JP4301577B2 - Liquid spray device - Google Patents

Description

技術分野
本発明は、収納容器、特に使い捨て収納容器、およびライナーとして機能することができる収納容器に関する。本発明はさらに、液体を噴霧する装置、たとえばスプレーガンに関し、特に、こうした装置の液体収納容器またはタンクに関する。
背景技術
使い捨て収納容器には、多くの異なる分野において多くの用途がある。たとえば、多くの物品は、購入の前後に袋などの使い捨て収納容器に包装される。使い捨て収納容器がプラスチックの袋である場合、購入者は、この袋をごみ箱など、別の容器の使い捨てライナーとして再利用することが多い。場合によっては、使い捨てライナーは、他の再利用可能な容器に特に使用するために製造されることがあり、この場合、ライナーは、容器の中身の廃棄に役立つか(ごみ箱のライナーの場合など)、容器またはその中身を保護するか、または容器の清掃を不要にすることまでも意図される。
接着剤、塗料または石膏のような物質を内部で混合するか、または使用するために内部に収納する容器にライナーを使用すると、使用後に容器を清掃するのが容易になり、容器内の物質が他の物質の残りによって汚れるのを防ぐという点で特に有利である可能性がある。たとえば、塗料を内部で混合するか、使用のために塗料を内部に収納する容器は、塗料の色または品質が他の物質の痕跡によって変化しないように清掃しなければならない。これは、車輌に再塗装する場合、上記のように特に重要であり、塗料は、既存の塗料に適合する必要がある。塗料を混合するときの汚濁の問題を避けるため、車体工場では、使い捨て蝋紙のカップを混合用収納容器として使用することが多く、ごく少量の塗料が必要な場合は特にそうである。米国特許第4 383 635号に記載されている別の方法では、使い捨て収納容器が、再利用可能な枠状容器内に配置されて使用される。
スプレーガンの分野では、様々な理由で、使い捨てライナーをガンのタンクに使用すべきであると提案されてきた(米国特許第3 211 324号、第3 255 972号、第4 151 929号、第4 951 875号および第5 143 294号並びに欧州公開第0 678 334号)。塗料、園芸用化学薬品などの液体を噴霧するためのガンは一般に公知であり、分配される液体を収容するタンクと、圧力下で、トリガー機構の制御により液体が分配されるスプレーノズルとを一般に備える。液体は、重力下でタンクから供給されるか、または外部の源からガンに供給される空気または水などのような加圧流体の流れの中に引き込まれる。
使用者がスプレーガンのタンク内の液体を変えたい場合、一般に、古い液体の痕跡がガン内に残って新しい液体を汚濁させないように、ガンをきわめて完全に清掃する必要がある。これは、特に塗料スプレーガンに言えることである。なぜなら、古い回分の塗料がガン内に残っていると、新しい回分の塗料を使用できなくなる程、新しい回分の塗料の色に影響するからである。これは、特に、車輌に塗布する塗料を既存の塗料工作物に正確に適合させる必要があることが多い車体工場で問題を生じる可能性がある。あるいは、塗料の残留物は、ガン内で乾燥すると、鱗状に剥離して新しい回分の塗料を汚濁させる場合がある。しかし、スプレーガンの清掃は、比較的複雑かつ時間がかかる作業である。さらに、塗料スプレーガンの場合、清掃作業では、環境上の理由から取扱いおよび廃棄に注意を要する溶剤をかなり多量に使用する。その結果、塗装作業のコストが著しく増大する可能性がある。使い捨てライナーをスプレーガンの塗料タンクつまり塗料ポット内に使用して、ガンの清掃を単純化するとともに、必要な溶剤の量を減少させる方法は既に提案されていた(上記の欧州公開第0 678 334号を参照)。
発明の開示
本発明は、十分に安価で使い捨て可能であるとともに、廃棄されるときに、できれば容易に崩壊することができ、しかも使用の際に取扱いおよび充填が比較的容易な収納容器を提供することに関する。本発明は、特に、別の容器内のライナーとして使用するのに適する収納容器の提供に関する。本発明はさらに、スプレーガンおよび類似装置の清掃を単純化して、その結果、こうした清掃作業に関連する時間および経費を減少させることを可能にすることに関する。
本発明は、側壁と、プラスチック材料から熱／真空成形される比較的剛性がある基部とを備える収納容器であって、側壁が基部に比べて薄くて崩壊可能であり、側壁が延在して直立した状態で、支持されずに基部で立つことが可能な収納容器を提供する。
さらに詳しく述べるなら、本発明は、基部と、基部から延在する側壁とを備える収納容器であって、基部および側壁がプラスチック材料から一緒に熱／真空成形され、基部は比較的剛性があり、側壁が基部に比べて薄くて崩壊可能であるが、側壁が延在して直立した状態で支持されずに基部で立つことが可能である収納容器を提供する。
本発明による収納容器は、容器のライナーとして使用することができ、ライナーは、容器の内部に対応する形状を有する。一変形例として、本発明は、容器と組み合わせて、容器内部に適合し、容器の内部に対応する形状を有する使い捨てライナーであって、プラスチック材料から熱／真空成形されるライナーを提供する。このライナーは、崩壊可能であることが好ましいが、必ずしも崩壊可能である必要はない。
本発明は、流体タンクと、このタンクの内部に対応する形状を有し、タンク内部に密接に適合する着脱可能かつ崩壊可能なライナーと、ライナー内から流体を分配するためのスプレーノズルとを備えるスプレーガンであって、ガンを操作中にライナー内から流体が除去されるときにライナーが崩壊するスプレーガンをさらに提供する。
さらに本発明により、着脱可能な蓋がタンクの開口部内に配置される流体タンクと、タンク内に位置し、開口部の外周部で蓋によりタンクに固定される着脱可能なライナーと、ライナー内から流体を分配するためのスプレーノズルとを備えるスプレーガンであって、ライナーを蓋とともにタンクから取り外すことができるスプレーガンを提供する。
本発明はさらに、着脱可能な蓋がタンク内の開口部に配置される流体タンクと、蓋の出口を介してタンク内から排出される流体を分配するためのスプレーノズルとを備える重力供給スプレーガンであって、タンクをガンから取り外した状態で自立することができて、開口部からタンク内に流体を充填することができるスプレーガンを提供する。
本発明はさらに、流体タンクと、タンク内から流体を分配するためのスプレーノズルとを備えるスプレーガンであって、タンクが、ガンから取り外すことができて崩壊して廃棄することができる自立収納容器から成るスプレーガンを提供する。
本発明のもう１つの態様により、タンクの開口部に位置してタンクの流体出口が形成される着脱可能な蓋を有し、タンクに対応する形状を有してタンク内に密接に適合する着脱可能かつ崩壊可能なライナーを備える、スプレーガンに取り付ける流体タンクであって、ライナーが、開口部の外周部で蓋によりタンクに固定され、蓋とともにタンクから取り外すことができる流体タンクを提供する。本発明はさらに、スプレーガンに取り付ける流体タンクであって、タンクの開口部に位置してタンクの流体出口が形成され、流体出口がスプレーガンに取り付けるように賦形される着脱可能な蓋と、蓋から離れたタンクの端部に閉鎖可能な通気口とを備える流体タンクを提供する。
本発明のさらにもう１つの態様により、スプレーガンのタンクに使用するライナーであって、プラスチック材料から形成され、タンク内に密接に適合し、比較的剛性がある基部と、基部に比べて薄くて崩壊可能な側壁とを有するライナーを提供する。
本発明はさらに、流体タンクと、タンク内から流体を分配するためのスプレーノズルとを備えるスプレーガンであって、タンクが着脱可能な蓋を有し、この蓋によりタンクに固定される、着脱可能なほぼ円錐体のメッシュフィルタを備えるスプレーガンを提供する。
本発明はさらに、流体タンクと、タンク内から流体を分配するためのスプレーノズルとを備える重力供給スプレーガンであって、タンクが、着脱可能な蓋と、この蓋によりタンクに固定される着脱可能なライナーとを備える動力供給スプレーガンを提供する。
「熱／真空成形」という用語は、本明細書で使用する場合、材料のシートを軟化状態まで加熱して、この軟化状態で、成形型により画定される所望の形状に成形する工程を意味する。差空気圧を加えると、材料を所望の形状に成形するのに役立つ場合があり、特に、材料の一方の側部で真空を生成すると、材料を所望の形状に成形するのに役立つ場合がある(単に「真空成形」として公知である)。
「崩壊可能」という用語は、本発明による収納容器／ライナーの側壁に関して本明細書で使用する場合、その側壁が、たとえば手の圧力など、適度な圧力を加えることにより変形することができ、したがって収納容器のリムを収納容器の基部に向かって押すことができるとともに側壁が崩壊しない状態を意味する。
「塗料」という用語は、本明細書で使用する場合、表面を着色することを意図されているかどうかに関わらず、スプレーガンを使って表面に塗布できるすべての形態の塗料状コーティング材料を含む。「塗料」は、たとえば下塗剤、ベースコート、ラッカーおよび類似の材料を含む。
【図面の簡単な説明】
具体的な例を示すためにのみ、本発明の実施例について、添付の図面に関して説明する。
図１は、先行技術のスプレーガンの斜視図であり、塗料を充填できるように部分的に分解された状態を示す。
図２は、図１に示したスプレーガン用の代替形態の塗料タンクの構成部品を展開した状態で示す。
図３は、組み立てた状態の図２の塗料タンクと、タンクをスプレーガンに接続するアダプタとを示す。
図４は、図３の塗料タンクおよびアダプタの長手方向の断面図を示す。
図５は、図４の塗料タンクをスプレーガンに取り付けた状態を示す。
図６は、スプレーガンに使用される図４の塗料タンクを示す。
図７は、図４の塗料タンクの構成部品を使用後に取り外した状態を示す。
図８は、図２に類似しているが、変形形態の塗料タンクを示す。
図９は、図２〜図４および図８の塗料タンクの代替形態の蓋の長手方向断面図を示す。
図10は、図２に類似しているが、もう１つの変形形態の塗料タンクを示す。
図11は、図10の塗料タンクの長手方向の部分断面図を示す。
図12は、図１のスプレーガンに類似しているが、代替形態の塗料タンクを備えるスプレーガンを示す。
図13は、変形形態の塗料タンクを備える図12のスプレーガンを示す。
図14は、図13のスプレーガンのタンクの変形例を示す。
図15は、代替形態の塗料タンクの図３に類似する図である。
図16および図17は、図15の変形形態の構成部品を示す。
図18は、図15の塗料タンク用の保持具の使用を示す。
図19は、本発明によるライナー／収納容器の斜視図である。
図20は、類似している図だが、崩壊して破棄される過程にあるライナー／収納容器を示す。
図21(a)〜(c)は、図２〜図４および図10の塗料タンク用のライナーを製造する方法の概略図である。
図22は、図21の方法の変形例を示す。
図23は、塗料混合用ピッチャーを示す。
図24は、図23のピッチャーとともに使用される、本発明によるライナーを示す。
発明を実施するための最良の形態
図１は、重力供給タイプの代表的な先行技術の塗料スプレーガン１を示す。ガン１は、本体２と、本体の後端から下方に延在するハンドル３と、本体の前端にあるスプレーノズル４とを備える。このガンは、ガンの側部に枢着されるトリガー５により手動操作される。ガンにより射出される塗料または類似材料を収容する塗料タンクつまり塗料ポット６は本体２の上部に配置して、ハンドル３の下端のコネクタ７からノズル４までガンを貫通して延在する圧縮空気用の内部通路(図示しない)と連通する。使用中、コネクタ７は圧縮空気源(図示しない)に接続し、その結果、ユーザがトリガー５を引っ張ると、圧縮空気はガンを貫通してノズル４に供給され、ポット６から重力下で供給される塗料を引き込んで噴霧する。塗料は、次に、圧縮空気とともにスプレーとしてノズル４から射出される。
ポット６内に収納される塗料は、多くの場合手で混合され(そのためにはジャグなど、別個の容器が必要である)、ポットに注入される。塗料中に不要な粒子が存在すると塗装面の仕上げが損なわれる可能性があるので、これを防ぐため、塗料は一般にフィルタを介してポット６に注入される。図１は、このために取り外したポット６のキャップ８と、ポットの開放端部に配置される円錐フィルタ９とを示す。フィルタ９は、隙間のない側部と、円錐の尖った端部にフィルタのメッシュ部分10とを有する、公知のタイプの使い捨て円錐フィルタとして示されている。ポット６に塗料を充填した後、フィルタ９は取り外して廃棄され、ポットのキャップ８が元に戻される。フィルタ９がガンと同様に再利用可能である場合、たとえば色が異なる塗料または化学組成が異なる液体など、異なる液体でフィルタ９を十分に清掃してから使用する。
図２は、図１のガンまたは任意の類似ガンにポット６の代わりに使用できる代替形態の塗料ポット11の構成部品を示す。代替形態の塗料ポット11は、図３および図４(断面)に組み立てた状態を示す。
塗料ポット11は、開放収納容器12を備え、この収納容器12は、携帯スプレーガンの従来の塗料ポットに匹敵するサイズを有するとともにその基部に空気孔12Aを有し、使い捨てライナー13が装備される。ライナー13は、収納容器12の内部の形状に対応して密接に適合し、収納容器の上縁部に着座する開放端部に細いリム14を有する。収納容器12は、ライナー13の開放端部に押込嵌合する使い捨て蓋15をさらに備える。蓋15は、接続管17が延在する中央開口部16(図４)を備え、その端部には、差込接続部の一部を形成する外側延長部分18を備える。開口部16は、開口部に押込嵌合するかまたは蓋15の一体部分になるフィルタメッシュ19により覆われる。蓋15は、蓋に接するように収納容器12上にねじ込まれる環状カラー20により収納容器12上の所定の位置にしっかり保持される。
塗料ポット11は、図３および図４(断面)に塗料ポットから分離して示されているアダプタ21を使用して、スプレーガン１に取り付けられる。アダプタ21は、一方の端部22の内部に、塗料ポット11の接続管17に取り付けられる差込接続部の他方の部分が形成されている環状構成部品である。アダプタの他方の端部23は、スプレーガンの塗料ポットの標準的な取付部(一般にねじ山)に適合するように賦形される。
塗料ポット11のライナー13は、上記のとおり、形状が収納容器12の内部に対応し、収納容器の上縁部に着座する開放端部に細いリム14を有する。以下のとおり、ライナーは自立するが崩壊可能でもあり、比較的剛性がある基部13Aおよび比較的薄い側壁13Bを有し、崩壊する場合、基部ではなく側壁によって長手方向に崩壊する。さらに、ライナー13には襞、波、継ぎ目、接合部またはガセットがなく、側壁13Bと基部13Aとの内部接続部には溝もない。こうしたタイプのライナーについて、図19および図20を参照してさらに詳しく説明する。さらに、こうしたライナーを製造できる熱成形工程についても説明する。
塗料ポット11の収納容器12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのプラスチック材料から成形され、図２に示すように半透明であるか、または不透明であり、任意の適切なサイズを有する。塗料スプレーガンに使用する場合、容量が250ml、500mlまたは800mlの収納容器が一般に使用されるが、必要なら他のサイズを使用することもできる。蓋15もポリエチレンまたはポリプロピレンなどのプラスチック材料から成形され、射出成形工程により成形することができる。蓋は、半透明または不透明で良く、着色されていて良い。カラー20は、成形ブラスチック部品であるか、またはアルミニウムなどの機械加工金属部品で良い。アダプタ21は、機械加工金属部品で良く、たとえばアルミニウムから成形して陽極酸化処理することができる。
塗料ポット11を使用するには、アダプタ21を端部23においてスプレーガンに取り付けて、その状態にしておく、次に、塗料ポット11を図２に示すように分解して、ライナー13を収納容器12の内側に押す。次に塗料を収納容器内に押し入れて、カラー20をしっかりねじ込んで蓋を所定の位置に保持する。次に、図４に示すように、ライナー13の上部を蓋15と収納容器12との間に閉じ込め、ライナーのリム14を収納容器上縁部とカラー20との間に閉じ込める。蓋15には、ライナーの上部に係合してライナーを保持するように、その表面に刺(見えない)を成形すると有利である。次に、スプレーガン１を正規の操作位置から逆転させて、接続管17の端部を図５に示すようにアダプタ21に取り付けることができるようにする。その後、ガンを図６に示すように正規の位置に戻すと、通常の方法で使用することができる。塗料をライナー13の内部から除去すると、ライナーの側部は、ライナー内の減圧によって崩壊する。ライナーの基部は比較的剛性がありその形状を保つので、ライナーは、横断方向ではなく長手方向に崩壊し、塗料のポケットがライナー内に閉じ込められる可能性が少なくなる。
ユーザは、ライナー13内から空気を排出してからスプレーガン１を操作することを選択できるが、これは必須ではない。しかし、空気を排出すると、塗料ポット11からガンに空気が入る危険がなくなるため、ガンが十分に機能する角度の範囲を増大させることができる。空気をライナー13内から排出するには、ガンがまだ図５に示す位置にある間にガンのトリガー５を作動させる。
使用後、ガンを清掃する場合、ガンを再び逆転させて、トリガー５を簡単に作動させると、ガン内の塗料をポット11のライナー内に排出して戻すことができる。次に、まだガン上にあるアダプタ21から接続管17を外して、ポット11をガンから取り外す。カラー20を収納容器12から取り外して、図７に示すように、崩壊したライナー13が付いた状態で蓋15を引っ張る。蓋(フィルタ19を含む)およびライナーを廃棄して、収納容器12およびカラー20を清潔な状態にしておくと、新しいライナーおよび蓋を使って再使用することができる。清掃の必要があるのはガン自体なので、使用する溶剤の量は実質的に減少する。未使用の塗料がポット11からあふれる危険も実質的に減少する。つまり、ライナー13は、蓋15を所定の位置に取り付けた状態で取り外されて廃棄されるからである。さらに、ライナーは崩壊した状態で廃棄されるので、使用済みライナーの収集に必要な空間の量は最小限で済む。
ライナー13は、上記のとおり、収納容器12の内側に正確に適合し、滑らかな内面を有するので、別個の容器の中ではなく、収納容器12自体の中で塗料を混合することができる。こうして、別個の混合容器の清掃がなくなり、使用する溶剤の量をさらに減少させることができる。図１の６に示すように従来の塗料ポットを備えた重力供給ガンを使用する場合、ポット６の両端が開いているので、この可能性はない。ライナー13が混合器具によって孔があくかまたは破損する可能性は、第１にライナーが収納容器12内に正確に適合するため、第２に、以下に説明するライナーの自立性によって、混合工程中に収納容器内部の周囲でライナーが引きずられる可能性が少ないため最小限である。収納容器12を混合容器として使用するのを容易にするには、収納容器の側壁に、図２および図３に示すようにマーキング25を付けて、収納容器の中身の量を判断できるようにすると良い。収納容器12の一般的な形状、特に、収納容器12が平らな基部を備え、図２に示す向きで安定するという事実は、収納容器12が既に説明したように半透明であると事実と同様に、収納容器12を混合容器として使用するのに特に適するようにする。しかし、収納容器12が不透明な場合、側壁にスロットを形成し、スプレーガンのユーザは、そのスロットからライナー13を見て、ポット11内の塗料の量をいつでも評価することができる。
塗料を収納容器12内で混合する場合、収納容器の蓋15にフィルタメッシュ19を備えると、塗料中の好ましくない粒子がスプレーガンに入るのを防ぐことができる。しかし、塗料がテクスチャー加工されているか、または別個の容器内で混合し、濾過してからライナー付きの収納容器12に移す場合、または塗料中の汚れの存在が重要ではない場合、メッシュ19は省略して良い。
塗料ポット11のカラー20は、別個の部品であると上記で述べたが、蓋15に結合しても良く、その場合はカラー20も使い捨てになる。他の代替例として、接続管17およびメッシュ19を備えた蓋15は、図８に示すようにヒンジ接続部26により接続されたライナー13の一体部分として成形することができる。この場合、蓋がライナーの口の内部に適合していて、使用後に蓋およびライナーを一緒に収納容器から取り外す必要はない。しかし、使用後に蓋をライナー内の所定の位置に保持する必要がある場合は、やはり蓋はライナーの口の内部に適合している必要がある。さらにもう１つの代替例として、カラー20を取り替えて、ポット11の上部周囲にバンドで固定し、蓋15およびライナー13を所定の位置に保持することができる。このバンドはポット11に固定して、たとえばゴムから成形するか、またはジャーおよび瓶の上部を固定するときに使用するタイプの金属クリップ構成の一部であっても良い。
図２〜図４の蓋15とライナー13との間にさらに確実な係合が必要な場合、蓋は、図示の押込嵌合ではなく、ライナーにスナップ嵌合すると良い。たとえば、ライナーに内周リブを配置して、蓋の隣接表面の対応する溝に係合するようにしても良い。
さらに他の代替例として、押込蓋15は、図９に示す形態の蓋27に置き換えることができる。蓋27もライナー内に押込嵌合するが、ほぼ円錐形であり、その上端28が図２〜図４の接続管17の端部の形状に対応するので、同じアダプタ21に係合する。蓋27は、外側に延在してライナーのリム14の上部に着座するリム29と、ライナーの内面に係合する賦形部分29Aとを有する。この賦形部分29Aの形状によって、蓋27はライナーの口内に押し込まれ、ライナーの縁部が収縮して蓋が確実に配置される凹部29Bをさらに提供する。しかし、図９に示す賦形部分の形状は不可欠ではなく、たとえば図４の蓋15に関して上記で述べた刺など、代替形状を使用しても良い。蓋27は、蓋のリム29の上部に着座するカラー20に類似のねじ込みカラーにより収納容器上の所定の位置に保持される。蓋27は、図２〜図５のフィルタ19に類似のフィルタを備えることができる。あるいは、どの場合にも、フィルタはほぼ円筒形であり、差込接続部に隣接する端部から蓋の管状部分に挿入することができる。この場合、蓋の管状部分の内部の形状によって、スプレーガンを使用するときに、フィルタを所定の位置に確実に保持することができる。
塗料ポット30の代替形態の構成部品を図10に示す。ポット30は、図２のポット11と同様、収納容器12とライナー13とを備える。しかし、この場合、ポット11のフィルタ19は、収納容器12の直径に相当する直径を有し、円周密閉ガスケット32を備える別個の部品31として成形される。さらに、図２の蓋15およびカラー20はほぼ円錐の蓋33に置きかえられ、この蓋33は、収納容器上にねじ込み嵌合し、図３の接続管17に類似する形状の管状延在部分34を有するので、同じアダプタ21に係合する。ポット30は、ライナー13を収納容器12内に押し入れて組み立てられ、塗料を収納容器内に入れた後、収納容器の上部にフィルタ31を配置し、蓋33をねじ込むことによってフィルタ31を所定の位置に固定する。これで、ライナー13のリム14およびフィルタ31の密閉ガスケット32は、図11に示すように蓋33と収納容器12との間に一緒に閉じ込められて、ポットをスプレーガンに固定して逆転させて使用するときに、この位置で塗料がポット30から漏れるのを防ぐ。
アダプタ21は、収納容器11、30の蓋の管状部分17、34の端部にねじ山を形成することにより不要になり、収納容器はスプレーガン１の標準塗料ポット取付部に直接係合することができる。
図12は、スプレーガン１(図１参照)の標準塗料ポット６が保持され、ポット内部に嵌合するライナー35を備える代替スプレーガンを示す。ライナー35は、ガンの本体２との接続部内に延在して、ガンとライナーとの間に可撓性Oリング(図示しない)を使用するなどの方法で本体２に対する液密シールを形成することが好ましい。この場合、ライナー35は、塗料をポット内から除去したときに崩壊せず、より剛性の高い材料から形成すると、ポット６内にライナーを配置するのに役立つ。ライナー35は、所定の位置に配置した後、ライナーの開放端部で外側に延在するリム36上にねじ込まれるキャップ８により所定の位置に保持される。図12のポット６には、フィルタ37がさらに装備される。このフィルタ37はほぼ円錐形であり、全体にメッシュ材料から形成され、使用するときにライナー35内に配置される。フィルタ37は、ライナー35と同様、外側に延在するリム38を備え、このリム38は、ライナーのリム36の上部に横たわり、同様にポット６のキャップ８により所定の位置に保持される。
図12のポット６は、図３のポット11と違って、スプレーガン１に取り付けた状態で塗料を充填されるように意図されている。ライナー35およびフィルタ37を所定の位置に配置して、塗料をポット内に注入し、キャップを取り付ける。この作業の間、フィルタが脱落する危険性はなく、フィルタは全体にメッシュ材料から形成されるので、ユーザは、塗料をポット内に注入するときに常に塗料のレベルを見ることができる。これで、ガン１を使用することができる。ガンにより分配されるすべての塗料はフィルタ37を通過するので、塗料をポット６内に注入するときに塗料を濾過する必要はない。使用後、キャップ８をねじ外すと、フィルタ37およびライナー35を取り外すことができる。ライナー35は廃棄し、フィルタ37は、使い捨てかどうかに応じて廃棄または清掃する。ライナー35を使用すると、ガン１を清掃するのに必要な溶剤の量をやはり減少させることができ、使い捨てフィルタ37を使用するとさらに減少させることができる。
フィルタ37は任意の適切な形状を有することができ、フィルタの有効表面積を増加させる襞付きの表面を有する。
図13の変形された構成では、ライナー35およびフィルタ37は結合して、単一のユニット39を形成する。この場合、フィルタは、ライナーと一緒に廃棄される。
図12および図13に示す各々の構成では、ライナー35およびフィルタ37は、蓋８とともにポット６から取り外すことができる。この場合、ポット６の従来の蓋８を使い捨ての蓋と置き換えることができるので、蓋８、ライナー35およびフィルタ37は一緒に廃棄することができる。
図13の使い捨てユニット39は、塗料ポット内部に取り付けるのではなく、スプレーガン１の塗料ポット６を交換するように変更することができる。この場合、ユニット39は、図14に示すように塗料を既に充填された密閉カートリッジ50として供給される。カートリッジ50は、外観の点では塗料ポット６に類似しており、同様にガン１に接続することができる。しかし、カートリッジの出口端部51に穿孔し、たとえばカートリッジの他方の端部52に通気口を形成して、塗料がガン内に流入できるようにしなければならない。カートリッジ50の出口端部51には、たとえば、(逆転させた)ガンに、出口端部を一番上にしたカートリッジを取り付ける前にユーザが穿孔することができる。あるいは、ガン１は、カートリッジ50をガンに取り付けるときに自動的に出口端部51に穿孔するように変更することができる。次に、カートリッジ50の他方の端部52の通気口は、カートリッジのその端部に手で穿孔するか、またはたとえば、カートリッジを所定の位置に配置するときにカートリッジに穿孔するように設計された別個のキャップ53を取り付けることにより、カートリッジをガンに取り付けた後に形成することができる。あるいは、通気口は、ガンを使用する準備が整ったときに開口すれば良いが、カートリッジに予め成形しておいても良い。
使用後、カートリッジ50はガンから取り外されて廃棄される。カートリッジ50はフィルタを含むので、供給業者は、塗料をカートリッジに装填する前に塗料を濾過する必要はない。しかし、塗料を予め濾過する場合、カートリッジ50内のフィルタは省略することができる。
図15は、全体として廃棄できるスプレーガン１の塗料ポット40の代替形態を示す。塗料ポット40は、図10のポット30にほぼ類似するが、収納容器12は、以下に説明するとおり、使い捨て収納容器41に置き換えられ、ライナー13が省略される。
図15の収納容器41は、塗料を収納して塗料ポットの蓋42に取り付けるのに適する従来の使い捨て収納容器で良い。収納容器41は、たとえば薄いプラスチック材料から成形されるが、この材料は、収納容器の中身を見ることができるように図示のとおり半透明であることが好ましく、側壁にマーキング43があると、中身の量を判断することができて好ましい。空気孔44は、必要に応じて空気孔を閉じる何らかの手段とともに収納容器の基部に形成される。この手段は、引き剥がすと空気孔44が開き、必要なときに再び装着すると孔を閉じることができる接着テープストリップ(図示しない)の形態を取ることができる。あるいは、フリップトップ閉鎖具または単純な手動式弁機構を装備しても良い。収納容器41は、その開放端部の外側に、図10の蓋33にほぼ類似する蓋42を取り付けるためのねじ山を有し、その上端42Aは、(必要な場合、適切なアダプタを使用して)スプレーガンに取り付けるように同様に形成される。蓋42は、収納容器41と同じ材料から成形され、図示のとおりやはり半透明である。平らなフィルタメッシュ45は、やはり使い捨てであり、収納容器41の口を横断して延在する。メッシュ45は別個の部品であり、その外周部が蓋42と収納容器41との間に保持されるか、または蓋と一体成形することができる。
ポット40を使用するには、蓋42およびフィルタメッシュ45を収納容器41から取り外して、塗料を充填する(収納容器基部の空気孔44が閉じていないことに注意する)。塗料は、収納容器41に充填するときに濾過する必要はなく、上記のとおり、収納容器内で塗料を混合することができるので、そのために別個の容器を用意する必要はない。次に、蓋42およびメッシュ45を収納容器41上の所定の位置に戻し、(逆転させた)スプレーガン１に蓋42を取り付ける。次に、スプレーガン１を正規の位置に戻し、収納容器基部の空気孔44を開放する。これで、スプレーガン１を通常の方法で使用することができる。噴霧作業の完了後、空気孔44を再び閉鎖し、ポット40をガン１から取り外して廃棄すれば、ガンを清掃するだけで良い。ポット40を取り外す前、スプレーガン１を再び逆転させ、ガンのトリガー５を作動させて、ガン内に残っている余分な塗料をポット内に排出する。何れの場合にも、十分な塗料がポット40内に残っている場合、ポットは、廃棄せずに再び密閉して再使用することができる。
ポットの収納容器41は、使用後に崩壊できるように成形すると有利である。場合によっては、蓋42も崩壊するようにできる。
代替例として、蓋42を再使用可能な部品とし、ガンで清掃するようにする。このタイプの構成では、使い捨て収納容器41は、塗料を既に充填されてカバーで密閉されたカートリッジとして供給され、このカバーは、収納容器を蓋42に取り付ける前に簡単に取り外せる。フィルタメッシュ45は、使い捨て部品でも再使用可能な部品でも良い。その他の代替例として、収納容器41および蓋42はともに、蓋の上端42Aにおいて取外し可能なカバーで密閉されたカートリッジとして供給され、カバーは、カートリッジをガンに取り付ける前に取り外される。この形態では、カートリッジは図14のカートリッジ50に類似している。
塗料ポット40の蓋42の寸法を適切に選択することにより、１つの蓋42を様々なサイズの収納容器41に使用することができる。ユーザは次に、どの場合にも、最も適切な量の塗料を収納する収納容器41を選択する。また、ユーザは、様々なメッシュサイズを有する各種のフィルタ45を用意しておくと、使用する塗料の種類に最適なメッシュサイズを選択することができて好ましい。フィルタメッシュ45は、必ずしも図15に示す形態および／または位置である必要はなく、たとえば、図16に示す円錐形でも良いし、および／または図17に示す蓋42の出口に位置しても良い。あるいは、フィルタ45は、塗料を収納容器41に入れる前に濾過するか、あるいは塗料の汚濁が重要ではない場合は省略できる。
蓋42は、図15に示す正確な形状である必要はなく、たとえば、図２に示すねじ込み式のカラーと組んだ押込み式の蓋と置き換えることができる。
収納容器41は、蓋42の有無に関わらず、塗料またはその他のコーティング材料を含むカートリッジとして供給される場合、場合によっては、塗料／コーティング材料はカートリッジ内の密閉された崩壊性ライナー内に収納することが好ましい。これは、たとえば、塗料／コーティング材料を塗布面上に噴霧するまで空気または光などから隔離して保存しておく必要がある場合に必要である。常に、収納容器41内の空気孔44は、常に開放しておくか、または収納容器41自体が気密性ではない場合は省略することができる。
収納容器41は、その形状に応じて、収納容器が転倒しないように収納容器を配置しておく保持具を設けることが好ましい。１つの適切な保持具を図18に示すが、この保持具は、収納容器41に類似する形状だがわずかに大きく、かつ拡大基部52を備える収納容器部分51から成る。収納容器41は、収納容器部分51内に配置されて、塗料を充填されるかまたはスプレーガン１に取り付けられるときに直立に保たれる。
上記の説明は塗料スプレーガンに関するが、他のタイプのスプレーガン、たとえば園芸用化学薬品などの物質を噴霧するための水ホース(空気供給管路ではない)に取り付けられるタイプのガンなどにも当てはまる。上記の説明は、吸込供給ガン、つまりガンを使用するときにタンクからの液体の出口がタンクの上部に位置し、液体が、ガンを貫通して流れる圧縮空気またはその他の加圧流体の作用により供給管を介してタンクから引き込まれるガンにも適用される。このケースでは、ライナーをタンクに備える場合、ライナーおよび／または供給管の構成は、ライナーが供給管を閉塞せずに崩壊できる構成でなければならない。たとえば、短い供給管は、ガンを使用する前にすべての空気がライナーから排出されれば使用することができる。あるいは、ライナーとともに崩壊する可撓性供給管を使用しても良い。その他の代替例として、剛性がある基部を備えていない変形ライナーを使用して、ライナーが、図２のライナー13とは異なる方法で崩壊するようにしても良い。吸込供給ガンのタンクは、重力供給ガンのように使用時に逆転されないので、タンクとガンとの間の連通により空気がタンクとライナーとの間の空間に入ることができれば、タンク内の空気孔は省略して良い。
次に、図２の塗料ポット11に戻り、ライナー13について、その製造方法とともにさらに詳しく説明する。図19および図20に分離して示されているライナーは透明であって、１個のプラスチック材料、できればポリエチレンまたはポリプロピレンから熱成形することが好ましい。ライナーの形状は、収納容器12内部の形状により必然的に決まる。比較的剛性がある基部13Aは円形であり、ライナー13は、収納容器12の内部と同様にほぼ円筒形だが、口から基部13Aに向かってわずかに内側にテーパーが付いている。リム部分14は、基部と同様に比較的剛性があるが、側壁13Bは可撓性であり、既に述べたように崩壊させることができる。にも関わらず、ライナー13は、支持しなくても、図19に示すように側壁13Bが延在して直立した状態で基部13Aで立つことができる。ライナー13が崩壊する場合、比較的剛性がある基部13Aはその形状を保つが、側壁13Bが崩壊すると、図20に示すようにライナーのリム部分14方向に移動する。側壁13Bは、プラスチックの袋と同様の状態で崩壊し、たとえば割れるか、裂けるかまたは亀裂が生じたりして破壊することはない。
１つの形態では、ライナーの高さは約110mm、その基部13Aの直径は約78mm、リム部分14を除く口部の直径は約86mmである。基部の厚さは約400μm、リム部分14の厚さは約900μm、側壁の厚さは約150μmである。もう１つの形態では、ライナーは、基部と口部の高さは上記と同じだが、基部の厚さは約300μmであり、リム部分の厚さは約200μm、側壁13Bの厚さは50〜250μmである。
次に、図19に示すライナーを製造する方法について、図21(a)〜(c)を参照して説明する。
低密度ポリエチレン(LDPE)の約250×225mmおよび0.5mm厚のシート60は、真空成形機の成形枠61内にシート外周部を固締する。LDPE材料は、たとえばイングランド、チェシア州、ウィドネスのPlastech Extrusions Ltd.が市販しており、使用する真空成形機は、ウェールズ、カーマンザンシア州、アマフォードのC.R.Clarke and Company Limitedが市販しているモデル「FLB 725」である。しかし、任意の適切なプラスチック材料を使用でき、方法は、任意の適切な熱／真空成形機を使用して実施できることが分かる。
シート60を所定の位置に配置した後、真空成形機のヒーター62のバンクを図21(a)に示すようにシート上の位置に移動して、真空成形に適する柔軟かつ可撓性の状態までシートを加熱した。シートが適切な温度に達したという事実は、外観が乳濁色から透明に変化することで分かる。
次に、ヒーター62のバンクを取り外して、成形プラテン63をシート60の下から上方に移動させて成形型64をシートと接触させ、シートを上向きに変形させた。この時点で、真空成形機の真空ポンプの電源を投入し、シート60の下から空気を除去した。成形プラテン63の上方への移動は、プラテンがその行程の一番上に達して、図21(b)に示すようにシート60を保持する枠61を封着するまで続ける。成形型64の形状は、スプレーガンの塗料ポット11の収納容器12の内部形状に対応する形状だった。
真空ポンプは、成形プラテンが枠61を封着して、シート60の上面と下面との間に生じた圧力差により、成形型64の上部に既に接触しているシート60が下に移動して、図21(c)に示すように成形型の側面に接触するまで作動させつづけた。次に、成形プラテン63を冷却済みのシート60から離すと、ライナー13の所望の形状を有し、襞、波、継ぎ目、接合部またはガセットがなく、側壁13Bと基部13Aとの内部接続部に溝もない成形部分65が残る。枠61から取り外した後、シート60の成形部分65の口部周をトリミングして、ライナー13のリム14を形成した。リム14の幅は、シート60がこの段階でトリミングされる位置で決まり、必要に応じて調節することができる。
上記の工程では、成形工程で成形型64の側面に接触したプラスチックシート60の部分が、成形型の上部に接触した部分より実質的に薄い成形済み部分65(ひいてはライナー13)が形成されることが分かった。この工程は、従来の真空成形工程とは異なる。従来の工程は、成形部分65の厚さの差をできる限りなくすことを目的とし、そのため図21のステップ(a)の後に、加熱シート60の下側に空気圧を付与する追加のステップを含み、成形プラテン63が枠61を封着する前にシートがドーム形を取るようにする。したがって、シートの厚さは、図21のステップ(c)でシートが移動して成形型64に接触するとき、比較的均一である。一般に、特定サイズのシート60について図21に示す工程では、成形型64のサイズは、結果として得られるライナー13の基部よりも側面の厚さに影響することが分かった。つまり、成形型64のサイズが拡大すると、結果として得られるライナー13の基部の厚さはほぼ同じだが、ライナーの側面ははるかに薄くなる。これに反して、成形型のサイズが縮小すると、ライナー13の側面に長手方向の襞が生じる状態に達することが分かる。
シート60が図21のステップ(c)で成形型64の側面に接触するときにシート60の厚さをさらに減少する必要がある場合、シート60を成形機の枠61に固締するときに、２枚の薄い金属プレート66(図22)の間に配置すると良い。各々の金属プレート66は、成形型64の位置に孔67を有し、成形型の最大断面よりサイズが大きい。プレート66も枠61に固締して、図21の工程を繰り返す。プレート66の効果は、シート60が上方に移動したときに(この場合プレート66の孔67を貫通して)、シート60の中心部分のみがヒーター62に直接暴露され、成形型64上に引っ張られるようにすることである。こうして、成形部分65の形成に使用されるシート60は少なくなり、結果として得られるライナー13は、基部13Aとリム14とがわずかに薄く、側壁13Bが実質的に薄くなる。図22に示す上側のプレート66のみを使用しても、これに匹敵する結果が得られる。
図22に示す工程の変形例として、プラスチックシート60は、外周部が２枚のプレート66の間に固締される円形ディスク材料から構成することができる。ディスクのサイズに応じて、固締された外周部がライナー13のリム14を形成するので、トリミングして除去される余分な材料はなくなる。
図21および図22に関して説明した工程により製造されるライナー13は、図２のスプレーガンタンクに使用する場合、図20に関して説明したように崩壊する。ライナー13は、ライナーの基部13Aをリム14方向に押して手で崩壊させることもできる。ライナーは一般に、支持しなくてもその基部13Aで立つことができ、この特徴は、ライナーをスプレーガンのタンク11に使用する上で不可欠ではないが、保管の点で役立つ。このライナーには、襞、皺、継ぎ目、接合部もしくは折り目がなく、基部13Aを備えた側壁13Bの内部の接続箇所には溝がなく、したがって、ライナー内部に材料が閉じ込められる場所はない。ライナーの基部13Aは必然的にスプレーガンタンク11の収納容器12の基部で多少の空間を占めるので、収納容器12の壁上のマーキングは、この点を考慮して配置する必要がある。
図19のライナー13について、特に図２の塗料ポット11に使用する場合を説明してきたが、同一または類似の製品は他の方法で使用することもできる(必要な場合、寸法を適切に変更する)。たとえば、図19に示したタイプの製品は、スプレーガンタンク以外の多くの形態の容器のライナーとしても使用することができる。容器に使い捨てライナーを設けることが好ましい場合は多くあり、たとえば容器を清潔に保つ、清掃しやすくする、あるいは容器またはその中身を保護するといった目的がある。図19に示すタイプのライナーは、これらのどの目的にも使用することができ、複数の物質が一緒に混合される容器に特に有用である。つまり、ライナー内部には、材料を閉じ込めて混合されない状態に保つ場所はないからである。
図19に示すタイプの製品は、たとえば、車体工場において塗料を混合することを目的とした容器のライナーとして使用することができ、この場合、そのために使用されることが多い使い捨ての飲料カップの魅力的な代替物になる。車体工場で車輌の修理部分を塗装する前、修理業者は、所定の色の１回分の塗料を十分に混合して、車輌の周囲部分の色に合わせなければならない。１回分の塗料の各種成分は、容量または重量で正確に測定して適切な容器内に収納し、一緒に十分に混合してから使用される。混合が不十分であるか、または容器が完全に清潔ではない場合、その回分の塗料の色／品質、ひいては修理の品質に影響を及ぼす。
塗料の混合を便利にしかも効果的に行うため、図19に示すタイプのライナーは、図23に示す測定容器70とともに使用することができる。測定容器70は、賦形リム72内の注ぎ口71およびハンドル73を有するピッチャーの形態である。このピッチャーには側壁にマーキング74があり、ピッチャーの中身の量を判断することができる。図21に関して既に説明した方法を使用すると、図19のタイプのライナーは、ピッチャー70内部に正確に適合するように製造することができ、こうしたライナーを使用することにより、１回分の塗料の各種成分をピッチャー70内に集合させて、塗料がピッチャー70に実際に接触しない状態で一緒に混合することができる。
ピッチャー70に使用するのに適するライナー75を図24に示す。ライナー75は、ピッチャー70の内部に対応する形状を有し、図19に示すライナー13にほぼ類似するが、ライナー13の比較的厚く外側に延在するリム部分14は省略することができ、ライナー75の側壁76は、ピッチャーのリム72および注ぎ口71に対応する賦形リム77を備える。ライナー75はピッチャー70の内側に正確に適合するので、ピッチャー内で塗料を混合するときに混合器具でライナーに孔が開く可能性はない。さらに、ライナーの内部には、材料が閉じ込められる可能性がある場所がないので、計量してピッチャー内に投入したすべての材料を効果的に混合する障壁はない。塗料を混合して、ピッチャー70からたとえばスプレーガンの塗料ポットに移すとき、ライナー75を取り外して、できれば図20に示すように崩壊させて廃棄すると、ピッチャー70を清潔に保ってさらに使用することができる。
ライナー75の基部78はピッチャー70の底部で多少の空間を占めるので、ピッチャー側壁のマーキング74は、その点を考慮して配置する必要がある。ピッチャー70の形状によっては、ライナー75の上部に、ピッチャーのリム72上に折り返すことができる延在部分を設けることが好ましい。その代わりに、またはさらに、たとえばライナー75およびピッチャー70にある形態の賦形部分を形成し、これらがリム77、72においてスナップ嵌合できるようにして、使用の際にライナー75をピッチャー70に封着することが好ましい。
ピッチャー70のライナー75は、使用後に占める空間が少なくなるように崩壊可能であると良いが、これは不可欠ではない。さらに、ライナー75の形状は使用される容器70の内部の形状によって決まるので、支持されないと容器の外部では立つことができない場合もある。
さらにもう１つの代替例として、図19に示すタイプの製品は、単に収納容器として使用することもでき、この場合、壁13Bは可撓性の点でプラスチックの袋に匹敵するが、支持されなくても、充填されるときおよびその後直立に立つことができるという利点がある。この収納容器は、任意の適切なサイズで良く、粉末や液体など、多くの様々なタイプの物品を収納するために使用するか、または小売業者が消費者に提供するプラスチック／紙製の袋の単に代替物として使用することができる。何れの場合にも、この収納容器は、収納容器内の材料が閉じ込められる場所が内部にないという利点がある。この収納容器は、その中身によっては、収納容器の口を閉鎖できることが好ましく、この場合、適切な形態の閉鎖具を設けることができる。閉鎖具は、たとえば、収納容器の口の半分の周囲内側に***部があり、および容器の口の他方の半分の周囲内側に嵌合する溝があり、その溝に***部が圧迫されて収納容器を閉鎖する形態を取ることができる。収納容器の壁13Bの可撓性によって、必要なら、壁を中身の周囲で押し下げると、収納容器内の空間を減少させることもできる。
使用後、収納容器を廃棄する必要がある場合、側壁13Bは、リム14を基部に向かって押すことにより手で崩壊させると、その結果図20に示す形態になった収納容器は廃棄に要する空間が少なくなる。既に述べたとおり、側壁13Bは、プラスチックの袋と同様に、割れるか、裂けるかまたは亀裂が生じたりして破壊せずに崩壊することができる。
図19に示すタイプの製品には、可能な用途が他にも数多くあることが分かるであろう。このタイプのライナーは、たとえば、ごみ箱のライナーとして簡単に使用することができ、従来の袋形のライナーに比べて箱の内部によく適合し、基部13Aで直立に立つので箱から取り出すときに扱いやすいという利点がある。類似のライナーは、接着剤、ワックスまたは石膏など、比較的急速に硬化する材料用のバケツまたはその他の収納容器に使用することもでき、この場合、石膏などのような材料は、実際には混合用バケツとともに販売されており、ライナーはパッケージに含まれて供給される。状況によっては、１つのライナーを取り外すと次のライナーが既に配置されているように、複数のライナーを次々に容器内の位置に重ねると良い。さらに、こうした容器はライナーを収納することを意図されているので、容器の壁が中実であることは不可欠ではなく、容器はたとえば、ライナーを収納する枠の形態を取っても良い。
一般に、図19に示すタイプの製品の場合、基部13Aの厚さは一般に少なくとも25μmであり、さらに一般的には少なくとも100μmである。側壁13Bは、基部13Aに比べて薄く、上記のように崩壊することができるので、ライナー／収納容器の廃棄が容易である。側壁13Bの厚さは一般に基部13Aの厚さの1/2未満であり、基部の厚さの1/5未満でも良い。使用する材料およびライナー／収納容器に意図する用途に応じて、側壁13Aの厚さは通常250μmである。
図19に示すタイプの製品の特定の用途では、リム部分14は不可欠ではなく、図24のライナーの場合のように省略することができる。リム14が不要な場合、図21(c)のシート60は、当然、成形部分65の口に直接隣接した部分でトリミングする必要がある。ライナー／収納容器の自立性は、リム部分14が省略された場合も維持できることが分かった。
図19に示すタイプの収納容器／ライナーの基部13Aは円形である必要はなく、矩形または三角形などのような他の形状であっても良い点に注目すべきである。容器用のライナーの場合、その形状は、特にライナーが容器の内部に適合する必要がある場合、容器の形状によって決まる。場合によっては、基部は剛性がなくても良い。
さらに、図21および図22に示す工程は、スプレーガンの塗料ポットに使用するライナーの製造に限定されるのではなく、その他の目的のライナー／収納容器を製造するのにも適する。この工程では、成形型64はわすかにテーパが付いている形状であり、図21および図22に示すように最大断面が下端にあって、成形作業が完了したときにシート60を取り外すことができなければならないことが分かるであろう。この工程を使用して、収納容器の内部に適合する必要があるライナーを製造する場合、収納容器は同様に内部にテーパが付いている必要がある。ライナー／収納容器は、収納しようとする材料を通さない薄いフィルムを形成できる任意の適切な熱可塑性から形成することができる。場合によっては、ラミネートの形態の材料を使用することが好ましい。食品の包装など、特定の用途では、低通気性のプラスチックが好ましい。しかし、殆どの用途では、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどのようなポリオレフィンが好ましい。なぜなら、これらは比較的安価であり、熱成形が容易であり、殆どの水性および有機流体に対して不活性だからである。Technical field
The present invention relates to a storage container, particularly a disposable storage container, and a storage container that can function as a liner. The invention further relates to a device for spraying liquid, for example a spray gun, and in particular to a liquid container or tank of such a device.
Background art
Disposable storage containers have many uses in many different fields. For example, many articles are packaged in disposable storage containers such as bags before and after purchase. When the disposable storage container is a plastic bag, the purchaser often reuses the bag as a disposable liner for another container such as a trash can. In some cases, disposable liners may be manufactured specifically for use with other reusable containers, in which case the liner will help to dispose of the contents of the container (such as in a trash liner) It is also intended to protect the container or its contents, or make it unnecessary to clean the container.
Using a liner on a container that mixes or contains materials such as adhesives, paints or gypsum inside makes it easier to clean the container after use, This can be particularly advantageous in that it prevents contamination by the rest of other materials. For example, a container that mixes paint internally or contains paint for use must be cleaned so that the color or quality of the paint is not altered by traces of other materials. This is particularly important as described above when repainting vehicles, and the paint must be compatible with existing paint. In order to avoid contamination problems when mixing paints, bodywork factories often use cups of disposable wax paper as mixing containers, especially when very small amounts of paint are needed. In another method described in U.S. Pat. No. 4,383,635, a disposable storage container is placed and used within a reusable frame container.
In the field of spray guns, it has been proposed that disposable liners should be used in gun tanks for various reasons (U.S. Pat. Nos. 3 211 324, 3 255 972, 4 151 929, No. 4 951 875 and 5 143 294 and European publication 0 678 334). Guns for spraying liquids such as paints and horticultural chemicals are generally known, and generally include a tank for storing the liquid to be distributed and a spray nozzle for distributing the liquid under control of a trigger mechanism under pressure. Prepare. Liquid is drawn from a tank under gravity or drawn into a stream of pressurized fluid such as air or water supplied to the gun from an external source.
If the user wants to change the liquid in the spray gun tank, it is generally necessary to clean the gun very thoroughly so that traces of old liquid remain in the gun and do not contaminate the new liquid. This is especially true for paint spray guns. This is because if the old batch of paint remains in the gun, it will affect the color of the new batch so that the new batch cannot be used. This can be problematic, especially in body shops where the paint applied to the vehicle often needs to be accurately matched to existing paint workpieces. Alternatively, when the paint residue is dried in the gun, it may peel off like a scale and contaminate a new batch of paint. However, cleaning the spray gun is a relatively complex and time consuming task. In addition, in the case of paint spray guns, cleaning operations use rather large amounts of solvents that must be handled and disposed of for environmental reasons. As a result, the cost of painting operations can increase significantly. Methods have already been proposed to use disposable liners in spray gun paint tanks or paint pots to simplify gun cleaning and reduce the amount of solvent required (European Publication 0 678 334 above). Issue).
Disclosure of the invention
The present invention relates to providing a storage container that is sufficiently inexpensive and disposable and that can be easily collapsed when discarded, and that is relatively easy to handle and fill during use. The present invention particularly relates to the provision of a storage container suitable for use as a liner in another container. The present invention is further directed to simplifying the cleaning of spray guns and similar devices, thereby reducing the time and expense associated with such cleaning operations.
The present invention is a storage container comprising a side wall and a relatively rigid base that is heat / vacuum molded from a plastic material, the side wall being thinner and collapsible than the base, and the side wall extending. Provided is a storage container that can stand upright and stand at a base without being supported.
More particularly, the present invention is a storage container comprising a base and a side wall extending from the base, the base and the side wall being heat / vacuum molded together from a plastic material, the base being relatively rigid, Provided is a storage container in which the side wall is thinner than the base and can be collapsed, but the side wall extends and can stand on the base without being supported in an upright state.
The storage container according to the present invention can be used as a liner for a container, and the liner has a shape corresponding to the inside of the container. As a variant, the present invention provides a disposable liner that is combined with a container and has a shape corresponding to the interior of the container, which is heat / vacuum molded from a plastic material in combination with the container. The liner is preferably collapsible, but need not necessarily be collapsible.
The present invention comprises a fluid tank, a removable and collapsible liner having a shape corresponding to the interior of the tank and closely fitting inside the tank, and a spray nozzle for dispensing fluid from within the liner. There is further provided a spray gun wherein the liner collapses when fluid is removed from within the liner during operation of the gun.
Further, according to the present invention, a fluid tank in which a detachable lid is disposed in the opening of the tank, a detachable liner positioned in the tank and fixed to the tank by a lid at the outer periphery of the opening, and from within the liner A spray gun comprising a spray nozzle for dispensing fluid, wherein the liner can be removed from the tank along with the lid.
The present invention further includes a gravity supply spray gun comprising a fluid tank having a detachable lid disposed at an opening in the tank, and a spray nozzle for distributing fluid discharged from the tank through an outlet of the lid. The spray gun can be self-supported with the tank removed from the gun and can be filled with fluid from the opening.
The present invention further comprises a spray gun comprising a fluid tank and a spray nozzle for distributing fluid from within the tank, wherein the tank can be detached from the gun and collapsed and discarded. A spray gun comprising:
According to another aspect of the present invention, a detachable lid having a detachable lid located at the opening of the tank to form a fluid outlet of the tank and having a shape corresponding to the tank and closely fitting in the tank Provided is a fluid tank attached to a spray gun with a possible and collapsible liner, wherein the liner is fixed to the tank by a lid at the outer periphery of the opening and can be removed from the tank along with the lid. The present invention further includes a fluid tank attached to the spray gun, wherein the tank has a removable fluid outlet formed at the opening of the tank, the fluid outlet being shaped to attach to the spray gun; A fluid tank is provided having a closable vent at the end of the tank remote from the lid.
In accordance with yet another aspect of the present invention, a liner for use in a spray gun tank is formed from a plastic material, closely fits within the tank, and has a relatively rigid base and is thinner than the base. A liner having a collapsible sidewall is provided.
The present invention further relates to a spray gun comprising a fluid tank and a spray nozzle for distributing fluid from within the tank, the tank having a detachable lid, and being detachably fixed to the tank by the lid A spray gun with a substantially conical mesh filter is provided.
The present invention further includes a gravity supply spray gun comprising a fluid tank and a spray nozzle for distributing fluid from within the tank, wherein the tank is detachable and the detachable lid is secured to the tank by the lid. A power supply spray gun with a liner is provided.
The term “thermo / vacuum forming” as used herein means the process of heating a sheet of material to a softened state and forming it in the desired shape defined by the mold in this softened state. . Applying differential air pressure may help shape the material into the desired shape, especially when creating a vacuum on one side of the material may help shape the material into the desired shape ( Simply known as "vacuum forming").
The term “collapseable” as used herein with respect to the side wall of a storage container / liner according to the present invention, the side wall can be deformed by applying moderate pressure, for example hand pressure, and thus This means that the rim of the storage container can be pushed toward the base of the storage container and the side wall does not collapse.
The term “paint” as used herein includes all forms of paint-like coating material that can be applied to a surface using a spray gun, regardless of whether it is intended to color the surface. “Paints” include, for example, primer, base coat, lacquer and similar materials.
[Brief description of the drawings]
For purposes of illustration only, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
FIG. 1 is a perspective view of a prior art spray gun, partially disassembled so that it can be filled with paint.
FIG. 2 shows the components of the alternative paint tank for the spray gun shown in FIG. 1 in an expanded state.
FIG. 3 shows the paint tank of FIG. 2 in an assembled state and an adapter that connects the tank to a spray gun.
FIG. 4 shows a longitudinal sectional view of the paint tank and adapter of FIG.
FIG. 5 shows a state where the paint tank of FIG. 4 is attached to the spray gun.
FIG. 6 shows the paint tank of FIG. 4 used in a spray gun.
FIG. 7 shows a state where the components of the paint tank of FIG. 4 are removed after use.
FIG. 8 is similar to FIG. 2, but shows a variation of the paint tank.
FIG. 9 shows a longitudinal cross-sectional view of a lid of an alternative form of the paint tank of FIGS.
FIG. 10 is similar to FIG. 2, but shows another variation of a paint tank.
FIG. 11 is a partial sectional view in the longitudinal direction of the paint tank of FIG.
FIG. 12 shows a spray gun similar to the spray gun of FIG. 1, but with an alternative form of paint tank.
FIG. 13 shows the spray gun of FIG. 12 with a modified paint tank.
FIG. 14 shows a modification of the tank of the spray gun of FIG.
FIG. 15 is a view similar to FIG. 3 of an alternative form of paint tank.
16 and 17 show the components of the variant of FIG.
FIG. 18 shows the use of the retainer for the paint tank of FIG.
FIG. 19 is a perspective view of a liner / storage container according to the present invention.
FIG. 20 shows a similar view but with the liner / container in the process of collapsing and being destroyed.
FIGS. 21 (a) to 21 (c) are schematic views of a method for manufacturing the liner for the paint tank of FIGS. 2 to 4 and FIG.
FIG. 22 shows a modification of the method of FIG.
FIG. 23 shows a paint mixing pitcher.
FIG. 24 shows a liner according to the invention for use with the pitcher of FIG.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows a typical prior art paint spray gun 1 of the gravity feed type. The gun 1 includes a main body 2, a handle 3 extending downward from the rear end of the main body, and a spray nozzle 4 at the front end of the main body. The gun is manually operated by a trigger 5 pivoted on the side of the gun. A paint tank or paint pot 6 containing paint or similar material injected by the gun is disposed at the top of the body 2 for compressed air extending through the gun from the connector 7 at the lower end of the handle 3 to the nozzle 4. Communicates with an internal passage (not shown). In use, the connector 7 is connected to a source of compressed air (not shown) so that when the user pulls the trigger 5, the compressed air is passed through the gun to the nozzle 4 and from the pot 6 under gravity. Pull in the paint to be sprayed. The paint is then ejected from the nozzle 4 as a spray with compressed air.
The paint stored in the pot 6 is often mixed by hand (for which a separate container such as a jug is required) and poured into the pot. The presence of unwanted particles in the paint may impair the finish of the painted surface, and to prevent this, the paint is generally injected into the pot 6 through a filter. FIG. 1 shows the cap 8 of the pot 6 removed for this purpose and the conical filter 9 arranged at the open end of the pot. The filter 9 is shown as a known type of disposable conical filter, having a gap-free side and a filter mesh portion 10 at the pointed end of the cone. After the pot 6 is filled with paint, the filter 9 is removed and discarded, and the pot cap 8 is returned to its original position. If the filter 9 is reusable like a gun, the filter 9 should be thoroughly cleaned with a different liquid, such as a paint with a different color or a liquid with a different chemical composition.
FIG. 2 shows the components of an alternative paint pot 11 that can be used in place of the pot 6 for the gun of FIG. 1 or any similar gun. An alternative form of paint pot 11 is shown assembled in FIGS. 3 and 4 (cross-section).
The paint pot 11 comprises an open storage container 12, which has a size comparable to a conventional paint pot of a portable spray gun, has an air hole 12A at its base, and is equipped with a disposable liner 13. . The liner 13 has a thin rim 14 at the open end that fits closely to the internal shape of the storage container 12 and sits on the upper edge of the storage container. The storage container 12 further includes a disposable lid 15 that is pressed into the open end of the liner 13. The lid 15 is provided with a central opening 16 (FIG. 4) from which the connecting tube 17 extends, and at its end is provided with an outer extension 18 that forms part of the plug-in connection. The opening 16 is covered with a filter mesh 19 that is pressed into the opening or is an integral part of the lid 15. The lid 15 is firmly held at a predetermined position on the storage container 12 by an annular collar 20 that is screwed onto the storage container 12 so as to contact the lid.
The paint pot 11 is attached to the spray gun 1 using an adapter 21 shown separately from the paint pot in FIGS. 3 and 4 (cross section). The adapter 21 is an annular component in which the other part of the plug-in connection part attached to the connection pipe 17 of the paint pot 11 is formed inside one end part 22. The other end 23 of the adapter is shaped to fit the standard mounting (generally threads) of the spray gun paint pot.
As described above, the liner 13 of the paint pot 11 has a shape corresponding to the inside of the storage container 12, and has a thin rim 14 at an open end that sits on the upper edge of the storage container. As follows, the liner is self-supporting but also collapsible and has a relatively rigid base 13A and a relatively thin side wall 13B, and when it collapses, it collapses longitudinally by the side walls rather than the base. Further, the liner 13 has no ridges, waves, seams, joints or gussets, and there is no groove in the internal connection between the side wall 13B and the base 13A. These types of liners are described in more detail with reference to FIGS. 19 and 20. Furthermore, a thermoforming process capable of producing such a liner is also described.
The storage container 12 of the paint pot 11 is molded from a plastic material such as polyethylene or polypropylene, is translucent or opaque as shown in FIG. 2, and has any suitable size. For use in paint spray guns, 250ml, 500ml or 800ml storage containers are generally used, but other sizes can be used if desired. The lid 15 is also molded from a plastic material such as polyethylene or polypropylene, and can be molded by an injection molding process. The lid may be translucent or opaque and may be colored. The collar 20 can be a molded plastic part or a machined metal part such as aluminum. The adapter 21 may be a machined metal part, and may be formed from, for example, aluminum and anodized.
To use the paint pot 11, the adapter 21 is attached to the spray gun at the end 23 and left in that state. Next, the paint pot 11 is disassembled as shown in FIG. Push inside 12 Next, the paint is pushed into the container, and the collar 20 is screwed firmly to hold the lid in place. Next, as shown in FIG. 4, the upper portion of the liner 13 is confined between the lid 15 and the storage container 12, and the rim 14 of the liner is confined between the upper edge of the storage container and the collar 20. The lid 15 is advantageously formed with a stab (not visible) on its surface to engage the top of the liner and hold the liner. Next, the spray gun 1 is reversed from the normal operation position so that the end of the connection pipe 17 can be attached to the adapter 21 as shown in FIG. Thereafter, when the gun is returned to its normal position as shown in FIG. 6, it can be used in a normal manner. When the paint is removed from the interior of the liner 13, the sides of the liner collapse due to the reduced pressure in the liner. Because the liner base is relatively stiff and maintains its shape, the liner collapses in the longitudinal direction rather than in the transverse direction, reducing the likelihood that the pockets of paint will be trapped within the liner.
The user can choose to operate the spray gun 1 after exhausting air from the liner 13, but this is not essential. However, if the air is discharged, there is no danger of air entering the gun from the paint pot 11, so the range of angles at which the gun functions sufficiently can be increased. To expel air from the liner 13, the gun trigger 5 is activated while the gun is still in the position shown in FIG.
When the gun is cleaned after use, the paint in the gun can be discharged back into the liner of the pot 11 by reversing the gun again and simply operating the trigger 5. Next, the connecting pipe 17 is removed from the adapter 21 still on the gun, and the pot 11 is removed from the gun. The collar 20 is removed from the storage container 12, and the lid 15 is pulled with the collapsed liner 13 attached as shown in FIG. Once the lid (including filter 19) and liner are discarded and the container 12 and collar 20 are clean, they can be reused with a new liner and lid. Since it is the gun itself that needs to be cleaned, the amount of solvent used is substantially reduced. The risk of spilling unused paint from the pot 11 is also substantially reduced. That is, the liner 13 is removed and discarded with the lid 15 attached to a predetermined position. Further, since the liner is discarded in a collapsed state, the amount of space required to collect the used liner is minimal.
As described above, the liner 13 fits precisely inside the storage container 12 and has a smooth inner surface, so that the paint can be mixed in the storage container 12 itself rather than in a separate container. Thus, there is no need to clean a separate mixing container and the amount of solvent used can be further reduced. When using a gravity supply gun with a conventional paint pot as shown at 6 in FIG. 1, this is not possible because both ends of the pot 6 are open. The possibility of the liner 13 being pierced or broken by the mixing device is first because the liner fits precisely in the storage container 12, and secondly, due to the self-supporting nature of the liner described below, during the mixing process. In addition, the possibility of the liner being dragged around the inside of the container is minimal. To make it easy to use the storage container 12 as a mixing container, a marking 25 is attached to the side wall of the storage container as shown in FIGS. 2 and 3 so that the amount of the content of the storage container can be determined. good. The general shape of the storage container 12, particularly the fact that the storage container 12 has a flat base and is stable in the orientation shown in FIG. 2, is similar to the fact that the storage container 12 is translucent as already described. Furthermore, the storage container 12 is made particularly suitable for use as a mixing container. However, if the container 12 is opaque, a slot is formed in the side wall and the spray gun user can view the liner 13 from the slot and evaluate the amount of paint in the pot 11 at any time.
When the paint is mixed in the storage container 12, if the cover 15 of the storage container is provided with the filter mesh 19, undesired particles in the paint can be prevented from entering the spray gun. However, mesh 19 is omitted if the paint is textured or mixed in a separate container and filtered and then transferred to a linered container 12 or if the presence of dirt in the paint is not important You can do it.
Although the collar 20 of the paint pot 11 has been described above as a separate part, it may be coupled to the lid 15, in which case the collar 20 is also disposable. As another alternative, the lid 15 with the connecting tube 17 and the mesh 19 can be molded as an integral part of the liner 13 connected by a hinge connection 26 as shown in FIG. In this case, the lid fits inside the liner mouth and there is no need to remove the lid and liner together from the storage container after use. However, if the lid needs to be held in place in the liner after use, the lid still needs to fit inside the liner mouth. As yet another alternative, the collar 20 can be replaced and secured with a band around the top of the pot 11 to hold the lid 15 and liner 13 in place. This band may be fixed to the pot 11, for example molded from rubber, or part of a metal clip arrangement of the type used when fixing the top of the jar and bottle.
When a more reliable engagement is required between the lid 15 and the liner 13 of FIGS. 2 to 4, the lid may be snap-fitted to the liner instead of the illustrated push fit. For example, inner liner ribs may be placed on the liner to engage with corresponding grooves in the adjacent surface of the lid.
As yet another alternative, the pushing lid 15 can be replaced with a lid 27 of the form shown in FIG. The lid 27 is also press-fitted into the liner, but is substantially conical, and its upper end 28 corresponds to the shape of the end of the connecting tube 17 in FIGS. The lid 27 has a rim 29 that extends outwardly and sits on top of the liner rim 14 and a shaped portion 29A that engages the inner surface of the liner. Due to the shape of this shaped portion 29A, the lid 27 is pushed into the mouth of the liner and further provides a recess 29B in which the edge of the liner contracts and the lid is securely positioned. However, the shape of the shaped portion shown in FIG. 9 is not essential, and alternative shapes such as the stab described above with respect to the lid 15 of FIG. 4 may be used. The lid 27 is held in place on the storage container by a screwed collar similar to the collar 20 seated on the top of the lid rim 29. The lid 27 can comprise a filter similar to the filter 19 of FIGS. Alternatively, in any case, the filter is generally cylindrical and can be inserted into the tubular portion of the lid from the end adjacent to the plug connection. In this case, the internal shape of the tubular portion of the lid ensures that the filter can be held in place when the spray gun is used.
The components of an alternative form of the paint pot 30 are shown in FIG. The pot 30 includes a storage container 12 and a liner 13 as in the pot 11 of FIG. However, in this case, the filter 19 of the pot 11 has a diameter corresponding to the diameter of the storage container 12 and is molded as a separate part 31 with a circumferential sealing gasket 32. Furthermore, the lid 15 and the collar 20 of FIG. 2 are replaced by a generally conical lid 33, which is screwed onto the storage container and has a tubular extension 34 similar in shape to the connecting tube 17 of FIG. So that the same adapter 21 is engaged. The pot 30 is assembled by pushing the liner 13 into the storage container 12, and after putting the paint into the storage container, the filter 31 is disposed on the upper part of the storage container, and the lid 33 is screwed to place the filter 31 in a predetermined position. To fix. Now, the rim 14 of the liner 13 and the sealing gasket 32 of the filter 31 are confined together between the lid 33 and the storage container 12, as shown in FIG. 11, and the pot is fixed to the spray gun and reversed. This prevents the paint from leaking from the pot 30 at this position when in use.
The adapter 21 becomes unnecessary by forming a thread on the end of the tubular parts 17 and 34 of the lids of the storage containers 11 and 30, and the storage container is directly engaged with the standard paint pot mounting part of the spray gun 1. Can do.
FIG. 12 shows an alternative spray gun with a liner 35 that holds the standard paint pot 6 of the spray gun 1 (see FIG. 1) and fits inside the pot. The liner 35 extends into the connection with the gun body 2 and forms a fluid tight seal to the body 2 such as by using a flexible O-ring (not shown) between the gun and the liner. It is preferable. In this case, the liner 35 does not collapse when the paint is removed from the pot, and forming it from a stiffer material helps to place the liner in the pot 6. After being placed in place, the liner 35 is held in place by a cap 8 that is screwed onto a rim 36 that extends outwardly at the open end of the liner. The pot 6 in FIG. 12 is further equipped with a filter 37. The filter 37 is generally conical and is formed entirely from a mesh material and is disposed within the liner 35 when in use. The filter 37, like the liner 35, comprises an outwardly extending rim 38 which lies on top of the liner rim 36 and is likewise held in place by the cap 8 of the pot 6.
Unlike the pot 11 of FIG. 3, the pot 6 of FIG. 12 is intended to be filled with paint while attached to the spray gun 1. The liner 35 and the filter 37 are arranged at predetermined positions, the paint is poured into the pot, and the cap is attached. During this operation, there is no risk of the filter dropping out and the filter is formed entirely of mesh material so that the user can always see the paint level when pouring paint into the pot. The gun 1 can now be used. Since all paint dispensed by the gun passes through the filter 37, it is not necessary to filter the paint when it is poured into the pot 6. After use, the filter 37 and liner 35 can be removed by unscrewing the cap 8. The liner 35 is discarded, and the filter 37 is discarded or cleaned depending on whether it is disposable. The use of the liner 35 can also reduce the amount of solvent required to clean the gun 1, and the use of a disposable filter 37 can further reduce it.
The filter 37 can have any suitable shape and has a ridged surface that increases the effective surface area of the filter.
In the modified configuration of FIG. 13, the liner 35 and filter 37 are combined to form a single unit 39. In this case, the filter is discarded with the liner.
In each configuration shown in FIGS. 12 and 13, the liner 35 and the filter 37 can be removed from the pot 6 together with the lid 8. In this case, since the conventional lid 8 of the pot 6 can be replaced with a disposable lid, the lid 8, the liner 35 and the filter 37 can be discarded together.
The disposable unit 39 in FIG. 13 can be changed to replace the paint pot 6 of the spray gun 1 instead of being installed inside the paint pot. In this case, the unit 39 is supplied as a sealed cartridge 50 that is already filled with paint as shown in FIG. The cartridge 50 is similar in appearance to the paint pot 6 and can be connected to the gun 1 as well. However, the outlet end 51 of the cartridge must be pierced and, for example, a vent formed at the other end 52 of the cartridge to allow paint to flow into the gun. The outlet end 51 of the cartridge 50 can be perforated by the user, for example, before attaching the cartridge with the outlet end on top to the (reversed) gun. Alternatively, the gun 1 can be modified to automatically pierce the outlet end 51 when the cartridge 50 is attached to the gun. Next, the vent at the other end 52 of the cartridge 50 was designed to manually pierce that end of the cartridge or, for example, to pierce the cartridge when the cartridge is in place By attaching a separate cap 53, it can be formed after the cartridge is attached to the gun. Alternatively, the vent may be opened when the gun is ready for use, but may be pre-shaped in the cartridge.
After use, the cartridge 50 is removed from the gun and discarded. Since the cartridge 50 includes a filter, the supplier does not need to filter the paint before loading it into the cartridge. However, when the paint is previously filtered, the filter in the cartridge 50 can be omitted.
FIG. 15 shows an alternative form of the paint pot 40 of the spray gun 1 that can be discarded as a whole. The paint pot 40 is substantially similar to the pot 30 of FIG. 10, but the storage container 12 is replaced with a disposable storage container 41 as described below, and the liner 13 is omitted.
The storage container 41 in FIG. 15 may be a conventional disposable storage container suitable for storing paint and attaching it to the lid 42 of the paint pot. The storage container 41 is molded from, for example, a thin plastic material, which is preferably translucent as shown so that the contents of the storage container can be seen. It is preferable that the amount can be determined. The air hole 44 is formed in the base of the storage container together with some means for closing the air hole as necessary. This means can take the form of an adhesive tape strip (not shown) that opens the air holes 44 when peeled and can close the holes when re-installed when needed. Alternatively, a flip top closure or a simple manual valve mechanism may be provided. The storage container 41 has a thread on the outside of its open end for attaching a lid 42, which is almost similar to the lid 33 of FIG. 10, and its upper end 42A (uses an appropriate adapter if necessary). It is similarly formed to attach to the spray gun. The lid 42 is formed from the same material as the container 41 and is also translucent as shown in the figure. The flat filter mesh 45 is again disposable and extends across the mouth of the storage container 41. The mesh 45 is a separate part, and the outer peripheral portion thereof is held between the lid 42 and the storage container 41, or can be integrally formed with the lid.
To use the pot 40, the lid 42 and the filter mesh 45 are removed from the storage container 41 and filled with paint (note that the air holes 44 in the storage container base are not closed). The paint does not need to be filtered when filling the storage container 41, and as described above, the paint can be mixed in the storage container. Therefore, it is not necessary to prepare a separate container for this purpose. Next, the lid 42 and the mesh 45 are returned to predetermined positions on the storage container 41, and the lid 42 is attached to the spray gun 1 (reversed). Next, the spray gun 1 is returned to the normal position, and the air hole 44 of the storage container base is opened. The spray gun 1 can now be used in the usual way. After the spraying operation is completed, the air hole 44 is closed again, and the pot 40 can be removed from the gun 1 and discarded. Before removing the pot 40, the spray gun 1 is reversed again and the gun trigger 5 is activated to discharge any excess paint remaining in the gun into the pot. In either case, if enough paint remains in the pot 40, the pot can be resealed and reused without being discarded.
The pot storage container 41 is advantageously shaped so that it can collapse after use. In some cases, the lid 42 can also collapse.
As an alternative, the lid 42 is a reusable part and is cleaned with a gun. In this type of configuration, the disposable storage container 41 is supplied as a cartridge that is already filled with paint and sealed with a cover, which can be easily removed before the storage container is attached to the lid 42. The filter mesh 45 may be a disposable part or a reusable part. As another alternative, both the storage container 41 and the lid 42 are supplied as a cartridge sealed with a removable cover at the upper end 42A of the lid, and the cover is removed prior to attaching the cartridge to the gun. In this form, the cartridge is similar to the cartridge 50 of FIG.
By appropriately selecting the dimensions of the lid 42 of the paint pot 40, one lid 42 can be used for the storage containers 41 of various sizes. The user then selects in each case the storage container 41 that stores the most appropriate amount of paint. In addition, it is preferable for the user to prepare various filters 45 having various mesh sizes because the optimum mesh size can be selected for the type of paint to be used. The filter mesh 45 does not necessarily have the form and / or position shown in FIG. 15, and may be, for example, the conical shape shown in FIG. 16 and / or located at the outlet of the lid 42 shown in FIG. . Alternatively, the filter 45 may be filtered before the paint is put into the storage container 41, or may be omitted if contamination of the paint is not important.
The lid 42 does not need to have the exact shape shown in FIG. 15, and can be replaced with, for example, a push-in lid combined with a screw-in collar shown in FIG.
When the storage container 41 is supplied as a cartridge containing paint or other coating material, with or without the lid 42, in some cases, the paint / coating material is stored in a sealed collapsible liner within the cartridge. It is preferable. This is necessary, for example, when the paint / coating material needs to be stored away from air or light until it is sprayed onto the application surface. The air hole 44 in the storage container 41 is always kept open, or can be omitted if the storage container 41 itself is not airtight.
The storage container 41 is preferably provided with a holder for arranging the storage container so that the storage container does not fall over according to its shape. One suitable holder is shown in FIG. 18 and comprises a container portion 51 that is similar in shape to the container 41 but slightly larger and includes an enlarged base 52. The storage container 41 is placed in the storage container portion 51 and is kept upright when filled with paint or attached to the spray gun 1.
The above description relates to paint spray guns, but also applies to other types of spray guns, such as those attached to water hoses (not air supply lines) for spraying substances such as horticultural chemicals. . The above description is based on the action of compressed air or other pressurized fluid where the suction supply gun, i.e. the outlet of the liquid from the tank is located at the top of the tank when the gun is used, and the liquid flows through the gun. It also applies to guns drawn from tanks via supply tubes. In this case, if the liner is provided in the tank, the liner and / or supply tube configuration must be such that the liner can collapse without blocking the supply tube. For example, a short supply tube can be used if all the air is exhausted from the liner before using the gun. Alternatively, a flexible supply tube that collapses with the liner may be used. As another alternative, a modified liner that does not have a rigid base may be used so that the liner collapses in a different manner than the liner 13 of FIG. Since the tank of the suction supply gun is not reversed during use like the gravity supply gun, if the air can enter the space between the tank and the liner by the communication between the tank and the gun, the air hole in the tank will be May be omitted.
Next, returning to the paint pot 11 of FIG. 2, the liner 13 will be described in more detail together with its manufacturing method. The liner shown separately in FIGS. 19 and 20 is transparent and is preferably thermoformed from a single plastic material, preferably polyethylene or polypropylene. The shape of the liner is inevitably determined by the shape inside the storage container 12. The relatively rigid base portion 13A is circular, and the liner 13 is substantially cylindrical like the inside of the storage container 12, but is slightly tapered inward from the mouth toward the base portion 13A. The rim portion 14 is relatively rigid like the base, but the side wall 13B is flexible and can be collapsed as already described. Nevertheless, even if the liner 13 is not supported, the side wall 13B extends and can stand upright with the base portion 13A as shown in FIG. When the liner 13 collapses, the relatively rigid base 13A maintains its shape, but when the side wall 13B collapses, it moves in the direction of the rim portion 14 of the liner as shown in FIG. The side wall 13B collapses in the same manner as a plastic bag and does not break, for example, crack, tear or crack.
In one form, the liner has a height of about 110 mm, its base portion 13A has a diameter of about 78 mm, and the mouth diameter excluding the rim portion 14 is about 86 mm. The base has a thickness of about 400 μm, the rim portion 14 has a thickness of about 900 μm, and the side wall has a thickness of about 150 μm. In another form, the liner has the same height at the base and mouth as above, but the thickness of the base is about 300 μm, the thickness of the rim is about 200 μm, and the thickness of the side wall 13B is 50-250 μm. It is.
Next, a method for manufacturing the liner shown in FIG. 19 will be described with reference to FIGS. 21 (a) to (c).
A sheet 60 of low density polyethylene (LDPE) approximately 250 × 225 mm and 0.5 mm thick fastens the outer periphery of the sheet within a forming frame 61 of a vacuum forming machine. LDPE materials are commercially available, for example, from Plastech Extrusions Ltd. in Widnes, England, and the vacuum forming machine used is a model marketed by CRClarke and Company Limited in Amford, Kermanzancia, Wales. FLB 725 ". However, it will be appreciated that any suitable plastic material can be used and the method can be performed using any suitable heat / vacuum forming machine.
After the sheet 60 is placed at a predetermined position, the bank of the heater 62 of the vacuum forming machine is moved to a position on the sheet as shown in FIG. 21 (a) until a soft and flexible state suitable for vacuum forming. The sheet was heated. The fact that the sheet has reached the proper temperature can be seen by the appearance changing from milky to transparent.
Next, the bank of the heater 62 was removed, the molding platen 63 was moved upward from the bottom of the sheet 60 to bring the molding die 64 into contact with the sheet, and the sheet was deformed upward. At this point, the vacuum pump of the vacuum forming machine was turned on and air was removed from under the sheet 60. The upward movement of the forming platen 63 is continued until the platen reaches the top of its stroke and the frame 61 holding the sheet 60 is sealed as shown in FIG. The shape of the mold 64 was a shape corresponding to the internal shape of the storage container 12 of the paint pot 11 of the spray gun.
In the vacuum pump, the sheet platen that has already been in contact with the upper part of the mold 64 moves down due to the pressure difference between the upper surface and the lower surface of the sheet 60 when the molding platen seals the frame 61. As shown in FIG. 21 (c), the operation was continued until it contacted the side surface of the mold. Next, when the molded platen 63 is separated from the cooled sheet 60, it has the desired shape of the liner 13 and is free of wrinkles, waves, seams, joints or gussets, and at the internal connection between the side wall 13B and the base 13A. A molded part 65 without a groove remains. After removal from the frame 61, the periphery of the mouth of the molded portion 65 of the sheet 60 was trimmed to form the rim 14 of the liner 13. The width of the rim 14 is determined by the position where the sheet 60 is trimmed at this stage, and can be adjusted as necessary.
In the above process, the part 65 of the plastic sheet 60 that contacts the side surface of the mold 64 in the molding process is substantially thinner than the part that contacts the upper part of the mold (and thus the liner 13). I understood. This process is different from the conventional vacuum forming process. The conventional process aims to eliminate the difference in thickness of the molded part 65 as much as possible, and therefore includes an additional step of applying air pressure to the underside of the heating sheet 60 after step (a) of FIG. Before the molding platen 63 seals the frame 61, the sheet is formed in a dome shape. Therefore, the thickness of the sheet is relatively uniform when the sheet moves and contacts the mold 64 in step (c) of FIG. In general, in the process shown in FIG. 21 for a sheet 60 of a specific size, it has been found that the size of the mold 64 affects the thickness of the side surface rather than the base of the resulting liner 13. That is, as the size of the mold 64 increases, the resulting liner 13 base thickness is approximately the same, but the liner sides become much thinner. On the other hand, it can be seen that when the size of the mold is reduced, a state in which longitudinal wrinkles occur on the side surface of the liner 13 is reached.
If the thickness of the sheet 60 needs to be further reduced when the sheet 60 contacts the side surface of the mold 64 in step (c) of FIG. 21, when the sheet 60 is fastened to the frame 61 of the molding machine, It may be arranged between two thin metal plates 66 (FIG. 22). Each metal plate 66 has a hole 67 at the position of the mold 64 and is larger in size than the maximum cross section of the mold. The plate 66 is also fastened to the frame 61, and the process of FIG. 21 is repeated. The effect of the plate 66 is that when the sheet 60 moves upward (in this case through the hole 67 in the plate 66), only the central part of the sheet 60 is directly exposed to the heater 62 and pulled onto the mold 64. Is to do so. Thus, fewer sheets 60 are used to form the molded portion 65, and the resulting liner 13 has a slightly thinner base 13A and rim 14 and a substantially thinner sidewall 13B. Using only the upper plate 66 shown in FIG. 22 gives comparable results.
As a modification of the process shown in FIG. 22, the plastic sheet 60 can be made of a circular disk material whose outer periphery is clamped between two plates 66. Depending on the size of the disk, the clamped outer periphery forms the rim 14 of the liner 13, so there is no extra material to be trimmed away.
The liner 13 produced by the process described with respect to FIGS. 21 and 22 collapses as described with respect to FIG. 20 when used in the spray gun tank of FIG. The liner 13 can also be collapsed by hand by pushing the base 13A of the liner toward the rim 14. The liner can generally stand at its base 13A without support, and this feature is not essential for the use of the liner in the spray gun tank 11, but is useful for storage. This liner has no ridges, creases, seams, joints or folds, and there are no grooves at the connection points inside the side wall 13B with the base 13A, so there is no place for material to be trapped inside the liner. Since the liner base portion 13A necessarily occupies some space at the base portion of the storage container 12 of the spray gun tank 11, the marking on the wall of the storage container 12 needs to be arranged in consideration of this point.
Although the liner 13 of FIG. 19 has been described with particular reference to use in the paint pot 11 of FIG. 2, the same or similar products can be used in other ways (if necessary, the dimensions are changed appropriately) ). For example, a product of the type shown in FIG. 19 can also be used as a liner for many forms of containers other than spray gun tanks. There are many cases where it is preferable to provide a disposable liner in the container, for example, to keep the container clean, facilitate cleaning, or protect the container or its contents. A liner of the type shown in FIG. 19 can be used for any of these purposes and is particularly useful for containers in which multiple materials are mixed together. That is, there is no place inside the liner to keep the material confined and unmixed.
A product of the type shown in FIG. 19 can be used, for example, as a liner for containers intended to mix paint in a body shop, in which case the appeal of a disposable beverage cup often used for this purpose An alternative. Before painting the repaired part of the vehicle at the body shop, the repairer must mix the paint of a predetermined color thoroughly to match the color of the surrounding part of the vehicle. The various components of a single coating are accurately measured by volume or weight, stored in a suitable container, and thoroughly mixed together before use. If mixing is inadequate or the container is not completely clean, it affects the color / quality of the batch and thus the quality of the repair.
For convenient and effective mixing of paint, a liner of the type shown in FIG. 19 can be used with a measuring container 70 shown in FIG. The measuring container 70 is in the form of a pitcher having a spout 71 and a handle 73 in the shaped rim 72. This pitcher has a marking 74 on the side wall, so that the amount of the content of the pitcher can be judged. Using the method already described with respect to FIG. 21, a liner of the type of FIG. 19 can be manufactured to fit precisely inside the pitcher 70, and by using such a liner, the various components of a single coating. Can be collected in the pitcher 70 and mixed together without the paint actually contacting the pitcher 70.
A liner 75 suitable for use with the pitcher 70 is shown in FIG. The liner 75 has a shape corresponding to the inside of the pitcher 70 and is substantially similar to the liner 13 shown in FIG. 19, but the rim portion 14 that extends relatively thick outside the liner 13 can be omitted, and the liner The side wall 76 of 75 includes a shaped rim 77 corresponding to the rim 72 and spout 71 of the pitcher. Since the liner 75 fits precisely inside the pitcher 70, there is no possibility of a hole in the liner with the mixing tool when mixing paint in the pitcher. Furthermore, there is no barrier inside the liner that effectively mixes all the material weighed into the pitcher because there is no potential for material to be trapped. When the paint is mixed and transferred from the pitcher 70 to, for example, a spray gun paint pot, the liner 75 can be removed and, if possible, disintegrated and discarded as shown in FIG. 20 to keep the pitcher 70 clean and available for further use. it can.
Since the base 78 of the liner 75 occupies some space at the bottom of the pitcher 70, the marking 74 on the side wall of the pitcher needs to be arranged in consideration of this point. Depending on the shape of the pitcher 70, it is preferable to provide an extended portion that can be folded back on the rim 72 of the pitcher at the top of the liner 75. Alternatively or additionally, for example, a shaped portion in the form of liner 75 and pitcher 70 is formed so that they can snap fit at rims 77 and 72 so that liner 75 is sealed to pitcher 70 in use. It is preferable to wear.
The liner 75 of the pitcher 70 should be collapsible so that it occupies less space after use, but this is not essential. Furthermore, since the shape of the liner 75 is determined by the shape of the inside of the container 70 to be used, it may not be able to stand outside the container unless it is supported.
As yet another alternative, a product of the type shown in FIG. 19 can simply be used as a storage container, in which case the wall 13B is comparable to a plastic bag in terms of flexibility but is not supported. However, it has the advantage of being able to stand upright when filled and thereafter. This storage container can be of any suitable size and is used to store many different types of items, such as powders and liquids, or of plastic / paper bags that retailers provide to consumers. It can only be used as an alternative. In any case, this storage container has an advantage that there is no place inside which the material in the storage container is confined. Depending on the contents of the storage container, it is preferable that the mouth of the storage container can be closed. In this case, a suitable form of closure can be provided. The closure has, for example, a ridge on the inner periphery of the half of the mouth of the storage container, and a groove that fits on the inner periphery of the other half of the mouth of the container, and the bulge is pressed into the groove and stored. It can take the form of closing the container. Due to the flexibility of the wall 13B of the storage container, if necessary, the space in the storage container can be reduced by pushing the wall down around the contents.
When it is necessary to discard the storage container after use, the side wall 13B can be manually collapsed by pushing the rim 14 toward the base. As a result, the storage container in the form shown in FIG. Less. As already mentioned, the side wall 13B, like a plastic bag, can crack, tear or crack and can collapse without breaking.
It will be appreciated that there are many other possible applications for the type of product shown in FIG. This type of liner, for example, can be used easily as a trash liner, fits better inside the box than conventional bag-shaped liners, and stands upright at the base 13A so it is handled when taken out of the box There is an advantage that it is easy. Similar liners can also be used in buckets or other storage containers for relatively fast-curing materials such as adhesives, waxes or plaster, where materials such as plaster are actually mixed The liner is supplied in a package. In some situations, a plurality of liners may be stacked one after the other in a container so that when one liner is removed, the next liner is already in place. Furthermore, since such containers are intended to contain a liner, it is not essential that the container wall is solid, and the container may take the form of a frame for containing the liner, for example.
In general, for products of the type shown in FIG. 19, the thickness of the base 13A is generally at least 25 μm, and more typically at least 100 μm. Since the side wall 13B is thinner than the base 13A and can be collapsed as described above, the liner / storage container can be easily discarded. The thickness of the side wall 13B is generally less than 1/2 of the thickness of the base portion 13A, and may be less than 1/5 of the thickness of the base portion. Depending on the material used and the intended use for the liner / storage container, the thickness of the side wall 13A is typically 250 μm.
In a particular application of the type of product shown in FIG. 19, the rim portion 14 is not essential and can be omitted as in the case of the liner of FIG. When the rim 14 is not necessary, the sheet 60 of FIG. 21 (c) naturally needs to be trimmed at a portion directly adjacent to the mouth of the molded portion 65. It has been found that the liner / container self-sustainability can be maintained even when the rim portion 14 is omitted.
It should be noted that the container / liner base 13A of the type shown in FIG. 19 need not be circular, but may be other shapes such as rectangular or triangular. In the case of a liner for a container, its shape depends on the shape of the container, especially when the liner needs to fit inside the container. In some cases, the base may not be rigid.
Furthermore, the steps shown in FIGS. 21 and 22 are not limited to the production of liners used in spray gun paint pots, but are also suitable for producing liner / storage containers for other purposes. In this process, the mold 64 has a slightly tapered shape, the maximum cross section is at the lower end as shown in FIGS. 21 and 22, and the sheet 60 can be removed when the molding operation is completed. You will see that it must be possible. When using this process to produce a liner that needs to fit inside the storage container, the storage container must also be tapered inside. The liner / storage container can be formed from any suitable thermoplastic that can form a thin film that is impermeable to the material to be stored. In some cases it is preferred to use a material in the form of a laminate. For certain applications, such as food packaging, low breathable plastics are preferred. However, for most applications, polyolefins such as polyethylene or polypropylene are preferred. This is because they are relatively inexpensive, easy to thermoform, and inert to most aqueous and organic fluids.

Claims (14)

液体タンク（１２）と、A liquid tank (12);
基部（１３Ａ）および側壁（１３Ｂ）を備え、前記液体タンク内に配置される取り外し可能かつ崩壊可能なライナー（１３）と、A removable and collapsible liner (13) comprising a base (13A) and a side wall (13B) and disposed in the liquid tank;
前記ライナー（１３）内の液体を分配するスプレーノズル（４）と、A spray nozzle (4) for dispensing the liquid in the liner (13);
から構成される液体をスプレーするための装置であって、An apparatus for spraying a liquid composed of
前記ライナー（１３）は、前記装置の動作の間にライナー内の液体が排出される際に崩壊するものであり；The liner (13) is one that collapses as the liquid in the liner is drained during operation of the device;
前記ライナー（１３）は、前記液体タンク内にピッタリと密着するよう、非崩壊状態において襞、波、継ぎ目、接合部またはガセットがなく、側壁と基部との内部接合部に溝を有しておらず、前記液体タンクの内部に対応した形状を有していることを特徴とする装置。The liner (13) has no ridges, waves, seams, joints or gussets in a non-collapsed state so as to fit tightly in the liquid tank, and has a groove in the inner joint between the side wall and the base. The apparatus has a shape corresponding to the inside of the liquid tank. 前記液体タンク（１２）の開放端部に配置され、当該開放端部の周囲で前記ライナー（１３）を前記液体タンク（１２）に固定する取り外し式の蓋（１５）を含んでいる、請求項１に記載の装置。The detachable lid (15) disposed at the open end of the liquid tank (12) and securing the liner (13) to the liquid tank (12) around the open end. The apparatus according to 1. 前記液体タンク（１２）と前記ライナー（１３）とがそれぞれが、基部と側壁とを有する開放端部を備えた容器から構成され、取り外し式の蓋（１５）が前記液体タンク（１２）の開放端部に配置されて当該開放端部で前記ライナー（１３）を前記液体タンク（１２）に固定する、請求項１に記載の装置。The liquid tank (12) and the liner (13) are each composed of a container with an open end having a base and a side wall, and a removable lid (15) is open to the liquid tank (12). The apparatus according to claim 1, wherein the apparatus is arranged at an end and fixes the liner (13) to the liquid tank (12) at the open end. 前記ライナー（１３）が、前記蓋（１５）と一緒に前記液体タンク（１２）から取り外し可能である、請求項２または３に記載の装置。Device according to claim 2 or 3, wherein the liner (13) is removable from the liquid tank (12) together with the lid (15). 前記ライナー（１３）から前記スプレーノズル（４）へ通過する液体を濾過するために配置される取り外し可能なフィルタ（１９）をさらに備えている、請求項２から４のいずれか一に記載の装置。Device according to any one of claims 2 to 4, further comprising a removable filter (19) arranged for filtering liquid passing from the liner (13) to the spray nozzle (4). . 前記フィルタ（１９）が前記液体タンク（１２）内に配置され、前記蓋（１５）と一緒に前記液体タンク（１５）から取り外し可能である、請求項５に記載の装置。The device according to claim 5, wherein the filter (19) is arranged in the liquid tank (12) and is removable from the liquid tank (15) together with the lid (15). 前記ライナー（１３）が、比較的剛性がある基部（１３Ａ）と、前記基部（１３Ａ）に比較して相対的に薄くて崩壊可能な側壁（１３Ｂ）と、前記液体タンク（１２）の開放端部の縁部に着座するよう形成された外部に延在する平坦なリム部（１４）とを有する、請求項２から６のいずれか一に記載の装置。The liner (13) has a relatively rigid base (13A), a relatively thin and collapsible side wall (13B) compared to the base (13A), and an open end of the liquid tank (12). 7. An apparatus according to any one of claims 2 to 6, comprising an outwardly extending flat rim (14) configured to be seated on the edge of the part. 前記リム部（１４）も比較的剛性がある、請求項７に記載の装置。The device according to claim 7, wherein the rim (14) is also relatively rigid. 前記リム部（１４）が、前記ライナー（１３）の側壁（１３Ｂ）よりもかなり厚い、請求項７または８に記載の装置。The device according to claim 7 or 8, wherein the rim (14) is considerably thicker than the side wall (13B) of the liner (13). 前記ライナー（１３）は、前記側壁（１３Ｂ）が直立して上方に延びた状態で支持されずに基部（１３Ａ）に立つことが可能である、請求項７から９のいずれか一に記載の装置。The liner (13) according to any one of claims 7 to 9, wherein the liner (13) can stand on the base (13A) without being supported in a state where the side wall (13B) stands upright and extends upward. apparatus. 前記ライナー（１３）が、円形の基部（１３Ａ）を有し、ほぼ円筒状の形状である、請求項７から１０のいずれか一に記載の装置。Device according to any one of claims 7 to 10, wherein the liner (13) has a circular base (13A) and has a substantially cylindrical shape. 前記ライナー（１３）が、熱可塑性材料により熱／真空成形で形成される、請求項１から１１のいずれか一に記載の装置。12. A device according to any one of the preceding claims, wherein the liner (13) is formed by thermo / vacuum molding with a thermoplastic material. 前記流体タンク（１２）が、プラスチック材料から形成されている、請求項１から１２のいずれか一に記載の装置。Device according to any one of the preceding claims, wherein the fluid tank (12) is formed from a plastic material. 前記装置が重力供給スプレーガン（１）の形式であり、前記液体タンクには空気孔（１２Ａ）が設けられている、請求項１から１３のいずれか一に記載の装置。14. A device according to any one of the preceding claims, wherein the device is in the form of a gravity feed spray gun (1) and the liquid tank is provided with air holes (12A).

Images