JP4298905B2 - ミニ油圧ショベルのキャビン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧ショベルのキャビンに係わり、特に6t以下のミニ油圧ショベルに好適なキャビンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、超小旋回式ミニ油圧ショベルのキャビンは、例えば特開2000−96621号に記載されているように構成されている。この構成を、図6および図7を用いて説明する。ミニ油圧ショベルは走行体50と、走行体50に接続された排土板51と、走行体50上に旋回可能に搭載された旋回体52と、旋回体52上に配置されたキャビン53,エンジンカバー54,泥カバー55およびカウンタウエイト56により構成されている。
【0003】
ミニ油圧ショベルのキャビン53は、床面57が四角あるいは左前部を凹ませ面取りした5角形に構成されており、キャビン53の床面57は旋回時に走行体50を構成する左右の履帯58幅内に収まるように構成されている。このため、従来技術においては、キャビン53の右前部59,左前部60,右後ろ部61,左後ろ部62の4カ所に固定位置を配置し、キャビン53を固定していた。
【0004】
また、6t以下の後方小旋回式ミニ油圧ショベルは、例えば特開平10−331198号に記載されているように構成されている。この構成を、図8および図9を用いて説明する。ミニ油圧ショベルは走行体70と、走行体70上に旋回可能に搭載された旋回体71と、旋回体71上に配置されたキャノピ72,作業機73,エンジンカバー74,泥カバー75およびカウンタウエイト76と、走行体70の前方側に配置された排土板77により大略構成されている。
【0005】
ミニ油圧ショベルにおいては、屋根78と屋根78を支える柱79とだけで構成された前記キャノピ72が標準装備である。これに対して、キャビンは一般的にオプションとなっており、適用台数も少ない状況にある。このような状況から、前記キャノピ72を装備したミニ油圧ショベルでは、運転席の左前部には重量物が存在しないため、図9に示すように、旋回体71の主強度部材であるメインフレーム80は、左前部分81を大きく欠いた構造になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来技術のミニ油圧ショベルでは、次のような課題があった。ミニ油圧ショベルにおいては、キャビンを適用する数が少ないという理由より、旋回体のメインフレームの構造を、キャビンを設置することを考慮した形状としていないことから、メインフレームにキャビンを設置するとキャビンの左前部が旋回体より大きくはみ出してしまい、この左前部をメインフレームに固定することができない。
【0007】
また、旋回体のメインフレームの左前部分にブラケットを配置して床面を形成し、このブラケットにキャビンを固定した場合においても、メインフレームからのはみ出し量が大きい場合には、ブラケットの剛性が低下して固定が不十分となり、これによりキャビンの剛性が低下して、キャビンの負荷が増加してしまう。
【0008】
また、図6および図7に示す超小旋回機や図8および図9に示す後方小旋回機等の機種においては、旋回体が旋回時に走行体の幅内に収まるように、旋回体の後端が円弧状に構成されているため、小さな機種の場合、キャビンの左後部が旋回体よりはみ出してしまい、この部分でキャビンを固定することができない。
【0009】
本発明は上記の課題に鑑みなされたもので、種々の制限によりキャビンを配置するための面積が制限された旋回体に対して、十分な強度を持ってキャビン固定できるミニ油圧ショベルのキャビンを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために本発明は、走行体と、走行体に旋回可能に搭載された旋回体と、旋回体の主強度部材であるメインフレームと、メインフレーム上に設置されたキャビンとを備え、かつキャビンがメインフレームに対して少なくとも4カ所で固定されているミニ油圧ショベルに適用される。
【0011】
そして、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、キャビンの固定位置をキャビンを構成する右前ピラー根元部もしくはその周辺部である第1固定位置と、右後ろピラー根元部もしくはその周辺である第2固定位置と、左前ピラー根元部および左中間ピラー根元部の間もしくは左中間ピラー根元部もしくはその周辺部である第3固定位置と、左後ろピラー根元部および第2固定位置の間である第4固定位置の4カ所に設け、またキャビンを構成するフレームのうち、右前ピラー根元部と左前ピラー根元部を繋ぐフレーム、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部を繋ぐフレーム、あるいは左後部ピラー根元部と第4固定位置を繋ぐフレームのうちで少なくとも1カ所に補強手段を設けたことにある。
【0012】
このように構成したことにより、キャビンがメインフレーム上のキャビン固定可能領域からはみ出している場合において、キャビンを4点でメインフレーム上に確実に固定することができる。また、上記固定位置が偏った位置となることにより生じるキャビンでの負荷の偏りに対しても、キャビンが適切な強度を持つことで負荷に対して十分に耐えることができる。
【0013】
また、請求項2の発明が採用する構成の特徴は、キャビンにおける第3固定位置を、ほぼ左中間ピラー根元部に設け、右前ピラー根元部と左前ピラー根元部および、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部を繋ぐそれぞれのフレームに補強手段を設けたことにある。
【0014】
このように構成したことにより、キャビンを支える主強度部材である左前ピラーにかかる力を第3固定位置に効果的に伝えることができるため、キャビンをメインフレームで強固に支持することができる。また、左前ピラーにかかる力をキャビンの下部を構成するフレームを介して、効果的に第1から4固定位置に分散して伝えることができる。
【0015】
また、請求項3の発明が採用する構成の特徴は、キャビンにおける第4固定位置を、キャビンの左右方向における中心線側に偏った位置に設け、左後ろピラー根元部と右後ろピラー根元部を繋ぐフレームにおける左後ろピラー根元部と第4固定位置の間に、補強手段を設けたことにある。
【0016】
このように構成したことにより、左後部ピラーにかかる力を第4固定位置に効果的に伝えることができるので、キャビンをメインフレームで強固に支持することができる。
【0017】
また、請求項4の発明が採用する構成の特徴は、フレームの補強手段を、中空形状の補強部材で構成したことである。
【0018】
このように構成したことにより、キャビンを軽量なフレーム構造にして、十分に負荷に耐え得る剛性を持つキャビンを形成できる。
【0019】
また、請求項5の発明が採用する構成の特徴は、キャビンにおける右前ピラー根元部と左前ピラー根元部とを繋ぐフレーム、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部とを繋ぐフレームおよび、左後ろピラー根元部と右後ろピラー根元部を繋ぐフレームにおける左後ろピラー根元部と第4固定位置の間に、中空形状の補強部材からなる補強手段を設けたことにある。
【0020】
このように構成したことにより、キャビンを構成するフレームを軽量かつ高剛性に構成することができる。
【0021】
また、請求項6の発明が採用する構成の特徴は、キャビンにおける右前ピラーのフレームを、中空形状の補強部材で構成し、そしてキャビン前後方向の前記フレーム幅が左右方向よりも長くなるように構成したことにある。
【0022】
このように構成したことにより、キャビンの固定位置が偏った位置となることにより生じるキャビンでの負荷の偏りに対しても、キャビンが適切な強度を持つことで負荷に対して十分に耐えることができると共に、走行時に生じるキャビンの前後方向の振動を抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施形態を、キャビンを備えたミニ油圧ショベルの構成を示している図1ないし図3を用いて説明する。
【0024】
図において、1は走行体、2は走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体を示しており、後端側は円弧状に構成されている。3は旋回体2の骨格を成すメインフレームで、このメインフレーム3上にはエンジンカバー4,操作装置5,運転席6,コントロールボックス7,泥カバー8,カウンタウエイト9およびキャビン10が配置されている。
【0025】
旋回体2の主強度部材である前述のメインフレーム3は、左前部を大きく切り欠いた構造になっており、そして前側には土砂などの掘削作業を行う作業装置(図示せず)が左右動および俯仰動可能に設けられている。
【0026】
また、メインフレーム3にはキャビン10を固定するために、第1固定点2a,第2固定点2b,第3固定点2cおよび第4固定点2dが設けられており、この4カ所に対応してキャビン10には第1固定点2aに対応する位置に右前ピラー10a根元部の第1固定位置10i,第2固定点2bに対応する位置に右後ろピラー10b根元部の第2固定位置10j,第3固定点2cに対応する位置に左中間ピラー10d根元部の第3固定位置10kおよび第4固定点2dに対応する位置に左後ろピラー10e根元部からキャビン10の左右方向における中心線側に偏って第4固定位置10lが設けられており、対応する両者は締結用ボルト11によってそれぞれを締結することで固定される構成となっている。なお、第2固定点2bおよび第4固定点2dは、メインフレーム3に一体的に固定されたサポートフレーム3a上に設けられている。
【0027】
このような第1から第4固定位置10iから10lの配置により、キャビン10をメインフレーム3に4カ所で固定することができる。また、第3固定点2cを、キャビン10を支える強度部材である左中間ピラー10d根元部に設けることにより、左中間ピラー10dを第3固定点2cを介してメインフレーム3に強固に固定することができる。
【0028】
更にキャビン10を構成するフレームで、前下フレーム10f,左下フレーム10gおよび、後下フレーム10h(キャビン10をミニ油圧ショベルの後方から見た状態を示す図2を参照)のうち、左後ろピラー10eと第4固定点2d(第4固定位置10l)とを繋ぐ間に、図3に示す断面構造の補強部材(補強手段)12を設けることにより、キャビン10の剛性を部分的に強化している。
【0029】
このような構成により、右前ピラー10a根元部と左前ピラー10c根元部を繋ぐ前下フレーム10f,左前ピラー10c根元部と左中間ピラー10d根元部を繋ぐ左下フレーム10gおよび左後ろピラー10e根元部と右後ろピラー10b根元部を繋ぐ後下フレーム10hを軽量かつ剛性のある構成にすることができ、左前ピラー10cを介して伝わる荷重を第1固定位置10iおよび第3固定位置10kにより効果的に支えることができる。従って、偏った固定位置の配置によりキャビン10に生じる負荷の偏りを、十分な剛性のあるキャビン10により吸収することができる構成となっている。
【0030】
なお、前記キャビン10における右前ピラー10a根元部と左前ピラー10c根元部を繋ぐ前下フレーム10f,左前ピラー10c根元部と左中間ピラー10d根元部を繋ぐ左下フレーム10gおよび左後ろピラー10e根元部と右後ろピラー10b根元部を繋ぐ後下フレーム10hにおける左後ろピラー10e根元部と第4固定位置10lとの間のいずれかを部分的に強化するのに、前述した図3に示す中空形状の補強部材12に代えて、図4に示す中空形状の補強部材12′を用いてもよい。
【0031】
また、左後ろピラー10e根元部と右後ろピラー10b根元部を繋ぐ後下フレーム10hを全て図3もしくは図4に示す中空部材で構成した場合には、左後ろピラー10e根元部と第4固定位置10lの間をその他の部位よりも太い中空部材を用いて構成することにより、他の部位より後下フレーム10hの長手方向に対する曲げ剛性を強くしてもよい。
【0032】
また、キャビン10の全てのフレームを図3もしくは図4に示す中空形状の補強部材を用いて構成している場合には、右前ピラー10a根元部と左前ピラー10c根元部を繋ぐ前下フレーム10fおよび左前ピラー10c根元部と左中間ピラー10d根元部を繋ぐ左下フレーム10gを、他のフレームを構成する中空部材より太い中空形状の補強部材を用いて構成することにより、前下フレーム10fおよび左下フレーム10gの長手方向に対する曲げ剛性を強くしてもよい。
【0033】
次に、本発明の第2実施形態を図5を用いて説明する。
【0034】
前記第1実施形態におけるキャビン10を構成するフレームのうちで、右前ピラー10aの断面形状を扇状とし、図5で示すような中空形状の補強部材(補強手段)としたこと以外は、第1実施形態と同様であるため、同様な部分に関しては詳述を省略する。
【0035】
右前ピラー10aを構成する中空形状の補強部材からなるフレームは、断面形状がほぼ直角に交わる直線部13,14とそれら直線部13,14の端部を接続する曲線部15からなっている。そして、キャビン10の前後方向に位置する直線部14が、左右方向に位置する直線部13より長く形成されている。
【0036】
このようにキャビン10の右前ピラー10aを中空形状の補強部材からなるフレームとし、そしてキャビン10の前後方向に位置する直線部14を左右方向に位置する直線部13よりも長くしたことによって、ミニ油圧ショベルが走行時に生じるキャビン10の前後方向の振動を抑制することができる。
【0037】
また、この構成により、キャビンとメインフレームとの偏った固定位置によりキャビン10に生じる振動による負荷に対し、十分な剛性を持つことができる。
【0038】
また、上記第1及び第2実施形態では、キャビンとメインフレームとを4カ所で固定したが、4カ所以外の他の適宜位置に固定位置を追加して、キャビンに作用する負荷をさらに分散して支持するようにしても良い。
【0039】
また、上記第1及び第2実施形態では、キャビンとメインフレームとを固定する位置を、右前ピラー根元部の第1固定位置,右後ろピラー根元部の第2固定位置,左中間ピラー根元部の第3固定位置および左後ろピラー根元部からキャビンの左右方向における中心線側に偏らせた第4固定位置の少なくとも4カ所としたが、右前ピラー根元部の周辺部に設けた第1固定位置,右後ろピラー根元部の周辺に設けた第2固定位置,左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部との間もしくは左中間ピラー根元部の周辺部に設けた第3固定位置,左後ろピラー根元部と第2固定位置との間に設けた第4固定位置の少なくとも4カ所とし、キャビンを構成するフレームのうち、右前ピラー根元部と左前ピラー根元部を繋ぐフレーム、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部を繋ぐフレーム、あるいは左後部ピラー根元部と第4固定位置を繋ぐフレームのうちで少なくとも1カ所に補強部材を設ける構成にしても良く、この場合も、上記と同様な作用,効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のミニ油圧ショベルのキャビンによれば、種々の制限により旋回体上の面積が小さく、キャビンを配置するための面積が制限された旋回体に対して、十分な強度を持ってキャビンを配置することができる。
【0041】
特に、旋回体上の面積が小さい後方小旋回機や超小旋回機に対しても、十分な強度を持ってキャビンを旋回体上に配置することができる。
【0042】
また、請求項1の発明によれば、キャビンがメインフレーム上のキャビン固定可能領域からはみ出している場合において、キャビンを4点でメインフレーム上に確実に固定することができる。また、上記固定位置が偏った位置となることにより生じるキャビンでの負荷の偏りに対しても、キャビンが適切な強度を持つことで負荷に対して十分に耐えることができる。
【0043】
また、請求項2の発明によれば、キャビンを支える主強度部材である左前ピラーにかかる力を第3固定位置に効果的に伝えることができるため、キャビンをメインフレームで強固に支持することができる。また、左前ピラーにかかる力をキャビンの下部を構成するフレームを介して、効果的に第1から4固定位置に分散して伝えることができる。
【0044】
また、請求項3の発明によれば、左後部ピラーにかかる力を第4固定位置に効果的に伝えることができるので、キャビンをメインフレームで強固に支持することができる。
【0045】
また、請求項4の発明によれば、キャビンを軽量なフレーム構造にして、十分に負荷に耐え得る剛性を持つキャビンを形成できる。
【0046】
また、請求項5の発明によれば、キャビンを構成するフレームを軽量かつ高剛性に構成することができる。
【0047】
また、請求項6の発明によれば、キャビンの固定位置が偏った位置となることにより生じるキャビンでの負荷の偏りに対しても、キャビンが適切な強度を持つことで負荷に対して十分に耐えることができると共に、走行時に生じるキャビンの前後方向の振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示しており、ミニ油圧ショベルを左斜め前方より見た展開概略図である。
【図2】図1に示したキャビン10をミニ油圧ショベル後部より見た状況を示している背面図である。
【図3】図1および図2に示したキャビン10のフレームの縦断面形状を示した拡大断面図である。
【図4】図3に示したキャビン10のフレームの別構造を示した拡大断面図である。
【図5】図1に示したキャビンの右前ピラーを構成するフレームの横断面形状を示した拡大断面図である。
【図6】従来の超小旋回式ミニ油圧ショベルへのキャビン搭載状態を示した正面図である。
【図7】図6の超小旋回式ミニ油圧ショベルを示す平面図である。
【図8】従来の後方小旋回式ミニ油圧ショベルへのキャノピ搭載状態を示した正面図である。
【図9】図8の後方小旋回式ミニ油圧ショベルのメインフレーム構成を示した平面図である。
【符号の説明】
1 走行体
2 旋回体
2a 第1固定点
2b 第2固定点
2c 第3固定点
2d 第4固定点
3 メインフレーム
3a サポートフレーム
4 エンジンカバー
5 操作装置
6 運転席
7 コントロールボックス
8 泥カバー
9 カウンタウエイト
10 キャビン
10a 右前ピラー
10b 右後ろピラー
10c 左前ピラー
10d 左中間ピラー
10e 左後ろピラー
10f 前下フレーム
10g 左下フレーム
10h 後下フレーム
10i 第1固定位置
10j 第2固定位置
10k 第3固定位置
10l 第4固定位置
11 締結用ボルト
12 補強部材

Claims (6)

  1. 走行体と、走行体に旋回可能に搭載された旋回体と、旋回体の主強度部材であるメインフレームと、メインフレーム上に設置されたキャビンとを備え、かつキャビンがメインフレームに対して少なくとも4カ所で固定されているミニ油圧ショベルにおいて、前記キャビンの固定位置をキャビンを構成する右前ピラー根元部もしくはその周辺部である第1固定位置と、右後ろピラー根元部もしくはその周辺である第2固定位置と、左前ピラー根元部および左中間ピラー根元部の間もしくは左中間ピラー根元部もしくはその周辺部である第3固定位置と、左後ろピラー根元部および第2固定位置の間である第4固定位置の4カ所に設け、またキャビンを構成するフレームのうち、右前ピラー根元部と左前ピラー根元部を繋ぐフレーム、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部を繋ぐフレーム、あるいは左後部ピラー根元部と第4固定位置を繋ぐフレームのうちで少なくとも1カ所に補強手段を設けたことを特徴とするミニ油圧ショベルのキャビン。
  2. 前記キャビンにおける第3固定位置を、ほぼ左中間ピラー根元部に設け、右前ピラー根元部と左前ピラー根元部および、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部を繋ぐそれぞれのフレームに補強手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のミニ油圧ショベルのキャビン。
  3. 前記キャビンにおける第4固定位置を、キャビンの左右方向における中心線側に偏った位置に設け、左後ろピラー根元部と右後ろピラー根元部を繋ぐフレームにおける左後ろピラー根元部と第4固定位置の間に、補強手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載のミニ油圧ショベルのキャビン。
  4. 前記フレームの補強手段を、中空形状の補強部材で構成したことを特徴とする請求項1,2または3に記載のミニ油圧ショベルのキャビン。
  5. 前記キャビンにおける右前ピラー根元部と左前ピラー根元部とを繋ぐフレーム、左前ピラー根元部と左中間ピラー根元部とを繋ぐフレームおよび、左後ろピラー根元部と右後ろピラー根元部を繋ぐフレームにおける左後ろピラー根元部と第4固定位置の間に、中空形状の補強部材からなる補強手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のミニ油圧ショベルのキャビン。
  6. 前記キャビンにおける右前ピラーのフレームを、中空形状の補強部材で構成し、そしてキャビン前後方向の前記フレーム幅が左右方向よりも長くなるように構成したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のミニ油圧ショベルのキャビン。
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