強調する場合に利用者にとって強調度の強い線の太さをより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0103】
さらに、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像の色、大きさ、太さ等の情報に対する利用者の特性を取得し、当該利用者の特性に基づいて強調方法を設定している。
【0104】
したがって、色、大きさ、太さ等の情報に対する利用者の特性を総合的に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0105】
図8〜図10は、本発明の画像処理方法に係る第3の実施の形態を説明する図である。
【0106】
なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態の文書強調装置と同様の装置構成により実施したものであり、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0107】
本実施の形態の文書強調装置1は、入力文書の強調部分をフォントを異ならせて、強調表示するものである。
【0108】
そこで、本実施の形態の文書強調装置1は、その判定用画像生成部2が、フォントの異なる画像を判定用画像として作成する。
【0109】
例えば、入力文書の強調部分以外の本文をCenturyフォントで書く場合、強調部分を、例えば、Courier/Impact/Tahomaフォントのいずれかのフォントで表示する。
【0110】
判定用画像生成部2は、次の組み合わせの判定用画像を作成する。すなわち、判定用画像生成部2は、1種類の文字、例えば、図8に示すように、「A」の本文のフォントであるCenturyフォントで描いた画像の中に、フォントを変えた同じ文字「A」を、位置と個数を変えた画像を、例えば、図8に示すように、Courier/Impact/Tahomaの文字の個数2と個数3の画像をそれぞれについて、1枚ずつ、計6枚の画像を判定画像として作成する。
【0111】
そして、文書強調装置1は、図5に示した処理と同様に、判定用画像作成部2で、図8に示したような、通常の部分の表示に用いる文字をCenturyフォントとし、強調部分の表示に用いる候補の文字「A」をCourier/Impact/Tahomaとして、複数配置した画像を判定用画像(例示画像)として作成し、画像表示部5が、この6つの例示画像を画面の左上から右下に順次ディスプレイ6に表示する。例示画像のディスプレイ6への表示を行うと、強調処理部4は、この画像表示部5によるディスプレイ6への画像表示と平行して、各画像を表示してからユーザが個数を応えるまでの反応時間を測定する処理を各例示画像について行う。
【0112】
文書強調装置1は、6つの例示画像について、ユーザが個数を答えるまでの応答時間の測定を完了すると、各例示画像毎の平均応答時間を算出し、各例示画像毎の平均応答時間の最も短い例示画像「A」を強調画像と定める。
【0113】
文書強調装置1は、強調画像を決定すると、強調処理部4で、文書入力部3から、図9に示すような文書の強調部分に<強調>タグと</強調>タグが付与された入力文書に対して、当該入力文書の<強調>タグと</強調>タグで挟まれた部分を、上記決定した強調画像フォントとした表示用文書画像を作成し、強調処理部4の作成した表示用文書画像を画像表示部5で表示する処理を、文書入力部3から入力される文書に対して順次行って、全ての入力文書に対して、強調部分を強調画像とした表示用文書画像を作成して画像表示部5がディスプレイ6に表示すると、処理を終了する。
【0114】
例えば、Impactのフォントで表示した画像の応答時間が最も短かったものとすると、強調処理部4が、図9の文書に対して、タグ<強調>と</強調>で挟まれた部分強調部分をImpactフォントとした文書画像データを生成し、画像表示部5に送る。画像表示部5は、受け取った画像を、図10に示すように、ディスプレイ6に表示する。
【0115】
このように、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、複数のフォントの文字を含んでいる画像を用いている。
【0116】
したがって、利用者の文字のフォントに対する視覚特性を取得して、文字のフォントで強調する場合に利用者にとって強調度の強いフォントを取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0117】
また、本実施の形態の文書強調装置1は、判定用画像として、当該判定用画像に含まれる文字がその色、大きさ等のフォント以外の画像要素については、利用者に対する強調度に作用しない画像を用いている。
【0118】
したがって、利用者の文字のフォントに対する視覚特性をより一層適切に取得して、文字のフォントで強調する場合に利用者にとって強調度の強いフォントをより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0119】
図11〜図13は、本発明の画像処理方法に係る第4の実施の形態を説明する図であり、図11は、出力画像文書の所定部分に強調処理を施す本発明の画像処理方法の第4の実施の形態に係る画像処理装置の要部ブロック構成図である。なお、以下に説明する画像処理は、画像文書の所定部分に施す強調処理が要部であるから、この画像処理装置を文書強調装置10と称する。
【0120】
なお、本実施の形態は、上記第1の実施の形態の文書強調装置と同様の装置構成により実施したものであり、本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態の文書強調装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0121】
本実施の形態の文書強調装置10は、上記第1の実施の形態の文書強調装置1と同様の判定用画像生成部2、文書入力部3、強調処理部4、画像表示部5及びディスプレイ6等を備えているとともに、視線検知部11を備えており、コンピュータ等に文書強調処理プログラムを搭載することで構築される。
【0122】
視線検知部11は、利用者がディスプレイ6のどの位置を見ているかを検知する。
【0123】
本実施の形態の文書強調装置10は、判定用画像生成部2が、色の異なる同一形状の画像を判定用画像として作成する。例えば、判定用画像生成部2は、文書の強調部分の表示に用いる候補の色を赤/緑/青としたとき、図12に示すように、各色の組み合わせで同じ大きさの円を例示画像上に2つづつ配置する。このとき、表示位置の影響を排除するために、それぞれ配置位置を変えた画像を用意して、図12に示すような計6枚の画像を用意する。なお、図12に示す画像のうち、上段は、判定用画像に対する利用者の注視点を安定させるための画像であり、また、図12では、分かりやすくするために、画像数をかなり少なくしているが、実際には円の位置のバラエティを増やして、より多くの判定用画像を生成することで利用者が識別しやすいと感じる色の判断精度を向上させたものとする。そして、画像表示部5が、この判定用画像を、ディスプレイ6の画面の左から右に向かって表示する。
【0124】
そして、本実施の形態の文書強調装置10は、図13に示すように、判定用画像生成部2が、上記判定用画像である例示画像を生成すると(ステップS201)、まず、上段の黒の例示画像(判定用画像)を画像表示部5がディスプレイ6に表示する(ステップS202)。
【0125】
利用者に対しては、各判定用画像を眺めてもらって、図12の上段の画像表示中は黒円に注目してもらう。
【0126】
そして、まず、画像表示部5は、図12の左上の画像を表示して、同時に、視線検知部11により、利用者が画面上のどの部分を注視しているかを測定して、利用者が黒円を注視しているかどうかチェックする(ステップS203)。
【0127】
この利用者の視線検知の手法としては、種々の方法を用いることができるが、例えば、はいくつか提案されているが、例えば、特許第2505854号公報に記載されている方法を用いることができる。
【0128】
視線検知部11は、利用者が黒円を注視していることを検出すると、画像表示部5に確認信号を送り、画像表示部5は確認信号を受け取ると、図12の下段の画像を1秒間だけディスプレイ6に表示する(ステップS204)。その間、視線検知部11は、利用者が画面上のどの位置を見ているかを検知し、それぞれの円上を注視している時間を測定して、強調処理部4に通知する。文書強調装置10は、この処理を、図12の各例示画像に対して行い(ステップS202〜S204)、全ての例示画像についての処理を完了すると、強調処理部4に処理終了を通知する。
【0129】
強調処理部4は、判定用画像の表示処理終了の通知を受け取ると、各色毎の注視時間合計を算出し(ステップS205)、最も注視時間の長い色を強調色として決定する(ステップS206)。
【0130】
そして、入力文書として、例えば、図3に示した第1の実施の形態の実施例1と同じ入力文書が文書入力部3から入力されると、この入力文書にはタグが付与されており、<強調>と</強調>の間の部分が文書の作成者が強調表示を望む部分であるので、強調処理部4が、入力された文書画像に対して、強調部分を強調色として決定した色、例えば、赤とした文書画像データを生成し(ステップS207)、画像表示部5に送る。画像表示部5は、受け取った強調処理された文書画像を、例えば、図4に示したように、ディスプレイ6に表示して、処理を終了する(ステップS208)。
【0131】
このように、本実施の形態の文書強調装置10は、利用者に強調度の度合いを判定する判定用画像を提示し、当該判定用画像に対する当該利用者の視線の移動を解析して、強調度を判定し、強調方法を設定している。
【0132】
したがって、利用者の視線の移動を解析することで利用者の視覚特性をより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0133】
また、本実施の形態の文書強調装置10は、利用者に強調度の度合いを判定する判定用画像を提示し、当該判定用画像に対する当該利用者の視線の移動を取得して、当該視線の移動順序に基づいて強調度を判定し、強調方法を設定している。
【0134】
したがって、利用者の視線の移動順序を解析することで利用者の視覚特性をより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0135】
さらに、本実施の形態の文書強調装置10は、利用者に強調度の度合いを判定する判定用画像を提示し、当該判定用画像に対する当該利用者の視線の移動を取得して、当該視線の判定用画像上での存在時間(注視時間)に基づいて強調度を判定し、強調方法を設定している。
【0136】
したがって、利用者の視線の判定用画像上での注視時間を解析することで利用者の視覚特性をより一層適切に取得することができ、利用者により一層適切に強調を伝えることができる。
【0137】
なお、本実施の形態の説明においては、色の違いで強調するものとして、判定用画像として、色を異ならせた画像を用いているが、大きさ、太さ、または、フォント等の違いで強調する場合にも同様に適用することができ、この場合には、判定用画像として、大きさ、線の太さ、または、フォント等を異ならせた画像を用いる。
【0138】
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0139】
なお、上記各実施の形態において、文書強調装置1、10の各部をネットワークで接続された端末装置に分散して配置したり、強調対象の文書をネットワークで接続された端末装置から当該ネットワークを介して入力する等のように、ネットワーク環境で構築してもよい。
【0140】
このようにすると、ネットワーク環境を利用して、文書の作成者が強調したい部分を、利用者に適切に強調して伝えることができる。
【0141】
【発明の効果】
本発明によると、画面ごとに異なる強調方法(色,文字の大きさ,文字・線分の太さ,フォントの違い)を用いて生成された各強調度判定用画像を視認するユーザの応答性(応答時間,視線の移動順序,注視時間)に従ってユーザ(利用者)ごとに最も有効な強調方法を判定し、得られる強調方法を当該ユーザへの出力画像に用いることで、文書の所定部分を強調して出力することが指示された出力画像の強調度を最適化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書強調方法、文書強調処理プログラム及び文書強調装置の第1の実施の形態を適用した文書強調装置の要部ブロック構成図。
【図2】図1の判定用画像生成部が作成して画像表示部によりディスプレイに表示される判定用画像(例示画像)の一例を示す図。
【図3】図1の文書強調装置の文書入力部から入力される入力文書の一例を示す図。
【図4】図1の文書強調装置で図3の入力文書の強調部分を強調処理した文書の一例を示す図。
【図5】図1の文書強調装置による文書強調処理を示すフローチャート。
【図6】本発明の文書強調方法、文書強調処理プログラム及び文書強調装置の第2の実施の形態を適用した文書強調装置の判定用画像生成部が作成して画像表示部によりディスプレイに表示される判定用画像(例示画像)の一例を示す図
【図7】図6の判定画像で決定した強調方法で入力文書の強調部分を強調処理した文書の一例を示す図。
【図8】本発明の文書強調方法、文書強調処理プログラム及び文書強調装置の第3の実施の形態を適用した文書強調装置の判定用画像生成部が作成して画像表示部によりディスプレイに表示される判定用画像(例示画像)の一例を示す図
【図9】本発明の文書強調方法、文書強調処理プログラム及び文書強調装置の第3の実施の形態を適用した文書強調装置の文書入力部から入力される入力文書の一例を示す図。
【図10】図9の判定画像で決定した強調フォントで図9の入力文書の強調部分を強調処理した文書の一例を示す図。
【図11】本発明の文書強調方法、文書強調処理プログラム及び文書強調装置の第4の実施の形態を適用した文書強調装置の要部ブロック構成図。
【図12】図11の判定用画像生成部が作成して画像表示部によりディスプレイに表示される判定用画像(例示画像)の一例を示す図。
【図13】図11の文書強調装置による文書強調処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 文書強調装置
2 判定用画像生成部
3 文書入力部
4 強調処理部
5 画像表示部
6 ディスプレイ
10 文書強調装置
11 視線検知部
Claims (12)
- 文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された文書データをもとに当該文書の出力用画像データを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、
画面ごとに異なる強調方法を用いて各強調度判定用画像を生成し、ディスプレイに表示する判定用画像表示工程と、
前記判定用画像表示処理工程で表示された各強調度判定用画像に対し正しい視認結果で応えるユーザの応答時間をそれぞれ測定する応答時間測定工程と、
前記応答時間測定工程で測定された応答時間の中の最も短い測定結果を得た強調度判定用画像に対応する強調方法を実行方法として決定する強調方法決定工程と、
前記強調方法決定工程で決定された方法により文書の前記所定部分に強調処理を施し、当該文書の出力用画像データを生成する出力用画像生成工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された文書データをもとに当該文書の出力用画像データを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、
同一画面に領域を分けて異なる強調方法を用いて各強調度判定用画像を生成し、ディスプレイに表示する判定用画像表示工程と、
前記判定用画像表示工程で表示された各強調度判定用画像に対するユーザの視線の移動状態をそれぞれ表示開始時から測定する視線移動測定工程と、
前記視線移動測定工程で測定された視線の移動状態から各強調度判定用画像に対する視線の移動順序を解析することにより強調度を求め、求めた中の最も高い強調度を得た強調度判定用画像に対応する強調方法を実行方法として決定する強調方法決定工程と、
前記強調方法決定工程で決定された方法により文書の前記所定部分に強調処理を施し、当該文書の出力用画像データを生成する出力用画像生成工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 文書の所定部分を強調して画像出力することが指示された文書データをもとに当該文書の出力用画像データを作成する画像処理装置における画像処理方法であって、
同一画面に領域を分けて異なる強調方法を用いて各強調度判定用画像を生成し、ディスプレイに表示する判定用画像表示工程と、
前記判定用画像表示工程で表示された各強調度判定用画像に対するユーザの視線の移動状態をそれぞれ表示開始時から測定する視線移動測定工程と、
前記視線移動測定工程で測定された視線の移動状態から各強調度判定用画像に対する注視時間を解析することにより強調度を求め、求めた中の最も高い強調度を得た強調度判定用画像に対応する強調方法を実行方法として決定する強調方法決定工程と、
前記強調方法決定工程で決定された方法により文書の前記所定部分に強調処理を施し、当該文書の出力用画像データを生成する出力用画像生成工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、
前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、色の違いによることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項4に記載された画像処理方法において、
前記強調度判定用画像は、強調方法として用いる色以外の要素を同一とすることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、
前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、文字の大きさの違いによることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項6に記載された画像処理方法において、
前記強調度判定用画像は、強調方法として用いる文字の大きさ以外の要素を同一とすることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、
前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、文字・線分の太さの違いによることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項8に記載された画像処理方法において、
前記強調度判定用画像は、強調方法として用いる文字・線分の太さ以外の要素を同一とすることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載された画像処理方法において、
前記判定用画像表示工程で強調度判定用画像に用いる異なる強調方法が、フォントの違いによることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項10に記載された画像処理方法において、
前記強調度判定用画像は、強調方法として用いるフォント以外の要素を同一とすることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至11のいずれかに記載された画像処理方法の各工程をコンピュータに行わせるためのプログラム。
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