JP4293670B2 - ラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置に係わるもので、とくにロール状ラベルを保持し、これを帯状に繰り出して貼付するためのラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来のラベル貼付機は、ラベル貼付機能に加えてラベル印字機能を有するものがほとんどであるが、ロール状ラベルを保持するための巻芯保持装置に保持された状態のロール状ラベルが露出されたままであると、塵や埃により汚れて、その貼付特性や印字特性に悪影響がでるおそれがある。
【０００３】
この汚れのおそれを回避するためにロール状ラベルを保護するカバーが要請されているが、ロール状ラベルを確実に保護することとともに、その開閉操作の容易性が求められ、かつロール状ラベルを保持している巻芯保持装置の保持機能を確実化することも要請される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、保持しているロール状ラベルを確実に保護することができるラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置を提供することを課題とする。
【０００５】
また本発明は、開閉操作の容易なラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置を提供することを課題とする。
【０００６】
また本発明は、ロール状ラベルを保持している巻芯保持装置の保持機能を確実化することができるラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置を提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
すなわち第一の発明は、左右一対の側板と、この側板の間に形成したラベルの移送路と、ロール状ラベルを保持する巻芯保持装置と、を有するとともに、前記ロール状ラベルをこの巻芯保持装置から前記移送路に帯状に繰り出して貼付するためのラベル貼付機において、前記巻芯保持装置に保持した前記ロール状ラベルを保護するラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置であって、
前記巻芯保持装置は、
前記各側板に回動可能に軸支され、先端が巻芯保持部となった巻芯保持用つまみ部材と、
前記巻芯保持用つまみ部材を、
巻芯保持部が側板からラベル保持空間に直角に突出する巻芯保持姿勢へと付勢する付勢手段と、
前記側板の外方に突出し、付勢手段に抗して巻芯保持部を傾斜回動させ、巻芯取外し姿勢へと操作するため前記巻芯保持用つまみ部材の後端に設けられたつまみ部と、
から構成し、
前記ロール状ラベルを保護可能なカバー本体と、このカバー本体の一端に形成するとともに前記側板に軸支した開閉軸部と、このカバー本体の他端に形成するとともに前記側板のフック係合部に係脱可能なフック部と、このカバー本体の内周側に突出形成するとともにカバー本体の閉鎖状態において前記巻芯保持用つまみ部材に係合し、
前記ロール状ラベルの前記巻芯保持装置をその巻芯保持姿勢にロック可能なロック用突片と、
前記カバー本体に形成するとともに前記側板のフック係合部に係脱可能なフック部を有することを特徴とするラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置である。
【０００８】
第二の発明は、左右一対の側板と、この側板の間に形成したラベルの移送路と、ロール状ラベルを保持する巻芯保持装置と、を有するとともに、前記ロール状ラベルをこの巻芯保持装置から前記移送路に帯状に繰り出して貼付するためのラベル貼付機において、前記巻芯保持装置に保持した前記ロール状ラベルを保護するラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置であって、
前記巻芯保持装置は、
前記各側板に回動可能に軸支され、先端が巻芯保持部となった巻芯保持用つまみ部材と、
前記巻芯保持用つまみ部材を、
巻芯保持部が側板からラベル保持空間に直角に突出する巻芯保持姿勢へと付勢する付勢手段と、
前記側板の外方に突出し、付勢手段に抗して巻芯保持部を傾斜回動させ、巻芯取外し姿勢へと操作するため前記巻芯保持用つまみ部材の後端に設けられたつまみ部と、
から構成し、
前記ロール状ラベルを保護可能であるとともにその内周側部分を中心として回動可能なカバー本体と、このカバー本体を閉鎖状態および開放状態に回動するように案内可能なガイド部と、このカバー本体に形成したストッパー突起と、このカバー本体の開放状態においてこのストッパー突起に係合可能なストッパー片と、
前記カバー本体の内周側に突出形成するとともに
カバー本体の閉鎖状態において前記巻芯保持用つまみ部材に係合し、
前記ロール状ラベルの前記巻芯保持装置をその巻芯保持姿勢にロック可能なロック用突片と、
前記カバー本体に形成するとともに前記側板のフック係合部に係脱可能なフック部を有することを特徴とするラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置である。
【００１１】
本発明によるラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置においては、側板に開閉可能に設けたカバー本体によりロール状ラベルを保護可能としたので、ロール状ラベルを塵や埃から保護することができる。
とくに第一の発明によれば、開閉操作が容易である。すなわち、カバー本体のフック部を側板のフック係合部に係脱可能とするだけで、カバー本体をその開放状態および閉鎖状態に操作することができる。
さらに、カバー本体を閉鎖状態としたときに、その内周側のロック用突片がロール状ラベルの巻芯保持装置をその巻芯保持姿勢にロックするので、不用意に巻芯保持装置からロール状ラベルを取り外すような不具合を回避可能である。
【００１２】
またとくに第二の発明によれば、カバー本体はその内周側部分を中心としてその開放状態および閉鎖状態に回動するため、カバー本体が側板の間に収容されるように開放されることになり、開閉操作時にスペースを取ることがない。
さらに、カバー本体にはストッパー突起を形成し、このストッパー突起がストッパー片に係合することにより、その開放状態をロックすることができ、カバー本体がたとえばその閉鎖状態の方向に不用意に回動することなくロール状ラベルの装填操作をより容易に行うことができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
つぎに本発明（第一の発明）の第１の実施の形態によるロール状ラベルの保護カバー装置を装備したラベル貼付機１を図１ないし図７にもとづき説明する。
図１は、ラベル貼付機１の概略断面側面図であって、とくにそのカバー保護装置部分を示している。ラベル貼付機１は、巻芯保持装置２と、左右一対の側板３と、操作レバー４と、底蓋５と、ラベル移送ローラー６と、印字器７と、インキローラー８と、貼付ローラー９と、巻芯保持装置２部分に設けた当該保護カバー装置１０と、を有する。なお印字器７およびインキローラー８は、機種あるいは必要に応じてこれを設けるものである。
【００１４】
図２は、保護カバー装置１０部分の要部分解斜視図であって、保護カバー装置１０は、とくに図１に示すように、巻芯保持装置２により側板３に保持したロール状ラベルＬを覆うことができるカバー本体１１を有する。
カバー本体１１は、ラベル保持空間１２の上部を覆う弧状部分１３と、この弧状部分１３の左右に位置する一対の半円形部分１４と、を有する。
カバー本体１１はさらに、その一端に形成した開閉軸部１５と、半円形部分１４の他端に形成した一対のフック部１６と、フック部１６の基部側に形成したカバーつまみ部１７と、半円形部分１４の内周側に突出形成した一対の三角形状のロック用突片１８と、を有する。
開閉軸部１５は、これを側板３の軸支穴部１９に係合してカバー本体１１全体を開閉方向に回動可能とする。
【００１５】
図３は、保護カバー装置１０のフック部１６部分の断面図であって、フック部１６は、側板３のフック係合部２０に係脱可能で、これをフック係合部２０に係合することによりカバー本体１１の閉鎖状態を確保可能とする。一対のカバーつまみ部１７をつまんでフック部１６とフック係合部２０との係合を解除することによってカバー本体１１を開放可能とする。
【００１６】
上述のカバー本体１１における弧状部分１３の端部を切り欠いて形成した開口部２１から、一対の側板３の間に形成したラベル貼付機１内の移送路２２内にロール状ラベルＬを帯状に繰り出してこれを装填可能とする。
【００１７】
図４は、巻芯保持装置２部分の要部分解斜視図、図５は、同、縦断面図であって、巻芯保持装置２は、それぞれ左右一対の、バネ板２３と、補助バネ２４と、巻芯保持用つまみ部材２５と、を有する。
【００１８】
バネ板２３は、固定軸部２６と、固定軸部２６からそれぞれ分岐して巻芯保持用つまみ部材２５の部位まで延びたヨーク状軸支アーム部２７および弾性当接アーム部２８と、を有する。
固定軸部２６は、横断固定軸２９によりこれを側板３に固定し、巻芯Ｃ付きのロール状ラベルＬ（図１あるいは図７を参照）が左右の側板３の間に進入することができるだけの所定の間隔を有するラベル保持空間１２をあけて、側板３に沿ってバネ板２３を設けるようにする。
【００１９】
補助バネ２４は、バネ板２３とくに弾性当接アーム部２８の付勢力を補助するもので、バネ板２３とともに、全体としてラベル保持空間１２の方向に付勢力を発揮するようにしている。
【００２０】
巻芯保持用つまみ部材２５は、バネ板２３のヨーク状軸支アーム部２７の先端部における軸受け部３０に回動可能に係合する回動軸部３１と、回動軸部３１よりラベル保持空間１２側に臨む巻芯保持部３２と、回動軸部３１に対して巻芯保持部３２とは反対側であって側板３の外方に突出するつまみ部３３と、からなる。
【００２１】
とくに図５に示すように、弾性当接アーム部２８の先端部に形成した先端当接部３４が、巻芯保持部３２の裏面当接部３５に当接し、巻芯保持用つまみ部材２５を側板３に対して直角（ラベル保持空間１２に横方向から突出するような巻芯保持姿勢）に突出するようにしている。
裏面当接部３５および先端当接部３４は、先端当接部３４の弾性変形が可能なように当接していて、互いの摺接を可能としている。すなわち先端当接部３４は、裏面当接部３５の回動軸部３１側から巻芯保持部３２の先端部側に向かって当接して付勢力を作用可能となっており、巻芯保持部３２（巻芯保持用つまみ部材２５）の巻芯取外し姿勢への傾斜回動にともなって弾性当接アーム部２８および補助バネ２４を変形蓄圧させ、つまみ部３３を離したときに、巻芯保持用つまみ部材２５を元位置（巻芯保持姿勢）に復帰させる。
【００２２】
巻芯保持部３２の表面先端部が巻芯保持面３６であり、巻芯保持面３６の回動軸部３１側に巻芯規制用突起３７を形成してある。すなわち、左右の巻芯規制用突起３７の間にロール状ラベルＬおよび巻芯Ｃが左右にガタつくことなく安定してこれを保持することができるようにしてある。
この巻芯規制用突起３７の先端部分が側板３に当接することにより、弾性当接アーム部２８および補助バネ２４の付勢による巻芯保持用つまみ部材２５の巻芯保持姿勢を維持する。
【００２３】
左右の巻芯保持部３２は、その巻芯保持面３６を同一高さとし、巻芯Ｃおよびロール状ラベルＬをラベル保持空間１２において側板３に対し平行に保持可能としている。
【００２４】
つまみ部３３は、側板３の外部に突出し、外部から指などによりこれを操作し巻芯保持部３２を回動傾斜可能としている。
【００２５】
とくに図１および図５に示すように、ロック用突片１８は、カバー本体１１の閉鎖状態において、図５中、下側から巻芯保持用つまみ部材２５の裏面当接部３５に係合することにより、巻芯保持用つまみ部材２５の回動軸部３１まわりの巻芯取外し姿勢への傾斜回動を阻止し、巻芯保持用つまみ部材２５の巻芯保持姿勢をロックする。
すなわち、保護カバー装置１０（カバー本体１１）を閉鎖した状態では、巻芯保持用つまみ部材２５を巻芯取外し姿勢の方向に操作しようとしても、このロック用突片１８にロックされて不用意にロール状ラベルＬを巻芯保持装置２から取り外してしまうことがない。
【００２６】
こうした構成のラベル貼付機１、巻芯保持装置２および保護カバー装置１０において、保護カバー装置１０の操作とともに、ロール状ラベルＬを巻芯保持装置２に装填、およびロール状ラベルＬあるいはその巻芯Ｃを取り外す操作について説明する。
図６は、ロール状ラベルＬを巻芯保持装置２に装填、およびロール状ラベルＬあるいはその巻芯Ｃを取り外す場合の、図５と同様の縦断面図、図７は、同、装填終了状態の縦断面図であり、保護カバー１０を開放すれば、カバー本体１１のロック用突片１８と巻芯保持用つまみ部材２５の裏面当接部３５との係合が解除され、巻芯保持用つまみ部材２５のつまみ部３３をバネ板２３（弾性当接アーム部２８）および補助バネ２４の付勢力に抗して、指により左右から挟み、回動軸部３１のまわりに回動させると、図６に示すように巻芯保持用つまみ部材２５が左右から傾斜してラベル保持空間１２内にロール状ラベルＬを進入させることができる。
ただし、装填操作にあたって一般には、つまみ部３３を操作することなく、いきなりロール状ラベルＬを巻芯保持用つまみ部材２５の巻芯保持部３２（巻芯保持面３６）に押し付け、ラベル保持空間１２方向に押し込んで巻芯保持用つまみ部材２５をラベル保持空間１２に向かう内方に傾斜させるようにするだけで、ロール状ラベルＬのラベル保持空間１２への進入にともない、巻芯保持用つまみ部材２５はその巻芯保持姿勢（図５）から巻芯取外し姿勢（図６）、さらに巻芯保持姿勢（図７）へと容易に移行し、簡単に図７のような装填が可能となる。
なお、カバー本体１１の閉鎖時に、カバー本体１１を操作することなく、ラベル貼付機１全体をはね上げるようにすれば、その反動でカバー本体１１が開閉軸部１２を支点として閉鎖方向に回動するるとともに、そのフック部１６が側板３のフック係合部２０に係合可能であり、閉鎖操作が容易である。
【００２７】
ロール状ラベルＬあるいはその巻芯Ｃを巻芯保持装置２から取り外すときには、同じく図６に示すように、巻芯保持用つまみ部材２５のつまみ部３３を操作すれば、ラベル保持空間１２が開放され、ロール状ラベルＬあるいは巻芯Ｃをラベル保持空間１２から引き抜くことができる。
なお、図６の状態で、ラベル貼付機１全体を逆さまにすれば、ロール状ラベルＬあるいは巻芯Ｃはその自重により落下するので、これに直接触れることなくラベル保持空間１２からより簡単に取り出すことができる。
【００２８】
つぎに図８は、本発明（第二の発明）の第２の実施の形態による保護カバー装置４０の概略断面側面図、図９は、同、要部分解斜視図であって、保護カバー装置４０は、カバー本体４１と、ストッパー片４２と、を有する。
カバー本体４１は、ラベル保持空間１２の上部を覆う弧状部分４３と、この弧状部分４３の左右に位置する一対の半円形部分４４と、を有する。
カバー本体４１はさらに、その半円形部分４４に弧状内周縁部４５（内周側部分）を有し、対応する側板３の一方に、この弧状内周縁部４５が回動するようにこれを案内可能な弧状ガイド部４６（ガイド部）を形成してある。すなわち、弧状内周縁部４５の一方が弧状ガイド部４６に案内されるように回動することにより、カバー本体は、弧状内周縁部４５を中心としてその閉鎖状態（図８）および開放状態（図１０）に回動するようになっている。
【００２９】
なおカバー本体４１は、第一の発明におけるカバー本体１１（図２）と同様に、半円形部分４４の端部に形成した一対のフック部１６と、フック部１６の基部側に形成したカバーつまみ部１７と、を有するとともに、上記ガイド部４５に案内される半円形部分４４に対向する他方の半円形部分４４においてその内周側に前記三角形状のロック用突片１８を突出形成してある。この単一のロック用突片１８が巻芯保持用つまみ部材２５の裏面当接部３５に係合することにより、巻芯保持用つまみ部材２５の回動軸部３１まわりの巻芯取外し姿勢への傾斜回動を阻止し、巻芯保持用つまみ部材２５の巻芯保持姿勢をロックする。
【００３０】
ストッパー片４２は、その先端部が弾性変形可能なものであり、前記横断固定軸２９にこれを軸支して側板３の間に固定してあり、カバー本体４１の外周部（弧状部分４３）に形成したストッパー突起４７に係脱可能である。すなわちストッパー突起４７は、カバー本体４１の開放状態においてストッパー片４２に係合可能である（図１０を参照）。
【００３１】
こうした構成の保護カバー装置４０において、図１０は、カバー本体４１を開放した状態の概略断面側面図であって、フック部１６をフック係合部２０から外し、図８の矢印のように、カバー本体４１を弧状ガイド部４６のまわりに回動させると、巻芯保持装置２におけるラベル保持空間１２の上部を開放することができるとともに、ストッパー突起４７がストッパー片４２に係合してこの開放状態を保持する。
この開放状態でロール状ラベルＬを巻芯保持装置２に装填し、これを帯状としてラベル貼付機１内の移送路２２内に案内するが、この際、カバー本体４１はその開放状態に保持されているので、装填あるいは取外し操作にともなってラベル貼付機１を逆さまにしたりしても不用意に移動することなく装填あるいは取外し操作に支障が生ずることはない。
【００３２】
閉鎖保護状態に戻すには、ストッパー突起４７とストッパー片４２との係合を解除するようにカバー本体４１を弧状ガイド部４６のまわりに反対方向に回動させ、フック部１６をフック係合部２０に係合させるだけで、閉鎖状態を確保すすることができる。
【００３３】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、カバー本体をその一端を支点として、あるいは中心側部分のまわりに回動させることにより容易に開閉操作が可能であって、塵や埃からロール状ラベルを保護することができる。更に、カバー本体の内周面に突出形成した巻芯保持をロックするロック用突片を形成したので、ロール状に巻回されたラベルを確実に係止保持する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明（第一の発明）の第１の実施の形態によるロール状ラベルの保護カバー装置１０を装備したラベル貼付機１の概略断面側面図である。
【図２】同、保護カバー装置１０部分の要部分解斜視図である。
【図３】同、保護カバー装置１０のフック部１６部分の断面図である。
【図４】同、巻芯保持装置２部分の要部分解斜視図である。
【図５】同、縦断面図である。
【図６】同、ロール状ラベルＬを巻芯保持装置２に装填、およびロール状ラベルＬあるいはその巻芯Ｃを取り外す場合の、図５と同様の縦断面図である。
【図７】同、装填終了状態の縦断面図である。
【図８】本発明（第二の発明）の第２の実施の形態による保護カバー装置４０の概略断面側面図である。
【図９】同、要部分解斜視図である。
【図１０】同、カバー本体４１を開放した状態の概略断面側面図である。
【符号の説明】
１ ラベル貼付機（図１、図８）
２ 巻芯保持装置
３ 側板
４ 操作レバー
５ 底蓋
６ ラベル移送ローラー
７ 印字器
８ インキローラー
９ 貼付ローラー
１０ ラベル貼付機１におけるロール状ラベルＬの保護カバー装置１０（第一の発明、第１の実施の形態、図１）
１１ カバー本体
１２ ラベル保持空間
１３ カバー本体１１の弧状部分
１４ カバー本体１１の一対の半円形部分
１５ カバー本体１１の開閉軸部
１６ 半円形部分１４の一対のフック部
１７ カバーつまみ部
１８ 半円形部分１４の三角形状のロック用突片
１９ 側板３の軸支穴部
２０ 側板３のフック係合部
２１ カバー本体１１の開口部
２２ ラベル貼付機１内の移送路
２３ バネ板
２４ 補助バネ
２５ 巻芯保持用つまみ部材
２６ バネ板２３の固定軸部
２７ バネ板２３のヨーク状軸支アーム部
２８ バネ板２３の弾性当接アーム部
２９ 横断固定軸
３０ ヨーク状軸支アーム部２７の軸受け部
３１ 巻芯保持用つまみ部材２５の回動軸部
３２ 巻芯保持用つまみ部材２５の巻芯保持部
３３ 巻芯保持用つまみ部材２５のつまみ部
３４ 弾性当接アーム部２８の先端当接部
３５ 巻芯保持部３２の裏面当接部
３６ 巻芯保持部３２の巻芯保持面
３７ 巻芯保持部３２の巻芯規制用突起
４０ ラベル貼付機１におけるロール状ラベルＬの保護カバー装置（第二の発明、第２の実施の形態、図８）
４１ カバー本体
４２ ストッパー片
４３ カバー本体４１の弧状部分
４４ カバー本体４１の一対の半円形部分
４５ 半円形部分４４の弧状内周縁部（内周側部分）
４６ 弧状ガイド部（ガイド部）
４７ 弧状部分４３のストッパー突起
Ｌ ロール状ラベル
Ｃ ロール状ラベルＬの巻芯

Claims (2)

1. 左右一対の側板と、この側板の間に形成したラベルの移送路と、ロール状ラベルを保持する巻芯保持装置と、を有するとともに、前記ロール状ラベルをこの巻芯保持装置から前記移送路に帯状に繰り出して貼付するためのラベル貼付機において、前記巻芯保持装置に保持した前記ロール状ラベルを保護するラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置であって、
   前記巻芯保持装置は、
   前記各側板に回動可能に軸支され、先端が巻芯保持部となった巻芯保持用つまみ部材と、
   前記巻芯保持用つまみ部材を、
   巻芯保持部が側板からラベル保持空間に直角に突出する巻芯保持姿勢へと付勢する付勢手段と、
   前記側板の外方に突出し、付勢手段に抗して巻芯保持部を傾斜回動させ、巻芯取外し姿勢へと操作するため前記巻芯保持用つまみ部材の後端に設けられたつまみ部と、
   から構成し、
   前記ロール状ラベルを保護可能なカバー本体と、このカバー本体の一端に形成するとともに前記側板に軸支した開閉軸部と、このカバー本体の他端に形成するとともに前記側板のフック係合部に係脱可能なフック部と、このカバー本体の内周側に突出形成するとともにカバー本体の閉鎖状態において前記巻芯保持用つまみ部材に係合し、
   前記ロール状ラベルの前記巻芯保持装置をその巻芯保持姿勢にロック可能なロック用突片と、
   前記カバー本体に形成するとともに前記側板のフック係合部に係脱可能なフック部を有することを特徴とするラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置。
2. 左右一対の側板と、この側板の間に形成したラベルの移送路と、ロール状ラベルを保持する巻芯保持装置と、を有するとともに、前記ロール状ラベルをこの巻芯保持装置から前記移送路に帯状に繰り出して貼付するためのラベル貼付機において、前記巻芯保持装置に保持した前記ロール状ラベルを保護するラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置であって、
   前記巻芯保持装置は、
   前記各側板に回動可能に軸支され、先端が巻芯保持部となった巻芯保持用つまみ部材と、
   前記巻芯保持用つまみ部材を、
   巻芯保持部が側板からラベル保持空間に直角に突出する巻芯保持姿勢へと付勢する付勢手段と、
   前記側板の外方に突出し、付勢手段に抗して巻芯保持部を傾斜回動させ、巻芯取外し姿勢へと操作するため前記巻芯保持用つまみ部材の後端に設けられたつまみ部と、
   から構成し、
   前記ロール状ラベルを保護可能であるとともにその内周側部分を中心として回動可能なカバー本体と、このカバー本体を閉鎖状態および開放状態に回動するように案内可能なガイド部と、このカバー本体に形成したストッパー突起と、このカバー本体の開放状態においてこのストッパー突起に係合可能なストッパー片と、
   前記カバー本体の内周側に突出形成するとともに
   カバー本体の閉鎖状態において前記巻芯保持用つまみ部材に係合し、
   前記ロール状ラベルの前記巻芯保持装置をその巻芯保持姿勢にロック可能なロック用突片と、
   前記カバー本体に形成するとともに前記側板のフック係合部に係脱可能なフック部を有することを特徴とするラベル貼付機におけるロール状ラベルの保護カバー装置。

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