JP4294877B2 - 放出可能なバスケットおよびその作製方法 - Google Patents
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Description
(関連出願の相互参照)
本願は、米国特許仮出願第60/135,876号(1999年5月25日提出)に基づく。
【0002】
(技術分野)
本発明は、概して体内から物質を回収するための回収アセンブリのような医用デバイスおよび回収アセンブリを作製する方法に関する。より具体的には、本発明は、尿結石、胆石のような石および他の生物学的物質の回収のための、回収アセンブリ(例えば、バスケット)に関する。
【0003】
(背景情報)
医用回収アセンブリ(例えば、バスケット)は、一般に、身体から生物学的物質および外来物質(石が挙げられる)を回収するために使用される。このようなバスケットは、例えば、内視鏡または腹腔鏡を介して使用され得る。
【0004】
現存の医用回収バスケットにおいては、バスケットの輪郭は、概して円形、楕円形または洋ナシ形であり、そしてこのバスケットは、複数の脚により形成される。回収されるべき物質がの回りでバスケットを動かし、そしてその物質をバスケットの脚の間の間隙を介してバスケット中へ操作することにより、石または他の生物学的物質はバスケット中に捕獲され得る。
【0005】
公知のバスケットに物質が捕獲された後、捕獲された物質の放出が所望されるかまたは示された場合に、一般に、このバスケットからその物質を放出することは難しい。物質(例えば、捕獲された石)を放出する際の技術的困難性は、一般に、公知の医用回収バスケットの特徴である。尿道石を伴う長期の臨床的問題を有する数人の患者においては、そのライニングに対する外傷の結果として路に痕跡が形成され得る。この痕跡により生じる狭窄は、バスケットが閉位置にある間でも、回収バスケットの挿入を妨害するほどには狭くないかもしれない。しかし、バスケットが路の狭窄の領域を越えて突き刺さる石を捕獲するように拡張された後、捕獲された石を含むバスケットの直径は、尿道の狭窄領域の直径を超え得る。これらの環境下では、バスケットからの石の放出は、尿道からのデバイスの引き戻しの必要条件である。その石が放出されない場合、より侵襲的な外科的アプローチが、バスケットから石を放出するために必要とされる。
【0006】
また、公知のバスケットは、石をバスケットへ入るために、石を超えることを容易にしなければならないか、または石の片側に位置しなければならない。この手技は、技術的に非常に困難であり得る。石の片側において路中の伸長耐性痕跡組織の形成により構成される、路の管腔の狭い直径は、バスケットが操作され得る空間周囲を非常に制限し得る。さらに、路の管壁は、石の片側に対してバスケットを進める石の片側で細くなるので、管腔の破裂の危険性であり得る。
【0007】
現存のバスケットはまた、膨張された場合、概して膨張強度に欠ける。すなわち、公知のバスケットは、一般に、バスケットの拡張に対向する力に耐性ではない。現存のバスケットにおける膨張強度の欠如は、撓曲性のバスケットの脚の結果である。撓曲性のバスケットの脚は、石がバスケットへ入ることを容易にすることにおいて役立つが膨張強度を減少する。結果的に、現存のバスケットは、概して路を拡大することにおいて有効ではない。
【0008】
(本発明の要旨)
1つの局面において、本発明は、増強されたバスケット強度を有しかつ末端捕獲および、示された場合、生物学的物質の放出の両方を可能にする特徴を有する医用回収バスケットに関する。本発明により意図されるような基本的な医用回収バスケットの設計は、複数のループにより形成される末端封入バスケットである。本発明に従うバスケットは、他の公知のバスケットを越えるいくつかの利点を有する。1つの利点は、末端封入による石の捕獲を可能にする特色である。このバスケットは、複数のループにより形成され、このループは、バスケットの基部で連結され、そしてバスケットの遠位部分において接続していない端を有する。このバスケットループは、閉位置と開位置との間で動作可能である。開位置では、ループの端は、分かれている。バスケットが物質(例えば、石)を捕獲するために身体の路中へ操作される場合、このバスケットは、シース内で折り畳まれる引かれた位置に存在する。シースの端が石に接近するときに、そのバスケットは、シースから伸長される。バスケットループは、閉位置と開位置(ここでは、ループ非接続端は分かれている)との間で動かされる。ループの非接続端が分かれている状態で、バスケットは、バスケットの前端にある位置を越えてまっすぐ進められる。石がバスケットループの分かれた非接合端により作製された空隙を介してバスケットに侵入する場合、その石は、末端封入される。この末端封入バスケットの設計は、石を捕獲するために石の片側へかまたは石を越えてバスケットを通過させる必要性を除く。このバスケットは、埋め込まれた領域(例えば、腎臓の腎杯)から石を「引き抜き(pluck)」得る。一旦、石がバスケットに捕獲されると、バスケットループの接続されていない端は、バスケットループを閉位置に戻すことにより、並列される。これにより、この石は捕獲され、そして捕獲された石を有する医用回収デバイスが身体の路から取り除かれる。
【0009】
本発明の1つの実施形態では、医用回収デバイスは、近位ハンドル、ハンドルから遠位に伸長する外側シースを備え、そしてそこを通って外側シースの遠位端から外側シースの近位端へ伸長する管腔を備える。内側シースは、こそを通って内側シースの遠位端からこの内側シースの近位端へ伸長する路を備える。この内側シースは、外側シースに対して外側シース中で軸方向に動作可能である。
【0010】
本発明のこの実施形態では、少なくとも2つの対向するループは、折り畳み位置を有し、ここでループは、内側シースの管腔および別の位置内で折り畳まれ、ここでループは、内側シースの遠位端から管腔の外に伸長する。このループは、基部において連結され、かつそれらの遠位端で互いに接続されていない。これらのループは、開位置と閉位置との間で動作可能であり、このループは、物質の捕獲および放出を可能にするために開位置にあるときよりも、閉位置にあるときにそれらの遠位端で一緒に接近する。
【0011】
本発明の別の実施形態では、医用回収デバイスは、近位ハンドルを備え、そしてシースは、ハンドルから遠位に伸長し、かつそこを通ってシースの遠位端からシースの近位端へ伸長する管腔を有する。対向する第1および第2の半バスケット構造は、各々ループおよびバックステーを備える。この第1および第2の半バスケットは、折り畳み位置を有し、ここで半バスケットは、シースの管腔および別の位置のうちで折り畳まれ、ここで第1および第2の半バスケットは、内側シースの遠位端からその管腔の外に伸長する。この半バスケットは、基部において連結され、そしてその遠位端で互いに非接続されない。この半バスケットは、開位置と閉位置との間で動作可能であり、該半バスケットは、物質の捕獲および放出を可能にするために開位置にあるときよりも閉位置にあるときにそれらの遠位端で一緒に接近する。
【0012】
本発明のなおさらに別の実施形態では、医用回収デバイスは、近位ハンドル、およびこのハンドルから遠位に伸長するシースを備え、そしてそこを通ってシースの遠位端からこのシースの近位端へ伸長する管腔を備える。少なくとも2つの対向するループは、折り畳み位置を含み、ここでこのループは、シースおよび他の位置の管腔内で折り畳まれ、ここでこのループはシースの遠位端から管腔の外に伸長する。このループは、基部で結合され、そしてそれらの遠位端で互いに接続されていない。これらのループは、開位置と閉位置との間で動作可能であり、このループは、物質の捕獲および放出を可能にするために開位置にあるときよりも閉位置にあるときに、それらの遠位端で一緒に近接する。このデバイスはまた、ベースカニューレならびに第1部分、第2部分および中間部分を備える伸長部材を備える。伸長部材の中間部分は、2つのループの間に挿入され、そして伸長部材の第1および第2の部分は、少なくとも2つのループに伸長部材を固定するために、ベースカニューレを介して挿入される。
【0013】
バスケットループの少なくとも内側表面の少なくとも一部が、石の握りを改良するために改変され得る。例えば、このループの内側表面の全てまたは一部分は、抗スリップ物質(例えば、ゴム引きされた材料またはいくつかの様式(例えば、切り込みを入れること、擦過、エッチングなど)で粗くされた材料)でコーティングされ、バスケットループの内側表面と捕獲された物質との間の摩擦を増大する。
【0014】
本発明の別の実施形態では、医用回収バスケットを製造する方法は、一片の構成材料から平坦なフレームを取り出す工程を包含する。このフレームは、対称的であり、そして第1および第2の端を有し、この第1および第2の端は、対向して配置されている。次いで、このフレームは、フレームの第1および第2の端が一緒に運ばれ、次いで連結された端が共に固定されるように、折り曲げられる。
【0015】
本発明のこの局面の他の実施形態では、回収アセンブリを形成するための方法は、実質的に平面のフレームを形成する工程を包含する。このフレームは、少なくとも3つのループ部材および少なくとも3つの連結部材を備え、この連結部材は、このフレームにおいて開口を規定するようにループ部材を接続する。このフレームは、互いの上に連結部材を重ね合わせるように折り曲げられ、その結果、このループ部材は、この連結部材から外へ伸長するループを形成する。この重ね合わされた連結部材は、一緒に固定される。
【0016】
本発明のこの局面の別の実施形態では、回収アセンブリを製造するための方法は、3つの部材を備えつつ実質的にT形状を構成する、第1の構成を形成する工程を包含し、各部材は、自由端を備える。1つの部材は、他の2つの部材に対して垂直に位置付けされる。第1の構成の2つの部材は、尖部を有する第1のループを形成するように折り曲げられる。第1のループの尖部における垂直部材は、バックステーを有する第1の半バスケットを形成するように折り曲げられる。
【0017】
第2の構成は、3つの部材を備えつつ実質的にT構成を構成して形成される。各部材は、自由端を備える。1つの部材は、他の2の部材に対して垂直に位置付けされる。第2の構成の2つの部材は、尖部を有する第2のループを形成するように折り曲げられる。第2のループの尖部におけるこの垂直部材は、バックステーを備える第2の半バスケットを形成するように折り曲げられる。
【0018】
第1の半バスケットのループは、第2の半バスケットのループに対向される。第1の半バスケットの3つの部材の自由端は、回収アセンブリを形成するように、第2の半バスケットの3つの部材の自由端に対して固定される。
【0019】
本発明に従う回収アセンブリを製造するためのなおさらに別の実施形態では、第1ループは、2つの端を備える第1の長さのワイヤから形成される。第2のループは、2つの端を備える第2の長さのワイヤから形成される。第1の長さのワイヤの端は、2つのループを備える回収アセンブリを形成するように、第2の長さのワイヤの端に固定される。
【0020】
本発明に従う回収デバイスを製造するための別の方法は、以下の工程を特色とする:少なくとも2つのループを備える形状を形成する工程、および第1端および第2端を備えるワイヤを2つのループの間に挿入する工程。このワイヤの第1および第2の端は、カニューレの管腔を通して引き寄せられる。このワイヤの第1および第2の端は、ハンドル中に連結可能に固定され、そしてハンドルは、デバイスの近位端に位置付けられる。
【0021】
(説明)
図1Aおよび1Dを参照して、本発明に従う回収デバイスは、回収アセンブリ10(例えば、バスケット)、バスケット10を路へ導入するためのカテーテルまたはシース18、および少なくとも1つの伸長部材(例えば、シース18内で延びて移動可能なケーブル20)を含む。図1Dに示されるように、このデバイスはまた、シース18の近位端に近位ハンドル9を含み、そしてこのハンドルは、代表的にはシース18につながれる作動機構7(例えば、スライド、ノブ、ダイアルなど)なならびに/またはオペレーターの制御下でシース18およびバスケット10を互いに対して移動させて、このバスケットをシース内で折り畳まれた位置からシースの外側に延ばされた位置まで移動するためのケーブル20を含む。このケーブル20は、一般的には任意の伸長部材(例えば、ケーブル、ワイヤ、コイル、またはシャフト)であり得る。バスケット10は、少なくとも2つのバスケットループ12を含む。バスケットループ12の各々は、非接続端14および固定端15をバスケット基部に有する。
【0022】
バスケット10は、開位置と閉位置との間で移動可能である。図1Aにおいて、バスケット10は、開位置にある。バスケット10が開位置にある場合、バスケットループ12の非接続端14は、図1Aに示されるように分かれる。バスケット10が閉位置にある場合、図1Bに示されるように、ループ12の非接続端14は、共に近接して位置するように並置される。バスケット10は、開位置と閉位置との間の任意の位置をとり得る。例えば、バスケットループ12の非接続端14は、ループが図1Bに示される閉位置と図1Aに示される開位置との間で移動するにつれて、バスケットループ12の非接続端14が描く弧に沿った任意の中間位置に分かれ得る。図1Cは、バスケット10の開位置とバスケット10の閉位置とのあいだの、バスケットループ12の非接続端14の例示的な中間位置を例示する。
【0023】
バスケットループ12は、任意の形状(例えば、ほぼ長円形(図1Aに示されるような)、円形、長方形、または非対称)であり得る。バスケットループ12は、図1Aに示されるように、1つ以上の平面に配置され得る。また、2つのループ12が示され、そして本明細書中に記載されるが、2つ以上のループ12を有するデバイスを構築することが可能であり、そしてこのようなデバイスは、本発明の範囲内である。例えば、3つまたは4つまたはそれ以上のループ12を有するデバイスが可能である。
【0024】
また、ループ12の各々の長さ(図1Bにおけるl)は、同一であり得、またあるものは他よりもわずかに長く、その結果、端14は閉じる際に厳密には整列しない。他よりも長い1つのループを有することは、バスケットをその最も小さい輪郭まで折り畳む際に役立ち、その結果バスケットがシース18(図2A)内により容易に適合するということが示されてきた。
【0025】
なお図1Aを参照して、開示される実施形態において、バスケットループ12は、支持部材16により強化される。この支持部材16は、2つの対向するバスケットループ12の間に配置される支柱である。これらの支持部材16すなわち支柱は、バスケットが拡張される場合に、水平面においてバスケットループのシザーリング(scissoring)を防ぐのを補助し、そして垂直面においてバスケットに強度を加える。部材16を有さない機能的バスケットを達成することが可能である。
【0026】
図2Aを参照して、本発明の1つの実施形態において、バスケットの基部におけるループ15の固定端は、シース18の管腔22内に軸方向に配置される第一のケーブルまたは伸長部材20に、操作可能に接続される。バスケット10は、シース18の管腔22内に留まる場合、折り畳まれた位置にある。1つの実施形態において、シースは、生物学的に不活性な、一般的に可撓性の材料から作製される。図2Bを参照して、第1のケーブルを矢印の方向で進めて、シース18の端24からバスケット10を伸ばす。この実施形態において、バスケットループ12の弾力性は、これらのループをそれらの非接続端14で分かれさせ、それによりバスケットを閉位置から開位置へ移動する。あるいは、シース18は、ハンドル9上のアクチュエーター7に操作可能に接続され、そしてシースは、アクチュエーターを作動させることにより静止バスケットを覆って軸方向に移動される。
【0027】
バスケット10は、このバスケットがシースの端部を越えて移動した程度に依存して、閉位置と開位置との間の任意の位置をとり得る。例えば、バスケットは、図2Cに示される中間位置をとり得る。バスケットループ12の端14は、バスケットがシース内で完全に外から完全にシース内まで延びるにつれて、バスケットループ12の非接続端14により描かれる弧上の任意の位置をとり得る。
【0028】
開示される実施形態において、バスケットループ10は、金属材料から作製される。例えば、バスケットループ材料は、455カスタムステンレス鋼またはNiTi(「Nitinol」)のような特殊金属であり得る。あるいは、バスケットループは、プラスチック、複合材、ポリマーまたは他の金属から作製され得る。また、バスケットループは、上記の材料の成層から形成され得る。開示される実施形態において、バスケットループは、約0.003〜0.005インチの厚さのフラットワイヤ(すなわち、断面が長方形のワイヤ)から作製されるが、円形、D字形、または他の断面形状のワイヤであり得る。
【0029】
図3Aを参照して、バスケットループは、材料に対するつかみを最大限にするように設計される内部表面11を有し得る。1つの実施形態において、図3Bに示されるように、内部表面11の少なくとも一部は、鋸歯または歯により荒面仕上げされる。荒面仕上げはまた、エッチング、突刺(point)または種々の他の手段により内部表面上に達成される。1つ以上のバスケットループは、このような粗い内部表面を有し得、そしてその粗い表面は1つ以上の内部表面のすべてまたは一部を覆い得る。
【0030】
図4Aを参照して、代替の実施形態において、バスケット10がシース18から延びる場合、バスケットは、閉位置を維持する。この実施形態において、少なくとも1つのワイヤ32の端は、少なくとも1つのバスケットループ12の中間位置34に操作可能に接続される。このワイヤは、シース18の管腔22内に伸び、そしてシース18の管腔22内に配置される第2のケーブルまたは伸張部材21の他方の端に操作可能に接続される。第2のケーブル21は、第1のケーブル20と同じ管腔か、または異なる管腔に配置され得る。ワイヤ32は、デバイスの近位ハンドルにおいて作動機構により供給される第2のケーブル21上の牽引により緊張し続ける。
【0031】
引き続き図4Aを参照して、第2のケーブル21が矢印で示される方向でシース管腔22において軸方向に移動される場合、ワイヤ32上の張力は増加され、そしてバスケットループ12の端14は、バスケット10が図4Bに示されるような開位置になるまで離れて動く。バスケット10の位置は、第1のケーブル20の軸移動によりさらに微調整され得る。バスケットループ12の端14は、第2のケーブル21および第1のケーブル20に対して維持される牽引によりワイヤ32に付与される張力の程度に依存して、バスケットループ12の端14により描かれる弧に沿った任意の位置をとり得る。
【0032】
図4Cを参照して、本発明の別の実施形態では、バスケット10がシース18から伸びる場合、バスケット10は開位置をとる。この実施形態において、ワイヤ32は、堅固な材料から形成される。バスケットを開位置から閉位置に移動するために、第2のケーブル21は、矢印の方向に進められる。堅固なワイヤ32は、接して一緒にバスケットループ端14を押出し、それによりバスケットを開位置から実質的な閉位置へ図4Dに示されるように移動する。バスケットに対するさらに細かい調節は、第1のケーブル20の軸方向移動によりなされ得る。
【0033】
本発明の他の実施形態において、デバイスは、2つ以上のバスケットループおよび2つ以上のバスケットループの少なくとも1つに操作可能に接続される少なくとも1つのワイヤを含む。
【0034】
図5Aを参照して、本発明の別の実施形態において、チャネル36は、シース18内で長手方向に配置され、そしてバスケットループの固定端15を通ってバスケット10の管腔34へ伸びる。ラムロッド29または他の砕石デバイス(例えば、レーザー)は、チャネル36において長手方向に配置される。操作の際に、石31は、バスケット10の管腔34に捕獲される。ラムロッド29は、チャネルにおいてバスケットループの固定端15を超えてバスケット10の管腔34内へ、ラムロッド29の端35が石31に接触するまで進められる。次いで石31は、砕石により断片化される。断片化された石31は、バスケット中にカプセル化されながら路から引抜かれる。
【0035】
図5Bを参照して、本発明の代替の実施形態において、石の断片化後、またはバスケットから石を除去することが所望される状況下で、バスケット10は、閉位置から開位置へ移動される。チャネル36内に配置される押し出しロッド33は、押出しロッド33の端35が石または石破片31に接触するまで、バスケットの管腔34内に前進される。この押出しロッドは、この石または石破片31がバスケットループ12の分かれた端14を通ってバスケット管腔34から押出されるまで、バスケット10の管腔34内にさらに進められる。
【0036】
図6を参照すると、本発明のなお別の実施形態において、バスケットループ12は、このループ12内に配置される膜またはメッシュ材料40を有する。このバスケットループ12は、メッシュまたは膜を支持するためのフレームとして機能する。このメッシュまたは膜40は、当業者に知られる任意の手段によってワイヤループフレームに取り付けられる。1つの実施形態において、図6中に例示されるように、ループ12のメッシュまたは膜40は、凹面を形成し、その結果、このバスケットの管腔34は、ポケットであるかまたはカップ形状である。メッシュまたは膜40は、ポリマー、膜、ワイヤ、金属、メッシュ、フィルム、布、織物、織布、織物材などで形成され得る。
【0037】
操作の際に、図7Aを参照すると、回収デバイスは、身体の路50に挿入され、生物学的物質(例えば、胆嚢、胆道、尿管、腎臓または尿道における石)を回収する。このデバイス24の端は、バスケット10が、折り畳まれされかつシース18内に囲まれながら、路50に挿入される。図7Bを参照すると、バスケット10は、バスケット24の端が、石31に接近するまで、身体路50中で進ませる。このバスケットが、石31に接近するとき、このバスケット10は、シースから伸長され、そして折り畳まれれた位置から開または中間位置まで移動される。このバスケットを開きかつ閉ざす方法は、路内の石を捕獲する際にこのデバイスの操作を実質的に変更しない。図7Cを参照すると、このバスケット10は、石31が、端封入によって捕獲されるまで、身体路50にさらに進ませる。端封入は、石31が、開バスケット10の分かれた非接続端14の間を通過する場合に起こる。図7Dを参照すると、石31がバスケット10の管腔34内に位置付けられた後、このバスケット10は、閉位置に戻される。バスケットループ12の非接続端14は、バスケット10内の石31を捕獲しながら実質的に並列される。バスケットループ12の非接続端14が、実際に接触することは、バスケットの操作において必須でない。特に大きな石について、例えば、この石の直径は、このバスケットの非接続端の並列を妨げる。しかし、石の取り除きのための都合よい端封入の本質的な特徴は、石表面とのバスケットループの内部表面のと間の十分な接触であり、その結果、この石は、このバスケットから逆に抜け出さない。捕獲された石を有する回収デバイスは、身体路から引き出される。
【0038】
図8Aを参照すると、本発明のなお別の実施形態において、バスケットループは、組織(例えば、胃腸路72の管腔におけるポリープ70)を摘出する(すなわち、生体組織検査法を実行する)ために使用され得る。本発明の実施形態の利点は、ポリープ70が、その後の病理学的検査に適した状態でのポリープ切除に続いて、バスケット管腔において保存されることである。1つの実施形態において、バスケットループは、例えば、バスケットループ12の非接続端14において作動される。図8Aに示されるように、操作において、回収デバイスは、バスケット10がポリープ70に接近するまで、好ましくは内視鏡の手引きの下で、胃腸路72の管腔に進ませる。バスケット10が、開位置において、図8Bに例示されるようにポリープを覆って進ませる場合、このポリープは、端封入される。このポリープ70は、図8Cに示されるようにバスケット管腔34内に捕獲され、そしてこのバスケット10は、実質的に閉位置に移動される。当業者に公知の任意の手段による十分なエネルギーは、このバスケットループ12のすべての部分(例えば、ループの非接続端14)に適用される。あるいは、このバスケットループは、切断表面を有し、ポリープの切除を可能にし得る。十分なエネルギーは、バスケットループに適用され、その柄からポリープ70を分離する。図8Dを参照すると、身体から切り取られたポリープ70は、バスケット管腔34に侵入する。バスケット管腔34内のポリープ70は、胃腸路72から引き出される。このポリープは、その後の病理学的分析のためにバスケットから取り除かれ得る。
【0039】
本発明の別の局面において、バスケットループは、単一片の材料から構築される。図9Aを参照すると、フレーム62は、均一片材料から作成される。1つの実施形態において、このフレームは、実質的に楕円であり、そして2つの対向して配置される端60および60’、2つのループ部材64および64’、ならびに支持部材16を対称に備え得る。このフレーム62は、単一片の材料からテンプレートを構築するための当業者に公知の任意の他の方法による、切断、エッチング、スタンピング、押出し、または取り除きによって、実質的に平らな材料の単一片から取り除かれる。図9Bに示される本発明の特に好ましい実施形態を参照すると、フレーム62の構築に続いて、フレーム62の端60、60’は、図9Cに図示されるフレームの側面図における矢印によって示される通りの、互いの端を重ねるように一緒にされる。次いで、これらの端60、60’は、互いに固定され、それによって2つのループを備える、図9Dに図示される3次元バスケット構造を形成する。つまり、部材64、64’は、9Dに図示されるように、バスケットループになる。このバスケットは、冷却変形または加熱成形によって成形される。
【0040】
別の実施形態おいて、図9Dに図示される回収バスケット10(図9Bおよび9Cに図示されるフレームから作製される)は、図9Fに図示されるように伸長された部材に接続される。この実施形態において、ワイヤ104は、第1部分102、中間部分102’、および第2部分102’’を備える。ワイヤ104は、近位から遠位の方向で基準カニューレ100の管腔101を通過し、次いで、回収バスケット10の基部15における2つのループ12、12’の近位端の間を通り、そして遠位から近位の方向でカニューレ100の管腔101を通って戻る。ワイヤの中間部分102’は、ループ12、12’の間に位置付けられる。近位端16を備えるワイヤループ12、12’は、図9Fの矢印によって示される近位の方向でマンドリルワイヤ104の第1および第2部分102、102’を引っ張ることによって基準カニューレ100まで納められ、図9Gに示される回収バスケット10、基部カニューレ100、および伸長された部材20を形成する。接着剤は、基部カニューレ100に添加され得る。
【0041】
本発明の代替の実施形態において、2つ、3つ、4つ以上のループバスケットは、フレームを切断、スタンピング、またはエッチングすることによって単一片の材料から形成されるか、あるいはフレームを成型または押出すことによって単一片の材料から形成される。例えば、図10Bを参照すると、フレーム62は、実質的に平らであり、3つのループ部材108a、108b、108cおよび3つのループ部材108a、108b、108cを接続する3つの連結部材114a、114b、114cを有し、開口112を規定する。連結部材は、フレーム上の任意のセグメントであり、フレームにおける少なくとも別のセグメントで連結または重ねられ、バスケットのループを形成する。連結部材は、ループ部材の端に配置され得、ループ部材の長さに沿ってどこにでも配置され得る。連結部材は、ループ部材の拡張部または延長部であり得る。回収バスケット10の3つのループの実施形態において、図10Aに図示されるように、図10Bに図示されるフレーム62は、3つの連結部材114a、114bおよび114cを有し、そして互いに連結部材114a、114b、114cを重ねるように折り曲げられる。互いに連結部材を重ねることによって、ループ部材108a、108b、108cは、対向ループ12を形成するようにされ、この対向ループは、図10Aに図示されるバスケット10を形成するように連結部材から離れて伸長する。バスケット10のさらなる形状改良は、冷却変形または熱成形によって達成されるl。連結部材114a、114bおよび114cは、バスケット10の固定端15を形成するように一緒に集結される。ループ部材108a、108bおよび108cの各々の中間区画は、各対応するループ12の頂端において遊離端14を形成する。図10Dに図示されるバスケットの4つのループの実施形態において、図10Eに図示されるフレーム62は、4つの連結部材114a、114b、114cおよび114dならびに4つのループ部材108a、108b、108cおよび108dを有し、そして図10Dに図示されるバスケット10を形成するように折り曲げられる。フレーム62における連結部材114の数は、バスケット10におけるループ12の数に対応する。
【0042】
2つ、3つ、4つ以上のループバスケットは、3つのループフレーム62につて、図10Cに図示されるように単一片の平らな材料から取り除かれ得、4つのループフレーム62について、図10Fに図示されるように単一片の平らな材料から取り除かれ得る。あるいは、本発明の2つ、3つ、4つ以上のループバスケットはまた、1以上のワイヤ116から構築されるフレーム62から形成され得る。図10Gに図示されるように、例えば、フレーム62は、3つのループバスケットを特徴とする。フレーム62は、3つのワイヤ116a、116b、116cを有する。3つのワイヤ116a、116b、116cの各々の各端は、異なる少なくとも1つの他のワイヤに取り付けられ、図10Gに図示されるフレームを形成する。3つのループバスケットを作製する代替の方法において、2つのワイヤ116a、116bは、図10Hに図示されるフレーム62を形成するために使用され得る。3つのループフレームについての2つのワイヤ構成において、1つのワイヤ116aは、連結部材114aを形成するように屈曲される。ワイヤ116bの各々の端は、ワイヤ116aの異なる端に連結される。
【0043】
4つのループフレームにについての2つのワイヤ構成において、図10Iに図示されるように、ワイヤ116aは、連結部材114aを形成するように屈曲され、そしてワイヤ114bは、連結部材114cを形成するように屈曲される。ワイヤ116a、116bの各々の各端は、その他のワイヤの異なる端に連結される。4つのループフレーム62の残余の2つの連結部材114b、114dは、ワイヤが互いに連結される場合に形成される。
【0044】
図10Jの特徴として、3つのワイヤ116a、116b、116cは、4つのループフレーム62を形成するために使用され得る。例えば、1つのワイヤ116aは、連結部材114aを形成するように屈曲される。3つのワイヤ116a、116b、116cの各々の各端は、別のワイヤの異なる端に連結され、図10Jに図示される4つのループフレーム62を形成する。3つのワイヤ116a、116b、116cが連結される位置は、フレーム62の残余の3つの連結部材114b、114c、114dが形成されたままの位置である。
【0045】
図10Kの特徴として、4つのワイヤ116a、116b、116c、116dは、4つのループフレーム62を形成するために使用され得る。例えば、4つのワイヤ116a、116b、116c、116dの各々の各端は、図10Kに図示される4つのループフレームを形成するように別のワイヤの異なる端に連結される。4つのワイヤ116a、116b、116c、116dが連結される位置は、フレーム62の4つの連結部材114a、114b、114c、114dが形成される位置である。
【0046】
図10B、10C、および10E〜10Kに図示されるフレーム62は、フレーム62の連結部材114を一緒にしてバスケット10の基部において固定端15を形成することによって、折り曲げられて、3つ、4つ以上のループバスケット10(図10Aおよび10Dに図示される)を形成する。図10Lに図示される3つのループの実施形態および図10Mに図示される4つのループの実施形態において、バスケット基部の固定端15は、当業者に公知のいくつかの他の方法によってクリンピング、グルーイング、またはハンダ付けすることによって例えば、基部カニューレ100において伸長部材20に連結される。
【0047】
連結部材は、バスケットが作製される容易さを増強するために単に使用されるだけである。環状、楕円、長方形のようなフレームまたは任意の多角形フレームは、本発明の回収アセンブリを作製するために使用され得る。
【0048】
なお別の実施形態において、図11A中の3つのループバスケットについてのフレーム62として例示されるように、フレーム62の連結部材114a、114b、114cは、伸長される。フレーム62が、図11Bに図示されるバスケット10を形成するように折り曲げられる場合、伸長された連結部材114a、114b、114cは、一緒に集結されて伸長部材20を形成する。
【0049】
さらなる特徴は、2つのループバスケット実施形態に加えられ、例えば図12Aに図示されるように、対向する半バスケット構造110a、110bを有するバスケット10を形成し得る。半バスケットを形成するために、バックステー116cは、部材116aおよび116bによって形成されるループの面の平面に対して垂直な平面で伸長する。部材116a、116b、116cの端は、一緒に集結されて半バスケットの基部15を形成する。対向する半バスケット110a、110bの基部における近位端または固定端15は、伸長部材20の遠位端に連結される。半バスケット110a、110bは、伸長部材20の軸方向の運動によってクラムシェル様式で相互に開閉し、シース管腔22内にバスケット10を伸長および回収する。あるいは、シース18は、伸長部材20の遠位端においてバスケット10上を軸方向に相互に運動する。シース18に相対してバスケット10を運動させる方法のいずれかによって、対向する半バスケット構造110a、110bは、シース管腔22に回収されるときに閉じ、そしてシース18の端を超えて伸長されるときに開く。
【0050】
図12Aに図示されるバスケット10は、実質的にT形状の構成62から形成され、図12Bに示される構成62のような3つの部材108a、108b、108cを含む。各部材108a、108b、108cは、自由端である。1つの部材108aは、その他の部材108b、108cに対して垂直である。T形状構成62は、単一片の物質からスタンピング、エッチング、または切断され、3つの部材108a、108b、108cを形成する。
【0051】
あるいは、2つ以上のワイヤ116は、一緒にねじられて、T形状構成62を形成する。例えば、図12Cに図示されるように、2つのワイヤ116a、116bは、一緒にねじられて、T形状構成62の、1つのねじり部材108aならびに2つの非ねじり部材108bおよび108cを作製する。図12Dにおいて、2つのワイヤ116a、116bは、T形状構成62を形成するために使用される。2つのワイヤのうちの1つのワイヤ116aは、それ自体ねじられて、T形状の1つのねじり部材108aを形成する一方で、もう一方のワイヤ116bは、ねじりワイヤ116aの端を通って通過し、T形状の構成のその他の2つの部材108b、108cを形成する。あるいは、図12Eに示されるように、3つのワイヤ116a、116b、116cは、3つのねじり部材でT形状構成62を形成するために使用される。図12Eに図示されるT形状構成62を作製するために、図12Cに図示される(そして対応する本文において議論される)構成62のような2つのワイヤ116a、116bのT形状構成は、最初に形成される。第3のワイヤ116cは、ワイヤ116a、116bの残余の非ねじり部分でねじられて、図12Eに図示される3つの部材108a、108b、108cの各々においてねじりワイヤでT形状構成を形成する。
【0052】
図12Aに図示される回収バスケット10の半バスケット110a、110bを形成するために、図12Gに図示される3つの部材108のうちの2つの108b、108cは、折り曲げられて一緒に集結された2つの部材108b、108cの自由端でループを形成する。このループの遠位端または閉端14は、T形状構成62の3つの部材108a、108b、108cの交点において形成される。その他の2つの部材に対して垂直に延びる第3の部材108aは、折り曲げられて図12Iに図示されるようなバックステーを形成する。部材108aの端は、部材108b、108cの端と一緒に集結されて、固定端15を形成する。さらなるフレームの改変は、冷却変性または加熱成形によって達成される。2つの半バスケット構造110a、110bが、対向される場合、クラムシェル構造は、図12Hに図示されるように生じる。このループの自由端およびバックステーは、伸長部材20に取り付けられて、図12Aに図示されるクラムシェル回収アセンブリを形成し得る。あるいは、T形状構成の部材の自由端は、図12Jに示されるように、一緒に集結またはねじられて、伸長部材20を形成し得る。
【0053】
2つの半バスケット構造を含む回収バスケットは、図12Fに図示されるフレームから形成され得る。この実施形態において、フレーム62は、単一片の物質から取り除かれる。このフレームは、部材21bの上に部材21aを重ねかつ部材120aを屈曲することによって1つの半バスケットのバックステーを作製し、そして部材120bを曲げてその他の半バスケットのバックステーを作製することによって、折り曲げられて2つの半バスケットを形成する。従って、半バスケットの2つのループの頂端は、14aおよび14bから形成される。
【0054】
本発明に従って、2つのループを含む回収バスケットを形成するための別の方法は、図13A〜13Cに図示される。この方法は、図13Aに示されるように2つの伸長ループ12を一緒に対にすることを特徴とする。ループ12の各々の近位端109は、図13Bに図示される基部カニューレ100または他の手段を通って伸長部材20に取り付けられ、そしてループ12の対向する遠位端14は、自由のままである。あるいは、ループ12の近位端109は、一緒にねじられて、図13Cに示される伸長部材20を形成し得る。
【0055】
3つ、4つ以上のループを有する回収バスケットは、この方法に従って形成され得、そして図13A〜13Cに図示されるバスケットを形成する方法は、図示されるこの2つのループの実施形態にのみ限定することを意図されない。
【0056】
本発明に従うワイヤバスケットのいずれかは、種々の断面のいずれか1つを有する1以上のワイヤ116を使用し得る。このバスケットを形成するワイヤの端は、ハンドルへの進路のすべてまたは一部に近位方向で伸長し、伸長部材を形成する。例えば、図14A〜14Fに図示されるように、ワイヤ116の断面は、丸、楕円、正方形、長方形またはD形状であり得る。丸断面を含むワイヤ116の輪郭は、図14Fに図示される平板化された中間区画118である。平板化区画118は、ループの遠位端または自由端14を形成し得、そして丸断面を有する2つの端区画119は、ループの残余の部分および/またはすべての部分を形成し得るかまたは図14Gに図示される伸長部材20の一部を形成し得る。
【0057】
本発明に従うバスケットループのいずれかの内部縁11は、例えば、図9Dおよび図15Aに示されるように、鋸歯または歯によって粗くされ、またはエッチングされた表面か、もしくは斑点***構造によって粗くされ得る。粒子はまた、内部縁11に適用されて対象のループ12のグリップを改良し得る。1以上のバスケットループ12は、このような粗い丸内部縁11を有し得る。粗くされた縁は、単一片の材料から取り除かれるときに、図9Eおよび15Bに図示されるフレーム62に組み込まれ得る。あるいは、この丸くされた縁は、フレーム62が構築された後であるが、フレーム62が3次元バスケットに折り曲げられる前に適用され得る。ループ部材の内部縁11は、フレーム62がループを有する3次元バスケットフレームに折り曲げられる前に、抗スリップ物質(例えば、プラスチック組成物またはゴム状コーティング)で、代わりにかまたはさらに処理され得る。
【0058】
本発明の別の局面において、図16A〜16Cを参照すると、医用回収デバイス10は、2つのシース、すなわち、外部シース18および内部シース19を有する。外部シースは、長軸方向に配置された管腔22を有し、そして内部シースは、長軸方向に配置された管腔22’を有する。内部シース19は、外部シース18の管腔において軸方向に配置される。伸長部材20は、内部シース19の管腔22’において軸方向に配置され、そしてバスケット基部15に対して遠位端で取り付けられる。バスケット10は、バスケット10が内部シース19および外部シース18の遠位端を超えて伸長されるときの、図16Bに図示されるような開位置と、バスケット10が内部シース19の管腔22’に引っ込められるときの、図16Aに図示される閉位置との間で移動可能である。バスケット10は、静止シース19に対して伸長部材20の軸方向の運動によるか、または上記に記載のような静止伸長部材20に対してバスケット10をわたる内部シース19の軸運動によってかのいずれかで開位置と閉位置との間を運動する。
【0059】
2つのシースの実施形態において、図16Aに図示されるバスケット10は、石31に隣接するその閉位置に進ませる。図16Bに図示されるバスケット10は、内部シース19および外部シース18の遠位端から伸長されて、そして開けられる。石31は、バスケット10によって捕獲され、そして内部シース19は、バスケット10に対して移動されて石31のまわりでバスケット10を折り畳ませてそれによって石31をよりしっかりと握る。バスケット10、石31および内部シース19は、外部シース18の管腔22に引っ込められ、そして医用回収デバイス8は、身体から取り除かれる。
【0060】
本明細書中に記載されることの変形、改変および他の実施は、特許請求の範囲の通りの、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、当業者に想起される。従って、本発明は、前述の詳細な説明によって規定されるべきでなく、その代わりに上記の特許請求の精神および範囲によって規定されるべきである。
【0061】
図面において、類似の参照記号は、異なる図の全体を通して、概して同じ部分を参照する。また、図面は、必ずしも同一縮尺である必要はなく、概して本発明の本質を例示することに重きが置かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 図1Aは、バスケットが開位置にある、本発明に従う医用回収デバイスの平面図である。
【図1B】 図1Bは、バスケットが閉位置にある、図1Aの医用デバイスの平面図である。
【図1C】 図1Cは、バスケットが閉位置(図1B)と開位置(図1A)との間の中間位置にある、医用回収デバイスの平面図である。
【図1D】 図1Dは、遠位バスケット、中間シース、および近位ハンドルを備える、本発明に従う医用回収デバイスを示す。
【図2A】 図2Aは、バスケットがシース内で折り畳まれた位置にある、医用回収デバイスの平面図である。
【図2B】 図2Bは、バスケットが開位置にあり、そしてシースの外側に延びる、図2Aのデバイスの平面図である。
【図2C】 図2Cは、バスケットが閉じと開き(図2B)との間の中間位置にあるデバイスの平面図である。
【図3A】 図3Aは、本発明に従うバスケットループの平面図であり、バスケットループの内部表面の改変を例示する。
【図3B】 図3Bは、図3Aに示されるバスケットループの部分の拡大図である。
【図4A】 図4Aは、閉位置にある本発明のバスケットの平面図であり、第2の伸長部材を例示する。
【図4B】 図4Bは、開位置にある本発明のバスケットの平面図であり、第2の伸長部材を例示する。
【図4C】 図4Cは、開位置にある本発明のバスケットの平面図であり、剛直な第2の伸長部材を例示する。
【図4D】 図4Dは、閉位置にある本発明のバスケットの平面図であり、剛直な第2の伸長部材を例示する。
【図5A】 図5Aは、砕石デバイスを備える、本発明に従うバスケットの実施形態の平面図である。
【図5B】 図5Bは、押出しロッドを備える実施形態の平面図である。
【図6】 図6は、バスケットループ内に配置されるメッシュを有するデバイスの平面図である。
【図7】 図7A〜7Dは、図2A、2B、および2Cのデバイスの臨床適用の概略図である。
【図8】 図8A〜8Dは、本発明に従うデバイスの別の臨床適用の概略図であり、ここでバスケットループは組織を切除する。
【図9A〜9D】 図9A〜9Dは、本発明に従うバスケットの構築のための方法を例示する。
【図9E】 図9Eは、本発明に従うバスケットの構築のための方法を例示する。
【図9F〜9G】 図9F〜9Gは、バスケットを伸張部材に連結するための、本発明に従う方法の実施形態を例示する。
【図10A】 図10Aは、本発明に従う3つのループのバスケットの実施形態の端面図である。
【図10B】 図10Bは、図10Aに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10C】 図10Cは、図10Aに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10D】 図10Dは、本発明に従う4つのループバスケットの実施形態の端面図を例示する。
【図10E】 図10Eは、図10Dに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10F】 図10Fは、図10Dに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10G】 図10Gは、図10Aに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10H】 図10Hは、図10Aに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10I】 図10Iは、図10Dに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10J】 図10Jは、図10Dに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10K】 図10Kは、図10Dに示されるバスケットを形成するための、本発明に従う形状の実施形態を例示する。
【図10L】 図10Lは、本発明に従う伸長部材に連結される3つのループのバスケットの実施形態を例示する。
【図10M】 図10Mは、本発明に従う伸長部材に連結される4つのループのバスケットの実施形態を例示する。
【図11A】 図11Aは、本発明に従う、図11Bに示される3つのループバスケットのための形状の実施形態を例示する。
【図11B】 図11Bは、本発明に従う、図11Aに示される形状から形成される3つのループバスケットの実施形態を例示する。
【図12A】 図12Aは、本発明に従う対向する半バスケットを備えるバスケットの実施形態を例示する。
【図12B】 図12Bは、図12Aに示されるバスケットの部分を形成するための形状の実施形態を例示する。
【図12C】 図12Cは、図12Aに示されるバスケットの部分を形成するための形状の別の実施形態を例示する。
【図12D】 図12Dは、図12Aに示されるバスケットの部分を形成するための形状の別の実施形態を例示する。
【図12E】 図12Eは、図12Aに示されるバスケットの部分を形成するための形状の別の実施形態を例示する。
【図12F】 図12Fは、図12Aに示されるバスケットの部分を形成するための形状の別の実施形態を例示する。
【図12G】 図12Gは、図12Aに示されるバスケットの部分の形成における中間工程を例示する。
【図12H】 図12Hは、図12Aに示されるバスケットの形成における中間工程を例示する。
【図12I】 図12Iは、図12Aのバスケットを形成するために使用される半バスケットの別の実施形態を例示する。
【図12J】 図12Jは、本発明に従う回収バスケットおよび伸長部材の別の実施形態を例示する。
【図13A】 図13Aは、本発明に従う2つのループのバスケットを形成するための中間工程の別の実施形態を例示する。
【図13B】 図13Bは、本発明に従う、図13Aに示される工程において形成される2つのループのバスケットおよび伸長部材の実施形態を例示する。
【図13C】 図13Cは、2つのループのバスケットおよび伸長部材の実施形態を例示する。
【図14A〜14F】 図14A〜14Fは、本発明に従うバスケットを形成するために使用されるワイヤの断面の種々の実施形態を例示する。
【図14G】 図14Gは、図14Fに示されるワイヤから形成されるバスケットループの実施形態を例示する。
【図15A】 図15Aは、本発明に従うバスケットの実施形態を例示する。
【図15B】 図15Bは、本発明に従う、図15A示されるバスケットを形成するための形状の実施形態を例示する。
【図16A】 図16Aは、本発明に従う2つのシースを有する回収デバイスの実施形態を例示する。
【図16B】 図16Bは、バスケットが延びてそして開いている、図16Aに示される回収デバイスを例示する。
【図16C】 図16Cは、石が、部分的に閉じたバスケットに捕獲されている、図16Cに示される回収デバイスを例示する。
Claims (8)
- 回収アセンブリを作製するための方法であって、以下の工程:
(a)複数のワイヤであって、各ワイヤの端が別のワイヤの異なる端に連結されている複数のワイヤから実質的に平面なフレームを形成する工程であって、該フレームは、少なくとも3つのループ部材および少なくとも3つの連結部材を備え、該連結部材は、該ループ部材を接続し、該フレームの開口を規定する、工程;
(b)該連結部材を互いの上に重ね合わせるように該フレームを折り曲げる工程であって、該ループ部材に該連結部材から外へ伸長するループを形成させる、工程;および
(c)該フレームの該重ね合わされた連結部材を共に固定する工程であって、これにより該回収アセンブリを作製する工程、
を包含する、方法。 - 前記フレームを形成する工程が、対称構造を形成することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記フレームを折り曲げる工程が、複数のループを形成することを含む、請求項1に記載の方法。
- 前記フレームを折り曲げる工程が、3つのループを形成することを含む、請求項3に記載の方法。
- 前記フレームを折り曲げる工程が、4つのループを形成することを含む、請求項3に記載の方法。
- 前記フレームの少なくとも3つの部材がワイヤを含み、該ワイヤは、円形、楕円形、四角形、長方形およびD型フレームからなる群より選択される断面を有する、請求項1に記載の方法。
- 前記フレームの少なくとも3つの部材がワイヤを含み、該ワイヤは、断面の形状が異なる少なくとも2つの部分を備える、請求項1に記載の方法。
- 前記フレームが内部縁をさらに備え、該内部縁が鋸歯状である、請求項1に記載の方法。
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