JP4275776B2 - Underfloor piping and laying method for underfloor piping - Google Patents

Underfloor piping and laying method for underfloor piping Download PDF

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、床下配管に関する。更に詳しくは、可撓管によって形成されている給水管の床下配管に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、建物の給水管や排水管は、所定の長さに切断された剛性を有する管状パイプである金属製又は塩化ビニール製の剛管を、「Ｔ」字形や「Ｌ」字形等の適宜形状の継手部材を用いて組み合わせたものであって、建屋など建築物の基礎の施工前に敷地内の所定の位置に配置され、地中や床下スラブに埋設されるか、又は基礎や床下スラブが構築された後、外周基礎の内側では地中や床下スラブに埋設されるほか、床下スラブ上に略水平に固定されて上水道管や下水道管から屋内の所定位置の床下まで配設されることもあった。
【０００３】
そして、建築物の給排水設備に用いられる給水管や排水管のうち、建築物の床下に位置する部分を床下配管と称するものである。
この床下配管の従来の敷設方法は、建築物の基礎の施工前に、施工図面に従って、所定の長さに切断された剛管を組み合わせていくと共に、その一端を上水道管や下水道管と接続し、また、他端をキッチンや浴室等が設けられる所定の場所の近辺に位置させる。その後、前記組み合わせた剛管を床下スラブに埋設するか、又は床下スラブ上に略水平に固定していくものであるが、キッチンや浴室等が設けられる場所の近辺に位置させておいた端部については、床下スラブから垂直上方に突出させていた。
【０００４】
また、最近では、給水管の床下配管を形成するに際し、剛管に代えて、配管ユニットと呼ばれる、所定の長さの可撓管を用いる場合がある。なお、前記可撓管とは、可撓性を有する管状パイプであって、弾性プラスチック又は合成ゴム等を管状に形成したものや、環状又は螺旋状の鋼線を弾性プラスチック又は合成ゴム等で覆って、管軸方向に波形又は螺旋形の凹凸を有する管状に形成したものが用いられている。
【０００５】
そして、可撓管を用いた場合における給水管の床下配管の敷設方法は、建築物の基礎が完成した後に、所定の長さの可撓管を床下スラブ上に略水平に配置していくと共に、その一端を上水道管又は敷地内に埋設された剛管による引込み管と接続し、また、他端をキッチンや浴室等が設けられる場所の近辺に位置させる。その後、当該可撓管の適宜箇所を金具等によって床下スラブ上に固定していくものであるが、キッチンや浴室等が設けられる場所の近辺に位置させておいた端部については、床下スラブ上に放置しておくか、又は、図４に示すように、基礎40の近くに端部を突出させて埋設されている排水管を利用し、排水管と給水管とを固定する固定具80を用いて、剛管によって形成されている排水管の床下配管の端部に可撓管10の端部近くを固定し、可撓管10を略垂直上方に立ち上げていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、可撓管を用いて給水管の床下配管を形成した場合において、キッチンや浴室等が設けられる場所の端部を床下スラブ上に放置しておくと、当該端部の近辺がカールしたりすることによって、他の作業の障害となることがあった。
また、剛管によって形成されている排水管の床下配管は、建築物の基礎の施工前に形成されることが多く、従って、キッチンや浴室等が設けられる場所の端部が、基礎に対してずれて敷設されることが多い。
【０００７】
そして、上記した基礎に対してずれて敷設されていることの多い剛管製である排水管の床下配管における端部に、可撓管によって形成されている給水管の床下配管の端部を固定すると、この可撓管製の給水管の床下配管の端部も基礎に対してずれてしまうこととなり、更には、給水管の室内配管等を設計した位置からずらさなければならなくなる等、その後の作業が困難になってしまうことがあった。
【０００８】
このため、敷設作業が容易であって、かつ、基礎に対して正確な位置に敷設することができる可撓管によって形成されている給水管の床下配管、及びその敷設方法が望まれていた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
そこで、請求項１に記載した床下配管は、可撓管（10）によって形成されている床下配管であって、可撓管（10）及び可撓管（10）を支持する支持具（20）を備え、前記支持具（20）は、建築物の基礎（40）における上面部（41）に固定されると共に、その一部が水平方向に突出して平板状の支持部 (22) が形成され、該支持部 (22) に可撓管 (10) を貫通させて支持するための支持穴 (24) が設けられており、前記可撓管(10)は、当該支持具(20)の突出した支持部 (22) の支持穴 (24) に可撓管(10)の端部近くが貫通して支持され、前記支持穴 (24) に挿入されて支持部 (22) の上方に位置する可撓管 (10) の先端には、保護キャップ (30) が取り付けられていることを特徴とする。
【００１０】
このように、支持具（20）を基礎（40）の上面部（41）に固定することによって、支持具（20）の基礎（40）への固定を容易にしていると共に、支持具（20）を基礎（40）の上面部（41）の所定位置に固定することによって、可撓管（10）の端部を基礎（40）に対して所定の位置に支持させ、そして、可撓管（10）を支持させた後の作業を容易に行うことができる。
さらに、可撓管（ 10 ）の先端に保護キャップ（ 30 ）を取り付けたことによって、可撓管（ 10 ）の先端が損傷することや、可撓管（ 10 ）の先端から当該可撓管（ 10 ）の内部に土やゴミ等が侵入することを防止できる。
【００１１】
また、請求項２に記載した床下配管は、可撓管（10）を支持する支持具（20）は、基礎（40）の上面部（41）に固定される平板状の固定部（21）と、可撓管（10）を支持する支持部（22）及び固定部（21）と支持部（22）とを繋ぐ連結部（23）とを有し、前記固定部（21）の一端から垂直下方に向かって連結部（23）が設けられていると共に、前記連結部（23）の下端から固定部（21）と反対側の水平方向に向かって突出する支持部（22）が設けられ、支持部（22）が基礎から水平方向に突出していることを特徴とする。
【００１２】
このように、可撓管（10）を支持させる支持部（22）を、基礎（40）に固定する固定部（21）より下方に設けたことによって、支持具（20）に支持させた可撓管（10）の先端が、他の作業の障害とならないようにすると共に、床パネル（70）等によって損傷しないようにすることができる。
【００１３】
また、請求項３に記載した床下配管は、可撓管（10）の先端に取り付ける保護キャップ（30）が、円形の天面部（31）、及び円筒形の円筒部（32）を有し、前記円筒部（32）の外径が支持穴（24）の直径より大径とされていると共に、前記円筒部（32）の内径が可撓管（10）の外径と略同径とされていることを特徴とする。
【００１４】
このように、保護キャップ（30）の円筒部（32）の外径を支持穴（24）の直径より大径に形成し、また、円筒部（32）の内径を可撓管（10）の外径と略同径に形成したことによって、保護キャップ（30）を、可撓管（10）の先端に容易に取り付けることができるようにしていると共に、保護キャップ（30）を可撓管（10）の先端に取り付けるという容易な手段によって、可撓管（10）の先端を、支持具（20）が有する支持部（22）に支持させることができる。
【００１５】
また、請求項４に記載した床下配管は、保護キャップ（30）の円筒部（32）の高さが、支持具（20）の支持部（22）から固定部（21）までの高さよりも低いことを特徴とする。
このように、保護キャップ（30）の高さを支持具（20）の支持部（22）から固定部（21）までの高さよりも低くすることにより、支持部（22）の支持穴（24）を貫通させた可撓管（10）の先端に保護キャップ（30）を取り付けて支持具（20）の支持部（22）により可撓管（10）の先端を支持したとき、可撓管（10）の先端である可撓管（10）の上端を基礎（40）の上面部（41）よりも低くし、他の作業を行う場合の障害とならないようにすることができる。
【００１６】
また、請求項５に記載した床下配管は、可撓管（10）、この可撓管（10）の端部近くを支持する支持穴（24）が設けられている支持具（20）、及び、床下配管の端部を床パネル（70）の上に引き出すための配管穴（71）が設けられている床パネル（70）を備え、前記支持具（20）は、基礎（40）における上面部（41）の所定の位置に固定され、且つ、固定部（21）に連結部（23）で連結されて固定部（21）よりも低い位置に支持穴（24）を備えた支持部（22）を有し、前記支持穴 (24) に挿入されて支持部 (22) の上方に位置する可撓管 (10) の先端に、保護キャップ (30) が取り付けられ、また、前記床パネル（70）は、支持穴（24）の垂直上方に配管穴（71）を一致させて設置されていると共に、前記可撓管（10）は、支持穴（24）及び配管穴（71）を貫通していることを特徴とする。
【００１７】
このように、床パネル（70）に設けた配管穴（71）と、支持具（20）に設けた支持穴（24）とを垂直方向において一致させたことによって、可撓管（10）を配管穴（71）に容易に貫通させることができるようにしている。
また、請求項６に記載した床下配管の敷設方法は、基礎（40）における上面部（41）の所定の位置に支持具（20）を固定した後、当該支持具（20）に可撓管（10）の先端を支持させて可撓管（10）の端部近くを所定位置に固定しておき、当該可撓管 (10) の先端に保護キャップ (30) を取り付けておき、その後、予め所定位置に配管穴（71）が設けられている床パネル（70）を設置して、床パネル（70）の上方から、可撓管（10）を前記配管穴（71）に貫通させるように可撓管（10）の先端を引き上げることを特徴とする。
【００１８】
このように、床パネル（70）に予め配管穴（71）を設けておくことによって、施工現場での作業を軽減し、更に、床パネル（70）の上方から可撓管（10）の先端を引き上げることによって、床パネル（70）の下方での作業を不要としている。
【００１９】
【発明の実施の形態】
本発明に係る床下配管、及びその敷設方法の実施の形態を、図１乃至図３に基づいて説明する。
図１は、本発明に係る床下配管の要部を示す側面断面図、図２は、本発明に係る床下配管の要部を示す斜視図、図３は、本発明に係る床下配管の敷設方法を示す側面断面図である。
【００２０】
本発明に係る床下配管は、可撓管10によって形成されている床下配管としての給水管であって、所定の長さの可撓管10、及び、この可撓管10の端部を支持するための支持具20を備えている。そして、前記支持具20は、基礎40の上面部41に固定されていると共に、前記可撓管10は、その端部を当該支持具20に支持されているものである。
【００２１】
前記可撓管10は、可撓性を有する管状パイプであって、弾性プラスチック等を管状に形成したものや、環状又は螺旋状の鋼線を弾性プラスチック等で覆って凹凸を有する管状に形成したものであることは従来と同様である。
また、前記支持具20は、可撓管10の端部を支持するためのものであって、図１及び図２に示すように、基礎40の上面部41に固定される平板状の固定部21、可撓管10を支持する支持部22、及び固定部21と支持部22とを繋ぐ連結部23を有している。そして、当該支持具20は、平板矩形の固定部21の一端から垂直下方に向かって平板矩形の連結部23が設けられ、更に、当該連結部23の下端から前記固定部21と反対側の水平方向に向かって平板矩形の支持部22が設けられて、クランク形に形成されているものである。
【００２２】
そして、前記固定部21には、支持具20を基礎40の上面部41に固定するための釘等が打ち込まれる釘穴25が設けられ、また、前記支持部22には、前記可撓管10の外径と略同径であって、かつ、可撓管10を通過させることが可能な大きさに開口する可撓管10を支持するための支持穴24が設けられている。なお、前記支持穴24は、連結部23の下端から所定の位置、即ち、当該支持具20を固定する基礎40から所定量だけ突出した所定の位置に設けられるものであり、この支持部22を基礎40から床下側へ水平に突出させるようにして固定部21により基礎40に固定するものである。
【００２３】
以下、更に、本発明に係る床下配管の敷設方法について詳述する。
建築物の基礎40が完成した後に、建築図面に基づいた所定の長さの可撓管10を床下スラブ上に配置していくと共に、その一端を上水道管や引込み管と接続し、また、他端をキッチンや浴室等が設けられる場所の近辺に位置させ、更にその後、当該可撓管10の適宜箇所を金具等によって床下スラブ上に固定するところまでは、従来の可撓管10によって形成されている給水管の床下配管の敷設方法と同様である。
【００２４】
そして、本発明に係る床下配管の敷設方法は、キッチンや浴室等が設けられる場所の近辺に位置させておいた可撓管10の端部を、基礎40の上面部41に固定した支持具20によって支持させて、床下スラブから略垂直上方に立ち上げるものである。
この支持具20を基礎40の上面部41に固定するに際しては、建築図面に基づき、建物の外周壁を支持する外周基礎40（50）に固定する場合は、外周基礎40（50）の角を基準とし、又は仕切壁を支持する間仕切り用基礎40（60）などを基準とし、基礎40（50）の上面部41における所定の位置に支持具20を固定し、基礎40に対して図面に合わせた正しい所定に位置に支持穴24を位置させるように床下側に支持部22を向けて突出させるようにして支持具20を固定する。
【００２５】
以下、上記した「キッチンや浴室等が設けられる場所の近辺に位置させておいた端部」を、「可撓管10の先端」として説明する。
前記支持具20は、可撓管10の先端を支持させる前に、基礎40における上面部41の所定の位置に固定しておくものであり、また、当該支持具20の固定は、支持具20の固定部21を、釘等を用いて基礎40の上面部41に固着させることによって行うものである。
【００２６】
なお、当該支持具20を固定する所定の位置は、例えば、図２に示すように、当該支持具20を建物駆体の外周壁を支持する外周基礎40（50）に固定しようとする場合には、部屋と部屋とを仕切る壁である仕切壁を支持する間仕切り用基礎40（60）などを基準として定める。
又、洗面所などの配置により床下配管の端部を間仕切り用基礎40（60）の近くに配置する場合は、間仕切り用基礎40（60）の角又は外周基礎40（50）との接続部などを基準とした所定位置で室内配管と接続する方向の床下側に支持部22を突出させて間仕切り用基礎40（60）の上面に固定する。
【００２７】
そして、前記支持具20による可撓管10の先端の支持は、図２に示すように、可撓管10の先端を、支持部22に開口する支持穴24に、下方から上方へ向かって挿入した後、当該可撓管10の先端に、可撓管10の先端を覆う保護キャップ30を脱着可能に取り付けることによって行うものである。
なお、前記保護キャップ30としては、例えば、図１又は図２に示すように、円形の天面部31、及び円筒形の円筒部32を有し、そして、円筒部32の外径が支持穴24の直径より大径に形成され、かつ、円筒部32の内径が可撓管10の外径と略同径に形成されている合成ゴム製の保護キャップ30が用いられる。
【００２８】
また、可撓管10の先端に保護キャップ30を取り付けて支持具20に保持させた際には、図１に示したように、当該保護キャップ30が取り付けられた可撓管10の先端及び保護キャップ30の上面が、支持具20が有する固定部21の下方に位置させることが好ましい。
次に、本発明に係る床下配管と室内配管との接続方法について詳述する。
【００２９】
ここで、可撓管10の先端を支持具20に支持させた後の作業を簡単に説明すると、以下のようになる。
即ち、可撓管10の先端を支持具20に支持させた後、基礎40の上に床パネル70を設置し、更にその後、壁パネル等を設置していくことによって、キッチンや浴室等の部屋を形成する。
また、給水管の室内配管は、床パネル70や壁パネルが設置された後に、壁パネル等に沿って敷設していく。そして、その後に、床下配管と室内配管とを接続するものである。
【００３０】
なお、室内配管とは、建築物の給排水設備に用いられる給水管や排水管のうち、建築物の床上に位置する部分をいう。
前記床パネル70には、保護キャップ30が取り付けられて支持具20に支持されている可撓管10の先端を通過させることが可能な大きさに開口する配管穴71を、当該床パネル70を基礎40の上に設置した際に可撓管10の先端と一致する位置に予め設けておく。
【００３１】
なお、上述したように、前記支持具20が、建築物の基礎40を基準とする所定の位置に固定されていることにより、前記配管穴71を設ける位置も、基礎40を基準とする所定の位置に設けることによって、当該配管穴71の位置と可撓管10の先端の位置とを一致させることは容易である。そして、この床下配管と室内配管との接続は、作業を行う者が、床パネル70の上方において、可撓管10の先端を、当該床パネル70に設けた配管穴71から床パネル70の上方に引き上げた後に行うものである。
【００３２】
以上説明したように、本実施の形態に係る床下配管は、可撓管10によって形成されている給水管の床下配管であって、所定の長さの可撓管10、及び可撓管10の端部を支持する支持具20を備えていると共に、当該可撓管10の先端が、基礎40における上面部41の所定の位置に固定されている支持具20に支持されているものである。
【００３３】
そして、支持具20を基礎40の上面部41に固定することは、基礎40の側面部42等に固定する場合や床下スラブなどに支柱を立てて固定するよりも容易である。
また、前記支持具20が、仕切壁を支持する間仕切り用基礎40（60）などを基準とする所定の位置に固定されていることにより、基礎40から水平方向に突出する支持具20の支持部22により支持された前記可撓管10の先端も、基礎40に対して所定の位置に支持させることができる。そして、その後の作業、即ち、床下配管と室内配管との接続作業を容易に行うことができる。
【００３４】
従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができるのである。
また、この床下配管は、可撓管10の先端を支持する支持具20が、基礎40の上面部41に固定される固定部21、可撓管10を支持する支持部22、及び固定部21と支持部22とを繋ぐ連結部23を有していると共に、前記固定部21の一端から垂直下方に向かって連結部23が設けられ、更に、当該連結部23の下端から前記固定部21と反対側の水平方向に向かって支持部22が設けられているものである。
【００３５】
そして、可撓管10を支持する支持部22が、基礎40の上面部41に固定される固定部21より下方に設けられていることによって、床パネル70を設置する際に、可撓管10の先端が損傷することがないようにしていると共に、他の作業の障害となることがないようにしている。従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができるのである。
【００３６】
また、この床下配管は、支持具20の支持部22の所定の位置に可撓管10を通過させることが可能な大きさに開口する支持穴24が設けられていると共に、支持穴24を通過させた可撓管10の先端には、円筒部32の外径が支持穴24の直径より大径に形成されている保護キャップ30が脱着可能に取り付けられているものである。
そして、可撓管10の先端に保護キャップ30が取り付けることによって、可撓管10の先端が損傷することや、可撓管10の先端から当該可撓管10の内部へ土やゴミ等が侵入することを防止していると共に、保護キャップ30の取り付けという容易な手段によって、当該可撓管10の先端を支持具20に支持させているのである。
【００３７】
従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができるのである。また、床下配管と室内配管との接続方法は、床パネル70の所定の位置に予め配管穴71を設けておき、床パネル70の設置後に、床パネル70の上方において、前記配管穴71から可撓管10の先端、即ち、床下配管の先端を引き上げ、そして、室内配管と接続するものである。
【００３８】
このように、本実施の形態に係る床下配管と室内配管との接続は、床パネル70の設置後に、床パネル70上で行うものであるため、床下配管と室内配管とを接続するに際し、床パネル70の下方での作業を必要としないのである。従って、床下配管と室内配管との接続を容易に行うことができるのである。
【００３９】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に記載した発明は、可撓管によって形成されている床下配管であって、当該床下配管は、可撓管及び支持具を備え、前記支持具は、基礎の上面部における所定の位置に固定されていると共に、前記可撓管は、当該支持具の基礎から水平方向に突出した支持部の支持穴に貫通して支持され、その支持部の上方に位置する可撓管の先端には、保護キャップが取り付けられていることを特徴とする床下配管である。
【００４０】
従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができる。
また、請求項２に記載した発明は、支持具が、固定部、支持部、及び連結部を有し、固定部の一端から垂直下方に連結部が設けられていると共に、連結部の下端から固定部と反対側の水平方向に支持部が設けられていることを特徴とする床下配管である。
【００４１】
従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができる。
【００４２】
また、請求項３に記載した発明は、保護キャップの円筒部の外径が支持穴の直径より大径とされていると共に、円筒部の内径が可撓管の外径と略同径とされていることを特徴とする床下配管である。従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができる。
また、請求項４に記載した発明は、保護キャップの高さが支持部から固定部までの高さよりも低いことを特徴とする床下配管である。
【００４３】
従って、可撓管の端部が基礎の上面部よりも低くされ、他の作業の障害とならない床下配管とすることができる。
また、請求項５に記載した発明は、可撓管、支持穴が設けられている支持具、及び配管穴が設けられている床パネルを備えた床下配管であって、前記支持具は、基礎における上面部の所定の位置に固定され、また、前記床パネルは、支持穴の垂直上方に配管穴を一致させて設置されていると共に、前記可撓管は、支持穴及び配管穴を貫通していることを特徴とする床下配管である。
【００４４】
従って、敷設作業が容易な床下配管とすることができる。
また、請求項６に記載した発明は、基礎の所定の位置に支持具を固定した後、当該支持具に可撓管の先端を支持させ、その後、予め配管穴が設けられている床パネルを設置して、床パネルの上方から、前記配管穴から可撓管の先端を引き上げることを特徴とする床下配管の敷設方法である。
【００４５】
従って、作業が容易な床下配管の敷設方法とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明に係る床下配管の要部を示す側面断面図。
【図２】 本発明に係る床下配管の要部を示す斜視図。
【図３】 本発明に係る床下配管の敷設方法を示す側面断面図。
【図４】 従来の床下配管の要部を示す斜視図。
【符号の説明】
１０…可撓管、２０…支持具、２１…固定部、２２…支持部、２３…連結部、２４…支持穴、２５…釘穴、３０…保護キャップ、３１…天面部、３２…円筒部、４０…基礎、４１…上面部、４２…側面部、５０…基礎、６０…基礎、７０…床パネル、７１…配管穴、８０…固定具。 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to underfloor piping. More specifically, the present invention relates to an underfloor pipe of a water supply pipe formed by a flexible pipe.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a water supply pipe or a drain pipe of a building is a metal or vinyl chloride rigid pipe, which is a tubular pipe having rigidity cut to a predetermined length, and is appropriately shaped such as “T” shape or “L” shape. Before the construction of the foundation of the building such as a building, it is placed at a predetermined position in the site, embedded in the ground or under the floor slab, or the foundation or under floor slab is After being constructed, it is buried in the ground or under the floor slab inside the perimeter foundation, and is also fixed almost horizontally on the under floor slab and arranged from the water pipe or sewer pipe to the floor at a predetermined position indoors. there were.
[0003]
And the part located under the floor of a building among the water supply pipes and drainage pipes used for the water supply and drainage equipment of a building is called underfloor piping.
The conventional method of laying underfloor piping is to combine rigid pipes cut to a specified length according to the construction drawing before constructing the foundation of the building, and connect one end of the pipe to a water supply or sewer pipe. In addition, the other end is positioned in the vicinity of a predetermined place where a kitchen, a bathroom, or the like is provided. After that, the combined rigid pipe is embedded in the underfloor slab or is fixed approximately horizontally on the underfloor slab, but the end that is located near the place where the kitchen or bathroom is provided Was protruded vertically upward from the underfloor slab.
[0004]
In addition, recently, when forming the underfloor pipe of the water supply pipe, a flexible pipe having a predetermined length called a pipe unit may be used instead of the rigid pipe. The flexible tube is a flexible tubular pipe formed of elastic plastic or synthetic rubber or the like, or an annular or spiral steel wire covered with elastic plastic or synthetic rubber. In addition, a tube having a corrugated or spiral irregularity in the tube axis direction is used.
[0005]
And, in the case of using the flexible pipe, the method of laying the underfloor pipe of the water supply pipe is to arrange the flexible pipe of a predetermined length on the underfloor slab substantially horizontally after the foundation of the building is completed. One end of the pipe is connected to a water supply pipe or a lead-in pipe made of a rigid pipe embedded in the site, and the other end is located in the vicinity of a place where a kitchen or a bathroom is provided. After that, the appropriate part of the flexible tube is fixed on the underfloor slab with metal fittings, etc., but the end located near the place where the kitchen or bathroom etc. is provided is located on the underfloor slab. As shown in FIG. 4, a fixture 80 for fixing the drainage pipe and the water supply pipe is provided by using a drainage pipe embedded with its end protruding near the foundation 40 as shown in FIG. As a result, the vicinity of the end of the flexible tube 10 was fixed to the end of the underfloor pipe of the drain pipe formed by the rigid tube, and the flexible tube 10 was raised substantially vertically upward.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the underfloor pipe of the water supply pipe is formed using a flexible pipe, if the end of the place where the kitchen or bathroom is provided is left on the underfloor slab, the vicinity of the end may be curled. Doing so could interfere with other work.
In addition, the underfloor piping of drainage pipes that are formed by rigid pipes is often formed before the construction of the foundation of the building, so the end of the place where the kitchen or bathroom is provided is Often laid out of position.
[0007]
And the end of the underfloor pipe of the water supply pipe formed by the flexible pipe is fixed to the end of the underfloor pipe of the drain pipe that is made of rigid pipe that is often laid out of the foundation. Then, the end of the underfloor pipe of the flexible water supply pipe will also shift with respect to the foundation, and further, the indoor pipe of the water supply pipe etc. will have to be shifted from the designed position. The work sometimes became difficult.
[0008]
For this reason, the underfloor piping of the water supply pipe | tube formed with the flexible pipe which can be laid in the exact position with respect to a foundation | works and an installation method was desired.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
Therefore, the underfloor pipe according to claim 1 is an underfloor pipe formed by a flexible pipe (10), and is a flexible pipe (10) and a support (20) for supporting the flexible pipe (10). wherein the support (20) is fixed to the upper surface portion (41) in the foundation of a building (40), partially projecting horizontally plate-shaped support part (22) is formed flexible tube to the support unit (22) (10) support hole (24) is provided for supporting by penetrating the said flexible tube (10), the protruding of the support (20) The support hole (24) of the support portion (22) is supported by penetrating the vicinity of the end of the flexible tube (10 ) , inserted into the support hole (24) and positioned above the support portion (22). A protective cap (30) is attached to the tip of the flexible tube (10) .
[0010]
Thus, by fixing the support tool (20) to the upper surface portion (41) of the foundation (40), the support tool (20) can be easily fixed to the foundation (40), and the support tool (20 ) Is fixed at a predetermined position on the upper surface portion (41) of the base (40), thereby supporting the end of the flexible tube (10) at a predetermined position with respect to the base (40), and the flexible tube Work after supporting (10) can be easily performed.
Furthermore, by attaching the protective cap ( 30 ) to the tip of the flexible tube ( 10 ), the tip of the flexible tube ( 10 ) is damaged, or the flexible tube ( 10 ) 10 ) It is possible to prevent dirt and dust from entering the interior.
[0011]
In addition, in the underfloor pipe according to claim 2, the support (20) for supporting the flexible pipe (10) is a flat plate-like fixing portion (21) fixed to the upper surface portion (41) of the foundation (40). And a support part (22) that supports the flexible tube (10), and a connecting part (23) that connects the fixing part (21) and the supporting part (22), from one end of the fixing part (21) A connecting portion (23) is provided vertically downward, and a support portion (22) protruding from the lower end of the connecting portion (23) toward the horizontal direction opposite to the fixed portion (21) is provided. The support part (22) protrudes horizontally from the foundation.
[0012]
As described above, the support (22) for supporting the flexible tube (10) is provided below the fixing portion (21) for fixing to the base (40), so that the support (20) can support the flexible tube (10). It is possible to prevent the tip of the flexible tube (10) from becoming an obstacle to other operations and not to be damaged by the floor panel (70) or the like .
[0013]
Further, in the underfloor pipe according to claim 3, the protective cap (30) attached to the tip of the flexible pipe (10) has a circular top surface part (31) and a cylindrical cylindrical part (32), The outer diameter of the cylindrical portion (32) is larger than the diameter of the support hole (24), and the inner diameter of the cylindrical portion (32) is substantially the same as the outer diameter of the flexible tube (10). It is characterized by.
[0014]
In this way, the outer diameter of the cylindrical portion (32) of the protective cap (30) is formed to be larger than the diameter of the support hole (24), and the inner diameter of the cylindrical portion (32) is made to be that of the flexible tube (10). The protective cap (30) can be easily attached to the tip of the flexible tube (10) by being formed to have substantially the same diameter as the outer diameter, and the protective cap (30) is attached to the flexible tube (10). The tip of the flexible tube (10) can be supported on the support portion (22) of the support tool (20) by an easy means of attaching to the tip of 10).
[0015]
Further, in the underfloor piping according to claim 4, the height of the cylindrical portion (32) of the protective cap (30) is higher than the height from the support portion (22) to the fixing portion (21) of the support tool (20). It is characterized by being low.
Thus, by making the height of the protective cap (30) lower than the height from the support part (22) to the fixing part (21) of the support tool (20), the support hole (24 ) When the protective cap (30) is attached to the tip of the flexible tube (10) that penetrates the flexible tube (10) and the tip of the flexible tube (10) is supported by the support portion (22) of the support (20). The upper end of the flexible tube (10), which is the tip of (10), can be made lower than the upper surface portion (41) of the foundation (40) so that it does not become an obstacle when other operations are performed.
[0016]
Further, the underfloor pipe according to claim 5 includes a flexible pipe (10), a support tool (20) provided with a support hole (24) for supporting the vicinity of the end of the flexible pipe (10), and The floor panel (70) is provided with a piping hole (71) for pulling out the end of the underfloor piping onto the floor panel (70), and the support (20) is an upper surface of the foundation (40). A support part (24) fixed at a predetermined position of the part (41) and connected to the fixing part (21) by a connecting part (23) and having a support hole (24) at a position lower than the fixing part (21) 22), and a protective cap (30) is attached to the tip of the flexible tube (10) inserted into the support hole (24) and positioned above the support portion (22) , and the floor panel (70) is installed with the pipe hole (71) aligned vertically above the support hole (24), and the flexible pipe (10) has the support hole (24) and the pipe hole (71). Penetrating And features.
[0017]
As described above, the pipe hole (71) provided in the floor panel (70) and the support hole (24) provided in the support (20) are aligned in the vertical direction, so that the flexible pipe (10) is provided. The pipe hole (71) can be easily penetrated.
Further, in the method for laying underfloor piping according to claim 6, after fixing the support tool (20) at a predetermined position of the upper surface portion (41) of the foundation (40), the support tool (20) is provided with a flexible tube. The tip of (10) is supported and the end of the flexible tube (10) is fixed in place, and a protective cap (30) is attached to the tip of the flexible tube (10) . A floor panel (70) provided with a piping hole (71) in advance is installed at a predetermined position, and the flexible tube (10) is passed through the piping hole (71) from above the floor panel (70). The tip of the flexible tube (10) is pulled up.
[0018]
In this way, by providing the piping hole (71) in the floor panel (70) in advance, the work on the construction site is reduced, and further, the tip of the flexible tube (10) from above the floor panel (70). By pulling up, work under the floor panel (70) is made unnecessary.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of an underfloor pipe and its laying method according to the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 is a side sectional view showing the main part of an underfloor pipe according to the present invention, FIG. 2 is a perspective view showing the main part of the underfloor pipe according to the present invention, and FIG. 3 is a method for laying the underfloor pipe according to the present invention. FIG.
[0020]
The underfloor pipe according to the present invention is a water supply pipe as an underfloor pipe formed by the flexible pipe 10, and supports the flexible pipe 10 having a predetermined length and an end portion of the flexible pipe 10. A support 20 is provided. The support 20 is fixed to the upper surface portion 41 of the foundation 40, and the flexible tube 10 is supported by the support 20 at the end thereof.
[0021]
The flexible tube 10 is a flexible tubular pipe formed of elastic plastic or the like, or formed into a tubular shape having irregularities by covering an annular or spiral steel wire with elastic plastic or the like. It is the same as before.
Further, the support 20 is for supporting the end of the flexible tube 10 and, as shown in FIGS. 1 and 2, a flat plate-like fixing portion fixed to the upper surface portion 41 of the foundation 40. 21, a support portion 22 that supports the flexible tube 10, and a connection portion 23 that connects the fixing portion 21 and the support portion 22. Then, the support 20 is provided with a flat rectangular connecting portion 23 vertically downward from one end of the flat rectangular fixing portion 21, and further, a horizontal side opposite to the fixing portion 21 from the lower end of the connecting portion 23. A flat rectangular support portion 22 is provided in the direction and is formed in a crank shape.
[0022]
The fixing portion 21 is provided with a nail hole 25 into which a nail or the like for fixing the support 20 to the upper surface portion 41 of the foundation 40 is driven, and the support portion 22 has the flexible tube 10 A support hole 24 is provided for supporting the flexible tube 10 that is substantially the same diameter as the outer diameter of the tube and that opens to a size that allows the flexible tube 10 to pass therethrough. The support hole 24 is provided at a predetermined position from the lower end of the connecting portion 23, that is, at a predetermined position protruding from the base 40 for fixing the support 20 by a predetermined amount. It fixes to the foundation 40 with the fixing | fixed part 21 so that it may protrude horizontally from the foundation 40 to the floor lower side.
[0023]
Hereinafter, the method for laying underfloor piping according to the present invention will be described in detail.
After the foundation 40 of the building is completed, the flexible pipe 10 having a predetermined length based on the architectural drawing is placed on the floor slab, and one end of the flexible pipe 10 is connected to the water supply pipe or the lead-in pipe. It is formed by the conventional flexible tube 10 until the end is positioned in the vicinity of the place where the kitchen, bathroom, etc. are provided, and then the appropriate portion of the flexible tube 10 is fixed on the under-floor slab with metal fittings etc. This is the same as the method for laying the under-floor piping of the existing water supply pipe.
[0024]
Then, in the method for laying underfloor piping according to the present invention, the support 20 is such that the end of the flexible tube 10 that is positioned in the vicinity of the place where the kitchen, bathroom, etc. are provided is fixed to the upper surface portion 41 of the foundation 40. And is raised substantially vertically upward from the underfloor slab.
When fixing the support 20 to the upper surface portion 41 of the foundation 40, based on the architectural drawing, when fixing to the outer periphery foundation 40 (50) that supports the outer peripheral wall of the building, the corner of the outer periphery foundation 40 (50) is The support 20 is fixed at a predetermined position on the upper surface 41 of the base 40 (50) based on the reference or the partition base 40 (60) that supports the partition wall, and the base 40 is matched to the drawing. The support tool 20 is fixed by projecting the support portion 22 toward the lower side of the floor so that the support hole 24 is positioned at a correct predetermined position.
[0025]
Hereinafter, the “end portion positioned in the vicinity of the place where the kitchen, bathroom, etc. are provided” will be described as “the tip of the flexible tube 10”.
The support tool 20 is fixed to a predetermined position of the upper surface portion 41 of the foundation 40 before supporting the distal end of the flexible tube 10, and the support tool 20 is fixed to the support tool 20. The fixing portion 21 is fixed to the upper surface portion 41 of the foundation 40 using a nail or the like.
[0026]
The predetermined position for fixing the support tool 20 is, for example, as shown in FIG. 2, when the support tool 20 is to be fixed to the outer peripheral base 40 (50) that supports the outer peripheral wall of the building body. Is defined with reference to a partition base 40 (60) that supports a partition wall, which is a partition wall between rooms.
In addition, when placing the end of the underfloor pipe close to the partition foundation 40 (60) due to the arrangement of the washroom, etc., the corner of the partition foundation 40 (60) or the connection with the outer foundation 40 (50), etc. The support portion 22 is projected below the floor in a direction to be connected to the indoor pipe at a predetermined position with reference to the upper side of the partition base 40 (60).
[0027]
As shown in FIG. 2, the tip of the flexible tube 10 is supported by the support 20 by inserting the tip of the flexible tube 10 into the support hole 24 opened in the support portion 22 from below to above. After that, the protective cap 30 that covers the distal end of the flexible tube 10 is detachably attached to the distal end of the flexible tube 10.
For example, as shown in FIG. 1 or FIG. 2, the protective cap 30 has a circular top surface portion 31 and a cylindrical cylindrical portion 32, and the outer diameter of the cylindrical portion 32 is the support hole 24. A protective cap 30 made of synthetic rubber is used in which the cylindrical portion 32 has an inner diameter substantially the same as the outer diameter of the flexible tube 10.
[0028]
Further, when the protective cap 30 is attached to the distal end of the flexible tube 10 and is held by the support tool 20, as shown in FIG. 1, the distal end of the flexible tube 10 to which the protective cap 30 is attached and the protection are provided. It is preferable that the upper surface of the cap 30 is positioned below the fixing portion 21 of the support tool 20.
Next, a method for connecting the underfloor piping and the indoor piping according to the present invention will be described in detail.
[0029]
Here, the operation after the distal end of the flexible tube 10 is supported by the support tool 20 will be briefly described as follows.
That is, after the tip of the flexible tube 10 is supported by the support 20, a floor panel 70 is installed on the foundation 40, and then a wall panel or the like is further installed, whereby a room such as a kitchen or a bathroom is installed. Form.
In addition, the indoor piping of the water supply pipe is laid along the wall panel after the floor panel 70 and the wall panel are installed. Thereafter, the underfloor piping and the indoor piping are connected.
[0030]
In addition, indoor piping means the part located on the floor of a building among the water supply pipes and drainage pipes used for the water supply and drainage equipment of a building.
The floor panel 70 is provided with a piping hole 71 having a size capable of passing the tip of the flexible tube 10 to which the protective cap 30 is attached and supported by the support tool 20. It is provided in advance at a position that coincides with the tip of the flexible tube 10 when installed on the foundation 40.
[0031]
As described above, since the support 20 is fixed at a predetermined position with respect to the foundation 40 of the building, the position at which the pipe hole 71 is provided is also a predetermined position with respect to the foundation 40. By providing at the position, it is easy to make the position of the pipe hole 71 coincide with the position of the tip of the flexible tube 10. The connection between the underfloor piping and the indoor piping is performed by a person who performs the work above the floor panel 70 by connecting the tip of the flexible tube 10 from the piping hole 71 provided in the floor panel 70 to the upper side of the floor panel 70. This is done after raising.
[0032]
As described above, the underfloor pipe according to the present embodiment is a subfloor pipe of a water supply pipe formed by the flexible pipe 10, and has a predetermined length of the flexible pipe 10 and the flexible pipe 10. A support tool 20 that supports the end portion is provided, and the distal end of the flexible tube 10 is supported by the support tool 20 that is fixed to a predetermined position of the upper surface portion 41 of the foundation 40.
[0033]
Then, it is easier to fix the support 20 to the upper surface portion 41 of the foundation 40 than to fix it to the side surface portion 42 of the foundation 40 or to stand and fix a column on an underfloor slab.
In addition, the support 20 is fixed at a predetermined position with reference to the partition base 40 (60) for supporting the partition wall, so that the support portion of the support 20 that protrudes horizontally from the base 40 is provided. The tip of the flexible tube 10 supported by 22 can also be supported at a predetermined position with respect to the base 40. Then, subsequent work, that is, connection work between the underfloor piping and the indoor piping can be easily performed.
[0034]
Therefore, the underfloor piping can be easily laid.
In addition, the underfloor piping includes a fixing unit 21 for supporting the tip of the flexible tube 10 to be fixed to the upper surface portion 41 of the foundation 40, a supporting unit 22 for supporting the flexible tube 10, and a fixing unit 21. And a connecting portion 23 that connects the support portion 22 and a connecting portion 23 that is provided vertically downward from one end of the fixing portion 21, and further from the lower end of the connecting portion 23 to the fixing portion 21. A support portion 22 is provided toward the opposite horizontal direction.
[0035]
The support portion 22 that supports the flexible tube 10 is provided below the fixing portion 21 that is fixed to the upper surface portion 41 of the foundation 40, so that when the floor panel 70 is installed, the flexible tube 10 This prevents the tip of the head from being damaged and prevents other work from being obstructed. Therefore, the underfloor piping can be easily laid.
[0036]
In addition, the underfloor pipe is provided with a support hole 24 that opens to a predetermined position of the support portion 22 of the support tool 20 so as to allow the flexible tube 10 to pass therethrough, and also passes through the support hole 24. A protective cap 30 in which the outer diameter of the cylindrical portion 32 is formed larger than the diameter of the support hole 24 is detachably attached to the distal end of the flexible tube 10 that is made to be attached.
Then, by attaching the protective cap 30 to the tip of the flexible tube 10, the tip of the flexible tube 10 is damaged, or dirt or dust enters the inside of the flexible tube 10 from the tip of the flexible tube 10. In addition, the tip of the flexible tube 10 is supported by the support tool 20 by an easy means of attaching the protective cap 30.
[0037]
Therefore, the underfloor piping can be easily laid. In addition, as a method of connecting the underfloor piping and the indoor piping, a piping hole 71 is provided in a predetermined position of the floor panel 70 in advance, and after the floor panel 70 is installed, the piping hole 71 can be connected above the floor panel 70. The tip of the flexible tube 10, that is, the tip of the underfloor piping is pulled up and connected to the indoor piping.
[0038]
Thus, since the connection between the underfloor piping and the indoor piping according to the present embodiment is performed on the floor panel 70 after the installation of the floor panel 70, when connecting the underfloor piping and the indoor piping, No work is required below the panel 70. Therefore, the connection between the underfloor piping and the indoor piping can be easily performed.
[0039]
【The invention's effect】
As described above, the invention described in claim 1 is an underfloor pipe formed of a flexible pipe, and the underfloor pipe includes a flexible pipe and a support tool, and the support tool is a foundation pipe. The flexible tube is fixed to a predetermined position on the upper surface portion, and is supported by penetrating through a support hole of the support portion protruding in the horizontal direction from the base of the support tool, and located above the support portion. The pipe is an underfloor pipe having a protective cap attached to the tip of the flexible pipe .
[0040]
Therefore, the underfloor piping can be easily laid.
In the invention described in claim 2, the support device includes a fixing portion, a supporting portion, and a connecting portion. The connecting portion is provided vertically downward from one end of the fixing portion, and from the lower end of the connecting portion. The underfloor pipe is characterized in that a support portion is provided in a horizontal direction opposite to the fixed portion.
[0041]
Therefore, the underfloor piping can be easily laid .
[0042]
According to a third aspect of the present invention, the outer diameter of the cylindrical portion of the protective cap is larger than the diameter of the support hole, and the inner diameter of the cylindrical portion is substantially the same as the outer diameter of the flexible tube. Underfloor piping characterized by Therefore, the underfloor piping can be easily laid.
The invention described in claim 4 is the underfloor piping characterized in that the height of the protective cap is lower than the height from the support portion to the fixed portion.
[0043]
Therefore, the end portion of the flexible tube is made lower than the upper surface portion of the foundation, and an underfloor pipe that does not hinder other operations can be obtained.
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided an underfloor pipe comprising a flexible tube, a support tool provided with a support hole, and a floor panel provided with a pipe hole. The floor panel is installed with the piping holes aligned vertically above the support holes, and the flexible tube passes through the support holes and the piping holes. Underfloor piping characterized by
[0044]
Therefore, the underfloor piping can be easily laid.
Further, in the invention described in claim 6, after fixing the support tool at a predetermined position of the foundation, the support tool supports the tip of the flexible tube, and then the floor panel provided with the piping hole in advance is provided. It is a method for laying underfloor piping, characterized in that it is installed and the tip of the flexible tube is pulled up from the piping hole from above the floor panel.
[0045]
Therefore, it can be set as the method of laying underfloor piping with easy work.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side sectional view showing an essential part of an underfloor pipe according to the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a main part of an underfloor pipe according to the present invention.
FIG. 3 is a side sectional view showing a method for laying underfloor piping according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a main part of a conventional underfloor pipe.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Flexible tube, 20 ... Supporting tool, 21 ... Fixing part, 22 ... Supporting part, 23 ... Connection part, 24 ... Supporting hole, 25 ... Nail hole, 30 ... Protection cap, 31 ... Top surface part, 32 ... Cylindrical part , 40 ... foundation, 41 ... upper surface part, 42 ... side part, 50 ... foundation, 60 ... foundation, 70 ... floor panel, 71 ... piping hole, 80 ... fixture.

Claims (6)

可撓管によって形成されている床下配管であって、
当該床下配管は、可撓管及び可撓管を支持する支持具を備え、
前記支持具は、建築物の基礎における上面部に固定されると共に、その一部が水平方向に突出して平板状の支持部が形成され、該支持部に可撓管を貫通させて支持するための支持穴が設けられており、
前記可撓管は、当該支持具の突出した支持部の支持穴に可撓管の端部近くが貫通して支持され、
前記支持穴に挿入されて支持部の上方に位置する可撓管の先端には、保護キャップが取り付けられていることを特徴とする床下配管。Underfloor piping formed by flexible tubes,
The underfloor piping includes a flexible tube and a support that supports the flexible tube,
The support is fixed to the upper surface portion of the foundation of the building, and a part of the support protrudes in the horizontal direction to form a flat plate-shaped support portion, and the support portion is supported by penetrating a flexible tube. Support holes are provided,
The flexible tube is supported by penetrating near the end of the flexible tube in the support hole of the protruding support portion of the support ,
An underfloor pipe characterized in that a protective cap is attached to the tip of a flexible pipe inserted into the support hole and positioned above the support portion . 支持具は、基礎の上面部に固定される平板状の固定部と、可撓管を支持する支持部及び前記固定部と前記支持部とを繋ぐ連結部とを有し、
前記固定部の一端から垂直下方に向かって連結部が設けられていると共に、
前記連結部の下端から固定部と反対側の水平方向に向かって突出する支持部が設けられ、
支持部が基礎から水平方向に突出していることを特徴とする請求項１に記載した床下配管。The support has a flat plate-like fixing portion fixed to the upper surface portion of the foundation, a supporting portion that supports a flexible tube, and a connecting portion that connects the fixing portion and the supporting portion.
A connecting portion is provided vertically downward from one end of the fixed portion,
A support portion that protrudes from the lower end of the connecting portion toward the horizontal direction opposite to the fixed portion is provided,
The underfloor pipe according to claim 1, wherein the support portion protrudes horizontally from the foundation. 保護キャップは、円形の天面部、及び円筒形の円筒部を有し、
前記円筒部の外径が支持穴の直径より大径とされていると共に、
前記円筒部の内径が可撓管の外径と略同径とされていることを特徴とする請求項１又は請求項２に記載した床下配管。The protective cap has a circular top surface portion and a cylindrical cylindrical portion,
The outer diameter of the cylindrical portion is larger than the diameter of the support hole,
The underfloor piping according to claim 1 or 2, wherein an inner diameter of the cylindrical portion is substantially the same as an outer diameter of the flexible tube. 保護キャップの円筒部の高さが、支持具の支持部から固定部までの高さよりも低いことを特徴とする請求項３に記載した床下配管。The underfloor piping according to claim 3, wherein the height of the cylindrical portion of the protective cap is lower than the height from the support portion to the fixed portion of the support tool. 可撓管、前記可撓管の端部近くを支持する支持穴が設けられている支持具、及び、床下配管の端部を引き出す配管穴が設けられている床パネルを備えた床下配管であって、
前記支持具は、基礎の上面部における所定の位置に固定され、固定部に連結部で連結されて固定部よりも低い位置に支持穴を備えた支持部を有し、
前記支持穴に挿入されて支持部の上方に位置する可撓管の先端に、保護キャップが取り付けられ、
前記床パネルは、支持穴の垂直上方に配管穴を一致させて設置されていると共に、
前記可撓管は、支持穴及び配管穴を貫通していることを特徴とする床下配管。An underfloor pipe comprising a flexible pipe, a support provided with a support hole for supporting the vicinity of the end of the flexible pipe, and a floor panel provided with a pipe hole for pulling out an end of the underfloor pipe. And
The support is fixed at a predetermined position on the upper surface portion of the foundation, and has a support portion that is connected to the fixing portion by a connecting portion and has a support hole at a position lower than the fixing portion.
A protective cap is attached to the distal end of the flexible tube that is inserted into the support hole and located above the support part,
The floor panel is installed with the piping holes aligned vertically above the support holes,
The flexible pipe penetrates a support hole and a piping hole, and is an underfloor pipe. 可撓管を用いて床下配管を形成するに際し、建物の基礎における上面の所定の位置に支持具を固定した後、
当該支持具に可撓管の先端を支持させて可撓管の端部を所定位置に固定し、
当該可撓管の先端に保護キャップを取り付けておき、
その後、予め所定位置に配管穴が設けられている床パネルを設置し、
床パネルの上方から、前記可撓管を前記配管穴に貫通させるように可撓管の先端を引き上げることを特徴とする床下配管の敷設方法。When forming the underfloor pipe using the flexible pipe, after fixing the support tool at a predetermined position on the upper surface of the foundation of the building,
The end of the flexible tube is fixed to a predetermined position by supporting the tip of the flexible tube on the support tool ,
A protective cap is attached to the tip of the flexible tube,
After that, install a floor panel with piping holes in place in advance,
A method for laying underfloor piping, wherein the tip of the flexible tube is pulled up from above the floor panel so that the flexible tube penetrates the piping hole.
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