JP4290042B2 - ログイン管理プログラム、ログイン管理プログラムが記録された媒体、ログイン管理装置、及びログイン管理方法 - Google Patents

ログイン管理プログラム、ログイン管理プログラムが記録された媒体、ログイン管理装置、及びログイン管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザ・ライセンスを有効利用するための情報処理技術に関するものである。
近年、ERP(Enterprise Resource Planning)パッケージを導入する企業が増えている。ERPパッケージの導入にあたっては、ユーザの同時接続数に応じた料金体系に従った契約がなされることが多くなっている。このような場合、実際の運用において、契約数分の接続がなされている状態では、新たなログイン要求は拒否される。すなわち、新たにログインしたいユーザは、ログインしているユーザのうちいずれかのユーザがログオフしない限り、ログインすることができない。一方で、ログインしているユーザは、ログインからログオフまでの間に、必ずしもERPパッケージを用いた業務を継続して行っているとは限らない。例えば、ログインしたまま別の作業を行っているような場合も多い。
このように、ログイン状態を保つ必要がないユーザであっても、ログオフしない限りは同時接続数にカウントされているため、ログインしてERPパッケージを用いた業務を行いたいユーザがログインできない場合が生ずる。従って、ERPパッケージを用いた業務を実際に行う場合のみログイン状態を保持できるようにすれば、同時にログインしているユーザ数を少なくすることができ、契約する同時接続数を減らすことも可能となる。
例えば、ログイン時間を制限するための技術が存在する(例えば特許文献1参照)。すなわち、各コンピュータ端末は、ホストコンピュータとの接続がなされた後にユーザからデータベース検索のためのコマンドが継続して入力されない無入力時間が、基準時間に達したか否かを監視する。基準時間は各コンピュータ端末の画面上に表示させた基準時間設定画面で設定できる。各コンピュータ端末は、無入力時間が基準時間に達すると、その旨をユーザに知らせるための警告画面を画面上に表示する。その警告画面が表示された後一定時間内にユーザからコマンドが入力されないと、当該コンピュータ端末との接続を強制的に切断させるための強制ログオフ・コマンドをホストコンピュータに送る。
特開2000−315189号公報
しかしながら、このような従来技術では、ユーザの同時接続数が限られている環境において、効率良くユーザ・ライセンスを利用しているとは必ずしも言えない。なぜなら、ユーザの判断によって強制的なログオフまでの時間を設定できることから、ユーザによっては、強制的なログオフまでの時間を実際に必要な時間よりも長めに設定することが考えられるためである。すなわち、従来技術によると、ユーザがログオフするのを忘れても自動的にログオフがなされるということから、ログオフを忘れることへの対策としては効果を期待することができるが、他のユーザの利用可能時間を増やすという点については十分考慮されているとは言えない。
そのため、本発明の目的は、ユーザの同時接続数が限られている環境において、ユーザ・ライセンスの利用効率を向上させるための技術を提供することである。
本発明に係るログイン管理方法は、ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理方法であって、ユーザにより選択された業務とユーザの属性とに基づき、所定の許容時間を決定し、記憶装置に格納するステップと、記憶装置に格納された所定の許容時間を超えて、選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、ユーザを強制的にログオフさせるログオフ・ステップとを含む。
これにより、例えばユーザが取り扱う業務及びユーザが属する部門に応じて、強制的にログオフされるまでの時間が自動で設定される。とりわけERPパッケージは、処理に必要なログイン時間が異なる様々な業務や、作業スタイルが異なる様々な部門に属するユーザによる業務に対応している。従って、本発明によれば、強制的にログオフされるまでの時間を適切に設定することができる。また、このように設定された時間に基づき、処理を行っていないと判断されるユーザを強制的にログオフさせることにより、接続可能なユーザ数が増え、ユーザ・ライセンスの利用効率さらには業務効率を向上させることができる。
また、上記ログオフ・ステップが、ユーザが操作する端末に表示させている画面に関するデータを、ユーザに対応付けて画面データ記憶部に格納するステップを含み、本発明に係るログイン管理方法が、強制的にログオフされたユーザによる再ログインに応じて、画面データ記憶部に格納された画面に関するデータを用いて、ユーザが操作する端末に画面を表示させるステップをさらに含むようにしてもよい。
これにより、強制的にログオフされたユーザは、ログオフされたからといって1から処理をやり直す必要がなくなる。通常、ERPパッケージでは、メインメニューから業務を選択し、画面遷移を行いながら処理を進めていくことが多いが、何回か画面遷移を行った後にログオフされた場合に、再度ログインしてまたメインメニューからやり直すのはユーザにとって負荷が大きい。そのため、このようにログオフ直前に端末の表示装置に表示されていた画面を再び表示することで、ユーザの負荷を減らし、業務効率を向上させることができる。
なお、本発明に係る方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することも可能であって、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してデジタル信号として配信される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメイン・メモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、ユーザの同時接続数が限られている環境において、ユーザ・ライセンスの利用効率を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るシステム構成図を図1に示す。例えば企業内ネットワークである社内LAN(Local Area Network)1には、例えばパーソナル・コンピュータである1又は複数のユーザ端末3と、アプリケーション・サーバ5とが無線又は有線により接続されている。アプリケーション・サーバ5には、ERPサーバ処理部501とログ・データ生成部503とログ・データ格納部505とログイン管理部507とユーザ管理テーブル509と設定時間補正部511と未確定入力データ格納部513と接続ユーザ数格納部515と設定データ格納部520と補正基準データ格納部530とが含まれている。設定データ格納部520には、アイドル時間テーブル521と待機時間テーブル522と優先率テーブル523と優先月テーブル524と優先日テーブル525と優先時間テーブル526とが含まれている。補正基準データ格納部530には、判定基準テーブル531と集計期間テーブル533と第1処理時間テーブル535と第2処理時間テーブル537とが含まれている。また、ユーザ端末3には、ERPクライアント30が含まれており、ERPクライアント30には、ログイン制御部31とバックアップ処理部33とバックアップ・データ格納部35とが含まれている。各処理部における処理の詳細及びバックアップ・データ格納部35に格納されるデータについては後に述べる。
アプリケーション・サーバ5のERPサーバ処理部501は、ERPクライアント30を有するユーザ端末3からの要求に応じて各種業務処理を行う。また、ERPサーバ処理部501は、ユーザ管理テーブル509を参照し、ログイン管理部507と連動して処理を行う。さらに、ERPサーバ処理部501は、ログ・データの生成が必要な場合に、ログ・データ生成部503に処理を引き渡す。ログ・データ生成部503は、ログ・データを生成してログ・データ格納部505に格納する。
ログイン管理部507は、ユーザ管理テーブル509と未確定入力データ格納部513と接続ユーザ数格納部515と設定データ格納部520とを参照し、ERPサーバ処理部501と連動して処理を行い、未確定入力データ格納部513と接続ユーザ数格納部515とにデータを格納する。なお、未確定入力データ格納部513には、ユーザIDと画面IDとが対応付けられたデータが格納され、接続ユーザ数格納部515には、ログイン中のユーザ数が格納される。設定時間補正部511は、ログ・データ格納部505と設定データ格納部520と補正基準データ格納部530とを参照して処理を行い、設定データ格納部520と補正基準データ格納部530とにデータを格納する。
なお、ユーザ端末3及びアプリケーション・サーバ5は、図2に示すようなコンピュータ装置であって、メモリ201とCPU203とハードディスク・ドライブ(HDD)205と表示装置209に接続される表示制御部207とリムーバブル・ディスク211用のドライブ装置213と入力装置215とネットワークに接続するための通信制御部217とがバス219で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施の形態における処理を実現するためのプログラムを含むアプリケーション・プログラムは、HDD205に格納されており、CPU203により実行される際にはHDD205からメモリ201に読み出される。必要に応じてCPU203は、表示制御部207、通信制御部217、ドライブ装置213を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ201に格納され、必要があればHDD205に格納される。本発明の実施の形態における処理を実現するためのプログラムは例えばリムーバブル・ディスク211に格納されて頒布されドライブ装置213から、又はネットワーク及び通信制御部217を介して受信し、HDD205にインストールされる。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU203、メモリ201などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、以下で説明する各種機能を実現する。
図3に、ユーザ管理テーブル509のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図3の例には、ユーザの列300と部門の列304とユーザ・レベルの列306と担当品目の列308とが含まれている。なお、1人のユーザが複数の品目を担当する場合もある。一方、部門やユーザ・レベルによっては担当品目を持たないユーザが存在することもある。
図4に、アイドル時間テーブル521のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図4の例には、部門の列400とA1の列402とA2の列404とA3の列406とC1の列410とF1の列414とが含まれている。なお、A3の列406とC1の列410との間、及びC1の列410とF1の列414との間の「・・・」という印は、業務処理に対応する列の図示を省略していることを表している。A1の列402とA2の列404とA3の列406とC1の列410とF1の列414とには、A1、A2、A3、C1及びF1で表される各業務処理に対応するアイドル時間が格納されている。本実施の形態では、アイドル時間とは、ユーザから何らの入力がなされなくとも警告等の対抗処置がなされない時間であり、本実施の形態において、単位は分である。例えばA1の列402の1行目の「5」という数字は、営業部門のユーザが「A1」という業務処理を行う場合について、5分のアイドル時間が設定されていることを示している。5分を超えて何らの入力がなされない場合には、ユーザに対して警告メッセージが提示される。
なお、ユーザが属する部門によって実施しない業務処理がある場合には、アイドル時間を登録せず、該当する設定箇所を空白にしておいてもよい。また、アイドル時間による制限を与えたくない部門及び業務処理の組み合わせについても、アイドル時間が登録されない場合がある。本テーブルには、例えばシステム管理者によって初期データが登録される。
図5に、待機時間テーブル522のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図5の例には、部門の列550と警告表示後の待機時間の列552とが含まれている。本実施の形態では、警告表示後の待機時間とは、ユーザから何らの入力がなされない時間がアイドル時間を超えたためユーザに対して警告メッセージを提示した後、ユーザから何らの入力がなされなくとも強制的なログオフ等の対抗処置がなされない時間であり、アイドル時間同様、単位は分である。例えば警告表示後の待機時間の列552の1行目の「5」という数字は、営業部門のユーザに対して警告メッセージを提示した場合について、5分の待機時間が設定されていることを示している。5分を超えて何らの入力がなされない場合には、ユーザを強制的にログオフさせる。なお、強制的にログオフさせるような設定をしたくない部門については、警告表示後の待機時間が登録されない場合がある。本テーブルには、例えばシステム管理者によって初期データが登録される。
図6に、優先率テーブル523のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図6の例には、部門の列600と優先度Aの列602と優先度Bの列604と優先度Cの列606とが含まれている。本テーブルには、アイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522に登録されている値を調整する際に用いる倍率が部門毎に登録されている。本実施の形態においては、業務の繁忙期や繁忙度合いが部門によって異なることから、アイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522に登録されている値をそのまま使用せずに、例えば繁忙期には、アイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522に登録されている値と優先度Aの列602の値とを掛けた値を使用する。これにより、ログイン日時が繁忙期にあたる部門に属するユーザには、通常より長いアイドル時間及び警告表示後の待機時間を設定することができる。
なお、図6の例では、部門毎の優先率テーブルを示したが、部門の他にも、品目やユーザ・レベル、オーダ毎に優先率が設定されている場合もある。例えば、季節に応じて生産量や販売量が大きく変化する品目については、生産量や販売量が多い時期に、当該品目を取り扱うユーザに対して通常より長いアイドル時間及び警告表示後の待機時間を設定する方がよい。また、例えば管理職のユーザに、月末や期末に業務が集中するような場合には、月末や期末には管理職のユーザに対して通常より長いアイドル時間及び警告表示後の待機時間を設定する方がよい。また、例えば特定の時期に優先的に処理させたいオーダがある場合には、当該特定の時期に該当するオーダを実施するユーザに対して通常より長いアイドル時間及び警告表示後の待機時間を設定する方がよい。すなわち、優先率テーブル523には、部門毎の優先率テーブル、品目毎の優先率テーブル、ユーザ・レベル毎の優先率テーブル及びオーダ毎の優先率テーブルの少なくともいずれかが含まれている。
なお、複数種類の優先率テーブルを用いる場合には、該当する複数の優先度のうちいずれか1つの優先度を適用するようにしてもよいし、該当する複数の優先度の平均や積等の新たな優先度を適用するようにしてもよい。例えば、部門毎の優先率テーブルと品目毎の優先率テーブルとを用いた場合において、該当する部門の優先度がAで150%であり、且つ品目の優先度がBで100%であったとすると、例えば優先度が高い方を適用して150%としてもよいし、例えば平均値を適用して125%としてもよい。また例えば、ユーザ・レベル毎の優先率テーブルとオーダ毎の優先率テーブルとを用いた場合において、該当するユーザ・レベルの優先度がAで150%であり、且つオーダの優先度もAで130%であったとすると、例えば優先度が低い方を適用して130%としてもよいし、例えば積を適用して195%(150%×130%)としてもよい。優先率テーブルには、例えばシステム管理者によってデータが登録される。
図7A乃至図7Dに、優先月テーブル524のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図7Aには、部門の列700と1月の列702と2月の列704と3月の列706と4月の列708と5月の列710と6月の列712と7月の列714と8月の列716と9月の列718と10月の列720と11月の列722と12月の列724とが含まれている。優先度が高い箇所には優先度Aを示す「A」という値が登録されている。空白の箇所は優先度Bに対応している。優先度が低い箇所に優先度Cを示す「C」という値が登録される場合もある。例えば、図7Aの例では、3月の列706の1行目に「A」が登録されていることから、営業部門のユーザには3月に優先度Aが適用される。図6に示した例では、営業部門の優先度Aの倍率は「150%」と登録されており、アイドル時間及び警告表示後の待機時間について、通常の値の150%の値が設定される。図4の例では、例えば営業部門のユーザが「A1」という業務処理を行う場合、通常は5分のアイドル時間が設定されることが示されているが、3月の場合、7.5分(5分×150%)に調整される。同様に、図5の例では、営業部門のユーザには通常は5分の警告表示後の待機時間が設定されることが示されているが、3月の場合、7.5分(5分×150%)に調整される。
図7Aには部門毎の優先月テーブルを示したが、品目毎やユーザ・レベル毎、オーダ毎の優先月テーブルが設けられる場合もある。図7B乃至図7Dに、順に品目毎、ユーザ・レベル毎及びオーダ毎の優先月テーブルの一例を示す。テーブル構成及び格納されるデータは図7Aと類似であり、詳細な説明を省略する。優先月テーブル524には、例えばシステム管理者によってデータが登録される。
図8A乃至図8Dに、優先日テーブル525のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図8Aには、部門の列800と1日の列802と2日の列804と10日の列808と11日の列810と12日の列812と20日の列816と21日の列818と30日の列822と31日の列824とが含まれている。なお、2日の列804と10日の列808との間、12日の列812と20日の列816との間、及び21日の列818と30日の列822との間の「・・・」という印は、日付に対応する列の図示を省略していることを表している。
図7Aに示した部門毎の優先月テーブルと同様、優先度が高い箇所には優先度Aを示す「A」という値が登録されている。空白の箇所は優先度Bに対応している。優先度が低い箇所に優先度Cを示す「C」という値が登録される場合もある。例えば、図8Aの例では、1日の列802の2行目に「A」が登録されていることから、購買部門のユーザには毎月1日に優先度Aが適用される。図6に示した例では、購買部門の優先度Aの倍率は「130%」と登録されており、アイドル時間及び警告表示後の待機時間について、通常の値の130%の値が設定される。図4の例では、例えば購買部門のユーザが「C1」という業務処理を行う場合、通常は5分のアイドル時間が設定されることが示されているが、毎月1日の場合、6.5分(5分×130%)に調整される。同様に、図5の例では、購買部門のユーザには通常は4分の警告表示後の待機時間が設定されることが示されているが、毎月1日の場合、5.2分(4分×130%)に調整される。
図8Aには部門毎の優先日テーブルを示したが、品目毎やユーザ・レベル毎、オーダ毎の優先日テーブルが設けられる場合もある。図8B乃至図8Dに、順に品目毎、ユーザ・レベル毎及びオーダ毎の優先日テーブルの一例を示す。テーブル構成及び格納されるデータは図8Aと類似であり、詳細な説明を省略する。優先日テーブル525には、例えばシステム管理者によってデータが登録される。
図9A乃至図9Dに、優先時間テーブル526のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図9Aには、部門の列900と8時台の列902と9時台の列904と10時台の列906と11時台の列908と12時台の列910と13時台の列912と14時台の列914と15時台の列916と16時台の列918と17時台の列920と18時台の列922とが含まれている。
図7Aに示した部門毎の優先月テーブルと同様、優先度が高い箇所には優先度Aを示す「A」という値が登録されている。空白の箇所は優先度Bに対応している。優先度が低い箇所に優先度Cを示す「C」という値が登録される場合もある。例えば、図9Aの例では、13時台の列912の3行目に「A」が登録されていることから、生産部門のユーザには13時台(13時から14時まで)に優先度Aが適用される。図6に示した例では、生産部門の優先度Aの倍率は「120%」と登録されており、アイドル時間及び警告表示後の待機時間について、通常の値の120%の値が設定される。図4の例では、例えば生産部門のユーザが「F1」という業務処理を行う場合、通常は1分のアイドル時間が設定されることが示されているが、13時台にログインした場合、1.2分(1分×120%)に調整される。同様に、図5の例では、生産部門のユーザには通常は5分の警告表示後の待機時間が設定されることが示されているが、13時台にログインした場合、6分(5分×120%)に調整される。
図9Aには部門毎の優先時間テーブルを示したが、品目毎やユーザ・レベル毎、オーダ毎の優先時間テーブルが設けられる場合もある。図9B乃至図9Dに、順に品目毎、ユーザ・レベル毎及びオーダ毎の優先時間テーブルの一例を示す。テーブル構成及び格納されるデータは図9Aと類似であり、詳細な説明を省略する。優先時間テーブル526には、例えばシステム管理者によってデータが登録される。
図10に、ログ・データ格納部505に格納されるデータの一例を示す。図10の例では、「tobe」というユーザのログ・データが示されている。このように、各ユーザについて、ログイン日時、処理の開始日時、処理の終了日時及びログオフ日時が、ログ・データ生成部503によって記録される。
図11に、集計期間テーブル533のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図11の例には、部門の列1100と開始日の列1102とサイクルの列1104とが含まれている。本テーブルには、集計する対象となるログ・データの範囲が部門毎に登録されている。例えば1行目には、営業部門のユーザのログデータについて、2003年10月1日から半年単位で集計するということが示されている。集計期間テーブル533には、例えばシステム管理者によってデータが登録される。
図12に、第1処理時間テーブル535のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図12の例には、ユーザの列1200と部門の列1202とA1の列1204とA2の列1206とA3の列1208とC1の列1212とF1の列1216とZZの列1218とが含まれている。なお、A3の列1208とC1の列1212との間、及びC1の列1212とF1の列1216との間の「・・・」という印は、業務処理に対応する列の図示を省略していることを表している。A1の列1204とA2の列1206とA3の列1208とC1の列1212とF1の列1216とには、A1、A2、A3、C1及びF1で表される各業務処理の処理時間の平均値がユーザ毎に登録される。なお、単位は分である。平均値の算出に用いる、各業務処理の処理時間は、ログ・データ格納部505に格納されているログ・データから特定する。また、ユーザ毎の集計期間は、ユーザが属する部門に基づき、集計期間テーブル533に格納されているデータから特定する。例えば、図12の例では、A1の列1204の1行目に「5.2」と登録されている。これは、「iwa」というユーザが「A1」という業務処理を行った結果、平均5.2分かかったことを示している。なお、「iwa」というユーザは購買部門に属するユーザであるため、図11に示した集計期間テーブル533の例に従うと、例えば2003年10月1日から半年間についての平均値である。
また、ZZの列1218には、警告メッセージ提示後から入力があるまでの時間の平均値がユーザ毎に登録される。図10の例には示していないが、警告メッセージを提示した時間及びその後ユーザから入力があった時間についても、ログ・データに記録されるため、ログ・データ格納部505を参照することにより、平均値を算出することができる。
さらに、図10の例には示していないが、例えばユーザが業務処理を開始し、完了する前に強制的にログオフされた場合には、業務処理が中断されるため、中断日時がログ・データに記録される。そして、ユーザが再びログインして、中断された業務処理を行い完了した場合には、再開日時及び完了日時がログ・データに記録される。このような場合、業務処理の開始日時から中断日時までの時間と再開日時から完了日時までの時間とを合計した値を、当該業務処理にかかった処理時間として扱う。なお、本テーブルに登録されるデータは、設定時間補正部511によって生成される。
図13に、第2処理時間テーブル537のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図13の例には、部門の列1300とA1の列1302とA2の列1304とA3の列1306とC1の列1310とF1の列1314とZZの列1316とが含まれている。なお、A3の列1306とC1の列1310との間、及びC1の列1310とF1の列1314との間の「・・・」という印は、業務処理に対応する列の図示を省略していることを表している。本テーブルには、図12に示したユーザ毎の平均処理時間に基づき計算された部門毎の平均処理時間が登録される。本テーブルに格納されるデータは、設定時間補正部511によって生成される。
図14に、判定基準テーブル531のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図14の例には、差の列1400と調整内容の列1402とが含まれている。本テーブルには、アイドル時間及び警告表示後の待機時間を調整するためのデータが格納されている。具体的には、部門及び業務処理毎に、第2処理時間テーブル537に登録された平均値とアイドル時間テーブル521に格納されているアイドル時間とを比較し、それらの差に応じて、本テーブルに設定された内容に従い、アイドル時間を更新する。例えば、営業部門のユーザの「A1」という業務処理の平均処理時間が、第2処理時間テーブル537に「4.7(分)」と登録されており、一方で、営業部門のユーザの「A1」という業務処理のアイドル時間が、アイドル時間テーブル521に「5(分)」と登録されていた場合、その差は−0.3(4.7−5.0)と算出される。図14に示した例に従うと、差が−0.5から+0.5までに該当するため、アイドル時間は更新されない。
同様に、第2処理時間テーブル537に登録された平均値(ZZの列1316の値)と待機時間テーブル522に格納されている警告表示後の待機時間とを部門毎に比較し、それらの差に応じて、本テーブルに設定された内容に従い、警告表示後の待機時間を更新する。
図15に、ユーザ端末3のバックアップ・データ格納部35のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。図15の例には、ユーザIDの行1500と画面IDの行1502と入力項目1の行1504と入力項目2の行1506と入力項目3の行1508と入力項目4の行1510と入力項目5の行1512と入力項目6の行1514と入力項目7の行1516と入力項目8の行1518と入力項目9の行1520と入力項目999の行1524とが含まれている。なお、入力項目9の行1520と入力項目999の行1524との間の「:」という印は、入力項目10乃至998に対応する行の図示を省略していることを表している。図15には、例えば「tobe」というユーザが、画面ID「A1-1」で示される画面の各項目に対して入力を行い、入力項目1乃至7までの入力を終えた時点で強制的なログオフがなされた場合に、バックアップ・データ格納部35に格納されるデータの例が示されている。このようなデータを、「tobe」というユーザの再ログインに応じて画面表示することにより、ユーザは入力処理を初めからやり直さなくて済む。なお、このようなデータは、バックアップ処理部33により生成され、バックアップ・データ格納部35に格納される。
図16乃至図21を用いて、図1に示したシステムの処理について説明する。まず、ユーザ端末3のERPクライアント30は、ユーザの操作に従い、表示装置にログイン画面を表示する(図16:ステップS1)。また、ERPクライアント30は、ユーザからのログイン・データの入力を受け付け、当該ログイン・データをアプリケーション・サーバ5に送信する(ステップS3)。アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、ユーザ端末3からログイン・データを受信し、図示しないワーク・メモリ領域等の記憶装置に一旦格納する(ステップS5)。また、ログイン管理部507は、接続ユーザ数格納部515を参照して接続ユーザ数を確認する(ステップS7)。そして、ログイン管理部507は、接続ユーザ数が最大になっているか判定する(ステップS9)。最大であると判定された場合(ステップS9:Yesルート)、後に述べるステップS15の処理に移行する。一方、最大ではないと判定された場合(ステップS9:Noルート)、ログイン管理部507は、ユーザ管理テーブル509を参照してユーザ認証処理を行う(ステップS11)。また、ログイン管理部507は、ユーザ認証処理の結果に基づき、当該ユーザのログインが可能であるか判定する(ステップS13)。ログインが可能であると判定された場合(ステップS13:Yesルート)、端子Aを介して図17の処理に移行する。一方、ログインが可能ではないと判定された場合(ステップS13:Noルート)、ログイン管理部507は、ログイン不可を示すデータをユーザ端末3に送信する(ステップS15)。ユーザ端末3のERPクライアント30は、ログイン不可を示すデータをアプリケーション・サーバ5から受信し、ログインできなかったことを表すメッセージを表示装置に表示する(ステップS17)。そして、ステップS1の処理に戻る。このように、ユーザが認証されない場合に加えて、接続ユーザ数が最大になっている場合にも、ユーザはログインすることができないようになっている。
図17に、端子Aを介して移行した後の処理を示す。まず、アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、ログイン処理を行う(図17:ステップS21)。また、ログイン管理部507は、接続ユーザ数格納部515に格納されている接続ユーザ数を更新する(ステップS23)。すなわち1増やす。次に、ログイン管理部507は、ログインさせたユーザのユーザIDに基づき、当該ユーザに関するデータが未確定入力データ格納部513に格納されているか確認する(ステップS25)。そして、ログイン管理部507は、ステップS25の処理結果に基づき、ログインさせたユーザが新規処理ユーザであるか判定する(ステップS27)。当該ユーザに関するデータが未確定入力データ格納部513に格納されていなければ、新規処理ユーザである。
新規処理ユーザであると判定された場合(ステップS27:Yesルート)、ログイン管理部507は、例えばメニュー画面等の新規処理画面IDを抽出する(ステップS29)。例えばERPサーバ処理部501に含まれる設定データから抽出する。そして後に述べるステップS33の処理に移行する。一方、新規処理ユーザではないと判定された場合(ステップS27:Noルート)、ログイン管理部507は、未確定入力データ格納部513に格納されていた当該ユーザに関するデータから、入力中画面IDを抽出する(ステップS31)。入力中画面IDとは、強制的にログオフがなされる際、ユーザ端末3の表示装置に表示されていた画面のIDである。次に、ログイン管理部507は、アイドル時間設定処理を行う(ステップS33)。アイドル時間設定処理の詳細については後に述べるが、処理結果として、今回のログインに対応するアイドル時間及び警告表示後の待機時間が決定される。
そして、ログイン管理部507は、抽出されている画面IDをユーザ端末3に送信する(ステップS35)。ユーザ端末3のERPクライアント30は、画面IDをアプリケーション・サーバ5から受信する(ステップS37)。また、ERPクライアント30は、受信した画面ID及びバックアップ・データ格納部35に格納されているデータを用いて、表示装置に画面を表示する(ステップS39)。具体的には、まず、受信した画面IDに対応する画面を特定する。さらに、バックアップ・データ格納部35から、受信した画面IDに対応する入力項目データを抽出する。そして、入力欄等に対応する入力項目データが埋め込まれた画面のデータを生成し、表示装置に表示する。なお、新規処理画面の画面IDを受信した場合には、対応する入力項目データがバックアップ・データ格納部35に格納されていないため、入力項目データが埋め込まれていない画面をそのまま表示する。入力中画面IDを受信した場合には、バックアップ・データ格納部35に格納されているデータを用いて画面表示を行うことにより、ユーザに前回の続きから業務処理を行わせることができる。
一方、アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、ステップS35において画面IDを送信した後、無入力時間の計測を開始する(ステップS41)。無入力時間とは、ユーザから何らの入力もなされない時間である。そして、処理は端子B及び端子Cを介して図18の処理に移行する。
図18に、端子B及び端子Cを介して移行した後の処理を示す。まず、ユーザ端末3のERPクライアント30は、ユーザからの入力受け付け待ちの状態になっており、ユーザから何らかの入力があれば、アプリケーション・サーバに入力イベントを通知する(図18:ステップS51)。なお、例えば「登録ボタン」のクリック等、所定の入力イベントが発生した場合には、通知データに実データが含まれる。アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、ユーザからの入力があったか判定する(ステップS53)。入力があったと判定された場合(ステップS53:Yesルート)、端子Dを介して図19の処理に移行する。一方、入力がなかったと判定された場合(ステップS53:Noルート)、ログイン管理部507は、ステップS41(図17)において計測を開始した無入力時間が、ステップS33(図17)において決定されたアイドル時間を超えたか判定する(ステップS55)。超えていないと判定された場合(ステップS55:Noルート)、ステップS53の処理に戻る。一方、無入力時間がアイドル時間を超えたと判定された場合(ステップS55:Yesルート)、ログイン管理部507は、警告メッセージ・データをユーザ端末3に送信する(ステップS57)。なお、ステップS57において警告メッセージ・データを生成してもよいし、予め用意しておいた警告メッセージ・データを送信してもよい。また、警告メッセージ・データがユーザ端末3に保持されている場合には、警告メッセージを表示させるための指示データをユーザ端末3に送信する。また、ログイン管理部507は、再び無入力時間の計測を開始する(ステップS59)。
一方、ユーザ端末3のERPクライアント30に含まれるログイン制御部31は、警告メッセージ・データをアプリケーション・サーバ5から受信すると、表示装置に表示する(ステップS61)。そして、ユーザ端末3のERPクライアント30は、再びユーザからの入力受け付け待ちの状態になり、ユーザから何らかの入力があれば、アプリケーション・サーバに入力イベントを通知する(ステップS63)。なお、例えば「登録ボタン」のクリック等、所定の入力イベントが発生した場合には、通知データに実データが含まれる。アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、ユーザからの入力があったか判定する(ステップS65)。入力があったと判定された場合(ステップS65:Yesルート)、端子Dを介して図19の処理に移行する。一方、入力がなかったと判定された場合(ステップS65:Noルート)、ログイン管理部507は、ステップS59において計測を開始した無入力時間が、ステップS33(図17)において決定された警告表示後の待機時間を超えたか判定する(ステップS67)。超えていないと判定された場合(ステップS67:Noルート)、ステップS65の処理に戻る。一方、無入力時間が警告表示後の待機時間を超えたと判定された場合(ステップS67:Yesルート)、ログイン管理部507は、警告表示後の待機時間を超えて入力をしなかったユーザのユーザIDと、ユーザ端末3の表示装置に表示されている画面の画面IDとを対応付けて未確定入力データ格納部513に格納する(ステップS69)。なお、ERPサーバ処理部501に問い合わせることにより、ユーザID及び画面IDを取得し、画面IDを入力中画面IDとして未確定入力データ格納部513に格納する。
また、ログイン管理部507は、ログオフ通知データをユーザ端末3に送信する(ステップS71)。なお、ステップS71においてログオフ通知データを生成してもよいし、予め用意しておいたログオフ通知データを送信してもよい。ユーザ端末3のERPクライアント30に含まれるログイン制御部31は、ログオフ通知データをアプリケーション・サーバ5から受信する(ステップS73)。ユーザ端末3のERPクライアント30に含まれるバックアップ処理部33は、ログイン制御部31がログオフ通知データを受信したことを検出すると、未確定入力データをバックアップ・データ格納部35に格納する(ステップS75)。例えば図15に示したようなデータが格納される。そして、処理は端子Eを介してステップS1(図16)に戻る。
一方、アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、ステップS71においてログオフ通知データを送信した後、ログオフ処理を行う(ステップS77)。また、ログイン管理部507は、接続ユーザ数格納部515に格納されている接続ユーザ数を更新する(ステップS79)。すなわち1減らす。また、ログイン管理部507と連動しているERPサーバ処理部501は、ユーザがログオフされたことをログ・データ生成部503に通知し、ログ・データ生成部503は当該ログオフに係るログ・データをログ・データ格納部505に記録する(ステップS81)。そして処理を終了する。
図19に、端子Dを介して移行した後の処理を示す。まず、アプリケーション・サーバ5のERPサーバ処理部501は、ユーザからの入力がログオフを指示するものであったか判定する(図19:ステップS91)。ログオフを指示するものであったと判定された場合(ステップS91:Yesルート)、端子Fを介してステップS77(図18)の処理に移行する。一方、ログオフを指示するものではなかったと判定された場合(ステップS91:Noルート)、ERPサーバ処理部501は、ユーザ端末3から送信された通知データに実データが含まれていたか判定する(ステップS93)。通知データに実データが含まれていなかったと判定された場合(ステップS93:Noルート)、端子Gを介してステップS41(図17)の処理に戻る。一方、通知データに実データが含まれていたと判定された場合(ステップS93:Yesルート)、ERPサーバ処理部501は、実データに対応した処理を行う(ステップS95)。処理結果をユーザ端末3に送信する場合もある。そして、ERPサーバ処理部501は、ユーザ端末3の表示画面に表示されている画面に係る一連の処理が終了したか判定する(ステップS97)。画面の処理が終了していないと判定された場合(ステップS97:Noルート)、端子Gを介してステップS41(図17)の処理に戻る。一方、画面の処理が終了したと判定された場合(ステップS97:Yesルート)、ログ・データ生成部503は当該画面の処理に係るログ・データをログ・データ格納部505に記録する(ステップS99)。また、ERPサーバ処理部501は、ユーザ端末3の表示画面に次に表示させる画面のIDを特定する(ステップS101)。そして、端子Hを介してステップS33(図17)の処理に移行する。
このようにして、警告表示後の待機時間を超えて入力をしなかったユーザを強制的にログオフさせることにより、ユーザ・ライセンスの利用効率を向上させることができる。また、ログオフ直前に端末の表示装置に表示されていた画面を再び表示することで、ユーザの負荷を減らし、業務効率を向上させることができる。
なお、ERPパッケージによっては、ウェブ(Web)技術を利用し、ユーザ端末に専用のクライアント・プログラムの設置を必要としないものもある。このような場合、例えば、ユーザが文字を1つ入力しただけでは、サーバ側に通知がなされることはない。従って、例えば「登録ボタン」のクリック等により、入力又は選択データがユーザ端末から送信され、そのような入力又は選択データをサーバ側で受信した場合に、ユーザからの入力があったと判定する。一方、アイドル時間や警告表示後の警告表示後の待機時間を超えて入力又は選択データを受信しない状態が続いた場合には、ユーザからの入力がなされなかったものと判定する。
また、警告メッセージをユーザに提示したり、ユーザを強制的にログオフさせた後にユーザ端末にログイン画面を表示させる場合、ユーザ端末からの要求を受けることなく、サーバ側から一方的にユーザ端末にデータを送信することはできないため、例えば、Webページ・データに、定期的に画面をリフレッシュさせるためのタグを組み込んでおく。また、ログオフの時点で未だサーバ側に送信されていないデータをユーザ端末の記憶装置に保存することは困難である。そのため、ログオフ直前に端末の表示装置に表示されていた画面(入力中のデータを含まず)の画面IDと、ユーザIDとを対応付けてサーバ側で保持しておき(又はクッキーでユーザ端末側に保持しておき)、再ログインに応じてログオフ直前の画面を表示させるようにする。このようにすることで、Web技術を利用したERPパッケージにも本発明の技術を適用することができる。
図20を用いて、アイドル時間設定処理(図17:ステップS33)の詳細について説明する。なお、本実施の形態においては、優先度の設定を、部門、品目、ユーザ・レベル及びオーダのいずれか1つに基づき特定する又は標準と特定する。また、優先月テーブル524、優先日テーブル525及び優先時間テーブル526のいずれか1つに優先度が設定されているものとする。まず、アプリケーション・サーバ5のログイン管理部507は、設定データ格納部520の優先月テーブル524と優先日テーブル525と優先時間テーブル526とのいずれか1つに設定されている優先度のデータを確認する(図20:ステップS111)。そして、ログイン管理部507は、優先度が部門毎に設定されているか判定する(ステップS113)。優先度が部門毎に設定されていると判定された場合(ステップS113:Yesルート)、ログイン管理部507は、現在日時及びユーザが属する部門に基づき優先設定を特定する(ステップS115)。優先設定として、例えば「A」と特定する。そして、後に述べるステップS133の処理に移行する。
一方、優先度が部門毎に設定されていないと判定された場合(ステップS113:Noルート)、ログイン管理部507は、優先度が品目毎に設定されているか判定する(ステップS117)。優先度が品目毎に設定されていると判定された場合(ステップS117:Yesルート)、ログイン管理部507は、現在日時及びユーザの担当品目に基づき優先設定を特定する(ステップS119)。そして、後に述べるステップS133の処理に移行する。
一方、優先度が品目毎に設定されていないと判定された場合(ステップS117:Noルート)、ログイン管理部507は、優先度がユーザ・レベル毎に設定されているか判定する(ステップS121)。優先度がユーザ・レベル毎に設定されていると判定された場合(ステップS121:Yesルート)、ログイン管理部507は、現在日時及びユーザの役職レベルに基づき優先設定を特定する(ステップS123)。そして、後に述べるステップS133の処理に移行する。
一方、優先度がユーザ・レベル毎に設定されていないと判定された場合(ステップS121:Noルート)、ログイン管理部507は、優先度がオーダ毎に設定されているか判定する(ステップS125)。優先度がオーダ毎に設定されていないと判定された場合(ステップS125:Noルート)、ログイン管理部507は、優先設定を標準と特定する(ステップS127)。そして、後に述べるステップS133の処理に移行する。
一方、優先度がオーダ毎に設定されていると判定された場合(ステップS125:Yesルート)、ログイン管理部507は、ユーザ端末3の表示装置に表示させている画面のIDに基づき、オーダを特定する(ステップS129)。ERPサーバ処理部501に問い合わせる場合もある。また、ログイン管理部507は、現在日時及びオーダに基づき優先設定を特定する(ステップS131)。
次に、ログイン管理部507は、ユーザ端末3の表示装置に表示させている画面のIDに基づき、業務処理を特定する(ステップS133)。例えば画面IDが「A1−1」の場合、業務処理は「A1」であると特定することができる。対応表等を用いて特定してもよい。また、ログイン管理部507は、ステップS133において特定した業務処理と、ユーザが属する部門とに基づきアイドル時間テーブル521を参照し、該当するアイドル時間を抽出して図示しないワーク・メモリ領域等の記憶装置に一旦格納する(ステップS135)。例えば「5(分)」を抽出する。さらに、ログイン管理部507は、ユーザが属する部門に基づき待機時間テーブル522を参照し、該当する警告表示後の待機時間を抽出して図示しないワーク・メモリ領域等の記憶装置に一旦格納する(ステップS137)。例えば「4(分)」を抽出する。
次に、ログイン管理部507は、上で特定した優先設定に基づき優先率テーブル523から優先率を抽出する(ステップS139)。例えば「120%」を抽出する。そして、ログイン管理部507は、ステップS135において抽出したアイドル時間にステップS139において抽出した優先率を掛けた値と、ステップS137において抽出した警告表示後の待機時間にステップS139において抽出した優先率を掛けた値とを算出し、図示しないワーク・メモリ領域等の記憶装置に一旦格納する(ステップS141)。例えば「6分(5分×120%)」と「4.8分(4分×120%)」とが算出される。そして元の処理に戻る。このようにしてアイドル時間設定処理が行われ、今回のログインに対応するアイドル時間及び警告表示後の待機時間が決定される。
なお、アイドル時間及び警告表示後の待機時間の決定においては、基準となるデータがアイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522に格納されており、これを用いて時間を決定しているが、本実施の形態においては、アイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522に格納されているデータについても適宜補正するようになっている。そのような設定時間補正処理について、図21を用いて説明する。まず、設定時間補正部511は、ログ・データ格納部505及び集計期間テーブル533のデータに基づき、第1処理時間テーブル535のデータを生成し、格納する(ステップS151)。例えば半年分のログ・データに基づき、ユーザ毎に各業務処理の処理時間の平均値を算出し、第1処理時間テーブル535に格納する。さらに、設定時間補正部511は、ステップS151において格納した第1処理時間テーブル535のデータに基づき、第2処理時間テーブル537のデータを生成し、格納する(ステップS153)。すなわち、ユーザ毎の集計データに基づき、部門毎の集計データを生成する。
そして、設定時間補正部511は、ステップS153において格納した第2処理時間テーブル537のデータと、アイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522のデータとを比較する(ステップS155)。また、設定時間補正部511は、ステップS155における比較結果と、判定基準テーブル531のデータとに基づき、アイドル時間テーブル521及び待機時間テーブル522を更新する(ステップS157)。具体例は上の図14の説明において示したとおりである。
このようにして設定時間補正処理が行われる。これにより、例えばシステム管理者が設定した初期値が適切でなかった場合や、ユーザが操作に慣れてきて、基準となる時間に余裕があり過ぎるようになってしまった場合など、基準となる時間を補正することができる。
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3乃至図6、図7A乃至図7D、図8A乃至図8D、図9A乃至図9D、及び図11乃至図15に示したテーブル構成は一例であって、同様のデータを格納するためであれば別の構成を採用するようにしてもよいし、必要に応じて項目を追加又は削除してもよい。また、図10に示したログ・データも一例であって、ログに記録する要素は図10に示した要素に限られない。また、図1に示したアプリケーション・サーバ及びユーザ端末の機能ブロック構成は一例であって、実際のプログラム・モジュール構成とは異なる場合がある。また、図2に示したコンピュータの機能ブロック図も一例であって、実際のハードウェア構成とは異なる場合もある。また、アプリケーション・サーバが複数のサーバやコンピュータによって構成されていてもよい。さらに、図16乃至図21に示した処理フローも一例であって、同様の処理結果が得られる範囲において処理の順序を入れ替えてもよいし、必要に応じてステップを追加又は削除してもよい。
(付記1)
ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理プログラムであって、
前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、所定の許容時間を決定し、記憶装置に格納する許容時間決定ステップと、
前記記憶装置に格納された前記所定の許容時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、前記ユーザを強制的にログオフさせるログオフ・ステップと、
を実行させるためのログイン管理プログラム。
(付記2)
前記ログオフ・ステップが、前記ユーザが操作する端末に表示させている画面に関するデータを、前記ユーザに対応付けて画面データ記憶部に格納するステップを含み、
強制的にログオフされた前記ユーザによるログインに応じて、前記画面データ記憶部に格納された前記画面に関するデータを用いて、前記ユーザが操作する端末に前記画面を表示させるステップ
をさらに含む付記1記載のログイン管理プログラム。
(付記3)
前記所定の許容時間が、アイドル時間と第1の待機時間とを含み、
前記アイドル時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、前記ユーザに警告するためのデータを前記ユーザが操作する端末に表示させるステップ
をさらに含む付記1記載のログイン管理プログラム。
(付記4)
利用実績データに基づき、所定のアイドル時間及び所定の第1の待機時間の少なくともいずれかを調整し、調整データ格納部に格納する調整ステップ
をさらに含み、
前記許容時間決定ステップにおいて、
前記調整データ格納部に格納されたデータに基づき、前記所定の許容時間を決定することを特徴とする
付記3記載のログイン管理プログラム。
(付記5)
前記調整ステップが、
前記利用実績データに基づき、前記ユーザが属する業務部門及び前記ユーザが選択し得る業務毎の処理時間の平均値を所定の集計期間について算出し、処理時間テーブルに登録するステップと、
前記利用実績データに基づき、前記ユーザに警告するためのデータを前記ユーザが操作する端末に表示させてから、前記選択された業務に係るデータの入力又は受信を検出するまでの第2の待機時間の平均値を前記所定の集計期間について前記ユーザが属する業務部門毎に算出し、前記処理時間テーブルに登録するステップと、
前記処理時間テーブルに登録された前記処理時間の平均値と、前記所定のアイドル時間との差に応じて、前記所定のアイドル時間を調整するステップと、
前記処理時間テーブルに登録された前記第2の待機時間の平均値と、前記所定の第1の待機時間との差に応じて、前記所定の第1の待機時間を調整するステップと
を含む付記4記載のログイン管理プログラム。
(付記6)
前記許容時間決定ステップが、
前記ユーザが属する業務部門と、前記ユーザの担当業務に係る品目と、前記ユーザの役職レベルと、前記業務に係るオーダと、ログイン日時とのうち少なくともいずれか1つに応じて設定された優先度に基づき、所定のアイドル時間及び所定の第1の待機時間の少なくともいずれかを調整するステップと、
調整された前記アイドル時間及び前記第1の待機時間の少なくともいずれかに基づき、前記所定の許容時間を決定するステップと、
を含む付記3記載のログイン管理プログラム。
(付記7)
前記ログオフ・ステップが、
前記ユーザにより入力されたデータを保存すべきことを前記ユーザが操作する端末に通知するステップ
をさらに含む付記2記載のログイン管理プログラム。
(付記8)
ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理プログラムを格納した記録媒体であって、
前記ログイン管理プログラムは、
前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、所定の許容時間を決定し、記憶装置に格納するステップと、
前記記憶装置に格納された前記所定の許容時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、前記ユーザを強制的にログオフさせるログオフ・ステップと、
を前記コンピュータ・システムに実行させることを特徴とする記録媒体。
(付記9)
ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うログイン管理装置であって、
前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、所定の許容時間を決定し、記憶装置に格納する手段と、
前記記憶装置に格納された前記所定の許容時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、前記ユーザを強制的にログオフさせる手段と、
を有するログイン管理装置。
(付記10)
ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理方法であって、
前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、所定の許容時間を決定し、記憶装置に格納するステップと、
前記記憶装置に格納された前記所定の許容時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、前記ユーザを強制的にログオフさせるステップと、
を含むログイン管理方法。
本発明の実施の形態におけるシステム構成図である。 本発明の実施の形態におけるコンピュータの機能ブロックの概要を示す図である。 ユーザ管理テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 アイドル時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 待機時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 優先率テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 部門毎の優先月テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 品目毎の優先月テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 ユーザ・レベル毎の優先月テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 オーダ毎の優先月テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 部門毎の優先日テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 品目毎の優先日テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 ユーザ・レベル毎の優先日テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 オーダ毎の優先日テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 部門毎の優先時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 品目毎の優先時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 ユーザ・レベル毎の優先時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 オーダ毎の優先時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 ログ・データの一例を示す図である。 集計期間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 第1処理時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 第2処理時間テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 判定基準テーブルのテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す図である。 バックアップ・データ格納部のテーブル構成及び格納されるデータの一例を示す。 本発明の実施の形態におけるメイン処理フローを示す第1の図である。 本発明の実施の形態におけるメイン処理フローを示す第2の図である。 本発明の実施の形態におけるメイン処理フローを示す第3の図である。 本発明の実施の形態におけるメイン処理フローを示す第4の図である。 アイドル時間設定処理の処理フローを示す図である。 設定時間補正処理の処理フローを示す図である。
符号の説明
1 社内LAN 3 ユーザ端末
5 アプリケーション・サーバ
30 ERPクライアント 31 ログイン制御部
33 バックアップ処理部 35 バックアップ・データ格納部
501 ERPサーバ処理部 503 ログ・データ生成部
505 ログ・データ格納部 507 ログイン管理部
509 ユーザ管理テーブル 511 設定時間補正部
513 未確定入力データ格納部 515 接続ユーザ数格納部
520 設定データ格納部 521 アイドル時間テーブル
522 待機時間テーブル 523 優先率テーブル
524 優先月テーブル 525 優先日テーブル
526 優先時間テーブル 530 補正基準データ格納部
531 判定基準テーブル 533 集計期間テーブル
535 第1処理時間テーブル 537 第2処理時間テーブル

Claims (5)

  1. ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理プログラムであって、
    前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、アイドル時間と第一の待機時間とを特定し、記憶装置に格納するステップと、
    前記ユーザが属する業務部門と、前記ユーザの担当業務に係る品目と、前記ユーザの役職レベルと、前記業務に係るオーダとのうちいずれか1つと、ログイン日時と応じて設定された優先度に基づき、特定された前記アイドル時間と前記第1の待機時間と補正し、前記記憶装置に格納するステップと、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザに警告するためのデータを前記ユーザが操作する端末に表示させるステップと、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間の経過後、前記記憶装置に格納された前記第一の待機時間をさらに経過して、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザを強制的にログオフさせるログオフ・ステップと、
    を実行させるためのログイン管理プログラム。
  2. 前記ログオフ・ステップが、前記ユーザが操作する端末に表示させている画面に関するデータを、前記ユーザに対応付けて画面データ記憶部に格納するステップを含み、
    強制的にログオフされた前記ユーザによるログインに応じて、前記画面データ記憶部に格納された前記画面に関するデータを用いて、前記ユーザが操作する端末に前記画面を表示させるステップ
    をさらに含む請求項1記載のログイン管理プログラム。
  3. ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理プログラムを格納した記録媒体であって、
    前記ログイン管理プログラムは、
    前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、アイドル時間と第一の待機時間とを特定し、記憶装置に格納するステップと、
    前記ユーザが属する業務部門と、前記ユーザの担当業務に係る品目と、前記ユーザの役職レベルと、前記業務に係るオーダとのうちいずれか1つと、ログイン日時と応じて設定された優先度に基づき、特定された前記アイドル時間と前記第1の待機時間と補正し、前記記憶装置に格納するステップと、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザに警告するためのデータを前記ユーザが操作する端末に表示させるステップと、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間の経過後、前記記憶装置に格納された前記第一の待機時間をさらに経過して、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザを強制的にログオフさせるログオフ・ステップと、
    を前記コンピュータ・システムに実行させることを特徴とする記録媒体。
  4. ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うログイン管理装置であって、
    前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、アイドル時間と第一の待機時間とを特定し、記憶装置に格納する手段と、
    前記ユーザが属する業務部門と、前記ユーザの担当業務に係る品目と、前記ユーザの役職レベルと、前記業務に係るオーダとのうちいずれか1つと、ログイン日時と応じて設定された優先度に基づき、特定された前記アイドル時間と前記第1の待機時間と補正し、前記記憶装置に格納する手段と、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザに警告するためのデータを前記ユーザが操作する端末に表示させる手段と、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間の経過後、前記記憶装置に格納された前記第一の待機時間をさらに経過して、前記選択された業務に係るデータが未入力又は未受信であることを検出した場合、前記ユーザを強制的にログオフさせる手段と、
    を有するログイン管理装置。
  5. ユーザによるログインが必要であり且つ複数種類の業務を取り扱うコンピュータ・システムにより実行されるログイン管理方法であって、
    前記ユーザにより選択された業務と前記ユーザの属性とに基づき、アイドル時間と第一の待機時間とを特定し、記憶装置に格納するステップと、
    前記ユーザが属する業務部門と、前記ユーザの担当業務に係る品目と、前記ユーザの役職レベルと、前記業務に係るオーダとのうちいずれか1つと、ログイン日時と応じて設定された優先度に基づき、特定された前記アイドル時間と前記第1の待機時間と補正し、前記記憶装置に格納するステップと、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間を超えて、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザに警告するためのデータを前記ユーザが操作する端末に表示させるステップと、
    前記記憶装置に格納された前記アイドル時間の経過後、前記記憶装置に格納された前記第一の待機時間をさらに経過して、前記選択された業務に係るデータが未入力である場合、前記ユーザを強制的にログオフさせるログオフ・ステップと、
    を含むログイン管理方法。
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