JP4292438B2

JP4292438B2 - Telescopic handrail body that can be used for handrails and handrails

Info

Publication number: JP4292438B2
Application number: JP29019399A
Authority: JP
Inventors: 武康村上
Original assignee: Yazaki Kako Corp
Current assignee: Yazaki Kako Corp
Priority date: 1999-10-12
Filing date: 1999-10-12
Publication date: 2009-07-08
Anticipated expiration: 2019-10-12
Also published as: JP2001107530A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、主として高齢者・障害者に対する介護用・自助用として、一般住宅や施設等の玄関、浴室等の出入り口に、扉を横切って横架させる姿勢でほぼ水平に取り付け、高齢者・障害者がこの手すりに添って歩行できるように使用し、また、不使用時には健常者の出入りの邪魔にならないように、出入り口の片側横に吊り下げて置くことが可能な手すり及び同手すりに使用可能な伸縮式手すり本体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来は、図２２のように、出入り口１を横切るように伸縮式手すり本体２を取り付けた場合は、出入り口１回りの壁面１２の左右の一方側（例えば左側）に、該手すり本体２の一方端部を回動自在に手すり支持具ａに取り付け、他方側（例えば右側）には、該手すり本体２の他端部を脱着可能に脱着機能具ｃを有する脱着取付具ｂに取り付けている。そして、不使用時は伸縮式すり本体２は手すり支持具ａに吊り下げて邪魔にならないように片付けている。
伸縮式手すり本体２の脱着側端部には、進退ピンｄの前進時に、該進退ピンｄの先端部ｋが嵌合する嵌合穴ｅが形成され、該伸縮式手すり本体２の回動側端部は、手すり支持具ａに上下方向にのみ回動自在に支持されている。
しかして、伸縮式手すり本体２の脱着側端部を、脱着取付具ｂに取り付けるには、一方の手で脱着側のパイプ（例えば細径パイプ）を握り、伸縮式手すり本体２の伸縮方向に脱着側端部を脱着取付具ｂ内の所定位置にまで引き出し、他方の手で進退ピンｄの後端部の握り玉ｃ１を持ち上げて進退ピンｄを後退させた状態から、握り玉ｃ１を他方の手から離す。次いで一方の手で脱着側パイプを握ったまま脱着側端部を伸縮方向に多少行き来きさせて、進退ピンｄの先端部ｋを脱着側端部の嵌合穴ｅに嵌合させる。
他方、伸縮式手すり本体２の脱着側端部を、脱着取付具ｂから脱出させる場合は、圧縮コイルばねｆに抗して握り玉ｃ１を持ち上げ、進退ピンｄを後退させて、該進退ピンｄの先端部ｋを脱着側端部の嵌合穴ｅから抜くと、伸縮式手すり本体２が引張り弾性体としての引張りコイルばねｇに引張られて伸縮方向に縮小されて脱出する。
また、従来、引張りコイルばねｇを内臓させた伸縮自在な伸縮式手すり本体２は、図２１に図示したように、軸方向一方端にピン差込穴ｈを設けた太径パイプ２１と、同構成で該太径パイプ２１より僅かに細い細径パイプ２２を用い、引張りコイルばねｇの両端部は両パイプの端部のピン差込穴ｈに配置したピンｐに固定して、太径パイプ２１と細径パイプ２２間に引張りコイルばねｇを内臓させて伸縮可能にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
（１）従来の伸縮式手すり本体２を使用した手すりの場合は、伸縮式手すり本体２の脱着側端部を、脱着取付具ｂから脱出させる際には、脱着側のパイプを確実に一方の手に握って支えておかないと、脱着側脱出と同時に伸縮式手すり本体２の重さと、引張りコイルばねｇの伸縮方向（縮小方向）への強い復元力とを伴って、伸縮時に人や物に強く勢い良く衝突し、怪我をさせるという問題点がある。
（２）伸縮式手すり本体２は、太径パイプ２１及び細径パイプ２２の端部に、引張りコイルばねｇを取り付けるためのピン差込穴ｈの穴開けを行うが、このピン差込穴ｈの穴開けを工作機械で加工するためその手間が必要であるという問題点がある。
また、この場合に、引張りコイルばねｇの両端をピンｐに固定する作業が困難であるという問題点がある。すなわち、引張りコイルばねｇは、テンションを加えた状態でセットする必要があるため、特に後でピンｐに固定する作業がむずかしいという問題点がある。
（３）伸縮式手すり本体２は、引張り弾性体として引張りコイルばねｇを使用しているため、伸縮式手すり本体２は重量が重くなり、コスト高になる。
（４）伸縮式手すり本体２は、伸縮時において、内蔵した引張りコイルばねｇとパイプ内面が接触して金属的擦れ音が発生し、製品として不都合である等の問題点がある。
本発明は、伸縮式手すり本体が、脱着取付具から取り外した際に、伸縮式手すり本体の脱着側端部の脱出と同時に急激に縮小することにより、取り外し作業者が怪我等をするのを防止する伸縮式手すりの提供、及び同手すりに使用可能であり、容易にかつ軽量・安価に擦れ音なく製作可能な伸縮式手すり本体の提供を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項１の発明に係る手すりは、
細径パイプがその一部を残して太径パイプ内を伸縮自在とされ、細径パイプと太径パイプとの間に引張り弾性体を内臓させた伸縮式手すり本体の両端部を、左右配置で壁面に取り付けるべく、伸縮式手すり本体の一端部は回動側取付具を介して上下方向に回動可能に支持され、他端部は脱着側取付具を介して脱着可能に支持されている手すりにおいて、
細径パイプと太径パイプの外端部にはそれぞれ端末キャップが固着され、伸縮式手すり本体の一端部は、端末キャップと回動側取付具により、上下方向と水平方向とに回動可能に支持され、伸縮式手すり本体の他端部は、端末キャップと脱着側取付具との間に、中心軸を上下方向沿いにして、一方には本体内に前進方向への付勢力を付与された進退ピンを内臓された脱着機能具を有し、他方には前記進退ピンの先端部が嵌合する嵌合穴を有する一対の構成と、一方には前後方向沿いの脱着ガイド溝を有し、他方には該脱着ガイド溝内に位置する伸縮阻止片を有する一対の構成とを備え、脱着側端末キャップの脱着側取付具への装着状態では、前記伸縮阻止片が前記脱着ガイド溝内に位置して、常時伸縮式手すり本体の伸縮方向への伸縮を阻止されると共に、進退ピンが前進していて該進退ピンの先端部が前記嵌合穴に嵌合して当該端末キャップの前後方向への移動を拘束されていて、進退ピンを後退させると該進退ピンの先端部が前記嵌合穴から抜けて当該端末キャップの前後方向への移動の拘束を解除される構成であることを特徴としている。
請求項２に係る手すりは、請求項１の手すりにおいて、
伸縮阻止片が、脱着機能具における本体の先端部分であることを特徴としている。
請求項３に係る手すりは、請求項１の手すりにおいて、
脱着機能具は、進退ピンの後退状態で該進退ピンの先端部の一部分が脱着ガイド溝まで突き出していて、伸縮阻止片が、進退ピンにおける前記先端部であることを特徴としている。
請求項４に係る手すりは、請求項１の手すりにおいて、
伸縮阻止片が、伸縮式手すり本体の他端部に固着した端末キャップであることを特徴としている。
最後に、請求項５の発明に係る手すりに使用可能な伸縮式手すり本体は、
細径パイプがその一部を残して太径パイプ内を伸縮自在とされ、細径パイプと太径パイプとの間に引張り弾性体を内臓させた伸縮式手すり本体において、
前記引張り弾性体にはゴム性弾性体を使用し、該ゴム性弾性体の一端には細径パイプ側拘束具を、他端には太径パイプ側拘束具を固着され、両拘束具の外寸はそれぞれ、それぞれの側のパイプの外寸以下・内寸以上とされて、細径パイプ側拘束具は細径パイプの外端面に、太径パイプ側拘束具は太径パイプの外端面にそれぞれ係止可能であり、細径パイプ側拘束具は、外寸の一部を細径パイプ内を挿通可能な寸法に設定されるとともに、その一部に引掛け穴又は引掛け溝が形成されていて、細径パイプと太径パイプの外端部はそれぞれ、パイプの外端面に拘束具を係止させた状態で端末キャップを固着されていることを特徴としている。
【０００５】
【発明の実施の形態】
本発明に係る手すり及び同手すりに使用可能な伸縮式手すり本体を、図１〜図２０により説明する。
先ず、請求項５に記載の伸縮式手すり本体を図４から図９により説明する。
前記伸縮式手すり本体は、細径パイプ２２がその一部を残して太径パイプ２１内を伸縮自在とされ、細径パイプ２２と太径パイプ２１との間に引張り弾性体３を内臓させた伸縮式手すり本体２に関する。
前記引張り弾性体３としてはゴム性弾性体３ａを使用し、該ゴム性弾性体３ａの一端には細径パイプ側拘束具３３を、他端には太径パイプ側拘束具３１が固着され、両拘束具３１、３３の外寸はそれぞれ、それぞれの側のパイプの外寸以下・内寸以上とされて、細径パイプ側拘束具３３は細径パイプ２２の外端面に、太径パイプ側拘束具３１は太径パイプ２１の外端面にそれぞれ係止可能であり、細径パイプ側拘束具３３は、外寸の一部を細径パイプ２２内を挿通可能な寸法に設定されるとともに、その一部に引掛け穴３５又は引掛け溝３６が形成されていて、細径パイプ２２と太径パイプ２１の外端部はそれぞれ、パイプ２１，２２の外端面に拘束具31，33を係止させた状態で端末キャップ２４、２５を固着されている。
図１のような出入り口１に使用する場合の伸縮式手すり本体２は、縮小時に７００〜８００ｍｍの長さとなり、伸張時には１０００ｍｍ程度の長さになるものが使用しやすいが，この長さに限定されるものではない。
前記細径パイプ側拘束具３３及び太径パイプ側拘束具３１は、金属製の円板状拘束具に形成され、両拘束具３１，３３には、ほぼ中央に曲設された拘束片３２，３４がそれぞれ設けられていて、拘束片３２、３４をゴム性弾性体３ａの両端に対して圧着固定している（図８参照）。
前記ゴム性弾性体３ａは、例えば、外径１１mm、内径８mmの天然ゴム製のゴム管、又はゴム紐を使用している。
伸縮式手すり本体２を構成する太径パイプ２１は外径３２mm、内径２９mm、細径パイプは外径２８mm、内径２５mmで、図６のように共に鋼管２２ａの外周に合成樹脂例えばＡＡＳ樹脂２２ｂが接着コーティングされている。
伸縮式手すり本体２の製作に当たっては、図９のように、通し棒（細い針金）７の先端部のフック７１を細径パイプ側拘束具３３の引掛け穴３５に引掛け、細径パイプ２２と太径パイプ２１との一方端位置を合わせた状態で通し棒７の他端７２が細径パイプ２２の一端側から他端側へ突き出るまで挿通させてから、他端７２を引っ張って、拘束具３１、３３が取付けられたゴム性弾性体３ａをパイプ２１，２２内に挿通させる。通し棒７の他端７２をさらに引張ると、太径パイプ側拘束具３１が太径パイプ２１の外端面に当り止まる。
次に、細径パイプ側拘束具３３を細径パイプ２２の外端面まで引き出し、通し棒７のフック７１を外して、細径パイプ側拘束具３３を細径パイプ２２の外端面に直角に当接させる。そして、伸縮式手すり本体２は、ゴム性弾性体３ａの引張力により太径パイプ２１と細径パイプ２２とを常時引き寄せ合う。
なお、図５、図９のように、太径パイプ２１内に細径パイプ２２を挿入するとき、細径パイプ２２の外周が太径パイプ２１の切断端によって傷が付かないように、太径パイプ２１の接続側端部には接続継手２３が接着されている。
そして、太径パイプ２１と細径パイプ２２の端末にそれぞれ接着キャップ２４ａ、２５ａを接着固定し、パイプ２１、２２内の密閉性を確保する。さらに、該接着キャップ２４ａ、２５ａの外回りには端末キャップ２４，２５が図６のように、左右対称位置で止ねじ２１ｃで固定されている。
【０００６】
次に、請求項１及び４に記載の手すりに関する発明を、図１〜図４、図１０〜図２０により説明する。
請求項第１項に記載の本発明は、細径パイプ２２がその一部を残して太径パイプ２１内を伸縮自在とされ、細径パイプ２２と太径パイプ２１との間に引張り弾性体３を内臓させた伸縮式手すり本体２の両端部を、左右配置で壁面１２に取り付けるべく、伸縮式手すり本体２の一端部は回動側取付具４を介して上下方向に回動可能に支持され、他端部は脱着側取付具５を介して脱着可能に支持されている手すりに関する。
伸縮式手すり本体２は、図１のように、主として高齢者・障害者に対する介護用・自助用として、一般住宅や施設等の玄関、浴室等の出入り口１に、扉１１を横切って横架させる姿勢でほぼ水平に取り付け、高齢者・障害者がこの手すりに添って歩行できるように使用し、また、不使用時には健常者の出入りの邪魔にならないように、出入り口の片側横の壁面１２に吊り下げて置くものである。
図１中、１３はドアノブ、１４は床面、１５は扉１１のヒンジ、８は壁面用手すり本体、８１は壁面用手すり本体８の取付金具である。
細径パイプ２２と太径パイプ２１の外端部にはそれぞれ端末キャップ２４、２５が固着され、伸縮式手すり本体２の一端部は、端末キャップ２５と回動側取付具４により、上下方向と水平方向とに回動可能に支持され、伸縮式手すり本体２の他端部は、端末キャップ２４と脱着側取付具５との間に、中心軸を上下方向沿いにして、一方には本体内に前進方向への付勢力を付与された進退ピン６４を内臓された脱着機能具６を有し、他方には前記進退ピン６４の先端部（下端部分）６５が嵌合する嵌合穴２６ａ（図１１参照）を有する一対の構成と、一方には前後方向沿いの脱着ガイド溝２６ｂ（図１１参照）を有し、他方には前記脱着ガイド溝２６ｂ内に位置する伸縮阻止片Ａを有する一対の構成とを備え、脱着側端末キャップ２４の脱着側取付具５への装着状態では、前記伸縮阻止片Ａが前記脱着ガイド溝２６ｂ内に位置して、常時伸縮式手すり本体２の伸縮方向への伸縮を阻止されると共に、進退ピン６４が前進していて該進退ピン６４の先端部（下端部分）６５が前記嵌合穴２６ａに嵌合して当該端末キャップ２４の前後方向への移動を拘束されていて、進退ピン６４を後退させると該進退ピン６４の先端部（下端部分）６５が前記嵌合穴２６ａから抜けて当該端末キャップ２４の前後方向への移動の拘束を解除可能にされている。
そして、手すりの第１実施例について、図２〜図４、図11〜図13により説明する。
図２〜図４のように、前記伸縮式手すり本体２の太径パイプ２１の端部には、取付孔２８を有する取付片２７を水平方向に設けた端末キャップ２５を固定してあり、細径パイプ２２の端部には、ほぼ中央に嵌合穴２６ａを設け、該嵌合穴２６ａの周囲に前後方向に脱着ガイド溝２６ｂを形成した脱着片２６を設けた端末キャップ２４（図１１参照）が取り付けてある。
前記回動側取付具４には、伸縮式手すり本体２の端末キャップ２５側が上下方向及びほぼ水平方向に回動可能とするために、取付板４１のほぼ中央に軸４２を直角に立設すると共に、該軸４２に対して、同軸４２を支点に回転する筒状の回転体４３と、該回転体４３の側方に取り付けられて、同回転体４３とは反対側部分に、伸縮式手すり本体２が水平回動可能に、上下方向に取付穴４４を設けた水平回動体４５とから成る回動具４６を取り付けている。
前記脱着側取付具５には、取付板５１のほぼ中央に、脱着片２６を係止する２枚の上下の係止板５２、５３をほぼ直角に固定し、上側係止板５２の嵌合中心ねじ孔位置には、内臓された圧縮コイルばね６３で上下動する進退ピン６４を有する脱着機能具６を立設する。脱着機能具６の本体６２における立設部位の先端部分（下端部分）が脱着片２６における脱着ガイド溝２６ｂ内に位置する。伸縮式手すり本体２の他端部は、進退ピン６４の先端部（下端部分）65を嵌合穴２６ａから抜き、次いで脱着機能具６の本体６２における立設部位の先端部分（下端部分）に対して、脱着ガイド溝２６ｂを該脱着ガイド溝２６ｂに沿って前後方向に脱出させた後で脱着側取付具５からの拘束が解除される。
第１実施例の伸縮阻止片Ａは、脱着機能具６の本体６２の先端部分（下端部分）とされる（請求項２記載の発明）。
また、図１４、図１５は、手すりの第２実施例であり、脱着機能具６は、進退ピン６４の後退状態でその進退ピン６４の先端部（下端部分）65が脱着ガイド溝２６ｂまで突き出していて、該先端部（下端部分）65が伸縮阻止片Ａとされる（請求項３記載の発明）。
さらに、図１６から図１９は、手すりの第３実施例であり、伸縮式手すり本体２の他端部に嵌合孔２４ｂを設けた脱着側端末キャップ２４を固定し、他方、壁面１２には、進退ピン６４の先端部６５を嵌合穴２４ｂから抜き、かつ脱着側端末キャップ２４を拘束体９の脱着ガイド溝９１に沿って前後方向に脱出させた後で、脱着側取付具５からの脱着側端末キャップ２４の前後方向への拘束が解除される脱着側取付具５を取り付ける。この場合、脱着側端末キャップ２４が伸縮阻止片Ａとされる（請求項４記載の発明）。
なお、脱着機能具６が伸縮式手すり本体２の脱着側端部に設置され、嵌合穴２６ａが脱着側取付具５側に形成されてもよく、太径パイプ２１が脱着側取付具５側、細径パイプ２２が回動側取付具４側と構成してもよい。
以上のように、主として高齢者・障害者に対する介護用・自助用として、一般住宅や施設等の玄関、浴室等の出入り口に、扉を横切って横架させる姿勢でほぼ水平に取り付け、高齢者・障害者がこの手すりに添って歩行できるように使用でき、他方、不使用時には健常者の出入りの邪魔にならないように、出入り口の片側横に吊り下げて置くことができる。
また、第１実施例及び第２実施例においては、図２０のように、部屋の隅の壁面１２に、回動側取付具４と脱着側取付具５を伸縮式手すり本体２がほぼ水平姿勢となるようにそれぞれ取り付け、この両取付具４，５に伸縮式手すり本体２を、ほぼ水平に横架させることにより、途中で手すりを途切れさせることなく連ねることができ、高齢者や障害者は、同連ねた手すりに添って歩行することができる。
【０００７】
【発明の効果】
本発明は、上述の構成となっているため、以下の特有の効果を奏する。
（１）脱着側取付具に取り付けられる伸縮式手すり本体の端部を脱着側取付具から取り外す際に、進退ピンを後退させても、脱着側端部は常時、脱着側取付具により伸縮式手すり本体の伸縮方向への移動を拘束させた状態であり、一方の手に脱着側パイプを握って支えて脱着側端部を水平に手前に引くと脱出させることができる。
この時、一方の手で必ず脱着側パイプを握り支えているので、伸縮式手すり本体の脱着側取付具からの脱出と同時に生じる急激な強い力を伴った縮小作用を防止し、緩やかに脱出させることができる。従って、伸縮式手すり本体が縮小作用する場合の脱着側取付具からの取り外し作業者の怪我等が防止できる。
（２）伸縮式手すり本体は、引張り弾性体の取付けが容易である。従って、パイプにピン穴等の機械による加工が不用となる。また、引張り弾性体にテンションを加えた状態でも引張り弾性体の取付けが容易にできる。
（３）引張り弾性体にゴム性弾性体を使うことにより、軽く、擦れ音が発生しない伸縮式手すり本体が得られる。また、コストは引張コイルばねを使用した場合の約３分の１となる。
従って、上記（２）（３）の理由から、容易にかつ軽量・安価に擦れ音なく製作可能な伸縮式手すり本体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の手すりを出入り口に設置したときの実施状態図である。
【図２】伸縮式手すり本体及び回動側取付具、脱着側取付具の斜視図ある。
【図３】伸縮式手すり本体及び回動側取付具、脱着側取付具の取付状態の平面図である。
【図４】伸縮式手すり本体及び回動側取付具、脱着側取付具の取付状態の一部断面正面図である。
【図５】伸縮式手すり本体の断面図である。
【図６】図５におけるＣ―Ｃ断面図である。
【図７】伸縮式手すり本体のゴム性弾性体、両拘束具の斜視図である。
【図８】伸縮式手すり本体のゴム性弾性体に両拘束具を固定した時の説明図である。
【図９】伸縮式手すり本体のゴム性弾性体、両拘束具の組み立て説明図である。
【図１０】伸縮式手すり本体の一端部を回動側取付具に取りつけた状態の左側面図である。
【図１１】手すりの第１実施例における伸縮式手すり本体の他端部としての脱着側端部において細径パイプに嵌着する脱着側端末キャップの斜視図である。
【図１２】手すりの第１実施例における脱着側端部の装着状態においての一部断面右側面図である。
【図１３】手すりの第１実施例における脱着側端部の前後方向への脱出可能状態においての一部断面右側面図である。
【図１４】手すりの第２実施例における脱着側端部の前後方向への脱出可能状態においての一部断面右側面図である。
【図１５】手すりの第２実施例における脱着機能具において進退ピン前進状態を示す断面図である。
【図１６】手すりの第３実施例の説明のための要部斜視図である。
【図１７】手すりの第３実施例における脱着側端部の装着状態においての一部断面正面図である。
【図１８】手すりの第３実施例における脱着側端部の装着状態においての一部断面右側面図である。
【図１９】手すりの第３実施例における脱着側端部の前後方向への脱出可能状態においての一部断面右側面図である。
【図２０】部屋の隅に取付時の平面図である。
【図２１】従来の伸縮式手すり本体の断面図である。
【図２２】従来の伸縮式手すり本体の取付状態の平面図である。
【図２３】従来の伸縮式手すり本体の一端部の手すり支持具への取付状態の左側面図である。
【図２４】従来の伸縮式手すり本体の他端部の脱着取付具への取付状態（固定状態）の一部断面右側面図である。
【図２５】従来の伸縮式手すり本体の他端部の脱着取付具への取付状態（解除可能状態）の一部断面右側面図である。
【符号の説明】
１出入り口
１１扉
１２壁面
１３ドアノブ
１４床面
２伸縮式手すり本体
２１太径パイプ
２２細径パイプ
２３接続継手
２４端末キャップ
２６脱着片
２６ａ嵌合穴
２６ｂ脱着ガイド溝
２７取付片
２８取付孔
３引張り弾性体
３ａゴム性弾性体
３１太径パイプ側拘束具
３２拘束片
３３細径パイプ側拘束具
３４拘束片
３５引掛け穴
３６引掛け溝
Ａ伸縮阻止片
４回動側取付具
４１取付板
４２軸
４３回転体
５脱着側取付具
５１取付板
５２上側係止板
５３下側係止板
６脱着機能具
６１握り玉
６２本体
６３圧縮コイルばね
６４進退ピン
６５進退ピンの先端部
７通し棒
８壁面用手すり本体
８１壁面用手すり本体の取付金具[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention is mainly used for nursing care and self-help for elderly people and persons with disabilities. Can be used for handrails and handrails that can be hung by one side of the doorway so that the person can walk along this handrail, and when not in use, will not interfere with the entry and exit of healthy people This is related to a telescopic handrail body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as shown in FIG. 22, when the telescopic handrail body 2 is attached so as to cross the doorway 1, one end of the handrail body 2 is placed on one side (for example, the left side) of the wall 12 around the doorway 1. The part is attached to the handrail support a so as to be rotatable, and the other end (for example, the right side) of the handrail main body 2 is attached to the attachment / detachment attachment b having the attachment / detachment function tool c so as to be attachable / detachable. And when not in use, the telescopic sliding main body 2 is suspended from the handrail support a so as not to get in the way.
A fitting hole e into which a tip k of the advance / retreat pin d is fitted when the advance / retreat pin d moves forward is formed at the detachable side end portion of the extendable handrail body 2. The end portion is supported by the handrail support tool a so as to be rotatable only in the vertical direction.
Thus, in order to attach the detachable side end of the telescopic handrail body 2 to the detachable attachment b, one hand grasps the detachable pipe (for example, a small diameter pipe) and extends the telescopic handrail body 2 in the direction of expansion / contraction. From the state in which the detachable side end is pulled out to a predetermined position in the detachable fixture b and the grip ball c1 at the rear end of the advance / retreat pin d is lifted by the other hand and the advance / retreat pin d is retracted, the other Move away from your hand. Next, while holding the detachable pipe with one hand, the detachable end is moved back and forth in the expansion / contraction direction to fit the tip k of the advance / retreat pin d into the fitting hole e of the detachable end.
On the other hand, when the detachable side end of the telescopic handrail body 2 is to be removed from the detachable fixture b, the gripping ball c1 is lifted against the compression coil spring f, the advancing / retracting pin d is retracted, and the advancing / retreating pin d former end k a disconnect from the fitting hole e of the desorption end extract, telescopic handrail main body 2 is pulled in the tension coil spring g as tensile elastic body to escape is reduced to expansion and contraction direction.
Conventionally, an extendable telescopic handrail body 2 having a built-in tension coil spring g has the same structure as the large diameter pipe 21 provided with a pin insertion hole h at one end in the axial direction, as shown in FIG. A small-diameter pipe 22 slightly thinner than the large-diameter pipe 21 is used, and both ends of the tension coil spring g are fixed to pins p arranged in pin insertion holes h at the ends of both pipes. A tension coil spring g is built in between 21 and the small-diameter pipe 22 so that it can expand and contract.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
(1) In the case of a handrail using the conventional telescopic handrail body 2, when the detachable side end of the telescopic handrail body 2 is removed from the detachable attachment b, the detachable pipe is securely connected to one If it is not held and supported by the hand, it will take out the detachable side and, at the same time, with the weight of the telescopic handrail body 2 and the strong restoring force in the expansion / contraction direction (reduction direction) of the tension coil spring g, There is a problem of strong and vigorous collision and injury.
(2) The telescopic handrail main body 2 opens a pin insertion hole h for attaching the tension coil spring g to the ends of the large diameter pipe 21 and the small diameter pipe 22, and this pin insertion hole h There is a problem in that it takes time and effort to machine a hole in the machine tool.
In this case, there is a problem that it is difficult to fix both ends of the tension coil spring g to the pin p. That is, since the tension coil spring g needs to be set in a state where tension is applied, there is a problem that it is particularly difficult to fix to the pin p later.
(3) Since the telescopic handrail body 2 uses the tension coil spring g as a tensile elastic body , the telescopic handrail body 2 becomes heavier and expensive.
(4) The telescopic handrail body 2 has problems such as inconvenience as a product due to contact between the built-in tension coil spring g and the inner surface of the pipe during expansion and contraction, and metal rubbing noise is generated.
The present invention prevents telescopic handrail body, when removed from the desorption fixture, by simultaneously rapidly reduced escape the desorption end of telescopic handrail body, the removal operator to injury like providing telescopic handrail which, and may be used in the railing, it is an object easily and provide lightweight, inexpensive frictional noise without manufacturing operation telescopic handrail body.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a means for solving the problems of the prior art, the handrail according to the invention of claim 1 is:
The small-diameter pipe can be expanded and contracted within the large-diameter pipe, leaving a part of it, and the both ends of the telescopic handrail body with a built-in tensile elastic body between the small-diameter pipe and the large-diameter pipe In order to attach to the wall surface, one end of the telescopic handrail main body is supported so as to be pivotable in the vertical direction via a pivoting side fixture, and the other end is supported so as to be detachable via a detachable side fixture. In
Terminal caps are fixed to the outer ends of the small diameter pipe and the large diameter pipe, respectively, and one end of the telescopic handrail body can be rotated in the vertical and horizontal directions by the terminal cap and the rotating side fitting. The other end of the telescopic handrail body is supported between the terminal cap and the attachment / detachment side fixture with the central axis along the vertical direction, and one side is given a biasing force in the forward direction in the body It has a detachable function tool with a built-in advance / retreat pin, the other has a pair of configurations having a fitting hole into which the tip of the advance / retreat pin is fitted, and one has a detachable guide groove along the front-rear direction, And a pair of components having expansion / contraction prevention pieces positioned in the attachment / detachment guide groove. When the attachment / detachment terminal cap is attached to the attachment / detachment attachment tool, the expansion / contraction prevention piece is positioned in the attachment / detachment guide groove. To prevent expansion and contraction of the handrail body In addition, the advance / retreat pin moves forward, and the tip of the advance / retreat pin is fitted in the fitting hole to restrain the movement of the terminal cap in the front-rear direction. The distal end portion of the terminal cap is removed from the fitting hole, and the restriction of the movement of the terminal cap in the front-rear direction is released.
Handrail according to claim 2, Oite the handrail of claim 1,
The expansion / contraction prevention piece is a tip portion of the main body of the attachment / detachment function tool.
Handrail according to claim 3, Oite the handrail of claim 1,
The detachable function tool is characterized in that a part of the tip portion of the advance / retreat pin protrudes to the detachment guide groove in the retracted state of the advance / retreat pin, and the expansion / contraction prevention piece is the tip portion of the advance / retreat pin.
Handrail according to claim 4, Oite the handrail of claim 1,
The expansion / contraction prevention piece is a terminal cap fixed to the other end of the telescopic handrail body.
Finally, the telescopic handrail body usable for the handrail according to the invention of claim 5 is:
In the telescopic handrail body in which the thin pipe is made to be extensible and retractable within the large diameter pipe, leaving a part of it, and a tensile elastic body is built in between the small diameter pipe and the large diameter pipe.
A rubber elastic body is used as the tension elastic body, and a small diameter pipe side restraining tool is fixed to one end of the rubber elastic body, and a large diameter pipe side restraining tool is fixed to the other end. Each dimension is set to be less than or equal to the outer dimension of the pipe on each side, the small diameter pipe side restraint on the outer end face of the small diameter pipe, and the large diameter pipe side restraint on the outer end face of the large diameter pipe. are possible respectively locking, the small-diameter pipe side restraint, a portion of the outer dimensions while being set to the small diameter pipe can be inserted dimensions, the hooking holes or hooking groove in a portion thereof formed The outer end portions of the small-diameter pipe and the large-diameter pipe are each characterized in that a terminal cap is fixed in a state where a restraining tool is locked to the outer end surface of the pipe.
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
A handrail according to the present invention and a telescopic handrail body that can be used for the handrail will be described with reference to FIGS.
First, the telescopic handrail main body according to claim 5 will be described with reference to FIGS.
The telescopic handrail main body has a small diameter pipe 22 that can be expanded and contracted within the large diameter pipe 21 except for a part thereof, and a tension elastic body 3 is incorporated between the small diameter pipe 22 and the large diameter pipe 21. The telescopic handrail body 2 is related.
A rubber elastic body 3a is used as the tensile elastic body 3, a small diameter pipe side restraining tool 33 is fixed to one end of the rubber elastic body 3a, and a large diameter pipe side restraining tool 31 is fixed to the other end. The outer dimensions of both the restraining tools 31 and 33 are set to be equal to or smaller than the outer dimension of the pipes on the respective sides. restraint 31 is engageable respectively on the outer end face of the large-diameter pipe 21, the small-diameter pipe side restraint 33, with a portion of the outer dimensions are set the small-diameter pipe 22 into the insertion possible dimensions A hook hole 35 or a hook groove 36 is formed in a part thereof, and the outer end portions of the small diameter pipe 22 and the large diameter pipe 21 are respectively provided with restraining tools 31 and 33 on the outer end surfaces of the pipes 21 and 22. The terminal caps 24 and 25 are fixed in a locked state.
The telescopic handrail body 2 used in the doorway 1 as shown in FIG. 1 has a length of 700 to 800 mm when reduced, and a length of about 1000 mm when extended, but is limited to this length. Is not to be done.
The small-diameter pipe-side restraint 33 and the large-diameter pipe-side restraint 31 are formed as a metal disc-like restraint, and the restraint pieces 32, 33 bent substantially at the center are formed on both restraints 31, 33. 34 are respectively provided, and the restraining pieces 32 and 34 are pressure-bonded and fixed to both ends of the rubber elastic body 3a (see FIG. 8).
The rubber elastic body 3a uses, for example, a natural rubber rubber tube having an outer diameter of 11 mm and an inner diameter of 8 mm, or a rubber string.
Telescoping large diameter pipe 21 constituting the handrail main body 2 is an outer diameter of 32 mm, an inner diameter of 29 mm, small-diameter pipe outer diameter 28mm, inner diameter 25 mm, synthetic resins such as AAS resin together on the outer periphery of the steel pipe 2 2 a as shown in FIG. 6 2 2 b is adhesive coated.
In manufacturing the telescopic handrail body 2, as shown in FIG. 9, the hook 71 at the tip of the through-rod (thin wire) 7 is hooked in the hooking hole 35 of the small-diameter pipe side restraint 33 and the small-diameter pipe 22. The other end 72 of the through-rod 7 is inserted from one end side of the small-diameter pipe 22 to the other end side in a state where the one end positions of the large-diameter pipe 21 and the large-diameter pipe 21 are aligned, and then the other end 72 is pulled and restrained. The rubber elastic body 3 a to which the tools 31 and 33 are attached is inserted into the pipes 21 and 22. When the other end 72 of the through-rod 7 is further pulled, the large-diameter pipe side restraining tool 31 stops against the outer end surface of the large-diameter pipe 21.
Next, the narrow pipe side restraining tool 33 is pulled out to the outer end surface of the thin diameter pipe 22, the hook 71 of the threading bar 7 is removed, and the small diameter pipe side restraining tool 33 is applied to the outer end surface of the small diameter pipe 22 at a right angle. Make contact. The telescopic handrail main body 2 always attracts the large diameter pipe 21 and the small diameter pipe 22 by the tensile force of the rubber elastic body 3a.
As shown in FIGS. 5 and 9, when inserting the small diameter pipe 22 into the large diameter pipe 21, the large diameter is set so that the outer periphery of the small diameter pipe 22 is not damaged by the cut end of the large diameter pipe 21. A connection joint 23 is bonded to the connection side end of the pipe 21.
Adhesive caps 24 a and 25 a are bonded and fixed to the ends of the large diameter pipe 21 and the small diameter pipe 22, respectively, to ensure the sealing inside the pipes 21 and 22. Further, the terminal caps 24, 25 are fixed around the outer sides of the adhesive caps 24a, 25a with set screws 21c at symmetrical positions as shown in FIG.
[0006]
Next, the invention relates handrail according to claim 1及 beauty 4, FIGS. 1 to 4 will be described with reference to FIGS. 10 to 20.
According to the first aspect of the present invention, the small diameter pipe 22 is allowed to expand and contract within the large diameter pipe 21 while leaving a part thereof, and a tension elastic body is provided between the small diameter pipe 22 and the large diameter pipe 21. In order to attach both ends of the telescopic handrail main body 2 with the built-in 3 to the wall surface 12 in the left-right arrangement, one end of the telescopic handrail main body 2 is supported to be pivotable in the vertical direction via the pivot side attachment 4 The other end portion is related to the handrail supported so as to be detachable via the detachable attachment 5.
As shown in FIG. 1, the telescopic handrail body 2 is horizontally placed across the door 11 at the entrance / exit 1 of a general house or facility, a bathroom, etc., mainly for care and self-help for the elderly and disabled. Mounted almost horizontally in a posture, used so that elderly people and persons with disabilities can walk along this handrail, and hung on the wall 12 on one side of the doorway so as not to interfere with the entry and exit of healthy people when not in use. It is something to put down.
In FIG. 1, 13 is a door knob, 14 is a floor surface, 15 is a hinge of the door 11, 8 is a handrail body for a wall surface, and 81 is a mounting bracket for the handrail body 8 for a wall surface.
Terminal caps 24 and 25 are fixed to the outer ends of the small-diameter pipe 22 and the large-diameter pipe 21, respectively, and one end of the telescopic handrail body 2 is moved in the vertical direction by the terminal cap 25 and the rotating side attachment 4. The other end of the telescopic handrail main body 2 is supported between the terminal cap 24 and the attachment / detachment-side mounting tool 5 with the central axis along the vertical direction, and the other end of the telescopic handrail main body 2 is in the main body. The fitting / removal function tool 6 having a built-in advance / retreat pin 64 to which an urging force in the forward direction is applied is provided, and the other end is a fitting hole 26a (to which a tip portion (lower end portion) 65 of the advance / retreat pin 64 is fitted. 11) and one pair has a desorption guide groove 26b (see FIG. 11) along the front-rear direction, and the other has a stretch prevention piece A located in the desorption guide groove 26b. And a detachable side of the detachable terminal cap 24 In the attachment state to the attachment 5, the expansion / contraction prevention piece A is positioned in the attachment / detachment guide groove 26b, and the expansion / contraction pin 64 moves forward while the expansion / contraction type handrail body 2 is always prevented from expanding / contracting in the expansion / contraction direction. In this case, the distal end portion (lower end portion) 65 of the advance / retreat pin 64 is fitted in the fitting hole 26a and the movement of the terminal cap 24 in the front-rear direction is restricted. The distal end portion (lower end portion) 65 of the pin 64 is able to be released from the fitting hole 26a and release the restriction of the movement of the terminal cap 24 in the front-rear direction.
A first embodiment of the handrail will be described with reference to FIGS. 2 to 4 and FIGS. 11 to 13.
As shown in FIGS. 2 to 4, a terminal cap 25 provided with a mounting piece 27 having a mounting hole 28 in the horizontal direction is fixed to the end of the large-diameter pipe 21 of the telescopic handrail body 2. At the end of the diameter pipe 22, approximately in the middle of the fitting hole 26a provided in, the fitting hole 26a desorption guide terminal cap 24 provided with a groove desorption piece 26 26b were formed (see FIG. 11 in the longitudinal direction around the ) Is attached.
In the rotation side attachment 4, a shaft 42 is erected at a right angle substantially at the center of the attachment plate 41 so that the end cap 25 side of the telescopic handrail body 2 can be rotated in the vertical direction and in the substantially horizontal direction. A cylindrical rotating body 43 that rotates about the same axis 42 with respect to the shaft 42, and a telescopic handrail attached to a side of the rotating body 43 on the opposite side of the rotating body 43. A rotation tool 46 including a horizontal rotation body 45 provided with a mounting hole 44 in the vertical direction is attached so that the main body 2 can be horizontally rotated.
The upper and lower locking plates 52, 53 for locking the detachable piece 26 are fixed to the detachable side fixture 5 at substantially the center of the mounting plate 51 at a substantially right angle, and the upper locking plate 52 is fitted. At the center screw hole position, a detachable function tool 6 having an advance / retreat pin 64 that moves up and down by a built-in compression coil spring 63 is provided. The front end portion (lower end portion) of the standing portion of the main body 62 of the desorption function tool 6 is located in the desorption guide groove 26 b in the desorption piece 26. At the other end of the telescopic handrail body 2, the distal end portion (lower end portion) 65 of the advance / retreat pin 64 is removed from the fitting hole 26 a, and then the distal end portion (lower end portion) of the standing portion of the body 62 of the detachable function tool 6. On the other hand, after the detachment guide groove 26b is evacuated in the front-rear direction along the detachment guide groove 26b, the restraint from the detachment side attachment 5 is released.
The expansion / contraction prevention piece A of the first embodiment is a tip portion (lower end portion) of the main body 62 of the attachment / detachment function tool 6 (the invention according to claim 2 ).
FIGS. 14 and 15 show a second embodiment of the handrail. The attachment / detachment function tool 6 is configured so that the distal end portion (lower end portion) 65 of the advance / retreat pin 64 protrudes to the attachment / detachment guide groove 26b in the retracted state of the advance / retreat pin 64. Thus, the front end portion (lower end portion) 65 is the expansion / contraction prevention piece A (the invention according to claim 3 ).
Furthermore, FIGS. 16 to 19 show a third embodiment of the handrail, in which a detachable terminal cap 24 provided with a fitting hole 24b is fixed to the other end of the telescopic handrail body 2 and After the distal end portion 65 of the advance / retreat pin 64 is removed from the fitting hole 24b and the detachable side end cap 24 is evacuated in the front-rear direction along the detachable guide groove 91 of the restraining body 9, The attachment / detachment fixture 5 that releases the restraint of the attachment / detachment terminal cap 24 in the front-rear direction is attached. In this case, the desorption side terminal cap 24 is the expansion / contraction prevention piece A (invention of claim 4 ).
The detachable function tool 6 may be installed at the detachable side end of the telescopic handrail body 2, the fitting hole 26a may be formed on the detachable side fixture 5, and the large diameter pipe 21 is on the detachable side fixture 5 side. Further, the small-diameter pipe 22 may be configured on the rotating side attachment 4 side.
As described above, mainly for elderly people and persons with disabilities, mainly for nursing care and self-help, it is installed almost horizontally at the entrances to the entrances and entrances of general houses and facilities, etc. across the door. It can be used so that a handicapped person can walk along this handrail, and on the other hand, when not in use, the handicapped person can be hung on one side of the doorway so as not to interfere with the entrance and exit of healthy people.
Further, in the first and second embodiments, as shown in FIG. 20, the telescopic handrail body 2 is placed in a substantially horizontal posture on the wall surface 12 at the corner of the room with the rotating side attachment 4 and the detachment side attachment 5 attached. By attaching the telescopic handrail body 2 horizontally to the two attachments 4 and 5 almost horizontally, the handrails can be connected without interruption on the way. You can walk along the handrails.
[0007]
【The invention's effect】
Since the present invention has the above-described configuration, the following specific effects can be obtained.
(1) when removing the ends of the telescopic handrail body mounted on the desorption side fixture from the desorption side fixture, even to retract the retractable pin, the desorption end always telescopic handrail by desorption side fixture The movement of the main body in the expansion / contraction direction is constrained, and it can be escaped by holding and holding the detachable side pipe in one hand and pulling the detachable side end horizontally.
At this time, since the detachable pipe is always held and supported by one hand, the shrinking action accompanied by the sudden strong force that occurs simultaneously with the detachment of the telescopic handrail body from the detachable fitting is prevented, and it is allowed to escape slowly. can and child. Therefore, personal injury such removal operator from the desorption side fixture when telescopic handrail body acts reduced can be prevented.
(2) The telescopic handrail body can be easily attached to the tension elastic body. Accordingly, processing becomes unnecessary by the machine, such as a pin hole in the pipe. Further, the tension elastic body can be easily attached even when a tension is applied to the tension elastic body.
(3) By using a rubber elastic body as the tension elastic body, a telescopic handrail body that is light and does not generate rubbing sound can be obtained. Also, the cost will be approximately one-third in the case of using a tensile coil spring.
Therefore, for the reasons (2) and (3) above, it is possible to provide a telescopic handrail body that can be manufactured easily, lightly and inexpensively without rubbing noise.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an implementation state diagram when the handrail of the present invention is installed at the doorway.
[Figure 2] telescopic handrail Body and rotation-side fixture is a perspective view of the desorption side fixture.
[Figure 3] telescopic handrail Body and rotation-side fixture is a plan view of a mounting state of the desorption side fixture.
[4] telescoping handrails Body and rotation-side fixture is a partial cross-sectional front view of a mounting state of the desorption side fixture.
5 is a cross-sectional view of a telescopic handrail body.
6 is a sectional view taken along line C-C in FIG.
FIG. 7 is a perspective view of a rubber elastic body and both restraints of a telescopic handrail body.
FIG. 8 is an explanatory diagram when both restraints are fixed to the rubber elastic body of the telescopic handrail main body.
FIG. 9 is an assembly explanatory diagram of a rubber elastic body and both restraints of a telescopic handrail main body.
10 is a left side view illustrating a state where an end portion of the telescopic handrail body mounted on the rotation-side fixture.
11 is a perspective view of a detachable terminal cap fitted to the small-diameter pipe in the desorption side end of the other end of the telescopic handrail body in the first embodiment of the handrail.
12 is a partial cross-section right side view of the mounting state of the desorption-side end portion in the first embodiment of the handrail.
13 is a partial cross-section right side view of the escape state in the front-rear direction of the desorption side end portion in the first embodiment of the handrail.
14 is a partial cross-section right side view of the escape state in the front-rear direction of the desorption side end portion in the second embodiment of the handrail.
15 is a sectional view showing a reciprocating pin forward drive state in the desorption function device in a second embodiment of the handrail.
FIG. 16 is a perspective view of relevant parts for explaining a third embodiment of the handrail .
17 is a partial cross sectional front view of the mounted state of the desorption-side end portion of the third embodiment of the handrail.
18 is a partial cross-section right side view of the mounting state of the desorption-side end portion of the third embodiment of the handrail.
19 is a partial cross-section right side view of the escape state in the front-rear direction of the desorption side end in the third embodiment of the handrail.
FIG. 20 is a plan view at the time of attachment to a corner of a room.
21 is a cross sectional view of a conventional telescopic handrail body.
FIG. 22 is a plan view of an attached state of a conventional telescopic handrail body.
FIG. 23 is a left side view of a state in which one end of a conventional telescopic handrail body is attached to a handrail support.
24 is a partial cross-sectional right side view of the mounting state (fixed state) to the desorption fitting of the other end portion of a conventional telescopic handrail body.
25 is a partial cross-sectional right side view of the mounting state (release state) of the desorption fittings of the other end portion of a conventional telescopic handrail body.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Entrance / exit 11 Door 12 Wall surface 13 Door knob 14 Floor 2 Telescopic handrail main body 21 Large diameter pipe 22 Small diameter pipe 23 Connection joint 24 Terminal cap 26 Detachment piece 26a Fitting hole 26b Desorption guide groove 27 Mounting piece 28 Mounting hole 3 Tensile bullet Elastic body 31 Rubber elastic body 31 Large diameter pipe side restraint tool 32 Restriction piece 33 Small diameter pipe side restraint tool 34 Restriction piece 35 Engagement hole A Stretching groove A Expansion / retraction prevention piece 4 Rotation side attachment tool 41 Attachment plate 42 Axle 43 Rotating body 5 Detachment side mounting tool 51 Mounting plate 52 Upper side locking plate 53 Lower side locking plate 6 Detachment function tool 61 Grip ball 62 Body 63 Compression coil spring 64 Advance / Retreat pin
65 retractable pin tip 7 through rod 8 wall handrails body 81 wall handrails body of mounting hardware

Claims

細径パイプがその一部を残して太径パイプ内を伸縮自在とされ、細径パイプと太径パイプとの間に引張り弾性体を内臓させた伸縮式手すり本体の両端部を、左右配置で壁面に取り付けるべく、伸縮式手すり本体の一端部は回動側取付具を介して上下方向に回動可能に支持され、他端部は脱着側取付具を介して脱着可能に支持されている手すりにおいて、
細径パイプと太径パイプの外端部にはそれぞれ端末キャップが固着され、伸縮式手すり本体の一端部は、端末キャップと回動側取付具により、上下方向と水平方向とに回動可能に支持され、伸縮式手すり本体の他端部は、端末キャップと脱着側取付具との間に、中心軸を上下方向沿いにして、一方には本体内に前進方向への付勢力を付与された進退ピンを内臓された脱着機能具を有し、他方には前記進退ピンの先端部が嵌合する嵌合穴を有する一対の構成と、一方には前後方向沿いの脱着ガイド溝を有し、他方には該脱着ガイド溝内に位置する伸縮阻止片を有する一対の構成とを備え、脱着側端末キャップの脱着側取付具への装着状態では、前記伸縮阻止片が前記脱着ガイド溝内に位置して、常時伸縮式手すり本体の伸縮方向への伸縮を阻止されると共に、進退ピンが前進していて該進退ピンの先端部が前記嵌合穴に嵌合して当該端末キャップの前後方向への移動を拘束されていて、進退ピンを後退させると該進退ピンの先端部が前記嵌合穴から抜けて当該端末キャップの前後方向への移動の拘束を解除される構成であることを特徴とする手すり。The small-diameter pipe can be expanded and contracted within the large-diameter pipe, leaving a part of it, and the both ends of the telescopic handrail body with a built-in tensile elastic body between the small-diameter pipe and the large-diameter pipe In order to attach to the wall surface, one end of the telescopic handrail main body is supported so as to be pivotable in the vertical direction via a pivoting side fixture, and the other end is supported so as to be detachable via a detachable side fixture. In
Terminal caps are fixed to the outer ends of the small diameter pipe and the large diameter pipe, respectively, and one end of the telescopic handrail body can be rotated in the vertical and horizontal directions by the terminal cap and the rotating side fitting. The other end of the telescopic handrail body is supported between the terminal cap and the attachment / detachment side fixture with the central axis along the vertical direction, and one side is given a biasing force in the forward direction in the body It has a detachable function tool with a built-in advance / retreat pin, the other has a pair of configurations having a fitting hole into which the tip of the advance / retreat pin is fitted, and one has a detachable guide groove along the front-rear direction, And a pair of components having expansion / contraction prevention pieces positioned in the attachment / detachment guide groove. When the attachment / detachment terminal cap is attached to the attachment / detachment attachment tool, the expansion / contraction prevention piece is positioned in the attachment / detachment guide groove. To prevent expansion and contraction of the handrail body In addition, the advance / retreat pin moves forward, and the tip of the advance / retreat pin is fitted in the fitting hole to restrain the movement of the terminal cap in the front-rear direction. The handrail has a configuration in which the restriction of movement of the terminal cap in the front-rear direction is released by the tip end portion of the terminal cap being removed from the fitting hole.

伸縮阻止片が、脱着機能具における本体の先端部分であることを特徴とする請求項１に記載の手すり。The handrail according to claim 1, wherein the expansion / contraction prevention piece is a tip portion of a main body of the attachment / detachment function tool.

脱着機能具は、進退ピンの後退状態で該進退ピンの先端部の一部分が脱着ガイド溝まで突き出していて、伸縮阻止片が、進退ピンにおける前記先端部であることを特徴とする請求項１に記載の手すり。2. The detachment function tool according to claim 1, wherein a part of a tip portion of the advance / retreat pin protrudes to the detachment guide groove in a retracted state of the advance / retreat pin, and the expansion / contraction prevention piece is the tip portion of the advance / retreat pin. The handrail described.

伸縮阻止片が、伸縮式手すり本体の他端部に固着した端末キャップであることを特徴とする請求項１に記載の手すり。Handrail according to claim 1, elastic blocking piece, characterized in that it is a terminal cap which is fixed to the other end of the telescopic handrail body.

細径パイプがその一部を残して太径パイプ内を伸縮自在とされ、細径パイプと太径パイプとの間に引張り弾性体を内臓させた伸縮式手すり本体において、
前記引張り弾性体にはゴム性弾性体を使用し、該ゴム性弾性体の一端には細径パイプ側拘束具を、他端には太径パイプ側拘束具を固着され、両拘束具の外寸はそれぞれ、それぞれの側のパイプの外寸以下・内寸以上とされて、細径パイプ側拘束具は細径パイプの外端面に、太径パイプ側拘束具は太径パイプの外端面にそれぞれ係止可能であり、細径パイプ側拘束具は、外寸の一部を細径パイプ内を挿通可能な寸法に設定されるとともに、その一部に引掛け穴又は引掛け溝が形成されていて、細径パイプと太径パイプの外端部はそれぞれ、パイプの外端面に拘束具を係止させた状態で端末キャップを固着されていることを特徴とする手すりに使用可能な伸縮式手すり本体。In the telescopic handrail body in which the thin pipe is made to be extensible and retractable within the large diameter pipe, leaving a part of it, and a tensile elastic body is built in between the small diameter pipe and the large diameter pipe.
A rubber elastic body is used as the tension elastic body, and a small diameter pipe side restraining tool is fixed to one end of the rubber elastic body, and a large diameter pipe side restraining tool is fixed to the other end. Each dimension is set to be less than or equal to the outer dimension of the pipe on each side, the small diameter pipe side restraint on the outer end face of the small diameter pipe, and the large diameter pipe side restraint on the outer end face of the large diameter pipe. are possible respectively locking, the small-diameter pipe side restraint, a portion of the outer dimensions while being set to the small diameter pipe can be inserted dimensions, the hooking holes or hooking groove in a portion thereof formed The outer end of each of the small diameter pipe and the large diameter pipe can be used for a handrail characterized in that a terminal cap is secured in a state where a restraining tool is locked to the outer end surface of the pipe. Handrail body.