JP4300931B2 - 無線通信システム及び方法、並びに基地局、移動局、データ送受信方法及びデータ送受信プログラム - Google Patents

無線通信システム及び方法、並びに基地局、移動局、データ送受信方法及びデータ送受信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、基地局と1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされてなる無線通信システムに係わり、特に低消費電力化が図られるべく、特定の条件を満たす移動局各々が間欠動作状態におかれつつ、データ送受信が行われる無線通信システム及び方法、並びに基地局、移動局、データ送受信方法及びデータ送受信プログラムに関する。
広帯域無線通信システムとしての無線LAN、具体的には、欧州無線LAN規格としてのHIPERLAN/2(HIgh PErformans Radio LAN type 2)等、フレーム構造をもった時分割無線通信システムでは、基地局により各フレームの帯域割当て(通信スロット割当て)が行われており、移動局としての各端末では、その割当てに従ってデータの送受信が行われている。この帯域割当ての情報はブロードキャスト情報として、フレーム先頭のフレーム同期信号BCHに引続くFCHにて送信される。各端末では、その情報を受信することで、初めて自端末に割当てされた通信スロットの数やその時間位置が知れた上、これら通信スロット上で基地局との間でデータ送受信が行われている。
ここで、より具体的にそのHIPERLAN/2について簡単ながら説明すれば、図10にそのフレーム構造を示す。図示のように、フレーム周期Tが2msであるとして、そのフレームフォーマットは、BCH(Broadcast Channel:フレーム先頭を示すパケット)、FCH(Frame Channel:当該フレーム内のリソース割当て(何時どんな送受信が行われるか)を示すパケット)、ACH(Access feedback Channel:前フレームのRCHに対する受信確認を示すパケット)、ダウンリンク(DL)(Down Link)、アップリンク(UL)(Up Link)及びRCH(Random Channel:端末から基地局への制御信号送信用パケットであり、基地局に対し何等かの通知を行う場合に使用される)から構成されている。因みに、ULとDLの比率はフレーム毎に可変とされており、また、RCH(ULの一部を構成)に用意されているシンボル数は1〜31の何れかとされ、BCHによりそのシンボル数が定義されている(本例では、そのRCHのシンボル数は4に設定)。
以上のように、そのフレーム内の帯域割当て情報はFCHにより基地局APから端末MT各々に送信されているが、図11に基地局APから端末MTへのデータ送受信動作の概要を、また、図12に端末MTから基地局APへのデータ送受信動作の概要を示す。図示のように、端末MT各々では、自端末への帯域割当てがあった場合のみ、基地局APに自端末宛てのデータが存在する場合、そのデータは基地局APから送信された上、自端末で受信とされており、また、基地局AP宛てのデータが存在する場合には、そのデータが自端末から基地局APに送信されている。
因みに、特許文献1には、通常、無線端末は第1のフレームの受信可能期間だけ、電源をオンにして受信待受け態勢をとっているが、無線端末が着呼表示信号や自端末番号を含む第1のフレームを受信した場合には、初めて自端末宛てのデータを含む第2のフレームを受信する態勢に移行されるようになっている。
特開平1―202948号公報
以上のHIPERLAN/2でのデータ送受信動作からも判るように、各端末では、自局に係るデータ送受信に加えて、フレーム先頭に位置されているブロードキャスト情報(21シンボル(プリアンブルを含む)分の、BCH、FCH及びACH)も常時、受信しなくてはならない。したがって、自端末に係る送受信データパケットが多い場合には、ブロードキャスト情報が受信される上での消費電力は相対的にみて小さく、問題とされることはないが、比較的伝送レートの低い通信では、そのオーバーヘッドは無視され得ないことになる。
また、Webブラウザのように、リクエストのある場合のみデータ伝送を行うようなアプリケーションでは、実際にデータ送受信を行わずに、ブロードキャスト情報を受信しているだけの状態になることが多い。このような状態は、低消費電力化といった観点からは無駄なことであると考えられるが、かといって、ネットワークとの接続を切断してしまうと、データ送受信が必要になった際に、再度、無線ネットワークとの接続が必要となり、アソシエーションから再開することが必要となる。
本発明の目的は、比較的低ビットレート時や、データ伝送に間断のあるアプリケーションが実行されている場合に、各移動局での低消費電力化、したがって、システム全体としての低消費電力化が図れる無線通信システムや無線通信方法、更には、その無線通信システムを構成している基地局や移動局、更にはまた、その基地局や移動局でのデータ送受信方法やデータ送受信プログラムを提供することにある。
本発明の無線通信システムは、基地局と1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされているが、特に特定の条件を満たす移動局各々に対しては基地局から、N(N:2以上の整数)フレーム周期分の時間間隔をおいて通信スロット割当てが行われることによって、それら移動局は、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれた上、割当て通信スロットで基地局との間でデータ送受信が行われるようにした。さらに基地局において、1以上の移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数がパラメータより大きい場合に、当該移動局で間欠送受信を行わないように制御し、送受信シンボル数がパラメータ以下である場合に、当該移動局を、(N−1)フレーム周期分の間、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御する。値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間をその乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである。
即ち、特定の条件を満たす移動局各々は間欠動作状態におかれるべく、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて、各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態(アクティブ状態)におかれる。その際、Nの値が大なる程に、その移動局は各種制御信号やデータが受信不可能なパワーセーブ状態におかれる割合が多くなる結果として、その移動局での低消費電力化が図れるものである。したがって、より多くの移動局が間欠動作状態におかれる場合には、その分、無線通信システム全体としての消費電力は低減化されることになる。
比較的低ビットレート時や、データ伝送に間断のあるアプリケーションが実行されている場合に、各移動局での低消費電力化、したがって、システム全体としての低消費電力化が図れることになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図1から図9により説明する。
先ず本発明の概要について説明すれば、本発明による無線通信システムの一例での概要を図1に示す。図示のように、その無線通信システムは、基地局APと3つの移動局MT1〜MT3とから構成された上、基地局APと移動局MT1〜MT3各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされているが、それら移動局MT1〜MT3のうち、特定の条件を満たしている移動局MPは間欠動作状態におかれるようになっている。
ここで、例えば移動局MTに対し、基地局APから2フレーム周期分の時間間隔をおいて通信スロット割当てが行われる場合を想定の上、基地局APから移動局MTへのデータ送受信動作の概要を図2に、移動局MTから基地局APへのデータ送受信動作の概要を図3に、それぞれ示す。図示のように、移動局MTは2フレーム周期毎に非パワーセーブ状態(アクティブ状態)におかれた上、基地局APから通知された割当通信スロットにより、DLの期間内で基地局APからのデータが受信可能とされ、また、ULの期間内で基地局APにデータが送信可能とされており、データ送受信終了後は、速やかにパワーセーブ状態に移行されるようになっている。
ところで、以上のような移動局MTの間欠動作を可能ならしめるには、移動局MT自体は2フレーム周期毎に非パワーセーブ状態に自律的におかれることを前提として、基地局APに具備されている割当て通信スロット通知手段11により、基地局APからはFCHにより割当て通信スロットが2フレーム周期毎に通知されるようになっている。移動局MTが非パワーセーブ状態にある間に、あるフレームでBCHやFCH等が受信されれば、基地局APに具備されているデータ送受信手段12により、FCHに含まれている割当て通信スロットで基地局APとの間でデータが送受信可能とされているものである。このデータの送受信が終了すれば、移動局MTは一旦、パワーセーブ状態に自動的に移行されるが、次フレーム終了直前に自動的にパワーセーブ状態から非パワーセーブ状態に自動復帰されることで、2フレーム周期での間欠動作が可能となっている。一般に、移動局MT自体がN(N:2以上の整数)フレーム周期毎に非パワーセーブ状態に自律的におかれる場合には、Nフレーム周期での間欠動作が可能となる。
移動局MT自体が間欠動作、即ち、Nフレーム周期毎に非パワーセーブ状態に自律的におかれる場合に、その移動局MTと基地局AP間での無線通信方法を図4に示す。これによる場合、基地局APから非パワーセーブ状態にある間欠動作移動局に対しては、通信スロットの割当て・通知が行われる(処理41)。この通知に基づき、間欠動作移動局では、その割当て通信スロットで基地局APとの間でデータの送受信が行われる(処理42)。その後、間欠動作移動局はほぼ(N−1)フレーム周期分の間、パワーセーブ状態におかれた上、自動復帰状態におかれるが、この状態で、基地局APから間欠動作移動局に対しては、通信スロットの割当て・通知が行われるようになっている(処理43,41)。
ここで、遅ればせながら、移動局を間欠動作させることの必要性や有用性について説明すれば、送受信されるデータ量とシンボル(symbol)数との関係を、HIPERLAN/2・16QAM(Quadrature Ampltude Modulation)、符号化率R=3/4で伝送する場合を例に採り具体的に計算してみれば、以下のようである。
1)100kbps 200bit/frame 0.5LCH 1.5symbol
2)1Mbps 2kbit/frame 5LCH 15symbol
3)10Mbps 20kbit/frame 50LCH 150symbol
因みに、LCH(Long CHannel)とは、データが送信される際での単位とされ、1LCHは432bitに相当する。
既述のように、ブロードキャスト情報は21シンボル分とされているが、これを毎フレーム受信するとすれば、総受信データ中に占める有効データの比は、それぞれ100kbps:6.6(={1.5/(21+1.5)}×100)%、1Mbps:42%、10Mbps:88%となり、伝送速度が1Mbpsや100kbpsでは非常に効率の悪い伝送になることが判る。そこで、本発明では、移動局への通信スロット割当てを複数フレーム単位で行うことで、上記1)や2)の場合のように、比較的ビットレートが低い場合には、何フレームかに1回の割合で通信スロット割当てが行われるようにしたものである。
具体的には、以下のような方法が採用されている。
即ち、基地局の判断により移動局各々に対する間欠動作態様を随時、変更することが考えられる。基地局から移動局各々への割当て通信スロットの通知に際しては、従来のように、そのフレーム内での通信スロット割当て情報だけでなく、次回にその通知が行われる予定のフレーム情報も併せてFCHにより通知されるようにするものである。このことは、必ずしも一定周期毎に割当て通信スロットの通知が移動局に行われなく、したがって、移動局と基地局との間では、必ずしも一定周期毎にデータの送受信が行われないことを意味する。その際に、通知されるフレーム情報としては、既述のBCHに含まれているフレーム番号が直接使用されてもよいが、現フレーム番号に対して、例えば10フレーム後、といった具合に、相対的に指定されてもよい。
また、基地局が移動局に通信スロット割当てを行うに際しては、ブロードキャスト情報を含む全送受信データ中に占める有効なデータの割合が所定条件を満たすように、通信スロット割当ての間隔が最適に決定される。
更に、移動局は、現フレームでのデータの送受信後から、その後のあるフレームでのデータの送受信が開始されるまでの間、基地局からのブロードキャスト情報が受信不可能、基地局との間のデータ送受信が不可能なパワーセーブ状態におかれた上、その内部でフレーム番号の更新が自律的に行われているが、このパワーセーブ状態におかれている期間が非常に長い場合には、その更新と基地局でのそれの更新との間に次第に大きな時間ずれが生じるようになる。換言すれば、パワーセーブ状態からの自動復帰がタイミングよく行われず、あるフレームでデータの送受信を行おうとしても、そのフレームでのデータ送受信が不可能となる虞がある。このような不具合を回避するには、その期間内で、何回かに亘って、移動局をパワーセーブ状態から自動復帰させることが考えられる。自動復帰の度に、少なくとも、BCHが受信されれば、この受信タイミングとそれに含まれているフレーム番号とに基づき、フレーム番号の更新状態が容易に修正される結果として、正確な自動復帰タイミングが得られることになる。因みに、その期間内でのパワーセーブ状態からの自動復帰タイミングについてであるが、そのタイミングは基地局から指定されてもよいが、移動局側で自律的に発生されるようにしてもよい。
更にまた、伝送データ量が多い場合や、アプリケーションの伝送遅延に対する要求が厳しい場合は、従来の場合と同様に、毎フレーム、通信スロット割当てが行われるようにする。しかしながら、伝送データ量が少ない場合には、複数フレームのうちの幾つかのフレームに通信スロット割当てが行われるようにするが、この際に、移動局側で必要とされる伝送遅延に対する要求を考慮の上、割当てされるフレーム周期と1回当りの伝送データ量は基地局で決定される。
例えば前述の100kbpsの例で、50フレームの間に1フレームのデータ伝送を行い、この間に、2回、ブロードキャスト情報が受信されるとすれば、総受信データ中に占める伝送データの割合は78%となり、無効な消費電力は大幅に減少することになる。しかしながら、その反面、伝送遅延は少なくとも100msとなり、もしも、伝送エラーによる再送が必要となれば、伝送遅延は200msとなる。音楽ストリーム等では、バッファメモリの容量を大きめに確保しておけば、その程度の伝送遅延は大きな問題とはならない。一方、VoIPのようなアプリケーションでは、大きな伝送遅延があると、自然な会話を行えなくなってしまう。仮に、無線区間に割当てされた伝送遅延が50msであれば、12フレームの間に1フレームのデータ伝送が必要となり、総受信データ中の伝送データの割合は46%となる。
ここで、間欠的なデータ送受信が行われる上での最大許容フレーム間隔をN、要求される伝送遅延をTd(ms)、1フレームの間隔、即ち、フレーム周期をT(ms)として、再送処理が行われる場合も考慮して、Nの値は以下のように求められることになる。但し、式中におけるαは、1以上、4以下の値であり、想定される再送の最大値によって選択される。以降では、αの値は2であるとして説明する。
(数1)
N=floor{Td/(αT)}
但し、floorは、小数点以下切捨て記号を示す。
上記数式より、一般に、間欠的なデータ送受信が行われる上でのフレーム間隔は、2以上、N以下として、半固定的に、あるいは随時、可変として設定されればよいことになるが、ここで、移動局に対する動作フレーム間隔決定処理の一例でのフローを図5に示す。但し、このフロー中に出現するNは、必ずしも上記数式により求められるものと一致しないことに注意されたい。図5に示すように、先ず間欠動作パラメータSO、最大休止間隔NOが設定される(処理501)。ブロードキャスト情報だけでも21シンボル分、受信されることから、1フレーム当りのデータ受信シンボル数が100シンボル程度、あったならば、間欠動作させる程でもないと判断すれば、間欠動作パラメータSOは、SO=100として設定されればよい。その後、移動局からは、アプリケーションの種類に応じた伝送遅延Tdが取込みされた上、1フレーム当りの送受信シンボル数Sが計算される(処理502,503)。この送受信シンボル数Sは伝送帯域に従って計算されるが、例えば10Mbpsならば、S=150として設定される。
更に、その後は、送受信シンボル数Sよりも間欠動作パラメータSOが大きいか否かが判断されるが、もしも、この判断で、S≧SOであったならば、その移動局に対する間欠動作は不要であるとして、処理は終了されるようになっている(処理504,510)。しかしながら、S<SOであるならば、動作フレーム間隔Nが以下のように、求められるものとなっている(処理504,505)。
(数2)
N=floor(SO/S)
その後は、その動作フレーム間隔Nよりも最大休止間隔NOが大きいか否かが判断される(処理506)。この判断で、N<NOならば、次の処理に進むが、もしも、N≧NOであるならば、NはN=NOと新たに設定された上、次の処理に進むようになっている(処理506,508)。その次の処理では、以上のようにして求められた動作フレーム間隔Nよりもfloor{Td/(2T)}が大きいか否かが判断される(処理507)。その動作フレーム間隔Nよりも大きくなければ、フレーム動作間隔Nはfloor{Td/(2T)}として求められるが、そうでない場合は、フレーム動作間隔Nはfloor{Td/(2T)}よりも小さい値として求められるようになっている(処理507,509)。
以上、本発明による無線通信システムや無線通信方法について説明したが、基地局から移動局への割当て通信スロットの通知に際して、次回にその通知が行われる予定のフレーム情報が併せて通知される場合での基地局、移動局それぞれの構成や、それぞれでのデータ送受信方法等について説明すれば、以下のようである。
即ち、先ず基地局の一例での構成を図6に示す。図示のように、その基地局6には、直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を通知する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知手段61と、直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれる、少なくとも、1つの移動局との間でデータ送受信を行うデータ送受信手段62とが具備されている。具体的に、割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知手段61からは、該当する移動局各々についての許容最大データ遅延量をTd、フレーム周期をTとして、FloorTd/(2T)として求められる整数以下の任意整数をN(N:2以上の整数)として、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報の通知が行われるようになっている。
また、その基地局6における一例でのデータ送受信処理のフロー、あるいはその基地局6で実行されるデータ送受信処理プログラムの一例での処理フローについて説明すれば、図7に示すようである。これによる場合、先ず直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて、非パワーセーブ状態から復帰した移動局に対しては、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報が通知される(処理71)。
次に、その移動局との間でデータが送受信される(処理72)。この後は、その移動局は次回通信スロット割当て予定フレーム情報に基づく期間の間、パワーセーブ状態におかれることから、その期間の間、時間待ちが行われた上、その移動局に対し割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報が通知されるようになっている(処理73,71)。具体的に、処理71では、移動局各々についての許容最大データ遅延量をTd、フレーム周期をTとして、FloorTd/(2T)として求められる整数以下の任意整数をN(N:2以上の整数)として、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報の通知が行われる。
次に、移動局の一例での構成を図8に示す。図示のように、その移動局8には、非パワーセーブ状態で、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を受信する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信手段81と、受信された割当て通信スロットに基づき、基地局との間でデータの送受信を行うデータ送受信手段82と、受信された次回通信スロット割当て予定フレーム情報に基づき、データの送受信終了に伴いパワーセーブ状態におかれている自身を非パワーセーブ状態に自動復帰させる自動復帰手段83とが具備されている。また、その自動復帰手段83によって、移動局8自身は、次回通信スロット割当て予定フレーム情報とは無関係に、非パワーセーブ状態に自動復帰された上、少なくとも、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能な状態におかれるようになっている。
また、その移動局8における一例でのデータ送受信処理のフロー、あるいはその移動局8で実行されるデータ送受信処理プログラムの一例での処理フローについて説明すれば、図9に示すようである。これによる場合、先ず非パワーセーブ状態で、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報が受信される(処理91)。次に、その受信された割当て通信スロットに基づき、基地局との間でデータの送受信が行われる(処理92)。その後、移動局8自身はパワーセーブ状態に移行された上、次回通信スロット割当て予定フレーム情報に応じた期間、時間待ち状態におかれる(処理93,94)。やがて、その期間経過を待ってパワーセーブ状態から自動的に復帰された上、再び割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報が受信されるようになっている(処理95,91)。移動局8自身は、次回通信スロット割当て予定フレーム情報に応じた期間、パワーセーブ状態におかれるが、この期間内であっても、非パワーセーブ状態に自動復帰された上、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能とされる。
以上、説明したように、比較的低伝送レートのアプリケーションを実行中の移動局に対して、必要最小限のオーバーヘッドでの無線通信が提供される。また、従来通りのフレーム毎に伝送帯域を割当てる方法と、数フレーム、または数十フレーム毎に伝送帯域を割当てる方法を連続的に切替えすることも可能であり、この結果、同一アプリケーションの実行であっても、必要とする伝送帯域の時間的な変化に対して、常に消費電力の観点から最適な動作が提供されることになる。
本発明による無線通信システムの一例での概要を示す図である。 その無線通信システムにおける、基地局から移動局へのデータ送受信動作の概要を示す図である。 同じく、その無線通信システムにおける、移動局から基地局へのデータ送受信動作の概要を示す図である。 その無線通信システムにおける間欠動作移動局と基地局との間の無線通信方法を示す図である。 移動局に対する動作フレーム間隔決定処理一例でのフローを示す図である。 本発明による基地局の一例での構成を示す図である。 その基地局における一例でのデータ送受信処理のフローを示す図である。 本発明による移動局の一例での構成を示す図である。 その移動局における一例でのデータ送受信処理のフローを示す図である。 HIPERLAN/2におけるフレーム構造を示す図である。 HIPERLAN/2における、基地局から端末へのデータ送受信動作の概要を示す図である。 HIPERLAN/2における、端末から基地局へのデータ送受信動作の概要を示す図である。
符号の説明
AP,6…基地局、MT1〜MT3,8…移動局、61…割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知手段、62,82…データ送受信手段、81…割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信手段、83…自動復帰手段

Claims (18)

  1. 基地局と1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされてなる無線通信システムであって、
    フレームフォーマット上の制御信号により、1以上の移動局のうち、特定の条件を満たす移動局各々に対し、N(N:2以上の整数)フレーム周期分の時間間隔をおいて通信スロット割当てを行う基地局と、
    Nフレーム周期分の時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれ、且つ連続する(N−1)フレーム周期分の間、パワーセーブ状態におかれる移動局とを含み、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局で間欠送受信を行わないように制御し、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局を、上記(N−1)フレーム周期分の間、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御し、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、
    上記制御信号に含まれる、次回通信スロット割当てが行われる予定のフレーム情報に基づき、パワーセーブ状態におかれている移動局の非パワーセーブ状態への自動復帰が行われる
    無線通信システム。
  3. 請求項2記載の無線通信システムにおいて、
    次回通信スロット割当てが行われる予定のフレーム情報とは無関係に、パワーセーブ状態におかれている移動局各々は非パワーセーブ状態へ自動復帰された上、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能な状態におかれる
    無線通信システム。
  4. 基地局と1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされてなる無線通信システムにおける無線通信方法であって、
    フレームフォーマット上の制御信号により、1以上の移動局のうち、特定の条件を満たす移動局各々に対し、N(N:2以上の整数)フレーム周期分の時間間隔をおいて通信スロット割当てを基地局から行う通信スロット割当てステップと、
    Nフレーム周期分の時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれ、且つ連続する(N−1)フレーム周期分の間、パワーセーブ状態におかれる移動局各々と基地局との間でデータ送受信を行うデータ送受信ステップとを含み、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局で間欠送受信を行わないように制御し、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局を、上記(N−1)フレーム周期分の間、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御し、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    無線通信方法。
  5. 請求項記載の無線通信方法において、
    上記制御信号に含まれる、次回通信スロット割当てが行われる予定のフレーム情報に基づき、パワーセーブ状態におかれている移動局の非パワーセーブ状態への自動復帰が行われる
    無線通信方法。
  6. 請求項記載の無線通信方法において、
    次回通信スロット割当てが行われる予定のフレーム情報とは無関係に、パワーセーブ状態におかれている移動局各々は非パワーセーブ状態へ自動復帰された上、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能な状態におかれる
    無線通信方法。
  7. ともに無線通信システムを構成している1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされてなる基地局であって、
    特定の条件に該当する移動局各々に対し、直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を通知する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知手段と、
    直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれる移動局各々との間でデータ送受信を行うデータ送受信手段とを含み、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局で間欠送受信を行わないように制御し、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局を、連続する(N−1)フレーム周期分の間(N:2以上の整数)、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御し、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    基地局。
  8. 請求項記載の基地局において、
    上記割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知手段からは、該当する移動局各々についての許容最大データ遅延量をTd、フレーム周期をTとして、Floor(Floor:小数点以下切捨てを示す記号)Td/(αT)、(但し、αは1以上、4以下の値)として求められる整数以下の任意整数をN(N:2以上の整数)として、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報の通知が行われる基地局。
  9. ともに無線通信システムを構成している1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされてなる基地局におけるデータ送受信方法であって、
    特定の条件に該当する移動局各々に対し、直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を通知する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知ステップと、
    直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれる移動局各々との間でデータ送受信を行うデータ送受信ステップとを含み、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局で間欠送受信を行わないように制御し、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局を、連続する(N−1)フレーム周期分の間(N:2以上の整数)、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御し、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    データ送受信方法。
  10. 請求項記載のデータ送受信方法において、
    上記割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知ステップからは、該当する移動局各々についての許容最大データ遅延量をTd、フレーム周期をTとして、Floor(Floor:小数点以下切捨てを示す記号)Td/(αT)、(但し、αは1以上、4以下の値)として求められる整数以下の任意整数をN(N:2以上の整数)として、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報の通知が行われるデータ送受信方法。
  11. ともに無線通信システムを構成している1以上の移動局各々との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされてなる基地局で実行されるデータ送受信プログラムであって、
    特定の条件に該当する移動局各々に対し、直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を通知する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知ステップと、
    直前次回通信スロット割当て予定フレーム情報で規定される時間間隔をおいて各種制御信号が受信可能、データが送受信可能な非パワーセーブ状態におかれる移動局各々との間でデータ送受信を行うデータ送受信ステップとを含み、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局で間欠送受信を行わないように制御し、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局を、連続する(N−1)フレーム周期分の間(N:2以上の整数)、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御し、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    データ送受信プログラム。
  12. 請求項11記載のデータ送受信プログラムにおいて、
    上記割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報通知ステップからは、該当する移動局各々についての許容最大データ遅延量をTd、フレーム周期をTとして、Floor(Floor:小数点以下切捨てを示す記号)Td/(αT)、(但し、αは1以上、4以下の値)として求められる整数以下の任意整数をN(N:2以上の整数)として、Nフレーム周期分の時間間隔をおいて割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報の通知が行われる
    データ送受信プログラム。
  13. ともに無線通信システムを構成している基地局との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされ、且つ特定の条件に該当する移動局であって、
    非パワーセーブ状態で、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を受信する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信手段と、
    該割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信手段で受信された割当て通信スロットに基づき、基地局との間でデータの送受信を行うデータ送受信手段と、
    上記割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信手段で受信された次回通信スロット割当て予定フレーム情報に基づき、データの送受信終了に伴いパワーセーブ状態におかれている自身を非パワーセーブ状態に自動復帰させる自動復帰手段とを備えて、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局において間欠送受信を行わないように制御され、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局において、連続する(N−1)フレーム周期分の間(N:2以上の整数)、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御され、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    移動局。
  14. 請求項13記載の移動局において、
    上記自動復帰手段により、次回通信スロット割当て予定フレーム情報とは無関係に、自身を非パワーセーブ状態へ自動復帰させた上、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能な状態におかれる移動局。
  15. ともに無線通信システムを構成している基地局との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされ、且つ特定の条件に該当する移動局におけるデータ送受信方法であって、
    非パワーセーブ状態で、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を受信する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信ステップと、
    該割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信ステップで受信された割当て通信スロットに基づき、基地局との間でデータの送受信を行うデータ送受信ステップと、
    上記割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信ステップで受信された次回通信スロット割当て予定フレーム情報に基づき、データの送受信終了に伴いパワーセーブ状態におかれている自身を非パワーセーブ状態に自動復帰させる自動復帰ステップと、
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局において間欠送受信を行わないように制御され、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局において、連続する(N−1)フレーム周期分の間(N:2以上の整数)、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御され、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    データ送受信方法。
  16. 請求項15記載のデータ送受信方法において、
    上記自動復帰ステップにより、次回通信スロット割当て予定フレーム情報とは無関係に、自身を非パワーセーブ状態へ自動復帰させた上、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能な状態におかれるデータ送受信方法。
  17. ともに無線通信システムを構成している基地局との間で、フレームフォーマット上の割当て通信スロットでデータが送受信可能とされ、且つ特定の条件に該当する移動局で実行されるデータ送受信プログラムであって、
    非パワーセーブ状態で、割当て通信スロットと次回通信スロット割当て予定フレーム情報を受信する割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信ステップと、
    該割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信ステップで受信された割当て通信スロットに基づき、基地局との間でデータの送受信を行うデータ送受信ステップと、
    上記割当て通信スロット・次回割当て予定フレーム情報受信ステップで受信された次回通信スロット割当て予定フレーム情報に基づき、データの送受信終了に伴いパワーセーブ状態におかれている自身を非パワーセーブ状態に自動復帰させる自動復帰ステップと
    上記特定の条件は、移動局での送受信シンボル数と、間欠送受信動作を行うためのパラメータとを比較して、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合であり、その比較で、送受信シンボル数が上記パラメータより大きい場合に、当該移動局において間欠送受信を行わないように制御され、送受信シンボル数が上記パラメータ以下である場合に、当該移動局において、連続する(N−1)フレーム周期分の間(N:2以上の整数)、パワーセーブ状態にする間欠送受信を行うように制御され、
    上記値Nは、1フレームの間隔に、想定される再送の最大値に基づいて選択された値を乗算した乗算値を得、要求される最大の伝送遅延時間を上記乗算値で割ることで求まる時間に対応したフレーム周期の値Nである
    データ送受信プログラム。
  18. 請求項17記載のデータ送受信プログラムにおいて、
    上記自動復帰ステップにより、次回通信スロット割当て予定フレーム情報とは無関係に、自身を非パワーセーブ状態へ自動復帰させた上、フレーム先頭を示す、同期信号及びフレーム番号を含む制御信号が受信可能な状態におかれるデータ送受信プログラム。
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