JP4277832B2 - 通信方法及び端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばセルラ方式の無線電話システムに適用して好適な通信方法と、これらの方法に基づいた端末装置に関し、特にTDMA方式(Time Division Multiplex Access方式:時分割多元接続方式)を適用した場合に好適なものに関する。
デジタルデータ化された信号を無線伝送する無線電話システムが各種実用化されている。効率良く接続できる方式の1つとしてTDMA方式を適用したものが実用化されている。この方式は、1伝送帯域(周波数チャンネル)を時間軸で区切ってタイムスロットを形成させて、各タイムスロットを複数台の端末装置(移動局)に割当て、1つの伝送帯域で複数台の端末装置が基地局に接続できるようにしたものである。
図8は、従来のTDMA方式を適用したセルラ方式の無線電話システムのチャンネル構成例を示す図で、縦軸は周波数を示し、横軸は時間の経過を示す。周波数軸は、所定の周波数帯域毎(例えば数KHz毎)に1つのバンドスロットを形成させてあり、各バンドスロットに番号(ここでは連続した番号)を付与してある。時間軸は、所定の時間毎(例えば数百μ秒毎)に1つのタイムスロットを形成させてあり、各タイムスロットに番号(ここでは連続した番号)を付与してある。
そして、所定のバンドスロット(図8の例では第13バンドスロット及び第23バンドスロット)を、制御チャンネルCCH(Commom Control Channel)送信専用のバンドスロットとして割当ててある。この制御チャンネルCCH用のバンドスロットでは、全てのタイムスロットが制御チャンネル用に占有される。なお、一般には隣接する基地局どうしで制御チャンネル用に異なるバンドスロットが割当ててあり、例えばある基地局は第13バンドスロットで制御チャンネルCCHの送信を行い、その基地局に隣接した別の基地局は第23バンドスロットで制御チャンネルCCHの送信を行う構成としてある。
そして、他のバンドスロット(図8の例では第1〜第12バンドスロット,第14〜第22バンドスロット,第24〜第37バンドスロット)が、通話用音声データや各種データなど(以下これらのユーザ情報と称する)が伝送される情報伝送チャンネルTCH(Traffic Channe)の伝送帯域とされる。この伝送帯域での情報伝送チャンネルTCHの設定が、基地局から制御チャンネルにより各端末装置に報知される。従って、各端末装置で基地局に接続させる際には、最初に制御チャンネルCCHが送信されるバンドスロットを受信して、このバンドスロットで伝送される制御チャンネルCCHで示される制御情報から、ユーザ情報の伝送用にこの端末装置に割当てられたバンドスロット及びタイムスロットを判断し、そのバンドスロット及びタイムスロットでの基地局との通信を開始させる。
図8の第36バンドスロットに示したのは、基地局と1つの端末装置との通信状態の例を示す図で、図9に拡大して示すと、この例では3タイムスロット周期で通信が行われる1TDMAフレームが3スロットで構成される場合で、タイムスロット番号1の位置で、基地局から端末装置へのユーザ情報などの送信スロットTxが1タイムスロット期間あり、次のタイムスロット番号2の位置で、端末装置から基地局へのユーザ情報などの受信スロットRxが1タイムスロット期間あり、次のタイムスロット番号3の位置で1タイムスロット期間送受信を休む。以下、この3タイムスロット期間の処理(即ち1TDMAフレームの処理)を繰り返し行う。なお、ここでの送信スロットと受信スロットは、基地局側から見た場合で、端末装置から見た場合には、送信スロットと受信スロットの位置が逆になる。
ユーザ情報の送受信を休む期間(タイムスロット番号3,6,9など)では、基地局のサーチ処理を行う。即ち、セルラ方式の無線電話システムでは、各基地局の通信可能エリアが原則としてセル状に連続して配置され、各端末装置では、どの基地局と通話が可能なエリアであるか判断する必要がある。具体的には、基地局から送信される制御チャンネルCCHを端末装置側で受信して、その受信電界強度などからどの基地局と通信ができるか判断し、通信ができる基地局に接続要求を行う。このため、各端末装置側では、そのとき通信できる基地局のセルをサーチするサーチ処理が必要である。また、通信を開始した後であっても、その端末装置の位置が移動して、別のエリアに移動した場合には、通話を行う基地局を切換えるハンドオフ処理が必要で、そのために通話中であっても、随時基地局のサーチ処理が必要である。
図9の例では1つの周波数チャンネル(バンドスロット)を、1台の端末装置で占有させる処理としたが、この送信スロットTxと受信スロットRxとを配置する周期の設定状態により、複数台の端末装置を1チャンネルに接続することもできる。例えば、図10に示した例は、8タイムスロットで1TDMAフレームが構成され、この1TDMAフレーム内の8タイムスロットの内の1番目のタイムスロットで、端末装置からのユーザ情報の受信スロットRxがあり、4番目のタイムスロットで、基地局からのユーザ情報の送信スロットTxがある。この構成の場合には、送信と受信を同じ周波数としたとき、1TDMAフレームで4つの送信スロットと受信スロットを設定でき、1バンドスロットを4台の端末装置で共用できる。そして、この図10の場合でも、各端末装置でユーザ情報の送信や受信をしない各TDMAフレーム内の所定のスロット期間(ここでは6番目のタイムスロット及び7番目のタイムスロット)で、基地局のサーチ処理を行うようにしてある。
なお、図9に示した通信状態の例の場合でも、上り回線と下り回線とを別の周波数帯とした場合には、上りと下りのそれぞれの回線ごとで見た場合には、3タイムスロット周期で1台の端末装置と基地局との間で通信が行われることになり、3台の端末装置を1周波数チャンネル(1バンドスロット)で共用できることになる。
このようにいずれの構成の場合も各端末装置側では、各TDMAフレーム毎にセルサーチを行う期間が用意されて、その期間に制御チャンネルを受信する処理が行われるが、このように1TDMAフレーム毎に必ずセルサーチ処理を行う構成としてあると、頻繁にセルサーチを行いたい場合や、あまりセルサーチを行わなくても良い場合に柔軟には対処できない。また、各TDMAフレームでセルサーチを行う場合には、図9に示したように、1TDMAフレームを3タイムスロットで構成するのが最小限の構成であり、1TDMAフレームを2タイムスロットで構成することは不可能であった。
また、上述した構成で基地局と端末装置との間の通信を行う場合に、端末装置から送信される信号のパワーを適切に制御できれば、通信状態が良好になると共に、端末装置の消費電力などの点からも好ましい。即ち、無線電話システムの場合には、各端末装置の位置は一定でないため、端末装置が基地局の近くで通信を行う場合もあれば、端末装置が基地局から離れた場所で通信を行う場合もあり、一定の電力で送信を行うのは好ましくない。端末装置からの送信パワーが適切に制御できれば、基地局の近くで通信を行う場合には、少ない送信パワーを設定し、基地局から遠い場所で通信を行う場合には、大きなパワーを設定することで、端末装置側での送信処理に無駄な電力を消費しなくなると共に、他の通信への干渉量を最小限に抑えることができる。ところが、端末装置側で送信パワーを適切にコントロールするためには複雑な処理が必要で、実際には送信パワーの制御は行わないのが一般的である。
本発明の目的は、端末装置と基地局との通信が、そのときの端末装置の位置などに応じて、適切にできるようにすることにある。
本発明は、基地局と端末装置との間で時分割で無線送信と無線受信が行われる場合に、現在無線通信中の基地局から送信される信号の受信レベルと、他の基地局から送信される信号の受信レベルとを比較して、現在通信中の基地局の通信エリアの境界部の近傍に、端末装置が位置していることを判別したとき、端末装置と基地局との間で双方向に送信及び受信を行う通信容量を減らして、端末装置と基地局との間でユーザ情報が双方向に送信及び受信される期間を減らし、端末装置において他の基地局からの信号をサーチする期間を増やす処理を行うと共に、無線通信中の基地局に対して送信する送信信号の送信出力を大きくする処理を行うようにしたものである。
かかる処理を行うことによって、端末装置のエリア内の位置に応じた適切な制御が可能になる。
本発明によると、現在通信中の基地局の通信エリアの境界部の近傍に、端末装置が位置していることを判別したとき、該当する端末装置と基地局との間で双方向に送信及び受信を行う通信容量を減らして、端末装置と基地局との間でユーザ情報が双方向に無線通信される期間を減らす処理を行う処理を行うことで、各端末装置での通信容量が、その端末装置の位置に応じて適切に設定され、どこで通信を行う場合でも、良好に通信ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図1〜図7を参照して説明する。
本例においては、セルラ方式の無線電話システムに適用したもので、まず本例が適用される通信方式の構成について説明する。本例の通信方式の構成は、基本的にはTDMA方式により通信が行われるシステムとしてあるが、各タイムスロット内で伝送される信号として、マルチキャリア信号としてある。即ち、予め割当てられた帯域(Band)内に複数のサブキャリアを連続的に配置し、この1帯域内の複数のサブキャリアを1つの伝送路(パス)で同時に使用するいわゆるマルチキャリア方式としてあり、さらに1帯域内の複数のサブキャリアを一括して時間で分割(Division)して変調するもので、ここでは帯域分割多元接続(BDMA:Band Division Multiple Access )方式と称する。
以下、その接続方式の構成について説明すると、図3は、本例の伝送信号のスロット構成を示す図で、縦軸を周波数を、横軸を時間としたものである。本例の場合には、周波数軸と時間軸とを格子状に分割した直交基底を与えるものである。即ち、1つの伝送帯域(1バンドスロット)が150KHzとされ、この150KHzの1伝送帯域内に、24本のサブキャリアを配置する。この24本のサブキャリアは、6.25kHz間隔で等間隔に連続的に配置され、1キャリア毎に0から23までのサブキャリア番号が付与される。但し、実際に存在するサブキャリアは、サブキャリア番号1から22までの22本としてあり、1バンドスロット内の両端部のサブキャリア番号0及び23についてはサブキャリアを立てないガードバンドとしてあり、電力を0としてある。そして、例えば22本のサブキャリアの各キャリア毎の位相差などで、ユーザ情報などを変調して伝送するようにしてある。
このように構成される1バンドスロット所定数連続させた複数のバンドスロットが、周波数上での1伝送単位としてある。例えば32バンドスロットを周波数上での1伝送単位としたとき、図4のAに示すように、連続した32バンドスロットが周波数上での1伝送単位として使用され、各バンドスロットでは、図4のBに示すように、22本のサブキャリア信号によるマルチキャリア信号が伝送に使用される。そして、所定バンドスロット毎の周波数チャンネル(ここでは8バンドスロット毎に1つの周波数チャンネル)が、制御情報伝送用のチャンネルとして使用される。この制御情報の伝送構成の詳細については後述する。
図3に戻って時間軸の構成を説明すると、200μ秒間隔で1タイムスロットが規定され、1タイムスロット毎に22本のサブキャリアにバースト信号が変調されて伝送される。ここでは32タイムスロット配置された状態が、1データフレームと定義される。この1データフレーム内の32タイムスロットには、連続したタイムスロット番号が付与される。図3中にハッチングを付与して示す範囲は、1バンドスロットの1タイムスロット区間を示すものである。
この周波数軸と時間軸とを格子状に分割した直交基底を使用して、基地局が複数の端末装置と同時期に通信を行う多元接続を行うものである。このように通信を行う状態を設定することで、各端末装置と基地局との間で伝送される信号は、他の信号に対して直交性が保たれた状態となり、他の信号の干渉を受けることなく、該当する信号だけを良好に取り出すことができる。
次に、以上説明したシステム構成にて端末装置と通信が行われる基地局の構成を、図1を参照して説明する。
図1は、本例の基地局の全体構成を示すブロック図で、送受信用のアンテナ11は高周波系回路12に接続してあり、アンテナ11で受けた所定の周波数帯の信号(ここでの周波数帯とは例えば32バンドスロットで構成される1伝送単位の信号)を中間周波信号に変換し、その中間周波信号をアナログ/デジタル変換器13によりデジタルデータに変換した後、変復調処理部14に供給する。変復調処理部14では、供給される中間周波信号の復調処理を行う。ここでの復調処理としては、例えば上述した伝送方式(BMDA方式)で説明した22本のサブキャリアに分散して変調して伝送されたデータを、1系列のデータとする直交変換などの復調処理を行う。そして、その復調されたデータをデマルチプレクサ15に供給し、各端末装置から送信されるデータ毎に分離し、分離されたそれぞれのデータを別のデコーダ16a,16b‥‥16n(nは任意の数)に供給する。デマルチプレクサ15での分離時には、上述した周波数ホッピングを考慮して、分離する周波数位置(バンドスロット)を随時変えて、各デコーダ16a〜16nに供給する。
このデコーダ16a〜16nは、1つの基地局に同時に接続できる端末装置の台数に対応した数用意され、各デコーダ16a〜16nで端末装置から供給されるデータの復号化処理などを行う。そして、各デコーダ16a〜16nでデコードされたデータを、基地局と接続された別の通信系(図示せず)に供給し、それぞれ端末装置と電話回線を介して接続された相手側に伝送する。但し、端末装置から基地局に対して伝送される接続要求などの制御データについては、いずれかのデコーダ16a〜16nでデコードした後、基地局の制御部20に供給する。
次に、基地局の送信系の構成について説明すると、接続される各端末装置毎に個別の相手側から基地局に伝送されるデータを、それぞれ別のエンコーダ17a,17b‥‥17n(nは任意の数)に供給する。このエンコーダ17a〜17nは、デコーダと同様に1つの基地局に同時に接続できる端末装置の台数に対応した数用意され、各エンコーダ17a〜17nで供給されるデータの符号化処理などを行う。そして、各エンコーダ17a〜17nでエンコードされたデータをマルチプレクサ18に供給し、この基地局で扱う全ての送信データを1系統の送信データとし、変復調処理部14に供給する。変復調処理部14では、供給されるデータを22本のサブキャリアに分散して変調する処理を行い、その変調されたデータをデジタル/アナログ変換器19でアナログ信号として高周波系回路12に供給し、所定の周波数帯の信号(ここでの周波数帯とは32バンドスロットで構成される1伝送単位の信号)に周波数変換して、アンテナ11から無線送信する。なお、基地局の制御部20から端末装置に対して送信する制御データについても、いずれかのエンコーダ17a〜17nに供給してエンコードして後、マルチプレクサ18から高周波系回路12までの送信系で送信処理して無線送信する。
以上説明した構成にて基地局で端末装置との無線通信が行われるが、その通信制御は、この基地局の制御部20により行われる。この制御部20は、マイクロコンピュータなどの制御手段で構成され、この制御部20で生成された制御データを端末装置側に無線伝送することで、各端末装置との通信の制御が実行される。各端末装置で通信を行う基地局を切換えるハンドオフ処理を行う場合にも、基地局の制御部20の制御に基づいて実行される。
次に、この基地局と無線通信が行われる端末装置の構成を、図2を参照して説明する。
図2は、本例の端末装置の全体構成を示すブロック図で、送受信用のアンテナ31は高周波系回路32に接続してあり、アンテナ31で受けた所定の周波数帯の信号(ここでの周波数帯とは1バンドスロットの信号)を中間周波信号に変換し、その中間周波信号をアナログ/デジタル変換器33によりデジタルデータに変換した後、変復調処理部34に供給する。変復調処理部34では、供給される中間周波信号の復調処理を行う。ここでの復調処理としては、例えば上述した伝送方式(BMDA方式)で説明した22本のサブキャリアに分散して変調して伝送されたデータを、1系列のデータとする直交変換などの復調処理を行う。そして、その復調されたデータをデコーダ35に供給し、基地局側から伝送されるデータの復号化処理などを行う。そして、デコーダ35でデコードされたデータを音声処理系回路36に供給し、通話用音声データの処理を行い、得られた音声信号をスピーカ37から放音させる。また、デコードされたデータが基地局からの制御データである場合には、この端末装置の制御部41に供給する。
次に、端末装置の送信系の構成について説明すると、送信するデータが通話用音声である場合には、マイクロホン38が拾った音声信号を音声処理系回路36に供給し、所定の方式の音声データとした後、この音声データをエンコーダ39に供給して、符号化処理などを行う。そして、エンコーダ39でエンコードされたデータを変復調処理部34に供給する。変復調処理部34では、供給されるデータを22本のサブキャリアに分散して変調する処理を行い、その変調されたデータをデジタル/アナログ変換器40でアナログ信号として高周波系回路32に供給し、所定の周波数帯の信号に周波数変換して、アンテナ31から無線送信させる。なお、端末装置の制御部41から基地局に対して送信する接続要求などの制御データについても、エンコーダ39に供給されてエンコードされた後、変復調処理部34から高周波系回路32までの送信系で送信処理されて無線送信される。また、高周波系回路32での送信処理時には送信用パワーアンプ32aで所定の出力に増幅して無線送信させるが、この送信用パワーアンプ32aのゲインは、制御部41の制御で可変設定できるようにしてあり、基地局との通信状態に応じて適切なゲインが設定される。
この端末装置での受信状態及び送信状態は、マイクロコンピュータなどの制御手段で構成される制御部41により制御される。この制御部41では、基地局から送信される制御データを判断して、送受信を行う周波数チャンネル(バンドスロット)やその周波数チャンネルでの送受信のタイミング(即ち送信や受信を行うタイムスロット)を判断し、端末装置内の各部を対応した状態の処理を行うように制御する。また、制御部41にはダイヤルキーなどのキー42からの操作情報が供給される構成としてある。さらに、制御部41には液晶表示パネルなどで構成される表示部43が接続してあり、動作状態などを表示する。
なお、この図2に示した端末装置では通話用音声データの送受信を行う構成として説明したが、他の各種データを送信又は受信する端末装置として構成しても良い。例えば、何らかの文字データや数字データの送信や受信を行ったり、電子メール,インターネットなどのデータを送信又は受信する構成の端末装置としても良い。
次に、以上説明した構成の基地局と端末装置との間で通信を行う状態を、図5〜図7を参照して説明する。図5は、本例での基地局と端末装置との通信のチャンネル構成を示す図で、縦軸は周波数をバンドスロット番号で示し、横軸は時間の経過をタイムスロット番号で示してあり、バンドスロットとタイムスロットに連続した番号を付与してある。
ここでは、8バンドスロット毎の1バンドスロット(即ち第1バンドスロット,第9バンドスロット,第17バンドスロット,第25バンドスロット,第33バンドスロット‥‥)を、制御情報通信用専用のチャンネル(即ち制御情報チャンネルCCH)として使用する。他のバンドスロット(第2〜第8バンドスロット,第10〜第16バンドスロット,第18〜第24バンドスロット,第26〜第32バンドスロットなど)では、ユーザ情報の伝送チャンネルである情報伝送チャンネルTCHの伝送が行われる。
8バンドスロット毎の制御情報チャンネルCCHでは、全てのタイムスロットで制御情報が送信されるのではなく、所定の規則(或いは乱数系列などに基づいて生成された不規則な順序)により間欠的に基地局から送信されるように、基地局の制御部20が送信を制御する。但し本例の場合には、1回の制御情報の送信を、2タイムスロット期間連続して行うようにしてある。また、1つの基地局内に用意された制御情報CCHの各伝送チャンネルでの間欠的な送信状態は、それぞれの伝送チャンネルで異なる状態に設定してある。各伝送チャンネルでの制御情報CCHのタイムスロットの送信タイミングに関する情報は、その局の制御部20の制御により、制御情報CCHに付与して送信される構成としてあり、端末装置側の制御部41では、いずれかの伝送チャンネルの制御情報CCHを受信することで、その局の各伝送チャンネルでの制御情報CCHのタイムスロットの送信タイミングが判断できる。
なお本例の場合には、この電話システム用の全ての基地局(或いは少なくともある地域内の全ての基地局で)で、制御情報チャンネルCCHとして使用する周波数チャンネルを、同じチャンネルに設定してあり、その同じチャンネルでの制御情報CCHの送信されるタイミングの設定状態が、少なくとも隣接する基地局どうしで変えてある。この場合、各基地局から送信される制御情報CCHには、その基地局に隣接する基地局での制御情報CCHの送信タイミングの情報(例えばどの周波数チャンネルでどのタイムスロットで送信されるのかの情報など)についても付与してあり、各端末装置の制御部41では、現在通信中の基地局のエリアに隣接するエリアの基地局での、各伝送チャンネルでの制御情報CCHの送信タイミングについても判断できるようにしてある。
第2〜第8バンドスロットなどの情報伝送チャンネルTCHの伝送が行われるバンドスロットでは、4タイムスロットを1TDMAフレームとして通信が行われる。従って、4タイムスロット毎に、送信スロットと受信スロットが1タイムスロットずつ設定される。このように1TDMAフレームを4タイムスロットとした場合には、送信と受信で同じ周波数を使用する場合、1伝送チャンネルを2台の端末装置で共用でき、送信と受信で異なる周波数帯を使用する場合、1伝送チャンネルを4台の端末装置で共用できる。
図5の第36バンドスロットには、ある端末装置と基地局との通信状態の例を示してあり、基地局から(端末装置へ)の送信スロットTxと、(端末装置から送信されて)基地局での受信スロットRxとが交互に設定されて、基地局と端末装置との間の双方向での通信が行われる。ここで本例においては、32タイムスロット(即ち8TDMAフレーム)を1データフレームとしてあり、この1データフレーム内の少なくとも1TDMAフレーム期間(即ち4タイムスロット期間)、送信スロットTxと受信スロットRxの通信を停止して、端末装置で基地局のサーチ処理を行ういわゆるセルサーチを実行するようにしてある。
図6は、各端末装置での1データフレームの基地局との通信状態を示し、1データフレームは8TDMAフレームで構成されて、基本的には各TDMAフレームの4タイムスロット期間内に、受信スロットRxと送信スロットTxとが1タイムスロットずつ設定される。なお、図6は端末装置から見たタイミングであるので、基地局側から見た図5とは、1TDMAフレーム内の受信スロットRxと送信スロットTxとの関係が逆である。
そして、1データフレーム内の予め決められた任意の1TDMAフレーム期間(図6では7番目のTDMAフレーム期間)を、セルサーチ期間としてある。このセルサーチ期間には、現在通信中の基地局の通信エリアに隣接するエリアに配された基地局から制御情報が送信される制御情報チャンネルCCHを受信する。例えば図6に示すように、セルサーチを行う1TDMAフレーム期間の最初の1タイムスロット期間で、制御情報チャンネルCCHが送信される所定のバンドスロットX1の受信を試み、次の1タイムスロット期間で受信チャンネルの切換える処理を行って、次の1タイムスロット期間で制御情報チャンネルCCHが送信される別のバンドスロットX2の受信を試みる。そして、最後の1タイムスロット期間で、次のTDMAフレーム期間に受信スロットRxを受信するチャンネルに切換える処理を行う。
例えば、図5に示す状態で自局及び周辺セルからの制御情報CCHの送信があると仮定し、第36バンドスロットのチャンネルでの通信のタイムスロット番号13〜16がサーチ期間であると想定すると、このタイムスロット番号13の期間には、第1バンドスロットを受信することで、このチャンネルの制御情報CCHを受信でき、タイムスロット番号15の期間には、第17バンドスロットを受信することで、このチャンネルの制御情報CCHを受信できる。
このようにしてセルサーチを行う1TDMAフレーム期間に、少なくとも2つのチャンネルで制御情報の受信を試みる処理を行う。なお、チャンネル切換えが高速でできる場合には、1TDMAフレームを構成する全てのタイムスロット期間で、それぞれ別の制御情報チャンネルCCHが送信されるチャンネルの受信(即ち1TDMAフレームで4つのバンドスロット)を試みても良い。そして、各データフレームのセルサーチ期間で、その受信を試みるチャンネルを変化させ、数データフレーム期間毎に、現在通信中の基地局に隣接して存在する全ての基地局からの制御情報チャンネルCCHの受信を試みる。なお、端末装置では、セルサーチを行う期間に、制御情報CCHのスロットが存在する周波数チャンネルを、基地局から送信される制御情報より判断して、その判断した周波数チャンネルを受信するように処理される。
そして、セルサーチの期間に受信を試みたときに制御情報CCHのスロットの受信が出来たときには、そのときの受信状態(受信レベルなど)を端末装置の制御部41が判断し、その判断した受信状態のデータを、基地局に送信する情報(ユーザ情報の送信スロットの付随データなど)付与する。
基地局側の制御部20では、端末装置から送信される制御情報の受信状態のデータから、現在の端末装置の位置が、自局の通信エリア内であるか否か判断する。このように各端末装置側で、1データフレームに1回だけセルサーチ期間を設定して、そのセルサーチ期間に得られたデータに基づいて通信状態を判断することで、効率の良いセルサーチができる。即ち、従来のように1TDMAフレーム内で必ずセルサーチを行う場合に比べ、セルサーチを行う頻度を少なくすることができ、それだけユーザ情報の伝送に使用できる期間を多く確保でき、通信容量の増大などを図ることができると共に、端末装置側でセルサーチのために要する電力を節約することができる。
そして、このような処理で、端末装置の位置が、自局の通信エリアと他の基地局の通信エリアとの境界部の近辺であると判断した場合(例えば自局の信号の端末装置での受信レベルと他の基地局の信号の端末装置での受信レベルがほぼ等しいと判断された場合)には、他の基地局に通信を切換えるハンドオフ処理が必要であるか否か判断する。
このハンドオフ処理が必要であるか否か判断する場合には、該当する端末装置に対して、ユーザ情報の送信スロットの付随データなどで、セルサーチを行う期間を増やすと共に、そのセルサーチを行う期間の増加に対応してユーザ情報の伝送量を減らす制御データを送信する。図7は、このセルサーチを行う期間を増やした場合の、端末装置側での1データフレームの通信タイミングを示した図で、この例では1データフレームを構成する8TDMAフレームの内の、5番目のTDMAフレームと7番目のTDMAフレームをセルサーチを行う期間とし、それぞれの期間で、セルサーチ処理を実行させる。
このように処理することで、セルサーチを行う期間が2倍に増えることになり、端末装置の現在の通信状態をより精度良く検出でき、他の基地局に通信を切換えるハンドオフ処理が必要であるか否か迅速に判断でき、ハンドオフ処理が必要になったとき、基地局側で迅速に対応できる。即ち、本例の場合には通常時は1データフレームで1回だけセルサーチを実行するようにして、1TDMAフレーム毎にセルサーチを行う場合に比べて、セルサーチを行う頻度を少なくしたが、セルサーチを行うことが重要であるときには、セルサーチを行う頻度が増えるので、従来と同様の頻度、或いは従来以上の頻度でセルサーチが行われることになり、良好にハンドオフ処理が実行できる。なお、図7では1データフレーム期間のセルサーチ期間を2倍に増やした例を示したが、そのときの通信状態によってよりセルサーチ期間を増やしても良い。
また、このようにセルサーチを行う期間を増やした状態で、自局との通信状態が、他の基地局との通信状態よりも十分に良好になったと判断できる状態になった場合には、元のセルサーチ頻度に戻すようにしても良い。
なお、本例の場合には各端末装置側の高周波系回路32内の送信用パワーアンプ32aのゲインが可変設定される構成としてあり、例えば上述した処理で自局の通信エリアと他の基地局の通信エリアとの境界部の近辺であると判断した場合には、送信用パワーアンプ32aのゲインを比較的大きく設定して、送信出力を大きくして、基地局との通信が良好にできるように設定することが考えられる。また、基地局からの送信出力についても調整できる場合には、同様に通信エリアの境界部の近辺であると判断した場合に送信出力を大きく設定しても良い。
また、本例の場合には図7に示したようにセルサーチ期間を増やした場合には、基地局の制御に基づいて、基地局と端末装置との間で伝送するユーザ情報のデータ量を、そのユーザ情報の伝送スロット期間を減らした分だけ減らす処理を行う。具体的には、1データフレーム期間の送信スロットと受信スロットを、それぞれ7タイムスロットずつから6タイムスロットずつに減らしたので、ユーザ情報のデータ量を6/7に減らす処理を行う。また、セルサーチ期間が少なくなった場合には、元のデータ量に戻す処理を行う。このような伝送できるデータ量の変動は、伝送するユーザ情報が音声データである場合には、例えば音声データの圧縮率の変動などで対処でき、電子メール用データなどの各種データである場合には、そのデータの転送レートを一時的に変化させて対処できる。
また、このようなセルサーチ期間の増減に基づいた伝送量の変動以外の要因で、ユーザ情報の伝送量を変化させても良い。例えば、自局の通信エリアと他の基地局の通信エリアとの境界部の近辺であると判断した場合などのように、現在の基地局と端末装置との通信状態が比較的悪い状態であると基地局が判断したとき、基地局の制御に基づいて、1タイムスロット内に伝送されるデータの伝送レートを減少させることで、ユーザ情報の伝送ができる状態を維持させても良い。データの伝送レートを減少させる処理としては、例えば符号化方式の変更や、変調方式の変更などで対処できる。
なお、上述した実施の形態では、基地局と端末装置との間でユーザ情報を伝送する周波数チャンネル(バンドスロット)は、一定の周波数チャンネルに固定して通信を行うものとして説明したが、例えば1TDMAフレーム毎に伝送する周波数チャンネルを変える周波数ホッピングと称される処理を行う構成としても良い。このようにすることで、用意された伝送帯域がほぼ均一に使用されることになり、良好な伝送状態が確保された状態で、セルサーチを良好に行うことができ、ユーザ情報の良好な伝送特性が確保されると共に、端末装置が移動した際のハンドオフ処理についても良好に処理され、良好な通信状態が得られる。
また、上述した実施の形態では、通信構成やフレーム構成などの詳細については一例を示したもので、上述した実施の形態に限定されるものではない。特に、上述した実施の形態では伝送される信号として、マルチキャリア信号の伝送に適用したが、他の変調方式の信号の伝送にも本発明の処理が適用できるものである。また、上述した実施の形態ではセルラ方式の無線電話システムに適用したが、他の通信システムにも適用できるものである。
本発明の実施の形態による基地局の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による端末装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による伝送信号のスロット構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態によるバンドスロット配置を示す説明図である。 本発明の実施の形態によるチャンネル構成を示す説明図である。 本発明の実施の形態による通信タイミングの例(通常の頻度のサーチ時)を示す説明図である。 本発明の実施の形態による通信タイミングの例(高頻度のサーチ時)を示す説明図である。 従来のセルラ方式のチャンネル構成例を示す説明図である。 従来の通信タイミングの一例を示す説明図である。 従来の通信タイミングの別の例を示す説明図である。
符号の説明
12…高周波系回路、14…変復調処理回路、15…デマルチプレクサ、16a〜16n…デコーダ、17a〜17n…エンコーダ、18…マルチプレクサ、20…制御部、32…高周波系回路、32a…送信用パワーアンプ、34…変復調処理回路、35…デコーダ、36…音声系回路、39…エンコーダ、41…制御部

Claims (5)

  1. 所定の状態で複数配置された基地局と、端末装置との間で時分割で無線送信と無線受信が行われる通信方法において、
    現在無線通信中の基地局から送信される信号の受信レベルと、他の基地局から送信される信号の受信レベルとを比較して、現在無線通信中の基地局の通信エリアの境界部の近傍に、端末装置が位置していることを判別したとき、基地局からの制御により、該当する端末装置と基地局との間で双方向に送信及び受信を行うユーザ情報の通信容量を減らして、端末装置と基地局との間で双方向に送信及び受信される期間を減らし、その減らした送信及び受信を行う期間を利用して、端末装置において上記他の基地局からの信号をサーチする期間を増やす処理を行う
    通信方法。
  2. 請求項1記載の通信方法において、
    ユーザ情報が無線通信される期間を減らした状態で、端末装置が現在通信中の基地局を切り替えるハンドオフ処理を実行する
    通信方法。
  3. 請求項1又は2記載の通信方法において、
    現在無線通信中の基地局の通信エリアの境界部の近傍に、端末装置が位置していることを判別したとき、さらに、上記無線通信中の基地局に対して送信する送信信号の送信出力を大きくする処理を行う
    通信方法。
  4. 所定の状態で複数配置された基地局との間で時分割で無線送信と無線受信が行われる端末装置において、
    現在無線通信中の基地局から送信される信号の受信レベルと、他の基地局から送信される信号の受信レベルとを比較して、現在無線通信中の基地局の通信エリアの境界部の近傍に、当該端末装置が位置していることを判別したとき、基地局との間で双方向に送信及び受信を行うユーザ情報の通信容量を減らして、基地局との間で双方向に送信及び受信される期間を減らし、その減らした送信及び受信を行う期間を利用して、上記他の基地局からの信号をサーチする期間を増やす処理を行うと共に、上記無線通信中の基地局に対して送信する送信信号の送信出力を大きくする処理を行う
    端末装置。
  5. 請求項4記載の端末装置において、
    ユーザ情報が無線通信される期間を減らした状態で、現在通信中の基地局を切り替えるハンドオフ処理を実行する
    端末装置。
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