JP4288872B2 - 回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的小容量の配線用しゃ断器,漏電しゃ断器などを対象とした回路しゃ断器に適用する外部操作ハンドル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
配電盤,制御盤などに装備した回路しゃ断器の付属装置として、盤外から回路しゃ断器を開閉操作する外部操作ハンドル装置が周知である。
ここで、配線用しゃ断器(オートブレーカ)を例に、その回路しゃ断器の構成概要を図5で説明する。図において、回路しゃ断器1は、そのしゃ断器ケース1aに固定接触子1b,可動接触子1c,反転動作式のトグルリンク機構からなる開閉機構部1d,該開閉機構部1dに連繋してケース1aの頂部に配した揺動操作式のハンドル1e,電磁式の過電流引外し装置1f,および該引外し装置1fと開閉機構部1dとを連繋するラッチ機構1gなどを組付けた構成になる。
【0003】
かかる回路しゃ断器の開閉動作は周知の通りであり、ハンドル1eを図示のON位置から右側に倒してOFF位置に切換えると、開閉機構部1dの開閉ばねの付勢を受けて可動接触子1cが開極動作する。また、通電中に過電流が流れて引外し装置1fが作動すると、ラッチ機構1gが開閉機構部1dのラッチ受けを釈放し、これにより回路しゃ断器1がトリップし、可動接触子1cが開極動作して電流を自動遮断する。なお、このトリップ動作により、開閉機構部1dの動きに従動してハンドル1eがON位置からOFF位置との中間のトリップ(TRIP)表示位置に停止して回路しゃ断器がトリップ動作したことを表示する。
【0004】
次に、前記回路しゃ断器1に適用する外部操作ハンドル装置の従来構造を図4(a),(b) に示す。図において、2は回路しゃ断器1に取付けた外部操作ハンドル装置であり、該ハンドル装置は外枠を構成する本体ベース3にロータリーハンドル4およびスライドベース5を組付けた構成になり、ここでハンドル4は本体ベース3に軸支し、その内側にはターンベース(クランクアーム)4aおよびピン(クランクピン)4bを備えている。また、スライドベース5は、本体ベース3に対して、回路しゃ断器1のハンドル1eの切換方向と平行な向きにスライド可能に案内支持されており、その板面中央にスライド方向と直交する向きに開口した長溝5aに、前記ターンベース4aのピン4bを嵌合してロータリーハンドル4と連繋している。また、スライドベース5の裏側には一対のハンドルアーム(爪)5bが突き出しており、当該ハンドル装置2を回路しゃ断器1に取付けた状態で、前記ハンドルアーム5bがしゃ断器本体のハンドル1eを前後から挟むようにしている。
【0005】
かかる構成で、ロータリーハンドル4を手動で図示のON位置からOFF位置に回すと、ターンベース4aのピン4bを介してスライドベース5が右方向にスライド移動し、これによりハンドルアーム5bを介して回路しゃ断器1のハンドル1eがOFF位置に切り換わる。
また、上記した外部操作ハンドル装置2に対して、ロータリーハンドル4をON/OFF位置に切換え操作する際にノッチ感を与えるための手段として、図6で示すようにスライドベース5の側縁にV字状のノッチ溝5cを形成するとともに、このノッチ溝5cに係合する板ばね6を本体ベース3に設けてスライドベース5をON位置に保持するようにした構成が製品として実施されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来構造の外部操作ハンドル装置では、操作および機能面で次に記すような問題点がある。
(1) 図5に示した回路しゃ断器1では、通常はそのハンドル1eに十分な力を加えて勢いよくONあるいはOFF位置に向けて切換え操作するようにしているが、例えばOFFからON位置に切換える過程で、ハンドル1eをOFFとON位置の中間まで押したところで力を抜いたりハンドルから手を離すと、そのときの状態によっては開閉機構部1dの反転式トグルリンク機構がデッドポイント付近で停止してしまう中途半端な動作状態となる。このことは、回路しゃ断器1に外部操作ハンドル装置2を付属して使用した場合でも同様であり、ハンドル装置のロータリーハンドル4を切換え操作する際にOFF位置とON位置の中間まで回したところで、切換え操作が終了したと誤認して手を離すと、回路しゃ断器1には前記と同じ中途半端な動作状態が発生する。しかも、この中途半端な動作状態では、可動接触子1cと固定接触子1bとが十分に圧接せずに所定の接点接触圧が確保できないため、このまま通電を続けると、接点部に異常な発熱が生じて接点同士が溶着するなどのトラブルを引き起こすおそれがある。
【0007】
かかる点、前記した従来の外部操作ハンドル装置には、このような問題に対処する対策がとられてなく、このためにユーザーの切換え操作ミスからしばしば接点が溶着するなどの故障が発生している。
(2) また、図5で述べたように回路しゃ断器1では、トリップ動作(自動しゃ断)時には開閉機構部1dのリンクの動きに従動してハンドル1eをトリップ表示位置に移動するようにしているが、開閉機構部1dの構造からこの移動力は大きくは取れない制約がある。そのために、図6のようにスライドベース5にノッチ機構を設けてON位置に係止保持するようにした構成では、回路しゃ断器がトリップ動作してもそのハンドル1eが外部操作ハンドル装置2のスライドベース5に拘束されてON位置に停止したままとなるため、外部にトリップ状態を表示することができない。そこで、従来では回路しゃ断器に付属装置として警報スイッチ(回路しゃ断器のトリップ動作を電気信号として外部に出力する)を付属させるなどして対処しているが、配電盤,制御盤などに多数台の回路しゃ断器を並べて設置した場合には、どの回路しゃ断器の系統に故障が生じたかを目視判別することが困難である。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、ハンドル操作で回路しゃ断器をON/OFFに切換える際に、回路しゃ断器がON位置とOFF位置の中間に中途半端な動作状態で停止するといった不具合を防ぎ、併せて回路しゃ断器がトリップ動作した際にはハンドルをトリップ表示位置に移動してトリップ動作状態を目視判別できるように改良した回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によれば、配電盤,制御盤などに装備した回路しゃ断器を盤外から開閉操作する外部操作ハンドル装置が、本体ベースと、該本体ベースに取付けたターンベース付きロータリーハンドルと、前記ターンベースのピンに連繋して本体ベースにスライド可能に案内支持したハンドルアーム付きスライドベースとの組立体からなり、前記スライドベースのハンドルアームをしゃ断器本体の揺動操作式ハンドルに係合し、ロータリーハンドルを手動で回してしゃ断器本体のハンドルを開閉操作するようにしたものにおいて、
前記スライドベースの端部に、その左右両側縁を傾斜カム面とするカム部をを形成するとともに、該カム部を両側から挟んで、その傾斜カム面にローラ,レバー,付勢ばねを介してスライドベースの移動方向と直交する方向に力を加える一対のノッチ機構を設け、該ノッチ機構の加圧力によりスライドベースをONもしくはOFF方向に付勢して回路しゃ断器をONもしくはOFF位置に保持するようにし(請求項1)、具体的には前記ノッチ機構を次記のような態様で構成するものとする。
【0010】
(1) スライドベースのカム部に形成した傾斜カム面を、ON側,OFF側に対応して逆向きに傾斜した二つのカム領域が連なって並ぶ凸状のカム面となし、かつ該カム面のON側領域とOFF側領域の境目になる頂点位置を、回路しゃ断器のON/OFF反転位置に対応させて設定する(請求項2)。
この構成によれば、カム部に形成した凸状の傾斜カム面に対してノッチ機構のローラがOFF側領域のカム面に当接している状態では、その傾斜カム面を加圧する力の分力がスライドベースをOFF位置に向けて押し戻すように働く。逆に、ローラがON領域のカム面に当接している状態では、ノッチ機構からの加圧力がスライドベースをON位置に押し戻すように働く。したがって、外部操作ハンドル装置のハンドルをON/OFFに切り換える操作過程の途中で、加えていた力を抜いたりハンドルから手を離したりすると、そのときのローラとカム面との当接位置とノッチ機構からの加圧力より、スライドベースがONもしくはOFFのいずれかの位置に押し戻されて中途半端な中間地点に停止することがなくなる。これにより、先記のような操作ミスから回路しゃ断器の接点が溶着するなどのトラブルを未然に回避できるし、またノッチ機構から加わる加圧力でON/OFF切換え操作のノッチ感が得られるので、ハンドル操作ミスを確実に防げる。
【0011】
(2) カム部に形成したONおよびOFF側領域のカム面のうち、ON側領域のカム面を緩やかな傾斜角度に設定する(請求項3)。
これにより、ノッチ機構のローラがON側領域のカム面に当接している状態では、該カム面の緩やかな傾斜角度によりスライドベースをON位置に押し戻す方向に働く力、つまりスライドベースをOFF方向に移動する際の抵抗力が小さくなる。したがって、回路しゃ断器がトリップ動作(自動しゃ断)した場合には、そのハンドルをトリップ表示位置に移動するように開閉機構部からしゃ断器本体のハンドルを介して外部操作ハンドル装置に加わる力により、外部操作ハンドル装置ではノッチ機構の押圧力に抗してスライドベースがOFF方向へ移動し、これに従動してスライドベースと連繋したロータリーハンドルがON位置からトリップ表示位置に回転する。これにより、外部操作ハンドル装置のロータリーハンドルの位置から回路しゃ断器がトリップ動作したことを判別できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図3に示す実施例に基づいて説明する。なお、実施例の図中で図4に対応する部材には同じ符号を付してその説明は省略する。
まず、図1(a) 〜(c) は本発明の実施例による外部操作ハンドル装置の構造図であり、該ハンドル装置は基本的な機構は図4と同じ構造であるが、そのスライドベース5には次記のようなカム部5dおよびノッチ機構7が新たに追加装備されている。
【0013】
すなわち、スライドベース5の一端側には符号5dで示すカム部が形成されており、このカム部5dを左右から挟むようにしてスライドベース5の左右両サイドには一対のノッチ機構7が対向配置されている。
ここで、カム部5dにはその左右両側縁に、OFFおよびONに対応する二つの領域のカム面5d-1および5d-2(カム面5d-1と5d-2はその傾きが互いに逆向き)が連なって並ぶように凸状に傾斜したカム面が形成されており、かつ(c) で表すようにOFF側領域のカム面5d-1はその傾斜角度(スライドベース5の移動方向に対する傾き角)θ1 が比較的急な角度に設定されているのに対し、ON側領域のカム面5d-2は緩やかな傾斜角度θ2 に設定されている。
【0014】
一方、ノッチ機構7は、前記カム部5dの傾斜カム面に当接するローラ(摺動抵抗の小さなボールベアリングを採用する)7aと、該ローラ7aを一端に支持して中間箇所を本体ベース3に軸支したレバー7bと、該レバー7bの後端と本体ベース3との間に介挿した付勢ばね(圧縮ばね)7cとからなり、圧縮ばね7cのばね力がレバー7b,ローラ7aを介してカム部5dのカム面に対し、スライドベース5の移動方向と直交する方向に加圧力Fとして作用するようにしている。そして、前記した凸状カム面の頂点(カム領域5d-1と5d-2の間の境界)は、回路しゃ断器1のON/OFF反転位置(図5における開閉機構部1dのデッドポイント)と対応するようにその近傍位置に設定されている。
【0015】
かかる構成により、カム部5dに形成した凸状の傾斜カム面に対してノッチ機構7のローラ7aが凸状カム面の頂点を境にして左側のOFF側領域のカム面5d-1に当接して押圧している状態では、加圧力Fのカム傾斜角度θ1 に対する水平方向(スライドベースの移動方向)の分力がスライドベース5をOFF位置に向けて押し戻すように働く。逆に、ローラ7aがON領域のカム面5d-2を押圧している状態では、スライドベース5をON位置に向けて押し戻すように作用する。
【0016】
これにより、外部操作ハンドル装置2のロータリーハンドル4をON/OFFに切り換える操作過程の途中で、加えていた力を抜いたりハンドルから手を離したりすると、スライドベース5はノッチ機構7からの加圧力Fにより、そのときのローラ7aの当接位置によってONもしくはOFFのいずれかの位置に向けて押し戻されて中途半端な中間地点に停止することがなくなる。その結果、従来の外部操作ハンドル装置のように、中途半端な位置に停止して回路しゃ断器の接点が溶着するなどのトラブルを確実に防げるし、また操作者はON/OFF切換え操作時に加圧力によるノッチ感が得られるので、ハンドルをミスなくON,OFF終端位置まで確実に操作できる。
【0017】
また、前記のように、カム部5dにおけるON側領域のカム面5d-2を緩やかな傾斜角度θ2 に設定しておくことにより、次のような動作が得られる。すなわち、ノッチ機構7のローラ7aがカム部5dのON側領域のカム面5d-2に当接している状態では、該カム面の緩やかな傾斜角度θ2 によりスライドベース5をON位置に押し戻す方向に働く力、つまりスライドベース5をOFF方向へ移動する場合に加わる抵抗力が小さくなる。したがって、回路しゃ断器1がトリップ動作(自動しゃ断)した場合には、そのハンドル1eをトリップ表示位置に移動するように回路しゃ断器1の開閉機構部1d(図5参照)からハンドル1eを介して外部操作ハンドル装置2のスライドベース5に加わる力により、ノッチ機構7の加圧力に抗してスライドベース5がOFF方向へ容易にスライドし、これに従動してスライドベース5に連繋したロータリーハンドル4がON位置からトリップ表示位置(ON位置とOFF位置との中間位置)に回転して回路しゃ断器1がトリップ動作したことを表示する。これにより、配電盤,制御盤などに多数台の回路しゃ断器1を並べて設置した場合でも、どの回路しゃ断器の系統に故障が生じたかを外部操作ハンドル装置1のハンドル停止位置を見ることで容易に判別することができる。
【0018】
ここで、前記した外部操作ハンドル装置でのカム部設定条件を基に、スライドベース5のON/OFF方向の位置と、ノッチ機構7の加圧力Fによってスライドベース5を押し戻す方向に作用する荷重との関係を表すと図2の如くなる。なお、図中で(+),(−)はそれぞれスライドベース5をOFF,ON方向に押し戻す力(荷重)の方向を表している。また、図中の領域Aは回路しゃ断器1のハンドル1eをON/OFFに切換え操作する過程で、そのハンドル1eが停止し易い位置の範囲(開閉機構部1dが反転動作する際のデッドポイントに対応する)を表し、Bはスライドベース5のカム部5dに形成した凸状傾斜カム面の頂点(ON側,OFF側領域のカム面5d-1,5d-2の境界)に対応したスライドベースの(+),(−)荷重の反転位置を表している。
【0019】
図2から判るように、B点を境にOFF側領域ではスライドベース5をOFF位置に向けて押し戻す荷重(+)が作用し、ON側領域ではスライドベース5をON位置に向けて押し戻す荷重(−)が作用する。これにより、スライドベース5がA領域の位置で停止するようなことがない。
また、図3(a) 〜(c) は、回路しゃ断器のON,TRIP,OFF状態に対応した外部操作ハンドル装置2のスライドベース5の停止位置を表している。
【0020】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば次記の効果を奏する。
(1) 請求項1,2の構成により、外部操作ハンドル装置のハンドルをON/OFFに切り換える操作過程の途中で、加えていた力を抜いたりハンドルから手を離したりすると、そのときのローラとカム面との当接位置とノッチ機構からの加圧力より、スライドベースがONもしくはOFFのいずれかの位置に押し戻されて中途半端な中間地点に停止することがなくなる。これにより、先記のような操作ミスから回路しゃ断器の接点が溶着するなどのトラブルを未然に回避できるし、またノッチ機構から加わる加圧力でON/OFF切換え操作のノッチ感が得られるので、ハンドル操作ミスを確実に防げる。
【0021】
(2) また、請求項3のように、カム部に形成したONおよびOFF側領域のカム面のうち、ON側領域のカム面を緩やかな傾斜角度に設定したことにより、回路しゃ断器がトリップ動作(自動しゃ断)した場合には、そのハンドルをトリップ表示位置に移動するように開閉機構部からしゃ断器本体のハンドルを介して外部操作ハンドル装置に加わる力により、外部操作ハンドル装置ではノッチ機構の押圧力に抗してスライドベースがOFF方向へ移動し、これに従動してスライドベースと連繋したロータリーハンドルがON位置からトリップ表示位置に回転する。これにより、外部操作ハンドル装置のロータリーハンドルの位置から回路しゃ断器がトリップ動作したことを判別できるなど、機能および操作性に優れた効果を発揮する回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による外部操作ハンドル装置の構成図で、(a) は縦断側面図、(b) は(a) 図におけるハンドル装置の底面図、(c) は(b) におけるカム部の部分拡大図
【図2】図1の構成によるスライドベースの位置と荷重との関係を表す特性図
【図3】図1の構成による回路しゃ断器の動作状態に対応した外部操作ハンドル装置のスライドベース5の停止位置を表し、(a),(b),(c) はそれぞれON,TRIP,OFFに対応した図
【図4】従来における外部操作ハンドル装置の構成図で、(a),(b) はそれぞれ平面図および断面側視図
【図5】回路しゃ断器の構成断面図
【図6】従来のノッチ機構付き外部操作ハンドル装置の内部機構を表す底面図
【符号の説明】
1 回路しゃ断器
1d 開閉機構部
1e ハンドル
2 外部操作ハンドル装置
3 本体ベース
4 ロータリーハンドル
4a ターンベース
4b ピン
5 スライドベース
5b ハンドルアーム
5d カム部
5d-1 OFF側領域の傾斜カム面
5d-2 ON側領域の傾斜カム面
7 ノッチ機構
7a ローラ
7b レバー
7c 圧縮ばね
θ1 OFF側カム面の傾斜角
θ2 ON側カム面の傾斜角

Claims (3)

  1. 配電盤,制御盤などに装備した回路しゃ断器を盤外から開閉操作する外部操作ハンドル装置であり、本体ベースと、該本体ベースに取付けたロータリーハンドルと、前記本体ベースにスライド可能に案内支持したハンドルアーム付きスライドベースとの組立体からなり、前記スライドベースのハンドルアームをしゃ断器本体の揺動操作式ハンドルに係合し、ロータリーハンドルを手動で回してしゃ断器本体のハンドルをON,OFF位置に移動操作するようにしたものにおいて、
    前記スライドベースの端部に、その左右両側縁を傾斜カム面とするカム部を形成するとともに、該カム部を両側から挟んで、その傾斜カム面にローラ,レバー,付勢ばねを介してスライドベースの移動方向と直交する方向に力を加える一対のノッチ機構を設け、該ノッチ機構の加圧力によりスライドベースをONもしくはOFF方向に付勢して回路しゃ断器をONもしくはOFF位置に保持するようにしたことを特徴とする回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置。
  2. 請求項1記載の外部操作ハンドル装置において、カム部に形成した傾斜カム面を、ON側,OFF側に対応して逆向きに傾斜した二つのカム領域が連なって並ぶ凸状のカム面となし、かつ該カム面のON側領域とOFF側領域の境目になる頂点位置を、回路しゃ断器のON/OFF反転位置に対応させて設定したことを特徴とする回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置。
  3. 請求項2記載の外部操作ハンドル装置において、カム部に形成したONおよびOFF側領域のカム面のうち、ON側領域のカム面を緩やかな傾斜角度に設定したことを特徴とする回路しゃ断器の外部操作ハンドル装置。
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