JP4294594B2 - 超広帯域通信においてライン周波数を除去するためのデータの選択的反転 - Google Patents

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Description

本発明は、超広帯域送信技術に関し、特に、超広帯域送信方式において送信されるデータを修正することにより、離散的な周波数成分に低減する方法に関する。
超広帯域(UWB)技術は、長年、軍事用途に用いられてきた。米国連邦通信委員会(FCC)がUWB技術を組み入れたある種の新しい消費財の販売および事業を許可するというルールを発表したため、軍事用途以外の用途も間もなく可能になるであろう。
UWB技術では、非常に短い持続期間のベースバンドパルスを用い、無線信号のエネルギーをほぼ0Hzから数GHzにわたり非常に薄く広げる。UWB信号を生成する技術はよく知られている。
商用アプリケーションを認めるFCCの新たな決定における主要な動機は、UWB送信には新たな周波数帯域が必要ではないということであり、これは、適切に設定されている場合には、UWB信号は、相互干渉が無視し得る程度で、同じ周波数帯域における他のアプリケーションと共存し得るためである。しかし、無視し得る相互干渉を確保するために、FCCはUWBアプリケーションに対する放出限界を規定する。FCCの基本的な要求は、UWB方式が他のナローバンド通信方式と干渉する信号を生成しないということである。
UWB信号の放出プロファイルは、UWB信号の電力スペクトル密度(PSD)を検討することにより決定され得る。確率論に基づく理想的な同期データパルスストリームのPSDは、文献に良く記載されている。確率論的なアプローチを用いてランダムなタイミングジッタの存在下における時間ホッピングスペクトル信号拡散方式のPSDの特徴は、Moeら著の「On the Power Spectral Density of Digital Pulse Streams Generated by M−ary Cyclostationary Sequences in the Presence of Stationary Timing Jitter.」、IEEE Tran.on Comm.、第46巻、第9号、1135ページ〜1145ページ(1998年9月)の論文に記載されている。この研究によると、UWB信号の電力スペクトルは連続成分および離散成分から成る。連続成分はホワイトノイズのように振る舞い、ナローバンド通信方式に及ぼす影響は離散成分よりも小さい。従って、UWB方式の設計における基本的な課題は、UWB電力スペクトルの離散成分を低減することである。
UWB技術には、レーダーのみならず、ネットワークおよび通信において可能性のあるアプリケーションがたくさんある。今日のセルラー方式および無線パーソナルネットワーク方式(例えばPAN方式)などの多重接続方式では、通常、フレーム同期を用いる。フレーム同期は、フレームの最初の部分に「同期ワード」と呼ばれる所定のビットパターンのストリングを用い、これにより、受信者は、データを送信するために用いられるクロック信号にそのクロック信号を同期させることができる。多くの無線方式において、特に、オーディオ/ビデオ方式などのサービス品質(QoS)が保証されたマルチメディア方式において、実施の簡略化のためにフレームの長さは固定される。
しかし、後述するように、UWB方式において所定の同期ワードを有する固定したフレームの長さを用いると、UWB信号のPSDにおいて強大な離散成分が生成され得る。
本発明は、少なくとも1つの反復データパターンを含むデータ信号により変調されたパルス信号を生成する方法において具体化される。変調された信号は、反復データパターンに起因する低減された離散的な周波数成分を有する。この方法は、データ信号における反復パターンのインスタンスを定め、修正されたデータ信号によりパルス信号を変調する前に、インスタンスのうちの1つをランダムに反転させる。本発明の1つの局面によると、反復ビットパターンはフレーム同期ワードである。
本発明の1つの局面によると、反復データパターンはフレーム同期ワードである。
本発明の別の局面によると、データ信号はブロックに分割され、反復データパターンはそのブロックのうちの1つに含まれ、この方法により、データ信号の選択されたブロックはランダムに反転される。
クロックされたランダム数列のスペクトル密度の電力(PSD)および固定したフレーム長データに用いられる同期ワードのPSDを理解することは、本発明の動作を理解するためには有益である。
クロックされたランダム数列のPSDは、理想的なデータ送信のPSDをモデル化するものとして用いられ得る。デジタルに制御された信号が用いられると仮定すると、基本クロック周期Tの倍数でランダムな送信を生成する。この信号技術は、図1に示されるランダム数列によるクロックされた時間ホッピングとして知られており、(1)式に示されるようにモデル化される。
Figure 0004294594
ここで{a}は、不平衡なバイナリーの独立同一分布(independent identically distributed(i.i.d.))のランダム数列であり、{ε}はランダムな前縁を表す。{a}および{ε}は、定常値であり、互いに独立していると仮定する。
図1に示されるように、送信(transmission)110、112、114、116および118は、T秒間隔の立上りエッジを有する。送信110、116および118は正極性(+1)を有し、その一方で、送信112および114は負極性(−1)を有する。
{a}の確率関数は(2)式により表され得る。
Figure 0004294594
独立定常で確率的な数列{ε}に対して、連続成分および離散成分は周波数ドメインにおいて(3)式および(4)式に示されるようにモデル化され得るということが示された。
Figure 0004294594
(3)式および(4)式は、任意の定常なタイミングジッタの存在下における、クロックされたランダム数列信号のPSDの成分である。このジッタ項がゼロ(すなわち、ε=0)であると仮定すると、上記の(3)式および(4)式は、(5)式および(6)式に簡略化され得る。
Figure 0004294594
これらの式は、要求する(claim)項の一部を表す関数を定義することにより、(7)式、(8)式、(9)式および(10)式に示されるように、さらに簡略化され得る。
Figure 0004294594
これらの項を用いることにより、S(f)を表す(5)式およびS(f)を表す(6)式は、(11)式および(12)式に示されるようにさらに簡略化され得る。
(f,p)=A(f)D(p) (11)
(f,p)=B(f)C(p) (12)
図2は、関数C(p)および関数D(p)の確率pに対するグラフである。グラフに基づくと、次の関係、max C(p)=C(0)=C(1)=1、min C(p)=C(0.5)=0;max D(p)=D(0.5)=1、min D(p)=D(0)=D(1)=0が成り立つということが分かる。
上記の結果に基づくと、次の3つの関係が導き出され得る。
・S(f,0)=0 および S(f,0)=B(f) (p=0の場合)
この場合には、S(f)は最大値をとり、パルスに用いる波形によらず、信号の全てのエネルギーは離散成分である。
・S(f,1)=0 および S(f,1)=B(f) (p=1の場合)
この場合にも同様に、S(f)は最大値に達し、パルスに用いる波形によらず、信号の全てのエネルギーは離散成分である。
・S(f,0.5)=A(f) および S(f,0.5)=0 (p=0.5の場合)
この場合には、S(f)は最大値に達し、パルスに用いる波形によらず、信号の全てのエネルギーは連続成分である。
上記の解析から、PSDの合計が同じままの場合には、ランダム数列の分布によって、連続成分と離散成分との間のPSDの分布が決定され得るということが分かり得る。ランダム数列において正極性値の確率と負極性値の確率とが等しい場合には、信号の全てのエネルギーは連続成分である。
ところで、A(f)とB(f)との関係を検討することは有益である。PSDの合計はp=0およびp=0.5に対して同じであり、すなわち、S(f、0)=S(f、0.5)であるために、(13)式、(14)式または(15)式の関係が得られる。
Figure 0004294594
(15)式から、次の3つの事実が分かり得る。
・等式の左辺におけるPSDの合計(すなわち、連続成分)は、等式の右辺におけるPSDの合計(すなわち、離散成分)と等しい。
・左辺におけるPSDは全ての周波数にわって分布され、その一方で、右辺におけるPSDは1/Tの間隔の離散的な周波数にのみ分布される。これは、左辺におけるPSDは右辺におけるPSDよりも広範囲に分布されるということを意味する。
・上記の2つの事実より、(15)式の左辺の大きさは右辺の大きさよりも小さい。
(15)式の右辺に1/Tのスケール倍数(factor)があるということが、上記の記述の他の説明である。フレーム速度が速い場合(T<<1秒)には、右辺の大きさは左辺の大きさよりも大きいということを意味する。
上記の解析から、優れた設計により、PSDの離散成分が低減され、または消去されるということが分かり得る。本発明の例示的な実施形態において、pは0.5になるように選択される。従って、全てのエネルギーは連続成分になる。
上記の理論解析に基づいて、固定したフレーム長を有するUWB信号のフレーム同期パターン(同期ワード)により生じる離散成分を低減させるように、方法は工夫され得る。今日の無線実施において、通常、同期ワードは基本クロック周期Tの倍数で送信される。例えば、図3には、同期ワード310、同期ワード312、同期ワード314、同期ワード316および同期ワード318のみが示される。それらの同期ワードに対応するフレームは省略される。この例において、同期ワードはTの間隔で生じる。同期ワード310、同期ワード312、同期ワード314、同期ワード316および同期ワード318の各々は、数ビットまたは数個の記号から成る。一部の同期ワード(310、316および318)は正極性を有し、その一方、他の同期ワード(312および314)は負極性を有するということがわかる。
例示的な同期ワードの各々はLシンボルから成り、またシンボル時間はTbとして示される。先の例と同様に、同期ワードの包括モデルは(16)式により与えられる。
Figure 0004294594
同期ワードは、通常、(17)式に示されるように固定したパターンを有し、
n,l=bn,0 (17)
は(18)式に示されるように固定したパターンを有するため、
Figure 0004294594
同期ワードモデルは(19)式に示されるように変更され得る。
Figure 0004294594
(20)式および(21)式に示されるように項cnおよび項ws(t−nT)を定義することにより、
Figure 0004294594
同期ワードモデルは(22)式に示されるようにさらに変更され得る。
Figure 0004294594
2つの同期ワード
Figure 0004294594
を用い、それらが相当するビットにおいて反対の値をとる場合には、それらの確率関数は、(23)式により記載され得る。
Figure 0004294594
次いで、同期式(clocked)ランダム数列の解析などで、連続成分および離散成分は、周波数領域において(24)式および(25)式に示されるように表され得る。
Figure 0004294594
ここで、関数A(f)および関数B(f)の項Ws(f)は同期ワードのPSDである。
同期式ランダム数列の解析などで、pが0.5に選ばれる場合には次の関係が成り立つ。
(f,0.5)=A(f) および S(f,0.5)=0
この場合には、S(f)は最大値に達し、パルスに用いられる波形によらずに、全てのエネルギーは連続成分になる。上記の複数の同期ワードにおけるPSDの解析に基づき、フレーム同期に次のメカニズムが提案される。
1.UWB信号の変調は、異なった極性または相は同一の大きさを有するが、異なった符合を有する二極性変調または二相変調である。
2.フレーム同期に2つの同期ワードを用いる。
3.2つの同期ワードの長さは同じであり、2つの同期ワードの対応するビットが反対の値を有する。
4.同期ワードの1つが1つのフレームにおいて選択され、その同期ワードは、(26)式により与えられる均一に分布した関数を有するランダム数列{b}により制御される。
Figure 0004294594
上記の処理を行う際に、数列{a}は、排他的論理和(XOR)演算を用いて制御数列{b}に結合される。従って、新たな数列{c}は(27)式に示されるように生成される。
Figure 0004294594
{a}および{b}の確率関数は(28)式および(29)式により与えられる。
Figure 0004294594
このXOR演算は表1に示される。
Figure 0004294594
{c}の確率は(30)式に示されるように得られ得る。
Pr{c=1}=Pr{a=1,b=−1}+Pr{a=−1,b=1}(30)
{a}および{b}は独立であるために、(30)式は、
Pr{c=1}=Pr{a=1}Pr{b=−1}+Pr{a=−1}Pr{b=1}=p*0.5+(1−p)*0.5=0.5
となる。同様に、cが−1である確率は、
Pr{c=−1}=Pr{a=1}Pr{b=1}+Pr{a=−1}Pr{b=−1}=p*0.5+(1−p)*0.5=0.5
である。従って、{c}の確率関数は(31)式により与えられる。
Figure 0004294594
これを実行することにより、不平衡な数列は平衡な数列になり、同期ワードからのエネルギーはPSDの離散成分から連続成分へと移される。
先に(19)式を参照しながら記載したように、上記のスキームの適用後における同期ワードは次のようにモデル化される。このスキームでは、(26)式を参照して上述したランダム数列bに対応して、選択された同期ワードの極性をランダムに反転する。
Figure 0004294594
送信信号は(32)式により表され得る。
Figure 0004294594
時刻nにおいて、受信信号は(33)式により表され得る。
Figure 0004294594
ベースバンドにおける同期は同期ワードを検出することによりなされる。これは、通常、受信データr(n)を介して
Figure 0004294594
から成る相関ウィンドウをスライドさせること、および、各時刻における相関関数を計算することによりなされる。スライドさせられるウィンドウが正しい位置にある場合には、次の相関演算は(34)式により表され得、(34)式は、受信データが相関ウィンドウと揃っている場合には、(35)式に低減される。
Figure 0004294594
ここで、bは1または−1である。従って、I(n)が最大値または最小値に達するときに、同期ワードは検出される。すなわち、I(n)の大きさが最大値をとる場合には、同期ワードは検出される。
ベースバンドにおける信号が、(1、−1)ではなく、サンプリングされたパルス波形である場合には、相関のテンプレートは相関計算用のサンプリングされたパルス波形のデータを用いる。検出の基準は変わらない。
図4Aおよび図4Bはシミュレーション信号を示し、この信号は、本発明の方法を評価するために用いられ得る。シミュレーションの結果は図5A〜図5Fに示される。このシミュレーションでは、ペリオドグラムPSDエミュレータを用いて、異なったUWB信号のPSDを計算する。このシミュレーションは、単一パルス400は31個のサンプルにより表され、時間間隔Tを占めるフレームサイズT_フレームは256個のサンプルを含むように構成される。32768点を有する高速フーリエ変換(FFT)演算が、UWB信号の32768個のサンプルに対して、その信号のPSDを評価するために、行われる。単一の評価は大きな評価バイアスに左右され得るため、および、FCCの規則がPSDの平均値に対して限度を設定しているため、PSDの評価を500回することにより、PSDの評価を滑らかにする。
シミュレーションの結果は図5A〜図5Fに示される。図5Aは、1つのパルスのPSDを示し、図5Cは、Nh=4の可能ホップ回数を有するタイムホッピングパルスのPSDを示す。図5Eは、Nh=2の可能ホップ回数を有するタイムホッピングパルスのPSDを示し、図5Bは、確率p=0.25の場合における二相パルスのPSDを示し、図5Dは、確率p=0.5の場合における二相パルスのPSDを示し、図5Fは、確率p=1.0の場合における二相パルスのPSDを示す。実際には、図5Fは、Nh=1のホップ回数を有するタイムホッピング信号のPSDをも示す。
この結果は、
・タイムホッピングを用いることにより、図5C、図5Eおよび図5Fに示されるように、ホップ回数が増えるにつれてPSDはより滑らかになる。しかし、ピーク周波数の振幅はほとんど変化せず、約23dBである。また、ホップ回数が増えることはチャンネルの有用性が低いことを意味する。PSDの低減とチャンネル容量の増大とは相克する。
・二相パルスを用いることにより、図5Fに示されるように、p=1.0またはp=0.0である場合には離散成分のみが存在し、図5Dに示されるように、p=0.5である場合には連続成分のみが存在する。両者の間では、図5Bに示されるように、連続成分と離散成分とがともに存在する。
・二相パルスを使用することにより、図5Fに示されるように、p=1.0またはp=0.0である場合にはピーク周波数の振幅は最大値に達し、約23dBであり、図5Dに示されるように、p=0.5である場合にはピーク周波数の振幅は最小値、約3dBである。
・p=0.5の場合の二相パルスのPSDにおけるピーク周波数の振幅は、他の場合と比べて最も小さく、タイムホッピングの場合と比べて約20dB低い。
ことを示す。
上記の結果は、図5Dに表される提案された機構により、UWB信号のPSDを低減し得ることを示す。タイムホッピング技術と比べて、よい性能を有し、かつ、実施しやすい。
上述した実施は、UWB通信において現れる特定の反復データ、すなわち同期ワードに集中して記載した。UWB通信では、通常、刊行物ではパルス位置変調(PPM)を用いる。それらの信号は反復成分を有し得るが、この反復成分は同期ワードに限定されない。タイムホッピングは、これらのUWB信号のPSDにおける離散成分を低減し、または、消去するために提案されてきた。しかし、上述したように、多重接続通信システム、特に無線アドホックネットワークとの関連で、タイムホッピングを実施するのは困難である。
上記の複数の同期ワードにおけるPSDの解析に基づき、ペイロードデータにも同一の原理を適用し得、それにより、データの反復的な性質により生じ得るPSDの離散成分を低減するということが分かり得る。従って、ペイロードデータに対して次の機構が提案される。
1.変調は、2つの極性または2つの相が同じ大きさを有するが異なった符合を有する二極性型または二相型の変調である。
2.1つのブロックにある全てのデータは、元の値をとり、または、反対の値(反転された値)をとる。これは、3.2節に定義されるランダム数列{b}により制御される。
3.データブロックにおいて、そのブロックのデータが反転されたか否かを示すために1つのビットが用いられる。
フレーム同期の解析と同様に、全てのエネルギーはPSDの連続成分になる。
本発明は、反復的に発生するフレーム同期ワードに関連するUWB信号におけるPSDの離散成分を低減し、または、消去する機構に関する。本発明は、この概念をペイロードデータにも広げる。本発明に対して記載した実施は、タイムホッピングよりも簡単であり、UWB多重接続通信およびアドホックネットワークにおいて使用され得る。例示的な実施形態という形で本発明を記載した。しかし、上述したように、以下の請求項の範囲内で実行され得るということを意図する。
二極性変調または二相変調を用いるUWB信号の記述に有用な信号パルス図である。 関数C(p)および関数D(p)の確率に対するグラフである。 UWB信号のフレーム同期パルスへの本発明の適用の記述に有用な信号パルス図である。 図4Aおよび図4Bは、本発明のシミュレーションの記述に有用な信号図である。 図5A、図5B、図5C、図5D、図5Eおよび図5Fは、周波数の振幅に対する図であり、シミュレーションの結果の記述に有用である。

Claims (6)

  1. 複数のシンボルから構成された反復データパターンを少なくとも1つ含むデータ信号変調したパルス信号を生成する方法であって、
    方法は、
    データ信号における該反復データパターンのインスタンスを定める工程と、
    該インスタンスのうちの1つをランダムに反転させることにより、修正されたデータ信号を形成する工程と、
    該修正されたデータ信号を変調してパルス信号を生成する工程とを包含する、方法。
  2. 前記パルス信号が、複数のフレームを含む超広帯域(UWB)信号であり、前記反復データパターンが、該フレームの各々において所定の位置に生じるフレーム同期信号であり、前記インスタンスのうちの1つをランダムに反転させる前記工程が、
    フレーム同期信号および反転されたフレーム同期信号を定める工程と、
    各フレームが生成されるときに、ランダムなデータストリームからそれぞれのデータを選択する工程であって、該選択されたデータが第1の値または第2の値を有する確率は実質的に等しい、工程と、
    該それぞれの選択されたデータが該第1の値を有する場合には、該フレームに該フレーム同期信号を割当て、該選択されたデータが該第2の値を有する場合には、該フレームに該反転されたフレーム同期信号を割当てる工程とを包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記反復データパターンが前記データ信号の全体にわたって生じ、前記反復データパターンのインスタンスを定める前記工程が、
    該データ信号をブロックに分割する工程と、
    ンダムなデータストリームからそれぞれのデータを選択する工程であって、該選択されたデータが第1の値または第2の値を有する確率は実質的に等しい、工程と、
    該それぞれの選択されたデータが該第1の値を有する場合には、該生成されたブロックを反転し、該選択されたデータが該第2の値を有する場合には、該生成されたブロックを変化させずに通過させる工程とを包含する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記パルス信号が超広帯域(UWB)信号である、請求項3に記載の方法。
  5. 複数のフレームを含む超広帯域(UWB)信号を生成する方法であって、各フレームはフレーム同期信号を含み、該方法は、
    フレーム同期信号および反転されたフレーム同期信号を定める工程と、
    ンダムなデータストリームからそれぞれのデータを選択する工程であって、該選択されたデータが第1の値または第2の値を有する確率は実質的に等しい、工程と、
    該それぞれの選択されたデータが該第1の値を有する場合には、該フレームに該フレーム同期信号を割当て、該選択されたデータが該第2の値を有する場合には、該フレームに該反転されたフレーム同期信号を割当てる工程とを包含する、方法。
  6. 前記フレーム同期信号を検出する工程をさらに包含し、
    該同期フレーム同期信号を検出する該工程は、
    該フレーム同期信号を前記UWB信号と相関させることにより、大きさおよび極性を有する相関信号を生成する工程と、
    該相関信号の該大きさにより生成された該信号の該大きさに応答して該フレーム同期信号が検出されたことを示す工程とを包含する、請求項5に記載の方法。
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