JP4275084B2 - 類似時系列データ計算装置、類似時系列データ計算方法、および類似時系列データ計算プログラム - Google Patents

類似時系列データ計算装置、類似時系列データ計算方法、および類似時系列データ計算プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の時系列データの中で類似したものを求める装置、方法、プログラムに関する。
類似した時系列データを高速に求める処理は様々な分野で利用される。例えば株のオンライントレーディングシステムは、大量の株価を監視して、値動きが類似した銘柄を高速に検索する。移動***置管理システムは、走行している大量の車をセンシングして、似た移動軌跡しているものを高速に検知する。地震監視システムは、大数配置された地震計からの情報をもとに地震発生時の揺れ方が類似した地点を高速に見つける。
時系列データが類似しているかは、時系列データ間の距離があらかじめ決められた閾値ε以下になるかどうかで判断される。しかし、類似した時系列データを求める際に、総当りで距離を求めたのでは計算コストが高い。よって、高速に類似時系列データを求めるには計算コストの低い方法が必要である。
なお、ここで扱う時系列データは株価のような離散値と移動軌跡のような連続値がある。時系列データが離散値である場合、時系列データが類似しているかは離散値を用いて時系列データ間の距離が閾値内になるか調べればよい。また時系列データが連続値である場合は、時系列データは処理する際にサンプリングされ離散値になるので、結局は離散値の処理手法を用いる。
時系列データ間の距離関数としてはユークリッド距離を用いる。2つの時系列データをS(s1,s2,・・・,sn)とS′=(s′1,s′2,・・・,s′n)とし、n=n′であるときユークリッド距離D(S,S′)は次式で計算される。
Figure 0004275084
類似した時系列データを求める問題は、Whole MatchingとSubsequence Matchingの2つのタイプに分けられる。Whole Matchingは、等しい長さの時系列データから類似したものを求める問題である。またSubsequence Matchingは、問い合わせ時系列データSとそれより長い時系列データS′を比較し、時系列データS′の中で時系列データSと類似した部分を求める問題である。
Subseqquence MatchingはWhole Matchingへと置き換えることができる。これは、図6に示すように、時系列データS′に長さがnのl個の窓を逐次的に重ねて部分的な時系列データのコピーを作成すると、時系列データS′の部分的なコピーと時系列データSは等しい長さとなるからである。
類似した時系列データを求めるのに良く用いられるフレームワークとしてGEMINI(GEneric Multimedia INdexIng method)がある(非特許文献1)。GEMINIは、R*-tree(非特許文献2)やSR-tree(非特許文献3)等を用いて時系列データを多次元のインデクス構造に索引付け、類似時系列データを求める。時系列データを索引付けするのは、時系列データはn次元空間(nはある程度大きな数となることが多い)の1つのポイントとして捉えられるからである。
しかし、時系列データをn次元のまま索引付けしても計算コストを下げる効果は期待できない。多次元インデクス構造は次元数が10前後より多くなると性能が劣化するからである。そのため、GEMINIでは時系列データをN次元に次元圧縮して索引付けしている。
次元圧縮して類似時系列データを求める場合、誤差の発生に留意しなければならない。ここで誤差とは、false negativeとfalse positiveの2通りが考えられる。false negativeとは類似している時系列データを類似していないと判断することであり、false positiveとは類似していない時系列データを類似していると判断することである。2つの誤差のうちfalse negativeが発生しないことがより重要である。false negativeの発生は結果の正確性に影響するからである。
次元圧縮して類似時系列データを求めてもfalse negativeが発生しないことを保証する定理としてlower bounding lemmaが知られている。これは、次式(lower bounding condition)が成り立てばfalse negativeが発生しないという定理である。
Figure 0004275084
なお、lower bounding conditionが成り立つ次元圧縮手法として離散フーリエ変換(非特許文献1)、離散ウェブレット変換(非特許文献4)、特異値分解(非特許文献5)などが知られている。
GEMINIでは、search processとpost processの2つの処理を行って類似時系列データを求める。search processではlower bounding conditionが成り立つ次元圧縮手法によって構築した多次元インデクス構造を用いて類似時系列データを求める。search processの結果には多少のfalse positiveが含まれる。そのため、post processではsearch processの結果に対して次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して、false positiveを取り除く。
なお、ここで示した類似時系列データの計算方法は蓄積された時系列データが対象であったが、逐次流入してくる時系列データを対象にした計算方法としてStat Stream(非特許文献6)が挙げられる。Stat Streamで用いる多次元インデクス構造はgrid structureである。grid structureはR*-tree等と比較して高速に構築できる特徴がある。なおStat StreamではGEMINIにおけるpost processを行わないため結果に多少のfalse positiveが含まれる。
R.Agrawl, C.Faloutsos, and A.N.Swami. Efficient Similarity Search In Sequence Databases. In Proc. FODO, 1993 N.Beckmann, H.P.Kriegel, R.Schneider, B.Seeger. The R*-tree: An Efficient and Robust Access Method for Points and Rectangles. In Proc. SIGMOD, 1990 片山紀生,佐藤真、SR-tree:高次元点データに対する最近接検索のためのインデックス構造の提案、電子情報通信学会論文誌、1997 K.Chan, A.W.Fu. Efficient Time Series Matching by Wavelets. In Proc. ICDE, 1999 F.Korn, H.V.Jagadish, C.Faloutsos. Efficient Supporting Ad Hoc Queries in Large Datasets of Time Sequences. In Proc. SIGMOD, 1997 Y.zhu, D.Shasha. StatStream: Statistical Monitoring of Thousands of Data Streams in Real Time. In Proc, VLDB, 2002
post processは、search processの結果からfalse positiveを取り除くために行うが、問題点として計算コストが高いことが挙げられる。
post processの計算コストはm×n(「O(mn)」と称す。以下同じ)となる。ここで、mはsearch processにおいて類似候補とされた時系列データの組み合わせの数、nは時系列データが含むデータポイントの数である。計算コストがO(mn)となるのはsearch processにおいて類似候補とされた時系列データの組み合わせすべてに対して次元圧縮前の距離を計算するためである。
多くの長い時系列データの類似性を調べようとするとpost processにおける計算コストは高くなる。類似しているかを計算する時系列データの数が多くなるとmは結果的に大きな値となり、また類似しているかを計算する時系列データが長くなるとnは大きな値になるからである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、類似している時系列データを算出する際の計算コストを低く抑えることにある。
第1の本発明に係る類似時系列データ計算装置は、時系列データを受信して第1メモリに記憶させる受信手段と、第1メモリから読み出された時系列データについて、多次元インデクス構造を用いて類似判定の対象を絞り込んで第2メモリに記憶させる絞込手段と、第2メモリから読み出された時系列データを次元圧縮して第3メモリに記憶させる次元圧縮手段と、第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させる次元圧縮後距離計算手段と、第4メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定する第1判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、多次元インデクス構造を用いて絞り込まれた時系列データを次元圧縮し、次元圧縮後の時系列データ間の距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定することで、次元圧縮後の時系列データを用いて類似判断するので、計算コストを低く抑えることができる。
本類似時系列データ計算装置において、前記次元圧縮手段は、次元圧縮前の時系列データ間の距離が次元圧縮後の距離以下となるように次元圧縮することを特徴とする。
本発明にあっては、次元圧縮前の時系列データ間の距離が次元圧縮後の距離以下となるように次元圧縮することで、upper bounding conditionを満たす次元圧縮を行うことになるので、全て正しい類似判断の結果を得ることができる。
本類似時系列データ計算装置は、さらに第4メモリから読み出された距離が前記閾値よりも大きい場合に、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して第5メモリに記憶させる次元圧縮前距離計算手段と、第5メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定する第2判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、次元圧縮後の時系列データを用いた類似判断が難しい場合に、次元圧縮前の時系列データを用いて類似判断を行うことで、全て正しくかつ見過ごしのない類似判断の結果を得ることができる。
本類似時系列データ計算装置において、前記次元圧縮手段は、第2メモリから読み出された時系列データを一定のフレームで分割したときの時系列データのレンジをフレーム毎に計算して第6メモリに記憶させるレンジ計算手段と、第2メモリから読み出された時系列データを一定のフレームで分割したときのレンジの中央を示すミッド・レンジをフレーム毎に計算して第7メモリに記憶させるミッド・レンジ計算手段と、を有し、前記レンジと前記ミッド・レンジをもって次元圧縮の結果とすることを特徴とする。
本発明にあっては、フレーム毎にレンジとミッド・レンジを計算することで、次元圧縮を実現している。
本類似時系列データ計算装置において、前記次元圧縮手段は、前記レンジ計算手段により計算されたレンジおよび前記ミッド・レンジ計算手段により計算されたミッドレンジを保存しておく保存手段と、現在のフレームについて次元圧縮する際に、前のフレームで用いたレンジおよびミッド・レンジの使用だけで済むか否かの可否を判断する計算判断手段と、前記計算判断手段が可と判断した場合に、保存手段から前のフレームのレンジおよびミッド・レンジを読み出してこれらを用いて次元圧縮し、前記計算判断手段が否と判断した場合に、保存手段から現在のフレームについて前記レンジ計算手段が計算したレンジおよび前記ミッド・レンジ計算手段が計算したミッド・レンジを読み出してこれらを用いて次元圧縮する逐次計算手段と、を有することを特徴とする。
本発明にあっては、前のフレームで使用したレンジおよびミッド・レンジを現在のフレームにおける次元圧縮にも利用することで、同じレンジおよびミッド・レンジを繰り返し計算することがないので、計算コストを更に低く抑えることができる。
第2の本発明に係る類似時系列データ計算方法は、受信手段により時系列データを受信して第1メモリに記憶させるステップと、絞込手段により第1メモリから読み出された時系列データについて多次元インデクス構造を用いて類似判定の対象を絞り込むステップと、次元圧縮手段により第2メモリから読み出された時系列データを次元圧縮して第3メモリに記憶させるステップと、次元圧縮後距離計算手段により第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させるステップと、第1判定手段により第4メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定するステップと、を有することを特徴とする。
第3の本発明に係る本類似時系列データ計算プログラムは、計算機に対して、時系列データを受信して第1メモリに記憶させるステップと、第1メモリから読み出された時系列データについて多次元インデクス構造を用いて類似判定の対象を絞り込むステップと、第2メモリから読み出された時系列データを次元圧縮して第3メモリに記憶させるステップと、第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させるステップと、第4メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、類似している時系列データを算出する際の計算コストを低く抑えることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態における類似時系列データ計算装置1は、データ受信部2、絞込部3、類似判断部4、計算結果送信部5を有する。
データ受信部2は、外部のセンサなどから時系列データを受信して、内蔵の第1メモリに記憶させる。絞込部3は、第1メモリから時系列データを読み出し、多次元インデクス構造などを用いて類似する時系列データの絞込みを行い、内蔵の第2メモリに記憶させる。この絞込部3の処理は、従来技術のsearch processに相当するものとしてもよい。類似判断部4は、絞込部3で絞り込まれた時系列データを精査し、類似する時系列データを正確に判断する。計算結果送信部5は、類似する時系列データの組み合わせを外部へ送信する。これらの各部の処理は、類似時系列データ計算装置にインストールされたプログラムによって実行される。
図2に示すように、類似判断部4は、データ受信部11、次元圧縮部12、第1距離計算部13、第2距離計算部14、計算結果送信部15を有する。これら各部の処理は、プログラムによって実行される。
データ受信部11は、絞込部3により第2メモリから読み出された時系列データの組み合わせを受信するとともに、データ受信部2により第1メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データを受信する。
次元圧縮部12は、絞込部3から受信した時系列データを次元圧縮して内蔵の第3メモリに記憶させる。
第1距離計算部13では、後述するように次元圧縮後距離計算部により、次元圧縮後の時系列データを第3メモリから読み出し、この時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させる。詳細な処理については後述する。
第2距離計算部14では、後述するように次元圧縮前距離計算部により、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して内蔵の第5メモリに格納する。詳細な処理については後述する。
計算結果送信部15は、第1距離計算部13、第2距離計算14により類似と判定された時系列データの組み合わせを出力する。
図3に示すように、次元圧縮部12は、データ受信部21、計算判断部22、レンジ計算部23、ミッド・レンジ計算部24、保存部25、逐次計算部26、データ送信部27を有する。各部の処理は、プログラムによって実行される。
データ受信部21は、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データをデータ受信部11から受け取る。
レンジ計算部23は、時系列データを一定のフレームで分割したときの時系列データのレンジをフレーム毎に計算して内蔵の第6メモリに記憶させる。レンジとは、データ値の範囲をいう。
ミッド・レンジ計算部24は、時系列データを一定のフレームで分割したときのレンジの中心を示すミッド・レンジをフレーム毎に計算して内蔵の第7メモリに記憶させる。次元圧縮とは、フレーム毎にレンジおよびミッド・レンジを計算することをいう。
保存部25は、レンジ計算部23により計算されたレンジ、ミッド・レンジ計算部24により計算されたミッド・レンジを保存する。
計算判断部22は、現在のフレームについて次元圧縮する際に、前のフレームで用いたレンジおよびミッド・レンジを使用するだけで済むか否かの可否を判断する。
逐次計算部26は、計算判断部22が可と判断した場合に、保存部25から前のフレームのレンジおよびミッド・レンジを読み出し、これらを新たなレンジ、ミッド・レンジとすることで次元圧縮の結果とする。また、計算判断部22が否と判断した場合には、現在のフレームについてレンジ計算部23が計算したレンジおよびミッド・レンジ計算部24が計算したミッド・レンジをもって次元圧縮の結果とする。このようにして次元圧縮の計算を逐次的に行う。逐次計算部26は、レンジとミッド・レンジで次元圧縮された時系列データを第3メモリに記憶する。
データ送信部27は、第3メモリから次元圧縮後の時系列データを読み出して出力する。
図4に示すように、第1距離計算部13は、データ受信部31、次元圧縮後距離計算部32、第1判定部33、データ送信部34を有する。各部の処理は、プログラムで実行される。
データ受信部31は、第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データを受け取る。
次元圧縮後距離計算部32は、次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して内蔵の第4メモリに記憶させる。
第1判定部33は、第4メモリから距離を読み出すとともに別のメモリから所定の閾値を読み出し、この距離が閾値以下の場合に類似と判定する。
データ送信部34は、類似と判定された時系列データの組み合わせを計算結果送信部15に出力するとともに、距離が閾値よりも大きい時系列データの組み合わせを第2距離計算部14に出力する。
図5に示すように、第2距離計算部14は、データ受信部41、次元圧縮前距離計算部42、第2判定部43、データ送信部44を有する。各部の処理は、プログラムによって実行される。
データ受信部41は、第1距離計算部13から距離を計算すべき時系列データの組み合わせを受信するとともに、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データをデータ受信部11から受信する。
次元圧縮前距離計算部42は、受信した組み合わせについての次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して第5メモリに記憶させる。この距離は、例えばユークリッド距離とする。
第2判定部43は、第5メモリから距離を読み出すとともに、別のメモリから所定の閾値を読み出し、この距離が閾値以下の場合に類似と判定する。
データ送信部44は、類似と判断された時系列データの組み合わせを出力する。
次に、次元圧縮部12での処理について詳細に説明する。まず、次元圧縮部12で用いる次元圧縮手法が満たされなければならない条件upper bounding conditionについて説明する。
絞込部3が、類似していない時系列データを求め、これを除外することで絞り込みを行うのに対して、次元圧縮部12は類似している時系列データを求める。次元圧縮後距離計算部32が次元圧縮後の距離を用いて類似する時系列データを求めてもfalse positiveが発生しないことを保証する補助定理として新たにupper bounding lemmaを導入する。
upper bounding lemmaは、次式(upper bounding condition)が成立すればfalse positiveが発生しないという定理である。
Figure 0004275084
upper bounding lemmaは以下のように証明できる。upper bounding lemmaにおいてfalse positiveが発生しないことを保証するためには、Dreal(S,S′)>εであれば次式が成り立つ必要がある。
Figure 0004275084
ここでupper bounding conditionより次式が成り立つ。
Figure 0004275084
このようにupper bounding lemmaは証明できる。よって、false positiveの発生を防ぐためには、次元圧縮部12で用いる次元圧縮手法がupper bounding conditionを満たしていなければならない。このことから、次元圧縮部12は、次元圧縮前の時系列データ間の距離が次元圧縮後の時系列データ間の距離以下となるように次元圧縮する。
次に、次元圧縮部12で用いる次元圧縮手法PRA(Piecewise Range Approximation)について説明する。
図7に示すように、PRAではnデータポイントを有する時系列データをN個の等しいサイズのフレーム(データポイント)に分割し、各フレームのレンジとミッド・レンジを次元圧縮の結果とする。レンジはフレーム内に存在するデータ値の範囲であり、ミッド・レンジはレンジの中心値である。PRAにおける距離は、各フレームにおける時系列データ間の最も遠い最大値と最小値の差を用いて計算される。
次元圧縮後の時系列データは、次式のように計数のタプルとなる。
Figure 0004275084
ここで、j番目の係数のrsjは、j番目のフレームのレンジであり、レンジ計算部23により次のように計算される。
Figure 0004275084
ここでmaxsjはフレームにおける最大値を、minsjはフレームにおける最小値を表している。
また、j番目の係数のmsjは、j番目のフレームのミッド・レンジであり、ミッド・レンジ計算部24により次のように計算される。
Figure 0004275084
次に計算コストについて説明する。
Subsequence MatchingにおいてPRAによる次元圧縮計算コストは、一度計算したレンジ、ミッド・レンジを繰り返し使用しない場合には、O(ln)となる。これはl個の窓に対してN回レンジとミッド・レンジを求めるときの時系列データの長さがn/Nだからである。
これに対し、レンジ、ミッド・レンジを繰り返し使用する場合には、計算コストをO((lN−h)n/N+h)と低くすることができる。ここで、hは一度算出したレンジ、ミッド・レンジを使用して次元圧縮を計算できる回数である。計算コストがこのようになるのは、l個の窓に対してN回のレンジとミッド・レンジを求める総数l・N回の計算において、レンジ、ミッド・レンジを繰り返し使用できない場合は計算コストがn/Nであるのに対して、繰り返し使用できる場合は計算コストがlであるからである。このような計算ができるのは、窓を逐次的に重ねていくので、フレームの最大値と最小値も逐次的に変化するためである。以下では、この点について説明するため、計算判断部22、逐次計算部26での処理について詳細に説明する。
窓を逐次的に重ねていく場合、フレームにおける最大値を以下のように更新する。なおここでは、rk・sjをk番目の窓のj番目のレンジとし、mk・sjをk番目の窓のj番目のミッド・レンジとし、maxk・sjをk番目の窓のj番目のフレームの最大値とし、mink・sjをk番目の窓のj番目のフレームの最小値とする。
Figure 0004275084
i−i)は、図8に示すように、フレームに入る時系列データが1つ前のフレームの最大値より大きくなる場合に、フレームに入る時系列データを新しい最大値とすることを表している。
i−ii)は、図9に示すように、フレームから出る時系列データがフレームの最大値での場合に、フレームから出る時系列データにより最大値は小さくなるため、新たにフレームの最大値を求めることを表している。
i−iii)は、図10に示すように、フレームにおける最大値が変化しない場合に、1つ前のフレームの計算結果を利用して最大値を計算することを表している。
また、フレームにおける最小値を以下のように更新する。
Figure 0004275084
ii−i)は、図11に示すように、フレームに入る時系列データが1つ前のフレームの最小値より小さい場合に、フレームに入る時系列データを新しい最小値とすることを表している。
ii−ii)は、図12に示すように、フレームから出る時系列データがフレームの最小値の場合に、フレームから出る時系列データにより最小値は大きくなるため、新たにフレームの最小値を求めることを表している。
ii−iii)は、図10に示すように、フレームにおける最小値が変化しない場合に、1つ前のフレームの計算結果を利用して最小値を計算することを表している。
次元圧縮を行う際に、i−ii)またはii−ii)の条件に当てはまらなければ、既に計算したレンジ、ミッド・レンジを利用することができる。
次に、次元圧縮後距離計算部32における次元圧縮後の時系列データ間の距離の計算方法について説明する。
PRAで次元圧縮した後の時系列データ間の距離を以下のように定める。
Figure 0004275084
ここで定めた距離がupper bounding conditionを満たすことを以下説明する。
ユークリッド距離は次のように書き換えることができる。
Figure 0004275084
ここで次式のようになる。
Figure 0004275084
ユークリッド距離においては三角不等式が成り立つため、D(sj k,s′j k)は以下のようになる。
Figure 0004275084
よって、次式のようになる。
Figure 0004275084
上記の式により、PRAがupper bounding conditionを満たすことがわかる。
したがって、本実施の形態によれば、多次元インデクス構造を用いて絞り込まれた時系列データを次元圧縮し、次元圧縮後の時系列データ間の距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定することで、次元圧縮後の時系列データを用いて類似判断するので、計算コストを低く抑えることができる。
本実施の形態によれば、次元圧縮前の時系列データ間の距離が次元圧縮後の距離以下となるように次元圧縮することで、upper bounding conditionを満たす次元圧縮を行うことになるので、全て正しい類似判断の結果を得ることができる。
本実施の形態によれば、次元圧縮後の時系列データを用いた類似判断が難しい場合に、次元圧縮前の時系列データを用いて類似判断を行うことで、全て正しくかつ見過ごしのない類似判断の結果を得ることができる。
本実施の形態によれば、前のフレームで使用したレンジおよびミッド・レンジを現在のフレームにおける次元圧縮にも利用することで、同じレンジおよびミッド・レンジを繰り返し計算することがないので、計算コストを更に低く抑えることができる。
ここで、類似判断の精度および計算コストについて説明する。例えば、実施例1として、次元圧縮後距離計算部32で次元圧縮した後の時系列データを用いて距離を算出するものとし、次元圧縮部12でupper bounding conditionやlower bounding conditionを満たす必要がないものとする。この場合、例えば100個の類似時系列データがあった場合には、90個の正解と20個の不正解が求められる。計算コストは、従来のO(mn)からO(mN)に低くなる(∵N≪n)。
実施例2として、実施例1においてupper bounding conditionを満たす次元圧縮を行うものとする。この場合、類似と判断する計算の結果は全て正しいが、全ての類似した時系列データは求められない。例えば、100個の類似時系列データがあった場合、90個の正解と0個の不正解が得られる。計算コストは、従来のO(mn)からO(mN)に低くなる。
実施例3として、実施例2において、類似判断が難しい場合に次元圧縮前の時系列データを用いて距離を算出するものとする。この場合、類似の判断は全て正しく、かつ類似データの見落としはない。例えば、100個の類似時系列データがあった場合、100個の正解と0個の不正解が求められる。計算コストは、従来のO(mn)からO(mN+(m−M)n)に低くなる。
一実施の形態における類似時系列データ計算装置の構成を示すブロック図である。 上記類似時系列データ計算装置における類似判断部の構成を示すブロック図である。 上記類似判断部における次元圧縮部の構成を示すブロック図である。 上記類似判断部における第1距離計算部の構成を示すブロック図である。 上記類似判断部における第2距離計算部の構成を示すブロック図である。 Subsequence MatchingをWhole Matchingに置き換えることができることを説明するための図である。 次元圧縮を説明するための図である。 フレームに入る時系列データが最大値になる場合を説明するための図である。 フレームから出る時系列データが最大値になる場合を説明するための図である。 フレームにおける最大値が変化しない場合を説明するための図である。 フレームに入る時系列データが最小値になる場合を説明するための図である。 フレームから出る時系列データが最小値になる場合を説明するための図である。
符号の説明
1…類似時系列データ計算装置
2…データ受信部,3…絞込部
4…類似判断部,5…計算結果送信部
11…データ受信部,12…次元圧縮部
13…第1距離計算部
14…第2距離計算部
15…計算結果送信部
21…データ受信部,22…計算判断部
23…レンジ計算部
24…ミッド・レンジ計算部
25…保存部,26…逐次計算部
27…データ送信部
31…データ受信部
32…次元圧縮後距離計算部
33…第1判定部
34…データ送信部,41…データ受信部
42…次元圧縮前距離計算部
43…第2判定部,44…データ送信部

Claims (9)

  1. 同じ要素数nをもつn次元の2つの時系列データ間の距離によって類似性を判定する装置であって、
    時系列データを受信して第1メモリに記憶させる受信手段と、
    次元圧縮後の時系列データ組の距離が次元圧縮前の時系列データ組の距離以下となるように、時系列データの次元数を削減する第1の次元圧縮手法を用い、第1メモリから読み出された時系列データの次元圧縮後の時系列データ組の距離が閾値を超える時系列データ組を取り除き、類似判定の対象となる時系列データ組を第2メモリに記憶させる絞込手段と、
    次元圧縮後の時系列データ組の距離が次元圧縮前の時系列データ組の距離以上となるように、時系列データの次元数を削減する第2の次元圧縮手法を用い、第2メモリから読み出された時系列データを次元圧縮して第3メモリに記憶させる次元圧縮手段と、
    第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させる次元圧縮後距離計算手段と、
    第4メモリから読み出された距離が前記閾値以下の場合に類似と判定する第1判定手段と、を有し、
    前記次元圧縮手段は、第2メモリから読み出された時系列データを一定のフレームで分割したときの時系列データのレンジをフレーム毎に計算して第6メモリに記憶させるレンジ計算手段と、
    前記レンジの中央を示すミッド・レンジをフレーム毎に計算して第7メモリに記憶させるミッド・レンジ計算手段と、を有し、
    前記レンジと前記ミッド・レンジをもって次元圧縮の結果とすることを特徴とする類似時系列データ計算装置。
  2. 前記次元圧縮後距離計算手段は、次元圧縮後の時系列データ組みで対応する各フレームについて、2つのレンジの中間値と、2つのミッド・レンジの差の絶対値の和を求め、全フレームにわたる前記和の2乗総和に基づいて距離を計算することを特徴とする請求項1記載の類似時系列データ計算装置。
  3. 第4メモリから読み出された距離が前記閾値よりも大きい場合に、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して第5メモリに記憶させる次元圧縮前距離計算手段と、
    第5メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定する第2判定手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の類似時系列データ計算装置。
  4. 同じ要素数nをもつn次元の2つの時系列データ間の距離によって類似性を判定する方法であって、
    受信手段により時系列データを受信して第1メモリに記憶させるステップと、
    絞込手段により次元圧縮後の時系列データ組の距離が次元圧縮前の時系列データ組の距離以下となるように、時系列データの次元数を削減する第1の次元圧縮手法を用い、第1メモリから読み出された時系列データの次元圧縮後の時系列データ組の距離が閾値を超える時系列データ組を取り除き、類似判定の対象となる時系列データ組を第2メモリに記憶させるステップと、
    次元圧縮手段により次元圧縮後の時系列データ組の距離が次元圧縮前の時系列データ組の距離以上となるように、時系列データの次元数を削減する第2の次元圧縮手法を用い、第2メモリから読み出された時系列データを次元圧縮して第3メモリに記憶させるステップと、
    次元圧縮後距離計算手段により第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させるステップと、
    第1判定手段により第4メモリから読み出された距離が前記閾値以下の場合に類似と判定するステップと、を有し、
    前記次元圧縮手段によるステップでは、レンジ計算手段により、第2メモリから読み出された時系列データを一定のフレームで分割したときの時系列データのレンジをフレーム毎に計算して第6メモリに記憶させるステップと、
    ミッドレンジ計算手段により、前記レンジの中央を示すミッド・レンジをフレーム毎に計算して第7メモリに記憶させるステップと、を有し、
    前記レンジと前記ミッド・レンジをもって次元圧縮の結果とすることを特徴とする類似時系列データ計算方法。
  5. 前記次元圧縮後距離計算手段によるステップでは、次元圧縮後の時系列データ組みで対応する各フレームについて、2つのレンジの中間値と、2つのミッド・レンジの差の絶対値の和を求め、全フレームにわたる前記和の2乗総和に基づいて距離を計算することを特徴とする請求項4記載の類似時系列データ計算方法。
  6. 次元圧縮前距離計算手段により、第4メモリから読み出された距離が前記閾値よりも大きい場合に、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して第5メモリに記憶させるステップと、
    第2判定手段により、第5メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定するステップと、
    を有することを特徴とする請求項4又は5記載の類似時系列データ計算方法。
  7. 同じ要素数nをもつn次元の2つの時系列データ間の距離によって類似性を判定する処理を計算機に実行させるプログラムあって、
    計算機に対して、
    時系列データを受信して第1メモリに記憶させるステップと、
    次元圧縮後の時系列データ組の距離が次元圧縮前の時系列データ組の距離以下となるように、時系列データの次元数を削減する第1の次元圧縮手法を用い、第1メモリから読み出された時系列データの次元圧縮後の時系列データ組の距離が閾値を超える時系列データ組を取り除き、類似判定の対象となる時系列データ組を第2メモリに記憶させるステップと、
    次元圧縮後の時系列データ組の距離が次元圧縮前の時系列データ組の距離以上となるように、時系列データの次元数を削減する第2の次元圧縮手法を用い、第2メモリから読み出された時系列データを次元圧縮して第3メモリに記憶させるステップと、
    第3メモリから読み出された次元圧縮後の時系列データ間の距離を計算して第4メモリに記憶させるステップと、
    第4メモリから読み出された距離が前記閾値以下の場合に類似と判定するステップと、を実行させ
    前記第2の次元圧縮手法によるステップでは、第2メモリから読み出された時系列データを一定のフレームで分割したときの時系列データのレンジをフレーム毎に計算して第6メモリに記憶させるステップと、
    前記レンジの中央を示すミッド・レンジをフレーム毎に計算して第7メモリに記憶させるステップと、を実行させ、
    前記レンジと前記ミッド・レンジをもって次元圧縮の結果とすることを特徴とする類似時系列データ計算プログラム。
  8. 前記第2の次元圧縮手法により次元圧縮した後の時系列データ間の距離を計算するステップでは、次元圧縮後の時系列データ組みで対応する各フレームについて、2つのレンジの中間値と、2つのミッド・レンジの差の絶対値の和を求め、全フレームにわたる前記和の2乗総和に基づいて距離を計算することを特徴とする請求項7記載の類似時系列データ計算プログラム。
  9. 第4メモリから読み出された距離が前記閾値よりも大きい場合に、第2メモリから読み出された次元圧縮前の時系列データ間の距離を計算して第5メモリに記憶させるステップと、
    第5メモリから読み出された距離が所定の閾値以下の場合に類似と判定するステップと、
    を実行させることを特徴とする請求項7又は8記載の類似時系列データ計算プログラム。
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