JP4276348B2 - Infrared decoy flare flying body - Google Patents

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JP4276348B2
JP4276348B2 JP35709699A JP35709699A JP4276348B2 JP 4276348 B2 JP4276348 B2 JP 4276348B2 JP 35709699 A JP35709699 A JP 35709699A JP 35709699 A JP35709699 A JP 35709699A JP 4276348 B2 JP4276348 B2 JP 4276348B2
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郁雄 小山
慶正 鈴木
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日本工機株式会社
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42—AMMUNITION; BLASTING
    • F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B4/00—Fireworks, i.e. pyrotechnic devices for amusement, display, illumination or signal purposes
    • F42B4/26—Flares; Torches
    • F42B4/28—Parachute flares

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、赤外線を発生するデコイフレア飛しょう体に係り、詳しくは、対赤外線ホーミング飛しょう体の赤外線デコイフレア飛しょう体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、装甲車両等の防護システムとして、赤外線追随飛しょう体から回避するため赤外線（ＩＲ）遮蔽効果を有する煙幕等が用いられていた。
【０００３】
このＩＲ遮蔽発煙剤組成物については、特公昭６０−４２１９４号公報に開示されている。
また、新型の発煙弾は、デコイフレア飛しょう体に発煙剤と燃焼剤とを組合せ、この飛しょう体を放出後、発煙剤と燃焼剤が分離するようになっている。
そして、先に発煙剤の煙幕が展開し、その煙幕の中で燃焼剤が燃焼しデコイ（囮）として機能する。
【０００４】
このデコイについては、米国特許第５５５１３４５号明細書に開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、発煙剤を有する飛しょう体、あるいは発煙剤および燃焼剤を有する混合飛しょう体は、対装甲車両等の地上での防御には有効ではあるが、ヘリコプター等頭上（トップアタック）から射出される赤外線ホーミング飛しょう体の回避には充分対応することが困難であるという問題があった。
【０００６】
本発明はかかる従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、装甲車両等から発生する赤外線と同じような赤外線を発する欺瞞の囮を利用して、装甲車両等を赤外線ホーミング飛しょう体から防御することが可能な赤外線デコイフレア飛しょう体を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る発明は、装甲車両から放出される赤外線デコイフレア飛しょう体において、空中浮遊可能形状を有する赤外線放射布と、空中浮遊時の前記赤外線放射布の表面から遠赤外線を放射させる熱源と、前記赤外線デコイフレア飛しょう体を所定の高度まで飛行させ、前記所定の高度において放出薬の燃焼により前記赤外線放射布を放出する放出手段と、前記熱源を底部に止め付け、前記放出手段を開口端に分離自在に取り付け、前記赤外線放射布を前記熱源と前記放出手段とに連結させるとともに前記熱源と前記放出手段との間に取り出し自在に収納する有底の筒体とを備え、前記熱源は、前記放出手段による前記赤外線放射布の放出に伴って発火される着火薬を有する着火装置と、前記着火薬の点火により燃焼炎を形成して前記筒体に連結されて空中浮遊する前記赤外線放射布を暖め前記赤外線放射布の表面から遠赤外線を放出させる加熱剤とを有することを特徴とする。
【０００８】
請求項２に係る発明は、請求項１記載の赤外線デコイフレア飛しょう体において、前記赤外線放射布は、空中を浮遊し下降しながら移動するパラシュート（落下傘）であることを特徴とする。
請求項３に係る発明は、請求項１または２記載の赤外線デコイフレア飛しょう体において、前記赤外線放射布は、耐熱性の炭素繊維織物、アラミド繊維織物であることを特徴とする。
【０００９】
請求項４に係る発明は、請求項１ないし請求項３の何れか記載の赤外線デコイフレア飛しょう体において、前記熱源は、金属粉と硝酸塩の混合物、金属粉とＰＴＦＥ（ポリテトラフッ化エチレン）の混合物、コンボジット推進薬から選ばれる少なくとも１種の加熱剤を有することを特徴とする。
【００１０】
（作用）
本発明の赤外線デコイフレア飛しょう体は、特にヘリコプター等頭上から射出される赤外線ホーミング飛しょう体から回避するための囮である。
本発明の赤外線デコイフレア飛しょう体は、装甲車両等の放出筒から空中へ放出されると、発射薬（推進手段）により上空へ推進しながら延時薬（延時手段）に着火し所定の上空（地上から約３０ｍ程）へ達すると、放出薬（放出手段）の燃焼により作動傘および主傘が引き出され、空中へ広く展開する。
【００１１】
そして、所定経過後、この飛しょう体に設けられる延期装置により収容されている作動傘が展開し続いて主傘（赤外線放射布）が引き出され展開する。
このとき、加熱剤は、主傘と連結する着火具により点火し燃焼し燃焼炎を形成する。
そして、この燃焼炎により主傘である赤外線放射傘が暖められ、赤外線放射傘の表面から遠赤外線が放射される。
【００１２】
また、赤外線放射傘は、燃焼炎による暖められた空気の揚力により、所定時間空中に浮遊する。すなわち、加熱剤の燃焼炎は、赤外線放射布を暖め、これにより遠赤外線を放射させることが大きな役目であるが、この燃焼炎の対流により、パラシュート形状の赤外線放射布が、パラシュート本来の空気抵抗係数よりも大きく浮遊する２次的な作用を発揮する。
【００１３】
これにより、赤外線ホーミング飛しょう体に対し装甲車両等と誤認させ、当該飛しょう体の飛行経路を変化させる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【００１５】
図１、図２は、本実施形態に係る赤外線デコイフレア飛しょう体を示し、図３は、赤外線デコイフレア飛しょう体の放出から赤外線放射布の浮遊までの運用概要を示す。
先ず、本実施形態に係る赤外線デコイフレア飛しょう体を説明する。
長尺状の筒体１の一側１ａ内部には、作動傘１１および主傘１０を引き出すため、発射薬３→延時薬４→放出薬５の順に装薬されている。発射薬３、延時薬４、放出薬５が放出手段２を構成する。
【００１６】
また、筒体１の一側１ａは、Ｏリング１７，留めピン１８を介して放出手段２と連結している。
また、筒体１の一側１ａ外周には、折り畳たみ可能な４枚の翼２２がピン２３を介して取り付けられている。
ここで、放出手段２および４枚の翼２２が放出機構２４を構成している。
【００１７】
一方、筒体１の他側１ｂ内部には、燃焼炎を形成する加熱剤６と、この加熱剤６を収容する収容筒７と、加熱剤６に着火する着火装置８が配置されている。加熱剤６と着火装置８が熱源９を構成する。
【００１８】
また、この筒体１内部の中間付近には、主傘（赤外線放射布）１０と、この主傘１０を主傘ロープ１２で係着し主傘１０を引き出す作動傘１１が配置されている。作動傘１１は、飛しょう中に、放出薬５の燃焼で筒体１内から引き出され、引き続き主傘１０を引き出し、展開させる。
また、筒体１の他側１ｂ端部の開口部を蓋部材１３で塞ぐとともに、この蓋部材１３の外周内面と、筒体１の外周１ｂ側壁と接触する部位にスペーサ１４を配置し、蓋部材１３で筒体１を保持する。
【００１９】
また、蓋部材１３と筒体１内の収容筒７の底部とをビス等の留め具１５で止めている。
次に、各構成部を説明する。
発射薬３は、黒色火薬またはシングルベース発射薬（ニトロセルロース）である。
【００２０】
延時薬４は、マンガン（Ｍｎ）、クロム酸鉛（ＰｂＣｒＯ4）およびクロム酸バリウム（ＢａＣｒＯ4）の混合物である。
放出薬５は、黒色火薬である。
加熱剤６は、所定時間燃焼が持続するものが良く、例えば、マグネシウム、アルミニウム等の金属粉とＰＴＦＥ（ポリテトラフッ化エチレン）との混合物、マグネシウム、アルミニウム等の金属粉と硝酸塩等の酸化剤との混合物、またはコンポジット推進薬を単独で用いても良い。
【００２１】
筒体１の一側１ａ外周に巻き付くように配置される翼２２は、発射薬３により空中へ飛しょうする際に、折り畳まれた状態からバネの作用で展開するようになっている。
着火装置８は、引き金トリガー（レバー）１９によって***２１が作動し着火薬２０を発火させる手段を用いている。引き金トリガー１９と主傘１０とは、着火用紐（図示せず）で繋着している。したがって、放出薬５により作動傘１１および主傘１０が引き出される際、この主傘１０と繋着している着火用紐により、引き金トリガー１９が作動する。これにより***２１が作動し、着火薬２０が燃焼し加熱剤６を着火するようになっている。
【００２２】
次に、赤外線放射傘である主傘（赤外線放出布）１０の素材について説明する。
主傘１０の素材は、熱源９の燃焼炎により変形しないもので、所定の遠赤外線を放射する特性をもつものが良い。
例えば、耐熱性の優れた炭素繊維織物、アラミド繊維織物等が使用できるが、特にアラミド繊維が好ましい（耐熱性４００℃）。
【００２３】
また、これら以外には、単体の織物でも良いし、組み合わせた織物を用いても良い。
主傘１０を構成する赤外線放射布（赤外線放射体）は、加熱剤６の燃焼温度により、その表面の温度が影響される。この燃焼温度を調整することで、所定の遠赤外線を得ることができる。
【００２４】
また、この燃焼温度は、加熱剤６の時間当たりのカロリー（熱量）を変えるようなパラメータで調整する。これにより、空中浮遊の主傘１０を暖め８〜１２μmの遠赤外線を得ることができる。
本発明の赤外線デコイフレア飛しょう体は、装甲車両等、特に戦車から発生する赤外線と同じような赤外線を発する欺瞞の囮を利用して、装甲車両等を赤外線ホーミング飛しょう体から防御するものである。そのためには、装甲車両等と同等の熱を主傘（赤外線放射体）から発生する必要がある。
【００２５】
装甲車両等から発生する熱は、主にエンジン部位および排気ガス部であり、日中は太陽光の輻射によって表面から放出される。このときの赤外線は、遠赤外線波長域が主となる。
次に、図１、図２に示す赤外線デコイフレア飛しょう体の組立を説明する。
【００２６】
先ず、加熱剤６が収納される収容筒７と、この収容筒７の開口部に着火装置８を配置し、さらに、この着火装置８と主傘１０とを着火用紐で係着する。
主傘１０は、アラミド繊維の中でデュポン社製ケブラを使用しており、主傘ロープ１２（図３）により作動傘１１と係着して折り畳んだ状態にする。
また、作動傘１１側には、作動傘１１と、放出薬５を収納するとともに、この放出薬５の燃焼により作動傘１１を放出する放出筒１６とを係着するための放出機構２４が設けられている。
【００２７】
次に、両端が開口している筒体１の一側１ａから、加熱剤６を収納する収容筒７と着火装置８、主傘１０と作動傘１１および放出機構２４を順次挿入する。
そして、筒体１の他側１ｂを蓋部材１３により塞ぎ、加熱剤６の収容筒７の底面部と蓋部材１３とを留め具１５により止めるが、その際、蓋部材１３と筒体１の外周面との間にスペーサ１４を嵌合させる。
【００２８】
次に、筒体１の一側１ａは、発射薬３と延時薬４と放出薬５とを系列に配置する放出筒（放出手段）２をＯリング１７および留めピン１８により固定する。
また、筒体１は、筒体１の一側外周に、デコイフレアを飛しょうさせる４枚の翼２２を、翼２２を展開させるバネとともに留めておく。
次に、図３により本実施形態にかかる赤外線デコイフレア飛しょう体の作用を説明する。
【００２９】
図３は、赤外線デコイフレア飛しょう体が装甲車両等から放出され、翼２２が展開し飛しょうしながら主傘１０が開き、空中浮遊しながら熱源により主傘１０が遠赤外線を放射する運用概要図である。
ヘリコプター等空中からの攻撃を回避するため、戦車（装甲車両）等から本実施形態に係る赤外線デコイフレア飛しょう体を放出すると、同時に翼２２が開き上空へ飛しょうする。
【００３０】
赤外線デコイフレア飛しょう体の放出と同時に、発射薬３が電気点火され、ほぼ同時に発射薬３から延時薬５に着火される。
そして、延時薬４により所定高度（地上から約３０ｍ程）で放出薬５が燃焼し、放出薬５の燃焼圧で留めピン（シャーピン）１８等が剪断され放出機構２４全体が大気中へ放出される。
【００３１】
放出機構２４が放出されると、赤外線デコイフレア飛しょう体の放出機構２４側は全面開口となり、この開口部から放出機構２４に近接して収容されている作動傘１１が自ら大気中へ出て開傘する。
この作動傘１１の開傘により、赤外線デコイフレア飛しょう体内に折り畳んで収容され、この作動傘１１と主傘ロープ１２で係着している主傘１０が引き出され大気中へ開傘する。
【００３２】
この時、主傘１０と着火装置８の引き金トリガー（レバー）１９とが着火用紐によって繋がっているので、主傘１０が大気中へ開傘されると、着火用紐が引っ張られ、引き金トリガー（レバー）１９が引かれて撃針が***２１を叩く。これにより、着火装置８内の着火薬２０に着火する。この着火薬２０の火炎により加熱剤６に着火し燃焼する。
【００３３】
そして、主傘１０が空中に浮遊し、加熱剤６の燃焼炎で展開している主傘１０を暖める。
これにより、主傘１０の全表面から赤外線放射スペクトル８μm〜１２μmの遠赤外線が放出される。
また、赤外線放射体となった主傘１０は、自らの空中浮遊可能形状であるとともに加熱剤６の燃焼炎により、所定上空からゆらゆらと約２０秒程空中浮遊しながら落下していく。
【００３４】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明では、所定の上空から空中に主傘（赤外線放射布）を浮遊させながら、この主傘を暖め遠赤外線を放出するので、赤外線ホーミング飛しょう体の経路を変化させることができるので、上空（頭上）からの装甲車両等への脅威に対して防御することが可能となる。
特に、主傘（赤外線放射布）が落下傘（パラシュート）の場合には、広く展開させることが可能であるから、装甲車両等の頭上から進行してくる数多くの小型赤外線ホーミング飛しょう体にも欺瞞効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本実施形態に係る赤外線デコイフレア飛しょう体を示す断面図である。
【図２】図１の底面図である。
【図３】本実施形態に係る赤外線デコイフレア飛しょう体の運用概要を示す説明図である。
【符号の説明】
１ 筒体
２ 放出手段
３ 発射薬
４ 延時薬
５ 放出薬
６ 加熱剤
７ 収容筒
８ 着火装置
９ 熱源
１０ 主傘（赤外線放射布）
１１ 作動傘
２２ 翼[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a decoy flare flying body that generates infrared rays, and more particularly, to an infrared decoy flare flying body of an anti-infrared homing flying body.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a smoke screen or the like having an infrared (IR) shielding effect has been used as a protection system for armored vehicles or the like in order to avoid an infrared follower.
[0003]
This IR shielding smoke generating composition is disclosed in Japanese Patent Publication No. 60-42194.
In addition, the new type smoke bomb combines a decoy flare flying body with a fuming agent and a combustion agent, and after releasing the flying body, the fuming agent and the burning agent are separated.
A smoke screen of the smoke generating agent develops first, and the combustion agent burns in the smoke screen and functions as a decoy (soot).
[0004]
This decoy is disclosed in US Pat. No. 5,551,345.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, flying vehicles with smoke generators, or mixed vehicles with smoke generators and combustion agents are effective for defense on the ground, such as anti-armor vehicles, but are ejected from overhead (top attack) such as helicopters. There is a problem that it is difficult to sufficiently cope with the avoidance of the infrared homing flying object.
[0006]
The present invention has been made to solve such conventional problems, and an object of the present invention is to make an infrared homing of an armored vehicle or the like by using a fraudulent trap that emits an infrared ray similar to the infrared ray generated from an armored vehicle or the like. An object of the present invention is to provide an infrared decoy flared flying body capable of protecting against flying objects.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is an infrared decoy flare flying body emitted from an armored vehicle , an infrared radiation cloth having a shape capable of floating in the air, and a heat source that emits far infrared rays from the surface of the infrared radiation cloth when suspended in the air. A release means for flying the infrared decoy flare flying body to a predetermined altitude, and releasing the infrared radiation cloth by burning of the released medicine at the predetermined altitude; and the heat source is fixed to the bottom; The infrared radiation cloth is connected to the heat source and the emission means, and a bottomed cylindrical body that is detachably accommodated between the heat source and the emission means, and the heat source includes: An ignition device having an ignition agent that is ignited as the infrared radiation cloth is released by the emission means, and a cylinder that forms a combustion flame by ignition of the ignition agent. It is connected and having a heating agent to release far infrared from the surface of the infrared radiation fabric warmed the infrared radiation cloth for airborne on.
[0008]
The invention according to claim 2 is the infrared decoy flare flying body according to claim 1, wherein the infrared radiation cloth is a parachute (parachute) that moves while floating in the air and descending.
The invention according to claim 3 is the infrared decoy flare flying body according to claim 1 or 2, wherein the infrared radiation fabric is a heat-resistant carbon fiber fabric or an aramid fiber fabric.
[0009]
The invention according to claim 4 is the infrared decoy flare flying body according to any one of claims 1 to 3 , wherein the heat source is a mixture of metal powder and nitrate, a mixture of metal powder and PTFE (polytetrafluoroethylene), It has at least 1 sort (s) of heating agent chosen from a composite propellant .
[0010]
(Function)
The infrared decoy flare flying body of the present invention is a kite for avoiding from an infrared homing flying body emitted from the overhead such as a helicopter.
When the infrared decoy flare flying body of the present invention is released into the air from a discharge cylinder of an armored vehicle or the like, the propellant (propulsion means) ignites the delay agent (delay means) while propelling it upwards, and the predetermined sky (ground) And about 30 m), the working umbrella and the main umbrella are pulled out by combustion of the released medicine (release means) and widely deployed in the air.
[0011]
After a predetermined time, the operating umbrella accommodated by the postponing device provided in the flying body is deployed, and then the main umbrella (infrared radiating cloth) is pulled out and deployed.
At this time, the heating agent is ignited and burned by an ignition tool connected to the main umbrella to form a combustion flame.
And the infrared radiation umbrella which is a main umbrella is warmed by this combustion flame, and far infrared rays are radiated | emitted from the surface of an infrared radiation umbrella.
[0012]
In addition, the infrared radiation umbrella floats in the air for a predetermined time due to the lift of warmed air by the combustion flame. That is, the heating flame of the heating agent plays a major role in warming the infrared radiation cloth and thereby radiating far-infrared radiation. However, due to the convection of the combustion flame, the parachute-shaped infrared radiation cloth has the original air resistance of the parachute. It exhibits a secondary effect of floating more than the coefficient.
[0013]
As a result, the infrared homing flying object is misidentified as an armored vehicle and the flight path of the flying object is changed.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0015]
1 and 2 show the infrared decoy flare flying body according to the present embodiment, and FIG. 3 shows an operation outline from the release of the infrared decoy flare flying object to the floating of the infrared radiation cloth.
First, the infrared decoy flare flying body according to the present embodiment will be described.
In order to pull out the working umbrella 11 and the main umbrella 10 inside the one side 1 a of the long cylindrical body 1, charging is performed in the order of the propellant 3 → the extended medicine 4 → the released medicine 5. The propellant 3, the delaying agent 4, and the releasing agent 5 constitute the releasing means 2.
[0016]
Further, one side 1 a of the cylindrical body 1 is connected to the discharge means 2 through an O-ring 17 and a retaining pin 18.
Further, four foldable wings 22 are attached to the outer periphery of one side 1 a of the cylinder 1 via pins 23.
Here, the discharge means 2 and the four blades 22 constitute a discharge mechanism 24.
[0017]
On the other hand, a heating agent 6 that forms a combustion flame, a housing cylinder 7 that houses the heating agent 6, and an ignition device 8 that ignites the heating agent 6 are disposed inside the other side 1 b of the cylinder 1. The heating agent 6 and the ignition device 8 constitute a heat source 9.
[0018]
Further, a main umbrella (infrared radiating cloth) 10 and a working umbrella 11 that is engaged with the main umbrella 10 with a main umbrella rope 12 and pulls out the main umbrella 10 are disposed near the middle of the inside of the cylindrical body 1. The operating umbrella 11 is pulled out from the cylindrical body 1 by the combustion of the released medicine 5 during the flight, and the main umbrella 10 is subsequently pulled out and deployed.
In addition, the opening at the other end 1b of the cylinder 1 is closed with a lid member 13, and a spacer 14 is disposed on the outer peripheral inner surface of the lid member 13 and a portion in contact with the outer circumference 1b side wall of the cylindrical body 1, and the lid The cylinder 1 is held by the member 13.
[0019]
Further, the lid member 13 and the bottom of the housing cylinder 7 in the cylinder 1 are fixed with a fastener 15 such as a screw.
Next, each component will be described.
The propellant 3 is a black powder or a single base propellant (nitrocellulose).
[0020]
Prolonged medicine 4 is a mixture of manganese (Mn), lead chromate (PbCrO 4 ) and barium chromate (BaCrO 4 ).
The release agent 5 is a black powder.
The heating agent 6 is preferably one that continues to burn for a predetermined time, such as a mixture of metal powder such as magnesium and aluminum and PTFE (polytetrafluoroethylene), metal powder such as magnesium and aluminum, and an oxidizing agent such as nitrate. Mixtures or composite propellants may be used alone.
[0021]
The wings 22 arranged so as to wrap around the outer periphery of the one side 1a of the cylinder 1 are unfolded from the folded state by the action of a spring when flying into the air with the propellant 3.
The ignition device 8 uses means for activating the detonator 20 by actuating the detonator 21 by a trigger trigger (lever) 19. The trigger trigger 19 and the main umbrella 10 are connected by an ignition string (not shown). Therefore, when the operating umbrella 11 and the main umbrella 10 are pulled out by the released medicine 5, the trigger trigger 19 is operated by the ignition string connected to the main umbrella 10. As a result, the detonator 21 is activated, the ignition agent 20 is burned, and the heating agent 6 is ignited.
[0022]
Next, the material of the main umbrella (infrared radiation cloth) 10 that is an infrared radiation umbrella will be described.
The material of the main umbrella 10 is not deformed by the combustion flame of the heat source 9 and preferably has a characteristic of emitting a predetermined far infrared ray.
For example, a carbon fiber woven fabric and an aramid fiber woven fabric having excellent heat resistance can be used, and an aramid fiber is particularly preferable (heat resistance 400 ° C.).
[0023]
In addition to these, a single woven fabric or a combined woven fabric may be used.
The surface of the infrared radiating cloth (infrared radiator) constituting the main umbrella 10 is affected by the combustion temperature of the heating agent 6. By adjusting the combustion temperature, a predetermined far infrared ray can be obtained.
[0024]
The combustion temperature is adjusted by a parameter that changes the calorie (heat quantity) per hour of the heating agent 6. As a result, the airborne main umbrella 10 can be warmed to obtain far-infrared rays of 8 to 12 μm.
The infrared decoy flared flying object of the present invention protects an armored vehicle from an infrared homing flying object by utilizing a fraudulent trap that emits infrared rays similar to the infrared rays generated from an armored vehicle, particularly a tank. . For this purpose, it is necessary to generate heat equivalent to that of an armored vehicle or the like from the main umbrella (infrared radiator).
[0025]
The heat generated from the armored vehicle or the like is mainly the engine part and the exhaust gas part, and is emitted from the surface by sunlight radiation during the daytime. The infrared rays at this time are mainly in the far infrared wavelength region.
Next, the assembly of the infrared decoy flare flying body shown in FIGS. 1 and 2 will be described.
[0026]
First, the storage cylinder 7 in which the heating agent 6 is stored, and the ignition device 8 are arranged in the opening of the storage cylinder 7, and the ignition device 8 and the main umbrella 10 are fastened with an ignition string.
The main umbrella 10 is made of DuPont Kevlar among aramid fibers, and is engaged with the operating umbrella 11 by the main umbrella rope 12 (FIG. 3) and folded.
Further, on the side of the working umbrella 11, there is provided a release mechanism 24 for engaging the working umbrella 11 and the release medicine 5 and engaging the release cylinder 16 for releasing the work umbrella 11 by combustion of the release medicine 5. It has been.
[0027]
Next, from one side 1a of the cylinder 1 that is open at both ends, the storage cylinder 7 that houses the heating agent 6, the ignition device 8, the main umbrella 10, the working umbrella 11, and the discharge mechanism 24 are sequentially inserted.
And the other side 1b of the cylinder 1 is closed by the lid member 13, and the bottom surface portion of the housing cylinder 7 of the heating agent 6 and the lid member 13 are stopped by the fastener 15. At this time, the lid member 13 and the cylinder 1 are The spacer 14 is fitted between the outer peripheral surface.
[0028]
Next, one side 1 a of the cylinder 1 fixes the discharge cylinder (release means) 2 in which the propellant 3, the delaying drug 4, and the release drug 5 are arranged in series by an O-ring 17 and a retaining pin 18.
Further, in the cylinder 1, four wings 22 that cause the decoy flare to fly are fastened to one side outer periphery of the cylinder 1 together with a spring that expands the wings 22.
Next, FIG. 3 demonstrates the effect | action of the infrared decoy flare flying body concerning this embodiment.
[0029]
FIG. 3 is an operation outline diagram in which an infrared decoy flare flying body is released from an armored vehicle, the main umbrella 10 is opened while the wings 22 are deployed and flying, and the main umbrella 10 radiates far infrared rays by a heat source while floating in the air. It is.
In order to avoid attacks from the air, such as a helicopter, when the infrared decoy flare flying body according to the present embodiment is released from a tank (armored vehicle) or the like, the wings 22 open and fly to the sky at the same time.
[0030]
Simultaneously with the release of the infrared decoy flared flying object, the propellant 3 is electrically ignited, and almost simultaneously, the propellant 3 is ignited from the propellant 3.
Then, the release agent 5 burns at a predetermined altitude (about 30 m from the ground) by the delay agent 4, the retaining pin (shear pin) 18 and the like are sheared by the combustion pressure of the release agent 5, and the entire release mechanism 24 is released into the atmosphere. The
[0031]
When the release mechanism 24 is released, the release mechanism 24 side of the infrared decoy flare flying body becomes an entire opening, and the operating umbrella 11 housed in the vicinity of the release mechanism 24 from this opening part itself goes out into the atmosphere and opens. Umbrella.
By opening the operating umbrella 11, the infrared decoy flare flying body is folded and accommodated, and the main umbrella 10 engaged with the operating umbrella 11 and the main umbrella rope 12 is pulled out and opened to the atmosphere.
[0032]
At this time, since the main umbrella 10 and the trigger trigger (lever) 19 of the ignition device 8 are connected by the ignition string, when the main umbrella 10 is opened to the atmosphere, the ignition string is pulled, and the trigger trigger (Lever) 19 is pulled and the firing pin strikes the detonator 21. Thereby, the ignition agent 20 in the ignition device 8 is ignited. The heating agent 6 is ignited and burned by the flame of the ignition powder 20.
[0033]
Then, the main umbrella 10 floats in the air and warms the main umbrella 10 deployed by the combustion flame of the heating agent 6.
Thereby, far infrared rays having an infrared radiation spectrum of 8 μm to 12 μm are emitted from the entire surface of the main umbrella 10.
Further, the main umbrella 10 that has become an infrared radiator has a shape capable of floating in the air, and falls from the predetermined sky while floating in the air for about 20 seconds by the combustion flame of the heating agent 6.
[0034]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, the main umbrella (infrared radiating cloth) is suspended from a predetermined sky in the air while the main umbrella is warmed to emit far-infrared rays, so that the path of the infrared homing flying object is changed. Therefore, it is possible to protect against a threat to an armored vehicle or the like from the sky (overhead).
In particular, when the main umbrella (infrared radiating cloth) is a parachute, it can be widely deployed, so it is also a deception to many small infrared homing flying bodies that are traveling from the overhead of armored vehicles etc. effective.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing an infrared decoy flare flying body according to the present embodiment.
FIG. 2 is a bottom view of FIG.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing an outline of operation of the infrared decoy flare flying body according to the present embodiment.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Cylindrical body 2 Release means 3 Propellant 4 Delayed medicine 5 Release medicine 6 Heating agent 7 Housing cylinder 8 Ignition apparatus 9 Heat source 10 Main umbrella (infrared radiation cloth)
11 Working umbrella 22 Wings

Claims (4)

装甲車両から放出される赤外線デコイフレア飛しょう体において、
空中浮遊可能形状を有する赤外線放射布と、
空中浮遊時の前記赤外線放射布の表面から遠赤外線を放射させる熱源と、
前記赤外線デコイフレア飛しょう体を所定の高度まで飛行させ、前記所定の高度において放出薬の燃焼により前記赤外線放射布を放出する放出手段と、
前記熱源を底部に止め付け、前記放出手段を開口端に分離自在に取り付け、前記赤外線放射布を前記熱源と前記放出手段とに連結させるとともに前記熱源と前記放出手段との間に取り出し自在に収納する有底の筒体と
を備え、
前記熱源は、前記放出手段による前記赤外線放射布の放出に伴って発火される着火薬を有する着火装置と、前記着火薬の点火により燃焼炎を形成して前記筒体に連結されて空中浮遊する前記赤外線放射布を暖め前記赤外線放射布の表面から遠赤外線を放出させる加熱剤とを有する
ことを特徴とする赤外線デコイフレア飛しょう体。 In the infrared decoy flare flying body emitted from armored vehicles ,
An infrared radiation cloth having a shape capable of floating in the air;
A heat source that radiates far infrared rays from the surface of the infrared radiating cloth when floating in the air ;
Release means for flying the infrared decoy flare flying body to a predetermined altitude, and releasing the infrared radiation cloth by burning of the released medicine at the predetermined altitude ;
The heat source is fixed to the bottom, the discharge means is detachably attached to the open end, and the infrared radiating cloth is connected to the heat source and the discharge means and is detachably stored between the heat source and the discharge means. With a bottomed cylinder
With
The heat source includes an ignition device having an ignition agent that is ignited as the infrared radiation cloth is released by the emission means, and forms a combustion flame by ignition of the ignition agent, and is connected to the cylinder and floats in the air. An infrared decoy flare flying body comprising a heating agent that warms the infrared radiation cloth and emits far infrared rays from the surface of the infrared radiation cloth . 前記赤外線放射布は、空中を浮遊し下降しながら移動するパラシュート（落下傘）であることを特徴とする請求項１記載の赤外線デコイフレア飛しょう体。  The infrared decoy flare flying body according to claim 1, wherein the infrared radiation cloth is a parachute that moves while floating in the air and descending. 前記赤外線放射布は、耐熱性の炭素繊維織物、アラミド繊維織物であることを特徴とする請求項１または２記載の赤外線デコイフレア飛しょう体。  The infrared decoy flare flying body according to claim 1 or 2, wherein the infrared radiation cloth is a heat-resistant carbon fiber woven fabric or an aramid fiber woven fabric. 前記熱源は、金属粉と硝酸塩の混合物、金属粉とＰＴＦＥ（ポリテトラフッ化エチレン）の混合物、コンボジット推進薬から選ばれる少なくとも１種の加熱剤を有することを特徴とする請求項１ないし請求項３の何れか記載の赤外線デコイフレア飛しょう体。 It said heat source is a mixture of metal powder and nitrates, metal powder and PTFE (Poritetorafu' ethylene) mixture of claim 1 to claim 3, characterized in that at least one heating agent selected from the combo JIT propellant An infrared decoy flare flying body described in any of the above.
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