JP4297857B2 - 画像形成装置の用紙搬送機構 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙を垂直方向に搬送する、画像形成装置の用紙搬送機構に関する。
画像形成装置において、例えば複数の給紙カセットを垂直方向に備えているものなど、垂直方向に長い用紙搬送路を備えているものがある。例えば紙詰まりが発生した場合のために、この用紙搬送路を開くことができるようになっていることが多い。
垂直方向に長い用紙搬送路を開くことができるようになっている画像形成装置の例として、特許文献1に記載された複写機が挙げられる。この複写機では用紙搬送路(用紙搬送パス)は、複写機本体と、この複写機本体に対して脱着自在に装着される大容量フィーダーの、各々の対面部分に設けられた用紙搬送ガイド(搬送ガイド)により構成されている。これらの用紙搬送ガイドの位置決めは、複写機本体に設けられたブラケットの孔とこれに挿通する大容量フィーダーに設けられたピンおよび大容量フィーダー側の用紙搬送ガイドに設けられた孔とこれに挿通する本体側の用紙搬送ガイドに設けられたピンによってなされる。
特許文献1に示された複写機のように、本体側の用紙搬送ガイドとともに垂直方向に長い用紙搬送路を構成する用紙搬送ガイドを保持する部材(特許文献1の場合は大容量フィーダー)を直線的に移動させて本体から脱着する構成の場合、用紙搬送ガイドの位置決めをするピンが孔に対してほぼ垂直に挿入されるため、ピンは断面が円形で、孔はピンの断面よりも若干大きな円形とするのが一般的である。これに対し、用紙搬送ガイド保持部材が本体に対して一端を支点として開閉可能に取り付けられている場合、ピンの先端が孔に対して弧を描いて入るため、この支点の軸線に垂直な方向に長軸を有する長穴形状とするのが一般的である。
特開2000−16605号公報(第3頁−第4頁、図1、図2)
しかしながら、用紙搬送ガイド保持部材が一端を支点として水平面内で回動自在に本体に取り付けられており、かつ、この支点でのみ支持されている構成の場合、用紙搬送ガイド保持部材が、自重や、長期間の使用による支点の緩みなどの理由から、開放端側が支点側よりも下がってピンと孔の高さがずれてしまい、前述した長穴形状の孔では用紙搬送ガイド保持部材を閉める際にはピンが挿入しにくく、また、開く際にはこの部材の重量でピンが孔に引っかかって開きにくくなることがある。
そこで、本発明では、本体の側面とともに垂直方向に長い用紙搬送路を構成する用紙搬送ガイドが、一端を支点として水平面内で回動自在に本体に支持された用紙搬送ガイド保持部材(蓋)に傾動可能に設けられており、本体の側面には用紙搬送ローラを、前記用紙搬送ガイドには用紙搬送コロを備え、本体の側面に設けられた孔またはピンと、前記部材側に設けられた、本体の側面の孔またはピンに対応するピンまたは孔とによってこの部材を閉じた時に、前記用紙搬送ローラと前記用紙搬送コロが軸を平行にして接触するように用紙搬送ガイドの傾きが規正される画像形成装置の用紙搬送機構において、用紙搬送ガイド保持部材の開放端側が自重などによって下がっても開閉しやすくすることを目的とする。
(1)上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置の用紙搬送機構は、画像形成装置の本体と、床面に垂直な一端を支点としてこの本体に水平面内で開閉可能に取り付けられた蓋と、前記蓋の前記本体に面する側に傾動可能に取り付けられるとともに弾性体によって本体方向への付勢力を与えられた用紙搬送ガイドと、用紙を垂直方向に搬送するため前記本体の前記蓋に面する側に設けられた用紙搬送ローラと、この用紙搬送ローラとの間で用紙を挟み付けるため前記用紙搬送ガイドに垂直面内で回転可能に取り付けられた用紙搬送コロとを備え、前記本体の前記蓋に面する側に位置決め孔を設け、前記用紙搬送ガイドには前記蓋を閉じた時前記本体側の対応する位置決め孔に係合して前記用紙搬送コロが前記用紙搬送ローラに対して軸を平行に接触するように前記用紙搬送ガイドの傾きを規正する位置決めピンを設けた画像形成装置の用紙搬送機構において、前記位置決め孔およびそれに対応する前記位置決めピンの組み合わせは、前記蓋の支点側とその反対の開放端側の2箇所に設けられ、かつ前記位置決め孔は水平方向に長軸を有する長穴形状であり、前記蓋の支点側の位置決め孔は、前記蓋の全閉時に前記位置決めピンが位置する箇所は位置決めピンをほぼ隙間なく受け入れる上下幅であるのに対し、位置決めピンが係合を開始する箇所は下方に幅が広がっていることを特徴とする。
蓋は、床面に垂直な一端を支点として本体に取り付けられているため、開いた時に、重力で蓋の開放端側が下がる。長期間の使用により支点が緩んでいると下がり具合がひどくなり、位置決め孔が水平方向に長軸を有する長穴形状だと、位置決めピンの高さが対応する位置決め孔の高さよりも低くなったり、位置決めピンの下縁が位置決め孔の下縁に強くこすれたりして、蓋が開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりする。この問題は、蓋を閉める時に先に位置決め孔に近づき、蓋を開く時に後から位置決め孔から抜ける、支点側の位置決め孔において主に発生する。ところが、本発明では、位置決め孔は本体側、位置決めピンは蓋側に設けられており、蓋の支点側の位置決め孔は、位置決めピンが係合を開始する箇所は下方に幅が広がっているため、蓋を開閉する時に開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりすることがない。
(2)また、本発明は、前記蓋の支点側の位置決め孔は、位置決めピンが係合を開始する箇所が上方にも幅が広がっていることを特徴とする。
使用状況によっては蓋が歪んだり、位置決めピンが曲がったりして、位置決めピンの位置が使用開始時と比べて高くなることがある。このような場合に、位置決め孔が水平方向に長軸を有する長穴形状であったり、位置決めピンが係合を開始する箇所が下方に幅が広がっている形状だと、位置決めピンの高さが対応する位置決め孔の高さよりも高くなったり、位置決めピンの上縁が位置決め孔の上縁にこすれたりして、蓋が開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりする。しかし、この構成によると、位置決めピンが係合を開始する箇所は上方にも幅が広がっているため、蓋の開放端側が下がっている場合に加えて、このように位置決めピンの高さが高くなった場合でも、蓋を開閉する時に開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりすることがない。
(3)また、本発明に係る画像形成装置の用紙搬送機構は、画像形成装置の本体と、床面に垂直な一端を支点としてこの本体に水平面内で開閉可能に取り付けられた蓋と、前記蓋の前記本体に面する側に傾動可能に取り付けられるとともに弾性体によって本体方向への付勢力を与えられた用紙搬送ガイドと、用紙を垂直方向に搬送するため前記本体の前記蓋に面する側に設けられた用紙搬送ローラと、この用紙搬送ローラとの間で用紙を挟み付けるため前記用紙搬送ガイドに垂直面内で回転可能に取り付けられた用紙搬送コロとを備え、前記本体の前記蓋に面する側に位置決めピンを設け、前記用紙搬送ガイドには前記蓋を閉じた時前記本体側の対応する位置決めピンに係合して前記用紙搬送コロが前記用紙搬送ローラに対して軸を平行に接触するように前記用紙搬送ガイドの傾きを規正する位置決め孔を設けた画像形成装置の用紙搬送機構において、前記位置決めピンおよびそれに対応する前記位置決め孔の組み合わせは、前記蓋の支点側とその反対の開放端側の2箇所に設けられ、かつ前記位置決め孔は水平方向に長軸を有する長穴形状であり、前記蓋の支点側の位置決め孔は、前記蓋の全閉時に前記位置決めピンが位置する箇所は位置決めピンをほぼ隙間なく受け入れる上下幅であるのに対し、位置決めピンが係合を開始する箇所は上方に幅が広がっていることを特徴とする。
この構成によると、位置決めピンが本体側、位置決め孔が蓋側に設けられているので、蓋を閉めて蓋の開放端側が重力で下がった時、位置決め孔の上縁が位置決めピンの上縁に接近する。このため、位置決め孔が水平方向に長軸を有する長穴形状だと、蓋が開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりする。ところが、本発明では、蓋の支点側の位置決め孔は、位置決めピンが係合を開始する箇所は上方に幅が広がっているため、蓋を開閉する時に開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりすることがない。
(4)また、本発明は、前記蓋の支点側の位置決め孔は、位置決めピンが係合を開始する箇所が下方にも幅が広がっていることを特徴とする。
使用状況によっては蓋が歪んだり、位置決めピンが曲がったりして、位置決めピンの位置が使用開始時と比べて低くなることがある。このような場合に、位置決め孔が水平方向に長軸を有する長穴形状であったり、位置決めピンが係合を開始する箇所が上方に幅が広がっている形状だと、位置決めピンの高さが対応する位置決め孔の高さよりも低くなったり、位置決めピンの下縁が位置決め孔の下縁にこすれたりして、蓋が開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりする。しかし、この構成によると、位置決めピンが係合を開始する箇所は下方にも幅が広がっているため、蓋の開放端側が下がっている場合に加えて、このように位置決めピンの高さが低くなった場合でも、蓋を開閉する時に開閉しにくかったり、用紙搬送ガイドが外れたりすることがない。
(5)また本発明は、上記の用紙搬送機構において、前記蓋の開放端側の位置決め孔が、前記蓋の支点側の位置決め孔と同様の形状を備えることを特徴とする。
開いた状態の蓋の開放端が下がることにまつわる問題は、主に支点側の位置決め孔および位置決めピンに発生する。しかしながら場合によっては、例えば開放端の下がり方がひどいときなど、開放端側の位置決め孔および位置決めピンにも同様の問題が発生することがある。この構成によると、支点側、開放端側ともに、位置決め孔の位置決めピンが係合を開始する箇所が、位置決め孔が本体側に設けられている場合は下方に、蓋側に設けられている場合は、上方に広がっており、上記のような問題が発生することがない。
本発明によると、床面に垂直な一端を支点として本体に開閉可能に取り付けられた蓋の、本体に対向する面に設けられた用紙搬送ガイドおよび用紙搬送コロの位置決めに用いられる位置決めピンを、この蓋の開放端が下がっていても、この蓋を閉める際には本体に設けられた位置決め孔に容易に係合することができ、この蓋を開く際には容易に位置決め孔から抜くことができる。
本発明の第1の実施形態を、図1〜5を用いて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係る用紙搬送機構60を備えた画像形成装置である複写機1の概略構成図、図2は、本体10の右側面図、図3は蓋61の本体10に対向する面の側面図、図4は本体10および蓋61の部分水平断面図、図5は第1の実施形態の変形態様に係る本体10の右側面図である。
図1に示すように、複写機1は、本体10の上に、原稿押さえ蓋20が紙面の奥側を開閉支点として垂直面内で開閉自在に取り付けられている。本体10の内部には制御装置30、画像読み取り部40、給紙部50、用紙搬送機構60、画像形成部70および定着部80が内蔵されている。
制御装置30は、複写機1の画像形成動作、用紙搬送動作など、動作全般を制御するものである。
画像読み取り部40は、透明ガラス製のプラテン41、露光ランプ42、第1のミラー43、第2のミラー44、第3のミラー45、集光レンズ46およびライン型のCCD47を備える。露光ランプ42および第1のミラー43は枠48aの内部に配置され、露光装置48を構成する。露光装置48は水平方向に移動可能に支持されており、ワイヤー49a、プーリー49bおよびプーリー49bに連結された図示しないモータからなる露光装置駆動部49によって図1において左右方向に水平に移動することができる。プラテン41の上に載置された原稿の画像を読み取る際には、露光装置48が露光装置駆動部49によって図1において左端から右端へ移動しながら原稿を露光する。その照射光は第1のミラー43、第2のミラー44、第3のミラー45、集光レンズ46を通じてCCD47に到達して光電変換処理を経て電気信号となるように読み取られ、この電気信号は制御装置30に送られる。
給紙部50は大容量給紙カセット51a、標準給紙カセット51b、51cおよび給紙カセット毎に配置された給紙ローラ52からなる。大容量給紙カセット51aおよび標準給紙カセット51b、51cは、用紙Pを収容するものであり、本体10の下部に配設される。通常、大容量給紙カセット51aは最も頻繁に使用される大きさまたは紙質の用紙Pを収容し、標準給紙カセット51b、51cはそれ以外の大きさまたは紙質の用紙Pを収容する。用紙Pはここから給紙ローラ52により1枚ずつ用紙搬送路60aへ送り出され、用紙搬送機構60によって垂直方向に搬送される。
画像形成部70は、感光体ドラム71と、その周囲に配設された帯電器72、LEDプリントヘッド73、現像器74、転写ローラ75、クリーニング器76とを備える。感光体ドラム71は図1において時計回りに回転し、まず帯電器72により感光体ドラム71の表面は均一に帯電される。次に、多数のLEDからなるLEDプリントヘッド73から感光体ドラム71の表面に制御装置30から送られた原稿の画像の電気信号に基づいてLED光が照射されて、用紙Pに形成される画像の部分又は前記画像以外の部分に相当する電荷が消去され、感光体ドラム71の表面に静電潜像が形成される。そして現像器74によって、この静電潜像にトナーが供給され静電潜像が顕像化する。
感光体ドラム71がさらに回転し、トナー画像が転写ローラ75と対向する位置に来たときに、それに合わせてレジストローラ対69によって、感光体ドラム71と転写ローラ75との間に用紙Pが搬送されてくる。このとき転写ローラ75に、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加されることにより、感光体ドラム71上のトナー画像が用紙P上に転写される。感光体ドラム71上の転写されなかった残留トナーはクリーニング器76によって感光体ドラム71上から除去される。
定着部80は定着ローラ81と加圧ローラ82とが圧接してなるものである。画像形成部70でトナー画像が転写された用紙Pは定着部80に搬送され、トナー画像は加熱・加圧されて用紙Pに定着する。
次に全体の画像形成動作について説明する。原稿をプラテン41の上に載置して、原稿押さえ蓋20を閉じる。図示しないコピー開始ボタンを押すと、制御装置30の制御により、画像読み取り部40で原稿の画像の読み取りが開始され、同時に給紙部50から用紙Pが用紙搬送路60aへ送り出され、用紙搬送機構60により画像形成部70へ送られる。画像形成部70で形成され、用紙Pに転写されたトナー画像は、定着部80で用紙Pに定着する。トナー画像が定着した用紙Pは、用紙排出ローラ対85によって本体10の左側面に開閉可能に設けられた用紙排出トレイ90の上に排出される。
用紙搬送機構60は、本体10の右側面およびそれに対向するように取り付けられた蓋61との間に形成される。
本体10の右側面には、図1、図2に示すように、孔が設けられ、用紙搬送ローラ64a〜64dがこの孔から用紙搬送路60aに露出するように本体10に取り付けられている。用紙搬送ローラ64a〜64dは、図示しないモータからの駆動が伝えられ、垂直面内で回転する。
蓋61は本体10の右側面に、図1における紙面の奥側の床面に垂直な一端に設けられたヒンジ61aを支点として開閉可能に取り付けられている。用紙搬送ガイド63は、図1、図3に示すように、蓋61の本体10に面する側に多少傾動可能にはめ込まれた複数のガイド部材63a〜63dからなる。ガイド部材63a〜63dには孔が設けられており、ガイド部材63a〜63dに垂直面内で回動可能に取り付けられた用紙搬送コロ65a〜65dがこの孔から用紙搬送路60aに露出する。蓋61が開閉可能であるため、用紙搬送路60aで用紙Pが詰まった場合など必要な場合には開いて処理することができる。ガイド部材63a〜63dが多少傾動可能であるため、蓋61またはガイド部材63a〜63dが多少歪んでも、角度を修正することができる。また、蓋61の開放端側には蓋61の位置決めピン61bが設けられ、本体10にはU字型の位置決め部材61cが設けられている。蓋61を閉じると位置決め部材61cが位置決めピン61bをほぼ隙間なく受け入れ、蓋61が本体10にぴったりと整列する。
用紙搬送コロ65a〜65dはそれぞれ用紙搬送ローラ64a〜64dと接触して、用紙Pを搬送するものである。用紙搬送路60aにおいて用紙Pをまっすぐに搬送するためには、用紙搬送ローラ64a〜64dと用紙搬送コロ65a〜65dとは互いの軸が平行かつ軸を結ぶ線が用紙搬送方向とほぼ垂直にならなければならない。用紙搬送ローラ64a〜64dと用紙搬送コロ65a〜65dとを、互いの軸が平行かつ軸を結ぶ線が用紙搬送方向とほぼ垂直となるように接触させるため、図2、図3に示すように、本体10の右側面には位置決め孔66a、66bが設けられ、ガイド部材63a〜63dには位置決めピン67a、67bが設けられており、それらの間隔は使用可能な用紙の最大幅よりも広く設定されている。位置決め孔66aはヒンジ61a側、位置決め孔66bは蓋61の開放端側に、用紙搬送ローラ64a〜64dのそれぞれに対応して設けられている。位置決めピン67a、67bは蓋61を閉めた際に、それぞれ位置決め孔66a、66bと係合する位置に設けられている。
図4の、本体10および蓋61の位置決めピン67a、67bの高さでの水平断面図に示すように、位置決めピン67a、67bは蓋61の開閉に合わせて弧を描くため、位置決めピン67a、67bを受け入れる位置決め孔66a、66bは、位置決めピン67a、67bが出入りできるように、ヒンジ61aに対して垂直な方向すなわち水平方向に広がった形状としている。複写機1の右側面から見ると、位置決め孔66a、66bは水平方向に長軸を有する長穴形状である。位置決め孔66bの上下幅は、位置決めピン67bをほぼ隙間なく受け入れる広さであり、全体に均一な幅である。一方、位置決め孔66aは、蓋61が完全に閉まった時に位置決めピン67aが位置する箇所は上下幅が位置決めピン67aをほぼ隙間なく受け入れる広さであるが、位置決めピン67aが係合を開始する箇所は下方に広がっている。
蓋61を閉め始めると、まず位置決めピン67aが位置決め孔66aの、開放端側から係合を開始し、続いて位置決めピン67bが位置決め孔66bの、開放端側から係合を開始する。それに伴いガイド部材63a〜63dが傾動し、蓋61に設けられた位置決めピン61bが本体に設けられた位置決め部材61cに受け入れられて蓋61が完全に閉まる。蓋61が完全に閉まると、位置決めピン67aは位置決め孔66aの支点62b側でほぼ隙間なく保持され、ガイド部材63a〜63dは所定の位置となり、用紙搬送コロ65a〜65dは用紙搬送ローラ64a〜64dと軸を平行にし、かつ軸を結ぶ線が用紙搬送方向とほぼ垂直となるように保持される。
蓋61を開くと、蓋61の開放端側が重力により下がる。長期に渡って使用しているうちに、支点62bが緩み、この下がり具合がひどくなり、位置決め孔66aが水平方向に長軸を有する長穴形状だと、位置決めピン67aの高さが対応する位置決め孔66aの高さよりも低くなり、位置決めピン67aが位置決め孔66aに入りにくく、蓋を61が閉めにくい。しかし、本発明の第1の実施形態において、位置決め孔66aは、位置決めピン67aが係合を開始する箇所で下方に幅を広く設けられているため、蓋61の開放端が下がっている場合でも蓋61を閉める際に位置決めピン67aは位置決め孔66aに容易に入ることができる。また、蓋61を完全に閉めるとガイド部材63a〜63dは所定の位置となり、用紙搬送コロ65a〜65dは用紙搬送ローラ64a〜64dと軸を平行にし、かつ軸を結ぶ線が用紙搬送方向とほぼ垂直となるように保持される。
一方、閉じた状態の蓋61を開く場合、開き始めは蓋61の重みを、ヒンジ61aと、蓋61の位置決めピン62bおよび位置決め部材62cと、位置決め孔66aおよび位置決めピン67aと、位置決め孔66bおよび位置決めピン67bとによって支えているため、位置決めピン67bは位置決め孔66bから抜けやすい。その後、開放端側の下がる蓋61の重みを支点62bと、位置決め孔66aおよび位置決めピン67aとで支える状態になると、位置決め孔66aが水平方向に長軸を有する長穴形状だと位置決めピン67aの下縁が位置決め孔66aの下縁に強くこすれ、ガイド部材63a〜63dが蓋61から外れることもある。しかし、位置決め孔66aの、蓋61の開放端側が下方に幅が広がっているため、この場合でも蓋61を開く際に位置決めピン67aは位置決め孔66aから容易に抜ける。
第1の実施の形態において、蓋61の開放端側の位置決め孔66bも位置決め孔66aと同様に、蓋61が完全に閉まった時に位置決めピン67aが位置する箇所の上下幅は位置決めピン67aをほぼ隙間なく受け入れる広さであるが、位置決めピン67aが係合を開始する箇所は下方に広がっている形状であってもよい。
これにより、蓋61の開放端側の下がり方が著しい場合でも、蓋61を開閉する際に、位置決めピン67a、67bともに位置決め孔66a、66bから出入りしやすくなる。
第1の実施形態において、位置決め孔66aは、位置決めピン67aが係合を開始する箇所が図5に示すように下方だけでなく上方にも広がっている形状であってもよい。
使用状況によっては、蓋61が歪んだり、位置決めピン67aが曲がったりして、位置決めピン67aの位置が使用開始時と比べて高くなることもある。位置決め孔66aが、水平方向に長軸を有する長穴形状や、位置決めピン67aが係合を開始する箇所で下方に幅を広く設けられている形状だと、位置決めピン67aの高さが対応する位置決め孔66aの高さよりも高くなったり、位置決めピン67aの上縁が位置決め孔66aの上縁にこすれたりして、蓋61が開閉しにくかったり、ガイド部材63a〜63dが外れたりする。しかし、位置決め孔66aは、位置決めピン67aが係合を開始する箇所が上下に広がっている形状であるため、蓋61の開放端側が下がっている場合に加えて、このように位置決めピン67aの位置が高くなった場合でも、蓋61を開閉する際に、位置決めピン67aは位置決め孔66aから出入りしやすくなる。
また、第1の実施の形態において、位置決め孔66bも位置決め孔66aと同様に、位置決めピン67aが係合を開始する箇所が上下に広がっている形状であってもよい。
これにより、蓋61の開放端側の下がり方が著しい場合や、蓋61が歪んだり、位置決めピン67aが曲がったりして、位置決めピン67aの位置が使用開始時と比べて高くなった場合でも、蓋61を開閉する際に、位置決めピン67a、67bともに位置決め孔66a、66bから出入りしやすくなる。
本発明の第2の実施形態を図6〜8を用いて説明する。図6は第2の実施形態に係る本体10の右側面図、図7は蓋61の本体10に対向する面の側面図、図8は第2の実施形態の変形態様に係る蓋61の本体10に対向する面の側面図である。
本発明の第2の実施形態では第1の実施形態とは逆に、本体10の右側面には図6に示すように位置決めピン67a、67bが設けられ、ガイド部材63a〜63dには図7に示すように位置決め孔66a、66bが設けられている。位置決めピン67aはヒンジ61a側、位置決めピン67bは蓋61の開放端側に、用紙搬送ローラ64a〜64dのそれぞれに対応して設けられている。位置決め孔66a、66bは蓋61を閉めた際に、それぞれ位置決めピン67a、67bに対応する位置に設けられている。
位置決め孔66a、66bは第1の実施形態と同様の長穴形状であり、位置決め孔66bの上下幅は、位置決めピン67bをほぼ隙間なく受け入れる広さである。一方、位置決め孔66aは、蓋61が完全に閉まった時に位置決めピン67aが位置する箇所は位置決めピン67aをほぼ隙間なく受け入れる上下幅であるが、位置決めピン67aが係合を開始する部位は上方に幅が広がっている。
このように構成することにより、蓋61の開放端側が下がっていても、蓋61を閉める際に位置決めピン67aは位置決め孔66aに容易に係合し、蓋61を完全に閉めるとガイド部材63a〜63dは所定の位置となり、用紙搬送コロ65a〜65dは用紙搬送ローラ64a〜64dと軸を平行にし、かつ軸を結ぶ線が用紙搬送方向とほぼ垂直となるように保持される。また、蓋61を開く際には位置決めピン67aは位置決め孔66aから容易に抜ける。
第2の実施の形態において、蓋61の開放端側の位置決め孔66bも位置決め孔66aと同様に、蓋61が完全に閉まった時に位置決めピン67aが位置する箇所の上下幅は位置決めピン67aをほぼ隙間なく受け入れる広さであるが、位置決めピン67aが係合を開始する箇所は上方に広がっている形状であってもよい。
これにより、蓋61の開放端側の下がり方が著しい場合でも、蓋61を開閉する際に、位置決めピン67a、67bともに位置決め孔66a、66bから出入りしやすくなる。
第2の実施形態において、位置決め孔66aは、位置決めピン67aが係合を開始する箇所が図8に示すように上方だけでなく下方にも広がっている形状であってもよい。
使用状況によっては、蓋61が歪んだり、位置決めピン67aが曲がったりして、位置決めピン67aの位置が使用開始時と比べて低くなることもある。位置決め孔66aが、水平方向に長軸を有する長穴形状や、位置決めピン67aが係合を開始する箇所で下方に幅を広く設けられている形状だと、位置決めピン67aの高さが対応する位置決め孔66aの高さよりも低くなったり、位置決めピン67aの下縁が位置決め孔66aの下縁にこすれたりして、蓋61が開閉しにくかったり、ガイド部材63a〜63dが外れたりする。しかし、位置決め孔66aは、位置決めピン67aが係合を開始する箇所が上下に広がっている形状であるため、蓋61の開放端側が下がっている場合に加えて、このように位置決めピン67aの位置が低くなった場合でも、蓋61を開閉する際に、位置決めピン67aは位置決め孔66aから出入りしやすくなる。
また、第2の実施の形態において、位置決め孔66bも位置決め孔66aと同様に、位置決めピン67aが係合を開始する箇所が上下に広がっている形状であってもよい。
これにより、蓋61の開放端側の下がり方が著しい場合や、蓋61が歪んだり、位置決めピン67aが曲がったりして、位置決めピン67aの位置が使用開始時と比べて高くなった場合でも、蓋61を開閉する際に、位置決めピン67a、67bともに位置決め孔66a、66bから出入りしやすくなる。
本発明に係る用紙搬送機構は、用紙を搬送して用いる装置全般に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る用紙搬送機構を備えた複写機の概略構成図 第1の実施形態に係る本体の右側面図 第1の実施形態に係る蓋の本体に対向する面の側面図 第1の実施形態に係る本体および蓋の部分水平断面図 第1の実施形態の別の実施態様に係る蓋の本体に対向する面の側面図 第2の実施形態に係る本体の右側面図 第2の実施形態に係る蓋の本体に対向する面の側面図 第2の実施形態の別の実施態様に係る蓋の本体に対向する面の側面図
符号の説明
1 複写機
10 本体
61 蓋
61a ヒンジ
63 用紙搬送ガイド
63a〜d ガイド部材
64a〜d 用紙搬送ローラ
65a〜d 用紙搬送コロ
66a ヒンジ側の位置決め孔
66b 開放端側の位置決め孔
67a ヒンジ側の位置決めピン
67b 開放端側の位置決めピン

Claims (5)

  1. 画像形成装置の本体と、床面に垂直な一端を支点としてこの本体に水平面内で開閉可能に取り付けられた蓋と、前記蓋の前記本体に面する側に傾動可能に取り付けられるとともに弾性体によって本体方向の付勢力を与えられた用紙搬送ガイドと、用紙を垂直方向に搬送するため前記本体の前記蓋に面する側に設けられた用紙搬送ローラと、この用紙搬送ローラとの間で用紙を挟み付けるため前記用紙搬送ガイドに垂直面内で回転可能に取り付けられた用紙搬送コロとを備え、前記本体の前記蓋に面する側に位置決め孔を設け、前記用紙搬送ガイドには前記蓋を閉じた時前記本体側の対応する位置決め孔に係合して前記用紙搬送コロが前記用紙搬送ローラに対して軸を平行に接触するように前記用紙搬送ガイドの傾きを規正する位置決めピンを設けた画像形成装置の用紙搬送機構において、
    前記位置決め孔およびそれに対応する前記位置決めピンの組み合わせは、前記蓋の支点側とその反対の開放端側の2箇所に設けられ、かつ前記位置決め孔は水平方向に長軸を有する長穴形状であり、前記蓋の支点側の位置決め孔は、前記蓋の全閉時に前記位置決めピンが位置する箇所は位置決めピンをほぼ隙間なく受け入れる上下幅であるのに対し、位置決めピンが係合を開始する箇所は下方に幅が広がっていることを特徴とする画像形成装置の用紙搬送機構。
  2. 前記蓋の支点側の位置決め孔は、位置決めピンが係合を開始する箇所が上方にも幅が広がっていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置の用紙搬送機構。
  3. 画像形成装置の本体と、床面に垂直な一端を支点としてこの本体に水平面内で開閉可能に取り付けられた蓋と、前記蓋の前記本体に面する側に傾動可能に取り付けられるとともに弾性体によって本体方向の付勢力を与えられた用紙搬送ガイドと、用紙を垂直方向に搬送するため前記本体の前記蓋に面する側に設けられた用紙搬送ローラと、この用紙搬送ローラとの間で用紙を挟み付けるため前記用紙搬送ガイドに垂直面内で回転可能に取り付けられた用紙搬送コロとを備え、前記本体の前記蓋に面する側に位置決めピンを設け、前記用紙搬送ガイドには前記蓋を閉じた時前記本体側の対応する位置決めピンに係合して前記用紙搬送コロが前記用紙搬送ローラに対して軸を平行に接触するように前記用紙搬送ガイドの傾きを規正する位置決め孔を設けた画像形成装置の用紙搬送機構において、
    前記位置決めピンおよびそれに対応する前記位置決め孔の組み合わせは、前記蓋の支点側とその反対の開放端側の2箇所に設けられ、かつ前記位置決め孔は水平方向に長軸を有する長穴形状であり、前記蓋の支点側の位置決め孔は、前記蓋の全閉時に前記位置決めピンが位置する箇所は位置決めピンをほぼ隙間なく受け入れる上下幅であるのに対し、位置決めピンが係合を開始する箇所は上方に幅が広がっていることを特徴とする画像形成装置の用紙搬送機構。
  4. 前記蓋の支点側の位置決め孔は、位置決めピンが係合を開始する箇所が下方にも幅が広がっていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置の用紙搬送機構。
  5. 前記蓋の開放端側の位置決め孔が、前記蓋の支点側の位置決め孔と同様の形状を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の用紙搬送機構。
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