JP4286019B2 - 薬液注入システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液シリンジの薬液を薬液注入装置により被験者に注入する薬液注入システムに関し、特に、薬液注入装置で薬液シリンジのシリンダ部材とピストン部材とを別個に保持して相対移動させる薬液注入システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、被験者の透視画像である断層画像を撮像する透視撮像装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、等があり、被験者の透視画像である血管画像を撮像する医療装置としては、CTアンギオ装置、MRA(MR Angio)装置、等がある。
【0003】
上述のような装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。このような薬液注入装置は、例えば、駆動モータやスライダ機構を有しており、薬液シリンジが着脱自在に装着される。
【0004】
ここで、このような薬液注入装置の一従来例を図22および図23を参照して以下に説明する。まず、図22に示すように、薬液シリンジ10は、1個のシリンダ部材11と1個のピストン部材12からなり、シリンダ部材12は、末端面に開口した1個の穴部13が内部に形成されている。
【0005】
シリンダ部材11の先端面は閉塞されて中央に中空の導管部14が形成されており、この導管部14の先端まで穴部13が連通している。このシリンダ部材11の穴部13にピストン部材12がスライド自在に挿入されており、このシリンダ部材11とピストン部材12との末端外周には、シリンダフランジ15とピストンフランジ16とが各々形成されている。
【0006】
薬液注入装置20は、シリンダ保持機構である1個の注入ヘッド21と2個のピストン駆動機構22とを有しており、1個の注入ヘッド21には、2個の薬液シリンジ10のシリンダ部材11を個々に保持する2個の凹部23が形成されている。この2個の凹部23の各々の後方に2個のピストン駆動機構22が個々に配置されており、これらのピストン駆動機構22は薬液シリンジ10のピストン部材12を保持してスライド移動させる。
【0007】
より詳細には、図23に示すように、ピストン駆動機構22は、前後方向にスライド自在なスライドロッド25を有しており、このスライドロッド25の前端に、ピストン部材12を前方に押圧するピストン押圧部材26が一体に形成されている。
【0008】
このピストン押圧部材26には、開閉自在な一対の係合爪27が左右両側に個々に装着されており、これらの係合爪27がコイルスプリングなどの弾発機構により閉止方向に弾発的に付勢されている。これらの係合爪27は先端が楔状に形成されているので、ピストン押圧部材26がピストン部材12に後方から圧接されると、ピストンフランジ16の前面の左部と右部とに個々に係合する。
【0009】
上述のような構成において、この従来例の薬液注入装置20では、2個の薬液シリンジ10から2種類の薬液を被験者に注入することができるので、例えば、CTスキャナにより断層画像が撮像される被験者に造影剤を注入してから生理食塩水を注入するようなことができる。
【0010】
その場合、薬液注入装置20は初期状態ではピストン駆動機構22を後端に配置しているので、その凹部23に薬液シリンジ10を装填してから薬液注入装置20に注入開始を入力操作するとピストン駆動機構22のピストン押圧部材26が前進する。
【0011】
前進するピストン押圧部材26がピストン部材12に後方から圧接されると、弾発的に閉止されている一対の係合爪27がピストンフランジ16に押圧されて徐々に開放される。さらにピストン押圧部材26が前進すると一対の係合爪27がピストンフランジ16の両側に係合するので、これでピストン押圧部材26にピストン部材12が保持される。そのままピストン駆動機構22によりピストン部材12が押圧されるので、薬液シリンジ10から被験者に薬液が注入されることになる。
【0012】
この薬液注入装置20では、上述のようにピストン押圧部材26の係合爪27でピストンフランジ16が保持されるので、例えば、作業者が必要により所定操作を実行すると、ピストン押圧部材26を後退させてピストン部材12をシリンダ部材11から引き出すこともできる。
【0013】
なお、医療電気機器の安全性に関するIEC(International Electrotechnical Commission)などの規格では、上述のような薬液注入装置20のピストン押圧部材26が薬液シリンジ10のピストン部材12を保持することが要求されている。
【0014】
上述のような薬液注入装置は、本出願人などにより過去に発明されて出願されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−11096号 (第2−3頁、第11−14図)
【特許文献2】
特開2002−102343号 (第2−3頁、第8図)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上述の薬液注入装置20では、薬液シリンジ10のピストン部材12をピストン押圧部材26が押圧するとき、自動的に係合爪27でピストンフランジ16が保持される。しかし、上述の薬液注入装置20では、ピストンフランジ16が係合爪27で保持されたかは、作業者が目視で確認する必要がある。
【0017】
このため、作業者が確認を怠ると、ピストンフランジ16が係合爪27で保持されない状態で、ピストン部材12をピストン押圧部材26が押圧することがある。例えば、薬液シリンジ10が適正な位置に装着されないと、ピストン部材12とピストン押圧部材26との中心位置が正確に一致しないため、係合爪27の先端面がピストンフランジ16の後面に当接し、係合爪27がピストンフランジ16を保持できないことがある。
【0018】
また、上述の薬液注入装置20では、薬液シリンジ10のピストン部材12をピストン押圧部材26が押圧するときに係合爪27でピストンフランジ16が保持されるので、例えば、薬液シリンジ10に薬液を放出させることなくピストンフランジ16を係合爪27に保持させることが困難である。
【0019】
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、薬液シリンジのピストン部材のピストンフランジが薬液注入装置のピストン押圧部材の係合爪で保持されたことを検出できる薬液注入システムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬液注入システムは、薬液シリンジと薬液注入装置とを有しており、薬液シリンジは、シリンダ部材とピストン部材とを有している。シリンダ部材は末端外周にシリンダフランジが形成されており、ピストン部材は末端外周にピストンフランジが形成されており、シリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されている。
【0021】
薬液注入装置は、シリンダ保持機構、ピストン押圧部材、係合爪、保持検出手段、を有しており、薬液シリンジの少なくともシリンダフランジとピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる。シリンダ保持機構は、シリンダ部材を長手方向が前後方向となるように保持し、ピストン押圧部材は、前後方向にスライド自在に支持されていてピストン部材を少なくとも前方に押圧する。一対の係合爪は、ピストン押圧部材に左右方向に開閉自在に装着されていてピストンフランジの前面の左部と右部とに個々に係合し、保持検出手段は、一対の係合爪でピストンフランジが保持されたことを検出する。さらに、一対の係合爪は、閉止方向に弾発的に付勢されておりピストンフランジに押圧されて開放されるように構成され、保持検出手段は、一対の係合爪の、閉止された初期位置から両側に開放されて閉止される開閉動作を検出することで、ピストンフランジの保持を検出する。このため、例えば、薬液注入装置は、薬液シリンジのピストン部材のピストンフランジがピストン押圧部材の係合爪で保持されたことを検出してから、薬液シリンジのシリンダフランジとピストンフランジとを相対移動させて注入動作や吸引動作を実行する。
【0022】
なお、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置の内部に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等で良い。
【0023】
また、本発明で云う各種手段は、個々に独立した存在である必要もなく、複数の手段が1個の装置として形成されていること、ある手段が他の手段の一部であること、ある手段の一部と他の手段の一部とが重複していること、等も可能である。
【0024】
また、本発明では前後左右上下の方向を言及しているが、これは方向の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する装置の製造時および使用時の方向を限定するものではない。
【0025】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の参考形態および実施形態を説明する。
参考形態の構成]
本発明の一参考形態を図1ないし図6を参照して以下に説明する。本参考形態の薬液注入装置100は、図3に示すように、スタンド102の上端に装置本体103が装着されており、装置本体103には、入力操作デバイスである操作パネル104とデータ表示デバイスである液晶ディスプレイ105とが搭載されている。
【0026】
この装置本体103の側部にはアーム106が装着されており、このアーム106の上端にシリンダ保持機構である注入ヘッド110が装着されている。この注入ヘッド110は、図2に示すように、ヘッド本体111の上面にシリンジ保持機構として凹部112が1つだけ形成されており、これらの凹部112に薬液シリンジ200のシリンダ部材201が着脱自在に保持される。
【0027】
薬液シリンジ200は、シリンダ部材201とピストン部材202からなり、シリンダ部材201にピストン部材202がスライド自在に挿入されている。シリンダ部材201の末端外周にはシリンダフランジ203が形成されており、ピストン部材202の末端外周にはピストンフランジ204が形成されている。
【0028】
注入ヘッド110の凹部112の後方には、ピストン駆動機構120が配置されており、このピストン駆動機構120は、超音波モータなどの駆動モータ121を駆動源として、ネジ機構(図示せず)などによりスライドロッド122を前後方向にスライド移動させる。
【0029】
ピストン駆動機構120は、図5に示すように、前端位置センサ123と後端位置センサ124も内蔵されており、スライドロッド122が可動範囲の前端に位置したことを前端位置センサ123で検知するとともに、後端に位置したことを後端位置センサ124で検知する。
【0030】
図1に示すように、このスライドロッド122の前端にはピストン押圧部材126が一体に形成されており、このピストン押圧部材126には、開閉自在な一対の係合爪127が左右両側に個々に装着されている。これらの係合爪127は先端が楔状に形成されており、コイルスプリングなどの弾発機構により閉止方向に弾発的に付勢されている。
【0031】
また、ピストン押圧部材126は、前方に突出したガイド部材128が下部に一体に形成されており、このガイド部材128は、前方から後方に微妙に集束した円錐状に上面が形成されている。このガイド部材128は、ピストン押圧部材126の前面に相対的に近接するピストンフランジ204の外周面に係合することにより、このピストンフランジ204をピストン押圧部材126に対して適正な位置にガイドする。
【0032】
さらに、ピストン押圧部材126の前面には、円環形状の凹部129が形成されており、この凹部129に保持検出手段であるシートスイッチ130が装着されている。このシートスイッチ130は、シート基板131、スイッチシート132、ゴムカバー133、からなり、スイッチシート132には、4箇所にマイクロスイッチ135が形成されている。
【0033】
これらのマイクロスイッチ135は、プリント配線(図示せず)で相互に結線されており、配線ケーブル136により、図5に示すように、A/D(Analog/Digital)コンバータ(図示せず)などを介してプロセッサユニット140に接続されている。
【0034】
本形態の薬液注入装置100では、シートスイッチ130は、ピストン押圧部材126の前面にピストン部材202の後面が圧接されたことをマイクロスイッチ135で検出することにより、一対の係合爪127でピストンフランジ204が保持されたことを検出する。
【0035】
このため、ピストンフランジ204の形状、係合爪127の形状、ピストン押圧部材126の形状、シートスイッチ130のストローク、などは、一対の係合爪127でピストンフランジ204が保持されたときにシートスイッチ130が圧接を検知するように調整されている。
【0036】
また、ピストン駆動機構120には、例えば、ピストン押圧部材126とスライドロッド122との結合位置などにロードセル138が内蔵されており、このロードセル138によりピストン押圧部材126がピストン部材202を押圧する圧力を検出する。
【0037】
本形態の薬液注入装置100は、図5に示すように、プロセッサユニット140を有しており、このプロセッサユニット140が、操作パネル104、液晶ディスプレイ105、駆動モータ121、前端位置センサ123、後端位置センサ124、シートスイッチ130、ロードセル138、等に接続されている。
【0038】
プロセッサユニット140は、いわゆるワンチップマイコンからなり、適切なコンピュータプログラムがファームウェアなどで実装されている。プロセッサユニット140は、上述のように実装されているコンピュータプログラムに対応して動作することにより、接続されている各部を統合制御する。
【0039】
なお、本形態の薬液注入装置100は、図4に示すように、透視撮像装置であるCTスキャナ300の近傍に配置され、そのCTスキャナ300で透視画像が撮像される被験者に薬液として造影剤を注入する。CTスキャナ300は、撮像ユニット301と制御ユニット302とを有しており、その制御ユニット302は本形態の薬液注入装置100にもオンライン接続される。
【0040】
参考形態の動作]
上述のような構成において、本形態の薬液注入装置100を使用する場合、図4に示すように、作業者(図示せず)はCTスキャナ300の撮像ユニット301の近傍に薬液注入装置100を配置し、その撮像ユニット301に位置する被験者に延長チューブで薬液シリンジ200を連結する(図示せず)。
【0041】
そして、その薬液シリンジ200のシリンダ部材201を注入ヘッド110の凹部112に保持させ、作業者が薬液注入装置100に操作パネル104でピストン保持を入力操作する。薬液注入装置100は、図6に示すように、初期状態ではピストン駆動機構120のピストン押圧部材126を後端位置センサ124で検知される後端に配置しており(ステップS1)、上述のようにピストン保持が入力操作されると(ステップS2)、駆動モータ121を駆動してピストン押圧部材126を前進させる(ステップS3)。
【0042】
すると、この前進するピストン押圧部材126がピストン部材202に後方から圧接され、弾発的に閉止されている一対の係合爪127がピストンフランジ204に押圧されて徐々に開放される。さらにピストン押圧部材126が前進すると、一対の係合爪127がピストンフランジ204の両側に係合するので、これでピストン押圧部材126にピストン部材202が保持される。
【0043】
なお、上述のようにピストン押圧部材126がピストン部材202に後方から圧接されるとき、ピストン部材202が適正でない位置に配置されていても、ガイド部材128がピストンフランジ204の外周面に係合するので、ピストンフランジ204は係合爪127で保持されるまでに適正な位置にガイドされる。
【0044】
上述のようにピストンフランジ204が係合爪127で保持されると、ピストン部材202の後面がシートスイッチ130に圧接されるので、この圧接をシートスイッチ130が検出する(ステップS6)。すると、駆動モータ121の駆動が停止されるので(ステップS7)、薬液注入装置100は、薬液シリンジ200のピストン部材202のピストンフランジ204をピストン駆動機構120のピストン押圧部材126の係合爪127で保持した状態で待機することになる。
【0045】
なお、上述のようにシートスイッチ130がピストン部材202の圧接を検知することなくピストン押圧部材126が前端まで移動したことを前端位置センサ123が検知すると(ステップS6,S4)、注入ヘッド110の凹部112に薬液シリンジ200が装填されていないことになる。
【0046】
このとき、薬液注入装置100は、“シリンジを検出できませんでした。シリンジが適切に装着されているか確認して下さい。”などのガイダンスメッセージを液晶ディスプレイ105に表示出力するので(ステップS12)、これで薬液シリンジ200が装着されていないことが作業者に報知される。
【0047】
また、前述のように係合爪127でピストンフランジ204を保持することなくピストン押圧部材126でピストン部材202が押圧されると、その圧力をロードセル138が検出することになる(ステップS5)。この場合、薬液シリンジ100は、駆動モータ121の駆動を停止し(ステップS11)、“ピストンを保持できませんでした。作業を最初からやり直してください。”などのガイダンスメッセージを液晶ディスプレイ105に表示出力するので(ステップS12)、これでピストン保持に失敗したことが作業者に報知される。
【0048】
そして、前述のように係合爪127でピストンフランジ204が保持されてピストン押圧部材126が停止されると(ステップS6,S7)、薬液注入装置100は、“ピストンの保持を完了しました。××キーを押すと注入を開始します。”などのガイダンスメッセージを液晶ディスプレイ105に表示出力するので(ステップS8)、これでピストン保持を完了したことが作業者に報知される。
【0049】
そこで、作業者が薬液注入装置100に注入開始を操作パネル104で入力操作すると(ステップS9)、駆動モータ121の駆動が再開されてピストン押圧部材126が前進し、以下は従来と同様に被験者に薬液を注入する作業が実行される(ステップS10)。
【0050】
なお、この注入作業では、ロードセル138の検出圧力から薬液の注入圧力が常時算出され、その注入圧力が所定の許容範囲を逸脱したときも、駆動モータ121の駆動が停止されてエラーガイダンスが液晶ディスプレイ105に表示出力される。
【0051】
また、薬液注入装置100は、操作パネル104に吸引実行が入力操作されると、駆動モータ121の駆動を逆転させてピストン押圧部材126を後退させ、薬液シリンジ200に外部の補給タンク(図示せず)などから薬液を吸引させることもできる。
【0052】
参考形態の効果]
本形態の薬液注入装置100は、薬液シリンジ200のシリンダ部材201を注入ヘッド110で保持してピストン部材202をピストン押圧部材126で押圧するとき、ピストンフランジ204を係合爪127で保持したことをシートスイッチ130で検出するので、ピストンフランジ204が係合爪127で保持されていない状態でピストン押圧部材126がピストン部材202を押圧する不具合を防止することができる。
【0053】
特に、本形態の薬液注入装置100では、ピストン部材202をピストン押圧部材126で押圧するとき、そのピストン押圧部材126に作用する圧力をロードセル138でも監視する。そして、シートスイッチ130が押圧を検出することなくロードセル138が異常圧力を検出すると、ピストン押圧部材126の動作を停止するので、ピストンフランジ204が係合爪127で保持されていない状態でピストン押圧部材126がピストン部材202を押圧する不具合を、自動的に確実に防止することができる。
【0054】
しかも、ピストンフランジ204が係合爪127で保持されたことを、ピストン押圧部材126の前面に配置したシートスイッチ130がピストン部材202の後面で押圧されることで検出するので、この検出を簡単な構造で良好に実現することができる。
【0055】
なお、このような構造ではピストン部材202の後面がピストン押圧部材126の前面に適正に当接しないと、シートスイッチ130の検出精度が低下することになる。しかし、本形態の薬液注入装置100では、ピストン押圧部材126のガイド部材128がピストンフランジ204を適正な位置に誘導するので、シートスイッチ130の検出精度を良好に確保することができる。
【0056】
しかも、本形態の薬液注入システムでは、ピストンフランジ204を係合爪127で保持したことを検出するための機構が薬液注入装置100で完結しているので、薬液シリンジ200に特別の工夫を追加する必要がなく、既存の市販製品の薬液シリンジ200を使用することができる。
【0057】
参考形態の変形例]
本発明の参考形態は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では注入ヘッド110に薬液シリンジ200が1個だけ装填される薬液注入装置100を例示したが、一従来例として例示したように、複数の薬液シリンジ200が装填される薬液注入装置(図示せず)も可能である。
【0058】
また、上記形態では保持検出手段としてピストン押圧部材126の前面に配置したシートスイッチ130によりピストン部材202の圧接の有無を2値で検出することを例示したが、例えば、シートセンサ(図示せず)によりピストン部材202の圧接の圧力をアナログ検出することも可能である。
【0059】
さらに、上記形態ではピストン押圧部材126の前面に保持検出手段として専用のシートスイッチ130を配置することを例示したが、図7に例示するように、ピストン押圧部材401の前面に保持検出手段として市販のスイッチデバイス402やセンサデバイス(図示せず)を装着することも可能である。
【0060】
このようなスイッチデバイス402は、図8に示すように、部材支持手段となるスイッチ本体403、変位検出部材404、部材付勢手段であるコイルスプリング405、後退検出手段である一対の電極端子406,407、等を有しており、ピストン部材202の後面が圧接される変位検出部材404が、スイッチ本体403で前後方向に変位自在に支持されており、コイルスプリング405で前方に付勢されている。
【0061】
一対の電極端子406,407は離反した状態で前後方向に対向しており、変位検出部材404は前方の電極端子406に対向する凸部408が後面に形成されている。このため、変位検出部材404が所定位置まで後退すると、その凸部408に押圧されることで電極端子406,407が短絡する。上述のようなスイッチデバイス402をピストン押圧部材401に装着した薬液注入装置(図示せず)では、ピストンフランジ204が係合爪127で保持されたことを市販部品を使用した簡単な構造で検出することができる。
【0062】
また、上記形態ではピストンフランジ204を適切な位置にガイドするため、ピストン押圧部材126の下部から前方に突出したガイド部材128を形成しておくことを例示したが、例えば、ピストン部材の後面とピストン押圧部材の前面とに相互に係合する凹凸を形成しておくことも可能である。
【0063】
さらに、このような凹凸構造とスイッチデバイス402とを組み合わせることにより、図9に示すように、ピストン部材211の後面中央に凸部212を形成しておき、ピストン押圧部材411の前面中央に凹部412を形成しておき、この凹部412にスイッチデバイス402を配置することも可能である。
【0064】
この場合、ピストン押圧部材411に対してピストン部材211を適正な位置にガイドすることができ、このガイドのための構造を利用してスイッチデバイス402を確実に作動させることができる。なお、ピストン押圧部材411に対してピストン部材211を適正な位置にガイドするためには、上述の凸部212および凹部412は円錐状のテーパ形状とすることが好適である。
【0065】
また、図10(a)に示すように、ピストン部材221の後面中央に凹部222を形成しておき、ピストン押圧部材421の前面中央に凸部としてスイッチデバイス402を配置することも可能であり、図10(b)に示すように、ピストン押圧部材422の前面中央に変位検出部材404が凸部となるようにスイッチデバイス402を装着することも可能である。
【0066】
さらに、保持検出手段として図8に例示したスイッチデバイス402では、離反している一対の電極端子406,407を後退検出手段として変位検出部材404の後退により短絡させる構造を例示したが、その内部構造は各種に変形可能である。
【0067】
例えば、図11に例示するスイッチデバイス431では、後退検出手段としてスイッチ本体403に装着された一対の電極端子432,433が弾発的に短絡しており、これが後退する変位検出部材404の凸部408の突入より離反される。
【0068】
また、図12に例示するスイッチデバイス491では、後退検出手段としてスイッチ本体492の前部後面に装着された一対の電極端子493,494に、導電性の変位検出部材495が短絡しており、この変位検出部材495が後退すると一対の電極端子493,494から離反する。
【0069】
また、図13に例示するスイッチデバイス441では、変位検出部材442の後面に導電部材443が装着されており、左右や上下に離反している一対の電極端子444,445が、後退する変位検出手段442の導電部材443により短絡される。
【0070】
さらに、図14に例示するスイッチデバイス451では、変位検出部材452の後面に反射板453が装着されており、スイッチ本体403に波動測距手段として装着されている光学測距素子454が、反射板453までの距離を波動である可視光線や赤外線などの光線で光学測量する。
【0071】
なお、変位検出部材452の後面が反射面として良好な特性を発生するならば、上述の反射板453は省略可能である。また、上述の光学測距素子454を波動測距手段である超音波測距素子に置換し、変位検出部材452までの距離を波動である超音波で測量させることも可能である。
【0072】
また、図15に例示するスイッチデバイス461では、レーザ光線などのコリメートなビーム光を所定角度に出射する発光素子462と、ビーム光が所定角度で入射される受光素子463と、がスイッチ本体403に装着されており、変位検出部材452が所定位置まで後退したときに、発光素子462から出射されて反射板453で反射されたビーム光が受光素子463に入射する。
【0073】
さらに、図16に例示するスイッチデバイス471では、スイッチ本体403に装着された発光素子472と受光素子473とが対向しており、発光素子472から出射されて受光素子473に入射するビーム光を、後退する変位検出部材404の凸部408が遮断する。
【0074】
また、図17に例示するスイッチデバイス481では、変位検出部材482の後面にマグネット483が装着されており、このマグネット483を検出するホール素子484がスイッチ本体403に装着されている。なお、上述した各種のスイッチデバイスでは、例えば、スイッチ本体403に凸部408が形成されていて変位検出部材404に電極端子406,407が装着されているなど、変位検出部材に位置する構成要素とスイッチ本体に位置する構成要素とを反対とすることも可能である。
【0075】
上述した各種のスイッチデバイスは、何れも変位検出部材が所定位置まで後退したことを検出できるので、特別な工夫のない既存の薬液シリンジ200のピストン部材202が圧接されたことを検出できる。しかし、上述した各種のスイッチデバイスの内部構造を、薬液シリンジ200のピストン部材202とピストン押圧部材126とに展開することも可能である。
【0076】
例えば、図8に例示したスイッチデバイス402の凸部408をピストン部材202の後面に形成するとともに、電極端子406,407をピストン押圧部材126の前面に配置することも可能であり、図11の電極端子432,433をピストン押圧部材126の前面に配置することも可能である。
【0077】
また、図13の導電部材443をピストン部材202の後面に形成するとともに、電極端子444,445をピストン押圧部材126の前面に配置することも可能である。図14の反射板453をピストン部材202の後面に形成するとともに、光学測距素子454または図15の発光/受光素子462,463をピストン押圧部材126の前面に配置することも可能である。
【0078】
図16の凸部408をピストン部材202の後面に形成するとともに、発光/受光素子472,473をピストン押圧部材126の前面に配置することも可能である。図17のマグネット483をピストン部材202の後面に形成するとともに、ホール素子484をピストン押圧部材126の前面に配置することも可能である。
【0079】
さらに、上述した電極端子444,445などをピストン押圧部材126の前面に露出させておくことに弊害がある場合には、図9に例示したように、ピストン押圧部材126の凹部412の内部に電極端子444,445などを配置することが好適である。
【0080】
また、上記形態では保持検出手段として専用のハードウェアであるシートスイッチ130をピストン押圧部材126の前面に配置することを例示したが、既存のハードウェアを変更することなくソフトウェアの変更で保持検出手段を実現することも不可能ではない。
【0081】
例えば、薬液注入装置100は、前述のように注入薬液の異常圧力を検出するため、図18に示すように、ピストン押圧部材126とスライドロッド122との連結位置などにロードセル138が内蔵されている。ピストン押圧部材126の前進により係合爪127がピストンフランジ204に当接してから保持するときもロードセル138の検出圧力は変化するので、この圧力変化から係合爪127がピストンフランジ204を保持したことを検出することは可能である。
【0082】
なお、この場合は検出精度を向上させるため、係合爪127がピストンフランジ204に当接してから保持するまでの圧力の変化パターンをデータ登録しておき、ロードセル138が検出する圧力の変化をパターン認識することで、係合爪127がピストンフランジ204を保持したことを検出することが好適である。
【0083】
また、上述のロードセル138の検出圧力の変化パターンを経時グラフとして液晶ディスプレイ105にリアルタイムに表示出力することで、係合爪127がピストンフランジ204を保持したことを作業者に目視でも確認させることも可能である。
【0084】
なお、薬液の注入時にも、上述のような圧力表示を実行すれば、異常圧力の発生過程なども作業者に確認させることが可能である。さらに、このような圧力表示を実行する専用の小型のディスプレイパネル(図示せず)を注入ヘッド110に並設することで、より操作性を向上させることも可能である。
【0085】
[実施形態]
以下に、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の説明では上述した各形態と異なる構成のみを説明する。上記形態では係合爪127がピストンフランジ204を保持したことを検出するため、保持検出手段であるシートスイッチ130でピストン押圧部材126の前面にピストン部材202の後面が圧接されたことを検出することを例示した。
【0086】
しかし、本実施形態では、図19に例示するピストン押圧部材501のように、両側部の外面に保持検出手段として一対のスイッチデバイス502を配置し、これらのスイッチデバイス502で一対の係合爪127が閉止された初期位置から両側に開放されて閉止されたことを検出し、これによって、係合爪127がピストンフランジ204を保持したことを検出する
【0087】
さらに、この場合の検出精度を向上させるため、例えば、スイッチデバイス502が係合爪127の開閉のみを2値で検出するならば、係合爪127の開放から閉止までの時間をデータ登録しておき、スイッチデバイス502の検出時間と比較することが好適である。
【0088】
なお、上述のスイッチデバイス502としても、前述したシートスイッチ130や各種のスイッチデバイス402等の構造を適用することが可能であり、例えば、上述のスイッチデバイス502をアナログ検出のセンサデバイス(図示せず)に換装することも可能である。
【0089】
この場合、係合爪127の開閉動作をアナログ検出できるので、例えば、係合爪127の開閉量の変化パターンをデータ登録しておくことで、一対の係合爪127が閉止された初期位置から両側に開放されて閉止されたことを、パターン認識により確実に検出することが可能である。
【0090】
また、図20に例示するように、多数のシート状のタッチスイッチをテープ状に連設したスイッチデバイス511を保持検出手段としてピストン押圧部材126の両側に配置し、そのスイッチデバイス511で係合爪127の開閉を検出することも可能である。
【0091】
この場合、スイッチデバイス511は、その長手方向の何れの位置でも押圧を検出できるので、ピストン押圧部材126がピストン部材202を保持する位置が前後しても、これを良好に検出することが可能である。しかも、可動機構であるピストン押圧部材126に保持検出手段を増設する必要がないので、その構造が簡単で生産性が良好である。なお、このようなスイッチデバイス511としては、株式会社東京センサの“テープスイッチ(登録商標)”などがある。
【0092】
さらに、図21に例示するように、開放された一対の係合爪127で遮断される位置に光線を個々に出射する位置に一対の発光素子521を配置するとともに、係合爪127で遮断されていないときの光線を個々に検出する位置に一対の受光素子522を配置することでも、係合爪127の開閉を検出することが可能である。
【0093】
この場合も、ピストン押圧部材126がピストン部材202を保持する位置が前後しても、これを良好に検出することができ、可動機構であるピストン押圧部材126に保持検出手段を増設する必要がないので、その構造が簡単で生産性が良好である。
【0094】
さらに、上述した複数種類の保持検出手段を組み合わせることで、係合爪127でピストンフランジ204が保持されたことを検出する精度を向上させることも可能である。例えば、ロードセル138で圧力変化を検出するとともに、スイッチデバイス502で係合爪127の開閉を検出すれば、その検出タイミングが整合しているかまで判定することで、係合爪127でピストンフランジ204が保持されたことを良好な精度で検出できる。
【0095】
【発明の効果】
本発明の薬液注入システムでは、薬液シリンジのシリンダ部材をシリンダ保持機構で保持してピストン部材をピストン押圧部材で押圧する薬液注入装置が、ピストンフランジを係合爪で保持したことを検出できるので、例えば、ピストンフランジが係合爪で保持されていない状態でピストン押圧部材が駆動される不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考形態の薬液注入装置のピストン押圧部材の部分を示す斜視図である。
【図2】 薬液注入装置の注入ヘッドに薬液シリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【図3】 薬液注入装置の外観を示す斜視図である。
【図4】 透視画像装置であるCTスキャナの外観を示す斜視図である。
【図5】 薬液注入装置の回路構造を示すブロック図である。
【図6】 薬液注入装置の処理動作を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の参考形態の第1の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図8】 本発明の参考形態の第1の変形例の保持検出手段であるスイッチデバイスの内部構造を示す横断平面図である。
【図9】 本発明の参考形態の第2の変形例のスイッチデバイスの内部構造を示す横断平面図である。
【図10】 本発明の参考形態の第3および第4の変形例のスイッチデバイスの内部構造を示す横断平面図である。
【図11】 本発明の参考形態の第4の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図12】 本発明の参考形態の第5の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図13】 本発明の参考形態の第6の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図14】 本発明の参考形態の第7の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図15】 本発明の参考形態の第8の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図16】 本発明の参考形態の第9の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図17】 本発明の参考形態の第10の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図18】 本発明の参考形態の第11の変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図19】 本発明の実施形態のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図20】 本発明の実施形態のの変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図21】 本発明の実施形態のの変形例のピストン押圧部材の部分を示す横断平面図である。
【図22】 一従来例の薬液注入装置薬液シリンジを装着する状態を示す斜視図である。
【図23】 ピストン押圧部材の部分を示す斜視図である。
【符号の説明】
100 薬液注入装置
112 シリンダ保持機構である凹部
126,401,501 ピストン押圧部材
127 係合爪
128 ガイド部材
130 保持検出手段であるシートスイッチ
138 ロードセル
200 薬液シリンジ
201 シリンダ部材
202 ピストン部材
212 凹凸である凸部
222 凹凸である凹部
300 透視撮像装置であるCTスキャナ
402,431,441,451, 保持検出手段であり凸部ともなるスイッチデバイス
403 部材支持手段となるスイッチ本体
404,442,452,482 凸部ともなる変位検出部材
405 部材付勢手段であるコイルスプリング
406,407,432,433,444,445 後退検出手段である電極端子
408 凸部
412 凹凸である凹部
443 導電部材
453 反射板
454 後退検出手段である光学測距素子
462,472,521 発光素子
463,473,522 受光素子
483 マグネット
484 後退検出手段であるホール素子
502,511 保持検出手段であるスイッチデバイス

Claims (9)

  1. シリンダフランジが末端外周に形成されているシリンダ部材にピストンフランジが末端外周に形成されているピストン部材がスライド自在に挿入されている薬液シリンジと、この薬液シリンジの少なくとも前記シリンダフランジと前記ピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる薬液注入装置と、を有している薬液注入システムであって、
    前記薬液注入装置が、前記シリンダ部材を長手方向が前後方向となるように保持するシリンダ保持機構と、前後方向にスライド自在に支持されていて前記ピストン部材を少なくとも前方に押圧するピストン押圧部材と、このピストン押圧部材に左右方向に開閉自在に装着されていて前記ピストンフランジの前面の左部と右部とに個々に係合する一対の係合爪と、これら一対の係合爪で前記ピストンフランジが保持されたことを検出する保持検出手段と、を有し
    前記一対の係合爪は、閉止方向に弾発的に付勢されており、前記ピストンフランジに押圧されて開放されるように構成され、
    前記保持検出手段は、前記一対の係合爪の、閉止された初期位置から両側に開放されて閉止される開閉動作を検出することで、前記ピストンフランジの保持を検出する薬液注入システム。
  2. 前記薬液注入装置の保持検出手段は、前記ピストン押圧部材の外面に位置して一対の前記係合爪の内面による圧接を個々に検出する請求項に記載の薬液注入システム。
  3. 前記薬液注入装置の保持検出手段は、前記ピストン押圧部材の外側に位置して開放された一対の前記係合爪による押圧を個々に検出する請求項に記載の薬液注入システム。
  4. 前記薬液注入装置の保持検出手段は、多数のシート状のタッチスイッチを連設したテープ状に形成されている請求項に記載の薬液注入システム。
  5. 前記薬液注入装置の保持検出手段は、開放された一対の前記係合爪で遮断される位置に光線を個々に出射する一対の発光素子と、前記係合爪で遮断されていないときの前記光線を個々に検出する一対の受光素子と、を有している請求項に記載の薬液注入システム。
  6. 前記薬液シリンジのピストン部材の後面と前記薬液注入装置のピストン押圧部材の前面とに相互に係合する凹凸が形成されている請求項1ないしの何れか一項に記載の薬液注入システム。
  7. 前記ピストンフランジの外周面に係合するガイド部材が前記ピストン押圧部材の前記係合爪とは相違する位置から前方に突出している請求項1ないしの何れか一項に記載の薬液注入システム。
  8. シリンダフランジが末端外周に形成されているシリンダ部材にピストンフランジが末端外周に形成されているピストン部材がスライド自在に挿入されている薬液シリンジの少なくとも前記シリンダフランジと前記ピストンフランジとを別個に保持して相対移動させる薬液注入装置であって、
    前記シリンダ部材を長手方向が前後方向となるように保持するシリンダ保持機構と、
    前後方向にスライド自在に支持されていて前記ピストン部材を少なくとも前方に押圧するピストン押圧部材と、
    このピストン押圧部材に左右方向に開閉自在に装着されていて前記ピストンフランジの前面の左部と右部とに個々に係合する一対の係合爪と、
    これら一対の係合爪で前記ピストンフランジが保持されたことを検出する保持検出手段と、を有し
    前記一対の係合爪は、閉止方向に弾発的に付勢されており、前記ピストンフランジに押圧されて開放されるように構成されており、
    前記保持検出手段は、前記一対の係合爪の、閉止された初期位置から両側に開放されて閉止される開閉動作を検出することで、前記ピストンフランジの保持を検出する薬液注入装置。
  9. 請求項に記載の薬液注入システムの薬液シリンジであって、
    前記ピストン部材の後面に凹凸が形成されている薬液シリンジ。
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